JPH07159669A - 反射鏡固定装置 - Google Patents

反射鏡固定装置

Info

Publication number
JPH07159669A
JPH07159669A JP5310449A JP31044993A JPH07159669A JP H07159669 A JPH07159669 A JP H07159669A JP 5310449 A JP5310449 A JP 5310449A JP 31044993 A JP31044993 A JP 31044993A JP H07159669 A JPH07159669 A JP H07159669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
lever
mirror
axis
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5310449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2891074B2 (ja
Inventor
Keizo Miyawaki
啓造 宮脇
Hisanori Takatsuka
寿教 高塚
Yoshiki Kakinuma
孝樹 柿沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5310449A priority Critical patent/JP2891074B2/ja
Priority to US08/344,635 priority patent/US5642237A/en
Publication of JPH07159669A publication Critical patent/JPH07159669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2891074B2 publication Critical patent/JP2891074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/18Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors
    • G02B7/182Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for mirrors
    • G02B7/183Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for mirrors specially adapted for very large mirrors, e.g. for astronomy, or solar concentrators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Telescopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射鏡を必要最小限の固定方向の数とし、反
射鏡固定装置の変形が反射鏡の局所変形を生じさせない
ようにする。 【構成】反射鏡をミラーセルに固定する反射鏡固定機構
は、ミラーセルに固定された支持構造部10と、この支
持構造部10により反射鏡の円周方向に平行な軸回りに
回転可能なR回転部9支持されたレバ−7と、このレバ
−7に取り付けられレバ−の軸方向であるZ軸回りとこ
のZ軸と互いに交わるR方向、θ軸回りに回転可能な回
転部4、5、6と、この回転部に取り付けられ反射鏡を
接合する接合部3から構成し、各反射鏡固定機構による
反射鏡の固定方向をZ軸方向とθ軸方向とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は赤外線あるいは光学望
遠鏡用の反射鏡を支持する反射鏡固定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に従来の反射鏡固定機構の断面図
を示す。図において、101は厚型の反射鏡、102は
厚型反射鏡を支持する。ミラ−セル(支持体)、103
は厚型反射鏡101の鏡面の形状を劣化させることなく
支持するアキシャル力支持機構であり、カウンタウエイ
ト103とリンク103bが主な構成要素である。10
4は同様に厚型反射鏡101の鏡面の形状を劣化させる
ことなく支持するラテラル力支持機構であり、カウンタ
ウエイト104aとリンク103bが主な構成要素であ
る。105は厚型反射鏡101をミラ−セル102上の
一定の位置に固定するための細い棒を主な構成要素とす
る反射鏡固定部である。106は厚型反射鏡101の仰
角を0〜90度に変えるための回転軸(図示せず)の中
心である。
【0003】次に動作について説明する。ミラ−セル1
02は星像などを観測する際に、厚型反射鏡101の仰
角を0〜90度変化させるが、型反射鏡101の鏡面の
形状が仰角に応じて変化(劣化)しないように厚型反射
鏡101の自重にほぼ等しいだけの荷重を自重と逆の方
向にかけることにより厚型反射鏡101の変形防いでい
る。アキシャル力支持機構103は厚型反射鏡101の
アキシャル(鏡軸)方向に力をかける機構であり、ラテ
ラル力支持機構104は厚型反射鏡101のラテラル
(鏡軸と垂直)方向に力をかける機構である。反射鏡固
定部105は厚型反射鏡101を支持構造102上で一
定の位置に固定する機構であり、一端が厚型反射鏡10
1の裏面に接着等により接合されており、他端がミラ−
セル102に結合されている。厚型反射鏡101と支持
構造102は熱膨張率が違うため、雰囲気温度が変化す
ると、お互いの間に相対変位が生じる。また、支持構造
102は仰角に応じて変形するため、お互いの間に相対
変位が生じる。この時、反射鏡固定部105は細い棒か
ら構成されるので鏡軸方向以外には剛性が低いため、前
述の相対変位は反射鏡固定機構の細い棒の部分が変形す
ることにより吸収することができる。反射鏡固定機構1
05の変形により、厚型反射鏡101にモーメントが生
じるが、厚型反射鏡101の剛性が大きいため厚型反射
鏡101には大きな(有害な)変形は生じない。厚型反
射鏡101の鏡面に風などの外力がかかったときは、こ
の力が反射鏡固定機構105を通じてミラ−セル102
に流れる。アキシャル力支持機構103は、厚型反射鏡
101の重量とカウンタウエイト103aの重量をつり
合せることにより、厚型反射鏡101の仰角にかかわら
ず厚型反射鏡101のアキシャル成分の重量を支持する
ことができ、また、厚型反射鏡101とミラーセル10
2が熱膨張率の差等で相対的に多少伸び縮みをしてもリ
ンク103bが設けられているので、厚型反射鏡101
に直接無理な力が作用しない。一方、ラジアル力支持機
構も同様に厚型反射鏡101の重量とカウンタウエイト
104aの重量をつり合せることにより、厚型反射鏡1
01の仰角にかかわらず厚型反射鏡101のラジアル成
分の重量を支持することができる。
【0004】上記従来例は、厚型反射鏡の固定機構の実
施例であるが、直径の大きい反射鏡や反射鏡の大きさが
薄い薄型反射鏡の固定機構について、他の従来例を次に
説明する。図16は特開平1−287517に示された
他の従来例である反射鏡固定機構を示す図であり、図1
6(a)は、全体構造の斜視図、第16図(b)は保持
具の構造を示す斜視図である。図において、111はミ
ラー、102はミラー1の下方に位置するミラーセル、
113はミラー111をミラーセル112上で支持する
支持具a、114は同じく支持具bである。支持具a1
13、支持具b114は同じ部品で構成されているが、
取付ける方向が90°だけ違っている。保持具a11
3、保持具b114はチューブ115、チューブ115
と自在回転結合されたジンバル116、ジンバル116
と自在回転結合されたシャフト117、シャフト117
のジンバル116との結合側と反対側に取り付けけられ
た軸受118、軸受118と回転結合された固定具11
9である。支持具a113は軸受118の軸の方向が図
のx軸の方向に平行になるように設定されている。一
方、支持具b114は軸受118の軸の方向が図のy軸
に平行になるように設定されている。
【0005】次に動作について説明する。ミラー111
はミラーセル112上で支持具a113 1個と支持具
b1142個を用いて支持A、B、Cの3点で支持され
ている。支持点Aではミラー111はミラーセル112
に対してx方向、及びz方向の変位が拘束され、また支
持点B、Cではミラー111はミラーセル1112に対
してy方向、及びz方向の変位が拘束されている。この
ことによりミラー111はミラーセル112に対して
x、y、z方向の変位、x、y、z軸まわりの回転が拘
束される。従って、図16(a)の矢印に示すように、
ミラーセル112がミラー111に対して、x軸方向に
変形したときは支持点Bあるいは支持点Cがx方向に移
動し、ミラー111はx方向に剛体移動する。また、ミ
ラーセル112がミラー111に対してy軸方向に変形
したときは支持点Aがy方向に移動し、支持点間の弾性
変形を少なくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例の一つは、厚型
反射鏡であり、支持機構に比べ反射鏡の剛性が高く、反
射鏡には変形が生じないが、反射鏡が薄い薄型反射鏡の
場合は反射鏡が変形するという問題があり、他の従来例
については、ZとX方向の固定及びZとY方向の固定に
は、シャフト117、軸受118、固定具119が用い
られており、軸受118がX軸あるいはY軸まわりのみ
にしか回転できないため、ミラー111に結合されてい
るジンバル116はY方向あるいはX方向にしか動け
ず、ミラー111の3つの固定点の固定方向はA点で
は、X、Z及びZ独まわり、B点ではY、Z及びZ軸ま
わり、C点ではY、Z及びZ軸まわりの合計9となるた
め、剛性の低い薄型反射鏡においては、反射鏡支持構造
の変形が反射鏡に伝わるという問題があった。
【0007】これは、一般に物体を移動しないようにす
るためには、図17(a)に示すようにX軸、Y軸及び
Z軸方向並びにX軸回りの回転θx 、Y軸回りの回転θ
y 、及びZ軸回りの回転θZ の6方向を固定すればよ
く、物体が剛体の場合は固定方向の数が6以上又は以下
であっても剛体の性質上剛体自身は変形しない(たとえ
支持する側が変形しても剛体自身は変形しない)。従っ
て、固定方向の数が6以上の9となり反射鏡支持構造が
変形しても、反射鏡の鏡の厚さがその直径に対して厚い
場合は、剛体と考えられので変形しないが、薄型反射鏡
では鏡の厚さが非常に薄いため、剛体ではなく弾性体で
あり、反射鏡が変形する。固定方向の数が6以上の9と
なると反射鏡支持構造の変形により、このように反射鏡
が薄く剛体としてではなく弾性体と考えられる場合、反
射鏡の姿勢が変わることによるミラーセルの姿勢変形
(自重変形)あるいはミラーセルの熱変形によって反射
鏡が変形しないためには、必要最小限に固定することが
必要となり、その条件が固定する方向の数を6にすると
いうことである。反射鏡を合計6つの方向(並進、回転
方向)について固定するには、反射鏡の中央部1点にお
いて、X、Y、Z、θx 、θY 、θZ 方向(6方向)を
固定することもよいが、反射鏡外周部の3点で合計6つ
の方向を固定し、間隔をできるだけ広くとることにより
反射鏡の固有振動数をできるだけ上げることができる。
なお、6方向を固定するには、図17(b)に示すよう
に、反射鏡半径方向のR軸、円周方向のθ軸及び反射鏡
面に垂直なZ軸方向並びにR軸回りのθr 、θ軸回りの
θQ 及びZ軸回りのθZ でもよい。
【0008】また、反射鏡に風などの外力がかかったと
き、反射鏡には剛体移動、剛体回転、及び局所変形が生
じるがその料を推定できる手段がないという問題点があ
った。
【0009】また、地震時などに反射鏡に大きな力がか
かった時、固定機構部にその力が集中し反射鏡にダメー
ジを与える可能性があるという問題点があった。
【0010】また、反射鏡(低膨張性ガラス)と固定機
構の熱膨張率の差により生じる熱変形量を小さく抑える
ため、反射鏡と固定機構の接合部を小さく抑える必要が
あり、そのため固定機構の剛性が低下するという問題点
があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、薄型反射鏡を支持構する支持構
造の変形にかかわらず、反射鏡自身に変形を生じること
なく固定できる機構を提供することを目的とする。
【0012】また、機構にかかる外力の大きさを検出で
きる機能を有し、過大な外力がかかったとき機構の一部
が移動することにより外力を支持機構に逃がすようにす
ることを目的する。
【0013】また、反射鏡と支持機構の間の熱変形を吸
収できる機能を有する機構を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る反射鏡固
定装置は、反射鏡をミラーセルに固定する3つの反射鏡
固定手段からなる反射鏡固定装置において、各反射鏡固
定手段はミラーセルに固定された支持構造部と、この支
持構造部により反射鏡の円周方向に平行な第1の軸回り
に回転可能に支持されたレバ−と、このレバ−に取り付
けられレバ−の軸方向である第2の軸回りとこの第2の
軸と互いに交わる第3、第4の軸回りに回転可能な回転
部と、この回転部に取り付けられ反射鏡を接合する接合
部と、を備え、上記3つの各反射鏡固定手段による反射
鏡の固定方向を第1の軸方向と第2の軸方向とする。
【0015】また、支持構造部において、ミラ−セルに
第1の支軸を介して一端を回転結合した第1のレバ−
と、この第1のレバ−の他端に第2の支軸を介して一端
を回転結合した第2のレバ−と、この第2のレバ−の他
端を第3の支軸を介して一端を回転結合した第3のレバ
−と、この第3のレバ−の中間を第4の支軸を介してミ
ラ−セルに回転結合し、第1のレバ−と第3のレバ−が
平行に可動な平行リンク機構を有し、第3のレバ−の他
端にミラ−セルと接合するように取り付けられ反射鏡が
受ける外力を検出する荷重検出手段とを備える。
【0016】また、第1、2、3、4の支軸を介して回
転結合された各レバ−の回転結合部を、相対向した一対
の板の間に隣接して直交する一対の薄板を有するばね軸
受部とする。
【0017】また、支持構造部とレバ−の回転結合部に
おいて、第1のバネで外箱内側の底面に下向きに圧接さ
れた第1の可動子と、この第1の可動子の内側の中空部
に設けられ第2のバネで中空部の上面に圧接された第2
の可動子を有し、上向きの一定以上の負荷により第1の
可動子が上向に移動し、下向きの一定以上の負荷により
第2の可動子が下向きに移動し過負荷を防止する過負荷
機防止機構を備える。
【0018】また、接合部において、回転部に取り付け
られるフランジと、このフランジから反射鏡に向けて形
成したすり鉢状の側壁を有し、このすり鉢状の側壁にフ
ランジ面に垂直方向に一定間隔で複数のスリットを設け
るとともに、このスリット間の各側壁にフランジ面に略
平行に複数列の切欠を設けることにより、リンク板を形
成し、すり鉢状に配設した弾性平行リンクとする。
【0019】
【作用】この発明に係る反射鏡固定装置は、反射鏡をミ
ラーセルに固定する3つの反射鏡固定手段からなり、各
反射鏡固定手段は支持構造部により支持されたレバ−は
反射鏡の円周方向に平行な第1の軸回りに回転可能であ
り、このレバ−に取り付けられた回転部はレバ−の軸方
向である第2の軸回りとこの第2の軸と互いに交わる第
3、第4の軸回りに回転可能であり、上記3つの各反射
鏡固定手段による反射鏡の固定方向を第1の軸方向と第
2の軸方向とする。従って、反射鏡の固定方向は合計6
方向となるため反射鏡とミラ−セルとの間に相対変位が
生じた時でも、反射鏡は剛体移動あるいは剛体回転する
だけで、局所変形を防止する。
【0020】また、支持構造部を、ミラ−セルに第1の
支軸を介して一端を回転結合した第1のレバ−と、この
第1のレバ−の他端に第2の支軸を介して一端を回転結
合した第2のレバ−と、この第2のレバ−の他端を第3
の支軸を介して一端を回転結合した第3のレバ−と、こ
の第3のレバ−の中間を第4の支軸を介してミラ−セル
に回転結合し、第1のレバ−と第3レバ−が平行に可動
な平行リンク機構とし、第3のレバ−の他端にミラ−セ
ルと接合するように取り付けられ反射鏡が受ける外力を
検出する荷重検出手段を設け、反射鏡が受ける外力が反
射鏡固定機構のレバ−とリンク機構を通じて荷重検出手
段に流れるようにし、反射鏡にかかる外力検出する。
【0021】また、反射鏡固定装置をミラ−セルに固定
するリンク機構の回転結合部を、相対向した一対の板の
間に隣接して直交する一対の薄板を設けたばね軸受部と
し、回転部の摩擦力による検出精度の低下を防止する。
【0022】また、支持構造部とレバ−の回転結合部に
おいて、第1のバネで外箱内側の底面に下向きに圧接さ
れた第1の可動子と、この第1の可動子の内側の中空部
に設けられ第2のバネで中空部の上面に圧接された第2
の可動子を有し、上向きの一定以上の負荷により第1の
可動子が上向に移動し、下向きの一定以上の負荷により
第2の可動子が下向きに移動することにより、反射鏡に
ある値より大きな荷重が働いた際、この荷重を支持構造
部に逃がし、反射鏡の鏡面に過負荷がかかるのを防止す
る。
【0023】また、反射鏡と反射鏡固定機構の接合部が
すり鉢状の側壁を有し、このすり鉢状の側壁に一定間隔
で複数のスリットを設けるとともに、このスリット間の
各側壁に前記フランジ面に略平行に複数列の切欠を設け
ることにいより形成し、すり鉢状に配設された弾性平行
リンクは、反射鏡と反射鏡固定装置の間に線膨張率の差
により熱変形が生じた時、自らが半径方向に変形するこ
とにより、この変形を吸収する。
【0024】
【実施例】実施例を図1〜8により説明する。図1は反
射鏡とこの反射鏡を固定する反射鏡固定機構の構成を示
す図1、2、3、4、5は反射鏡を固定する反射鏡固定
機構部の構成を示す図、図6は回転部の詳細を示す図、
図7、8は動作の説明図である。図1において、1は薄
型反射鏡、2は反射鏡を固定する3つの反射鏡固定機
構、102は反射鏡固定機構を支持するミラーセル(支
持構造)である。図2は反射鏡固定機構の構成を示す
図、図3は図2のA−A部分断面図、図4は図3のB−
B部分断面図である。
【0025】図2、3、4は反射鏡1を3箇所で固定す
る反射鏡固定機構2の構成を示し、3は薄型反射鏡1と
固定機構の接合部、4は反射鏡の円周方向の軸であるθ
軸回りに回転可能なθ回転部、5は反射鏡の半径方向の
軸であるR軸回りに回転可能なR回転部、6は反射鏡の
面に直角な方向であるZ軸回りに回転可能なZ回転部、
7aは上記回転部を指示する上部レバー、7bは上部レ
バー7aに結合された下部レバー、7は上部レバー7a
と下部レバー7bから構成されるレバー、8は下部レバ
ー7bに取り付けられたカウンタウエイトであり、各回
転部などの重量とバランスされる。9は上部レバー7
a、下部レバー7bの接合点付近に位置し、θ軸回りに
これらの機構を回転支持するR回転支持部、10はR回
転支持部9を支持する支持構造部である。支持構造部1
0はミラーセル102に固定される。上記の構成からな
る反射鏡固定機構2は、R回転支持部9の回転軸方向を
反射鏡1のθ軸に合わせて取り付けられている。図5
(a),(b)はθ回転部4、R回転部5、Z回転部6
の詳細を示す。図5(a)は反射鏡の円周方向に直角な
断面図、図5(b)は反射鏡の円周方向に平行な断面図
である。図において、11はZ軸回転用ベアリング、1
2はZ軸回転用軸、13はθ軸回転用ベアリング、14
はθ軸回転用軸、15はR軸回転用ベアリング、16は
R回転用軸であり、3は薄型反射鏡と固定機構の接合部
である。
【0026】次に、図6、7により動作を説明する。図
6は、薄型反射鏡を下から見た図であり、A、B、Cは
薄型反射鏡1を反射鏡固定機構2にを固定する点を示
し、薄型反射鏡1の任意の点である。固定する方向は、
図の矢印に示すようにθ(円周)方向及びZ方向であ
り、Aθ、AZ、Bθ、BZ、Cθ、CZの6方向にな
る。このように固定方向が6方向となる動作を図7によ
り説明する。図7は図6に示す反射鏡の3箇所の固定点
A、B、Cに設けられた図2、3、4に示す反射鏡固定
機構2の動作説明図であり、図2、3、4と同一符号は
同一部分を示す。薄型反射鏡1との接合部3において
は、この接合部3に取付られたθ回転部4は反射起用の
円周方向であるθ軸の回りに回転可能であり、R軸回転
部5は反射鏡の半径方向のR軸の回りに回転可能であ
り、θ軸回転部4とR軸回転部5の下方に取付られ、Z
軸回転部6は反射鏡の面に垂直な軸であり、Z軸の回り
に回転可能である。また、反射鏡固定機構2の接合部
3、θ軸回転部4、R軸回転部5、Z軸回転部6、レバ
ー7、カウンタウエイト8は、R回転支持部7の軸回り
に回転可能である。一方、Z軸方向とθ軸方向について
の変位が拘束される。従って、一つの固定点で固定方向
の数は2であり、A、B、Cの3箇所の固定方向の数の
合計は6となる。また、Z軸方向とθ軸方向の変位が拘
束されるのは、鏡面に直角な方向及び円周方向の剛性を
高くしたともいえる。
【0027】以上のように、固定方向の数は最小の固定
方向の数である6となるので、反射鏡と支持構造間に相
対変位が生じた時でも、反射鏡は剛体回転するか、ある
いは支持構造体の剛体移動するだけで局所変形が生じる
ことなく固定される。支持構造体の変形によって変位す
るのは、反射鏡の位置及び傾きだけであり、これらは一
定の位置や一定の傾きで固定できる。
【0028】なお上記実施例において、反射鏡に風など
の外力がかかった時、反射鏡には剛体移動、剛体回転及
び局所変位が生じるので、その量を検出する手段を付加
することができる。これにつき図8により説明する。図
において、3、4、5、6、7、8、9、は図1、2、
3、4に示したものと同じである。図3において、R回
転支持部9は支持構造部10に取り付けられていたが、
この実施例ではレバーA20回転結合されている。レバ
ーA20は一端をピボット22bを介してレバーB19
に、他端をレバーC21にピボット22cを介して回転
結合されている。レバーB19とレバーC21は平行に
設置される。レバーB19の他端及びレバーC21の中
間点は各々ピボット22a,22dによりミラ−セル1
02に回転結合されている。レバーC21の他端は荷重
検出器23を介してミラ−セル102に結合されてい
る。
【0029】次に図9により動作について説明する。薄
型反射鏡1にかかった風などの外力は、上部レバー7a
を通してR回転支持部9に伝わり、その後レバーA20
に伝わる。レバーC21の一端に伝わる外力の大きさは
Pである。レバーC21はピボット22dにて回転支持
されておりてこを構成しているので、荷重検出器23に
は次の力がかかる。 P X L2 /L1 この力の大きさを検出する。R回転支持部9にはベアリ
ングが用いられているため、薄型反射鏡用1の移動によ
りこのベアリングが微小回転し、そのときフリクション
トルクMが発生する。ところがこのMは、レバーA1
9、レバーB20、レバーC21により構成される平行
リンク機構により荷重検出器23の力検出方向と垂直な
方向の偶力Fとなってミラ−セル102に伝わるため、
荷重検出器23では検出されない。即ち、力検出から見
ると誤差の要因となるMは力検出に影響を及ぼさない。
【0030】また上記のように、R回転支持部9のベア
リングに生じるフリクショントルクが力検出に影響を与
えない構造を述べたが、各ピボットを介し各レバ−を回
転結合している回転結合部に図10に示すばね軸受を用
いることにより、力検出ノイズを小さくすることができ
る。これにつき図10(a)、(b)により説明する。
図10(a)は、側面図、図10(b)は上面図であ
り、図において25は底板、26、27は底板25の間
に位置し、互いに直交する薄板である。2つの底板25
の間にモーメントがかかると、薄板26、27が変形す
ることにより、底板25はお互いに回転する。回転角と
回転トルクの関係は図11に示すように、回転角がθa
からθb に変化すると、T(spring)のトルクが発生して
荷重検出器23には次の力検出ノイズが発生する。 T(spring)/L2 一方、ベアリングを用いた時は、回転角に関係なく比較
的大きなトルクT(bearing) が発生して、荷重検出器に
は大きなノイズT(bearing) /L2 が発生する。即ち、
ばね軸受を用いることにより、力検出ノイズを小さく抑
えることができる。
【0031】また、上記実施例に地震時等に反射鏡に大
きな力がかかった時等の過負荷を防止するための過負荷
防止機構を負荷することができ、図2、13により説明
する。図12は過負荷防止機構を付加した反射鏡固定機
構を示し、図7と同一符号は同一部分であり、12は過
負荷防止機構であり、R回転支持機構28と支持機構1
3の間に取り付けられる。図13は過負荷防止機構28
の断面図であり、29は可動子(1) 、30は可動子(2)
、31は外箱、32はばね(1) 、33はばね(2) であ
る。次に動作について説明する。薄型反射鏡1(例えば
地震や駆動速度異常等)により異常な加速度がかかる
と、Z方向の力36、あるいはθ方向の力35が結合部
5より反射鏡固定機構にかかる。この力は、θ回転機構
4、θ回転機構5、Z回転機構6、上部レバー7a、R
回転支持機構9を介して過負荷防止機構28にかかる。
過負荷防止機構28は、38、38、39、40の方向
に移動可能である。ある値より大きな力がかかると移動
し、力がその値より小さくなると元に戻る。Z方向の力
36がかかり、加えてその力がある値以上になると、過
負荷防止機構28が38及び40の方向に移動してこの
過大な力を支持構造部24に逃がす。このようにして、
薄型反射鏡1にはある大きさ以上の力はかからない。θ
方向の力35がかかり、加えてその力がある値以上にな
ると、過負荷防止機構28が38及び39の方向に移動
してこの過大な力を支持構造部10に逃がす。このよう
にして、薄型反射鏡1にはある大きさ以上の力はかから
ない。図13は過負荷防止機構28の断面図であり、R
回転支持部9から紙面上方にある値より大きな力がかか
ると、可動子(2) 30を外箱31に押しつけているばね
(1) 32が変形して、可動子(2) 30は上方に移動する
(ある値以上の力がかからない限り、ばね(1) 32は変
形しない)。R回転支持部12から紙面下方にある値よ
り大きな力がかかると、可動子(1)29を可動子(2) 3
0に押し付けているばね(2) 33が変形して、可動子
(1) 29は下方に移動する(ある値以上の力がかからな
い限り、ばね(2) 33は変形しない)。以上のように、
反射鏡に大きな力がかかった時、一対の移動機構がそれ
ぞれ独立に鏡面に直角方向に移動することにより反射鏡
固定機構が移動あるいは回転して力をミラセルに逃がす
ことができ、反射鏡に影響を与えることを防止すること
ができる。
【0032】また、上記実施例の接合部5をすり鉢状に
配設した弾性平行リンクとし、反射鏡と反射鏡固定機構
の熱膨張率の差により生じる熱変形量を小さくすること
ができる。これにつき図14(a),(b)により説明
する。図14(a)は断面図、図14(b)は接合部5
の反射鏡1への取付面を示す説明図である。 図におい
て、5は接合部、51は結合板、52はリンク板、53
は52リンク板に設けられた(円弧状)切欠き、54は
52リンク板を作るために設けられた放射状スリットで
ある。接合部5は反射鏡固定機構を薄型反射鏡1へ取り
付ける部分であり、リンク板52の端部が薄型反射鏡1
に取り付けられている。薄型反射鏡1と結合板51及び
リンク板52の線膨張率が違うため、雰囲気温度が変化
すると、薄型反射鏡1に有害な変形が生じる。これを防
ぐため、リンク板52には切り欠き53が2箇所に設け
られている。雰囲気温度が変化して、薄型反射鏡1と結
合板51との間に半径方向の相対変位が生じた時、リン
ク板52が2つの切り欠き53部が逆方向に回転するこ
とにより、リンク板52の薄型反射起用1側が半径方向
に伸縮し、この相対変位を吸収させることができる。
【0033】なお、上記の実施例では薄型反射鏡につい
て説明したが、薄型反射鏡でなくても、特に変形を防止
する必要がある場合は、その他の反射鏡ににも利用でき
る。また、上記の実施例ではZ軸が反射鏡に直角でZ
軸、R軸、θ軸が互いに直角の場合につき説明したが、
Z軸が反射鏡に直角でなくともよく、Z軸、R軸、θ軸
が互いに直角でなくともよい。
【0034】
【発明の効果】こ発明は、以上説明したように構成され
ているので以下の効果を奏する。
【0035】手段は支持構造部により支持されたレバ−
は反射鏡の円周方向に平行な第1の軸回りに回転可能で
あり、このレバ−に取り付けられた回転部はレバ−の軸
方向である第2の軸回りとこの第2の軸と互いに交わる
第3、第4の軸回りに回転可能なので、各反射鏡固定手
段による反射鏡の固定方向を第1の軸方向と第2の軸方
向の2つである。従って、反射鏡の固定方向は合計6方
向となるため反射鏡とミラ−セルとの間に相対変位が生
じた時でも、反射鏡は剛体移動あるいは剛体回転するだ
けで、局所変形を防止することができる。
【0036】また、支持構造部を、ミラ−セルに第1の
支軸を介して一端を回転結合した第1のレバ−と、この
第1のレバ−の他端に第2の支軸を介して一端を回転結
合した第2のレバ−と、この第2のレバ−の他端を第3
の支軸を介して一端を回転結合した第3のレバ−と、こ
の第3のレバ−の中間を第4の支軸を介してミラ−セル
に回転結合し、第1のレバ−と第3レバ−が平行に可動
な平行リンク機構とし、第3のレバ−の他端にミラ−セ
ルと接合するように取り付けられ反射鏡が受ける外力を
検出する荷重検出手段を設け、反射鏡が受ける外力が反
射鏡固定機構のレバ−とリンク機構を通じて荷重検出手
段に流れるようにしたので、反射鏡にかかる外力を精度
よく検出することができる。
【0037】また、反射鏡固定機構をミラ−セルに固定
するリンク機構の回転結合部を、相対向した一対の板の
間に隣接して直交する一対の薄板を設けたばね軸受部と
したので、回転部の摩擦力による検出精度の低下を防止
し、反射鏡にかかる外力をより精度よく検出することが
できる。
【0038】また、支持構造部のレバ−の回転結合部に
過負荷防止機構を取り付けたので、反射鏡の鏡面に垂直
な方向、あるいは円周方向にある値より大きな荷重が働
いた際、反射鏡固定機構が移動あるいは回転して力を支
持構造部に逃がし、反射鏡の鏡面に過負荷がかかるのを
防止することができる。
【0039】また、反射鏡と反射鏡固定機構の接合部
が、すり鉢状に配設された弾性平行リンクとしたので、
反射鏡と反射鏡固定機構の間に線膨張率の差により熱変
形が生じた時、自らが変形することにより、この変形を
吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す反射鏡固定装置の断
面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す反射鏡固定装置の外
形図である。
【図3】この発明の一実施例を示す反射鏡固定装置の断
面図である。
【図4】この発明の一実施例を示す反射鏡固定装置の断
面図である。
【図5】この発明の一実施例を示す反射鏡固定装置の回
転部の断面図である。
【図6】この発明の一実施例を示す反射鏡固定装置の固
定点の説明図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置の
動作の説明図である。
【図8】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置の
構成図である。
【図9】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置の
動作の説明図である。
【図10】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置
の構成図である。
【図11】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置
の動作の説明図である。
【図12】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置
の構成図である。
【図13】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置
の構成図である。
【図14】この発明の他の実施例を示す反射鏡固定装置
の構成図である。
【図15】従来の反射鏡固定装置を示す断面図である。
【図16】他の従来の反射鏡固定装置を示す外形図と断
面図である。
【図17】従来の反射鏡固定装置の動作を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 薄型反射鏡 2 反射鏡固定装置 3 接合部 4 θ回転部点 5 R回転部 6 Z回転部 7 レバ− 8 カウンタウエイト 9 R回転支持部 10 支持構造部 11 Z回転用ベアリング 12 Z回転用軸 13 θ回転用ベアリング 14 θ回転用軸 15 R回転用ベアリング 16 R回転用軸 19 レバーB 20 レバーA 21 レバーC 22 ピボット 23 荷重検出器 25 底板 26 薄板 27 薄板 28 過負荷防止機構 29 可動子(1) 30 可動子(2) 31 外箱 32 ばね(1) 33 ばね(2) 51 結合板 52 リンク板 53 切欠き 54 放射状スリット 101 厚型反射鏡 102 ミラ−セル 103 アキシャル支持構造 104 ラテラル支持構造 105 反射鏡固定部 106 回転軸 111 ミラー 113 支持具a 114 支持具b 115 チューブ 116 ジンバル 117 シャフト 118 軸受 119 固定具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射鏡をミラーセルに固定する3つの反射
    鏡固定手段からなる反射鏡固定装置において、前記各反
    射鏡固定手段は前記ミラーセルに固定された支持構造部
    と、この支持構造部により前記反射鏡の円周方向に平行
    な第1の軸回りに回転可能に支持されたレバ−と、この
    レバ−に取り付けられ前記レバ−の軸方向である第2の
    軸回りとこの第2の軸と互いに交わる第3、第4の軸回
    りに回転可能な回転部と、この回転部に取り付けられ前
    記反射鏡を接合する接合部と、を備え、上記3つの各射
    鏡固定手段による前記反射鏡の固定方向を第1の軸方向
    と第2の軸方向としたことを特徴とする反射鏡固定装
    置。
  2. 【請求項2】前記支持構造部において、前記ミラ−セル
    に第1の支軸を介して一端を回転結合した第1のレバ−
    と、この第1のレバ−の他端に第2の支軸を介して一端
    を回転結合した第2のレバ−と、この第2のレバ−の他
    端を第3の支軸を介して一端を回転結合した第3のレバ
    −と、この第3のレバ−の中間を第4の支軸を介して前
    記ミラ−セルに回転結合し、第1のレバ−と第3のレバ
    −が平行に可動な平行リンク機構を有し、第3のレバ−
    の他端に前記ミラ−セルと接合するように取り付けられ
    前記反射鏡が受ける外力を検出する荷重検出手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の反射鏡固定装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1、2、3、4の支軸を介して回転
    結合された前記各レバ−の回転結合部を、相対向した一
    対の板の間に隣接して直交する一対の薄板を有するばね
    軸受部としたことを特徴とする請求項2記載の反射鏡固
    定装置。
  4. 【請求項4】前記支持構造部と前記レバ−の回転結合部
    において、第1のバネで外箱内側の底面に下向きに圧接
    された第1の可動子と、この第1の可動子の内側の中空
    部に設けられ第2のバネで中空部の上面に圧接された第
    2の可動子を有し、上向きの一定以上の負荷により前記
    第1の可動子が上向に移動し、下向きの一定以上の負荷
    により前記第2の可動子が下向きに移動し過負荷を防止
    する過負荷機防止機構を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の反射鏡固定装置。
  5. 【請求項5】前記接合部において、前記回転部に取り付
    けられるフランジと、このフランジから前記反射鏡に向
    けて形成したすり鉢状の側壁を有し、このすり鉢状の側
    壁に前記フランジ面に垂直方向に一定間隔で複数のスリ
    ットを設けるとともに、このスリット間の各側壁に前記
    フランジ面に略平行に複数列の切欠を設けることによ
    り、リンク板を形成し、すり鉢状に配設した弾性平行リ
    ンクとしたことを特徴とする請求項1記載の反射鏡固定
    装置。
JP5310449A 1993-12-10 1993-12-10 反射鏡固定装置 Expired - Fee Related JP2891074B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310449A JP2891074B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 反射鏡固定装置
US08/344,635 US5642237A (en) 1993-12-10 1994-11-18 Reflecting mirror support apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310449A JP2891074B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 反射鏡固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07159669A true JPH07159669A (ja) 1995-06-23
JP2891074B2 JP2891074B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=18005390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5310449A Expired - Fee Related JP2891074B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 反射鏡固定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5642237A (ja)
JP (1) JP2891074B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227986A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Nikon Corp 光学要素の位置決め方法及び装置、投影光学系、並びに露光装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1126300B1 (en) * 1999-03-10 2008-10-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Reflecting telescope
US6478434B1 (en) 1999-11-09 2002-11-12 Ball Aerospace & Technologies Corp. Cryo micropositioner
JP3814460B2 (ja) 2000-04-13 2006-08-30 三菱電機株式会社 反射鏡調整機構
DE10115915A1 (de) * 2001-03-30 2002-10-02 Zeiss Carl Vorrichtung zur Justierung von Einrichtungen und zum Einstellen von Verstellwegen
DE10136387A1 (de) * 2001-07-26 2003-02-13 Zeiss Carl Objektiv, insbesondere Objektiv für die Halbleiter-Lithographie
AUPS022102A0 (en) * 2002-02-01 2002-02-21 Tenix Lads Corporation Pty Ltd An apparatus and method for the measurement of water depth including a scannin g assembly driven in part by a piezoelectric actuator
DE10219514A1 (de) * 2002-04-30 2003-11-13 Zeiss Carl Smt Ag Beleuchtungssystem, insbesondere für die EUV-Lithographie
US7265917B2 (en) * 2003-12-23 2007-09-04 Carl Zeiss Smt Ag Replacement apparatus for an optical element
DE102008000967B4 (de) * 2008-04-03 2015-04-09 Carl Zeiss Smt Gmbh Projektionsbelichtungsanlage für die EUV-Mikrolithographie
WO2014119200A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 ギガフォトン株式会社 ミラー装置
AU2014246335B2 (en) * 2013-03-29 2016-10-20 Hitachi Zosen Corporation Sunlight concentrating apparatus
US11327208B2 (en) * 2018-05-30 2022-05-10 Raytheon Company Method of manufacture for a lightweight, high-precision silicon carbide mirror assembly
US10739609B1 (en) * 2018-08-01 2020-08-11 National Technology & Engineering Solutions Of Sandia, Llc Jitter minimization flexure pointing system
CN113640939B (zh) * 2021-07-29 2023-06-23 长光卫星技术股份有限公司 一种大口径平面反射镜二维角度精密调整装置
CN113917645B (zh) * 2021-11-01 2023-03-31 中国科学院光电技术研究所 一种镜片弹性支撑装置
CN114047593B (zh) * 2022-01-14 2022-04-08 中国人民解放军63921部队 光学测量设备的轻量化SiC主镜支撑机构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4500170A (en) * 1982-06-14 1985-02-19 Ford Aerospace & Communications Corporation Gravity and temperature compensating reflector support actuator
DE3444265A1 (de) * 1984-12-05 1986-06-05 Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim Unterstuetzungssystem fuer teleskopspiegel
DE3642128A1 (de) * 1986-12-10 1988-06-16 Zeiss Carl Fa Unterstuetzungssystem fuer teleskopspiegel
DE3908430A1 (de) * 1988-03-18 1989-09-28 Mitsubishi Electric Corp Spiegelstuetzvorrichtung und spiegelstuetzsystem
JP2625547B2 (ja) * 1989-06-26 1997-07-02 三菱電機株式会社 ミラー支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227986A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Nikon Corp 光学要素の位置決め方法及び装置、投影光学系、並びに露光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2891074B2 (ja) 1999-05-17
US5642237A (en) 1997-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07159669A (ja) 反射鏡固定装置
US20020085291A1 (en) Mounting device for an optical element
JP6505262B2 (ja) コントロールモーメントジャイロ
US6230567B1 (en) Low thermal strain flexure support for a micromechanical device
US8947797B2 (en) Miniature MEMS actuator assemblies
JP3814460B2 (ja) 反射鏡調整機構
JPH0226753B2 (ja)
WO2014144863A2 (en) Miniature mems actuator assemblies
CA2917535C (en) Assembly for aiming an instrument
JPH0868899A (ja) 光学素子の保持具
JPH07107579B2 (ja) 反射望遠鏡装置
JP4056703B2 (ja) 光学装置
JP2795181B2 (ja) 衛星搭載用光反射望遠鏡
JPH0386434A (ja) 精密ステージ装置
US4943147A (en) Chopping secondary mirror system
JP3039607B2 (ja) 反射鏡支持機構
JP2019159137A (ja) 光学系支持構造および支持調整方法
JPH06130282A (ja) サポート機構
JPH0795135B2 (ja) 鏡面能動支持装置
JP2014151744A (ja) 反射鏡支持機構
JPH02151845A (ja) 撮影装置の防振支持装置
JPH04151088A (ja) 真空用回転可撓管および該真空用回転可撓管を用いた真空配管構造
JP2001350103A (ja) 反射望遠鏡装置
JPS5828163Y2 (ja) ジャイロ機構を備えた回転装置
JPS5936206B2 (ja) 軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees