JPH0716003Y2 - 動弁機構 - Google Patents

動弁機構

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JPH0716003Y2
JPH0716003Y2 JP9391888U JP9391888U JPH0716003Y2 JP H0716003 Y2 JPH0716003 Y2 JP H0716003Y2 JP 9391888 U JP9391888 U JP 9391888U JP 9391888 U JP9391888 U JP 9391888U JP H0716003 Y2 JPH0716003 Y2 JP H0716003Y2
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JP
Japan
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rocker arm
valve
center line
cam
rocker
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Application number
JP9391888U
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JPH0218603U (ja
Inventor
修治 長野
紀行 宮村
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 傾きが異なる茸弁に対し一種類のロッカアームを使用し
た動弁機構に関する。
〔従来の技術〕
各ロッカアームによって直接開閉される茸弁が前記ロッ
カアームの支点に対して同じ側に存在し、気筒列の方向
からみて中心線の傾きが異なった複数個の茸弁を有する
ものに対しては、従来前記茸弁を駆動するカムは同一形
状のものを使用するとともにロッカアームの形状を変化
させてこれに対処していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが前述のように傾きの異る複数個の茸弁にそれぞ
れ異ったロッカアームを使うことは、ロッカアームの種
類が複数となり、部品補給上好ましくないという課題が
あった。
本考案の目的は前記従来例の不具合を解消し、傾きの異
る複数の茸弁に対しても一種類のロッカアームが使用で
きる動弁機構を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の動弁機構は各ロッカアームによって直接開閉さ
れる複数個の茸弁が前記ロッカアームの支点に対して同
じ側に存在し、気筒列の方向からみて弁の中心線の傾き
が異ったエンジンにおいて、同一ロッカアームを使用し
一方のカムのベース円径を変えて該ロッカアームを回転
させ両ロッカアームのなす角′を両茸弁の中心線のな
す角に等しくしたことを特徴としている。
〔作用〕
このようにすれば、傾きの異なる両茸弁を有するものに
おいて、同一のロッカアームを使用しても茸弁とロッカ
アームの関係位置を常に最適位置とすることができる。
〔実施例〕
以下第1〜3図を参照し本考案の実施例について説明す
る。第1図は傾きの異る2個の茸弁に同一形状寸法のセ
ンタピボット形ロッカアーム3,6を使用した実施例の側
面図である。なお以下の説明で茸弁を弁と略称する。
第1〜2図において1aは第1弁1の中心線、2aは第2弁
2の中心線で、前記第1,第2弁の中心線1a,2aの傾きは
となっている。3は第1ロッカアームで前記第1弁1
に対応するものである。4は弁隙間調整ねじ、4aは同ね
じの中心線で、このねじは第1ロッカアーム3に設けら
れている。5は第1カムのベース円で第1ロッカアーム
3に対応するものである。6は第2ロッカアームで、第
2弁2に対応するものであり、第1ロッカアーム3と同
じ形で且同一ロッカ軸10に嵌合している。7は第2ロッ
カアームの弁隙間調整ねじで、その中心線は7aであり、
該調整ねじ7は第2ロッカアーム6に設けられている。
8は第2カムのベース円で、前記第2ロッカアーム6に
対応するものである。9はロッカアーム軸の中心、10は
ロッカアーム軸、1aを中心線とする第1弁1に対し第1
ロッカアーム3、第1弁隙間調整ねじ4、第1カムのベ
ース円5等よりなる第1の系を最適値に設定する。次い
で2aを弁中心線とする第2弁用のロッカアームとして
は、第1ロッカアーム3と同じ形状、寸法のものを使用
し、同じ軸10に支えられた第2ロッカアーム6を介して
第2弁2の開閉を行なう。第2弁2の中心線2aは第1弁
1の中心線1aに対して角だけ傾いているが、第2ロッ
カアーム6を駆動する第2カムのベース円8の直径を変
えて、第2ロッカアーム6をロック軸のまわりに′だ
け回転させ′=となるようにすれば、第2カムと第
2ロッカアーム6と第2バルブ2よりなる第2の系を前
記第1カムと第1ロッカアーム3と第1バルブ1よりな
る第1の系と同様に最適とすることができる。
なお上記のように両弁の傾き角と両ロッカシャフトの
傾き角′を等しくすれば、第2図に示すように第1弁
中心線1aと第1間隙調整弁の中心線4aのなす角θ′と
し、第2弁中心線2aと第2間隙調整ねじの中心線7aのな
す角θとすると、θ′θとなり即ち両者は等しい値と
なる。
次に前記実施例の作用について説明する。
第1弁1、第1ロッカアーム3第1間隙調整ねじ4、第
1カムのベースサークル5は前記のとおり最適の状態に
設定されている。従って第2ロッカアーム6を第1ロッ
カアーム3と同一形状のものを使用した場合にも第2カ
ムのベース円径8を第1カム1のベース円径5とを変更
し、第2ロッカアーム6の第1ロッカアーム3に対する
回転角′を第1弁1と第2弁2のなす角と等しくす
れば、第2弁2と第2ロッカアーム6の第2アジャスト
スクリュー7の当接状態を最適値とすることができる。
次に第3図を参照し本考案の第2実施例について説明す
る。本実施例ではエンドピボット形ロッカアームを使用
し、11aは第1弁11の中心線12aは第2弁12の中心線で両
中心線11a,12aのなす角はとなっている。13は第1ロ
ッカアームで、前記第1弁中心線11aに対応するもので
ある。14は第2ロッカアームで、前記第2弁中心線12a
に対応するものであり、前記第1ロッカアーム13と同じ
形である。15は第1ピボットで前記ロッカアーム13の支
点である。16は第2ピボットで、ロッカアーム14の支点
である。17はローラで、前記第1ロッカアーム13に軸で
取付けられているカムフオロワである。18はローラで、
第2ロッカアーム14に軸で支えられて居るカムフオロワ
であり、前記ローラ17と直径が等しい。19はカム軸中
心、20は第1カムのベース円で、前記ローラ17に対応す
るカムのものである。21は第2カムのベース円で前記ロ
ーラ18に対応するカムのものである。22は軸で、各ロッ
カアームに設けられた支点と当接し各ローラを上方に付
勢して支えている。
11aを中心線とする第1弁11に対し第1ロカアーム13、
第1ピボット15及び第1カムのベース円20をベース円と
するカムを最適に設定する。次に14aを中心線とする第
2弁12に対して第2ロッカアーム14は、それに設けられ
ているローラ18を含めて第1ロッカアーム13と同じ形の
ものを用いてエンドピボット16の位置を定める。この第
2ロッカアーム14を駆動するカムの軸はセンタが19で同
一であるから第2カムのベース円21の直径を弁中心線13
に対するロッカアーム15の関係が最適即ち第1ロッカア
ーム13と第2ロッカアーム14の傾きを両弁の傾きとな
るように定めている。
このようにすれば上記第2実施例においても第1実施例
と同様の作用効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は前記のとおり構成され、前記のとおり作用する
ので傾きの異る複数の茸弁に一種類のロッカアームを使
用しても、適切な動弁機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は傾きの異る2つの弁にセンタピボット形ロッカ
アームを使った第1実施例の側面図、第2図は第1実施
例の作用説明図、第3図は傾きの異る2つの弁にエンド
ピボット形ロッカアームを使った実施例の側面図であ
る。 (1,2)(11,12)……茸弁、(1a,2a)(11a,12a)……
同中心線、(3,6)(13,14)……ロッカアーム、(5,
8)(20,21)……カムのベース円、10……ロッカシャフ
ト、15,16……ピボット、17,18……ローラベアリング、
……第1弁と第2弁の中心線のなす角、′……両ロ
ッカアームのなす角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各ロッカアームによって直接開閉される複
    数個の茸弁が前記ロッカアームの支点に対して同じ側に
    存在し、気筒列の方向からみて弁の中心線の傾きが異っ
    たものにおいて;同一形状寸法のロッカアームを使用し
    一方のカムのベース円径を変えて該ロッカアームを回転
    させ両ロッカアームのなす角(′)を両茸弁の中心線
    のなす角()に等しくしたことを特徴とする動弁機
    構。
JP9391888U 1988-07-15 1988-07-15 動弁機構 Expired - Lifetime JPH0716003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9391888U JPH0716003Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 動弁機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9391888U JPH0716003Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 動弁機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0218603U JPH0218603U (ja) 1990-02-07
JPH0716003Y2 true JPH0716003Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31318400

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JP9391888U Expired - Lifetime JPH0716003Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 動弁機構

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