JPH07158514A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

内燃機関制御装置

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JPH07158514A
JPH07158514A JP5308216A JP30821693A JPH07158514A JP H07158514 A JPH07158514 A JP H07158514A JP 5308216 A JP5308216 A JP 5308216A JP 30821693 A JP30821693 A JP 30821693A JP H07158514 A JPH07158514 A JP H07158514A
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egr
internal combustion
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Taiji Isobe
大治 磯部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の過渡運転状態におけるドライバビ
リティを阻害することなく排気ガス中のNOx を低減す
ること。 【構成】 アクセル開度センサ6からのアクセルペダル
開度信号APOの時間変化割合または回転角センサ4か
らの機関回転数信号NEの時間変化割合に基づき内燃機
関1の運転状態が判定される。内燃機関の運転状態が定
常運転領域以外のときにはEGRカットまたはEGR制
御による通常のEGR量が導入され、定常運転領域のと
きには大量のEGR量が導入されると共にその大量のE
GR量による内燃機関のトルク低下分だけスロットル弁
開度が補正される。これにより、内燃機関の運転状態が
定常運転領域以外のときドライバビリティが確保され、
定常運転領域のとき大量のEGR量の達成と運転挙動の
安定性とが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関(エンジン)
の過渡運転状態におけるドライバビリティ(Drivabilit
y)を阻害することなく排気ガス中の窒素酸化物(NOx
)低減に有効な内燃機関制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関制御装置におけるEGR
(Exhaust Gas Recirculation)制御では、内燃機関の運
転条件が定常運転状態または過渡運転状態の区別なく、
算出されたEGR量に基づきオープンループ制御されて
いる。このため、過渡運転状態におけるドライバビリテ
ィを考慮すると大量のEGR量の達成は無理であった。
また、運転者のアクセルペダル操作に基づく車両挙動の
違和感、特に、応答性の悪さが大量のEGR量の達成を
実現し難い要因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、内燃機関制御
装置に関連する先行技術文献として、特開昭61−93
237号公報にて開示されたものが知られている。この
ものは、アクセルペダル操作量に応じてスロットル弁開
度をフィードバック制御する場合、その制御定数を排気
還流量であるEGR量の大小に応じて適切に設定するこ
とにより、スロットル弁のフィードバック制御による吸
気量の応答性及び制御精度が向上するとしている。
【0004】このものを用いれば、EGR量の増大に応
じてスロットル弁のフィードバック制御における制御定
数が大きくされるため、アクセルペダル操作に基づく車
両挙動の違和感に関しては対策可能と考えられるが、従
来と同様に、過渡運転状態におけるドライバビリティの
確保と大量のEGR量の達成を両立させることは無理で
あった。
【0005】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、過渡運転状態におけるドラ
イバビリティの確保と大量のEGR量の達成を両立させ
る内燃機関制御装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる内燃機関
制御装置は、図13にその概念を示すように、内燃機関
の排気系から取出した排気ガスの一部であるEGRガス
をEGR弁を用いて吸気系に還元し燃焼温度を低下さ
せ、排気ガス中の窒素酸化物濃度を低減させるEGR制
御手段G14と、アクセルペダル開度に応じて電気式ア
クチュエータを用いてスロットル弁のスロットル弁開度
を制御するスロットル制御手段G17と、前記内燃機関
の運転状態が定常運転領域にあるかを判定する定常運転
判定手段G11と、前記定常運転判定手段G11の判定
に基づき、定常運転領域では前記EGR制御手段G14
による通常のEGR量に代えて大量のEGR量を導入
し、その他の運転領域ではEGRカットまたは前記EG
R制御手段G14による通常のEGR量を導入するEG
R量切換手段G12と、前記EGR量切換手段G12で
大量のEGR量導入に切換えられたとき、前記内燃機関
の定常運転領域における燃費、ドライバビリティ、エミ
ッションのうちの1つ以上の条件を満足する予め設定さ
れた大量のEGR量を算出する大量EGR量演算手段G
13と、前記定常運転判定手段G11の判定に基づき、
定常運転領域では前記スロットル制御手段G17による
前記内燃機関の出力トルクを一定に保持するフィードバ
ック制御とし、その他の運転領域では前記スロットル制
御手段G17による前記アクセルペダル開度に応じたオ
ープンループ制御とするスロットル制御切換手段G15
と、前記スロットル制御切換手段G15でフィードバッ
ク制御に切換えられたとき、前記大量EGR量算出手段
G13で算出される大量のEGR量による前記内燃機関
のトルク低下分を検出し、前記スロットル弁を制御し前
記トルク低下分を補正するトルク補正制御手段G16と
を具備するものである。
【0007】
【作用】本発明においては、内燃機関の運転状態が判定
され、定常運転領域以外の過渡運転領域ではEGRカッ
トまたはEGR制御手段による通常のEGR量を導入
し、スロットル制御手段によるアクセルペダル開度に応
じたオープンループ制御が実施される。このため、定常
運転領域以外においては、EGR量が増加することがな
いためアクセルペダル開度に応じたオープンループ制御
の実施によりドライバビリティが悪化することがない。
【0008】一方、定常運転領域であるときには、EG
R制御手段では通常のEGR量に代えて燃費、ドライバ
ビリティ、エミッションのうちの1つ以上の条件を満足
する予め設定された大量のEGR量が導入される。ま
た、スロットル制御手段では大量のEGR量による内燃
機関のトルク低下分を保証し出力トルクを一定に保持す
るフィードバック制御が実施される。このため、定常運
転領域においては、大量のEGR量が達成されると共に
内燃機関の出力トルクが低下することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関
制御装置の機械的構成を示す概略図、図2は本発明の一
実施例にかかる内燃機関制御装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【0011】図1において、1は内燃機関、2は排気ガ
スの一部であるEGRガスを吸気管内に再循環させる電
気式アクチュエータであるEGR弁、3は電気式アクチ
ュエータ(例えば、ステッピングモータ等)にて電気的
に開閉され内燃機関1に供給される吸気流量を制御する
スロットル弁である。なお、このように構成されたスロ
ットル弁3は電子スロットル弁とも呼称されている。ま
た、4は内燃機関1の回転角に同期した信号である機関
回転数信号NEを出力する回転角センサ、5は内燃機関
1の吸気管内圧力を計測した信号である吸気管負圧信号
Pmを出力する吸気負圧センサ、6はアクセルペダル開
度を検出した信号であるアクセルペダル開度信号APO
を出力するアクセル開度センサ、7はスロットル弁3に
連結されスロットル弁開度を検出し信号TAを出力する
スロットル開度センサ、8はEGR弁2に連結されEG
R弁位置を検出し信号EVOを出力するEGR弁位置セ
ンサ、9は回転角センサ4、吸気負圧センサ5、アクセ
ル開度センサ6、スロットル開度センサ7及びEGR弁
位置センサ8からの各信号を入力し、後述するように、
内燃機関1の運転状態を判定し、その判定に基づいてス
ロットル弁3を最適なスロットル弁開度、EGR弁2を
最適なEGR弁位置に制御するECU(電子制御装置)
である。
【0012】図2に示すように、ECU9はCPU(中
央処理装置)91、制御プログラムを記憶したROM9
2、各種データを記憶するRAM93、制御マップ等を
記憶し電源接続により記憶保持されたバックアップRA
M94、インタフェース95,96、A/D変換器9
7、EGR弁2の駆動回路であるEGRドライバ98及
びスロットル弁3の駆動回路であるスロットルドライバ
99等からなる。
【0013】このような構成により、ECU9のEGR
ドライバ98によりEGR弁2が駆動され、そのEGR
弁2に連結されたEGR弁位置センサ8からの信号がE
CU9のインタフェース95、A/D変換器97、CP
U91を介してEGRドライバ98にフィードバックさ
れており、閉ループ制御が実施される。また、ECU9
のスロットルドライバ99によりスロットル弁3が駆動
され、そのスロットル弁3に連結されたスロットル開度
センサ7からの信号がECU9のインタフェース95、
A/D変換器97、CPU91を介してスロットルドラ
イバ99にフィードバックされており、同様な閉ループ
制御が実施される。
【0014】まず、本発明の一実施例にかかる内燃機関
制御装置の概要について図3のタイミングチャートを参
照して説明する。
【0015】機関回転速度信号(低分解能)NEとアク
セルペダル開度信号APOとの挙動の安定性より定常運
転が判定される。即ち、図3におけるt1 時点でアクセ
ルペダル開度信号APO及びt2 時点で機関回転速度信
号NEと双方の定常運転状態が満足されたとき、定常判
定フラグXTEIJO=1とされる。このとき、内燃機
関1は既に定常運転中である。
【0016】ここで、EGR量が通常のEGR量(従来
相当量)から大量EGRに切換えられる。このときの大
量EGRは、予め実験にて求められ、定常運転時におい
てドライバビリティの悪化や点火プラグの失火やエミッ
ションの悪化等が生じることなく燃費が最良となる最大
のEGR量である。この大量EGRに相当するEGR弁
開度EVOの目標値TEVO2にEGR弁2が徐々に制
御され、同時にスロットル弁3が定常運転判定時の機関
回転速度と同等になるように、今度は、高分解能の機関
回転速度NEZOOMでフィードバック制御され大量E
GRによる機関回転速度NE落込分が補正される。定常
運転状態が解除されると速やかに通常EGR制御状態に
復帰されるのである。
【0017】次に、本発明の一実施例にかかる内燃機関
制御装置で使用されているCPU91の処理手順を示す
図4〜図9のフローチャートに基づき、各制御を説明す
る。 《内燃機関制御のベースルーチン:図4参照》図4にお
いて、電源の投入と同時に、まず、ステップS100で
イニシャライズとしてRAM93の初期化が実行され、
ステップS200に移行し、内燃機関1が定常運転状態
であるかが判定される。即ち、運転者が定常運転を要求
しているかが後述の定常運転状態判定のサブルーチンに
よる定常運転判定フラグXTEIJOの状態にて判定さ
れる。ステップS200で、運転者が定常運転を要求し
ていなければ、ステップS300の通常EGR制御のサ
ブルーチンに移行し、従来通りのEGR量が算出され
る。ステップS200で、運転者が定常運転を要求して
いるときには、ステップS400の大量EGR制御のサ
ブルーチンに移行し、定常運転状態の走行に限定した大
量のEGR量が算出される。ステップS300またはス
テップS400でEGR量が算出されたのち、ステップ
S500のEGR弁駆動のサブルーチンに移行し、EG
R弁2の駆動が実行される。次に、ステップS600の
スロットル弁駆動のサブルーチンに移行し、スロットル
弁3の駆動が実行され、本ベースルーチンを終了する。
【0018】次に、図4のベースルーチンを構成する各
サブルーチンの具体的な手順について以下詳細に説明す
る。
【0019】〈定常運転状態判定のサブルーチン:図5
参照〉ステップS201で、アクセルペダル開度APO
が読込まれる。次にステップS202に移行して、機関
回転速度NEが読込まれる。そして、ステップS203
に移行し、前回のルーチンで読込まれたアクセルペダル
開度メモリ値APOBと今回のアクセルペダル開度AP
Oとの変化量の絶対値DELAPOが算出される。次に
ステップS204に移行して、ステップS203で算出
されたDELAPOが予め設定された所定値KAPOを
越えているかが判定される。ステップS204の不等式
が成立せず、即ち、DELAPO≦KAPOであり所定
値KAPO以内でアクセルペダル開度APOが操作され
ているときには、ステップS205に移行し、前回のル
ーチンで読込まれた機関回転速度メモリ値NEBと今回
の機関回転速度NEとの変化量の絶対値DELNEが算
出される。そして、ステップS206に移行し、ステッ
プS205で算出されたDELNEが予め設定された所
定値KNEを越えているかが判定される。ステップS2
06の不等式が成立せず、即ち、DELNE≦KNEで
あり所定値KNE以内で機関回転速度NEが安定してい
るときには、定常運転であるとしてステップS207に
移行し、定常運転判定フラグXTEIJO=1とセット
される。
【0020】ここで、ステップS204の不等式が成立
し、即ち、アクセルペダル開度の変化量の絶対値DEL
APOが所定値KAPO以内に安定していない、また
は、ステップS206の不等式が成立し、即ち、機関回
転速度の変化量の絶対値DELNEが所定値KNE以内
に安定していないときには、過渡運転であるとしてステ
ップS208に移行し、定常運転判定フラグXTEIJ
O=0とされる。ステップS207またはステップS2
08の処理ののち、ステップS209に移行し、今回の
機関回転速度NEを機関回転速度メモリ値NEBとして
格納し、ステップS210に移行し、今回のアクセルペ
ダル開度APOをアクセルペダル開度メモリ値APOB
として格納し、本サブルーチンを終了する。
【0021】〈通常EGR制御のサブルーチン:図6参
照〉ステップS301で機関回転速度NE、ステップS
302で吸気管負圧Pmがそれぞれ読込まれる。次にス
テップS303に移行して、機関回転速度NE及び吸気
管負圧Pmをパラメータとして図10に示す二元マップ
である通常EGR制御マップ(TEVO1マップ)よ
り、通常時の目標EGR弁開度TEVO1が算出され
る。例えば、図10に示すように、Pm=α(mmHg),
NE=β(rpm )のときのTEVO1値はγとなる。こ
のTEVO1マップには、予め実験にて求められた機関
条件毎に設定されたEGR弁開度がメモリされている。
次にステップS304に移行して、アクセルペダル開度
APOが読込まれたのち、ステップS305に移行し、
アクセルペダル開度APOをパラメータとして図11に
示す通常スロットル制御マップ(TTHR1マップ)よ
り、通常時の目標スロットル弁開度TTHR1が算出さ
れる。例えば、図11に示すように、APO=Aのとき
のTTHR1はBとなる。このTTHR1マップには、
APOに対応した任意の特性を与えられた目標スロット
ル弁開度がメモリされている。このステップS305の
処理ののち、本サブルーチンを終了する。
【0022】〈大量EGR制御のサブルーチン:図7参
照〉ステップS401では、前回の定常運転判定フラグ
メモリ値XTEIJOBが0であるかが判定される。ス
テップS401でXTEIJOB=0であると、ステッ
プS402に移行し、前回の定常運転判定フラグメモリ
値XTEIJOBが1であるかが判定される。ステップ
S402でXTEIJOB=1であると、前回は定常運
転でなく今回初めて定常運転であると判定されたときの
みステップS403に移行し、現在のスロットル弁開度
TAを大量EGR制御時の目標値TTHR2の初期値と
してRAM93に格納する(TTHR2=TA)。
【0023】次に、ステップS404で機関回転速度N
E、ステップS405でアクセルペダル開度APOがそ
れぞれ読込まれる。そして、ステップS406に移行
し、機関回転速度NE及びアクセルペダル開度APOを
パラメータとして図12に示す二元マップである大量E
GRマップ(TEVO2マップ)より、目標大量EGR
弁開度TEVO2が算出される。例えば、図12に示す
ように、APO=A,NE=β(rpm )のときのTEV
O2値はCとなる。このTEVO2値は燃費が最良で且
つ、ドライバビリティ悪化のない最大EGR量に制御す
るためのEGR弁開度である。
【0024】次にステップS407に移行して、機関回
転速度NEZOOMが読込まれる。この機関回転速度N
EZOOMと前記機関回転速度NEとの違いは、NEZ
OOM値の方が高精度で、回転速度フィードバック制御
用として用いられるのに対して、NE値の方は低精度
で、機関の運転状態判定程度に用いられるものである。
次にステップS408に移行して、機関回転速度NEZ
OOMの前回の値からn回前の値までの次式に示す機関
回転速度平均値NEAVE(次式参照)から所定の下限
値KMINを減算した範囲内に今回読込まれたNEZO
OMが存在するかが判定される。
【0025】NEAVE=〔NEZOOM(I-1) +NE
ZOOM(I-2) +…+NEZOOM(I-n) 〕/n ステップS408の不等式が成立せず、今回読込まれた
NEZOOMが(NEAVE−KMIN)≧NEZOO
Mであり下限不感滞以下であると、ステップS409に
移行し、目標スロットル弁開度TTHR2をインクリメ
ントして目標スロットル弁開度が開側となるように指示
される。ステップS408の不等式が成立するときに
は、ステップS410に移行し、機関回転速度平均値N
EAVEに所定の上限値KMAXを加算した範囲内に今
回読込まれたNEZOOMが存在するかが判定される。
ステップS410の不等式が成立せず、今回読込まれた
NEZOOMが(NEAVE+KMAX)≦NEZOO
Mであり上限不感滞以上であると、ステップS411に
移行し、目標スロットル弁開度TTHR2をデクリメン
トして目標スロットル弁開度が閉側となるように指示さ
れる。
【0026】一方、ステップS410の不等式が成立す
るとき、即ち、今回読込まれたNEZOOMが(NEA
VE−KMIN)<NEZOOM<(NEAVE+KM
AX)であり機関回転速度平均値NEAVEを中心とし
た上下限不感滞内に存在するときには、ステップS41
2に移行し、目標スロットル弁開度TTHR2は更新さ
れない(TTHR2=TTHR2)。そして、ステップ
S409またはステップS411またはステップS41
2で目標スロットル弁開度の指示ののち、ステップS4
13に移行し、定常運転判定フラグXTEIJOの状態
を定常運転判定フラグメモリ値XTEIJOBに格納
(XTEIJOB=XTEIJO)し、本サブルーチン
を終了する。
【0027】〈EGR弁駆動のサブルーチン:図8参
照〉ステップS501でEGR弁開度EVOが読込まれ
る。次にステップS502に移行して、時間カウンタC
2MSが2msに達しているかが判定される。2ms周
期と判定されたときには、ステップS503に移行し、
定常運転状態かが判定される。ステップS503で、定
常運転判定フラグXTEIJO=0であり定常運転状態
でないときには、ステップS504にてEGR弁駆動モ
ータ速度EGRSPDが通常EGR制御値KESP1、
ステップS505にて目標EGR弁開度Xが通常EGR
制御値TEVO1とセットされる。
【0028】一方、ステップS503で、定常運転判定
フラグXTEIJO=1であり定常運転状態であるとき
には、ステップS506にてEGR弁駆動モータ速度E
GRSPDが大量EGR制御値KESP2、ステップS
507にて目標EGR弁開度Xが大量EGR制御値TE
VO2とセットされる。ステップS505またはステッ
プS507で目標EGR弁開度Xがセットされたのち、
ステップS508に移行し、時間カウンタCCEGRが
予め実験で求められたEGR弁駆動モータの駆動周期E
GRSPDに達しているかが判定される。ステップS5
08の不等式が成立するときには、ステップS509に
移行し、現在のEGR弁開度EVOが目標EGR弁開度
X(このときのXの内容は、通常EGR値または大量E
GR値)に等しいかが判定される。ステップS509の
等式が成立しないときには、ステップS510に移行
し、現在のEGR弁開度EVOが目標EGR弁開度X未
満であるかが判定される。ステップS510の不等式が
成立し、現在のEGR弁開度EVOが目標EGR弁開度
Xより低開度(EVO<X)であると、ステップS51
1に移行し、EGR弁が開側に駆動される。
【0029】一方、ステップS510の不等式が成立せ
ず、現在のEGR弁開度EVOが目標EGR弁開度Xよ
り高開度(EVO>X)であると、ステップS512に
移行し、EGR弁が閉側に駆動される。なお、ステップ
S509の等式が成立し、現在のEGR弁開度EVOが
目標EGR弁開度Xと同等(EVO=X)であると、ス
テップS513に移行し、EGR弁が現在のEGR弁位
置にホールドされる。そして、ステップS514に移行
し、時間カウンタCCEGRがインクリメントされ、ス
テップS515で時間カウンタC2MSがクリアされ
る。次にステップS516に移行して、時間カウンタC
2MSがインクリメントされ、本サブルーチンを終了す
る。なお、ステップS502で、2ms周期に達してい
ないときには上述の処理を実行することなく、ステップ
S516に移行し、時間カウンタC2MSのインクリメ
ント処理のみが実行される。
【0030】〈スロットル弁駆動のサブルーチン:図9
参照〉ステップS601でスロットル弁開度TAが読込
まれる。次にステップS602に移行して、時間カウン
タC2MS2が2msに達しているかが判定される。2
ms周期と判定されたときには、ステップS603に移
行し、定常運転状態かが判定される。ステップS603
で、定常運転判定フラグXTEIJO=0であり定常運
転状態でないときには、ステップS604にて目標スロ
ットル弁開度Xが通常時の目標スロットル弁開度TTH
R1とセットされる。
【0031】一方、ステップS603で、定常運転判定
フラグXTEIJO=1であり定常運転状態であるとき
には、ステップS605にて目標スロットル弁開度Xが
大量EGR制御時の目標値TTHR2とセットされる。
ステップS604またはステップS605で目標スロッ
トル弁開度Xがセットされたのち、ステップS606に
移行し、時間カウンタCCTHRが予め実験で求められ
たスロットル弁駆動モータの駆動周期THRSPDに達
しているかが判定される。ステップS606の不等式が
成立するときには、ステップS607に移行し、現在の
スロットル弁開度TAが目標スロットル弁開度X(この
ときのXの内容は、通常時の目標スロットル弁開度また
は大量EGR制御時の目標値)に等しいかが判定され
る。ステップS607の等式が成立しないときには、ス
テップS608に移行し、現在のスロットル弁開度TA
が目標スロットル弁開度X未満であるかが判定される。
ステップS608の不等式が成立し、現在のスロットル
弁開度TAが目標スロットル弁開度Xより低開度(TA
<X)であると、ステップS609に移行し、スロット
ル弁が開側に駆動される。
【0032】一方、ステップS608の不等式が成立せ
ず、現在のスロットル弁開度TAが目標スロットル弁開
度Xより高開度(TA>X)であると、ステップS61
0に移行し、スロットル弁が閉側に駆動される。なお、
ステップS607の等式が成立し、現在のスロットル弁
開度TAが目標スロットル弁開度Xと同等(TA=X)
であると、ステップS611に移行し、スロットル弁が
現在のスロットル弁位置にホールドされる。そして、ス
テップS612に移行し、時間カウンタCCTHRがイ
ンクリメントされ、ステップS613で時間カウンタC
2MS2がクリアされる。次にステップS614に移行
して、時間カウンタC2MSがインクリメントされ、本
サブルーチンを終了する。なお、ステップS602で、
2ms周期に達していないときには上述の処理を実行す
ることなく、ステップS614に移行し、時間カウンタ
C2MS2のインクリメント処理のみが実行される。
【0033】このように、本発明の一実施例の内燃機関
制御装置は、内燃機関1の排気系から取出した排気ガス
の一部を一部であるEGRガスをEGR弁2を用いて吸
気系に還元し燃焼温度を低下させ、排気ガス中の窒素酸
化物濃度を低減させるECU9にて達成されるEGR制
御手段と、アクセルペダル開度に応じて電気式アクチュ
エータであるステッピングモータ等を用いてスロットル
弁3のスロットル弁開度を制御するECU9にて達成さ
れるスロットル制御手段と、内燃機関1の運転状態が定
常運転領域にあるかを判定するECU9のCPU91の
ステップS200にて達成される定常運転判定手段と、
前記定常運転判定手段の判定に基づき、定常運転領域で
は前記EGR制御手段による通常のEGR量に代えて大
量のEGR量を導入し、その他の運転領域ではEGRカ
ットまたは前記EGR制御手段による通常のEGR量を
導入するECU9のCPU91のステップS501〜ス
テップS516にて達成されるEGR量切換手段と、前
記EGR量切換手段で大量のEGR量導入に切換えられ
たとき、内燃機関1の定常運転領域における燃費、ドラ
イバビリティ、エミッションのうちの1つ以上の条件を
満足する予め設定された大量のEGR量を算出するEC
U9のCPU91のステップS406にて達成される大
量EGR量演算手段と、前記定常運転判定手段の判定に
基づき、定常運転領域では前記スロットル制御手段によ
る内燃機関1の出力トルクを一定に保持するフィードバ
ック制御とし、その他の運転領域では前記スロットル制
御手段による前記アクセルペダル開度に応じたオープン
ループ制御とするECU9のCPU91のステップS6
01〜ステップS614にて達成されるスロットル制御
切換手段と、前記スロットル制御切換手段でフィードバ
ック制御に切換えられたとき、前記大量EGR量算出手
段で算出される大量のEGR量による内燃機関1のトル
ク低下分を検出し、スロットル弁3を制御し前記トルク
低下分を補正するECU9のCPU91のステップS4
07〜ステップS412にて達成されるトルク補正制御
手段とを具備するものである。
【0034】したがって、内燃機関の運転状態が定常運
転領域以外のときにはEGRカットまたはEGR制御に
よる通常のEGR量が導入され、定常運転領域のときに
は大量のEGR量が導入されると共にその大量のEGR
量による内燃機関のトルク低下分だけスロットル弁開度
が補正される。
【0035】故に、内燃機関の運転状態が定常運転領域
以外のときドライバビリティが確保され、定常運転領域
のとき大量のEGR量の達成と運転挙動の安定性とが得
られる。
【0036】ところで、上述の図4の内燃機関制御のベ
ースルーチンにおけるステップS300の通常EGR制
御処理を省略し、通常においてはEGRカットとする場
合にも同様の効果を得ることができる。なお、このとき
には当然のことながら、図6の通常EGR制御のサブル
ーチンも省略できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
制御装置は、EGR制御手段とスロットル制御手段とを
有し、定常運転判定手段の判定に基づく内燃機関の運転
状態が定常運転領域ではEGR制御手段による通常のE
GR量に代えて大量のEGR量を導入し、その他の運転
領域ではEGRカットまたはEGR制御手段による通常
のEGR量を導入するEGR量切換手段と、そのEGR
量切換手段で大量のEGR量導入に切換えられたとき、
内燃機関の定常運転領域における燃費、ドライバビリテ
ィ、エミッションのうちの1つ以上の条件を満足する予
め設定された大量のEGR量を算出する大量EGR量演
算手段と、定常運転判定手段の判定に基づく定常運転領
域ではスロットル制御手段による内燃機関の出力トルク
を一定に保持するフィードバック制御とし、その他の運
転領域ではスロットル制御手段によるアクセルペダル開
度に応じたオープンループ制御とするスロットル制御切
換手段と、そのスロットル制御切換手段でフィードバッ
ク制御に切換えられたとき、大量EGR量算出手段で算
出される大量のEGR量による内燃機関のトルク低下分
を検出し、スロットル弁を制御しトルク低下分を補正す
るトルク補正制御手段とを具備しており、内燃機関の運
転状態が定常運転領域では、EGR制御手段による通常
のEGR量に代えた予め設定された大量のEGR量、即
ち、燃費、ドライバビリティ、エミッションのうちの1
つ以上の条件を満足する最適な大量のEGR量が導入さ
れる。このとき、スロットル弁はその大量のEGR量に
よる内燃機関のトルク低下分を補正するようにフィード
バック制御される。一方、その他の運転領域では、EG
R制御手段は通常のEGR量及びスロットル制御手段は
アクセルペダル開度に応じたオープンループ制御とされ
る。これにより、内燃機関の運転状態が定常運転領域以
外のときにドライバビリティが阻害されることなく、定
常運転領域のときには排気ガス中の窒素酸化物が効率良
く低減されると共に運転挙動が不安定になることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の機械的構成を示す概略図である。
【図2】図2は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の概要を示すタイミングチャートである。
【図4】図4は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の内燃機関制御を示すベースルーチンである。
【図5】図5は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の定常運転状態判定を示すサブルーチンである。
【図6】図6は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の通常EGR制御を示すサブルーチンである。
【図7】図7は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置の大量EGR制御を示すサブルーチンである。
【図8】図8は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置のEGR弁駆動を示すサブルーチンである。
【図9】図9は本発明の一実施例にかかる内燃機関制御
装置のスロットル弁駆動を示すサブルーチンである。
【図10】図10は図6の通常EGR制御のサブルーチ
ンで用いられるマップを示す図である。
【図11】図11は図6の通常EGR制御のサブルーチ
ンで用いられるマップを示す図である。
【図12】図12は図7の大量EGR制御のサブルーチ
ンで用いられるマップを示す図である。
【図13】図13は本発明の概念を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 EGR弁 3 スロットル弁 4 回転角センサ 5 吸気負圧センサ 6 アクセル開度センサ 7 スロットル開度センサ 8 EGR弁位置センサ 9 ECU(電子制御装置) 91 CPU 98 EGRドライバ 99 スロットルドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 43/00 K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系から取出した排気ガス
    の一部であるEGRガスをEGR弁を用いて吸気系に還
    元し燃焼温度を低下させ、排気ガス中の窒素酸化物濃度
    を低減させるEGR制御手段と、 アクセルペダル開度に応じて電気式アクチュエータを用
    いてスロットル弁のスロットル弁開度を制御するスロッ
    トル制御手段と、 前記内燃機関の運転状態が定常運転領域にあるかを判定
    する定常運転判定手段と、 前記定常運転判定手段の判定に基づき、定常運転領域で
    は前記EGR制御手段による通常のEGR量に代えて大
    量のEGR量を導入し、その他の運転領域ではEGRカ
    ットまたは前記EGR制御手段による通常のEGR量を
    導入するEGR量切換手段と、 前記EGR量切換手段で大量のEGR量導入に切換えら
    れたとき、前記内燃機関の定常運転領域における燃費、
    ドライバビリティ、エミッションのうちの1つ以上の条
    件を満足する予め設定された大量のEGR量を算出する
    大量EGR量演算手段と、 前記定常運転判定手段の判定に基づき、定常運転領域で
    は前記スロットル制御手段による前記内燃機関の出力ト
    ルクを一定に保持するフィードバック制御とし、その他
    の運転領域では前記スロットル制御手段による前記アク
    セルペダル開度に応じたオープンループ制御とするスロ
    ットル制御切換手段と、 前記スロットル制御切換手段でフィードバック制御に切
    換えられたとき、前記大量EGR量算出手段で算出され
    る大量のEGR量による前記内燃機関のトルク低下分を
    検出し、前記スロットル弁を制御し前記トルク低下分を
    補正するトルク補正制御手段とを具備することを特徴と
    する内燃機関制御装置。
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