JPH07158276A - コンクリート天端のレベル出し方法とレベル設定用ビスの支持具 - Google Patents

コンクリート天端のレベル出し方法とレベル設定用ビスの支持具

Info

Publication number
JPH07158276A
JPH07158276A JP34148593A JP34148593A JPH07158276A JP H07158276 A JPH07158276 A JP H07158276A JP 34148593 A JP34148593 A JP 34148593A JP 34148593 A JP34148593 A JP 34148593A JP H07158276 A JPH07158276 A JP H07158276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
concrete
support tool
leveling
level setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34148593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3279788B2 (ja
Inventor
Masahiko Horikawa
政彦 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP34148593A priority Critical patent/JP3279788B2/ja
Publication of JPH07158276A publication Critical patent/JPH07158276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3279788B2 publication Critical patent/JP3279788B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビスによるレベル出しを行うこととするとと
もに、このレベル設定用ビスの設置を容易に行うことが
でき、且つ、コンクリートが硬化した後でもレベル出し
を行うことができ、さらには、レベルを設定した後に狂
うことのないレベル出し方法とそのための設定用ビスの
支持具を提供する。 【構成】 レベル設定用のビス(12)をねじ込み可能
で、且つ、そのビス(12)を任意の高さで保持できる保
持力を備えた支持具(11)を、コンクリート(14)へ埋
設して、前記ビス(12)のねじ込み量を調整してレベル
出しを行なうものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物のコンクリー
ト基礎、床コンクリート、土間コンクリート等の各種の
現場打ちコンクリートに使用される天端のレベル出し方
法と、そのために使用されるレベル設定用ビスの支持具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎コンクリートの現場打ち工法
においては、まず、型枠内にコンクリートを打設した
後、更にその天端面にレベラーを流し込んで、基礎コン
クリート全体の天端を均一な面にすることが行われてい
る。その際、前記打設コンクリートの天端に釘を打ち込
んで、この釘の上端を基準として、その上端までレベラ
ーを流し込んで天端レベルを設定できるようにしてい
る。そして、この釘の高さ即ち天端レベルを出す方法と
して、図12のように、型枠(1)内に打設されたコン
クリート(7)が完全に硬化する前に、その天端面に釘
(2)を打ち、この釘(2)の上面にレベル測定用のレ
ーザー受信器(4)を取り付けた定規(5)を立て、レ
ーザー受信器(4)が正確なレベルを指すまで、定規
(5)の上端をハンマー(6)で叩いて釘(2)を打ち
込んで行っている。このようにしてレベル出しを行った
後、図13のようにレベラー(8)を釘(2)の上端面
と同一面となるようにして施工するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、打設したコンクリート面に釘を打ってレベル
出しを行っているが、釘を打ち込むためには、釘を保持
できる程度まで固まった状態で、しかも、コンクリート
が完全に硬化する前に行う必要があり、施工時間が限ら
れると言う欠点がある。特に、夏場になると、コンクリ
ートの硬化時間が短いため、時期を逸してしまうことも
ある。また、このようにしてレベルを正確に設定して
も、特に短い釘の場合、コンクリートの保持力が十分で
なく施行後に沈んだり或いは斜めに倒れてレベルが狂う
恐れもあった。更に、上記のようにレベル出しは、予め
少し高くなるように釘を打っておいて少しずつ慎重に打
ち込む必要があり、打ち込みすぎると戻すことはできな
いから、新めて別の位置に打ち込んでやり直さなければ
ならず、施工に時間がかかるという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、上記のような釘によ
るレベル出しに替えて、ビスによるレベル出しを行うこ
ととするとともに、このレベル設定用ビスの設置を容易
に行うことができ、且つ、コンクリートが硬化した後で
もレベル出しを行うことができ、さらには、レベルを設
定した後に狂うことのないレベル出し方法とそのための
設定用ビスの支持具を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明のレベル出し方法は、打設されたコンクリ
ートが完全に硬化する前に、ビスのねじ込みが可能で且
つねじ込んだビスを任意の高さで保持できる保持力を備
えた小片からなる支持具を埋め込み、その小片の上面へ
ねじ込んだレベル設定用ビスのねじ込み量を調整してレ
ベル出しを行うことを特徴とする。
【0006】同じくこの出願の請求項2の発明における
レベル出し方法は、ビスのねじ込みが可能で且つねじ込
んだビスを任意の高さで保持できる保持力を備えた小片
からなる支持具をコンクリート内の鉄筋その他の棒状材
へ嵌着して、その支持具の上面へねじ込んだレベル設定
用ビスのねじ込み量を調整してレベル出しを行うことを
特徴とする。
【0007】また、この出願のレベル設定用ビスの支持
具は、ビスのねじ込みが可能で且つねじ込んだビスを任
意の高さで保持できる保持力を備えた小片からなること
を特徴とする。
【0008】上記において、支持具を、全体を円柱状と
するとともに、その下端を斜めに切り落としすることが
考えられる。この場合、請求項5の発明では、その外周
に回り止め用の複数条の溝を形成したものである。
【0009】更に、この出願の他の支持具は、上部口端
からビスのねじ込みが可能な中空パイプからなることを
特徴とするものであって、この中空パイプの口端を外方
へ拡開させ、或いは、下端に水平若しくは垂直方向の扁
平部を連設しても良いものである。
【0010】この発明のレベル出し方法と支持具は、基
礎コンクリートのみならず、土間コンクリート等現場打
ちされる各種のコンクリートに使用することが出来る。
【0011】
【作用】上記の方法によれば、まず、ビスを適当にねじ
込んだ支持具を、打設したコンクリートが完全に硬化す
る前に、そのコンクリートの天端面に押し込んで設置し
ておき、その後適当なときでレベラーを施工するのに適
切な時期より前に、レベル測定器でレベルをみながらこ
のビスのねじ込み量を加減して、レベル出しを行うもの
である。或いは、コンクリート打設前に基礎鉄筋の上端
に支持具を、その支持具がコンクリート面と大体同一面
となる程度の高さに取り付けておき、コンクリート打設
後に同様にしてレベル出しを行えばよい。
【0012】ビスは、小片をコンクリートへ埋設する前
にその小片へ取り付けておくが、コンクリートへの設置
後であってもよい。
【0013】
【実施例】図1は、レベル設定用のビスをねじ込むこの
発明の支持具を示している。この支持具(11)は、ビス
(12)をねじ込むのに適当な大きさと長さを備えた小片
からなるもので、例えば、直径9〜12mm程度、全長が40
〜50mm程度に形成されている。その材質としては、ビス
(12)を容易にねじ込むことが出来て、しかも、ねじ込
んだ状態において簡単に落ち込んだりすることのない適
度な保持力を備えたものであればどのようなものでも良
い。その具体例としては、例えば、発泡ポリウレタン樹
脂が考えられ、発明者の試作では、このような発泡ポリ
ウレタン樹脂を用いて実験したところ、そのようなもの
として充分であることが確かめられた。この種の発泡ポ
リウレタン樹脂は、ある程度の伸縮性を備えており、通
常、建築材料としては、外壁の目地材を充填する際のバ
ックアップ材として使用されるもので、これを短尺に切
断したものを使用できる。
【0014】更に、上記支持具(11)の下部先端は、図
1のように、斜めに切り落としされて、硬化する前のコ
ンクリートへの挿入を容易にするとともに、その切り落
とし部の平面(13)が、水平方向への回り止めとなるよ
うに形成されている。また、ビス(12)は、図1でも示
すように、その先端が支持具(12)の下端付近まで来る
ようにねじ込んでおくことで、或いは、そのような長さ
のビス(12)を用いることで、上記のような柔軟な支持
具(11)の埋め込みの際に撓みを少なくして、埋め込み
作業を容易にすることができる。
【0015】図2は、上記支持具(11)を、基礎コンク
リート(14)へ埋設した状態を示しており、前述したよ
うに、コンクリート(14)打設後の完全に硬化する前の
適当な段階で、この支持具(11)を上方から挿入して設
置しておき、その後で、ビス(12)を回転させて、レベ
ラーを流し込む際の天端のレベル出しを行なうものであ
る。このビス(12)は、予め、支持具(11)へ取り付け
ておくことが望ましいが、支持具(11)の設置後に取り
付けるようにしても良い。またビス(12)は、レベルが
容易に確認出来るよう、頭部を平面状にした平ビスが望
ましいが、鉄板用のビス或いは木ビス等どのようなもの
であっても良い。その際、ステンレス製或いはそのビス
(12)の表面にコーティングを施したものを使用するこ
とによって、錆の発生を防止することが望ましい。更
に、支持具(11)の埋め込み深さは、図2のようにコン
クリートが支持具(11)の上面を覆うとともに僅かにビ
ス(12)の根元部分にかかる程度とすることで、もっと
も安定した状態に支持できる。
【0016】図3は、支持具(11)の別の実施例であっ
て、この実施例では、支持具(11)の下端部に取り付け
穴(15)を形成しておき、この取り付け穴(15)を、コ
ンクリート(14)内に埋設される基礎鉄筋(16)の上端
に上方から嵌合して取り付けておき、その後に基礎コン
クリート(14)を打設した後、前記と同様にして、レベ
ル出しを行なうようにしたものである。その際、支持具
(11)は、打設されるコンクリート(14)の天端(16)
と大体同一面程度になるようにしておく。或いは、ビス
(12)が充分突出していれば、コンクリート(14)内に
埋設されていても良い。
【0017】図4は、図1の支持具(11)と同じものに
おいて、その外周面に、円周方向に間隔を置いて、複数
の縦溝(15)を形成して、ビス(12)の回転の際にその
支持具(11)が水平方向に回らないようにしたものであ
る。
【0018】図5及び図6は、この発明の支持具(11)
の更に別の実施例を示しており、全体を適度な重さを備
えたアルミニウムの中空パイプで形成したもので、その
中空部(10)は、その上部口端からビス(12)をねじ込
むことで、その内周面にビス(12)を保持できる雌ネジ
が形成されるような適切な内径を有するものが用いられ
る。勿論、予め雌ネジを形成しておくことも可能であ
る。この中空部の上部口端部外周は、外方にラッパ状に
拡開(9)されて、コンクリート(14)内への設置後に
下方へ沈み込まないようにしている。更に、下端部は、
扁平状に押しつぶされるとともに、その扁平部分が略水
平に折り曲げられて、上方への浮き上がりと下方への沈
下及び倒れを防止する水平扁平部(18)とされ、更にそ
の先端が略垂直にねじ曲げられて、水平方向への回転と
倒れを防止する垂直扁平部(19)とされている。
【0019】この実施例の支持具(11)は、前記図1等
のものに比較して、コンクリート(14)がある程度硬化
した状態でも比較的挿入が容易であるとともに、アルミ
ニウムなどのパイプを単純に切断して変形加工させるだ
けで製作でき、コスト的にも安価に製作することができ
る。また、ビス(12)のねじ込み量の調整は、一旦深め
にねじ込んで戻しながら行うことで、軽い力で簡単に行
うことができる。なお、この支持具(11)においても、
図5のように、ビス(12)の根元部分まで埋め込むこと
で、より安定して支持することができる。
【0020】次に、上記レベル設定用のビス(12)を回
転させてレベル出しを行なうためのレベル出し具を、図
4以下に基づいて説明する。図7において、(21)は、
細径の金属棒からなる芯棒であって、この芯棒(21)に
は、短尺の円柱からなるストッパー(22)が、上下に移
動可能に外嵌され、更にそのストッパー(22)の上部側
に、断面略正方形のやや長尺の中空回転棒(23)が、回
転自在で且つ上下に移動可能に外嵌されている。芯棒
(21)の上端には、この芯棒(21)を回転操作するため
の握り(24)が取り付けられている。また、ストッパー
(22)には、外側から蝶ボルト(25)がねじ込まれて、
その先端を、前記芯棒(24)に押し付けることによっ
て、このストッパー(22)を芯棒(21)に対して固定出
来るようになっている。また、そのストッパー(22)の
下方には、芯棒(21)の外周に、そのストッパー(22)
が下方へ脱落するのを防ぐための止め輪(26)が設けら
れている。
【0021】(27)は、前記ビス(12)に係合出来るド
ライバーピットであって、その軸部が芯棒(21)の下端
へ着脱自在に挿入して取り付けられており、このピット
(27)が消耗した場合には、交換して取り付けられるよ
うになっている。更に、前記回転棒(23)の外周の一箇
所には、上下方向のレベル目盛(28)が標示されてい
る。このレベル目盛(28)は、上下方向の略中央部分を
0地点として、そこから上方若しくは下方に向けて目盛
が増大するような形になっている。すなわち、この図7
のレベル出し具(20)では、回転棒(23)の目盛(28)
を目視することによって、レベル調整を行なうようにな
っている。
【0022】図8は、上記図7のレベル出し具(20)
へ、レーザー式レベル測定器のレーザー受信器(30)を
取り付けたものであって、平面から見てコの字形に形成
された取り付け具(31)の、一方の端面に受信器本体
(32)が固着されるとともに、取り付け具(31)の他方
の端面側からねじ込んだ押さえボルト(33)の先端部分
を、前記回転棒(23)の側面へ押し付けて、この押さえ
ボルト(33)と押さえ具(31)との間で、回転棒(23)
を締付けるようにして、その回転棒(23)へ一体に固定
している。すなわち、受信器本体(30)は、この回転棒
(23)とともに回転可能で、且つ、上下に移動可能とな
っている。
【0023】図9及び図10は、前記レーザー受信器
(30)を取り付けた図5のレベル出し具(20)を用いた
レベル出し方法を示している。まず、図9で示すよう
に、前記図2のような状態で取り付けられたビス(12)
の頭部へ、芯棒(21)下端のドライバーピット(27)を
係止した状態で、このレベル出し具(20)を垂直に立て
る。この第1のビス(12)は、基準となるものであっ
て、予め、レベラーのレベル高さに設定されている。こ
の状態で、レーザー発光機(33)からレーザー光を受信
器本体(32)の受信部へ向けて発し、そのレベル標示が
0レベルとなるよう回転棒(28)を上下させる。このと
き、ストッパー(22)は、蝶ボルト(25)を弛めてお
き、このようにしてレベルが一致した状態で、このスト
ッパー(22)の上端を、回転棒(23)の下端へ当接し
て、蝶ボルト(25)を締付けることにより、レーザー受
信器(30)をその高さに支持する。
【0024】このようにして、基準となるビス(12)に
対してレーザー受信器(30)の高さが0レベルとなる位
置に固定された後、次に、図10で示すように、調節を
行なう第2のビス(12)上へ、前記と同様にレベル出し
具(20)を設置して、そのレーザー受信器(30)のレベ
ルが0レベルとなるよう、芯棒(21)を回転させて、前
記ビス(12)のねじ込み深さを調節し、これによって、
このビス(12)のレベル出しを行なう。これにより、第
2のビス(12)は、前記第1のビス(12)と全く同じレ
ベルに調節されることになる。このようにして、第3、
第4のビスのレベル調整を行なって、そのビス(12)の
上端までレベラーを流し込んで天端を施工するものであ
る。
【0025】図11は、前記レーザー受信器(30)を取
り付けないで、図7のレベル出し具(20)のみでレベル
調整を行なう場合の実施例であって、この場合には、図
のように、レベル測定器(35)から、回転棒(23)の目
盛(28)を見ながら、その回転棒(23)の高さ調節をし
て、基準のビス(12)に対して0レベルとなるよう高さ
を設定し、しかる後、第2・第3のビス(12)のねじ込
み深さを前記と同様にして調節して、それらのレベル出
しを行なうものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ビス
のねじ込み深さを加減することによってレベル出しを行
なうものであり、このため、釘打ちでレベル出しを行な
うものと異なって、深く入り過ぎたためにまた別の位置
に釘を打ち直さなければならないといった不都合がな
く、容易にレベル調整を行なうことが出来る効果があ
る。
【0027】特に、この発明では、ビスをコンクリート
に直接ねじ込むのではなく、ビスをねじ込み可能で且つ
保持力を備えた支持具をコンクリートに埋設しておい
て、この支持具内へビスをねじ込むことによって調節す
るものであるから、そのビスをその位置に確実に保持出
来て、ねじ込み量の加減も正確に行なうことが出来る。
【0028】また、釘と異なって、コンクリートが柔ら
か過ぎて調整後に落ち込んで精度が狂うといった不都合
もない。更に、前述したように釘を打ち込む場合には、
夏場等ではコンクリートが早く固まり過ぎて、打ち込み
出来なくなるといった不都合があったが、この発明で
は、コンクリートが硬化した後でも、いつでもレベル出
しを行なうことが可能である。
【0029】更に、この出願の請求項3及び4の支持具
は、ビスのねじ込みが可能な比較的柔軟な棒状材等を切
断する程度で製作でき、きわめて安価に製造できる利点
がある。この場合、請求項5の発明では、外周の縦溝を
形成していることから、ビスの回転の際に支持具が連れ
回るのを防止できるという利点がある。
【0030】同じくこの出願の請求項6〜9の支持具
は、アルミニウムなどのパイプを加工したものであるか
ら、コンクリートへの挿入作業が非常に容易で、ある程
度コンクリートが硬化した状態でも容易に挿入できると
ともに、倒れや沈み込み等を防止する扁平部或いは拡開
部も単純に変形させるだけで形成でき、製造コストも安
価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】レベル設定用のビスを取り付けた支持具の斜視
図である。
【図2】図1の支持具をコンクリート内へ埋設した状態
を示す要部の縦断面図である。
【図3】別の支持具をコンクリート内に埋設して設置し
た状態を示す要部の縦断面図である。
【図4】この発明の別の実施例を示す支持具の社斜視図
である。
【図5】この発明の更に別の実施例の支持具をコンクリ
ートへ設置した状態の縦断面図である。
【図6】図5の支持具の斜視図である。
【図7】ビスを回転させるレベル出し具の斜視図であ
る。
【図8】図7のレベル出し具にレーザー受信器を取り付
けた状態を示す斜視図である。
【図9】図8のレベル出し具を用いたレベル出し作業に
おいて、基準ビスに合わせてレーザー受信器の高さ調節
を行なう作業状況を示す要部の斜視図である。
【図10】図9において設定されたレベル出し具によっ
て、別のビスのレベル出しを行なう作業状況の斜視図で
ある。
【図11】レーザー受信器を用いないで図7の状態のレ
ベル出し具を用いたレベル出し方法の作業状況の斜視図
である。
【図12】従来のレベル出し方法の作業状況を示す斜視
図である。
【図13】図12のレベル出しを行った釘を基準として
レベラーを流し込んだ状態を示す要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
(19) 拡開部 (11) 支持具 (12) ビス (13) 平面部 (14) 基礎コンクリート (16) 基礎鉄筋 (18) 扁平部 (19) 扁平部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打設されたコンクリートが完全に硬化す
    る前に、ビスのねじ込みが可能で且つねじ込んだビスを
    任意の高さで保持できる保持力を備えた支持具を埋め込
    み、その支持具の上面へねじ込んだレベル設定用ビスの
    ねじ込み量を調整してレベル出しを行うことを特徴とす
    るコンクリート天端のレベル出し方法。
  2. 【請求項2】 ビスのねじ込みが可能で且つねじ込んだ
    ビスを任意の高さで保持できる保持力を備えた支持具を
    コンクリート内の鉄筋その他の棒状材へ嵌着して、その
    支持具の上面へねじ込んだレベル設定用ビスのねじ込み
    量を調整してレベル出しを行うことを特徴とするコンク
    リート天端のレベル出し方法。
  3. 【請求項3】 ビスのねじ込みが可能で且つねじ込んだ
    ビスを任意の高さで保持できる保持力を備えた小片から
    なることを特徴とするコンクリート天端のレベル設定用
    ビスの支持具。
  4. 【請求項4】 前記支持具は全体が円柱状であって、そ
    の下端が斜めに切り落としされていることを特徴とする
    請求項3のコンクリート天端のレベル設定用ビスの支持
    具。
  5. 【請求項5】 支持具の外周面に円周方向の間隔をおい
    て複数条の縦溝を形成したことを特徴とする請求項4の
    コンクリート天端のレベル設定用ビスの支持具。
  6. 【請求項6】 上部口端からビスのねじ込みが可能な中
    空パイプからなることを特徴とするコンクリート天端の
    レベル設定用ビスの支持具
  7. 【請求項7】 上記中空パイプの上部口端部外周が外方
    に拡開されてなることを特徴とする請求項5のコンクリ
    ート天端のレベル設定用ビスの支持具。
  8. 【請求項8】 上記中空パイプの下端にほぼ水平な扁平
    部と同じく垂直な扁平部とが連設されていることを特徴
    とする請求項5又は6のコンクリート天端のレベル設定
    用ビスの支持具。
  9. 【請求項9】 中空パイプの材質がアルミニウムなどの
    金属材であることを特徴とする請求項5から7の何れか
    に記載のコンクリート天端のレベル設定用ビスの支持
    具。
JP34148593A 1993-12-09 1993-12-09 コンクリート天端の設定用ビスの支持具 Expired - Fee Related JP3279788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34148593A JP3279788B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 コンクリート天端の設定用ビスの支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34148593A JP3279788B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 コンクリート天端の設定用ビスの支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07158276A true JPH07158276A (ja) 1995-06-20
JP3279788B2 JP3279788B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=18346428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34148593A Expired - Fee Related JP3279788B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 コンクリート天端の設定用ビスの支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3279788B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120032A (ja) * 2001-10-18 2003-04-23 Misawa Homes Co Ltd 基礎天端の養生カバー及びこれを用いた基礎天端の施工方法
JP2020016058A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社エヌ・エス・ピー 調節補助具及び調節具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110284193A1 (en) * 2009-02-05 2011-11-24 Panasonic Corporation Heat exchanger

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120032A (ja) * 2001-10-18 2003-04-23 Misawa Homes Co Ltd 基礎天端の養生カバー及びこれを用いた基礎天端の施工方法
JP2020016058A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社エヌ・エス・ピー 調節補助具及び調節具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3279788B2 (ja) 2002-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6964115B2 (en) Levelling rod for building construction
JP4615102B2 (ja) 鋼管柱の建て込み工法及びそのための場所打ち杭の杭頭処理工法
JP3233179B2 (ja) コンクリート天端のレベル出し具
JPH07158276A (ja) コンクリート天端のレベル出し方法とレベル設定用ビスの支持具
KR100543426B1 (ko) 수평 평활도 및 옹벽거푸집 설치를 위한 바닥기준면설정장치
US8544182B2 (en) Assembly for leveling new concrete and sub-grade
US8096060B1 (en) Assembly for leveling new concrete and sub-grade
KR102241386B1 (ko) 콘크리트 타설용 레벨봉
TWI281963B (en) Device for forming pre-formed opening in concrete floor deck and construction method thereof
JPH0713992U (ja) 天端出し補助装置
JPH0469728B2 (ja)
JPH0340982Y2 (ja)
JPH0728309Y2 (ja) コンクリート天端ポイント
JP2789392B2 (ja) アンカーボルトの建ち調整用治具
US11408137B1 (en) Bollard anchor system
JP2005248456A (ja) 凹陥部形成用治具
JPH0712432Y2 (ja) 基礎アンカーボルト
JP3077663U (ja) 床面コンクリートのレベル調整具
US20210123251A1 (en) Floor height gauge
JP4110359B2 (ja) 床面コンクリートのレベル調整具
JPS5844171Y2 (ja) コンクリ−ト製建築物用埋め込み具
JPH0319527Y2 (ja)
JPH076363Y2 (ja) コンクリート型枠用固定具
JPH0519386Y2 (ja)
JPS61266909A (ja) レベリングパツト設置装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees