JPH07159667A - ズ−ムレンズのピント調整装置 - Google Patents

ズ−ムレンズのピント調整装置

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JPH07159667A
JPH07159667A JP34036693A JP34036693A JPH07159667A JP H07159667 A JPH07159667 A JP H07159667A JP 34036693 A JP34036693 A JP 34036693A JP 34036693 A JP34036693 A JP 34036693A JP H07159667 A JPH07159667 A JP H07159667A
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lens
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flange back
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誠司 芳川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カム筒を使用しないでモ−タ駆動する光学機
器用のズ−ムレンズにおいて、フランジバックとシフト
のずれを調整機を使用して自動的に補正するピント調整
装置を提案すること。 【構成】 前群レンズ45と後群レンズ56とをDC1
によって一体的に移動させ、後群レンズ56のみをDC
2で移動させてズ−ミングし、WIDE端ではDC1の
駆動、その他のズ−ミング位置ではDC2の駆動によっ
てフォ−カシングするズ−ムレンズとなっている。そし
て、調整機により未調整カメラのフランジバックとシフ
トを測定し、この測定値を補正デ−タとして記憶させる
EEPROM70を備えている。ズ−ミング動作時とフ
ォ−カシング動作時にDC1、DC2のレンズ繰り出し
量がEEPROM70から読み出した補正デ−タによっ
て補正されてフランジバックとシフトが調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フイルム装填カメ
ラ、電子スチルカメラ、ビデオカメラ、コピ−機などの
光学機器に備えられたズ−ムレンズのピント調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラに備えられたズ−ムレンズは、周
囲に沿った細長いカム孔を有するカム枠と、上記カム孔
に突入させたカムフォロアを有し、カム枠に内装させて
撮影レンズを支持させた複数の移動枠とを備え、カム枠
を回動駆動させて各移動枠を移動し、撮影レンズを光軸
方向に変位させて変倍する構成のものが多い。
【0003】しかし、このようなズ−ムレンズは、設
計、生産に当つて高い精度が要求されるカム枠を使用す
るためコスト高の製品となることから、今日ではカム枠
を一切使用しないズ−ムレンズが開発されている。
【0004】図20(A)はカム枠を使用せずにモ−タ
駆動する構成としたズ−ムレンズの簡略図である。図示
する如く、固定枠11内には光軸12に沿って移動する
ようにした第1移動枠13が設けられている。
【0005】そして、この第1移動枠13にはシャッタ
取付枠14が固定され、前群レンズ15がこのシャッタ
取付枠14に取付けられている。なお、シャッタ取付枠
14の背面側にはシャッタ羽根が装備されている。
【0006】上記第1移動枠13は駆動リング16に連
繋されており、この駆動リング16によって押し出さ
れ、また、引き戻される。つまり、駆動リング16の外
側に設けられた雄ヘリコイドねじが固定枠11内面の雌
ヘリコイドねじに螺合しており、駆動リング16が第1
モ−タ17によって回転駆動されて光軸方向に移動し、
第1移動枠13を非回動のまま進退させる。
【0007】第1移動枠13の内側には後群レンズ18
を取付けた第2移動枠19が設けられている。この第2
移動枠19の一部が第1移動枠13に軸支されたリ−ド
スクリュ20に螺合しており、リ−ドスクリュ20がシ
ャッタ取付枠14に配置された第2モ−タ21によって
回転駆動されることにより、第2移動枠19が光軸12
に沿って移動する。
【0008】図20(A)はズ−ムレンズがカメラに沈
胴している状態で、この沈胴状態においてメインスイッ
チをONさせると、先ず、第1モ−タ17が一方向に回
転駆動して駆動リング16を回転させながら前進移動さ
せる。このため、第1移動枠13が図20(B)に示す
撮影位置まで繰り出される。
【0009】第1移動枠13がこの撮影位置に移動した
とき、その検出信号により第1モ−タ17が停止すると
共に、第2モ−タ21が回転駆動する。この結果、第2
移動枠19が図20(C)に示すように後退してWID
Eの撮影状態となる。
【0010】WIDEの状態で撮影するときは、第1モ
−タ17をレリ−ズにしたがい再度回転駆動させてフォ
−カシングを行なう。つまり、第1移動枠13の移動に
より、前群レンズ15と後群レンズ18とが共に変動し
てフォ−カシングが行なわれる。
【0011】ズ−ミングは第1モ−タ17を回転駆動さ
せ、第1移動枠13と第2移動枠19とを共に繰り出さ
せた後に、第2モ−タ21を回転駆動させて第2移動枠
19のみを移動させる。
【0012】例えば、図20(C)のWIDE端でズ−
ミングすると、前群レンズ15と後群レンズ18が一緒
に前進して、TELE端では図21(A)に示すように
なる。この後、第2モ−タ21が回転駆動し、図21
(B)に示すように後群レンズ18が前進してTELE
の撮影状態となる。
【0013】このようにズ−ミングされた後に第1モ−
タ17をレリ−ズにしたがい回転駆動させてフォ−カシ
ングされるが、至近距離よりもさらに近い距離の測距が
行なわれた場合には、レリ−ズ操作に応動して第2モ−
タ21が回転駆動し、後群レンズ18を所定位置に変位
させてテレマクロのフォ−カシングが行なわれる。
【0014】上記したところのズ−ムレンズは平成3年
特許願第358015号として既に本出願人によって特
許出願されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のズ−ム
レンズは、レンズ鏡胴とカメラ本体との間にワッシャを
挾み込んでフランジバックのずれを調整しているが、こ
の調整手段では一度ワツシャを挾み込んでフランジバッ
クを測定し、その測定の結果、なおフランジバックにず
れがあるときには、レンズ鏡胴を取外して他のワツシャ
を挾み込まなければならず、調整に手間どる作業となっ
ていた。
【0016】また、この調整手段による調整は、ワッシ
ャの最小厚さによって制限されるため0.02mm程度
のずれについては調整することができなかった。この他
に、カムやねじによってレンズ鏡胴の取付け位置を変位
させてフランジバック調整することが行なわれている
が、この調整手段は熟練を要する作業となる他、調整作
業に時間がかかると言う問題がある。
【0017】シフトの調整は、前群レンズ15と後群レ
ンズ18の間隔を調整して行なっている。例えば、前群
レンズ15の取付けねじを弛め、この前群レンズ15を
後群レンズ18に対して光軸方向に動かした後にその取
付けねじを締める等のメカ的に調整される。また、この
シフト調整は、レンズ群間を変化させてTELE端とW
IDE端のフランジバックが同じになるように合せ込ん
で行なわれる。
【0018】したがって、このように行なわれるシフト
調整は、取付けねじを弛め、また締める作業を伴うため
に、自動化が難しくなり、延いて自動化すれば調整機が
複雑、大形のものとなり、設備費のコストアップとな
る。また、メカ的に調整する場合は、熟練を要する作業
となる他、調整作業に時間がかかると言う問題があっ
た。その上、ズ−ム中間のシフトずれについては調整す
ることができなかった。
【0019】図22は従来例のある一つのズ−ムレンズ
について行なったフランジバックとシフトの調整を示す
ピント曲線である。この図において、22Aは調整前の
ピント曲線、22Bは調整後のピント曲線、22Cは基
準のフランジバック、22Dは許容範囲を各々示す。そ
して、このようなズ−ムレンズの場合には、フランジバ
ック調整でずれ量22Fを、シフト調整でずれ量22S
を各々補正する。しかし、このように調整してもズ−ム
ポジションの中間ではシフトのずれが大きく残る。
【0020】図23は他のズ−ムレンズについて行なっ
たフランジバックとシフトの調整を示すピント曲線であ
る。この図において、23Aは調整前のピント曲線、2
3Bは調整後のピント曲線、23Cは基準のフランジバ
ック、23Dは許容範囲、23Fはフランジバックのず
れ量、23Sはシフトのずれ量を各々示す。このような
ズ−ムレンズの場合は、許容範囲内に調整することがで
きるが、ズ−ムポジションの中間ではシフトずれが若干
残る。
【0021】本発明は上記した実情にかんがみ、フラン
ジバックとシフトのずれを予め測定し、この測定値にも
とづいてズ−ミングとフォ−カシングによって行なわれ
るレンズ移動を補正し、フランジバックとシフトを自動
的に調整するズ−ムレンズのピント調整装置を開発する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、ズ−ミングで移動する少なくとも二
つ以上のレンズ群と、移動するレンズ群と同じ数のモ−
タとを備えると共に、レンズ群毎に設けてレンズ群位置
をコ−ド検出とエンコ−ダパルスのカウントにより検出
する位置検出手段を備え、この位置検出手段の検出にし
たがって各々のモ−タを制御しズ−ミングとフォ−カシ
ングを行なう構成のズ−ムレンズにおいて、レンズのフ
ランジバックとシフトの補正量を予め測定し、その補正
量をデ−タ記憶させるメモリ手段と、上記した位置検出
手段の検出とこのメモリ手段の補正デ−タにしたがって
モ−タ制御しズ−ミングとフォ−カシングを行なうモ−
タ制御手段とより構成したことを特徴とするズ−ムレン
ズのピント調整装置を提案する。
【0023】
【作用】ズ−ミングとフォ−カシングを行なってレンズ
のフランジバックとシフトのずれ量を予め調整機によっ
て測定し、この測定値を補正デ−タとしてメモリ手段に
記憶させる。そして、位置検出手段の検出信号に記憶手
段から読み出した補正デ−タ信号を加え、これらの信号
にしたがってモ−タ制御し、ズ−ミングとフォ−カシン
グを行ない、フランジバックとシフトのずれ量を再度測
定する。
【0024】この測定値は補正デ−タとしてメモリ手段
に記憶させる。続いて、上記同様にして位置検出手段の
検出信号とメモリ手段の補正デ−タとにしたがってモ−
タ制御し、ズ−ミングとフォ−カシングを行ない、フラ
ンジバックとシフトのずれ量を測定する。この測定結
果、フランジバックとシフトが充分に補正されておれ
ば、メモリ手段の記憶内容を保持させたままでカメラを
調整機から取外しフランジバックとシフトの調整を終了
する。補正が不充分である場合には、上記同様にしてフ
ランジバックとシフトのずれを繰返し測定し、補正デ−
タをメモリ手段に記憶させ、充分に補正されたときに調
整を終了する。
【0025】上記したフランジバックとシフトの調整
は、カメラと調整機との間の電気的な情報交信によって
行なうことができるため、その調整作業が簡単となり、
調整機につても大形化しないし、その上、高精度の調整
結果を得ることができる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面に沿っ
て説明する。図1は撮影レンズとは別構成のファィンダ
光学系を有するカメラに備えるズ−ムレンズのレンズ鏡
胴の正面図、図2は図1上のA−A線断面図、図3は図
1上のB−B線断面図、図4は図1上のC−C線断面
図、図5は図1上のD−D線に沿って切断した端面図で
ある。なお、このレンズ鏡胴はカメラ本体内に収納でき
る構成となっている。これらの図面において、31は固
定枠、32は第1移動枠、33は第2移動枠、34は第
1モ−タ、35は第2モ−タを示している。
【0027】固定枠31は円筒形の枠体で、この後端に
設けたフランジ31aをカメラ本体に取付けて固定す
る。この固定枠31の内面には、図1、図2より分かる
ように、ヘリコイドねじ(雌)31bが設けてあり、固
定枠31の後方内部に設けた駆動リング36がこのヘリ
コイドねじ31bに螺合している。
【0028】つまり、駆動リング36はその外周囲にヘ
リコイドねじ(雄)36aを設け、このヘリコイドねじ
36aを固定枠31のヘリコイドねじ31bに螺合して
ある。また、この駆動リング36はその前側外周囲(図
2において右端側外周囲)にはギヤ36bが刻設してあ
り、このギヤ36bが後述する出力ギヤによって連動駆
動されて回転する。
【0029】上記した駆動リング36はフリクションば
ね37によって第1移動枠32に連結してある。つま
り、一端部を第1移動枠32の係止突起32aに止着さ
せたフリクションばね37の他端側折曲部を駆動リング
36の後面に圧接させてある。この連結により、ヘリコ
イドねじにしたがって回転する駆動リング36が非回動
で移動する第1移動枠32を進退させる。なお、フリク
ションばね37は駆動リング36の上下(図1)4箇所
に設けてある。また、このフリクションばね37は第1
移動枠32と別体に構成してあるが、第1移動枠32と
一体に構成することができる。
【0030】一方、上記した固定枠31の内面には、前
後方向に直線的に設けたキ−溝31cを3等分位置に各
々設け、第1移動枠32の後端周囲に設けた各々のキ−
32bをこれらキ−溝31cに突入させてある。
【0031】第1移動枠32は固定枠31と比べてやや
小径として固定枠31に内装させた円形枠で、キ−32
bがキ−溝31cに案内され、非回動のまま光軸方向
(図2において左右方向)に移動する。つまり、ヘリコ
イドねじ31b、36aにしたがって回転移動する駆動
リング36に押動され、また、引張られて非回動のまま
で光軸方向に移動する構成となっている。
【0032】駆動リング36は、図3に詳記した通り、
第1モ−タ34の出力歯車38、減速歯車39、長尺歯
車40、移動歯車41からなる連動機構によって回転駆
動される。第1モ−タ34はDCモ−タであって、これ
は固定枠31に設けた固定板42に取付けてあり、ホト
インタラプタ43を用いてパルス制御する。なお、43
aはエンコ−ダを示している。
【0033】また、出力歯車38に連動される減速歯車
39と、この減速歯車39に連動される長尺歯車40は
固定枠31に軸支させてある。さらに、長尺歯車40に
連動される移動歯車41は、第1移動枠32に設けた軸
受起立部32cに軸支して、この歯車41が駆動リング
36のギヤ36bに噛合するようにしてある。
【0034】この連動機構により、第1モ−タ34の回
転駆動力が移動歯車41に伝達され、この移動歯車41
によって駆動リング36が回転する。このため、駆動リ
ング36がヘリコイドねじ31b、36aにしたがって
移動し、第1移動枠32を光軸方向に移動させる。な
お、このとき移動歯車41が長尺歯車40に沿って移動
する。
【0035】上記した第1移動枠32にはシャッタ取付
枠44をねじ止めし、このシャッタ取付枠44の筒状部
44aに前群レンズ45が支持させてあり、また、この
シャッタ取付枠44の後面側近くには、シャッタ羽根押
えと共にシャッタ羽根46が設けてある。なお、このシ
ャッタ羽根46は筒状部44aの外周囲に配設したモ−
タ駆動源47により連動されて開閉動作する。
【0036】また、シャッタ取付枠44の筒状部44a
の外周囲には、第2移動枠33を移動駆動する第2モ−
タ35とその連動機構が設けてある。この連動機構は、
図1、図4に示した如く、第2モ−タ35の出力歯車4
8、減速歯車49〜52、リ−ドスクリュ54に固定し
た連動歯車53、第2移動枠33の起立部33aに固定
した筒状ねじ(雌)55より構成してある。
【0037】第2モ−タ35はDCモ−タであり、第1
モ−タ34と同様にホトインタラプタとエンコ−ダを用
いてパルス制御する。連動歯車53は末端の減速歯車5
2に連動されて回転する。そして、この連動歯車53
は、シャッタ取付枠44と第2移動枠33の起立部33
aを貫通させて後方(図4上左方向)に引き出したリ−
ドスクリュ54の一端部に固定してある。
【0038】リ−ドスクリュ54は、連動歯車53をシ
ャッタ枠44に圧接させるように、リ−ドスクリュ54
の連動歯車53側を押え板58で付勢している。また、
このリ−ドスクリュ54には筒状ねじ55が螺合してお
り、この筒状ねじ55がリ−ドスクリュ54の回転によ
ってねじ送りされることで、第2移動枠33を光軸方向
(図4の左右方向)に移動させる。
【0039】第2移動枠33は、第1移動枠32内で移
動可能とした円筒枠で、これには後群レンズ56が支持
させてある。そして、この第2移動枠33は、図5に示
したように、第1移動枠32に設けたガイド軸57に案
内されて非回動のまま光軸方向に移動させる構成として
ある。
【0040】つまり、第2移動枠33にはシャッタ取付
枠44の切欠部44bを通って前方(図5において右方
向)に突出させた突出腕33bを設け、この突出腕33
bの起立片部33c、33dに形成した軸孔に上記ガイ
ド軸57を摺動自在に通してある。なお、ガイド軸57
は第1移動枠32の前後端部から枠内に向けて突出させ
た軸止部32d、32eによって軸支されている。
【0041】一方、固定枠31と第1移動枠32には図
1、図4に示したように第1コ−ド検出手段が設けてあ
る。この第1コ−ド検出手段は、固定枠31の側面に設
けた貫通孔31dを塞ぐように第1コ−ド基板59を取
付け、また、第1移動枠32には上記の第1コ−ド基板
59を摺動するようにした第1コ−ドブラシ60を取付
けて構成してある。この第1コ−ド検出手段は、コ−ド
を読み取って固定枠31と第1移動枠32との相対的な
位置検出を行なう。
【0042】図6は第1コ−ド基板59を示し、59
a、59b、59c、59dは各々のコ−ド基板(59
aはグランド)、ZC1〜ZC7はズ−ムコ−ド、ZP
1〜ZP6はズ−ムポジション、HP1〜HP6はズ−
ミングされたときの前群レンズ45(第1移動枠)に対
応するホ−ムポジションを各々示している。なお、HP
0は第1移動枠32がカメラ本体に収納されたときの前
群レンズ45に対応するホ−ムポジション位置で、この
場合は、ズ−ムコ−ドをZC0、ズ−ムポジションをZ
P0としてある。
【0043】また、第1移動枠32と第2移動枠33と
には図1、図5に示したように第2コ−ド検出手段が設
けてある。この第2コ−ド検出手段は、シャッタ取付枠
44の突出板部44cに取付けた第2コ−ドブラシ61
と、第2移動枠33の突出腕33bに取付け、第2コ−
ドブラシ61が摺動するようにした第2コ−ド基板62
とから構成し、第1移動枠32と第2移動枠33との相
対的な位置を検出するようにしてある。
【0044】図7は第2コ−ド基板62を示し、HP1
〜HP6はズ−ミングされたときの後群レンズ56(第
2移動枠33)に対応するホ−ムポジション、HP0は
レンズ鏡胴がカメラに収納されたときの後群レンズ56
に対応するホ−ムポジション、A〜Dは区分けしたコ−
ドを示している。また、図8は図7と同様に第2コ−ド
基板62を示しているが、この図はフォ−カシングによ
る後群レンズ56の移動方向を示している。
【0045】図9は上記したレンズ鏡胴の駆動制御回路
を示す簡略的なブロック図である。図示する如く、コン
トロ−ラ63がメインスイッチ64、WIDEスイッチ
65、TELEスイッチ66のON、OFF信号を入力
して第1モ−タ34(以下、DC1という)と第2モ−
タ35(以下、DC2という)を駆動制御する。これに
よって、前群レンズ45と後群レンズ56が移動してズ
−ミングが行なわれる。
【0046】ズ−ミングが終った後にシャッタスイッチ
67が操作されると、コントロ−ラ63がDC1または
DC2を再度駆動制御し、フォ−カシングが行なわれ
る。また、このコントロ−ラ63はフォ−カシングが終
った後にシャッタシ−ケンス回路68を動作させ、シャ
ッタ動作させる。
【0047】また、このレンズ鏡胴のフランジバックと
シフトのずれ量は調整機によって測定し、この測定値を
ずれの補正デ−タとしてメモリ手段であるEEPROM
に予め記憶させておく。そして、フランジバックとシフ
トの調整が次のように行なわれる。
【0048】a.フランジバックの調整 ズ−ムポジションZP1(WIDE端)では、フォ−カ
シング動作時にDC1の回転駆動によって発生するパル
ス数(エンコ−ダパルス数)をEEPROM70から読
み出した補正デ−タによって補正して行なう。その他の
ズ−ムポジションZP2〜ZP6では、ズ−ミング動作
時にDC1の回転駆動によって発生するパルス数をEE
PROM70の補正デ−タによって補正して行なう。
【0049】b.シフトの調整 ズ−ムポジションZP1(WIDE端)のズ−ム動作時
と、ズ−ムポジションZP6(TELE端)のフォ−カ
シング動作時とに、DC2の回転駆動によって発生する
パルス数をEEPROM70の補正デ−タによって補正
して行なう。この場合は、ズ−ムポジションZP1、Z
P6とで同じパルス数補正する。ズ−ム中間(ズ−ムポ
ジションZP2〜ZP5)のシフト補正は、フォ−カシ
ング動作時にDC2の回転駆動によって発生するパルス
数をEEPROM70の補正デ−タによって補正して行
なう。
【0050】次に、コントロ−ラ63の動作を示す図1
0〜図15のフロ−チャ−トを参照しながら上記したレ
ンズ鏡胴の動作について詳細に説明する。なお、上記し
たレンズ鏡胴はメインスイッチ64のOFFによってカ
メラに収納され、この収納状態では、第1コ−ドブラシ
60が第1コ−ド基板59のHP0の位置に接触し、ま
た、第2コ−ドブラシ61が第2コ−ド基板62のB、
C、Dのいずれかに接触している。
【0051】(1) メインスイッチON レンズ鏡胴が収納されている状態でメインスイッチ64
をONさせると、第1コ−ド検出手段(59、60)か
らZCO信号がコントロ−ラ63に入力し、図10に示
すフロ−チャ−トのように動作する。(図6参照)
【0052】すなわち、メインスイッチ64をONさせ
ると、コントロ−ラ63がZC0信号に応答しDC1を
TELE側に駆動制御する。(図10、ステップST1
00、ST101) したがって、駆動リング36が回転し、第1移動枠32
を収納位置(HP0)から繰り出す。
【0053】第1移動枠32がTELE側に進むことに
より、第1コ−ド検出手段(59、60)がコ−ドZC
0からZC1に切換わり、このZC1信号の入力時点か
らコントロ−ラ63がエンコ−ダパルスのカウントを開
始する。(図10、ステップST103、ST104) なお、エンコ−ダパルスはDC1に備えられたホトイン
タラプタ43により出力される。
【0054】エンコ−ダパルスのカウントにより、この
カウントがWIDE端のセットパルス数とシフト補正パ
ルス数との加減算パルス数を経過したか否かを判断し、
このパルス数を経過した時、コントロ−ラ63がDC1
を停止制御する。シフト補正パルスはEEPROM70
の読み出したWIDE端シフト補正デ−タをパルス変換
して得る。(図10、ステップST104、ST10
5)
【0055】このようにDC1が停止したとき、第1コ
−ドブラシ60は第1コ−ド基板59のポジションHP
1の位置に接触し、この位置で前群レンズ45がWID
E端に繰り出されたことになる。
【0056】コントロ−ラ63はDC1を停止させた後
に直ちにDC2を駆動制御する。(図10、ステップS
T106) この場合、DC2はWIDE側に駆動され、リ−ドスク
リュ54の回転によって第2移動枠33がWIDE側に
向かって移動する。この結果、第2コ−ドブラシ61が
第2コ−ド基板62のコ−ドB、C、Dのいずれかの位
置からコ−ドAに向かって進む。
【0057】この動作により、第2コ−ド検出手段(6
1、62)がコ−ドBからAに切換わった時、コントロ
−ラ63がコ−ドA信号の入力を認識し、この時点から
エンコ−ダパルスをカウントする。(図10、ステップ
ST107、ST108) なお、このエンコ−ダパルスはDC2に連動するオトイ
ンタラプタより出力する。
【0058】そして、パルスカウントが予めセットした
WIDE端のパルス数とWIDE端のシフト補正パルス
数とを加減算したパルス数を経過したとき、コントロ−
ラ63によってDC2が停止制御される。なお、シフト
補正パルスはEEPROM70から読み出したシフト補
正デ−タをパルスに変換して得られる。(図10、ステ
ップST109、ST110) このようにDC2が停止したときは、第2コ−ドブラシ
61が第2コ−ド基板62のポジションHP1の位置に
接触し、また、後群レンズ56のWIDE端に移動す
る。
【0059】このようにしてメインスイッチ64をON
させると、レンズ鏡胴が収納位置からWIDE端まで繰
り出され撮影が可能状態となる。
【0060】次に、ズ−ミング動作について説明する。
ズ−ミングはWIDEスイッチ65とTELEスイッチ
66を操作して行なうが、これらスイッチ65、66を
操作することにより、先ずDC1が駆動制御されて図1
1に示すフロ−チャ−トにしたがってズ−ミング動作す
る。
【0061】(2) DC1によるズ−ミング レンズ鏡胴が上記したようにWIDE端に繰り出された
状態で、TELEスイッチ66をONすると、ON信号
を入力したコントロ−ラ63がDC1をTELE側に駆
動制御する。(図11、ステップST200〜ST20
3) したがって、第1移動枠32が進出し前群レンズ45が
TELE側に移動する。また、この場合、第2移動枠3
3が第1移動枠32と一緒に進出するため、前群レンズ
45と後群レンズ56が共にTELE側に向かって移動
する。
【0062】TELE端に達するまでTELEスイッチ
66を操作し続ける場合は、第1コ−ド検出手段(5
9、60)がTELE端コ−ドZC7の一つ前のコ−ド
ZC6を検出したか否かがコントロ−ラ63によって判
断される。(図11、ステップST204、ST20
5) つまり、第1コ−ドブラシ60が第1コ−ド基板59の
コ−ドZC6に接触したとき、コントロ−ラ63がこの
コ−ドZC6(現在コ−ドZ)を認識し、続いて、第1
コ−ドブラシ60がコ−ドZC6からZC7に切換わる
時点からエンコ−ダパルスをカウントする。(図11、
ステップST206〜ST208)
【0063】そして、エンコ−ダパルスのカウントが指
定パルス数を経過したときDC1を停止制御する。(図
11、ステップST209、ST210) なお、このときの指定パルス数は、TELE端セットパ
ルス数とEEPROM70から読み出したフランジバッ
ク補正デ−タの変換パルス数との加減算パルス数であ
る。この時、第1コ−ドブラシ60が第1コ−ド基板5
9のポジションHP6の位置に接触するように第1移動
枠32が進出し、前群レンズ45がTELE端に移動す
る。コントロ−ラ63はDC1を停止させた後に直ちに
DC2の駆動制御に移る。(図11、ステップST21
1) なお、DC2の駆動については後述する。
【0064】TELEスイッチ66の操作をTELE端
に達する前に解放させた場合は、このスイッチ66がO
FFしたときのズ−ムコ−ド(現在コ−ドZ)がコント
ロ−ラ63によって認識される。(図11、ステップS
T204、ST206) そして、その後は上記同様にステップST207〜ST
211の動作となる。
【0065】例えば、ズ−ムポジションZP3でTEL
Eスイッチ66の操作を解放したと仮定すれば、コント
ロ−ラ63が現在コ−ドZとしてコ−ドZC4を認識す
るため、続いて、このコ−ドZC4より一つTELE側
となるコ−ドZC5を認識した時点からエンコ−ダパル
スのカウントを開始する。(図11、ステップST20
4、ST206〜ST208)
【0066】そして、エンコ−ダパルスのカウントが指
定パルス数を経過した時にDC1を停止し、DC2の駆
動制御に移る。(図11、ステップST209〜ST2
11) この場合、指定パルス数は、ズ−ムポジションZP4の
セットパルス数と、EEPROM70から読み出したフ
ランジバック補正デ−タの変換パルス数との加減算パル
ス数となる。このときは、第1コ−ドブラシ60が第1
コ−ド基板59のポジションHP4の位置に接触し、前
群レンズ45がズ−ムポジションZP4に繰り出され
る。
【0067】一方、WIDEスイッチ65を操作した場
合には、レンズ鏡胴がWIDE端にない限り、コントロ
−ラ63がDC1をWIDE側に駆動制御する。(図1
1、ステップST212、ST213) そして、WIDEスイッチ65の操作を続けてWIDE
端までズ−ミングするときは、コントロ−ラ63がWI
DE端コ−ドZC1を認識した時点からエンコ−ダパル
スをカウントし、このパルスカウントが指定パルス数を
経過したときDC1を停止し、続いて、DC2の駆動制
御に移る。なお、このときの指定パルス数は、WIDE
端のセットパルス数と、EEPROM70から読み出し
たWIDE端シフト補正デ−タの変換パルス数との加減
算パルス数となる。(図11、ステップST214〜S
T219) この場合は、第1コ−ドブラシ60が第1コ−ド基板5
9のポジションHP1に接触し、前群レンズ45がWI
DE端に引き戻される。
【0068】また、レンズ鏡胴がWIDE端に達する前
にWIDEスイッチ65の操作を解放させると、その操
作を解放したときの現在コ−ドYをコントロ−ラ63が
認識し、続いて、この現在コ−ドYより一つWIDE側
コ−ドに進んだときを判断し、この時点からエンコ−ダ
パルスをカウントする。(図11、ステップST21
4、ST220〜ST222)
【0069】そして、このパルスカウントが予め設定し
た片寄せパルス数を経過したとき、DC1を停止させて
既に述べたステップST204、ST205〜ST21
1の動作に移る。つまり、片寄パルス数を経過したとき
DC1を一旦停止させ、このDC1をTELE側に駆動
制御する。そして、DC1が駆動開始したときの現在コ
−ドZを認識し、このコ−ドZより一つTELE側のコ
−ドに移った時点からエンコ−ダパルスをカウントし、
このパルスカウントが指定パルス数を経過したときにD
C1を停止させ、続いてDC2の駆動制御に移る。な
お、指定パルス数は、上記同様にセットパルス数とフラ
ンジバック補正デ−タの変換パルス数との加減算パルス
数となる。
【0070】上記のズ−ミング動作を図16を参照して
具体的に説明する。例えば、WIDEスイッチ65の操
作が解放された時、第1コ−ドブラシ60がコ−ドZC
4のa位置であったとすれば、コントロ−ラ63がコ−
ドZC4を認識し、また、このブラシ60がWIDE側
に摺動してコ−ドZC3に移った時点からエンコ−ダパ
ルスをカウントする。そして、パルスカウントが片寄せ
パルス数を経過するコ−ドZC3のb位置においてDC
1を一旦停止させる。
【0071】続いて、DC1がTELE側に駆動制御さ
れ、また、コントロ−ラ63がコ−ドZC3を認識する
と共に、第1コ−ドブラシ60がコ−ドZC4に入った
ときからエンコ−ダパルスをカウントする。そして、パ
ルスカウントが指定パルス数を経過したときDC1が停
止される。なお、指定パルス数は、ズ−ムポジションZ
P3のセットパルス数と、フランジバック補正デ−タの
変換パルス数との加減算パルス数となる。このときは、
第1コ−ドブラシ60がポジションHP3の位置に接触
し、前群レンズ45がズ−ムポジションZP3まで引き
戻される。
【0072】レンズ鏡胴がTELE端にあるときにTE
LEスイッチ66を操作し、また、WIDE端にあると
きにWIDEスイッチ65を操作した場合には、コント
ロ−ラ63がTELE端コ−ドZC7またはWIDE端
コ−ドZC1を直ちに認識するため、ズ−ミング動作は
行なわれない。(図11、ステップST202、ST2
12)
【0073】上記したようにDC1の駆動によって前群
レンズ45が各々のズ−ミング位置に移動された後、D
C2が駆動制御され、後群レンズ56が図12に示すフ
ロ−チャ−トにしたがって各々のズ−ミング位置に移動
する。
【0074】(3) DC2によるズ−ミング この動作では、コントロ−ラ63が前群レンズ45がW
IDE端にあるか否かを判断する。(図12、ステップ
ST300) WIDE端にあれば、現在コ−ドがA(図7)であるか
否かが判断される。(図12、ステップST308) このとき、第2コ−ドブラシ61が第2コ−ド基板62
のコ−ドAに接触し、現在コ−ドとしてAとなっておれ
ば、DC2をTELE側に回転駆動させ、コ−ドBに切
換わったときエンコ−ダパルスをカウントする。(図1
2、ステップST308〜ST311)
【0075】続いて、パルスカウントが片寄せパルス数
を経過したときDC2を一旦停止させ、次に、DC2を
WIDE側に回転駆動させ、目標コ−ド(この場合はコ
−ドA)になったときエンコ−ダパルスをカウントし、
このカウントが指定パルス数を経過したときにDC2が
停止される。このときの指定パルス数は、WIDE端の
セットパルス数である。(図12、ステップST31
2、ST313、ST302〜ST305) なお、この動作は図16に示した片寄せパルス制御と同
様となる。この動作によって、第2コ−ドブラシ61が
第2コ−ド基板62のポジションHP1の位置に接触
し、後群レンズ56がWIDE端のズ−ミング位置に移
動する。
【0076】前群レンズ45がWIDE端にあって第2
コ−ドブラシ61が第2コ−ド基板62のコ−ドAにな
い場合、つまり、コ−ドB、C、Dのいずれかに接触し
ているときは、DC2がWIDE側に駆動制御され、目
標コ−ドAに切換わった時点からエンコ−ダパルスがカ
ウントされ、上記同様に、第2コ−ドブラシ61がポジ
ションHP1の位置に接触し、後群レンズ56がWID
E端に移動する。(図12、ステップST308、ST
302〜ST305)
【0077】DC1を停止したとき、前群レンズ45が
WIDE端にない場合は、現在コ−ドと目標コ−ドとが
比較される。(図12、ステップST300、ST30
1) なお、コ−ドA、B、C、Dには重み付けをし、D>C
>B>Aのように設定してある。
【0078】つまり、DC2の駆動制御に移る時点の現
在コ−ド(図7)に比べ後群レンズ56を移動させる目
標コ−ドが小さいときは、DC2がWIDE側に駆動制
御され、目標コ−ドに進んだ時点でエンコ−ダパルスが
カウントされる。そして、パルスカウントが指定パルス
数を経過した時点でDC2が停止される。(図12、ス
テップST301〜ST305)
【0079】例えば、現在コ−ドがBであり、目標コ−
ドがAであれば、コ−ドAとBの切換ポイントからカウ
ントされたエンコ−ダパルスが指定パルス数を経過した
ときにDC2が停止されるから、第2コ−ドブラシ61
がポジションHP1またはHP4の位置に達したときに
DC2が停止され、後群レンズ56がズ−ムポジション
ZP1またはZP4のズ−ミング位置に移動する。な
お、指定パルス数はズ−ムポジションZP1またはZP
4のセットパルス数である。
【0080】現在コ−ドに比べ目標コ−ドが大きい場合
は、DC2がTELE側に駆動制御され、目標コ−ドに
なった時点でエンコ−ダパルスをカウントし、上記同様
に後群レンズ56を移動させる。(図12、ステップS
T306、ST307、ST303〜ST305) この動作は、現在コ−ドをAと仮定すれば、ズ−ミング
に必要な目標コ−ドがB、C、Dの場合である。
【0081】DC2の駆動に移るとき、現在コ−ドと目
標コ−ドとが同じであるときには、DC2を停止したま
まとする。(図12、ステップST301、ST30
6) 例えば、前群レンズ45をズ−ムポジションZP4に移
動したとき、現在コ−ドがAとなっておれば、現在コ−
ドと目標コ−ドとが共にAとなるから、DC2は駆動さ
せない。
【0082】このときには、フォ−カシング動作(DC
2駆動)によって後群レンズ56をポジションHP4に
対応した位置に移動させる。ポジションHP2とHP5
とが現在コ−ドと目標コ−ドとなるとき、また、ポジシ
ョンHP3とHP6が現在コ−ドと目標コ−ドとなる場
合も同様にフォ−カシング動作で後群レンズ56を移動
させる。
【0083】(4) フォ−カシング 上記したようにズ−ミングした後にシャッタスイッチ6
7を操作することによって、図13、図14のフロ−チ
ャ−トにしたがってフォ−カシングが行なわれる。この
シャッタスイッチ67はシャッタ釦に連動している。な
お、図13、図14の小円形69a、69bは結合子を
示す。
【0084】フォ−カシングはレンズ鏡胴がWIDE端
にあるときはDC1の駆動制御によって、WIDE端よ
りズ−ミングされた位置にあるときはDC2の駆動制御
となる。レンズ鏡胴がWIDE端にある場合は、DC1
をTELE側にONさせ、一つTELE側のコ−ド、つ
まり、コ−ドZC2を認識し、この時点からエンコ−ダ
パルスをカウントする。(図13、図14、ステップS
T400、ST416〜ST418)
【0085】そして、パルスカウントが自動測距信号パ
ルス(AFパルス)数とフランジバック補正パルス数と
を加減算したパルス数を経過したときDC1を停止させ
る。なお、フランジバック補正パルスはEEPROM7
0から読み出したフランジバック補正デ−タをパルス変
換して得られる。(図14、ステップST419、ST
420) このフォ−カシング動作では前群レンズ45と後群レン
ズ56が一体的に繰り出され合焦制御する。続いて、シ
ャッタシ−ケンス回路68によってシャッタが開閉動作
する。(図14、ステップST421)
【0086】シャッタ動作後はDC1をWIDE側に駆
動制御させ、WIDE端コ−ドZD1を認識した時点か
らエンコ−ダパルスをカウントし、パルスカウントが指
定パルス数を経過したときDC1を停止させる。(図1
4、ステップST422〜ST426) このとき、第1コ−ドブラシ60が第1コ−ド基板59
のポジションHP1の位置に接触し、レンズ鏡胴がWI
DE端のズ−ムポジションZP1に戻る。
【0087】レンズ鏡胴がWIDE端以外にズ−ミング
されている場合は、ズ−ムポジションZP2又はZP3
となっているか、その他のズ−ムポジションZP4、Z
P5、ZP6となっているかに別けて判断しDC2を駆
動制御する。(図13、ステップST400、ST40
1)
【0088】ズ−ムポジションZP2又はZP3のとき
はDC2をWIDE側に駆動制御し、目標コ−ドとなっ
た時点からエンコ−ダパルスをカウントし、パルスカウ
ントが、AFパルス数とシフト補正パルス数とを加減算
したパルス数を経過したときにDC2を停止させる。シ
フト補正パルスはEEPROM70に記憶されているZ
P2、ZP3のシフト補正デ−タをパルス変換して得ら
れる。(図13、ステップST402〜ST407)
【0089】例えば、レンズ鏡胴がズ−ムポジションZ
P2にある場合は、図8に示した通り、DC2をWID
E側に駆動制御することにより、第2コ−ドブラシ61
がコ−ドA、Bの切換ポイントに進んだ時点からエンコ
−ダパルスをカウントし、このパルスカウントがAFパ
ルス数とシフト補正パルス数の加減算パルス数を経過し
たときDC2を停止させ合焦制御する。レンズ鏡胴がズ
−ムポジションZP3にある場合は、コ−ドB、Cの切
換ポイントの時点からエンコ−ダパルスがカウントさ
れ、同様の合焦制御となる。
【0090】レンズ鏡胴がズ−ムポジションZP4〜Z
P6のいずれかとなっている場合は、DC2がTELE
側に駆動制御され、目標コ−ドとなったときエンコ−ダ
パルスがカウントされる。そして、パルスカウントがA
Fパルス数とシフト補正パルス数との加減算パルス数を
経過したときにDC2が停止され合焦制御となる。シフ
ト補正パルスはEEPROM70に記憶されているZP
4〜ZP6のシフト補正デ−タをパルス変換して得られ
る。(図13、ステップST403〜ST407)
【0091】例えば、レンズ鏡胴がズ−ムポジションZ
P4にあれば、図8に示すように、コ−ドA、Bの切換
ポイントからエンコ−ダパルスがカウントされ、パルス
カウントがAFパルス数とシフト補正パルス数との加減
算パルス数を経過することによってDC2が停止されて
合焦制御される。レンズ鏡胴がズ−ムポジションZP5
またはZP6にあるときは、コ−ドB、CまたはC、D
の切換ポイントからエンコ−ダパルスがカウントされ、
上記同様にして合焦制御される。
【0092】上記のフォ−カシングの後にシャッタシ−
ケンス回路68の動作によってシャッタが開閉され、続
いて、後群レンズ56を元のズ−ムポジションに復動す
る制御となる。(図13、ステップST408)
【0093】この復動制御は、上記同様にズ−ムポジシ
ョンZP2又はZP3とその他のズ−ムポジションに別
け、ズ−ムポジションZP2又はZP3でのフォ−カシ
ングのときはDC2をTELE側に、その他のズ−ムポ
ジションのフォ−カシングのときはDC2をWIDE側
に各々駆動制御する。(図13、ステップST409、
ST411) そして、各々の目標コ−ドとなったときエンコ−ダパル
スをカウントし、パルスカウントが指定パルス数を経過
したときDC2を停止させる。(図13、ステップST
412〜ST415)
【0094】(5) メインスイッチOFF メインスイッチ64をOFFさせると、図15のフロ−
チャ−トにしたがってレンズ鏡胴がカメラ本体内に収納
される。この収納動作では、第2コ−ド基板62のコ−
ドを判別し、後群レンズ56がコ−ドB、C、Dのいず
れかに対応する位置となっておれば、DC1をWIDE
側に駆動制御する。(図15、ステップST500、S
T506)
【0095】そして、第1コ−ドブラシ60がOFFコ
−ド、つまり、第1コ−ド基板59のコ−ドZC0に接
触した時点からエンコ−ダパルスをカウントし、パルス
カウントが収納セットパルス数を経過したときにDC1
を停止させる。この場合、第1コ−ドブラシ60が第1
コ−ド基板59のポジションHP0の位置に接触し、レ
ンズ鏡胴が収納位置に移動する。
【0096】メインスイッチ64をOFFしたとき、後
群レンズ56が第2コ−ド基板62のコ−ドAに対応し
た位置となっている場合は、DC2をTELE側に駆動
制御し、コ−ドBを認識した時点からエンコ−ダパルス
をカウントする。(図15、ステップST500〜ST
503)
【0097】そして、パルスカウントが指定パルス数を
経過したときDC2を停止させる。(図15、ステップ
ST504、ST505) この動作によって後群レンズ56が前群レンズ45に近
づき、その後、DC1を駆動制御し、上記したステップ
ST506〜ST510に移り、レンズ鏡胴が収納位置
に移動する。
【0098】上記したように、WIDE端(ZP1)で
は、DC1によるズ−ム繰り出し量(全群レンズ)をシ
フト補正し、また、DC1によるフォ−カス繰り出し量
(全群レンズ)をフランジバック補正し、フランジバッ
クとシフトのずれを調整する。
【0099】その他のズ−ムポジション(ZP2〜ZP
6)では、DC1によるズ−ム繰り出し量(全群レン
ズ)をフランジバック補正し、また、DC2による繰り
出し量(後群レンズ)をシフト補正し、フランジバック
とシフトのずれを調整する。
【0100】EEPROM70に書き込むフランジバッ
クとシフトの補正値は次のように定めてある。なお、M
1〜M7は補正デ−タである。 M1 DC1 フランジバック補正値 M2 DC2 ZP1(WIDE端)シフト補正
値 M3 DC2 ZP2シフト補正値 M4 DC2 ZP3シフト補正値 M5 DC2 ZP4シフト補正値 M6 DC2 ZP5シフト補正値 M7 DC2 ZP6(TELE端)シフト補正
値 なお、M1〜M7のうち、ZP1(WIDE端)のシフト
補正値とZP6(TELE端)のシフト補正値は同じ値
にしてある。
【0101】上記した補正値は次のように設定する。未
調整のカメラを調整機にセッティングし、WIDE端
(ZP1)とTELE端(ZP6)のフランジバックを
測定する。そして、WIDE端とTELE端の測定値を
比較し、その差から上記した補正デ−タM2、M7のシフ
ト補正値を求めてEEPROM70に書き込む。
【0102】再度WIDE端とTELE端のフランジバ
ックを測定し、同じ値になっているか否かを確認する。
なお、測定ではDC1、DC2の駆動が補正デ−タ
2、M7によって補正される。このとき、WIDE端と
TELE端とのフランジバックに差があれば、補正デ−
タM2、M7を新たなシフト補正値に書き換える。
【0103】WIDE端とTELE端とのフランジバッ
クに差がないとき、また、差がなくなったとき、そのと
きのフランジバックの測定値と基準のフランジバック値
との差を求め、この差をDC1のフランジバック補正値
として補正デ−タM1をEEPROM70に書き込む。
以上よりWIDE端とTELE端のフランジバックとシ
フトの補正デ−タがEEPROM70に書き込まれる。
【0104】上記した補正値(フランジバック及びシフ
ト)の設定について図17に示すような未調整カメラの
ピント曲線17Aを参照して具体的に説明する。WID
E端(ZP1)とTELE端(ZP6)のフランジバッ
ク17F1と17F2を測定し、それらの差17SからW
IDE端のシフト補正値を演算してその結果をシフト補
正デ−タM2としてEEPROM70に書き込む。この
ときのシフト補正値の演算はWIDE端のシフト補正値
とTELE端のシフト補正値とが同じになるように算出
する。
【0105】そして、WIDE端とTELE端のフラン
ジバックを再度測定し、17F1=17F2となっていれ
ば、この測定値と基準のフランジバック17Cとを比較
し、その差17F0をDC1のフランジバック補正値
(補正デ−タM1)としてEEPROM70に書き込
む。なお、図17の17Dは許容範囲を示している。
【0106】次に、レンズをズ−ムポジションZP2に
セットし、フランジバックを測定してその測定値を基準
のフランジバックと比較し、その差からZP2のシフト
補正値を求め補正デ−タM3としてEEPROM70に
書き込む。ズ−ムポジションZP3〜ZP5についても
同様であり、レンズを順次ZP3〜ZP5にセットし、
各々のフランジバックを測定し、その測定値を基準のフ
ランジバックと比較し、その差からZP3〜ZP5のシ
フト補正値を求め、補正デ−タM4〜M6としてEEPR
OM70に書き込む。
【0107】図18は上記のようにして測定値と基準の
フランジバック18Cとの差より求められるシフト補正
量18S2〜18S5を示したもので、これらのシフト補
正量が補正デ−タM3〜M6としてEEPROM70に書
き込まれることになる。なお、18Aはフランジバック
調整されたピント曲線、18Bは調整されたピント曲線
を示している。
【0108】上記したところより分かるように、DC
1、DC2のレンズ駆動をEEPROM70の補正デ−
タによって補正することによって、調整されたピント曲
線18Bが図18に一例をもって示す如く基準のフラン
ジバック18Cと一致するようになり、フランジバック
とシフトずれによるピント誤差のないズ−ムレンズとな
る。
【0109】図19はカメラと調整機の補正値設定動作
を示したフロ−チャ−トである。既に述べたように、W
IDE端とTELE端のフランジバック(f・b)を測
定し、その差からWIDE端とTELE端のシフト補正
値を求めてEEPROM70に書き込まれる。(図1
9、ステップST600、ST605、ST606)
【0110】そして、WIDE端とTELE端のフラン
ジバックに差がなくなれば、測定値と基準のフランジバ
ックとの差から、フランジバックの補正値を求めてEE
PROM70に書き込まれる。(図19、ステップST
600〜ST602、ST606′、ST607)
【0111】上記のようにしてWIDE端とTELE端
の補正値が設定されると、ズ−ムポジションZP2〜Z
P5のシフト補正設定に移る。この場合、ズ−ムポジシ
ョンZP2〜ZP5の各々についてシフト測定を行なっ
てシフト補正値を計算し、その補正値が補正デ−タとし
てEEPROM70に書き込まれる。(図19、ステッ
プST603、ST604、ST608、ST609)
【0112】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係るズ−ムレン
ズのピント調整装置は、フランジバックとシフトの補正
値を補正デ−タとして予めメモリ手段に記憶させ、この
メモリ手段の補正デ−タによってモ−タのレンズ駆動量
を補正してピント調整する構成としたので、フランジバ
ックとシフトの調整が特別な部品や構成を要せずに簡単
に調整機によって自動的に行なうことができる。
【0113】その上、ズ−ム中間でのフランジバックと
シフトの調整ができると共に、ズ−ミングの各位置でそ
の調整精度を高めることができ、さらには、組品精度の
ばらつきや組立時のばらつきによってシフトずれが大き
くなっても補正できるため、高性能のズ−ムレンズを提
供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したズ−ムレンズのレンズ鏡胴を
示す正面図である。
【図2】図1上のA−A線断面図である。
【図3】図1上のB−B線断面図である。
【図4】図1上のC−C線断面図である。
【図5】図1上のD−D線に沿って切断した端面図であ
る。
【図6】前群レンズのズ−ミング動作を示した第1コ−
ド基板の簡略図である。
【図7】後群レンズのズ−ミング動作を示した第2コ−
ド基板の簡略図である。
【図8】フォ−カシング動作を示した第2コ−ド基板の
簡略図である。
【図9】上記したレンズ鏡胴の駆動制御装置を示す電気
的なブロック図である。
【図10】メインスイッチONの動作を示すフロ−チャ
−トである。
【図11】DC1によるズ−ミング動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図12】DC2によるズ−ミング動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図13】フォ−カシング動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図14】フォ−カシング動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図15】メインスイッチOFFの動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図16】ズ−ミング動作を説明するための第1コ−ド
基板の部分的な簡略図である。
【図17】フランジバックの補正値設定を説明するため
のピント曲線である。
【図18】シフトの補正値設定を説明するためのピント
曲線である。
【図19】フランジバックとシフトの補正値設定動作を
示すフロ−チャ−トである。
【図20】従来のズ−ムレンズを示し、同図(A)、
(B)、(C)はズ−ムレンズを撮影位置に繰り出す動
作過程を示す簡略図である。
【図21】上記従来のズ−ムレンズのズ−ミング動作過
程を示し、同図(A)は前群レンズと後群レンズを一体
的に前進させた状態を、同図(B)は後群レンズを前進
させた状態を各々示す簡略図である。
【図22】従来のズ−ムレンズにおけるフランジバツク
とシフトの調整を説明するためのピント曲線である。
【図23】従来の他のズ−ムレンズにおけるフランジバ
ックとシフトの調整を説明するためのピント曲線であ
る。
【符号の説明】
31 固定枠 32 第1移動枠 33 第2移動枠 34 第1モ−タ(DC1) 35 第2モ−タ(DC2) 36 駆動リング 37 フリクションばね 43 ホトインタラプタ 44 シャッタ枠 45 前群レンズ 54 リ−ドスクリュ 56 後群レンズ 59 第1コ−ド基板 60 第1コ−ドブラシ 61 第2コ−ドブラシ 62 第2コ−ド基板 63 コントロ−ラ 64 メインスイッチ 65 WIDEスイッチ 66 TELEスイッチ 67 シャッタスイッチ 70 EEPROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズ−ミングで移動する少なくとも二つ以
    上のレンズ群と、移動するレンズ群と同じ数のモ−タと
    を備えると共に、レンズ群毎に設けてレンズ群位置をコ
    −ド検出とエンコ−ダパルスのカウントにより検出する
    位置検出手段を備え、この位置検出手段の検出にしたが
    って各々のモ−タを制御しズ−ミングとフォ−カシング
    を行なう構成のズ−ムレンズにおいて、レンズのフラン
    ジバックとシフトの補正量を予め測定し、その補正量を
    デ−タ記憶させるメモリ手段と、上記した位置検出手段
    の検出とこのメモリ手段の補正デ−タにしたがってモ−
    タ制御しズ−ミングとフォ−カシングを行なうモ−タ制
    御手段とより構成したことを特徴とするズ−ムレンズの
    ピント調整装置。
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