JPH0715820A - 管路内点検方法および管路走行用マンドリル - Google Patents

管路内点検方法および管路走行用マンドリル

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Publication number
JPH0715820A
JPH0715820A JP18551393A JP18551393A JPH0715820A JP H0715820 A JPH0715820 A JP H0715820A JP 18551393 A JP18551393 A JP 18551393A JP 18551393 A JP18551393 A JP 18551393A JP H0715820 A JPH0715820 A JP H0715820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrill
pipe line
mandrel
pipeline
suction means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18551393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yasui
俊雄 安井
Shiro Kondo
史朗 近藤
Mikiyuki Ono
幹幸 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Fujikura Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
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Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, Chubu Electric Power Co Inc filed Critical Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ケーブル管路などにおいて、管路
の点検や、管路へのメッセンジャロープなどの通線のた
め、マンドリルを安定して走行させる管路内点検方法を
提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、管路1の一方に空気吸引手段3を
接続すると共に、管路1の他方にメッセンジャロープ6
の接続されたマンドリル8を挿入し、空気吸引手段3を
駆動させることにより、マンドリル8を走行させるよう
にした管路内点検方法であって、マンドリル8の表面に
ディンプル10、突起11、あるいは植毛体12などか
らなる振動防止部9を設けてあるため、マンドリル表面
での空気流の渦(カルマン渦)の発生を抑えて、マンド
リル8の振動を防止つつ、スムーズに走行させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル管路などにお
いて、管路の点検や、管路へのメッセンジャロープなど
の通線のため、マンドリルを走行させるようにした管路
内点検方法およびこの方法などに用いる管路走行用マン
ドリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブル管路などにおいては、この管路
中に異常がないか検査、点検したり、あるいはこの管路
中にケーブルなどを布設するため、予めマンドリル引き
込み用のメッセンジャロープなどを通線したりする必要
などがある。
【0003】この場合、管路の一方にバキューム車など
の空気吸引手段を接続すると共に、管路の他方にメッセ
ンジャロープの接続された挿通体であるマンドリルを挿
入し、この空気吸引手段を駆動させてマンドリルを吸引
走行させれば、予めマンドリル引入れ用のメッセンジャ
ロープの通線が不要で、かつ、管路点検と同時に、ケー
ブル延線用のメッセンジャロープなどの通線が行え、作
業時間は従来の数分の一程度の時間に短縮できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に方法において、表面が平滑な通常のマンドリルを用い
た場合、マンドリル表面で空気流の渦(カルマン渦)が
生成されて、マンドリル自体が激しく振動し、スムーズ
が走行が阻害され、ときには、管路やマンドリル自体が
破損される恐れがあった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かゝる本発明の一つは、
管路の一方に空気吸引手段を接続すると共に、当該管路
の他方にメッセンジャロープの接続されたマンドリルを
挿入し、前記空気吸引手段を駆動させることにより、前
記マンドリルを走行させるようにした管路内点検方法で
あって、当該マンドリルの表面にディンプル、突起、あ
るいは植毛体などからなる振動防止部を設けて、マンド
リルの振動を防止するようにしたことを特徴とする管路
内点検方法にある。
【0007】本発明のもう一つは、この方法などにおい
て用いられる、管路中に挿入される挿通体からなるマン
ドリルであって、その表面にディンプル、突起、あるい
は植毛体の一つを施してなる振動防止部を設けたことを
特徴とする管路走行用マンドリルにある。
【0008】
【作用】このように本発明では、振動防止部として、マ
ンドリルの表面にディンプル、突起、あるいは植毛体な
どが設けてあるため、これらの部分の働きにより、マン
ドリル表面で発生しようとする空気流の渦(カルマン
渦)が抑制され、効果的に振動が防止される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る管路内点検方法の一実
施例を示したものである。この場合はケーブル用の管路
1を検査、点検する場合で、管路1の一方のマンホール
2には、空気吸引手段であるバキューム車3を位置さ
せ、このバキューム車3からの吸引ホース4を管路1の
一端に接続する。
【0010】一方、管路1の一方のマンホール5には、
メッセンジャロープ6を送り出す手段であるロープ送出
装置7を位置させ、このロープ送出装置7から繰り出さ
れたメッセンジャロープ6が接続されたマンドリル8を
管路1の一端に挿入する。
【0011】このマンドリル8は、中空のプラスチック
(ポリエチレン、塩化ビニルなど)からなる筒状の挿通
体で、軽量化され、その表面には、振動防止部9とし
て、例えば図2に示した如き、凹み部からなるディンプ
ル10・・・が設けてある。
【0012】この状態で、バキューム車3を駆動させれ
ば、管路1中のマンドリル8の前方の空気が吸引される
ため、マンドリル8は、管路1の吸引端側に吸引され、
走行される。
【0013】この走行時、マンドリル8の表面には、振
動防止部9として多数のディンプル10・・・が設けて
あるため、この表面で発生しようとする空気流の渦(カ
ルマン渦)が抑制され、マンドリル8自体の振動が効果
的に防止され、スムーズな走行が確保される。この結
果、管路1やマンドリル8自体が破損されるなどのトラ
ブルは未然に防止される。もちろん、管路1自体に異常
があれば、例えば管路1の破損や、許容量を越えた接続
部の段差、あるいは土砂などの詰まり部分があれば、ス
ムーズな走行が阻害されるため、この阻害状態から、管
路1の異常が判定できる。なお、この異常により、マン
ドリル8が停止された場合、ロープ送出装置7を逆回転
させて引き戻せば、マンドリル8を取り出すことができ
る。
【0014】上記マンドリル8表面の振動防止部9とし
ては、図3〜図4に示した如き、突起11・・・や、植
毛体12・・・で構成してもよい。これらの突起11・
・・や、植毛体12・・・によっても、マンドリル8の
表面で発生しようとする空気流の渦(カルマン渦)が抑
制され、やはりマンドリル8自体の振動が効果的に防止
され、スムーズな走行が確保される。
【0015】なお、上記実施例では、管路1の検査、点
検のためマンドリル8を走行される場合であったが、本
発明の方法は、これに限定されず、ケーブル布設用のメ
ッセンジャロープ(ワイヤーなども同じ)を引き入るた
めに、マンドリル8を走行される場合にも応用できる。
ここでのケーブルは、電力用のケーブルや光ファイバケ
ーブル、さらにはこれらの複合ケーブルを問わない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る管路内点検方法によれば、マンドリルの振動を防止
つつ、スムーズに走行させることができる。
【0017】この管路内点検方法によると、マンドリル
の走行に要する時間は、300m管路長さであっても数
分で行うことができ、作業の迅速化を図ることができ
る。
【0018】また、本発明に係る管路走行用マンドリル
によれば、管路中に挿入される挿通体からなるマンドリ
ルであって、その表面にディンプル、突起、あるいは植
毛体の一つを施してなる振動防止部を設けてあるため、
上記を管路内点検方法などにおいて用いられる優れたマ
ンドリルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管路内点検方法の一実施例を示し
た概略説明図である。
【図2】上記管路内点検方法に用いられる管路走行用マ
ンドリルの一実施例を示した側面図である。
【図3】上記管路走行用マンドリルの他の実施例を示し
た側面図である。
【図4】上記管路走行用マンドリルのさらに他の実施例
を示した側面図である。
【符号の説明】
1 管路、 2 マンホール、 3 空気吸引手段(バキューム車)、 5 マンホール、 6 メッセンジャロープ、 7 ロープ送出装置、 8 マンドリル、 9 振動防止部、 10 ディンプル、 11 突起、 12 植毛体、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路の一方に空気吸引手段を接続すると
    共に、当該管路の他方にメッセンジャロープの接続され
    た管路走行用マンドリルを挿入し、前記空気吸引手段を
    駆動させることにより、前記マンドリルを走行させるよ
    うにした管路内点検方法であって、当該マンドリルの表
    面にディンプル、突起、あるいは植毛体などからなる振
    動防止部を設けて、マンドリルの振動を防止するように
    したことを特徴とする管路内点検方法。
  2. 【請求項2】 管路中に挿入される挿通体からなるマン
    ドリルであって、その表面にディンプル、突起、あるい
    は植毛体の一つを施してなる振動防止部を設けたことを
    特徴とする管路走行用マンドリル。
JP18551393A 1993-06-29 1993-06-29 管路内点検方法および管路走行用マンドリル Pending JPH0715820A (ja)

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JP18551393A JPH0715820A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 管路内点検方法および管路走行用マンドリル

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JPH0715820A true JPH0715820A (ja) 1995-01-17

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ID=16172102

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JP18551393A Pending JPH0715820A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 管路内点検方法および管路走行用マンドリル

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JP (1) JPH0715820A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8706340B2 (en) 2011-04-19 2014-04-22 Electric Power Research Institute, Inc. Underground utility vault inspection system and method
CN105790154A (zh) * 2016-03-31 2016-07-20 河南送变电工程公司 一种迪尼玛绳快速插套装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8706340B2 (en) 2011-04-19 2014-04-22 Electric Power Research Institute, Inc. Underground utility vault inspection system and method
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