JPH07158919A - 局所クリーン化装置 - Google Patents

局所クリーン化装置

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JPH07158919A
JPH07158919A JP30262193A JP30262193A JPH07158919A JP H07158919 A JPH07158919 A JP H07158919A JP 30262193 A JP30262193 A JP 30262193A JP 30262193 A JP30262193 A JP 30262193A JP H07158919 A JPH07158919 A JP H07158919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
clean air
closed container
clean
cleaning device
Prior art date
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Pending
Application number
JP30262193A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Takebayashi
幹男 竹林
Teiichi Kimura
悌一 木村
Toshiyuki Suemitsu
敏行 末光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30262193A priority Critical patent/JPH07158919A/ja
Publication of JPH07158919A publication Critical patent/JPH07158919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーンルームを用いないクリーンを生産し
実現し、コストダウンする。 【構成】 ワークを収納する密閉容器1と、通常はワー
キングエリアより低い位置まであってかつ密閉容器を外
部から持ち込む際には、その一部を開放することのでき
る仕切り部分3と、送風量を変えることのできるクリー
ンエアー供給部4とから成る局所クリーン化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局所クリーン化装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の薄膜デバイスの製造を行う
場合のクリーンルームの図である。クリーンルーム41
は、HEPAフィルター42から送られるクリーンエア
ーにより作業者43も含む部屋全体をクリーンに保ち、
ワーク44へのダストの付着を防ぎ製造を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構造では次の様な問題点を有する。すなわちクリー
ンルーム41を建設するための初期投資と、それを維持
する費用が大きく、製造コストを引き上げる結果になる
のである。
【0004】本発明はクリーン環境を必要とする製造に
おいて、コストダウンを実現する装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
ワークを収納する密閉容器と、通常はワーキングエリア
よりも低い位置まであってかつ密閉容器を外部から持ち
込む際にその一部を開放することのできる仕切り部と、
送風量を考えることのできるクリーンエアー供給材とか
らなることを特徴とする。
【0006】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、密閉容器を持ち込む作業者が作業する空間に送風量
を変えてクリーンエアーを供給することのできるクリー
ンエアー供給機を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の第1の発明では、仕切り部分によって
最小限必要なワーキングエリアのみをクリーン化するこ
とによって初期投資及び維持費をおさえコストダウンを
実現する。
【0008】本発明の第2の発明では、ワーキングエリ
アに加えて作業者が作業を行うスペースを追加してクリ
ーン化することにより、同じくコストダウンを実現す
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の発明の実施例の概略図
である。図1の設置環境は、一般の温調雰囲気でありク
リーンルームではない。ワーク2は密閉容器1に収納さ
れた状態で工程間を移動し、この間ダストが付着するこ
とはない。製造設備8のうちワーク2が密閉容器1から
出た状態で設置する部分は仕切り3で一般雰囲気と仕切
ってあり、その内部にクリーンエアー供給部4でクリー
ンエアーを供給する。通常はクリーンエアーの供給は
0.1m/s以下の風速で行う。仕切り3がワーキング
エリアより低い位置まで仕切っているので、この風速で
十分クリーン度は得られる。本実施例では、0.03m
/sで0.3μクラス10が得られた。密閉容器1を出
し入れする時には風速を0.5m/s程度として、出し
入れのためのシャッター5を開けた状態でワーキングエ
リアへのダストの導入を防止する。この状態で作業者
が、密閉容器1を持ち込み中のワーク2を所定の位置に
セットする。仕切り部分の面積は小さいためクリーンエ
アー供給部の風量がそのまま維持されるので、シャッタ
ー5の開いた部分へクリーンエアーが抜け出しワーキン
グエリアへのダストの侵入はない。
【0010】シャッター5を閉じた後、製造が終了する
まで風量を0.1m/s以下に落とす。製造終了後、ワ
ーク2を回収するには風量を0.5m/sにした後シャ
ッター5を開けてワーク2を密閉容器1に収納し、作業
は完了する。
【0011】図2は本発明の第1の発明に第2の実施例
である。真空容器7のメンテナンス作業がダストを嫌う
場合には通常のワーキングに加えて真空容器7の部分に
も仕切り9を設ける構造とする。
【0012】図3は本発明の第2の発明の実施例であ
る。図3の設備環境も一般の温調環境でありクリーンル
ームではない。本実施例の製造装置18の場合は、真空
容器17にワーク12を直接作業者が取りつけなければ
ならず、図1の例のようにワーキングエリアにワークを
セットするだけではない。従ってシャッタ15の開孔面
積は大きくなり、ダストの巻き戻りを防止すべく作業者
の立つエリアをもクリーンエアー供給している。図1の
例と同様に2台のクリーンエアー供給機11は通常は
0.1m/s以下の風量で動作しており、作業者が出入
りする直前に0.5m/s以上の風量にする。作業者は
この時防じん用帽子19と上着20を着用しており、所
定の位置に立った後数十秒の間防じん防止19と防じん
上着20をクリーンエアーで設備化した後シャッター1
5を開き作業を始める。シャッター15を開いた状態で
密閉容器11を開きワーク12を取り出し 空容器17
内の治具21にセットする。このときエアーはシャッタ
ー15を介して作業者側に流れ出るようにするか、作業
の都合上腕等作業者の上半身部分がシャッター15より
装置側に入れることがある。この場合でも、作業者側が
クリーンであることを防じん上着20と帽子19を着用
していることにりワーク12へのダストの付着は防止で
きる。以下搬送装置の運転後には同様の手順でワーク1
2を回収し、作業を終える。
【0013】なお、今回の例ではシャッターを用いたが
ビニール製のカーテン状のものであっても気流を仕切る
ことができればそれで代用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではワーク
を収納する密閉容器と、通常はワーキングエリアより低
く位置まであってかつ密閉容器を外部から持ち込む際に
はその一部を開放することのできる仕切り部分と送風量
を変えるこのとできクリーンエアー供給機とからなる構
成によって、クリーンルームに比べて初期投資及び維持
費を小さくしコストダウンを実現する。なお、通常0.
1m/s以下の風速でクリーン度を保持しているため一
般環境下(クラス百万)に本発明を設置してもHEPA
フィルターの寿命は一年以上持ち、この点でのコスト部
分は全く問題にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の第1の実施例を示す概略
【図2】本発明の第1の発明の第2の実施例を示す概略
【図3】本発明の第2の発明の実施例を示す概略図
【図4】従来の薄膜デバイスを製造する場合の概略図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 ワーク 3 仕切り 4 クリーンエアー供給器 5 シャッター 6 真空予備室 7 真空容器 8 製造設備 11 密閉容器 12 ワーク 13 仕切り 14 クリーンエアー供給器 15 シャッター 17 真空容器 18 製造設備 19 防じん帽子 20 防じん上着 21 治具 41 クリーンルーム 42 HEPAフィルター 45 製造設備

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンエアーの供給によって生産環境
    を局所クリーン化する装置において、ワークを収納する
    密閉容器と、通常はワーキングエリアより低い位置まで
    あってかつ密閉容器を外部から持ち込む際にはその一部
    を開放することのできる仕切り部分と、送風量を変える
    ことのできるクリーンエアー供給機とからなる局所クリ
    ーン化装置。
  2. 【請求項2】 ワークを収納した密閉容器を開放してワ
    ークを取り出す空間に送風量をかえてクリーンエアーを
    供給することのできるクリーンエアーの供給器を設ける
    ことを特徴とする請求項1記載の局所クリーン化装置。
  3. 【請求項3】 密閉容器を持ち込む作業者が作業する空
    間に送風量をかえてクリーンエアーを供給することので
    きるクリーンエアー供給機を有することを特徴とする請
    求項1記載の局所クリーン化装置。
JP30262193A 1993-12-02 1993-12-02 局所クリーン化装置 Pending JPH07158919A (ja)

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JP30262193A JPH07158919A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 局所クリーン化装置

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JPH07158919A true JPH07158919A (ja) 1995-06-20

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