JPH071592B2 - 車載用デイスク再生装置 - Google Patents

車載用デイスク再生装置

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JPH071592B2
JPH071592B2 JP29551285A JP29551285A JPH071592B2 JP H071592 B2 JPH071592 B2 JP H071592B2 JP 29551285 A JP29551285 A JP 29551285A JP 29551285 A JP29551285 A JP 29551285A JP H071592 B2 JPH071592 B2 JP H071592B2
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disc
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正樹 柿原
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Pioneer Corp
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Mazda Motor Corp
Pioneer Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学式ディジタルディスクプレーヤに代表され
る複数のディスク再生装置からなる車載用ディスク再生
装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は車載用ディスク再生装置において、オーディオ
情報を記録した第1のディスクとデータ情報を記録した
第2のディスクのうち、第1のディスクのみを再生可能
な第1の再生装置と、第1のディスクと第2のディスク
のいずれをも再生可能な第2の再生装置と、第1の再生
装置に第1のディスクが装着されたことを検出する第1
の検出回路と、第2の再生装置に第1のディスク又は第
2のディスクが装着されたことを検出する第2の検出回
路とを設け、第1の検出回路が第1のディスクの装着を
検出したとき第1の再生装置を、第2の検出回路が第1
のディスクの装着を検出したとき第2の再生装置を、第
1の検出回路と第2の検出回路がいずれも第1のディス
クの装着を検出したとき第1の再生装置を、各々動作可
能にし、複数の再生装置を1つの操作手段で操作できる
ようにして、車内における占有空間を小さくするととも
に、操作性を向上させるようにしたものである。
〔従来の技術〕
最近光学式ディジタルオーディオディスク(コンパクト
ディスク)が普及してきた。このディスクはオーディオ
信号をディジタル化(PCM)して記録しているのでノイ
ズが少なく、高品位のオーディオ信号を楽しむことがで
きる。またこのディスクは記録容量が大きく、1枚のデ
ィスクに多くの曲を記録することができるので、家庭に
おけるハイファイオーディオ装置として使用されている
ばかりでなく、利用空間が制限されている車両における
所謂カーステレオとしても実用化されつつある。
さらにこのディスクは容量が大きいところから、種々の
データを記録し、メモリ(CD−ROM)として利用するこ
とが可能である。例えば車両を所定の目的地に誘導する
車両ナビゲーション装置において、GPS(Global Positi
oning System)等により検出した車両の現在位置を表示
する表示装置に合成表示する地図情報をこのディスクに
記録しておくことが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで斯かる車両ナビゲーション装置としてのディス
ク再生装置は所定の目的地に到達するまで常に動作させ
ておく必要があり、その間ハイファイオーディオを楽し
むためにはカーステレオとしてのディスク再生装置が別
に必要になる。一方車両ナビゲーション装置としてのデ
ィスク再生装置も、ピックアップ等記録信号をディスク
から再生するまでの機構はカーステレオとしてのディス
ク再生装置と同様であるから、車両のナビゲーションに
利用していないときはカーステレオとしても利用できる
ようにする要請がある。
しかしながら斯かる車両ナビゲーション装置としてのデ
ィスク再生装置とカーステレオとしてのディスク再生装
置を操作するのに各々別個の操作手段を設けると、比較
的限られた空間しかない車両において広い空間を占有す
ることになり、好ましくない。また操作手段が多くなる
と運転者が運転しながら操作するのに不便になり、それ
だけ誤操作のおそれが大きくなる。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の車載用ディスク再生装置のブロック図
である。同図において1、2は光学式ディジタルディス
クプレーヤに代表される再生装置であり、再生装置1は
カーステレオとしての機能を有し、オーディオ信号を記
録したディスク(以下オーディオディスクと称する)の
みを再生可能であり、再生装置2はカーステレオとして
の機能と車両ナビゲーション装置としての機能を有し、
オーディオディスクと地図情報等のデータを記録したデ
ィスク(以下データディスクと称する)のいずれをも択
一的に再生可能である。再生装置1、2からのオーディ
オ再生信号は増幅回路3を介してスピーカ4に出力され
ている。5は検出回路であり、再生装置1にオーディオ
ディスクが装着されたとき高レベルの検出信号をアンド
ゲート7に出力する。6は再生装置2にオーディオディ
スクが装着されたときアンドゲート8に、またデータデ
ィスクが装着されたとき制御装置9に、各々高レベルの
検出信号を出力する検出回路である。10は操作手段であ
り、マイクロコンピュータ等よりなる制御装置9に所定
の動作指令、命令を入力するとき操作される。11は再生
装置1、2の動作に応じた表示を行う表示装置である。
12はアンドゲート7の出力を反転してアンドゲート8に
入力するインバータである。制御装置9はアンドゲート
7、8を介して再生装置1、2の動作を制御するように
なっている。
〔作用〕
しかしてその作用を説明する。オーディオディスクとデ
ータディスクには、その最内周トラックにTOC(Table o
f Contents)情報が記録されている。このTOC情報は、
オーディオディスクとデータディスクを区別するマーカ
信号を初め、そのディスクに記録されている情報を検索
するのに必要なデータを含んでいる。再生装置1、2は
いずれもディスクが装着されると自動的にディスクを回
転し、先ずこのTOC情報を再生して内蔵するRAM(図示せ
ず)に記憶した後、ディスクの回転を停止して待機する
ようになされている。再生装置1の検出回路5は、オー
ディオディスクが装着されたとき高レベルの検出信号
を、またデータディスクが装着されたとき低レベルの検
出信号を、アンドゲート7に出力する。一方再生装置2
の検出回路6は、オーディオディスクが装着されたとき
高レベルの検出信号をアンドゲート8に出力し、データ
ディスクが装着されたとき高レベルの検出信号を制御装
置9に出力する。
いま再生装置1にオーディオディスクを装着すると、検
出回路5はアンドゲート7に高レベルの検出信号を出力
する。従って操作手段10を操作し、制御回路9より高レ
ベルの動作開始指令をアンドゲート7、8に入力する
と、アンドゲート7が導通して高レベルの信号を再生装
置1に出力するので再生装置1は再生動作を開始する。
そのオーディオ再生信号は増幅回路3により増幅され、
スピーカ4に出力される。このとき制御装置9は再生信
号中のサブコードからタイムコードを読み取り、対応す
る再生時間を表示装置11に表示させる。また再生装置1
により再生動作中であることが表示される。
アンドゲート7の出力が高レベルになると、インバータ
12の出力が低レベルになる。従ってアンドゲート8は導
通せず、その出力は低レベルのままであるから、再生装
置2の再生動作は禁止される。
再生装置1に誤ってデータディスクを装着した場合、検
出回路5の出力は低レベルのままであるから、アンドゲ
ート7が導通せず、再生装置1は再生動作が禁止され
る。
次に再生装置2にオーディオディスクを装着すると、検
出回路6はアンドゲート8に高レベルの検出信号を出力
する。いま再生装置1にオーディオディスクを装着して
いないとすると、検出回路5の出力は低レベル、アンド
ゲート7の出力も低レベル、インバータ12の出力が高レ
ベルとなる。従って制御装置9から高レベルの動作開始
指令が出力されると、アンドゲート8が導通し、高レベ
ルの信号が再生装置2に出力される。その結果再生装置
2は再生動作を開始し、その再生信号は増幅回路3を介
してスピーカ4に供給される。このときそのタイムコー
ドに対応した表示や、再生装置2による再生動作中であ
る旨の表示が表示装置11になされるのは前述した場合と
同様である。
このときアンドゲート7の出力が低レベルになっている
から再生装置1はその再生動作が禁止される。
再生装置1と再生装置2の両方にオーディオディスクを
装着した場合、アンドゲート7が導通してアンドゲート
8が非導通になるので、再生装置1のみの再生動作が行
われ、再生装置2の再生動作は禁止される。
このようにして同一の操作手段10を操作して再生装置1
又は再生装置2に再生動作を行わせることができる。
再生装置2にデータディスクが装着された場合、制御装
置9に高レベルの検出信号が出力される。このとき制御
装置9は再生装置2を制御し、再生装置1にオーディオ
ディスクが装着されていたとしても、車両ナビゲーショ
ン装置としての動作を優先して行わせる。この場合例え
ば再生装置1の再生動作を禁止するか、あるいはまた再
生装置1の動作を優先させ、再生装置2の動作を禁止す
ることもできる。しかしながらそのようにすると、オー
ディオ情報を楽しんでいる場合車両ナビゲーション装置
を動作させることができなくなり、また車両ナビゲーシ
ョン装置が動作中の場合オーディオ情報を楽しむことが
できなくなる。そこで本発明においては再生装置2にデ
ータディスクが装着された場合、再生装置1の状態に拘
らず、再生装置2を優先的に動作させるとともに、再生
装置2にデータディスクを装着した場合であっても、再
生装置1にオーディオディスクを装着したとき、アンド
ゲート7を導通させるとともにアンドゲート8を非導通
状態にさせ、再生装置2のナビゲーション動作に悪影響
を与えずに再生装置1の再生動作を可能にしている。
尚以上においては検出回路5、6の検出信号をディスク
リートの論理回路で処理するようにしたが、制御装置9
の内部において処理するようにすることもできる。また
カーステレオとしての機能のみを有する再生装置と、カ
ーステレオと車両ナビゲーション装置の両方の機能を有
する再生装置とを1つの操作手段で操作する場合を例と
したが、一方の再生装置又は両方の再生装置が複数台あ
る場合においても本発明は同様に応用することができる
ことは明らかである。
〔効果〕
以上の如く本発明は車載用ディスク再生装置において、
オーディオ情報を記録した第1のディスクとデータ情報
を記録した第2のディスクのうち、第1のディスクのみ
を再生可能な第1の再生装置と、第1のディスクと第2
のディスクのいずれをも再生可能な第2の再生装置と、
第1の再生装置に第1のディスクが装着されたことを検
出する第1の検出回路と、第2の再生装置に第1のディ
スク又は第2のディスクが装着されたことを検出する第
2の検出回路とを設け、第1の検出回路が第1のディス
クの装着を検出したとき第1の再生装置を、第2の検出
回路が第1のディスクの装着を検出したとき第2の再生
装置を、第1の検出回路と第2の検出回路がいずれも第
1のディスクの装着を検出したとき第1の再生装置を、
各々動作可能にしたので、複数の再生装置を1つの操作
手段で操作することができ、車内における占有空間を小
さくすることができる。また操作スイッチ等が増加しな
いので車両を運転しながら操作する場合にも誤操作のお
それが少なくなり、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車載用ディスク再生装置のブロック図
である。 1、2……再生装置、3……増幅回路 4……スピーカ、5、6……検出回路 9……制御装置、10……操作手段 11……表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ情報を記録した第1のディスク
    とデータ情報を記録した第2のディスクのうち、該第1
    のディスクのみを再生可能な第1の再生装置と、該第1
    のディスクと該第2のディスクのいずれをも再生可能な
    第2の再生装置と、該第1の再生装置に該第1のディス
    クが装着されたことを検出する第1の検出回路と、該第
    2の再生装置に該第1のディスク又は該第2のディスク
    が装着されたことを検出する第2の検出回路とを備え、
    該第1の検出回路が該第1のディスクの装着を検出した
    とき該第1の再生装置を、該第2の検出回路が該第1の
    ディスクの装着を検出したとき該第2の再生装置を、該
    第1の検出回路と該第2の検出回路がいずれも該第1の
    ディスクの装着を検出したとき該第1の再生装置を、各
    々動作可能にすることを特徴とする車載用ディスク再生
    装置。
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