JPH0715892A - 無停電電源装置の制御回路 - Google Patents

無停電電源装置の制御回路

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JPH0715892A
JPH0715892A JP5156729A JP15672993A JPH0715892A JP H0715892 A JPH0715892 A JP H0715892A JP 5156729 A JP5156729 A JP 5156729A JP 15672993 A JP15672993 A JP 15672993A JP H0715892 A JPH0715892 A JP H0715892A
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JP5156729A
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Inventor
Hidefumi Shirahama
秀文 白濱
Yoshihiro Taniguchi
美弘 谷口
Masashi Toyoda
昌司 豊田
Satoru Inukai
悟 犬飼
Tomoaki Mino
知章 美濃
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄電池電圧の異常低下を防止し、かつコンバ
ータ間の電流分担をバランスさせることが可能な無停電
電源装置の制御回路を実現すること。 【構成】 本発明の無停電電源装置の制御回路は、加算
器23、24、25、電流制御回路26、27、28か
らなる電圧指令生成手段、及び電圧指令出力手段として
の信号選択回路22により得られるコンバータの電圧制
御機能及び電流制御機能のうち電圧制御機能により蓄電
池電圧の異常低下は防止され、充電電流は放電電流とバ
ランスするまで増加する。また、上記電流制御機能によ
り各コンバータの直流出力電流は、共に過電流に至らな
い範囲でバランスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列冗長システム構成
の無停電電源装置のための制御回路に係り、特にコンバ
ータの並列運転時に各コンバータ間の電流分担をバラン
スさせ、無停電電源装置を安定に運転するのに好適な無
停電電源装置の制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、並列冗長システム構成の無停電電
源装置における各コンバータの制御回路は、特開平1ー
295631に述べられているように、定格直流電圧を
指定する電圧制御手段と、直流出力から蓄電池への接続
線を流れる充電電流を抑制する電流制御手段のみで構成
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成からなる無停
電電源装置の制御回路にあっては、充電電流が増加しよ
うとすると直流電圧が無制限に低下する。このため、コ
ンバータの1台が故障停止した状態で、故障コンバータ
と対のインバータが、定格運転を継続し蓄電池からの電
力供給で運転を続けた場合、他の健全なコンバータから
の充電電流は定格電流の1/10程度に抑制されるた
め、蓄電池から上記インバータに流れる放電電流の方が
充電電流よりも大きくなり蓄電池電圧が低下していく。
そして、ついには蓄電池電圧の異常低下でシステム停止
に至るという問題があった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、並列冗長システム構成の無停電電源装置に
おいて一部のコンバータが停止時に発生する蓄電池電圧
の異常低下を防止し、かつ複数のコンバータ間の電流分
担をバランスさせることが可能な無停電電源装置の制御
回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の無停電電源装置
の制御回路は、商用系統からの交流電力を直流電力に変
換するコンバータと、該コンバータが出力する直流電力
を負荷の要求する周波数及び電圧値の交流電力に変換し
負荷に供給するインバータから成る電力変換装置を複数
台備え、各コンバータの直流出力を共通の蓄電池に接続
し、通常は各コンバータの出力する直流電力により各イ
ンバータを駆動すると共に蓄電池を充電し、商用系統の
停電時は蓄電池を直流電力源として各インバータを駆動
する無停電電源装置の制御回路において、コンバータの
直流出力電流を検出する直流電流検出手段と、蓄電池に
流入する充電電流を検出する充電電流検出手段と、商用
系統のコンバータへの交流入力電流を検出する交流入力
電流検出手段と、コンバータの直流出力電圧を検出する
直流電圧検出手段と、商用系統の交流出力電圧を検出す
る交流電圧検出手段と、コンバータの直流電流出力を許
容値以内に抑制するための第1の電流指令値、蓄電池を
放電させない程度に蓄電池を充電させるための第2の電
流指令値及びコンバータの直流側電力が商用系統に逆流
するのを抑制するための第3の電流指令値を取り込み、
前記第1の電流指令値と前記直流電流検出手段の検出出
力の偏差、前記第2の電流指令値と前記充電電流検出手
段の検出出力との偏差及び前記第3の電流指令値と前記
直流電流検出手段の検出出力との偏差にそれぞれ、基づ
いて第1、第2、第3の電圧指令値を生成する電圧指令
生成手段と、前記蓄電池を放電させないレベルの直流電
圧を前記コンバータに出力させるための第4の電圧指令
値、前記コンバータの定格運転時の直流出力電圧を指定
する第5の電圧指令値及び前記電圧指令生成手段の電圧
指令値出力を取り込み、前記第4、第5の電圧指令値と
前記電圧指令生成手段から出力される第1、第2、第3
の電圧指令値との大小比較結果に基づいてコンバータの
出力電圧が前記第5の電圧指令値に一致するように最終
的な電圧指令を出力する電圧指令出力手段と、前記直流
電圧検出手段、交流電圧検出手段、交流入力電流検出手
段及び電圧指令出力手段の出力を取り込み、コンバータ
の交流入力電流を制御する電流制御信号を出力する電流
制御手段とを有することを特徴とする。
【0006】また本発明の無停電電源装置の制御回路
は、商用系統からの交流電力を直流電力に変換するコン
バータと、該コンバータが出力する直流電力を負荷の要
求する周波数及び電圧値の交流電力に変換し負荷に供給
するインバータから成る電力変換装置を複数台備え、各
コンバータの直流出力を共通の蓄電池に接続し、通常は
各コンバータの出力する直流電力により各インバータを
駆動すると共に蓄電池を充電し、商用系統の停電時は蓄
電池を直流電力源として各インバータを駆動する無停電
電源装置の制御回路において、蓄電池に流入する充電電
流を検出する充電電流検出手段と、商用系統のコンバー
タへの交流入力電流を検出する交流入力電流検出手段
と、コンバータの直流出力電圧を検出する直流電圧検出
手段と、商用系統の交流出力電圧を検出する交流電圧検
出手段と、前記充電電流検出手段の検出出力を取り込
み、該検出出力に応じて0乃至ΔVの範囲の電圧指令補
正値を出力する第1のリミッタと、前記コンバータの定
格運転時の直流出力電圧を指定する電圧指令値と前記第
1のリミッタの電圧指令値との偏差を算出し、該偏差を
最終的な電圧指令値として出力する加算器と、前記直流
電圧検出手段、交流電圧検出手段、交流入力電流検出手
段及び前記加算器の出力を取り込み、コンバータの交流
入力電流を制御する電流制御信号を出力する電流制御手
段とを有し、該電流制御手段は、前記加算手段から出力
された電圧指令値に基づいて生成される電流指令値をコ
ンバータの直流側電力が商用系統に逆流するのを抑制す
るための第1の電流設定値とコンバータの直流電流出力
を許容値以内に抑制するための第2の電流設定値との範
囲で制限する第2のリミッタを含んで構成されることを
特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の無停電電源装置の制御回路では、前
記電圧指令生成手段及び電圧指令出力手段により得られ
るコンバータの電圧制御機能及び電流制御機能のうち電
圧制御機能により蓄電池電圧の異常低下は防止され、充
電電流は放電電流とバランスするまで増加する。
【0008】また、上記電流制御機能により各コンバー
タの直流出力電流は、共に過電流に至らない範囲でバラ
ンスする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1には本発明に係る無停電電源装置の制御回路
の一実施例の構成が示されている。図1は並列冗長シス
テム構成の無停電電源装置に本発明を適用した場合の概
略構成図である。
【0010】同図において主回路は、商用系統1、交流
リアクトル2、3、コンバータ4、5、蓄電池6、イン
バータ7、8、出力トランス9、10、フィルタコンデ
ンサ11、12、スイッチ13、14、及び負荷15か
ら構成されている。ここで、コンバータ4、5は商用系
統1からの交流電力を直流電力に変換し、それぞれイン
バータ7、8を駆動すると共に蓄電池6を充電する。イ
ンバータ7、8はそれぞれコンバータ4、5が出力する
直流電力を負荷15の要求する周波数及び電圧値の交流
電力に変換し、負荷15に供給する。また、蓄電池6は
商用系統の停電時にインバータ7、8を駆動する直流電
力源となる。
【0011】コンバータ4の制御回路は、商用系統1の
交流出力電圧を検出する交流電圧検出器16と、コンバ
ータ4の直流出力電圧を検出する直流電圧検出器17
と、商用系統1のコンバータへの交流入力電流を検出す
る交流入力電流検出器18と、コンバータの直流出力電
流を検出する直流電流検出器19と、蓄電池6に流入す
る充電電流を検出する充電電流検出器20と、コンバー
タ4の運転状態を制御する基本制御回路21と、信号選
択回路22と、加算器23、24、25と、電流制御回
路26、27、28で構成されている。
【0012】基本制御回路21は、コンバータ4の直流
出力電圧Vdc1を信号選択回路22の出力として得ら
れる電圧指令値に近付けるように電圧制御回路21f、
加算器21cで構成される直流電圧制御系により交流入
力電流Iac1の波形指令を操作する。ここで、交流入
力電流Iac1の波形指令は、交流電圧Vacと同期し
た一定振幅の正弦波形信号を生成する正弦波形発生回路
21aの出力に電圧制御回路21fの出力を乗算器21
dにより乗じて得られる。
【0013】また、加算器21bと電流制御回路21e
から成る電流制御系は乗算器21cの出力として得られ
る電流波形指令に従って交流入力電流Iac1を制御す
る。一方、加算器23と電流制御回路26から成る電流
制御系1はコンバータ4の直流出力電流Idc1を電流
指令I1に一致させるための操作信号を出力し、加算器
24と電流制御回路27から成る電流制御系2は蓄電池
6の充電電流Ib1を電流指令I2に一致させるための
操作信号を出力する。
【0014】更に加算器25と電流制御回路28から成
る電流制御系3はコンバータ4の直流出力電流Idc1
を電流指令I3に一致させるための操作信号を出力す
る。
【0015】信号選択回路22は入力信号の中で値が最
も小さいものを選択し出力する最小値選択回路22a、
22cと入力信号の中で値が最も大きいものを選択し出
力する最大値選択回路22b、22dで構成されてお
り、電流制御回路26、27、28の出力及び直流電圧
指令値V1、V2を入力として、コンバータ4の直流出
力特性を図2のようにするための直流電圧指令値を選択
的に出力する。このような特性にすると、並列冗長シス
テム構成の無停電電源装置においてコンバータを安定に
運転することができ、さらに、コンバータが1台停止し
た場合の蓄電池電圧異常低下を防止出来る。
【0016】以下、コンバータ単体の電圧電流特性、及
びコンバータ並列運転時の動作特性をそれぞれ図2、図
3〜図6により説明する。
【0017】図2は、図1に示す制御回路を備えたコン
バータの直流出力側電圧電流特性である。コンバータ
は、交流線間電圧よりも直流側電圧値が高い状態で正常
な動作が可能であり、また、電圧型インバータ回路を適
用しているためにダイオード整流器を含んだ構成となっ
ている。したがって、まず、交流電圧のダイオード整流
電圧に相当する主回路特性で決まる電圧リミッタ特性が
存在する。電圧リミッタ値よりも直流電圧が上がると、
制御可能な領域に入り、図1の加算器23と電流制御回
路26から成る電流制御系1による電圧電流特性1が現
れる。
【0018】更に電圧が上昇すると、電流制御系1の出
力も同時に大きくなっていき、電圧指令値V1よりも大
きくなった時点で、電圧指令値V1で決定される電圧制
御特性1が現れる。また、直流電圧がさらに上昇する
と、加算器24と電流制御回路27から成る電流制御系
2の出力が選択され、電流制御特性2となる。同様の動
作で、次に電圧指令値V1で決定される電圧制御特性
1、及び加算器25と電流制御回路28から成る電流制
御系3による電流制御特性3が現れる。ここで、電流制
御特性1はコンバータの過大な電流出力を防止する機能
を、電流制御特性3は、直流系から商用系統への過大な
電力逆流を防止する機能を、電圧制御特性2は直流電圧
の定格運転値を指定する機能を果たすものである。
【0019】また電流制御特性2は、コンバータの安定
な並列運転を可能にすると同時に、通常運転時において
蓄電池の充電電流を最小限に抑制し蓄電池の寿命を長く
する目的のものであり、電圧制御特性1は、装置異常時
において、蓄電池の不要な放電を防止する機能を果たす
ものである。
【0020】図3は、コンバータ4(CONV1)とコ
ンバータ5(CONV2)の電圧電流特性を1つの図に
示したものであり、互いの僅かな電圧差で生じる図3に
示す安定動作点で、コンバータ4とコンバータ5の並列
運転を行うことができる。
【0021】図3はコンバータ4の電圧値の方が高い場
合であり、同図における符号V21はコンバータ4の定
格電圧値、また符号V22はコンバータ5の定格電圧値
を表している。図4は、コンバータ5の電圧値の方が高
い場合であり、このときも図4に示す安定動作点が存在
する。
【0022】図5、図6は、蓄電池6の電圧が変動した
場合の動作を示しており、蓄電池電圧が、各コンバータ
の定格運転電圧より低いとき、図5に示すようにコンバ
ータ4、コンバータ5は共に電流制御特性で出力電流が
制限され、それぞれ動作点1、動作点2で運転される。
このため、充電電流により蓄電池電圧がしだいに上昇
し、図3の安定動作点に落ち着く。
【0023】図6は蓄電池電圧が各コンバータ4、5の
定格運転電圧より高い場合であり、各コンバータ4、5
は、それぞれ図6における動作点1、2で運転される。
したがって、放電電流により蓄電池電圧が低下し、最終
的には図3における安定動作点に落ち着く。
【0024】次に本発明に係る無停電電源装置の制御回
路の他の実施例を図7に示す。本実施例は図1に示した
制御回路の構成を変えたものである。具体的には、基本
制御回路21の電圧制御回路21fと乗算器21dの間
にリミッタ回路21gを設け、基本制御回路21の入力
となる電圧指令信号をリミッタ回路31と加算器32で
作成している。
【0025】リミッタ回路21gは電圧制御回路21f
の出力として得られる電流指令信号(電流指令値)の大
きさをコンバータ4の直流側電力が商用系統1に逆流す
るのを抑制するための第1の電流設定値である電流設定
値I3からコンバータ4の直流電流出力を許容値以内に
抑制するための第2の電流設定値である電流設定値I1
の範囲に制限する。
【0026】またリミッタ回路31はコンバータ4の定
格運転時の直流出力電圧を指定する電圧指令値V2を0
からΔVの範囲で補正するための電圧指令補正値を加算
器32に出力する。ここで、V1=V2ーΔVとすれ
ば、コンバータ4の直流出力は図2の電圧電流特性とな
る。
【0027】コンバータの並列運転時は、図2における
電流制御特性2により安定運転を確保しているので、装
置信頼性の点で図7における充電電流検出器20が故障
した場合の安定動作も確保する必要がある。充電電流検
出器20が故障し、その出力信号が0あるいは飽和する
と、リミッタ回路31の出力は0またはΔVとなる。こ
の時、コンバータの直流側電圧電流特性は、それぞれ図
8、図9に示すようになる。このことから、図3の運転
状態で検出器20が故障すると図10あるいは図11に
示す動作特性となり、また図4の運転状態で検出器20
が故障すると図12あるいは図13の動作特性となる。
したがって、いずれの場合も安定動作点が存在する。た
だし、図11、図13に示すコンバータの運転状態で蓄
電池電圧が低下しすぎないように、図7におけるリミッ
タ回路31のリミッタ値ΔVを選定する必要がある。
【0028】本発明は、3台以上のコンバータを並列運
転する場合も適用できる。図14は、交流リアクトル4
1、コンバータ42、インバータ43、出力トランス4
4、フィルタコンデンサ45、スイッチ46を追加した
3台並列構成であり、この場合も、図15に示すように
安定運転が可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、蓄電池電圧の異常低下
は防止され、また、各コンバータの直流出力電流は、共
に過電流に至らない範囲でバランスする。したがって、
並列冗長システム構成の無停電電源装置においてコンバ
ータが1台停止した場合の蓄電池電圧の異常低下を防止
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無停電電源装置の制御回路の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した無停電電源装置におけるコンバー
タ単体の直流出力側の電圧電流特性を示す特性図であ
る。
【図3】図1に示した無停電電源装置における2台のコ
ンバータの直流出力側の電圧電流特性を1つの図にまと
めて示したものであり、一方のコンバータの定格運転電
圧値が他方のコンバータの定格運転電圧値より高い場合
を示す特性図である。
【図4】図3の特性と逆に他方のコンバータの定格運転
電圧値が一方のコンバータの定格運転電圧値より高い場
合を示す特性図である。
【図5】蓄電池電圧が各コンバータの定格運転電圧値よ
り低いときの各コンバータの直流出力側の電圧電流特性
を示す特性図である。
【図6】蓄電池電圧が各コンバータの定格運転電圧値よ
り高いときの各コンバータの直流出力側の電圧電流特性
を示す特性図である。
【図7】本発明に係る無停電電源装置の制御回路の他の
実施例の構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示す無停電電源装置において蓄電池の充
電電流を検出する電流検出器が故障した場合のコンバー
タの直流側電圧電流特性の一例を示す特性図である。
【図9】図7に示す無停電電源装置において蓄電池の充
電電流を検出する電流検出器が故障した場合のコンバー
タの直流側電圧電流特性の一例を示す特性図である。
【図10】図7に示す無停電電源装置において図3に示
す運転状態で蓄電池の充電電流を検出する電流検出器が
故障した場合のコンバータの直流側電圧電流特性の一例
を示す特性図である。
【図11】図7に示す無停電電源装置において図3に示
す運転状態で蓄電池の充電電流を検出する電流検出器が
故障した場合のコンバータの直流側電圧電流特性の一例
を示す特性図である。
【図12】図7に示す無停電電源装置において図4に示
す運転状態で蓄電池の充電電流を検出する電流検出器が
故障した場合のコンバータの直流側電圧電流特性の一例
を示す特性図である。
【図13】図7に示す無停電電源装置において図4に示
す運転状態で蓄電池の充電電流を検出する電流検出器が
故障した場合のコンバータの直流側電圧電流特性の一例
を示す特性図である。
【図14】本発明を3台以上のコンバータを並列運転す
る無停電装置に適用した場合の実施例を示す構成図であ
る。
【図15】図14に示す無停電装置を構成する各コンバ
ータの直流側電圧電流特性の特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 商用系統 2 交流リアクトル 3 交流リアクトル 4 コンバータ 5 コンバータ 6 蓄電池 7 インバータ 8 インバータ 9 出力トランス 10 出力トランス 11 フィルタコンデンサ 12 フィルタコンデンサ 13 スイッチ 14 スイッチ 15 負荷 16 交流電圧検出器 17 直流電圧検出器 18 交流入力電流検出器 19 直流出力電流検出器 20 充電電流検出器 21 基本制御回路 22 信号選択回路 23 加算器 24 加算器 25 加算器 26 電流制御回路 27 電流制御回路 28 電流制御回路
フロントページの続き (72)発明者 犬飼 悟 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 美濃 知章 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用系統からの交流電力を直流電力に変
    換するコンバータと、該コンバータが出力する直流電力
    を負荷の要求する周波数及び電圧値の交流電力に変換し
    負荷に供給するインバータから成る電力変換装置を複数
    台備え、各コンバータの直流出力を共通の蓄電池に接続
    し、通常は各コンバータの出力する直流電力により各イ
    ンバータを駆動すると共に蓄電池を充電し、商用系統の
    停電時は蓄電池を直流電力源として各インバータを駆動
    する無停電電源装置の制御回路において、 コンバータの直流出力電流を検出する直流電流検出手段
    と、 蓄電池に流入する充電電流を検出する充電電流検出手段
    と、 商用系統のコンバータへの交流入力電流を検出する交流
    入力電流検出手段と、 コンバータの直流出力電圧を検出する直流電圧検出手段
    と、 商用系統の交流出力電圧を検出する交流電圧検出手段
    と、 コンバータの直流電流出力を許容値以内に抑制するため
    の第1の電流指令値、蓄電池を放電させない程度に蓄電
    池を充電させるための第2の電流指令値及びコンバータ
    の直流側電力が商用系統に逆流するのを抑制するための
    第3の電流指令値を取り込み、前記第1の電流指令値と
    前記直流電流検出手段の検出出力の偏差、前記第2の電
    流指令値と前記充電電流検出手段の検出出力との偏差及
    び前記第3の電流指令値と前記直流電流検出手段の検出
    出力との偏差にそれぞれ、基づいて第1、第2、第3の
    電圧指令値を生成する電圧指令生成手段と、 前記蓄電池を放電させないレベルの直流電圧を前記コン
    バータに出力させるための第4の電圧指令値、前記コン
    バータの定格運転時の直流出力電圧を指定する第5の電
    圧指令値及び前記電圧指令生成手段の電圧指令値出力を
    取り込み、前記第4、第5の電圧指令値と前記電圧指令
    生成手段から出力される第1、第2、第3の電圧指令値
    との大小比較結果に基づいてコンバータの出力電圧が前
    記第5の電圧指令値に一致するように最終的な電圧指令
    を出力する電圧指令出力手段と、 前記直流電圧検出手段、交流電圧検出手段、交流入力電
    流検出手段及び電圧指令出力手段の出力を取り込み、コ
    ンバータの交流入力電流を制御する電流制御信号を出力
    する電流制御手段とを有することを特徴とする無停電電
    源装置の制御回路。
  2. 【請求項2】 商用系統からの交流電力を直流電力に変
    換するコンバータと、該コンバータが出力する直流電力
    を負荷の要求する周波数及び電圧値の交流電力に変換し
    負荷に供給するインバータから成る電力変換装置を複数
    台備え、各コンバータの直流出力を共通の蓄電池に接続
    し、通常は各コンバータの出力する直流電力により各イ
    ンバータを駆動すると共に蓄電池を充電し、商用系統の
    停電時は蓄電池を直流電力源として各インバータを駆動
    する無停電電源装置の制御回路において、 蓄電池に流入する充電電流を検出する充電電流検出手段
    と、 商用系統のコンバータへの交流入力電流を検出する交流
    入力電流検出手段と、 コンバータの直流出力電圧を検出する直流電圧検出手段
    と、 商用系統の交流出力電圧を検出する交流電圧検出手段
    と、 前記充電電流検出手段の検出出力を取り込み、該検出出
    力に応じて0乃至ΔVの範囲の電圧指令補正値を出力す
    る第1のリミッタと、 前記コンバータの定格運転時の直流出力電圧を指定する
    電圧指令値と前記第1のリミッタの電圧指令値との偏差
    を算出し、該偏差を最終的な電圧指令値として出力する
    加算器と、 前記直流電圧検出手段、交流電圧検出手段、交流入力電
    流検出手段及び前記加算器の出力を取り込み、コンバー
    タの交流入力電流を制御する電流制御信号を出力する電
    流制御手段とを有し、 該電流制御手段は、前記加算手段から出力された電圧指
    令値に基づいて生成される電流指令値をコンバータの直
    流側電力が商用系統に逆流するのを抑制するための第1
    の電流設定値とコンバータの直流電流出力を許容値以内
    に抑制するための第2の電流設定値との範囲で制限する
    第2のリミッタを含んで構成されることを特徴とする無
    停電電源装置の制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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