JPH0715958A - 自励フライバックコンバータ - Google Patents

自励フライバックコンバータ

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JPH0715958A
JPH0715958A JP17853293A JP17853293A JPH0715958A JP H0715958 A JPH0715958 A JP H0715958A JP 17853293 A JP17853293 A JP 17853293A JP 17853293 A JP17853293 A JP 17853293A JP H0715958 A JPH0715958 A JP H0715958A
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JP
Japan
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fet
voltage
output
control circuit
mos
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JP17853293A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fukunaga
和男 福永
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング素子のオン期間を一定とし、オ
フ期間を可変制御することによって軽負荷時の効率の向
上と、スイッチング周波数の高周波化を容易にして小型
化を図る。 【構成】 トランスTの一次巻線Npの電流をMOS−
FET Q1でオン、オフし、前記トランスTの二次巻
線Nsに誘起したフライバック電圧を整流、平滑して直
流出力を得るものであり、MOS−FET Q1を駆動
する駆動パルスを出力するワンショットパルス発生回路
DRCと、前記直流出力に応じてワンショットパルス発
生回路DRCの駆動パルス発生周期を制御すると共にト
ランスTの制御巻線Ndにフライバック電圧が発生して
いる期間はワンショットパルス発生回路DRCによる前
記駆動パルスの発生を禁止する制御回路CTL1,CT
L2とを設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DC−DCコンバータ
等のスイッチング電源に用いるフライバックコンバータ
に係り、とくに軽負荷時の効率を良好にした自励フライ
バックコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源に使用されているDC
−DCコンバータには、大別してフォワードコンバータ
と、フライバックコンバータとがある。従来、フォワー
ドコンバータにおいては、トランスのリセット電圧を制
御することによってオフ期間を可変制御する回路が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
フォワードコンバータは、回路コストが高くなる欠点を
有する(例えば、整流平滑のためのチョークが必要不可
欠である等)。また、出力短絡等に備えて過電流保護回
路が必要であるため、回路が複雑になる欠点がある。
【0004】また、従来のフライバックコンバータで
は、軽負荷の場合はスイッチング周波数が高くなり、重
負荷の場合はスイッチング周波数が低下する特性となっ
ているので、無負荷や軽負荷の場合での電力の損失が比
較的大きく、効率が低い欠点がある。また、軽負荷時の
スイッチング周波数が高いため、二次側出力をフィード
バックして一次側を制御するフィードバック制御が難し
くなり高周波化が困難である(軽負荷時の制御性を良好
に維持しようとすると重負荷時のスイッチング周波数は
低めに設定せざるを得ない。)。
【0005】本発明は、上記の点に鑑み、スイッチング
素子のオン期間を一定とし、オフ期間を可変制御するこ
とによって軽負荷時の効率の向上と、スイッチング周波
数の高周波化を容易にして小型化を図った自励フライバ
ックコンバータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自励フライバックコンバータは、トランス
の一次巻線の電流をメインスイッチング素子でオン、オ
フし、前記トランスの二次巻線に誘起したフライバック
電圧を整流、平滑して直流出力を得るものであって、前
記メインスイッチング素子をオン駆動する駆動パルスを
出力する駆動回路と、前記直流出力に応じて前記駆動回
路の駆動パルス発生周期を制御するとともに前記トラン
スの制御巻線にフライバック電圧が発生している期間は
前記駆動回路による前記駆動パルスの発生を禁止する制
御回路とを備えた構成としている。
【0007】また、前記駆動回路としては、前記メイン
スイッチング素子をオン駆動する一定幅の駆動パルスを
出力するワンショットパルス発生回路が好ましい。
【0008】また、前記制御回路を、一次側制御回路及
び二次側制御回路とで構成し、前記二次側制御回路は、
前記直流出力を検出する検出部と、該検出部の検出結果
に応じて光量の変化するフォトカプラーの発光素子とを
有し、前記一次側制御回路は、ある時定数に従って前記
駆動回路を作動させる作動信号を発生する作動信号発生
部と、該作動信号発生部の時定数を変化させる前記フォ
トカプラーの受光素子と、前記制御巻線にフライバック
電圧が発生している期間は前記作動信号の発生を阻止す
る制御素子とを有する構成としてもよい。
【0009】
【作用】本発明の自励フライバックコンバータにおいて
は、駆動回路でメインスイッチング素子をオン駆動する
駆動パルスを出力して、該メインスイッチング素子でト
ランスの一次巻線の電流をオン、オフし、前記トランス
の二次巻線に誘起したフライバック電圧を整流、平滑し
て直流出力を得ている。そして、その直流出力の大きさ
を制御回路で検出し、当該直流出力に応じて前記駆動回
路のオフ期間を制御、すなわち、次の駆動パルスを出す
タイミングを制御するとともに、前記トランスの制御巻
線にフライバック電圧が発生している期間は前記駆動回
路による前記駆動パルスの発生を禁止している。制御回
路による駆動パルスを出すタイミングの制御は、軽負荷
時の場合、メインスイッチング素子のオフ期間を長くし
てスイッチング周波数を低周波化し、重負荷時の場合
は、メインスイッチング素子のオフ期間を短くしてスイ
ッチング周波数を高周波化している。従って、軽負荷時
は、単位時間当たりのメインスイッチング素子のスイッ
チング回数を少なくして電力損失を減少させることがで
き、効率の大幅な向上が図れる。また、重負荷時のスイ
ッチング周波数が最大のため、制御の安定化が容易であ
り、スイッチング周波数の高周波化による小型化を図る
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る自励フライバックコンバ
ータの実施例を図面に従って説明する。
【0011】図1は本発明の実施例を示す。この図にお
いて、Tはトランス、Q1はメインスイッチング素子と
してのMOS−FETであり、トランスTは一次巻線N
p、二次巻線Ns及び制御巻線Ndを有している。直流
入力端子Pinとアース端子COM1間に直流電圧+Vin
が供給され、フィルタ用チョークコイルL1、前記一次
巻線Np及びMOS−FET Q1の直列回路が、それ
らの直流入力端子Pinとアース端子COM1に通じるア
ースライン10間に接続されている。また、チョークコ
イルL1と一次巻線Npとの接続点とアースライン10
間にコンデンサC1が接続されている。前記MOS−F
ET Q1のゲートとアースライン10との間には、抵
抗R1が設けられており、該MOS−FET Q1のゲ
ートにはこれをオン駆動するための駆動パルスを出力す
る駆動回路であるワンショットパルス発生回路(単安定
マルチバイブレータ)DRCが接続されている。そし
て、MOS−FET Q1は、ワンショットパルス発生
回路DRCの出力によって、トランスTの一次巻線Np
の電流をオン、オフするようになっている。さらに、ワ
ンショットパルス発生回路DRCの入力側には、該ワン
ショットパルス発生回路DRCの駆動パルス発生の時期
を制御する一次側制御回路CTL1が接続されている。
トランスTの二次側には、二次巻線Nsに誘起したフラ
イバック電圧を整流平滑して直流出力を得るための整流
平滑回路が構成されているとともに、その直流出力電圧
を検出する検出部を有する二次側制御回路CTL2が設
けられている。なお、一次側制御回路CTL1には受光
素子としてのフォトトランジスタPCtが、二次側制御
回路CTL2には発光素子としての発光ダイオードPC
dがそれぞれ設けられ、両者でフォトカプラーを構成し
ている。
【0012】前記トランスTの一次巻線NpとMOS−
FET Q1のドレインとの接続点に整流用ダイオード
D1が接続され、このダイオードD1のカソード側が正
電圧供給ライン11となり、該正電圧供給ライン11と
アースライン10間にコンデンサC2が接続されてい
る。この正電圧供給ライン11から所定の直流正電圧を
ワンショットパルス発生回路DRCと一次側制御回路C
TL1に供給している。トランスTの二次巻線Nsに接
続されている整流平滑回路は、二次巻線Nsに誘起した
フライバック電圧を整流平滑するものであり、整流用ダ
イオードD5、平滑用コンデンサC4,C5及び平滑用
チョークコイルL2から構成されており、コンデンサC
5の両端の電圧が直流出力電圧+Voutとして正側出力
端子Pout、負側出力端子COM2間に出力されるよう
になっている。また、この出力端子Pout,COM2間に
は、前記二次側制御回路CTL2が接続されている。
【0013】前記ワンショットパルス発生回路DRC
は、メインスイッチング素子であるMOS−FET Q
1をオン駆動する駆動パルスを出力する駆動回路であ
り、MOS−FET Q1をオン駆動する一定幅の駆動
パルスを出力した後、直ちに該MOS−FET Q1を
オフ駆動するものである。該ワンショットパルス発生回
路DRCは、高入力インピーダンスを低出力インピーダ
ンスに変換するためにトーテムポール接続されたNPN
型トランジスタQ2とPNP型トランジスタQ3を有す
るとともに、これらの前段に2つのNANDゲートQ
4,Q5、抵抗R2,R3、コンデンサC3、MOS−
FET Q6及びFET Q10からなる単安定マルチバ
イブレータを有している。前記トランジスタQ2とトラ
ンジスタQ3はそれぞれのベース同士、エミッタ同士が
接続され、ベースはNANDゲートQ4の出力端に接続
され、エミッタはMOS−FET Q1のゲートに接続
されている。また、2つのNANDゲートQ4,Q5は
それぞれ一方の入力端が正電圧供給ライン11に接続さ
れ、ハイレベルに維持されており、NANDゲートQ4
の他方の入力端とNANDゲートQ5の出力端が接続さ
れている。NANDゲートQ5の他方の入力端5とアー
スライン10間にはMOS−FET Q6が接続され、
NANDゲートQ4の出力端と、FET Q10のゲー
ト間には、前記抵抗R2が接続され、NANDゲートQ
4の出力端と、FET Q10のドレイン間には、前記
抵抗R3が接続されている。そして、FET Q10の
ソースがMOS−FET Q6のゲートに接続され、F
ET Q10のソースとアースライン10間にコンデン
サC3が接続されている。なお、抵抗R3、FET Q
10及びコンデンサC3は時定数回路を構成している。
【0014】ここで、上記ワンショットパルス発生回路
DRCの動作について述べる。NANDゲートQ5の入
力端5にハイレベルの信号が入力されると、NANDゲ
ートQ5の出力端はローレベルになり、NANDゲート
Q4の出力端からはハイレベルの信号が出力される。こ
のハイレベルの信号は、トランジスタQ2及びトランジ
スタQ3のベースにそれぞれ入力され、トランジスタQ
2がオン、トランジスタQ3がオフし、オン状態のトラ
ンジスタQ2を通して正電圧供給ライン11の電圧がM
OS−FET Q1のゲートへ駆動信号として印加され
る。そして、NANDゲートQ4の出力端がハイレベル
になった場合、前記時定数回路において、ハイレベル信
号は抵抗R2を経てFET Q10のゲートに加わり該
FET Q10はオン状態になり、抵抗R3、FET Q
10のドレイン、ソースの経路で電流が流れ、コンデン
サC3を充電する。前記時定数回路の持つある充電時定
数で定まった時間が経過してコンデンサC3の両端の電
圧、つまりMOS−FETQ6のゲート電圧が一定レベ
ルに達するとMOS−FET Q6がオンする。そし
て、NANDゲートQ5の入力端5がローレベルに変わ
る。NANDゲートQ5の入力端5がローレベルに変わ
ると、NANDゲートQ5の出力端はハイレベルにな
り、NANDゲートQ4の出力端からはローレベルの信
号が出力される。このローレベルの信号は、トランジス
タQ2及びトランジスタQ3をターンオフし、両者のエ
ミッタからは駆動信号は出力されなくなる。NANDゲ
ートQ4の出力端がローレベルになった場合、FET
Q10はオフ状態になる。その後コンデンサC3が放電
してこのMOS−FET Q6がオフ状態に戻ると、N
ANDゲートQ5の入力端5は、入力待機状態になる。
【0015】このように、ワンショットパルス発生回路
DRCのNANDゲートQ5の入力端5にハイレベルの
信号が入力されてワンショットパルス発生回路DRCの
出力がハイレベルとなってから、MOS−FET Q6
がオンし、NANDゲートQ5の入力端5がローレベル
に変わってワンショットパルス発生回路DRCの出力が
ローレベルに下がるまでには、コンデンサC3での充電
時定数により時間差が生じる。従って、ワンショットパ
ルス発生回路DRCは、MOS−FET Q1をオン駆
動する一定幅の駆動パルス(ワンショットパルス)を出
力でき、その後、直ちに前記MOS−FET Q1をオ
フ駆動することができる。なお、この駆動パルスの発生
は、コンデンサC3の値を調整することで任意のパルス
幅を得ることができる。
【0016】前記一次側制御回路CTL1は、トランス
Tの二次側の直流出力に応じて前記ワンショットパルス
発生回路DRCの駆動パルス発生時期を制御するととも
に、トランスTの制御巻線Ndにフライバック電圧が発
生している期間は前記ワンショットパルス発生回路DR
Cによる駆動パルスの発生を禁止するものであって、フ
ォトトランジスタPCt、ダイオードD2,D3,D
4、抵抗R4,R5、MOS−FET Q7,Q8及び
FETQ9で構成されている。
【0017】前記抵抗R5、FET Q9、ダイオード
D2の直列回路は正電圧供給ライン11とNANDゲー
トQ5の入力端5間に接続されている。すなわち、ダイ
オードD2のカソードは、一次側制御回路CTL1の出
力端として前記ワンショットパルス発生回路DRCのN
ANDゲートQ5の入力端5に接続されている。前記F
ET Q9のゲートは正電圧供給ライン11に接続され
ている。前記MOS−FET Q7,Q8は、特性の揃
った同一チップであり、ともにゲートが共通に抵抗R4
を介して正電圧供給ライン11に接続され、MOS−F
ET Q7のドレインは前記ダイオードD2のアノード
に接続され、MOS−FET Q7のソースはダイオー
ドD3を介し制御巻線Ndの一端に接続されている。ま
た、MOS−FET Q8のドレインはゲートと共に抵
抗R4に接続されており、ソースはダイオードD4を介
しアースライン10に接続されている。これらのMOS
−FET Q7,Q8は、ゲート電圧が同電位であり、
ダイオードD3,D4のカソード側の電位が低い方のM
OS−FETがオンになるようになっている。
【0018】なお、一次側制御回路CTL1出力側に接
続されているNANDゲートQ5の入力端側(ダイオー
ドD2のカソード側)と、アースライン10との間に
は、図1中に点線で示すように、浮遊容量C0が存在
し、抵抗R5、FET Q9、ダイオードD2の直列回
路のインピーダンスと浮遊容量COとで時定数回路を構
成し、前記ワンショットパルス発生回路DRCを作動さ
せる作動信号を発生する作動信号発生部として機能す
る。
【0019】ここで、上記一次側制御回路CTL1の動
作について述べる。まず、受光素子のフォトトランジス
タPCtが受光していないオフ状態の場合、オン状態の
FET Q9を通してダイオードD2に電流を流そうと
する。このとき、ダイオードD2のカソード側(出力
端)の信号レベルは、制御巻線Ndの状態により以下の
ようになる。
【0020】制御巻線NdのダイオードD3接続端にフ
ライバック電圧(負の電圧)が誘起している場合、アー
スライン10に接続されているダイオードD4のカソー
ド側の電位よりも、制御巻線Ndに接続されているダイ
オードD3のカソード側の電位の方が低いため、MOS
−FET Q7がオン状態になる。従って、FET Q9
から供給される電流は、MOS−FET Q7に流れ、
ダイオードD2のカソードとアースライン10間の電圧
は所定の一定レベル以下(ローレベル)に維持される。
すなわち、ワンショットパルス発生回路DRCの入力端
5においてローレベル信号として認識され、制御巻線N
dにフライバック電圧が発生している期間中は前記ワン
ショットパルス発生回路DRCによる駆動パルスの発生
を禁止する。
【0021】フライバック電圧が消失して制御巻線Nd
に正の電圧が誘起している場合、アースライン10に接
続されているダイオードD4のカソード側の電位より
も、制御巻線Ndに接続されているダイオードD3のカ
ソード側の電位の方が高いため、MOS−FET Q7
はオフ状態になる。従って、FET Q9から供給され
る電流は、ダイオードD2に流れ、ダイオードD2のカ
ソードとアースライン10との間の浮遊容量C0を充電
し、該ダイオードD2のカソードとアースライン10間
の電圧が所定の一定レベル以上になると、ワンショット
パルス発生回路DRCの入力端5においてハイレベルの
作動信号として認識される。
【0022】また、受光素子のフォトトランジスタPC
tが二次側制御回路CTL2の発光ダイオードPCdか
らの光を受光していて導通状態の場合、フォトトランジ
スタPCtに流れる電流の増加にともないFET Q9
に流れる電流は減少し、ダイオードD2へ流れる電流が
減少する。従って、浮遊容量C0の充電に時間がかか
り、オフ期間が長くなるようになっている。
【0023】なお、前記浮遊容量C0充電のための所要
時間は、充電時定数に関係する抵抗R5,FET Q
9,ダイオードD2の直列回路のインピーダンスを変え
ることで適切に設定できる。
【0024】前記二次側制御回路CTL2は、前記整流
平滑回路の出力端子Pout,COM2間に接続されて直流
出力電圧を検出するものであり、前記整流平滑回路の直
流出力電圧がある設定電圧値を越えたことを検出部で検
出し、この検出結果に基づき発光ダイオードPCdが発
光するようになっている。この二次側制御回路CTL2
は、検出部を成す3端子ツェナーQ11、コンデンサC
6、抵抗R6乃至R11と、検出部の3端子ツェナーQ
11が導通したときに発光する発光ダイオードPCdと
で構成されている。抵抗R6,R8,R11は、分圧の
ために出力端子Pout,COM2間に直列に接続され、こ
の直列接続と並列になる如く、発光ダイオードPCd、
抵抗R10及び3端子ツェナーQ11が接続され、さら
に、抵抗R7が発光ダイオードPCdと並列に接続され
ている。前記検出部の3端子ツェナーQ11のカソード
と抵抗R10の接続点と、抵抗R8,R11の接続点と
の間にコンデンサC6と抵抗R9とが直列接続されてお
り、3端子ツェナーQ11のゲートは抵抗R8,R11
の接続点に接続されている。
【0025】ここで、上記二次側制御回路CTL2の動
作について述べる。前記3端子ツェナーQ11は、ゲー
ト電圧(分圧用の抵抗R11の両端にかかる電圧)があ
る一定値より大きくなると、カソードとアノード間が導
通するようになっており、抵抗R11を適切な値として
前記直流出力電圧が前記設定電圧値を越えると、3端子
ツェナーQ11が導通して発光ダイオードPCdが発光
するように設定しておく。この二次側制御回路CTL2
の発光ダイオードPCdの光は一次側制御回路CTL1
のフォトトランジスタPCtで受光され、発光ダイオー
ドPCdとフォトトランジスタPCtの組であるフォト
カプラーで二次側制御回路CTL2と一次側制御回路C
TL1とが結合されている。
【0026】次に、図1の実施例の全体的動作について
説明する。
【0027】まず、一次側制御回路CTL1内の抵抗R
5、FET Q9、ダイオードD2の経路でNANDゲ
ートQ5の入力端側の浮遊容量C0が充電されていき、
ワンショットパルス発生回路DRC内のNANDゲート
Q5の入力端5がハイレベルになると(このとき、既に
フライバック電圧が消失していてMOS−FET Q7
がオフ状態であるとする)、NANDゲートQ4の出力
端からはハイレベルの信号が出力され、トランジスタQ
2がオン、トランジスタQ3がオフし、ワンショットパ
ルス発生回路DRCからMOS−FET Q1のゲート
へオン駆動のための駆動パルスが出力される。MOS−
FET Q1のゲートに入力された駆動パルスによって
MOS−FET Q1がターンオンすると、トランスT
の一次巻線Npに電流が流れ、制御巻線Ndのダイオー
ドD3の接続端には正の誘起電圧が生じる。このとき、
一次側制御回路CTL1のMOS−FET Q7はオフ
状態であり、ワンショットパルス発生回路DRC内のコ
ンデンサC3の両端の電圧がMOS−FET Q6のゲ
ート、ソース間の閾値を越えるまで前記駆動パルスのハ
イレベル状態が維持され、MOS−FET Q6がター
ンオンした後ワンショットパルス発生回路DRCの出力
はローレベルとなり、MOS−FET Q1はターンオ
フする。
【0028】そして、MOS−FET Q1のオン期間
にトランスTに蓄えられた励磁エネルギは、MOS−F
ETQ1のオフ期間に二次巻線Ns側より放出される。
すなわち、MOS−FET Q1のオフ期間に二次巻線
Nsに生じるフライバック電圧は整流用ダイオードD5
と平滑用コンデンサC4,C5とからなる整流平滑回路
で整流平滑されて出力端子Pout,COM2間に直流出力
電圧+Voutとして出力される。
【0029】また、MOS−FET Q1のターンオフ
後、前記制御巻線Ndにはフライバック電圧が発生し、
制御巻線NdのダイオードD3の接続端は負電圧とな
り、このフライバック電圧により、一次側制御回路CT
L1内のダイオードD3のカソード側の電位が低下し、
MOS−FET Q7がオン状態になり、NANDゲー
トQ5の入力端5を強制的にローレベルに引き下げる。
すなわち、一次側制御回路CTL1では制御巻線Ndに
フライバック電圧が生じている間は、MOS−FET
Q1のオン駆動を禁止している。
【0030】そして、トランスTの励磁エネルギの放出
が終了しフライバック電圧が消滅すると、制御巻線Nd
のダイオードD3接続側は零電圧乃至正電圧となり、一
次側制御回路CTL1のMOS−FET Q7のドレイ
ン電圧が上昇し抵抗R5、FET Q9、ダイオードD
2の経路でNANDゲートQ5の入力端側の浮遊容量C
0が充電されていき、ワンショットパルス発生回路DR
C内のNANDゲートQ5の入力端5がハイレベルとな
り、ワンショットパルス発生回路DRCからMOS−F
ET Q1のゲートへオン駆動のための駆動パルスが出
力され、MOS−FET Q1が再びターンオンする。
以後同様のMOS−FET Q1によるスイッチング動
作が繰り返される。
【0031】ここで、出力端子Pout,COM2間の直流
出力電圧が設定電圧値以下の場合、二次側制御回路CT
L2の発光ダイオードPCdは発光せず、一次側制御回
路CTL1のフォトトランジスタPCtは非導通であっ
て、FET Q9の出力電流が大きく浮遊容量C0の充
電時間は短く、NANDゲートQ5の入力端5電圧がハ
イレベルに達するのが早くなり、フライバック電圧消失
後のMOS−FETQ1のターンオンのタイミングは早
い。
【0032】また、出力端子Pout,COM2間の直流出
力電圧が設定電圧値を越えると、二次側制御回路CTL
2の発光ダイオードPCdが発光して、一次側制御回路
CTL1のフォトトランジスタPCtは導通状態とな
り、FET Q9の出力電流が減少し浮遊容量C0を充
電する電流が少ないため、NANDゲートQ5の入力端
5電圧がハイレベルに達するまで時間がかかり、フライ
バック電圧消失後のMOS−FET Q1のターンオン
のタイミングは遅くなり、前記直流出力電圧が低くなる
ように制御される。
【0033】出力端子Pout,COM2間に接続された負
荷が軽負荷の場合、MOS−FETQ1のターンオフ後
の二次側フライバック電圧を整流平滑して得られる直流
出力電圧+Voutの低下は緩やかであり、発光ダイオー
ドPCdの発光期間は長くなり、それだけフライバック
電圧消失後の休止期間(フライバック電圧消失からMO
S−FET Q1のターンオンまでの期間)は長くな
る。負荷が重くなるのに従って前記直流出力電圧+Vou
tの低下が早まり、前記休止期間は短くなって行く。
【0034】ここで、図1の自励フライバックコンバー
タを用い、出力端子Pout,COM2間に負荷を接続した
ときの動作特性について、図2乃至図7で説明する。図
2乃至図7は、MOS−FET Q1のドレイン電圧波
形であって、縦軸は電圧、横軸は時間である。
【0035】図2は、出力端子Pout,COM2間を短絡
した場合のドレイン電圧波形を示している。この場合、
フライバック電圧期間後にオン動作が行われているの
で、短絡保護が行われることになる。
【0036】図3は、出力端子Pout,COM2間を無負
荷の状態(開放した場合)のドレイン電圧波形を示して
おり、フライバック電圧消失後の休止期間(フライバッ
ク電圧消失からMOS−FET Q1のターンオンまで
の期間)が最も長くなっている。
【0037】図4は出力電流I0=35mA、図5は出
力電流I0=70mA、図6は出力電流I0=150m
A、図7は出力電流I0=300mAのときのドレイン
電圧波形をそれぞれ示す。これらの図から、無負荷乃至
軽負荷ではMOS−FET Q1のスイッチング周波数
は低く、重負荷ではスイッチング周波数は高くなること
がわかる。
【0038】図8は、本発明の実施例における自励フラ
イバックコンバータにかかる負荷による効率特性及び電
力損失特性を示すグラフである。この図において、
(イ)は本発明の自励フライバックコンバータの負荷状
態に対する電力損失(W)、(ロ)は同じく効率(%)
を示す。また、(ハ)は従来の自励フライバックコンバ
ータ(負荷が軽くなるとスイッチング周波数が高くなる
もの)の負荷状態に対する電力損失(W)、(ニ)は同
じく効率(%)を示す。なお、入力電圧及び出力電圧を
5Vとし、100%負荷時の出力を1.5Wとした。こ
の図によると、本発明の実施例の自励フライバックコン
バータは、従来の自励フライバックコンバータと比較し
て、全体的に電力損失が減少して効率が向上しており、
特に、軽負荷時において効率が著しく向上している。
【0039】上記実施例の構成によれば、ワンショット
パルス発生回路DRCでメインスイッチング素子である
MOS−FET Q1をオン駆動する駆動パルスを一定
幅で出力し、フォトカプラを有する一次側制御回路CT
L1及び二次側制御回路CTL2で出力端子Pout,CO
M2間の直流出力電圧の大きさを検出するとともにワン
ショットパルス発生回路DRCによる次の駆動パルスを
出すタイミングを制御することができる。従って、無負
荷乃至軽負荷時はMOS−FET Q1のオフ期間を長
くし(スイッチング周波数を低くし)、MOS−FET
Q1のスイッチングに伴う電力損失の発生を低減する
ことができる。従って、無負荷乃至軽負荷時の効率の大
幅な向上を図ることができる。また、重負荷時において
は、MOS−FET Q1のオフ期間を短くしてスイッ
チング周波数を高周波化することで対応するため、スイ
ッチング周波数の高周波化による小型化が図れる。さら
に、フォワードコンバータと比較して、フォワードコン
バータで必要であった過電流保護回路が不要であるの
で、回路コストが少なくて済む。
【0040】なお、上記実施例では、メインスイッチン
グ素子をMOS−FETとしたが、MOS−FET以外
のバイポーラトランジスタ等のスイッチング素子を採用
することもできる。また、トランスの二次巻線は複数個
設けられていてもよい。
【0041】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自励フラ
イバックコンバータによれば、スイッチング素子のオン
期間を一定とし、オフ期間を可変制御することによって
軽負荷時の効率の向上と、スイッチング周波数の高周波
化を容易にして小型化を図ることができ、防犯機器用電
源等に好適な自励フライバックコンバータを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自励フライバックコンバータの実
施例を示す回路図である。
【図2】実施例において、出力端子間を短絡した場合の
メインスイッチング素子(MOS−FET)のドレイン
電圧を示す波形図である。
【図3】実施例において、出力端子間が無負荷の場合の
メインスイッチング素子(MOS−FET)のドレイン
電圧を示す波形図である。
【図4】実施例において、出力端子間に出力電流が35
mAになる負荷を接続した場合のメインスイッチング素
子(MOS−FET)のドレイン電圧を示す波形図であ
る。
【図5】実施例において、出力端子間に出力電流が70
mAになる負荷を接続した場合のメインスイッチング素
子(MOS−FET)のドレイン電圧を示す波形図であ
る。
【図6】実施例において、出力端子間に出力電流が15
0mAになる負荷を接続した場合のメインスイッチング
素子(MOS−FET)のドレイン電圧を示す波形図で
ある。
【図7】実施例において、出力端子間に出力電流が30
0mAになる負荷を接続した場合のメインスイッチング
素子(MOS−FET)のドレイン電圧を示す波形図で
ある。
【図8】本発明の実施例の自励フライバックコンバータ
と従来の自励フライバックコンバータの効率特性及び電
力損失特性を示すグラフである。
【符号の説明】
5 入力端 10 アースライン 11 正電圧供給ライン T トランス Np 一次巻線 Ns 二次巻線 Nd 制御巻線 DRC ワンショットパルス発生回路 CTL1 一次側制御回路 CTL2 二次側制御回路 Q1,Q6,Q7,Q8,Q9,Q10 MOS−FE
T Q2,Q3 トランジスタ Q4,Q5 NANDゲート Q11 3端子ツェナー PCt フォトトランジスタ PCd 発光ダイオード Pout,COM2 出力端子 C1乃至C6 コンデンサ R1乃至R11 抵抗 D1乃至D5 ダイオード L1,L2 チョークコイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの一次巻線の電流をメインスイ
    ッチング素子でオン、オフし、前記トランスの二次巻線
    に誘起したフライバック電圧を整流、平滑して直流出力
    を得る自励フライバックコンバータにおいて、 前記メインスイッチング素子をオン駆動する駆動パルス
    を出力する駆動回路と、前記直流出力に応じて前記駆動
    回路の駆動パルス発生周期を制御するとともに前記トラ
    ンスの制御巻線にフライバック電圧が発生している期間
    は前記駆動回路による前記駆動パルスの発生を禁止する
    制御回路とを備えたことを特徴とする自励フライバック
    コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記駆動回路は前記メインスイッチング
    素子をオン駆動する一定幅の駆動パルスを出力した後、
    直ちに前記メインスイッチング素子をオフ駆動するワン
    ショットパルス発生回路である請求項1記載の自励フラ
    イバックコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は一次側制御回路及び二次
    側制御回路とからなり、前記二次側制御回路は、前記直
    流出力を検出する検出部と、該検出部の検出結果に応じ
    て発光するフォトカプラーの発光素子とを有し、前記一
    次側制御回路は、ある時定数に従って前記駆動回路を作
    動させる作動信号を発生する作動信号発生部と、該作動
    信号発生部の時定数を変化させる前記フォトカプラーの
    受光素子と、前記制御巻線にフライバック電圧が発生し
    ている期間は前記作動信号の発生を阻止する制御素子と
    を有している請求項1記載の自励フライバックコンバー
    タ。
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