JPH0715985A - 超音波モータの振動体の加工方法 - Google Patents

超音波モータの振動体の加工方法

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JPH0715985A
JPH0715985A JP5180930A JP18093093A JPH0715985A JP H0715985 A JPH0715985 A JP H0715985A JP 5180930 A JP5180930 A JP 5180930A JP 18093093 A JP18093093 A JP 18093093A JP H0715985 A JPH0715985 A JP H0715985A
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JP
Japan
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groove
forming member
ultrasonic motor
groove forming
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JP5180930A
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Kazuyasu One
一泰 大根
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溝の加工時間の短縮を図る。 【構成】 溝形成部材30は、適宜の間隔を隔てて平行
に配置された円形状の切り込み部材31,32を有して
いる。溝形成部材30は、円環形状の振動体20に対し
て垂直に配置されている。溝形成部材30は、回転して
振動体20のラジアル方向に移動する。これにより、振
動体20の表面が切り込み部材31,32により切り欠
かれる。振動体20には、平行な一対の溝21,22か
らなる溝群25が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動体に形成する溝
の形成方法を改良した超音波モータの振動体の加工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波モータは、例えば特公平1−40
597号公報に開示されたものがある。この種の超音波
モータは、圧接する振動体と移動体とから構成されてい
る。振動体には、振動を発生させる圧電素子等が取り付
けられ、励振されることにより進行性の振動波が生じ
る。この振動波により、移動体が摩擦駆動される。この
ような超音波モータは、低速時においても高いトルクを
得ることができる等のメリットを有しており、カメラ等
の種々の機器に実用化されている。
【0003】図9は、従来の超音波モータの振動体の一
例の構成を示す平面図である。図9に示すように、振動
体10は、略円環形状に形成されており、その表面に
は、円周方向に沿って複数の溝11が形成されている。
これらの溝11は、振動体10の振動の振幅を大きくす
るために形成されている。溝11は、振動波の進む方向
(円周方向)に略垂直な方向、いいかえれば振動体10
のラジアル方向(半径方向)を向くように形成されてい
る。すなわち、図9に示すように、溝11は、その中心
部を通る振動体11のラジアル方向への延長線1に対し
て平行に形成されている。
【0004】振動体10の溝11は、砥石等からなる溝
形成部材を回転させ、振動体10の表面を順次切り込む
ことにより、1つずつ形成される。一般的な振動体10
には、約100個の溝が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の超音波
モータの振動体の加工方法においては、溝11を1つず
つ加工する加工方法であるので、振動体10の溝の加工
に時間を要し、製造コストが高くなるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、超音波モータの振動体の溝
の形状を改良することにより、溝の加工時間を短縮して
製造コストを低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による超音波モータの振動体の加工方法の第
1の解決手段は、円環形状体を保持台に固定し、前記円
環形状体に略垂直に配置した溝形成部材を回転させて前
記円環形状体を切り込み、前記円環形状体の表面に複数
の溝を形成することにより、前記円環形状体から超音波
モータの振動体を形成する超音波モータの振動体の加工
方法において、少なくとも2つの円形状の切り込み部材
を所定の間隙を隔てて並設した前記溝形成部材を、前記
円環形状体のラジアル方向に移動させる第1の工程と、
前記保持台を所定角度回転させ、前記溝形成部材に対す
る前記円環形状体の位置を設定する第2の工程とを行う
ことを特徴とする。
【0008】超音波モータの振動体の加工方法の第2の
解決手段は、前記円環形状体に対する前記溝形成部材の
切り込み深さを制御する第3の工程を行うことを特徴と
する。超音波モータの振動体の加工方法の第3の解決手
段は、前記第1の工程は、前記溝形成部材を前記円環形
状体の外輪側から内輪側へと移動させることを特徴とす
る。超音波モータの振動体の加工方法の第4の解決手段
は、前記第1の工程は、前記溝形成部材を前記円環形状
体の内輪側から外輪側へと移動させることを特徴とす
る。超音波モータの振動体の加工方法の第5の解決手段
は、前記第1の工程は、前記溝形成部材を前記円環形状
体の外輪側から前記円環形状体の中央部を経由して、前
記円環形状体の反対側の外輪側へと移動させることを特
徴とする。
【0009】超音波モータの振動体の加工方法の第6の
解決手段は、直線形状体を保持台に固定し、前記直線形
状体に略垂直に配置した前記溝形成部材を回転させて前
記直線形状体を切り込み、前記直線形状体の表面に複数
の溝を形成することにより、前記直線形状体から超音波
モータの振動体を形成する超音波モータの振動体の加工
方法において、少なくとも2つの円形状の切り込み部材
を所定の間隙を隔てて並設した前記溝形成部材を、前記
直線形状体のラジアル方向に移動させる第1の工程と、
前記保持台を所定量移動させ、前記溝形成部材に対する
前記直線形状体の位置を設定する第2の工程とを行うこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】超音波モータの振動体の加工方法の解決手段に
おいては、溝形成部材により、少なくとも2つの平行な
溝が同時に形成される。従って、溝の加工時間を短縮す
ることができる。さらに第5の解決手段においては、1
回の溝形成部材の移動により、同時に反対側にも溝が形
成される。従って、より効率的に溝を加工することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明による超音
波モータの振動体の加工方法の一実施例について説明す
る。図1は、本発明による超音波モータの振動体の第1
の実施例の構成を示す図である。図中(a)は平面図を
示しており、(b)は斜視図を示している。
【0012】図1に示すように、振動体20は、従来例
で示した振動体10と同様に略円環形状に形成されてお
り、その表面には円周方向に沿って複数の溝群25が等
間隔に形成されている。この溝群25は、その方向が平
行に形成された一対の溝21および22からなる。溝2
1,22は、その溝群25の中心部を通る振動体20の
ラジアル方向への延長線1に平行に形成されている。従
って、溝21,22は、図9の振動体10の溝11とは
異なり、それぞれ振動体20のラジアル方向を向いては
いない。
【0013】図2は、振動体20の溝群25を形成する
ための溝形成部材の一実施例の構成を示す斜視図であ
る。図2に示すように、溝形成部材30は、砥石等のよ
うに部材の研削加工または切削加工が可能な略円板状に
形成された一対の切り込み部材31,32を有してい
る。切り込み部材31と32との間には、適宜の間隙を
確保して両者を平行に配置するためのスペーサ35が設
けられている。また、切り込み部材31,32の外側に
は、それぞれ切り込み部材31,32を保持するための
ホルダ36(36a,36b)が設けられている。
【0014】図3は、溝形成部材30により、振動体2
0に溝群25が形成されるときの様子を示す斜視図であ
る。図3に示すように、振動体20は、保持台41上に
載置され、さらに締め具42により動かないように固定
されている。保持台41は、回転可能に支持されてい
る。また、溝形成部材30は、その回転軸が振動体20
の軸方向に垂直な方向となるように配置されており、回
転可能に(図中A方向)、振動体20に対して接近,離
反が可能に(図中B方向)、および振動体20のラジア
ル方向に(図中C方向)、それぞれ移動可能に支持され
ている。
【0015】図4は、振動体20に溝群25を形成する
加工の工程を説明するためのフローチャートである。以
下、図3および図4に基づき、振動体20の加工方法の
一実施例について説明する。先ず、図4のステップS1
で、溝群25の加工が開始される。このときに、図3に
おいて振動体20に形成した溝群25の数をカウントす
るカウント数Zが0に設定(初期化)される。次に、図
4のステップS2に進み、図3の溝形成部材30が駆動
部(図示せず)からの駆動力を受けて図3中A1方向に
回転される。このときは、溝形成部材30は、振動体2
0の図中右側であって振動体20と非接触の状態にあ
る。
【0016】次に図4のステップS3に進み、溝形成部
材30は、振動体20のラジアル方向(図3中C1方
向)に適宜の移動速度で移動される。これにより、振動
体20の表面が切り込まれ、溝群25が形成される(図
4中ステップS4)。すなわち、溝21と22は同時に
形成される。
【0017】溝群25の形成が終了すると、図4のステ
ップS5に進み、溝形成部材30が初期位置に戻され
る。すなわち、図3において、溝形成部材30は、図中
B2方向に移動され、振動体20への切り込みが解除さ
れるとともに、図3中C2方向に移動され、ステップS
1における位置に戻される。
【0018】次に、図4のステップS6に進み、前記カ
ウント数Zに1が加算され、次のステップS7に進む。
ステップS7では、カウント数Zが、最終的に振動体2
0に形成される溝群25の数Xの値に到達したか否かが
判別される。カウント数Zが溝群25の数Xに到達した
場合には、振動体20への溝群25の形成が終了したと
判断され、ステップS10に進み、溝群25の加工が終
了する。ステップS7でカウント数Zが溝群25の数X
より小さい値である場合には、次のステップS8に進
む。ステップS8では、保持台41が所定角度、すなわ
ち(360/X)゜だけ回転される。これにより、溝形
成部材30に対する次の溝群25を形成する振動体20
の位置が設定される。
【0019】次にステップS9に進み、溝形成部材30
の切り込み深さの調整が行われる。溝形成部材30の切
り込み部材31,32は、加工中にその表面の砥粒が適
当に破砕し、新たな切れ刃が逐次生成されるものである
ので、溝群25の加工に伴い、外径の大きさが徐々に減
少する。従って、その量を補正するために行われる。な
お、切り込み部材31,32の外径の大きさの減少がわ
ずかなものである場合には、ステップS9の工程はパス
しても良い。切り込み深さの調整は、溝形成部材30を
図3中B1方向に適宜量移動させることにより行われ
る。この調整が終了すると、ステップS9からステップ
S3に戻り、再び前述の溝群25の形成が行われる。
【0020】図5は、振動体20に対する溝形成部材3
0の移動の方向を示す平面図である。上記加工方法にお
いては、図5に示すC方向に(振動体20の外輪側から
内輪側に)溝形成部材30を移動させたが、これに限ら
ず、図5中D方向に(振動体20の内輪側から外輪側
に)溝形成部材30を移動させることもできる。あるい
は、図5中E方向に(溝形成部材30を振動体20の外
輪側から内輪側へと移動させ、さらに振動体20の中央
部を経由して振動体20の反対側の外輪側に)溝形成部
材30を移動させることもできる。
【0021】このようにして形成された振動体20に、
その円周方向に進行する振動波が発生したときには、各
溝21,22が振動する。ここで、振動波の進行方向に
対する溝21と22の方向が異なるので、溝21と22
には同一の振動が起きなくなる。これにより、振動波に
より各溝21,22が共振することを抑制することがで
きる。
【0022】図6は、本発明による超音波モータの振動
体およびそれを形成するための溝形成部材の第2の実施
例を示す斜視図である。以下の他の実施例の説明におい
て、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し、重複
する説明は適宜省略する。図6に示す振動体20Aは、
図1に示した振動体20の溝群25と同様に、平行に形
成された一対の21a,22からなる溝群25aがその
円周方向に沿って複数形成されている。ここで、溝21
aの深さは、溝22の深さよりδだけ深く形成されてい
る。
【0023】上記溝群25aを形成するために、溝形成
部材30Aには、図2の溝形成部材30と比較して、切
り込み部材31に代えて切り込み部材31よりその外径
が2δだけ大きい切り込み部材31aが設けられてい
る。従って、切り込み部材31aにより溝21aが形成
され、同時に、切り込み部材32により溝22が形成さ
れる。
【0024】図7は、本発明による超音波モータの振動
体およびそれを形成するための溝形成部材の第3の実施
例を示す斜視図である。図1の振動体20の溝群25お
よび図6の振動体20Aの溝群25aが2つの溝からな
るのに対して、図7に示す振動体20Bの溝群25b
は、その方向が平行に形成された3つの溝21〜23か
らなる。溝群25bのうちの中央に位置する溝22は、
振動体20Bのラジアル方向を向いている。
【0025】また、上記溝群25bを形成するために、
溝形成部材30Bには、図2の溝形成部材30と比較し
て、さらに切り込み部材33が設けられている。さらに
また、切り込み部材31と32、および切り込み部材3
2と33がそれぞれ適宜の間隔を隔てて平行に配置され
るように各切り込み部材31〜33の間には、それぞれ
スペーサ35aおよび35bが設けられている。
【0026】図8は、本発明による超音波モータの振動
体およびそれを形成するための溝形成部材の第4の実施
例を示す斜視図である。図8に示した振動体20Cは、
図7の振動体20Bと同様に、平行に形成された3つの
溝21a,22,23aからなる溝群25cが形成され
ている。溝群25cのうちの両側の溝21a,23aの
溝深さは、中央の溝22の溝深さより深く形成されてい
る。
【0027】また、上記溝群25cを形成するために、
溝形成部材30Cには、図7の溝形成部材30Bと比較
して、切り込み部材31,33に代えてそれぞれ切り込
み部材31,33より外径の大きい切り込み部材31
a,33aが設けられている。従って、切り込み部材3
1a,33aによりそれぞれ溝21a,23aが形成さ
れ、同時に、切り込み部材32により溝22が形成され
る。
【0028】以上の第2〜第4の実施例の振動体20A
〜20Cには、それぞれ溝形成部材30A〜30Cによ
り、図3,図4で示した第1の実施例と同様の加工方法
で溝を形成することができる。
【0029】振動体20A,20Cにおいては、それぞ
れ溝群25a,25cの各溝の方向が平行に形成されて
いることに加えて、各溝の深さが異なる。従って、振動
波により各溝が振動した場合には、各溝の振動の振幅が
異なるので、さらに溝の共振を抑制することができる。
【0030】以上、本発明による超音波モータの振動体
の加工方法の一実施例について説明したが、本発明は、
上述した実施例に限定されることなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、
溝群25は、溝形成部材30の1回の切り込みで形成す
るようにしたが、切り込み31,32、および振動体2
0の材質や、溝形成部材30の振動体20への切り込み
深さ、および溝形成部材30の回転速度や移動速度等に
応じて、切り込み深さを徐々に深くしつつ溝形成部材3
0を反復移動させ溝群25を形成するようにしても良い
(第2〜第4の実施例においても同様である)。
【0031】実施例では、溝群25a(または25c)
の各溝21a,22(または21a,22,23a)の
溝深さが異なるように形成したが、さらに各溝群25a
(または溝群25c)の溝深さが異なるように形成して
も良い。また、各溝群25または25bの溝深さが異な
るように形成しても良い。
【0032】図10は、本発明による超音波モータの振
動体の第5の実施例を示す正面図である。実施例では、
振動体20,20A〜20Cが略円環形状体の場合を示
したが、図10に示すように、直線形状体である振動体
20Dの切り込みであっても、溝形成部材30を用いて
振動体20Dに所定の間隔または任意の間隔で切り込む
ことにより、振動体20Dに溝群25を形成することが
できる。さらに、振動体20Dを図中F方向に所定量だ
け移動させ、順次溝群25を形成することができる。ま
た、溝形成部材30A,30B,または30Cを用いる
ことにより、振動体20Dにそれぞれ溝群25a,25
b,または25cを形成することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明による超音波モータの振動体の加
工方法によれば、振動体の振動時の共振を抑制すること
ができる溝の少なくとも2つを同時に加工するようにし
たので、超音波モータの駆動時の異音を少なくすること
ができるとともに、溝の加工時間を短縮することがで
き、振動体ひいては超音波モータの製造コストの低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波モータの振動体の第1の実
施例の構成を示す図である。
【図2】振動体20の溝群25を形成するための溝形成
部材の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図3】溝形成部材30により、振動体20に溝群25
が形成されるときの様子を示す斜視図である。
【図4】振動体20の溝群25の加工の工程を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】振動体20に対する溝形成部材30の移動の方
向を示す平面図である。
【図6】本発明による超音波モータの振動体およびそれ
を形成するための溝形成部材の第2の実施例を示す斜視
図である。
【図7】本発明による超音波モータの振動体およびそれ
を形成するための溝形成部材の第3の実施例を示す斜視
図である。
【図8】本発明による超音波モータの振動体およびそれ
を形成するための溝形成部材の第4の実施例を示す斜視
図である。
【図9】従来の振動体の一例の構成を示す平面図であ
る。
【図10】本発明による超音波モータの振動体の第5の
実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
20 振動体 21,22 溝 25 溝群 30 溝形成部材 31,32 切り込み部材 35 スペーサ 36(36a,36b) ホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環形状体を保持台に固定し、前記円環
    形状体に略垂直に配置した溝形成部材を回転させて前記
    円環形状体を切り込み、前記円環形状体の表面に複数の
    溝を形成することにより、前記円環形状体から超音波モ
    ータの振動体を形成する超音波モータの振動体の加工方
    法において、 少なくとも2つの円形状の切り込み部材を所定の間隙を
    隔てて並設した前記溝形成部材を、前記円環形状体のラ
    ジアル方向に移動させる第1の工程と、 前記保持台を所定角度回転させ、前記溝形成部材に対す
    る前記円環形状体の位置を設定する第2の工程とを行う
    ことを特徴とする超音波モータの振動体の加工方法。
  2. 【請求項2】 前記円環形状体に対する前記溝形成部材
    の切り込み深さを制御する第3の工程を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の超音波モータの振動体の加工方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の工程は、前記溝形成部材を前
    記円環形状体の外輪側から内輪側へと移動させることを
    特徴とする請求項1または2に記載の超音波モータの振
    動体の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程は、前記溝形成部材を前
    記円環形状体の内輪側から外輪側へと移動させることを
    特徴とする請求項1または2に記載の超音波モータの振
    動体の加工方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の工程は、前記溝形成部材を前
    記円環形状体の外輪側から前記円環形状体の中央部を経
    由して、前記円環形状体の反対側の外輪側へと移動させ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波モ
    ータの振動体の加工方法。
  6. 【請求項6】 直線形状体を保持台に固定し、前記直線
    形状体に略垂直に配置した前記溝形成部材を回転させて
    前記直線形状体を切り込み、前記直線形状体の表面に複
    数の溝を形成することにより、前記直線形状体から超音
    波モータの振動体を形成する超音波モータの振動体の加
    工方法において、 少なくとも2つの円形状の切り込み部材を所定の間隙を
    隔てて並設した前記溝形成部材を、前記直線形状体のラ
    ジアル方向に移動させる第1の工程と、 前記保持台を所定量移動させ、前記溝形成部材に対する
    前記直線形状体の位置を設定する第2の工程とを行うこ
    とを特徴とする超音波モータの振動体の加工方法。
JP5180930A 1993-06-25 1993-06-25 超音波モータの振動体の加工方法 Pending JPH0715985A (ja)

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