JPH07158661A - トルク伝達用カツプリング - Google Patents

トルク伝達用カツプリング

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JPH07158661A
JPH07158661A JP25900194A JP25900194A JPH07158661A JP H07158661 A JPH07158661 A JP H07158661A JP 25900194 A JP25900194 A JP 25900194A JP 25900194 A JP25900194 A JP 25900194A JP H07158661 A JPH07158661 A JP H07158661A
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JP
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discs
housing
hub
disc
axially
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Application number
JP25900194A
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English (en)
Inventor
Theodor Gassmann
セオドール・ガーセマン
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GKN Driveline International GmbH
Original Assignee
GKN Automotive GmbH
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Publication date
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Publication of JPH07158661A publication Critical patent/JPH07158661A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/06Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution using pumps of types differing from those before-mentioned
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/08Control of slip
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/005Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造し易くかつ小さな寸法からなりながら、
均一の動力によつて特徴着けられる漸進的係止特性を備
えたカツプリングを提供する。 【構成】 ハウジング及びこれに回転可能に支持された
ハブからなり、前記ハウジングと前記ハブにより形成さ
れかつ少なくとも部分的に2つの軸方向に固定の円板間
に軸方向に可動の円板を収容する流体で充填された環状
密封室を備え、更に、半径方向に見る場合に、速度差が
前記ハウジングと前記ハブとの間に発生するならば、前
記軸方向に可動の円板が2つの隣接する軸方向に固定の
円板により軸方向に交互に移動されるような方法におい
て成形される周部に延びる起伏外観からなる前記円板の
表面を備え、更にまた前記軸方向固定の円板と前記軸方
向に可動の円板との間に形成されている前記ハウジング
および前記ハブに対して実質上密封される室領域および
絞り開口により互いに接続されている、その大きさが相
互に変化する前記軸方向に可動の円板の両側の前記室領
域を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動部分と被動部分と
の間のトルクを伝達し、これらの部分との間に配置され
かつ2つの部分の回転運動に対して相対的に作用する油
圧装置を備え、ハウジングおよびこれに回転可能に支持
されたハブからなり、また、前記ハウジングと前記ハブ
により形成されかつ少なくとも部分的に2つの軸方向に
固定の円板間に軸方向に可動の円板を収容する流体で充
填された環状密封室を備え、さらに、半径方向にに見る
場合に、速度差が前記ハウジングと前記ハブとの間に発
生するならば、前記軸方向に可動の円板が2つの隣接す
る軸方向に固定の円板により軸方向に交互に移動される
ような態様において成形された周部に延びる起伏外観か
らなる前記円板の表面を備え、さらにまた前記軸方向固
定の円板と前記軸方向に可動の円板との間に形成されて
いる前記ハウジングおよび前記ハブに対して実質上密封
される室領域および絞り開口により互いに接続されてい
る、その大きさが相互に変化する前記軸方向に可動の円
板の両側の前記室領域を備えたカツプリングに関する。
【0002】
【従来の技術】前記型の構体は2つの回転部分間の速度
差の関数として係止モーメントを発生するために自動車
および地上機械装置の駆動ラインに使用される。
【0003】第1の用途はカツプリングが差動運動の場
合において相対的に回転する部分間に使用される差動駆
動装置に関わっている。
【0004】第2の用途はその駆動ラインにカツプリン
グが直接挿入される複数の被動軸を備えた自動車の駆動
ラインに関わっている。結果として、駆動ラインはその
軸と正確に駆動されるさらに他の軸との間の速度差が存
在する場合にトルク負荷され、一方他の場合においては
その軸が自動車に沿って引きずられる。
【0005】前記型のカツプリングはハブがハウジング
内に回転可能に配置され、ハブとハウジングが密封され
た装置を形成する場合にドイツ連邦共和国特許第119
2887号から知られている。ハウジングはハブに対し
て半径方向に配置されかつ一方でハウジングにかつ他方
でハブに回転不能に接続される円板を収容する。該円板
はハブに固定される円板がハウジングに固定される2つ
の円板間に配置されるような方法において配置される。
ハウジングは円板が関連の回転速度でその中で相対的に
動く粘性の流体で充填される。粘性の流体中に結果とし
て生じる剪断運動により、ハウジングに対するハブの回
転運動は制動され、その結果としてトルクは被動部分に
駆動部分により伝達され、一方、同時に、導入される動
力の部分が消散される。
【0006】前記カツプリングは速度差の関数としてト
ルクの伝達に関連して固定の、予め定めた特性を有す
る。したがつて、例えば、トルクが逆転されるかまたは
自動車が制動される状況において自動車を運転するとき
種々の要求に応答することができない。
【0007】ドイツ連邦共和国特許第649501号は
最初に述べた型のカツプリングを記載し、その場合にハ
ウジングの2つの内方端面は相対的に対称的に配置され
かつ軸方向に固定の円板を形成しかつその場合に軸方向
に可動な斜めに傾いた板を備えたハブがハウジング内で
回転する。固定円板の表面間の1周部点において、斜め
に傾いた板が狭く案内されかつハブのチヤンネルを経由
して互いに接続される2つの室を形成する。チヤンネル
断面は制御可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記カツプリングの欠
点は、円板の軸方向端部点において相互に接続された室
領域間の転流の結果として、カツプリングへのトルク入
力が頻繁に脈動を発生するということである。さらに、
軸方向に可動な円板が、ハブ上のその摺動位置におい
て、その回転軸線に対して垂直な軸のまわりに永続的な
モーメントの影響を受ける。
【0009】それゆえ、本発明の目的は、製造し易くか
つ小さな寸法からなりながら、均一の動力によつて特徴
着けられる漸進的係止特性を備えたカツプリングを提供
することにある。
【0010】上記目的は、少なくとも2つの軸方向に可
動の円板が3つの軸方向に固定の円板間に配置されかつ
少なくとも2対の相互に接続された室領域を形成しそし
て少なくとも1グループの円板内に、前記軸方向に可動
の円板および前記軸方向に固定の円板の表面の軸方向尖
端が個々の円板において相互に接続された室領域の対間
の容積の変化の逆転がハウジングおよびハブが相対的に
回転するとき相対的にずれた位相において行われるよう
な方法において相対的に周部でずれ、そして前記円板の
各々がその表面で少なくとも2対の尖端を形成すること
により達成される。
【0011】この方法によつて、その場合に変位体が2
つの隣接する軸方向に固定の円板の表面により強制案内
される軸方向に可動な円板により形成される多重変位体
ポンプ構体を提供することができる。同時に外方ハウジ
ング部分を形成する隣接する固定円板の表面とともに、
半径方向図において起伏される変位体が複数の個々の室
領域を形成する。絞り開口は1組の室領域が最大容積か
らなる一方、他の組の室領域が最小容積からなる方法に
おいて注入および吸い込み室領域を互いに接続する。個
々の変位体ポンプ構体の最大および最小容積が均一に周
部に分布された位相角度で達成されるため、個々の変位
体ポンプ構体により受容されるような脈動トルクが好都
合な方法において滑らかにされる。同様に少なくとも1
対の室領域を形成する3つの可動円板がほぼ完全に滑ら
かなトルク入力を保証する。尖端の数が多ければ多いほ
ど、搬送ストローク/円板回転の数が多くなり、その結
果動力入力は結果として増大され得る。最小数の2対の
尖端が円板が該円板の回転軸線に対して横方向に作用す
る傾斜モーメントがないことを保証する。
【0012】本発明の好都合なさらに他の実施例によれ
ば、個々の軸方向に可動な円板の表面の軸方向尖端が相
対的に均一に周部でずれるように配置される。
【0013】さらに他の好都合な実施例によれば、個々
の軸方向に固定の円板が互いに周部で重なり合うように
配置される。
【0014】さらに他の好都合な実施例によれば、少な
くとも軸方向に可動な円板が両側で同一の壁厚および平
行な表面を備えた部材の形において設けられることが提
案される。
【0015】絞り開口の設計には2つの可能性がある。
一方で、絞り開口は軸方向に可動な円板の壁に直接設け
られ得る。他方で、2つの室領域はハウジングおよび/
またはハブまたはそれに接続された部分または制御要素
の制御チヤンネルにより接続され得る。両者の場合にお
いて、軸方向に可動な円板の両側の同一の周部位置に設
けられる室が絞り開口により互いに接続される。
【0016】前者の実施例の設計は後者の実施例より非
常に簡単である。後者の実施例は外部で制御されるよう
な絞り開口を許容し、それはカツプリングの幾つかの減
衰特性が差動速度によつて設定され得ることを意味す
る。後で、簡単化のために、絞り開口として言及される
適宜な絞り手段は固定の絞り孔の形だけでなく、また流
れ制限弁、制御弁または作動流体として使用され得る電
子−流動学流体用の特殊弁の形において設けられ得る。
前記制御可能な絞り手段はハウジング内に配置されねば
ならない。
【0017】特殊な特性を達成するための、好適な実施
例において、第1の隣接室領域は個々の軸方向に可動な
円板の絞り孔により絞られ得る一方、第2の隣接室領域
はとくにハウジングの制御可能な絞りチヤンネルにより
絞られ得る。
【0018】構体の伝達可能なトルクは絞り開口の絞り
断面の2乗に反比例する。それゆえ絞り断面の僅かな変
化はトルク入力を大きく変化することができ、それれは
カツプリングが容易に制御し得ることを意味する。
【0019】カツプリングの作動原理は搬送されれた容
積流れを絞ることに基礎を置いているので、トルクは間
接的にのみ作動流体の粘度に依存する。絞り断面を適宜
に設計することにより、作動流体の粘度の広い範囲にわ
たつて絞り開口の抵抗係数をほぼ一定に保つことができ
る。結果として、トルク入力への粘度の影響を減少する
ことができる。密度の温度依存は僅かのみで、それはト
ルクへの温度の影響が無視し得るように小さいことを意
味する。ハウジングとハブとの間の速度差はトルク入力
を2次方程式にし、その結果速度差の関数として漸進的
にトルク特性を得る。
【0020】絞り開口が絞りダイアフラムおよび絞りチ
ヤンネルの組み合わせを構成するならば、トルクに関し
て1次および2次部分からなる合計を得る。かくして、
絞りダイアフラムおよび絞りチヤンネルを適宜に寸法付
けることにより、大きく自由に調整し得るトルク特性を
達成することができる。
【0021】本発明の実施例を以下に図面に基づき説明
する。
【0022】
【実施例】図1はほぼ筒状のハウジングケーシング10
および端部カバー11,12からなるハウジング1を有
するカツプリングを示し、ハブ2がそれに回転可能に支
持されかつハウジングに対して密封体21,22により
密封されている。ハウジング1およびハブ2はともに環
状密封室13を形成する。カバー11,12の表面は第
1の軸方向に固定の円板3,4を形成し、さらに他の軸
方向に固定の円板5,6はそれらの間にスペーサスリー
ブにより締め付けられかつ内方歯14によりハウジング
ケーシング10に回転不能に接続されている。相対的に
鏡像状に配置された2つの隣接する固定円板の表面間
に、軸方向に可動な円板7,8,9が支持され、それら
は、内方歯によつて、ハブ2の歯外観15に軸方向に可
動にかつ回転不能に支持される。
【0023】軸方向に可動な円板7,8,9は各々絞り
孔の形において設けられる複数の絞り開口17,18,
19の2つを含むように示される。絞り開口17,1
8,19は円板7,8,9の両側で室領域(この場合に
参照符号なし)を接続いる。
【0024】図2は、詳細な形において、その円板3,
4がカバー11,12のおよび可動な円板7,8,9の
部分を形成する固定円板3,4;5,6の平面図を示
す。
【0025】この図はまた2つの円板と固定円板3,
4;5,6および軸方向に可動な円板7,8,9の表面
の起伏形状との間の個々の室領域23〜28を示す。円
板3は各々60°だけずれた第1および第2尖端31,
32,,33を含むように示されそして円板7は各々6
0°ずれた対応する第1および第2の逆の点35,3
6,37を含む。
【0026】図3は、絞り開口を示してないが、両方と
も正弦波状表面形状からなる、第1の軸方向に固定の円
板5および第2の軸方向に固定の円板6を示す。2つの
円板5,6は相対的に回転不能に配置されかつ垂直であ
ると仮定される回転軸線のまわりに第1方向(図3の時
計回り方向)に回転する。2つの軸方向に固定の円板
5,6との間には、上述した回転軸線のまわりに第2方
向(反時計回り方向)に回転する軸方向に可動な円板8
が設けられる。円板5および6の対称表面およびそれら
の起伏形状のため、円板8は、連続線で示される位置か
ら破線で示される位置へ起伏の1/4だけ回転させられ
るとき、軸方向に変位される。本方法において、最初に
最大の容積を有する室領域25はその最小容積に減少さ
れる。最初に最小容積を有する室領域26はその最大容
積に増加される。水平矢印Vuは円板5,6に対する円
板8の回転方向を示しそして垂直矢印Vaが円板5,6
に対する軸方向に可動な円板8の軸方向変位を示す。
【0027】図4は長手方向断面の半分でカツプリング
の第2実施例を示し;ハウジング1は図1に示されるハ
ウジングに対応し、そしてまた固定板3,4,5,6お
よび軸方向に可動な板7,8,9が設けられる。ハウジ
ング1内に回転可能に収容されたハブ2’は分割され
る。該ハブ2’はスリーブ状に形成されかつハブ孔に挿
入されかつ密封されるインサート29からなる。インサ
ート29の外方面は複数対の室領域に対応するように周
部に分布されかつハブ2’の壁の半径方向孔の形におい
て接続チヤンネル31,31’に対応する制御チヤンネ
ル17’,18’,19’を備えており、それにより2
つの室領域を互いに接続する可能な数の室領域対に依存
して、複数の周部でずれた制御チヤンネルが設けられ
る。
【0028】制御チヤンネルに加えて、また、図1にす
でに示したように、孔17,18,19の形において絞
り開口が設けられる。
【0029】図5に示されるような第3の実施例の場合
において、ハウジングは孔32に可動に配置されかつハ
ウジングの長手方向軸線に対して平行に延びる制御要素
30を含む。該制御要素30は、例えば、ハウジングに
挿入されたインサート29’の半径方向接続チヤンネル
31,31’に対応するように配置されかつそれぞれの
室領域を接続するのに役立つ軸方向に分布された制御チ
ヤンネル17”,18”および19”を含む軸の形にお
いて設けられ得る。制御チヤンネル18”に関連して示
される方向矢印は固定円板5,6と可動円板8との間に
形成される室領域間の媒体の交換を示す。そのうえ、制
御チヤンネル17”,18”,19”は、それらの端部
に向かって、すなわち半径方向の接続チヤンネル31,
31’との可能な重なり合い領域に向かって、断面の変
化を特色にすることができ、その結果制御要素30を移
動するとき、絞り作用が多少の範囲に変化される。
【0030】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. 駆動部分と被動部分との間のトルクを伝達し、こ
れらの部分との間に配置されかつ2つの部分の回転運動
に対して相対的に作用する油圧装置を備え、ハウジング
(1)およびこれに回転可能に支持されたハブ(2)か
らなり、また、前記ハウジング(1)と前記ハブ(2)
により形成されかつ少なくとも部分的に2つの軸方向に
固定の円板(3,5;5,6;6,4)間に軸方向に可
動の円板(7,8,9)を収容する流体で充填された環
状密封室(13)を備え、さらに、半径方向にに見る場
合に、速度差が前記ハウジング(1)と前記ハブ(2)
との間に発生するならば、前記軸方向に可動の円板
(7,8,9)が2つの隣接する軸方向に固定の円板
(3,5;5,6;6,4)により軸方向に交互に移動
されるような態様に成形された周部に延びる起伏外観か
らなる前記円板の表面を備え、さらにまた前記軸方向固
定の円板(3〜6)と前記軸方向に可動の円板(7,
8,9)との間に形成されている前記ハウジング(1)
および前記ハブ(2)に対して実質上密封される室領域
(23〜28)および絞り開口(17,18,19)に
より互いに接続されている、その大きさが相互に変化す
る前記軸方向に可動の円板(7,8,9)の両側の前記
室領域(23,24;25,26;27,28)を備え
たカツプリングにおいて、少なくとも2つの軸方向に可
動の円板(7,8,9)が3つの軸方向に固定の円板間
に配置されかつ少なくとも2対の相互に接続された室領
域(23〜28)を形成しそして少なくとも1グループ
の円板内に、前記軸方向に可動の円板(7,8,9)お
よび前記軸方向に固定の円板(3〜6)の表面の軸方向
尖端が個々の円板において相互に接続された室領域の対
間の容積変化の逆転が前記ハウジング(1)および前記
ハブ(2)が相対的に回転するとき相対的にずれた位相
において行われるような態様において相対的に周部でず
れ、そして前記円板(3〜9)の各々がその表面で少な
くとも2対の尖端を形成することを特徴とするトルク伝
達用カツプリング。
【0031】2. 前記軸方向に可動な円板(7,8,
9)の前記表面の前記軸方向尖端が相対的に周部に均一
にずれるように配置されることを特徴とする前記1に記
載のトルク伝達用カツプリング。
【0032】3. 前記軸方向に固定の円板(3〜6)
が互いに周部で重なり合うように配置されることを特徴
とする前記1に記載のトルク伝達用カツプリング。
【0033】4. 少なくとも前記軸方向に可動な円板
(7,8,9)が両側で同一の壁厚および平行な表面を
備えた部材の形において設けられることを特徴とする前
記1に記載のトルク伝達用カツプリング。
【0034】5. 前記絞り開口(17,18,19)
が制御要素(30)、とくに弁により可変であることを
特徴とする前記1ないし4に記載のトルク伝達用カツプ
リング。
【0035】6. 前記絞り開口が前記ハウジング
(1)、前記ハブ(2)または2つの関連の制御要素
(30)の一方の制御チヤンネル(17’,18’,1
9’;17”,18”,19”)の形において設けられ
ることを特徴とする前記1ないし5のいずれか1項に記
載のトルク伝達用カツプリング。
【0036】7. 前記絞り開口が前記軸方向に可動な
円板(7,8,9)の通路(17,18,19)の形に
おいて設けられることを特徴とする前記1ないし5のい
ずれか1項に記載のトルク伝達用カツプリング。
【0037】8. 前記絞り開口が第1対の室領域に関
して軸方向に可動な円板(7,8,9)の通路および第
2対の室領域に関して前記ハウジング(1)および前記
ハブ(2’)並びにそれに接続された部分の制御チヤン
ネル(17’,18’,19’;17”,18”,1
9”)の組み合わせの形において設けられることを特徴
とする前記1ないし5のいずれか1項に記載のトルク伝
達用カツプリング。
【0038】9. 前記円板(3〜9)の表面の前記起
伏外観が半径方向面に対して周部でシヌソイドであるこ
とを特徴とする前記1ないし8のいずれか1項に記載の
トルク伝達用カツプリング。
【0039】10. 前記ハウジング(1)の内方端面
がこれらが外方の軸方向に固定の円板(3,4)として
作用するように起伏外観を備えていることを特徴とする
前記1ないし9のいずれか1項に記載のトルク伝達用カ
ツプリング。
【0040】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、駆動部分と被
動部分との間のトルクを伝達し、これらの部分との間に
配置されかつ2つの部分の回転運動に対して相対的に作
用する油圧装置を備え、ハウジングおよびこれに回転可
能に支持されたハブからなり、また、前記ハウジングと
前記ハブにより形成されかつ少なくとも部分的に2つの
軸方向に固定の円板間に軸方向に可動の円板を収容する
流体で充填された環状密封室を備え、さらに、半径方向
にに見る場合に、速度差が前記ハウジングと前記ハブと
の間に発生するならば、前記軸方向に可動の円板が2つ
の隣接する軸方向に固定の円板により軸方向に交互に移
動されるような方法において成形される周部に延びる起
伏外観からなる前記円板の表面を備え、さらにまた前記
軸方向固定の円板と前記軸方向に可動の円板との間に形
成されている前記ハウジングおよび前記ハブに対して実
質上密封される室領域および絞り開口により互いに接続
されている、その大きさが相互に変化する前記軸方向に
可動の円板の両側の前記室領域を備えたカツプリングに
おいて、少なくとも2つの軸方向に可動の円板が3つの
軸方向に固定の円板間に配置されかつ少なくとも2対の
相互に接続された室領域を形成しそして少なくとも1グ
ループの円板内に、前記軸方向に可動の円板および前記
軸方向に固定の円板の表面の軸方向尖端が個々の円板に
おいて相互に接続された室領域の対間の大きさの変化の
逆転がハウジングおよびハブが相対的に回転するとき相
対的にずれた位相において行われるような方法において
相対的に周部でずれ、そして前記円板の各々がその表面
で少なくとも2対の尖端を形成する構成としたので、製
造し易くかつ小さな寸法からなりながら、均一の動力に
よつて特徴着けられる漸進的係止特性を備えたトルク伝
達用カツプリングを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカツプリングの長手方向断面図で
ある。
【図2】ハウジングケーシングおよびハブを除外してい
る、図1に示されるような本発明によるカツプリングの
円板およびカバーを示す半径方向図である。
【図3】2つの固定円板および1つの軸方向に可動な円
板を2つの位置において示す部分図である。
【図4】絞り開口の幾つかがその場合にハブと連係する
第2実施例の長手方向断面図あある。
【図5】絞り開口の幾つかがその場合にハウジングおよ
びそれと連係する制御要素と連係する第3実施例の長手
方向断面図である。
【符号の説明】 1 ハウジング 2 ハブ 3 軸方向に固定の円板 4 軸方向に固定の円板 5 軸方向に固定の円板 6 軸方向に固定の円板 7 軸方向に可動な円板 8 軸方向に可動な円板 9 軸方向に可動な円板 13 環状密封室 17 絞り開口(通路) 17’ 制御チヤンネル 18 絞り開口(通路) 18’ 制御チヤンネル 19 絞り開口(通路) 19’ 制御チヤンネル 23 室領域 24 室領域 25 室領域 26 室領域 27 室領域 28 室領域 30 制御要素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部分と被動部分との間のトルクを伝
    達し、これらの部分との間に配置されかつ2つの部分の
    回転運動に対して相対的に作用する油圧装置を備え、ハ
    ウジング(1)およびこれに回転可能に支持されたハブ
    (2)からなり、また、前記ハウジング(1)と前記ハ
    ブ(2)により形成されかつ少なくとも部分的に2つの
    軸方向に固定の円板(3,5;5,6;6,4)間に軸
    方向に可動の円板(7,8,9)を収容する流体で充填
    された環状密封室(13)を備え、さらに、半径方向に
    に見る場合に、速度差が前記ハウジング(1)と前記ハ
    ブ(2)との間に発生するならば、前記軸方向に可動の
    円板(7,8,9)が2つの隣接する軸方向に固定の円
    板(3,5;5,6;6,4)により軸方向に交互に移
    動されるような態様に成形された周部に延びる起伏外観
    からなる前記円板の表面を備え、さらにまた前記軸方向
    固定の円板(3〜6)と前記軸方向に可動の円板(7,
    8,9)との間に形成されている前記ハウジング(1)
    および前記ハブ(2)に対して実質上密封される室領域
    (23〜28)および絞り開口(17,18,19)に
    より互いに接続されている、その大きさが相互に変化す
    る前記軸方向に可動の円板(7,8,9)の両側の前記
    室領域(23,24;25,26;27,28)を備え
    たカツプリングにおいて、 少なくとも2つの軸方向に可動の円板(7,8,9)が
    3つの軸方向に固定の円板間に配置されかつ少なくとも
    2対の相互に接続された室領域(23〜28)を形成し
    そして少なくとも1グループの円板内に、前記軸方向に
    可動の円板(7,8,9)および前記軸方向に固定の円
    板(3〜6)の表面の軸方向尖端が個々の円板において
    相互に接続された室領域の対間の容積変化の逆転が前記
    ハウジング(1)および前記ハブ(2)が相対的に回転
    するとき相対的にずれた位相において行われるような態
    様において相対的に周部でずれ、そして前記円板(3〜
    9)の各々がその表面で少なくとも2対の尖端を形成す
    ることを特徴とするトルク伝達用カツプリング。
JP25900194A 1993-09-29 1994-09-29 トルク伝達用カツプリング Pending JPH07158661A (ja)

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