JPH0715902Y2 - 衛生洗浄装置における受光部基板の取付構造 - Google Patents

衛生洗浄装置における受光部基板の取付構造

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JPH0715902Y2
JPH0715902Y2 JP11298288U JP11298288U JPH0715902Y2 JP H0715902 Y2 JPH0715902 Y2 JP H0715902Y2 JP 11298288 U JP11298288 U JP 11298288U JP 11298288 U JP11298288 U JP 11298288U JP H0715902 Y2 JPH0715902 Y2 JP H0715902Y2
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light
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JP11298288U
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重成 門松
俊夫 小林
正純 森脇
勇作 西里
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、局部を洗浄する衛生洗浄装置に装着するコン
トローラの組立技術に係り、特にコントローラのプリン
ト基板に構成する受光部基板の取付構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より人体の局部洗浄用の衛生洗浄装置として、肛門
洗浄又は肛門洗浄とビデ洗浄を可能にするもの等の各種
構造のものが使用されている。一般にこの種の衛生洗浄
装置には、使用者が着座しているか否かを確認する着座
センサ部が設けられている。この着座センサ部は、衛生
洗浄装置本体の両袖に設けられている制御装置部内にお
いて、一側に発光部を、また他側に受光部をそれぞれ対
向配置して成るものである。而して発光部と受光部の間
に人体が介在すると、発光部からの光信号が遮断され、
受光部が人体の存在を感知して衛生洗浄装置の各機能部
の操作を可能にする。この受光部は、通常制御装置部を
構成するコントローラを衛生洗浄装置の本体ケース袖部
内に装着する場合の組付姿勢との関係でプリント基板面
に対して垂直に植立固定されており、常に他側袖部に構
成した発光部に対向させてある。即ち、第5図に示すよ
うに、該コントローラ51は、枠体52内にプリント基板53
を内装して成り、該プリント基板53に開設した取付孔54
に受光部基板55の端縁に形成した突縁55aを挿入し、こ
れを接着剤又はハンダ付け等により固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のコントローラ51のプリント基板53に
構成する受光部基板55は、該プリント基板53に接着剤又
はハンダ付け等により固定する構造であるため、取付状
態の安定性が悪く、受光部の位置がズレて誤動作の原因
に成るという問題を有していた。
また、受光部基板55の取付作業中に、この受光部基板55
に横方向からの力が加わったときに、プリント基板53に
対する接着部が剥離したり、パターンが剥がれて誤動作
を生ずるという問題を併有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、作
業性が良好になると共に、受光部基板面に応力が加わっ
た場合でも、プリント基板面に対する接着部にストレス
が発生せず、着座センサ部に誤動作を生じない衛生洗浄
装置における受光部基板の取付構造を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る衛生洗浄装置
における受光部基板取付構造は、ノズルシリンダに対し
てノズルロッドを摺動自在に内挿し、往復駆動手段を介
して該ノズルロッドを収納位置と洗浄位置に出退変位
し、突出したノズルロッド端から洗浄水を吐出して局部
を洗浄するノズル組立体を備えた衛生洗浄装置の本体ケ
ースに収容装着すべく枠体内の内側にプリント基板を内
装して形成したコントローラにおいて、該枠体の一側に
プリント基板面に対して垂直方向になるスリットを形成
すると共に、該スリットに受光部基板の突縁を挟持固定
させるという手段を講じたものである。
また、枠体上部に形成したスリットの両側に枠体と一体
に成るガイドリブを形設することもできる。
〔作用〕
而して、上記構成によれば、衛生洗浄装置の制御回路装
置部に構成するコントローラの枠体上部に形成したスリ
ットに受光基板の一部を確実に固定することができるの
で、受光部基板が該受光部基板面に加わる応力によって
簡単に揺動することがないため、受光方向に狂いを生ず
ることがなく、誤動作することがない。
また、組立作業中は元より、制御回路装置部内部で他の
部材又は配線が受光部基板に当接しても、枠体によりこ
れを支持するように作用する。
〔実施例〕
以下、本考案に係る衛生洗浄装置における受光部基板の
取付構造の実施例を図面に従って説明する。
図面において、1は便器Aの上面に載設した便座Bの後
方に位置して、該便器Aに固設して成る衛生洗浄装置本
体である。この衛生洗浄装置本体1は、本体ケース2の
中央部に位置して洗浄水噴射ノズル駆動機構を構成する
ノズル組立体3が設けられると共に、左右袖部にそれぞ
れ電子回路から成る制御回路部4,5を構成し、温風吐出
用ダクト6等を配置して成る。本体ケース2には、その
上面から操作用の数字、指示マーク等が印刷されたパネ
ル板7を被蓋する。
本考案に係るコントローラ10は、第3図に示すように、
衛生洗浄装置本体1の本体ケース2内側面に形成したガ
イドレール間に、その上面から挿入して装着し得るよう
に構成してあり、枠体8の内側にプリント基板9を内装
する構造に成っている。このコントローラ10の枠体8の
上部には、該コントローラ10に内装するプリント基板9
面に対して垂直に開設するスリット11を構成すべくガイ
ドリブ12,12対置し、枠体8と一体的に形成する。ま
た、このコントローラ10に内装するプリント基板9に構
成する受光部基板13には、上記スリット11に嵌合する突
縁13aとプリント基板9面に開設した取付孔14に挿入し
て接着剤又はハンダ付けにより固定する突縁13bを形成
する。而して、受光部基板13の一方の突縁13bをプリン
ト基板9の取付孔14に挿入し、接着剤又はハンダ付け等
で固着した状態で、他方の突縁13aを上記スリット11内
に挿入し、スリット11内周との間に若干の隙間をもって
挟持される構造に成る。即ち、本実施例では、スリット
11の幅は、受光部基板13の突縁に形成した突縁13aの板
厚よりやや広くとり、常時受光部基板13面に加わると応
力を一定範囲内で弾力的に吸収すると共に、これを超え
る応力については、突縁13aがスリット11の内縁に係止
されることにより支持し、プリント基板9に対する受光
部基板13の接着部にストレスが加わらないに構成してあ
る。
なお、この受光部基板13は、右側の制御装置部5に内蔵
したセンサ発光器(図示していない)に対向して配置し
てあるので、このセンサ発光器と受光部基板13側に装着
した受光器の間に、人体が介入すると、該受光器への光
が遮断されるため、衛生洗浄装置の各機能部の使用を可
能にする。
〔考案の効果〕
本考案に係る衛生洗浄装置における受光部基板の取付構
造は、以上のように構成したから、受光部基板の一部を
コントローラの枠体に形成したスリットに確実に支持さ
せる構造に成るため、受光部基板が必要以上に動揺する
ことがなく、受光部基板に取り付けた受光器の位置が変
化することがないので、誤動作を生ずることがない。
また、組立作業中は元より、制御回路装置部内部で他の
部材又は配線を当接しても、スリットと受光部基板の突
縁との間に若干の隙間があるので、所定範囲内で弾力的
に応力を吸収することができる等の特徴を有するもので
あり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る衛生洗浄装置を載設した便器の斜
視図、 第2図は同じく衛生洗浄装置における受光部基板の取付
構造を示す衛生洗浄装置のパネル板を除去した状態を示
す平面図、 第3図はコントローラの取付位置を示す説明図、 第4図は受光部基板をコントローラに取り付ける状態を
示す分解斜視図、 第5図は従来の受光部基板を取り付けたコントローラを
示す斜視図である。 1……衛生洗浄装置本体、2……本体ケース 3……ノズル組立体、4,5……制御回路部 6……温風吐出用ダクト、7……パネル板 8……枠体、9……プリント基板 10……コントローラ、11……スリット 12……ガイドリブ、13……受光部基板 A……便器、B……便座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森脇 正純 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1番 1号 東陶機器株式会社小倉第二工場内 (72)考案者 西里 勇作 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1番 1号 東陶機器株式会社小倉第二工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルシリンダに対してノズルロッドを摺
    動自在に内挿し、往復駆動手段を介して該ノズルロッド
    を収納位置と洗浄位置に出退変位し、突出したノズルロ
    ッド端から洗浄水を吐出して局部を洗浄するノズル組立
    体を備えた衛生洗浄装置の本体ケースに収容装着すべく
    枠体内の内側にプリント基板を内装して形成したコント
    ローラにおいて、該枠体の一側にプリント基板面に対し
    て垂直方向に成るスリットを形成すると共に、該スリッ
    トに受光部基板の突縁を挟持固定させたことを特徴とす
    る衛生洗浄装置における受光部基板の取付構造。
  2. 【請求項2】上記枠体上部に形成したスリットの両側に
    枠体と一体に成るガイドリブを形設したことを特徴とす
    る衛生洗浄装置における受光部基板の取付構造。
JP11298288U 1988-08-29 1988-08-29 衛生洗浄装置における受光部基板の取付構造 Expired - Lifetime JPH0715902Y2 (ja)

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JPH0233883U JPH0233883U (ja) 1990-03-02
JPH0715902Y2 true JPH0715902Y2 (ja) 1995-04-12

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