JPH0715969A - インバータの制御方法 - Google Patents
インバータの制御方法Info
- Publication number
- JPH0715969A JPH0715969A JP5156921A JP15692193A JPH0715969A JP H0715969 A JPH0715969 A JP H0715969A JP 5156921 A JP5156921 A JP 5156921A JP 15692193 A JP15692193 A JP 15692193A JP H0715969 A JPH0715969 A JP H0715969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse width
- value
- output
- current
- error value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィードバック制御によって出力電流の制御が
行われるインバータの制御方法に関し、出力電流値が外
乱などによって乱れた場合でも、それによる影響を軽減
して制御の安定性を向上させることを目的とする。 【構成】出力電流値と電流指令値との差である電流誤差
値Eを求め、電流誤差値Eに応じたパルス幅Pのパルス
信号によってPWM制御を行うインバータにおいて、第
n回(nは自然数)に出力したパルス幅Pn 及び第(n
−1)回に出力したパルス幅P n−1 から第(n+1)
回に出力する予測パルス幅Ppn+1 を求め、これと第n
回に求められる電流誤差値En から、P n+1 =Ppn+
1 +(En−Ppn+1 )/mによって第(n+1)回に
出力するパルス幅P n+1 を決定する。
行われるインバータの制御方法に関し、出力電流値が外
乱などによって乱れた場合でも、それによる影響を軽減
して制御の安定性を向上させることを目的とする。 【構成】出力電流値と電流指令値との差である電流誤差
値Eを求め、電流誤差値Eに応じたパルス幅Pのパルス
信号によってPWM制御を行うインバータにおいて、第
n回(nは自然数)に出力したパルス幅Pn 及び第(n
−1)回に出力したパルス幅P n−1 から第(n+1)
回に出力する予測パルス幅Ppn+1 を求め、これと第n
回に求められる電流誤差値En から、P n+1 =Ppn+
1 +(En−Ppn+1 )/mによって第(n+1)回に
出力するパルス幅P n+1 を決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィードバック制御に
よって出力電流の制御が行われるインバータの制御方法
に関し、例えば太陽電池を商用電力系統と連系接続する
ための電圧形電流制御方式のインバータの制御に利用さ
れる。
よって出力電流の制御が行われるインバータの制御方法
に関し、例えば太陽電池を商用電力系統と連系接続する
ための電圧形電流制御方式のインバータの制御に利用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のインバータ80の回路を示
すブロック図である。図8に示すように、インバータ8
0は、複数のスイッチング素子からなるインバータ主回
路81、インバータ主回路81のスイッチング制御を行
うPWM制御部82、及び出力フィルタ83などから構
成されている。
すブロック図である。図8に示すように、インバータ8
0は、複数のスイッチング素子からなるインバータ主回
路81、インバータ主回路81のスイッチング制御を行
うPWM制御部82、及び出力フィルタ83などから構
成されている。
【0003】PWM制御部82は、差動増幅器220、
乗算器221、演算増幅器(エラーアンプ)222、P
WMパルス生成部223、及び出力の基準周波数成分を
抽出するためのバンドパスフィルタ224などを有した
フィードバック制御系であり、インバータ80の動作状
態(出力電流、入力電圧など)を適正に維持するべく各
パルス幅を演算し、所定の周波数のPWMパルスをイン
バータ主回路81の各スイッチング素子のゲート制御信
号として出力する。
乗算器221、演算増幅器(エラーアンプ)222、P
WMパルス生成部223、及び出力の基準周波数成分を
抽出するためのバンドパスフィルタ224などを有した
フィードバック制御系であり、インバータ80の動作状
態(出力電流、入力電圧など)を適正に維持するべく各
パルス幅を演算し、所定の周波数のPWMパルスをイン
バータ主回路81の各スイッチング素子のゲート制御信
号として出力する。
【0004】PWM制御部82では、例えば太陽電池P
Vからの入力電圧Viと電圧指令値Vrefとの差を示
す入力誤差信号Saが生成され、この入力誤差信号Sa
と出力電圧(すなわち商用交流電圧)の基本周波数成分
に対応した信号Sbとの乗算によって、制御の目標値を
示す電流指令値信号Siが生成される。
Vからの入力電圧Viと電圧指令値Vrefとの差を示
す入力誤差信号Saが生成され、この入力誤差信号Sa
と出力電圧(すなわち商用交流電圧)の基本周波数成分
に対応した信号Sbとの乗算によって、制御の目標値を
示す電流指令値信号Siが生成される。
【0005】そして、電流指令値信号Siとフィードバ
ックされた出力電流値Scとの差を示す信号Sdが生成
され、この信号Sdの大きさに応じたパルス幅のパルス
信号からなるPWMパルスが生成され、このPWMパル
スによってインバータ主回路81のスイッチング素子の
導通制御が行われる。
ックされた出力電流値Scとの差を示す信号Sdが生成
され、この信号Sdの大きさに応じたパルス幅のパルス
信号からなるPWMパルスが生成され、このPWMパル
スによってインバータ主回路81のスイッチング素子の
導通制御が行われる。
【0006】すなわち、PWMパルス生成部223で生
成される各パルス信号のパルス幅は、電流指令値信号S
iから出力電流値Scを差し引いた電流誤差値Δi(=
Si−Sc)に比例したものとなっている。なお、PW
Mパルスの周波数(キャリア周波数)は例えば20KH
z程度に設定される。
成される各パルス信号のパルス幅は、電流指令値信号S
iから出力電流値Scを差し引いた電流誤差値Δi(=
Si−Sc)に比例したものとなっている。なお、PW
Mパルスの周波数(キャリア周波数)は例えば20KH
z程度に設定される。
【0007】また、上述のPWM制御部82をディジタ
ル回路で構成したインバータ80においても、上述の演
算内容と同様の演算処理が行われる。つまり、入力され
た出力電流値Sc、出力電圧の基本周波数成分に対応し
た信号Sb、入力電圧Viなどに基づいて、キャリア周
波数に対応した周期で所要のパルス幅値Pwmが次々と
演算によって求められ、出力される。
ル回路で構成したインバータ80においても、上述の演
算内容と同様の演算処理が行われる。つまり、入力され
た出力電流値Sc、出力電圧の基本周波数成分に対応し
た信号Sb、入力電圧Viなどに基づいて、キャリア周
波数に対応した周期で所要のパルス幅値Pwmが次々と
演算によって求められ、出力される。
【0008】つまり、第n回(nは自然数)に対応して
入力された出力電流値Sc及び電流指令値信号Siか
ら、電流誤差値En (=Δi=Si−Sc)が求めら
れ、第(n+1)回に出力すべきパルス幅値Pwmとし
て、電流誤差値En に直接的に比例した値が算出され
る。
入力された出力電流値Sc及び電流指令値信号Siか
ら、電流誤差値En (=Δi=Si−Sc)が求めら
れ、第(n+1)回に出力すべきパルス幅値Pwmとし
て、電流誤差値En に直接的に比例した値が算出され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
インバータ80においては、出力電流値Scと電流指令
値信号Siとの差である電流誤差値En (又はΔi)に
比例した値が次回のパルス幅値Pwmとなっているた
め、フィードバックされる出力電流値Scがノイズなど
の外乱によって定常状態から大きくかけ離れた値となっ
た場合には、演算される電流誤差値En が異常な値とな
り、これが次のパルス幅値Pwmに直接的に影響を与
え、制御が不安定になるという問題があった。
インバータ80においては、出力電流値Scと電流指令
値信号Siとの差である電流誤差値En (又はΔi)に
比例した値が次回のパルス幅値Pwmとなっているた
め、フィードバックされる出力電流値Scがノイズなど
の外乱によって定常状態から大きくかけ離れた値となっ
た場合には、演算される電流誤差値En が異常な値とな
り、これが次のパルス幅値Pwmに直接的に影響を与
え、制御が不安定になるという問題があった。
【0010】なお、上述したアナログ式のインバータ8
0において、ノイズの影響を軽減するために、演算増幅
器222の利得を与える帰還抵抗と並列にコンデンサを
接続し、これによって高い周波数領域における不要な利
得を低減させることが行われている。しかし、その場合
には、必要とする周波数特性に応じて複数種類のコンデ
ンサを組み合わせる必要があり、組合せの選定が面倒で
あるとともに、コンデンサの容量が規格で決まっている
ため容量の選定の自由度に制限があり、最適の状態に調
整することは極めて困難である。
0において、ノイズの影響を軽減するために、演算増幅
器222の利得を与える帰還抵抗と並列にコンデンサを
接続し、これによって高い周波数領域における不要な利
得を低減させることが行われている。しかし、その場合
には、必要とする周波数特性に応じて複数種類のコンデ
ンサを組み合わせる必要があり、組合せの選定が面倒で
あるとともに、コンデンサの容量が規格で決まっている
ため容量の選定の自由度に制限があり、最適の状態に調
整することは極めて困難である。
【0011】本発明は、このような問題に鑑み、出力電
流値が外乱などによって乱れた場合でも、それによる影
響を軽減して制御の安定性を向上させることのできるイ
ンバータの制御方法を提供することを目的とする。
流値が外乱などによって乱れた場合でも、それによる影
響を軽減して制御の安定性を向上させることのできるイ
ンバータの制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、上述の課題を解決するため、出力電流値と電流指
令値との差である電流誤差値Eを求め、電流誤差値Eに
応じたパルス幅Pのパルス信号によってPWM制御を行
うインバータにおいて、第n回に求められる電流誤差値
En に対して、第n回に出力したパルス幅Pn に応じた
補正を行うことによって、第(n+1)回に出力するパ
ルス幅P n+1 を決定するインバータの制御方法であ
る。
法は、上述の課題を解決するため、出力電流値と電流指
令値との差である電流誤差値Eを求め、電流誤差値Eに
応じたパルス幅Pのパルス信号によってPWM制御を行
うインバータにおいて、第n回に求められる電流誤差値
En に対して、第n回に出力したパルス幅Pn に応じた
補正を行うことによって、第(n+1)回に出力するパ
ルス幅P n+1 を決定するインバータの制御方法であ
る。
【0013】請求項2の発明に係る方法は、第n回に出
力したパルス幅Pn 及び第(n−1)回に出力したパル
ス幅P n−1 から第(n+1)回に出力する予測パルス
幅Ppn+1 を求め、これと第n回に求められる電流誤差
値En から、次の式 P n+1 =Ppn+1 +(En −Ppn+1 )/m 但しmは正の数 によって第(n+1)回に出力するパルス幅P n+1 を
決定するインバータの制御方法である。
力したパルス幅Pn 及び第(n−1)回に出力したパル
ス幅P n−1 から第(n+1)回に出力する予測パルス
幅Ppn+1 を求め、これと第n回に求められる電流誤差
値En から、次の式 P n+1 =Ppn+1 +(En −Ppn+1 )/m 但しmは正の数 によって第(n+1)回に出力するパルス幅P n+1 を
決定するインバータの制御方法である。
【0014】請求項3の発明に係る方法は、第(n+
1)回に出力する予測パルス幅Ppn+1 を、次の式 Ppn+1 =Pn +(Pn −P n−1 ) によって求めるインバータの制御方法である。
1)回に出力する予測パルス幅Ppn+1 を、次の式 Ppn+1 =Pn +(Pn −P n−1 ) によって求めるインバータの制御方法である。
【0015】請求項4の発明に係る方法は、第n回に出
力したパルス幅Pn 、第(n−1)回に出力したパルス
幅P n−1 、第(n+1)回に出力する予測パルス幅P
pn+1 、及び第n回に求められる電流誤差値En から、
次の式 P n+1 =Pn +(En −Pn )/m 但しmは正の数 によって第(n+1)回に出力するパルス幅P n+1 を
決定するインバータの制御方法である。
力したパルス幅Pn 、第(n−1)回に出力したパルス
幅P n−1 、第(n+1)回に出力する予測パルス幅P
pn+1 、及び第n回に求められる電流誤差値En から、
次の式 P n+1 =Pn +(En −Pn )/m 但しmは正の数 によって第(n+1)回に出力するパルス幅P n+1 を
決定するインバータの制御方法である。
【0016】
【作用】本発明においては、第n回に求められる電流誤
差値En をそのままパルス幅値に反映させるのではな
く、電流誤差値En に対して、第n回のパルス幅Pn 、
さらには第(n−1)回のパルス幅P n−1 に応じた補
正を行い、次回のパルス幅P n+1 に寄与する電流誤差
値En の割合を低減する。
差値En をそのままパルス幅値に反映させるのではな
く、電流誤差値En に対して、第n回のパルス幅Pn 、
さらには第(n−1)回のパルス幅P n−1 に応じた補
正を行い、次回のパルス幅P n+1 に寄与する電流誤差
値En の割合を低減する。
【0017】請求項2の発明においては、第n回のパル
ス幅Pn と第(n−1)回のパルス幅P n−1 とから次
回の予測パルス幅Ppn+1 を求め、予測パルス幅Ppn+
1 を基準として電流誤差値En による修正が加えられ
る。
ス幅Pn と第(n−1)回のパルス幅P n−1 とから次
回の予測パルス幅Ppn+1 を求め、予測パルス幅Ppn+
1 を基準として電流誤差値En による修正が加えられ
る。
【0018】請求項4の発明においては、第n回のパル
ス幅Pn を基準として電流誤差値En による修正が加え
られる。
ス幅Pn を基準として電流誤差値En による修正が加え
られる。
【0019】
【実施例】図1は本発明に係るインバータ20を用いた
電源システム1の回路を示すブロック図である。
電源システム1の回路を示すブロック図である。
【0020】電源システム1は、太陽電池10、及び電
圧形電流制御方式のインバータ20から構成され、図示
しない保護継電器などを介して商用電力系統5と連系接
続されている。配電線6には各種の負荷Zが接続されて
いる。
圧形電流制御方式のインバータ20から構成され、図示
しない保護継電器などを介して商用電力系統5と連系接
続されている。配電線6には各種の負荷Zが接続されて
いる。
【0021】インバータ20は、複数のスイッチング素
子などからなるインバータ主回路21、1チップのマイ
クロコンピュータ24、DSP(Digital Si
gnal Processor)25、変圧器PT1に
よって検出された出力電圧Voをディジタル値Sbに変
換するAD変換器26、変流器CT2によって検出され
た出力電流Ioをディジタル値Scに変換するAD変換
器27、カウンタ回路28、ドライバ回路29などから
構成されている。
子などからなるインバータ主回路21、1チップのマイ
クロコンピュータ24、DSP(Digital Si
gnal Processor)25、変圧器PT1に
よって検出された出力電圧Voをディジタル値Sbに変
換するAD変換器26、変流器CT2によって検出され
た出力電流Ioをディジタル値Scに変換するAD変換
器27、カウンタ回路28、ドライバ回路29などから
構成されている。
【0022】マイクロコンピュータ24は、太陽電池1
0からの入力電圧Viと電圧指令値Vrefとの差を示
す入力誤差信号Saを生成してDSP25に送る他、イ
ンバータ20の全体の制御を行う。
0からの入力電圧Viと電圧指令値Vrefとの差を示
す入力誤差信号Saを生成してDSP25に送る他、イ
ンバータ20の全体の制御を行う。
【0023】DSP25は、マイクロコンピュータ24
から送られた入力誤差信号Sa、及び入力された信号S
b,Scに基づいて、所要のパルス幅値Pwmを高速で
次々と演算して出力する。また、インバータ20の単独
運転を検出するために、AD変換器26を介して入力さ
れる商用交流電圧波形の信号Sbに含まれる10Hzの
ゆらぎ成分信号Seを検出し、マイクロコンピュータ2
4に送る。
から送られた入力誤差信号Sa、及び入力された信号S
b,Scに基づいて、所要のパルス幅値Pwmを高速で
次々と演算して出力する。また、インバータ20の単独
運転を検出するために、AD変換器26を介して入力さ
れる商用交流電圧波形の信号Sbに含まれる10Hzの
ゆらぎ成分信号Seを検出し、マイクロコンピュータ2
4に送る。
【0024】次に、マイクロコンピュータ24及びDS
P25の構成及び動作についてさらに詳しく説明する。
図2はマイクロコンピュータ24で処理される内容の一
部を機能的に示すブロック図、図3はDSP25で処理
される内容の一部を機能的に示すブロック図、図4はマ
イクロコンピュータ24及びDSP25によってPWM
制御のためのパルス幅値Pwmが決定される処理を示す
フローチャート、図5はパルス幅値Pwmに基づいてP
WMパルスSpwmが生成される様子を示すタイミング
チャート、図6はDSP25のPWM演算処理部254
の演算内容を示す図である。
P25の構成及び動作についてさらに詳しく説明する。
図2はマイクロコンピュータ24で処理される内容の一
部を機能的に示すブロック図、図3はDSP25で処理
される内容の一部を機能的に示すブロック図、図4はマ
イクロコンピュータ24及びDSP25によってPWM
制御のためのパルス幅値Pwmが決定される処理を示す
フローチャート、図5はパルス幅値Pwmに基づいてP
WMパルスSpwmが生成される様子を示すタイミング
チャート、図6はDSP25のPWM演算処理部254
の演算内容を示す図である。
【0025】図2において、マイクロコンピュータ24
には、太陽電池10からの入力電圧Vi、及び変流器C
T1によって検出されたインバータ主回路21への入力
電流Iiを、ディジタル値に変換するためのAD変換器
241,242が設けられている。マイクロコンピュー
タ24は、ディジタル値に変換された入力電圧Vi及び
入力電流Iiに基づいて、太陽電池10の発電電力であ
る入力電力Pを演算し、また、入力電力Pが最大となる
ように最大電力追尾制御のための演算処理を行って入力
誤差信号Saを出力する。
には、太陽電池10からの入力電圧Vi、及び変流器C
T1によって検出されたインバータ主回路21への入力
電流Iiを、ディジタル値に変換するためのAD変換器
241,242が設けられている。マイクロコンピュー
タ24は、ディジタル値に変換された入力電圧Vi及び
入力電流Iiに基づいて、太陽電池10の発電電力であ
る入力電力Pを演算し、また、入力電力Pが最大となる
ように最大電力追尾制御のための演算処理を行って入力
誤差信号Saを出力する。
【0026】なお、最大電力追尾制御処理においては、
入力電圧Viの変移方向と入力電力Pの増減状態とから
パルス幅値Pwmの増減方向が決定され、これに対応し
て入力誤差信号Saが出力される。最大電力追尾制御が
行われない場合には、例えば入力電圧一定制御が行われ
る。入力電圧一定制御においては、電圧指令値Vref
に相当する値が太陽電池10の最適動作電圧の近辺の値
に固定的に設定され、その電圧指令値Vrefと入力電
圧Viとの差電圧が入力誤差信号Saとして求められ
る。
入力電圧Viの変移方向と入力電力Pの増減状態とから
パルス幅値Pwmの増減方向が決定され、これに対応し
て入力誤差信号Saが出力される。最大電力追尾制御が
行われない場合には、例えば入力電圧一定制御が行われ
る。入力電圧一定制御においては、電圧指令値Vref
に相当する値が太陽電池10の最適動作電圧の近辺の値
に固定的に設定され、その電圧指令値Vrefと入力電
圧Viとの差電圧が入力誤差信号Saとして求められ
る。
【0027】また、DSP25から入力されるゆらぎ成
分信号Seの大きさを基準レベルと比較し、基準レベル
を越えたときに遮断器CBをオフにしてインバータ20
を商用電力系統5から切り離し、これによって商用電力
系統5の停電時にインバータ20が単独運転となること
を防止している。
分信号Seの大きさを基準レベルと比較し、基準レベル
を越えたときに遮断器CBをオフにしてインバータ20
を商用電力系統5から切り離し、これによって商用電力
系統5の停電時にインバータ20が単独運転となること
を防止している。
【0028】図3において、DSP25では、バンドパ
スフィルタ処理部251によって商用交流電圧波形から
基本周波数成分に対応した信号Sbを取り出し、乗算処
理部252によって、この信号Sbと、マイクロコンピ
ュータ24から送られてきた入力誤差信号Saとを乗算
して電流指令値信号Siを生成する。エラーアンプ部2
53によって、電流指令値信号Siと出力電流値Scと
の差Δiに増幅率Aを乗じた値である電流誤差値Eが求
められる。PWM演算処理部254では、電流誤差値E
に基づいて、パルス幅値Pwmを演算し、カウンタ回路
28へ出力する。
スフィルタ処理部251によって商用交流電圧波形から
基本周波数成分に対応した信号Sbを取り出し、乗算処
理部252によって、この信号Sbと、マイクロコンピ
ュータ24から送られてきた入力誤差信号Saとを乗算
して電流指令値信号Siを生成する。エラーアンプ部2
53によって、電流指令値信号Siと出力電流値Scと
の差Δiに増幅率Aを乗じた値である電流誤差値Eが求
められる。PWM演算処理部254では、電流誤差値E
に基づいて、パルス幅値Pwmを演算し、カウンタ回路
28へ出力する。
【0029】図5を参照して、カウンタ回路28は、P
WMパルスの周期Tp(例えば50ms)毎にカウント
値がリセットされるとともに、DSP25から出力され
たパルス幅値Pwmがプリセット値として設定される。
そして、カウンタ回路28は、リセットされた直後か
ら、周期Tpよりも充分に短い周期のカウンタクロック
信号Cckをカウントし、カウント値がプリセットされ
た値に達するまで「1」を出力する。これによって、カ
ウンタ回路28からは、パルス幅値Pwmに応じた所定
の周波数のPWMパルスSpwmが出力される。
WMパルスの周期Tp(例えば50ms)毎にカウント
値がリセットされるとともに、DSP25から出力され
たパルス幅値Pwmがプリセット値として設定される。
そして、カウンタ回路28は、リセットされた直後か
ら、周期Tpよりも充分に短い周期のカウンタクロック
信号Cckをカウントし、カウント値がプリセットされ
た値に達するまで「1」を出力する。これによって、カ
ウンタ回路28からは、パルス幅値Pwmに応じた所定
の周波数のPWMパルスSpwmが出力される。
【0030】ドライバ回路29は、PWMパルスSpw
mに基づいて、インバータ主回路21の各スイッチング
素子のゲート制御信号として必要な複数のパルス信号P
gを生成し、インバータ主回路21に出力する。
mに基づいて、インバータ主回路21の各スイッチング
素子のゲート制御信号として必要な複数のパルス信号P
gを生成し、インバータ主回路21に出力する。
【0031】さて、ここで、本発明に特有の制御処理で
あるPWM演算処理部254の処理について、図6を参
照して詳しく説明する。PWM演算処理部254では、
今回である第n回に出力したパルス幅Pn 、及び前回で
ある第(n−1)回に出力したパルス幅P n−1 から、
次回である第(n+1)回に出力する予測パルス幅Ppn
+1 を、次の(1)式に基づいて求める。
あるPWM演算処理部254の処理について、図6を参
照して詳しく説明する。PWM演算処理部254では、
今回である第n回に出力したパルス幅Pn 、及び前回で
ある第(n−1)回に出力したパルス幅P n−1 から、
次回である第(n+1)回に出力する予測パルス幅Ppn
+1 を、次の(1)式に基づいて求める。
【0032】 Ppn+1 =Pn +(Pn −P n−1 ) ……(1) つまり、予測パルス幅Ppn+1 は、今回のパルス幅Pn
に、今回のパルス幅Pn と前回のパルス幅P n−1 との
差を加えたものである。換言すれば、前回と今回のパル
ス幅から直線近似によって求められるものである。
に、今回のパルス幅Pn と前回のパルス幅P n−1 との
差を加えたものである。換言すれば、前回と今回のパル
ス幅から直線近似によって求められるものである。
【0033】この予測パルス幅Ppn+1 と、今回である
第n回に求められた電流誤差値Enから、次の(2)式
に基づいて、次回である第(n+1)回に実際に出力す
るパルス幅P n+1 を決定する。
第n回に求められた電流誤差値Enから、次の(2)式
に基づいて、次回である第(n+1)回に実際に出力す
るパルス幅P n+1 を決定する。
【0034】 P n+1 =Ppn+1 +(En −Ppn+1 )/m ……(2) 但し、mは正の数であり、例えば、「2」「4」「8」
などの値が用いられる。
などの値が用いられる。
【0035】すなわち、次回に出力されるパルス幅P n
+1 は、予測パルス幅Ppn+1 に、電流誤差値En と予
測パルス幅Ppn+1 との差の1/mを加算した値とな
る。これを電流誤差値En の側から見れば、今回に検出
された電流誤差値En が、1/mに減少された上で予測
パルス幅Ppn+1 に加算されることとなり、次回のパル
ス幅P n+1 に寄与する電流誤差値En の割合が低減さ
れたこととなる。特に、m=2の場合は、電流誤差値E
n と予測パルス幅Ppn+1 との平均が用いられたことと
なる。
+1 は、予測パルス幅Ppn+1 に、電流誤差値En と予
測パルス幅Ppn+1 との差の1/mを加算した値とな
る。これを電流誤差値En の側から見れば、今回に検出
された電流誤差値En が、1/mに減少された上で予測
パルス幅Ppn+1 に加算されることとなり、次回のパル
ス幅P n+1 に寄与する電流誤差値En の割合が低減さ
れたこととなる。特に、m=2の場合は、電流誤差値E
n と予測パルス幅Ppn+1 との平均が用いられたことと
なる。
【0036】したがって、出力電流値Scがノイズなど
の外乱によって定常状態から大きくかけ離れた値とな
り、これによって電流誤差値En が異常な値となった場
合であっても、その異常な電流誤差値En がパルス幅P
n+1 に影響を与える度合いが軽減され、これによって
制御が不安定になることが防止され、制御の安定性を向
上させることができる。
の外乱によって定常状態から大きくかけ離れた値とな
り、これによって電流誤差値En が異常な値となった場
合であっても、その異常な電流誤差値En がパルス幅P
n+1 に影響を与える度合いが軽減され、これによって
制御が不安定になることが防止され、制御の安定性を向
上させることができる。
【0037】また、前回と今回のパルス幅から次回の予
測パルス幅Ppn+1 を求め、この予測パルス幅Ppn+1
を基準として電流誤差値En による修正を加えているの
で、安定性がよい。
測パルス幅Ppn+1 を求め、この予測パルス幅Ppn+1
を基準として電流誤差値En による修正を加えているの
で、安定性がよい。
【0038】なお、求められたパルス幅P n+1 に、必
要に応じて適当な係数Bが乗じられ、これによって、カ
ウンタ回路28から出力されるPWMパルスSpwmの
実際のパルス幅の調整が行われる。また、前回及び今回
のパルス幅P n−1 、Pn は、次の演算のためにそれぞ
れレジスタに記憶される。電流誤差値En は、第n回の
パルス幅Pn を出力してから第(n+1)のパルス幅P
n+1 を決定するまでの間の適当なタイミングで得られ
ればよい。
要に応じて適当な係数Bが乗じられ、これによって、カ
ウンタ回路28から出力されるPWMパルスSpwmの
実際のパルス幅の調整が行われる。また、前回及び今回
のパルス幅P n−1 、Pn は、次の演算のためにそれぞ
れレジスタに記憶される。電流誤差値En は、第n回の
パルス幅Pn を出力してから第(n+1)のパルス幅P
n+1 を決定するまでの間の適当なタイミングで得られ
ればよい。
【0039】ここで、幅値Pwmが決定される処理を図
4に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、入
力電圧Vi、入力電流Ii、出力電圧Vo、出力電流I
oが取り込まれる(#11)。入力誤差信号Sa、及び
これに続いて電流指令値信号Siが算出され(#12,
13)、これと出力電流値Scとに基づいて電流誤差値
En が算出される(#14)。
4に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、入
力電圧Vi、入力電流Ii、出力電圧Vo、出力電流I
oが取り込まれる(#11)。入力誤差信号Sa、及び
これに続いて電流指令値信号Siが算出され(#12,
13)、これと出力電流値Scとに基づいて電流誤差値
En が算出される(#14)。
【0040】前回及び今回のパルス幅P n−1 、Pn が
レジスタから読み出され、これと電流誤差値En から次
回のパルス幅P n+1 が演算される(#15)。演算さ
れたパルス幅P n+1 が上限値又は下限値を超える場合
には、それぞれ上限値又は下限値の値がパルス幅P n+
1 とされる。これに係数Bを乗じたパルス幅値Pwmが
出力される(#16、17)。
レジスタから読み出され、これと電流誤差値En から次
回のパルス幅P n+1 が演算される(#15)。演算さ
れたパルス幅P n+1 が上限値又は下限値を超える場合
には、それぞれ上限値又は下限値の値がパルス幅P n+
1 とされる。これに係数Bを乗じたパルス幅値Pwmが
出力される(#16、17)。
【0041】次に、PWM演算処理部254における演
算処理の他の実施例(第2実施例)を、図7を参照して
説明する。すなわち、第2実施例において、PWM演算
処理部254では、今回である第n回に出力したパルス
幅Pn 、及び今回である第n回に求められた電流誤差値
En から、次の(3)式に基づいて、次回である第(n
+1)回に実際に出力するパルス幅P n+1 を決定す
る。
算処理の他の実施例(第2実施例)を、図7を参照して
説明する。すなわち、第2実施例において、PWM演算
処理部254では、今回である第n回に出力したパルス
幅Pn 、及び今回である第n回に求められた電流誤差値
En から、次の(3)式に基づいて、次回である第(n
+1)回に実際に出力するパルス幅P n+1 を決定す
る。
【0042】 P n+1 =Pn +(En −Pn )/m ……(3) 但し、mは上述と同様な正の数である。この第2実施例
によると、次回に出力されるパルス幅P n+1 は、今回
のパルス幅Pn に、電流誤差値En とパルス幅Pn との
差の1/mを加算した値となる。これを電流誤差値En
の側から見れば、今回に検出された電流誤差値En が、
1/mに減少された上でパルス幅Pn に加算されること
となり、次回のパルス幅P n+1 に寄与する電流誤差値
En の割合が低減されたこととなる。
によると、次回に出力されるパルス幅P n+1 は、今回
のパルス幅Pn に、電流誤差値En とパルス幅Pn との
差の1/mを加算した値となる。これを電流誤差値En
の側から見れば、今回に検出された電流誤差値En が、
1/mに減少された上でパルス幅Pn に加算されること
となり、次回のパルス幅P n+1 に寄与する電流誤差値
En の割合が低減されたこととなる。
【0043】したがって、先の実施例(第1実施例)と
同様に、外乱によって電流誤差値En が異常な値となっ
た場合であっても、電流誤差値En のパルス幅P n+1
に与える影響の度合いが軽減され、制御の安定性を向上
させることができる。また、第1実施例と比較して、演
算に当たって前回のパルス幅P n−1 を使用しないの
で、その記憶動作及び読み出し動作が不必要となり、処
理が簡単になる。
同様に、外乱によって電流誤差値En が異常な値となっ
た場合であっても、電流誤差値En のパルス幅P n+1
に与える影響の度合いが軽減され、制御の安定性を向上
させることができる。また、第1実施例と比較して、演
算に当たって前回のパルス幅P n−1 を使用しないの
で、その記憶動作及び読み出し動作が不必要となり、処
理が簡単になる。
【0044】また、いずれの実施例においても、mの値
を任意に設定することができるので、ノイズの影響を軽
減するための調整の自由度が高く、mの値を細かく調整
することによって、制御の安定性を図って容易に最適の
状態に設定することが可能である。なお、mを大きくす
ることによって系の応答性が低下するので、mを極端に
大きくすることは避けた方がよい。
を任意に設定することができるので、ノイズの影響を軽
減するための調整の自由度が高く、mの値を細かく調整
することによって、制御の安定性を図って容易に最適の
状態に設定することが可能である。なお、mを大きくす
ることによって系の応答性が低下するので、mを極端に
大きくすることは避けた方がよい。
【0045】上述の実施例においては、パルス幅値Pw
mの演算処理をDSP25によって行ったが、マイクロ
コンピュータ24によって、又は専用のハード回路によ
って行ってもよい。また、マイクロコンピュータ24に
よる処理をDSP25によって行ってもよい。その他、
インバータ20又は電源システム1の全体又は各部の構
成、処理動作、処理順序、動作のタイミングなどは、本
発明の主旨に沿って種々変更することが可能である。
mの演算処理をDSP25によって行ったが、マイクロ
コンピュータ24によって、又は専用のハード回路によ
って行ってもよい。また、マイクロコンピュータ24に
よる処理をDSP25によって行ってもよい。その他、
インバータ20又は電源システム1の全体又は各部の構
成、処理動作、処理順序、動作のタイミングなどは、本
発明の主旨に沿って種々変更することが可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、出力電流値が外乱など
によって乱れた場合でも、それによる影響を軽減して制
御の安定性を向上させることができる。
によって乱れた場合でも、それによる影響を軽減して制
御の安定性を向上させることができる。
【0047】請求項2及び請求項3の発明によると、次
回のパルス幅の予測値を基準として電流誤差値En によ
る修正を行っているので、安定性が一層向上する。請求
項4の発明によると、演算に当たって前回のパルス幅P
n−1 を使用しないので、その記憶動作及び読み出し動
作が不必要となり、処理が簡単になる。
回のパルス幅の予測値を基準として電流誤差値En によ
る修正を行っているので、安定性が一層向上する。請求
項4の発明によると、演算に当たって前回のパルス幅P
n−1 を使用しないので、その記憶動作及び読み出し動
作が不必要となり、処理が簡単になる。
【図1】本発明に係るインバータを用いた電源システム
の回路を示すブロック図である。
の回路を示すブロック図である。
【図2】マイクロコンピュータで処理される内容の一部
を機能的に示すブロック図である。
を機能的に示すブロック図である。
【図3】DSPで処理される内容の一部を機能的に示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】PWM制御のためのパルス幅値Pwmが決定さ
れる処理を示すフローチャートである。
れる処理を示すフローチャートである。
【図5】パルス幅値Pwmに基づいてPWMパルスが生
成される様子を示すタイミングチャートである。
成される様子を示すタイミングチャートである。
【図6】DSPのPWM演算処理部の演算内容を示す図
である。
である。
【図7】DSPのPWM演算処理部の他の実施例の演算
内容を示す図である。
内容を示す図である。
【図8】従来のインバータの回路を示すブロック図であ
る。
る。
20 インバータ P パルス幅 En 電流誤差値
フロントページの続き (72)発明者 甲野藤 正明 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 平田 俊之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 田中 邦穂 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】出力電流値と電流指令値との差である電流
誤差値Eを求め、電流誤差値Eに応じたパルス幅Pのパ
ルス信号によってPWM制御を行うインバータにおい
て、 第n回(nは自然数)に求められる電流誤差値En に対
して、第n回に出力したパルス幅Pn に応じた補正を行
うことによって、第(n+1)回に出力するパルス幅P
n+1 を決定することを特徴とするインバータの制御方
法。 - 【請求項2】出力電流値と電流指令値との差である電流
誤差値Eを求め、電流誤差値Eに応じたパルス幅Pのパ
ルス信号によってPWM制御を行うインバータにおい
て、 第n回(nは自然数)に出力したパルス幅Pn 及び第
(n−1)回に出力したパルス幅P n−1 から第(n+
1)回に出力する予測パルス幅Ppn+1 を求め、これと
第n回に求められる電流誤差値En から、次の式 P n+1 =Ppn+1 +(En −Ppn+1 )/m 但しmは正の数 によって第(n+1)回に出力するパルス幅P n+1 を
決定することを特徴とするインバータの制御方法。 - 【請求項3】請求項2記載の制御方法において、 第(n+1)回に出力する予測パルス幅Ppn+1 を、次
の式 Ppn+1 =Pn +(Pn −P n−1 ) によって求めることを特徴とするインバータの制御方
法。 - 【請求項4】出力電流値と電流指令値との差である電流
誤差値Eを求め、電流誤差値Eに応じたパルス幅Pのパ
ルス信号によってPWM制御を行うインバータにおい
て、 第n回(nは自然数)に出力したパルス幅Pn 、第(n
−1)回に出力したパルス幅P n−1 、第(n+1)回
に出力する予測パルス幅Ppn+1 、及び第n回に求めら
れる電流誤差値En から、次の式 P n+1 =Pn +(En −Pn )/m 但しmは正の数 によって第(n+1)回に出力するパルス幅P n+1 を
決定することを特徴とするインバータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156921A JPH0715969A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | インバータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156921A JPH0715969A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | インバータの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715969A true JPH0715969A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15638289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156921A Pending JPH0715969A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | インバータの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715969A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2451463A (en) * | 2007-07-28 | 2009-02-04 | Converteam Ltd | Controlling VSC active rectifier/inverters under unbalanced operating conditions |
JP2010529826A (ja) * | 2007-06-04 | 2010-08-26 | サステイナブル エナジー テクノロジーズ | ステップ波電力変換装置のための予測方式および誘導インバータトポロジ |
JP2011010511A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
WO2013026583A1 (en) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for controlling a dc-ac converter of a wind turbine |
JP2017514429A (ja) * | 2015-04-02 | 2017-06-01 | インターナショナル・グリーン・チップ(テンチン)・カンパニー・リミテッド | Dcブラシレスモータ、装置、およびシステムのパルス幅変調を制御するための方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5156921A patent/JPH0715969A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010529826A (ja) * | 2007-06-04 | 2010-08-26 | サステイナブル エナジー テクノロジーズ | ステップ波電力変換装置のための予測方式および誘導インバータトポロジ |
GB2451463A (en) * | 2007-07-28 | 2009-02-04 | Converteam Ltd | Controlling VSC active rectifier/inverters under unbalanced operating conditions |
GB2451463B (en) * | 2007-07-28 | 2012-07-25 | Converteam Technology Ltd | Control methods for VSC active rectifier/inverters under unbalanced operating conditions |
JP2011010511A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
WO2013026583A1 (en) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for controlling a dc-ac converter of a wind turbine |
JP2017514429A (ja) * | 2015-04-02 | 2017-06-01 | インターナショナル・グリーン・チップ(テンチン)・カンパニー・リミテッド | Dcブラシレスモータ、装置、およびシステムのパルス幅変調を制御するための方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5255202A (en) | Digital signal processing method and system, electric power system signal processing system and electric power control system | |
US5880947A (en) | Control device for a PWM controlled converter having a voltage controller | |
US6573690B2 (en) | Feedback controlled power compensation apparatus | |
US5914866A (en) | Device and method for controlling inverter performing feedback control to suppress periodic component and unsteady component of error | |
JPH01227630A (ja) | アクテイブフイルタ装置 | |
JP2008289317A (ja) | 並列多重チョッパの制御装置 | |
JP2804718B2 (ja) | 太陽電池の最大電力点追尾制御方法及び装置 | |
JP2731117B2 (ja) | 太陽電池の最大電力点追尾制御方法及び装置 | |
JPH0715969A (ja) | インバータの制御方法 | |
WO2018211949A1 (ja) | 電力変換装置 | |
JPH01136568A (ja) | 電力変換装置の制御回路 | |
JPH08223920A (ja) | コンバータの制御方法とその装置及びそれに使用するコンバータ交流電流の補正方法 | |
JP3570913B2 (ja) | 半導体スイッチの制御装置 | |
JP2003324847A (ja) | 電圧フリッカ補償方法および装置 | |
JP3432882B2 (ja) | 単独運転検出方法 | |
JPH07322506A (ja) | 単独運転検出方法 | |
JP2862475B2 (ja) | 電磁石電源装置 | |
JP2580746B2 (ja) | 無郊電力補償装置の制御方式 | |
JP3213444B2 (ja) | インバータの単独運転検出方法 | |
JP3284613B2 (ja) | Pwmコンバータの制御回路 | |
JPS61264416A (ja) | 無効電力補償装置の制御装置 | |
JP3379130B2 (ja) | サイクロコンバータの並列運転装置 | |
JPS6315670A (ja) | 並列運転インバ−タの横流検出方式 | |
JPH06209572A (ja) | 電力変換装置におけるスイッチング素子の保護装置 | |
JPH11143561A (ja) | 電圧変動抑制装置 |