JPS5828163Y2 - ジャイロ機構を備えた回転装置 - Google Patents

ジャイロ機構を備えた回転装置

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JPS5828163Y2
JPS5828163Y2 JP14838377U JP14838377U JPS5828163Y2 JP S5828163 Y2 JPS5828163 Y2 JP S5828163Y2 JP 14838377 U JP14838377 U JP 14838377U JP 14838377 U JP14838377 U JP 14838377U JP S5828163 Y2 JPS5828163 Y2 JP S5828163Y2
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JP
Japan
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gimbal
gas
rotating device
rotor
gyro mechanism
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JP14838377U
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English (en)
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JPS5474877U (ja
Inventor
潔 堀
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オリンパス光学工業株式会社
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はジャイロ機構を備えた回転装置に関するもので
ある。
通常回転装置の駆動源に用いるモータの出力は次式によ
って負荷トルクTを求めて決定している。
J:慣性モーメント、ω:角速度 t:立上り時定数、T2:摩擦トルク TL:風圧トルク 上式において摩擦トルクTfは軸受の種類によって決ま
るが、軸受として一般に使用されているすべり軸受、こ
ろがり軸受等においては、この値は正確に算出され難く
、実際には実験的に求めている。
すなわちこの種軸受においては、摩擦トルクTvを考慮
して、その分だけモータの出力を大きくする必要がある
これに対し軸受として気体軸受を採用する回転装置では
、上式において摩擦トルクTfをほとんど零とすること
ができるから、負荷トルクTを負荷の形状による慣性モ
ーメントJと風圧トルクTLとによって計算することが
できると共に1.駆動源のモータの出力を小さくするこ
とができる。
一方、ジンバルとこれに軸支されたロータとをそれぞれ
回転させるジャイロ機構を備えた従来の回転装置では、
上記気体軸受は使用されていない。
このためかかる装置では、ロータおよびジンバルを回転
駆動するモータは高出力のものを必要とし、またジンバ
ル軸受上の負荷容量の差異による力学的アンバランスが
ある場合には高精度の制御を行なうことができない。
渣たかかるジャイロ機構にかいて、ジンバルは連続回転
するように構成され、これをステップ連動させる提案は
伺らなされていない。
しかしジャイロ機構の回転装置を使用する測定装置等に
おいては、ジンバルをステップ運動させることにより高
精度の測定が行なえる場合もある。
本考案の目的は上述したジャイロ機構における種々の欠
点を除去し、駆動源のモータ出力を小さくでき、かつジ
ンバルを正逆方向にステップ回動可能とすると共にその
力学的アンバランスを解消し、したがって高精度の回転
制御を行ない得るよう適切に構成配置したジャイロ機構
を備えた回転装置を提供せんとするにある。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案ジャイロ機構を備えた回転装置を適用す
る非球面測定機の要部の一例の構成を示す線図である。
被測定レンズ1はレンズ保持台2によって保持されてい
る。
この保持台2はロータ3に取り付けられ、ロータ3はジ
ンバル4に取り付ケたエンコーダー付きり、Cサーボモ
ータ5にカップリング6で連結されている。
本例では前記ロータ3をジンバル4との間で気体軸受す
るため、ジンバル4の軸受部に給気穴7を有する供給圧
力室8を形成し、この供給圧力室8にパイプ9を経て圧
縮気体を供給可能にする。
ロータ3はり、Cサーボモータ5によってθ軸10を中
心に回転するが、ここではり、Cサーボモータ5の回転
をエンコーダーにより検出し、この検出信号なり、Cサ
ーボモータ5のドライブ回路にフィードバックさせるこ
とにより約20Or、p、mの定速回転させる。
ジンバル4の両側にはそれぞれジンバル軸11a。
11bを取り付ける。
本例ではこれらジンバル軸11a、11bを、ベット1
2に取り付けた固定部材13との間でそれぞれ気体軸受
する。
このため固定部材13の軸受部にそれぞれ給気穴14a
14bを有する供給圧力室15a、15bを形成し、こ
れら供給圧力室15a、15bにそれぞれパイプ16g
、16bを経て圧縮気体を供給可能にする。
また一方のジンバル軸(本例では11b)は固定部材1
3に取り付けたエンコーダー付きり、Cサーボモータ1
7にカップリング18で連結してジンバル4をα軸19
を中心に回動可能にすると共に、他方のジンバル軸11
aにはバランス重り20を取付ける。
なおこのバランス重り20はジンバル4を回動させたと
きにα軸19に作用するモーメントとは反対方向のモー
メントが作用するように取り付ける。
この場合ジンバル軸11aの気体軸受に対する負荷容量
はジンバル軸11bの気体軸受に対する負荷容量よりも
大きくなり力学的にアンバランスとなる。
このため本例ではジンバル軸11aの気体軸受における
圧縮気体の供給圧をジンバル軸11bにかけるよりも高
くしてその力学的アンバランスを解消し、α軸19とベ
ット12の高さとの平行度を0.5μm以下に押える。
前記ジンバル軸11a、11bおよびロータ3を気体軸
受するための圧縮気体の供給は、第2図に一例を示すよ
うに圧縮気体供給源としてエアーコンプレッサ21を用
い、このエアーコンプレッサ21にそれぞれエアーフィ
ルタ22a、22b。
22cおよびマイクロエアーフィルタ23a。
23b 、23eを経て圧力調整弁24a 、24b。
24eを連結し、これら圧力調整弁24a、24b。
24cにそれぞれ第1図に示したパイプ16a。
16b、9を連結することによって行なう。
したがって上述したようにジンバル軸11aの気体軸受
11−ける圧縮気体の供給圧をジンバル軸11bにおけ
るよりも高くしてα軸19上での力学的アンバランスを
解消するには、圧力調整弁24aおよび24bを適切に
調整することによって容易に行なうことができる。
またエアーコンプレッサ21の出力側には圧力スイッチ
25を設ける。
この圧力スイッチ25は、各気体軸受が設計上の供給圧
になったとき作動し、これにより各り、Cサーボモータ
5,17等の駆動回路電源をONとして、ロータ3、ジ
ンバル4を回動可能とする。
したがって各気体軸受は設計圧力にならない状態で回転
動作を行なうことがないから、これに伴なう軸受の破損
を有効に防止することができる。
第1図にかいてジンバル4はり、Cサーボモータ1Tに
よってα軸19を中心に±50°の回転角内でステップ
回動させる。
本例では1ステツプ角を1°とし、エンコーダーからの
信号を検出してり、Cサーボモータ17の駆動回路にフ
ィードバックを行なうことにより位置精度を4“以内に
押えている。
捷た、D、Cサーボモータ5,17の動作命令は図示し
ないマイクロコンピュータ−で行ない、α軸19の1ス
テツプごとにθ軸10上で図示しない例えば触針式干渉
計により被測定レンズ1の円周方向の変位を順次に読み
取る。
上述した本考案ジャイロ機構を備えた回転装置では、ロ
ータ3釦よびジンバル軸11a、11bを気体軸受によ
って軸支したから、軸受部に訃ける摩擦トルクをほとん
ど零とすることができ、したがってり、Cサーボモータ
5,1Tの出力もその分だけ小さくすることができる。
またジンバル軸11a、11bの気体軸受への圧縮気体
をそれぞれ独立の圧力調整弁24a 、24bを経て供
給するよう構成したから、これら圧力調整弁24a。
24bを適切に調整することにより、α軸19上での力
学的アンバランスを有効に解消し、α軸19を正確に水
平に維持することができ、したがって高精度の回動制御
を行なうことができる。
更に上述した非球面測定際に訃いては、ジンバル4をあ
る回転角の範囲内でステップ回路させて、その1ステツ
プととい被測定レンズ10円周方向の変位量を読み取る
ものであるから極めて高精度の測定を容易に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ジャイロ機構を備えた回転装置を用いる
非球面測定機の要部の一例の構成を示す断面図、第2図
は第1図に示した各気体軸受に圧縮気体を供給するエア
ーラインの一例を示す線図である。 3・・・・・・ロータ、4・・・・・・ジンバル、5・
・・・・・D、C?−ボモータ、7・・・・・・給気穴
、8・・・・・・供給圧力室、9・・・・・・パイプ、
10・・・・・・θ軸−,11a*11b・・・・・・
ジンバル軸、13・・・・・・固定部材、14a、14
b・・・・・・給気穴、15a、15b・・・・・・供
給圧力室、16a、16b・・・・・・パイプ、17・
・・・・・D、Cサーボモータ、19・・・・・・α軸
、21・・・・・・エアーコンプレッサ、24a 、2
4b 、24c・・・・・・圧力調整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジンバルと、これに軸支されたロータとを相対的に回動
    させるジャイロ機構を備えた回転装置において、ジンバ
    ルをロータ軸の両側で固定部材に軸支すると共に、この
    2つのジンバル軸およびロータ軸を気体軸受とし、かつ
    2つのジンバル気体軸受と圧縮気体供給源との間に、ジ
    ンバル回動軸上での負荷の差違に基く力学的アンバラン
    スを解消するために各ジンバル気体軸受への供給気体圧
    力を独立に設定する圧力調整弁をそれぞれ設けたことを
    特徴とするジャイロ機構を備えた回転装置。
JP14838377U 1977-11-07 1977-11-07 ジャイロ機構を備えた回転装置 Expired JPS5828163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838377U JPS5828163Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 ジャイロ機構を備えた回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838377U JPS5828163Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 ジャイロ機構を備えた回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5474877U JPS5474877U (ja) 1979-05-28
JPS5828163Y2 true JPS5828163Y2 (ja) 1983-06-20

Family

ID=29130728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14838377U Expired JPS5828163Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 ジャイロ機構を備えた回転装置

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JP (1) JPS5828163Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5474877U (ja) 1979-05-28

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