JPH07158053A - 地盤改良機械 - Google Patents
地盤改良機械Info
- Publication number
- JPH07158053A JPH07158053A JP34019393A JP34019393A JPH07158053A JP H07158053 A JPH07158053 A JP H07158053A JP 34019393 A JP34019393 A JP 34019393A JP 34019393 A JP34019393 A JP 34019393A JP H07158053 A JPH07158053 A JP H07158053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- discharge
- rotating shaft
- discharge port
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 公害をなくすと共に、地盤中に固化材の粉体
又はミルクを均質に放散させる。 【構成】 地盤中に下降する一対の支持腕１，１間に回
転軸３を水平に軸支し、該回転軸３の外周面に複数の攪
拌翼５，５を突設して、該回転軸３を回転させながら地
盤を攪拌混合するようにした地盤改良機械において、前
記回転軸３を中空状に形成すると共に、該回転軸３のほ
ぼ中央部に中空内部６と連通し固化材の粉体又はミルク
を吐出する吐出口を設け、また回転軸３の外周面の長手
方向に沿って両端面が開放した放出樋１０を一体に設け
てなり、該放出樋１０は吐出口の回転方向の前方を囲い
かつ、吐出口を中心として両側へ下傾するように設け
て、吐出口から吐出される固化材の粉体又はミルクを放
出樋１０によってそれぞれ両側へ均等に放散されるよう
にした。
又はミルクを均質に放散させる。 【構成】 地盤中に下降する一対の支持腕１，１間に回
転軸３を水平に軸支し、該回転軸３の外周面に複数の攪
拌翼５，５を突設して、該回転軸３を回転させながら地
盤を攪拌混合するようにした地盤改良機械において、前
記回転軸３を中空状に形成すると共に、該回転軸３のほ
ぼ中央部に中空内部６と連通し固化材の粉体又はミルク
を吐出する吐出口を設け、また回転軸３の外周面の長手
方向に沿って両端面が開放した放出樋１０を一体に設け
てなり、該放出樋１０は吐出口の回転方向の前方を囲い
かつ、吐出口を中心として両側へ下傾するように設け
て、吐出口から吐出される固化材の粉体又はミルクを放
出樋１０によってそれぞれ両側へ均等に放散されるよう
にした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤を固化材の粉体又
はミルクと攪拌混合して改良する地盤改良機械に関する
ものである。
はミルクと攪拌混合して改良する地盤改良機械に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、地表部などの基礎地盤を形成す
るに地盤改良機械が使用されている。該地盤改良機械
は、地盤中へ垂直に下降する一対の支持腕間に回転軸を
軸支し、該回転軸外周面に複数の攪拌翼を突設して構成
される。そして、地表面に固化材の粉体又はミルクを散
布しながら前記支持腕を下降させ、地盤を攪拌混合して
改良するようにしている。
るに地盤改良機械が使用されている。該地盤改良機械
は、地盤中へ垂直に下降する一対の支持腕間に回転軸を
軸支し、該回転軸外周面に複数の攪拌翼を突設して構成
される。そして、地表面に固化材の粉体又はミルクを散
布しながら前記支持腕を下降させ、地盤を攪拌混合して
改良するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この地
盤改良機械では、特に地表面に固化材の粉体を散布する
ことにより施工する場合は、粉塵が多大に発生し周囲に
飛散して公害問題を起していた。また、地表面に散布す
ることから、深度に限界があり、せいぜい１．０〜１．
５ｍ位までしか施工できないといった問題が有った。
盤改良機械では、特に地表面に固化材の粉体を散布する
ことにより施工する場合は、粉塵が多大に発生し周囲に
飛散して公害問題を起していた。また、地表面に散布す
ることから、深度に限界があり、せいぜい１．０〜１．
５ｍ位までしか施工できないといった問題が有った。
【０００４】そこで、本出願人は、前記回転軸を中空状
に形成すると共に、該回転軸の外周面に中空内部と連通
し固化材の粉体又はミルクを吐出する吐出口を複数開設
した地盤改良機械を発明したところ、圧力の関係上吐出
口が複数であると各吐出口からの吐出量が常に一定でな
いため、地盤中に固化材の粉体又はミルクを均一に吐出
することが充分にできなかった。よって、本発明は上記
課題を解決すべくなされたもので、地盤表面に散布する
ことによる公害をなくし、しかも地盤中に固化材の粉体
又はミルクを均一に散布することができる地盤改良機械
を提供することを目的とする。
に形成すると共に、該回転軸の外周面に中空内部と連通
し固化材の粉体又はミルクを吐出する吐出口を複数開設
した地盤改良機械を発明したところ、圧力の関係上吐出
口が複数であると各吐出口からの吐出量が常に一定でな
いため、地盤中に固化材の粉体又はミルクを均一に吐出
することが充分にできなかった。よって、本発明は上記
課題を解決すべくなされたもので、地盤表面に散布する
ことによる公害をなくし、しかも地盤中に固化材の粉体
又はミルクを均一に散布することができる地盤改良機械
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は地盤中に下降する一対の支持腕間に回転軸
を水平に軸支し、該回転軸の外周面に複数の攪拌翼を突
設して、該回転軸を回転させながら地盤を攪拌混合する
ようにした地盤改良機械において、前記回転軸を中空状
に形成すると共に、該回転軸のほぼ中央部に中空内部と
連通し固化材の粉体又はミルクを吐出する吐出口を設
け、また回転軸の外周面の長手方向に沿って両端面が開
放した放出樋を一体に設けてなり、該放出樋は吐出口の
回転方向の前方を囲いかつ、吐出口を中心として両側へ
下傾するように設けて、吐出口から吐出される固化材の
粉体又はミルクを放出樋によってそれぞれ両側へ均等に
放散するようにしたものである。
め、本発明は地盤中に下降する一対の支持腕間に回転軸
を水平に軸支し、該回転軸の外周面に複数の攪拌翼を突
設して、該回転軸を回転させながら地盤を攪拌混合する
ようにした地盤改良機械において、前記回転軸を中空状
に形成すると共に、該回転軸のほぼ中央部に中空内部と
連通し固化材の粉体又はミルクを吐出する吐出口を設
け、また回転軸の外周面の長手方向に沿って両端面が開
放した放出樋を一体に設けてなり、該放出樋は吐出口の
回転方向の前方を囲いかつ、吐出口を中心として両側へ
下傾するように設けて、吐出口から吐出される固化材の
粉体又はミルクを放出樋によってそれぞれ両側へ均等に
放散するようにしたものである。
【０００６】
【作用】回転軸の回転に伴い、吐出口から吐出される固
化材の粉体又はミルクは放出樋上面に受け止められ、放
出樋に沿って両側へ放散される。また、放出樋が吐出口
の回転方向の前方を囲うようにしているので、吐出口が
土壌で塞がれ吐出量が減少するようなこともない。
化材の粉体又はミルクは放出樋上面に受け止められ、放
出樋に沿って両側へ放散される。また、放出樋が吐出口
の回転方向の前方を囲うようにしているので、吐出口が
土壌で塞がれ吐出量が減少するようなこともない。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明に係る地盤改良機械の一実施
例を図面に基づき説明する。図１は地盤改良機械の要部
である混合装置の斜視図、図２はその断面図を示す、な
お、図は省略するが、該混合装置は地盤改良機械の先端
に取り付けられる。図中、１，１は地盤中へ垂直に下降
する一対の支持腕であり、その両側下端部に軸孔２，２
が開設されている。３は両支持腕１，１間に水平に配置
され、各軸孔２，２に回転自在に軸支される回転軸であ
る。４は一方の支持腕１の外側に設けられ、回転軸３を
回転駆動させる駆動モータである。
例を図面に基づき説明する。図１は地盤改良機械の要部
である混合装置の斜視図、図２はその断面図を示す、な
お、図は省略するが、該混合装置は地盤改良機械の先端
に取り付けられる。図中、１，１は地盤中へ垂直に下降
する一対の支持腕であり、その両側下端部に軸孔２，２
が開設されている。３は両支持腕１，１間に水平に配置
され、各軸孔２，２に回転自在に軸支される回転軸であ
る。４は一方の支持腕１の外側に設けられ、回転軸３を
回転駆動させる駆動モータである。
【０００８】前記回転軸３は、その外周面に複数の攪拌
翼５，５…が列設され、また内部には中空内部６が形成
されている。７は回転軸３のほぼ中央部に開設され、前
記中空内部６の先端部と連通する吐出口である。中空部
６の基端部は回転軸３の一側端に取着されたセメント、
石灰などの固化材の粉体又はミルクを供給するためのロ
ータリースイベル８に接続されている。９は該ロータリ
ースイベル８に接続される供給管である。
翼５，５…が列設され、また内部には中空内部６が形成
されている。７は回転軸３のほぼ中央部に開設され、前
記中空内部６の先端部と連通する吐出口である。中空部
６の基端部は回転軸３の一側端に取着されたセメント、
石灰などの固化材の粉体又はミルクを供給するためのロ
ータリースイベル８に接続されている。９は該ロータリ
ースイベル８に接続される供給管である。
【０００９】しかして、１０は回転軸３の外周面の長手
方向に沿って一体に設けられ、また、両端面が開放した
放出樋である。該放出樋１０は、図３に示すように吐出
口７の回転方向の前方を囲いかつ、吐出口７と対応する
中央部１１を中心として両側に向って下傾する側面略Ｕ
字状に形成されている。そして、前記吐出口７と対応す
る中央部１１は、稜線が回転軸３の中心軸と直交し、か
つ吐出口７の中央に位置した山形状に形成されている。
方向に沿って一体に設けられ、また、両端面が開放した
放出樋である。該放出樋１０は、図３に示すように吐出
口７の回転方向の前方を囲いかつ、吐出口７と対応する
中央部１１を中心として両側に向って下傾する側面略Ｕ
字状に形成されている。そして、前記吐出口７と対応す
る中央部１１は、稜線が回転軸３の中心軸と直交し、か
つ吐出口７の中央に位置した山形状に形成されている。
【００１０】本発明の地盤改良機械は上記構成からな
り、駆動モータ４を駆動させ回転軸３を回転させなが
ら、支持腕１，１を地盤中へ垂直に下降させ地盤の攪拌
混合を行う。この際、ロータリースイベル８から中空内
部６へ供給される固化材の粉体又はミルクは図４に示す
ように吐出口７から吐出され、次いで山形状の中央部１
１で左右に振り分けられる。そして、放出樋１０の側板
１２，１２に沿って両側へ均等に放散され、土壌と混ざ
り合う。また、放出樋１０は吐出口７の回転方向の前方
を囲うように形成されているので、吐出口７が土壌で塞
がれ吐出量が減少するようなことはなく、固化材の粉体
又はミルクの吐出が良好に行なえる。なお、前記中央部
１１は山形状に設けたが、この形状に限られることな
く、例えば半球状であっても良い。
り、駆動モータ４を駆動させ回転軸３を回転させなが
ら、支持腕１，１を地盤中へ垂直に下降させ地盤の攪拌
混合を行う。この際、ロータリースイベル８から中空内
部６へ供給される固化材の粉体又はミルクは図４に示す
ように吐出口７から吐出され、次いで山形状の中央部１
１で左右に振り分けられる。そして、放出樋１０の側板
１２，１２に沿って両側へ均等に放散され、土壌と混ざ
り合う。また、放出樋１０は吐出口７の回転方向の前方
を囲うように形成されているので、吐出口７が土壌で塞
がれ吐出量が減少するようなことはなく、固化材の粉体
又はミルクの吐出が良好に行なえる。なお、前記中央部
１１は山形状に設けたが、この形状に限られることな
く、例えば半球状であっても良い。
【００１１】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の地盤改良
機械によれば、回転軸を中空状に形成すると共に、該回
転軸のほぼ中央部に中空内部と連通し固化材の粉体又は
ミルクを吐出する吐出口を設け、また回転軸の外周面の
長手方向に沿って両端面が開放した放出樋を一体に設け
てなり、該放出樋は吐出口の回転方向の前方を囲いか
つ、吐出口を中心として両側へ下傾するように設けたの
で、地盤表面にセメントの粉体を散布する場合のような
公害もなく、しかも地盤中では固化材の粉体又はミルク
と土壌とが均一に混ざり、地盤を均質に改良することが
できる。
機械によれば、回転軸を中空状に形成すると共に、該回
転軸のほぼ中央部に中空内部と連通し固化材の粉体又は
ミルクを吐出する吐出口を設け、また回転軸の外周面の
長手方向に沿って両端面が開放した放出樋を一体に設け
てなり、該放出樋は吐出口の回転方向の前方を囲いか
つ、吐出口を中心として両側へ下傾するように設けたの
で、地盤表面にセメントの粉体を散布する場合のような
公害もなく、しかも地盤中では固化材の粉体又はミルク
と土壌とが均一に混ざり、地盤を均質に改良することが
できる。
【図１】本発明の地盤改良機械の要部の斜視図。
【図２】同正面断面図。
【図３】同側面断面図。
【図４】同作用を示す拡大正面図。
１，１ 支持腕 ３ 回転軸 ５，５ 攪拌翼 ６ 中空内部 １０ 放出樋
Claims (1)
- 【請求項１】 地盤中に下降する一対の支持腕間に回転
軸を水平に軸支し、該回転軸の外周面に複数の攪拌翼を
突設して、該回転軸を回転させながら地盤を攪拌混合す
るようにした地盤改良機械において、 前記回転軸を中空状に形成すると共に、該回転軸のほぼ
中央部に中空内部と連通し固化材の粉体又はミルクを吐
出する吐出口を設け、また回転軸の外周面の長手方向に
沿って両端面が開放した放出樋を一体に設けてなり、該
放出樋は吐出口の回転方向の前方を囲いかつ、吐出口を
中心として両側へ下傾するように設けて、吐出口から吐
出される固化材の粉体又はミルクを放出樋によってそれ
ぞれ両側へ均等に放散されるようにしたことを特徴とす
る地盤改良機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34019393A JPH086312B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 地盤改良機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34019393A JPH086312B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 地盤改良機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07158053A true JPH07158053A (ja) | 1995-06-20 |
| JPH086312B2 JPH086312B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=18334606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34019393A Expired - Fee Related JPH086312B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 地盤改良機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086312B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227183A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Sekisui House Ltd | 超音波を利用した地盤改良工法、及び地盤改良撹拌機 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP34019393A patent/JPH086312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227183A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Sekisui House Ltd | 超音波を利用した地盤改良工法、及び地盤改良撹拌機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH086312B2 (ja) | 1996-01-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |