JPH07157752A - 分散型elランプ - Google Patents

分散型elランプ

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JPH07157752A
JPH07157752A JP5308806A JP30880693A JPH07157752A JP H07157752 A JPH07157752 A JP H07157752A JP 5308806 A JP5308806 A JP 5308806A JP 30880693 A JP30880693 A JP 30880693A JP H07157752 A JPH07157752 A JP H07157752A
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JP
Japan
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lamp
cyanoethyl
group
aromatic acyl
high dielectric
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Pending
Application number
JP5308806A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Umezawa
宏 梅沢
Ikuo Fukui
育生 福井
Shigehiro Nagura
茂広 名倉
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Luminescent Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散型ELランプの電極板間に設けられる発
光層および絶縁反射層のバインダー材料を改良すること
により、長寿命の分散型ELランプを提供する。 【構成】 糖類、多糖類、ポリビニルアルコールまたは
これらの誘導体の水酸基を、シアノエチル基および一般
式 【化1】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
であり、シアノエチル基の置換率が60%以上で、かつ
芳香族アシル基の置換率が5〜40%のものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散型ELランプ、特
に広告、看板等の標識表示用や、液晶ディスプレイ等の
バックライト光源用として有用な分散型ELランプに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の形状や発光面積を選択でき
る均一な平面発光体として、ELランプが注目されてき
ている。中でも、高誘電有機バインダーを使用する分散
型ELランプは、軽量な上、大面積とすることが容易で
あり、かつ安価なため、液晶ディスプレイのバックライ
ト光源、常夜灯等への応用が期待されている。
【0003】かかる分散型ELランプは、一般に図1に
示されるような構造である。すなわち、金属箔または金
属薄板からなる背面電極1と、酸化チタンやチタン酸バ
リウム等の無機高誘電体粉末を高誘電有機バインダーに
分散させて薄膜を形成した絶縁反射層2と、蛍光体粉末
を高誘電有機バインダーに分散させて薄膜を形成した蛍
光体層3(発光層)と、酸化インジウム等をポリエステ
ル等の絶縁性フィルム4上に蒸着して形成した透明電極
5(4と5で透明導電性フィルム6を構成する。)とか
らなる積層体を、ガラス、ポリクロロトリフルオロエチ
レン等の透明防湿材料7で封止した構成を有するもので
ある。そして、背面電極1と透明電極5の間に交流電場
を印加することにより、蛍光体が励起され発光を与え
る。
【0004】従来、上記高誘電バインダーとして、シア
ノエチルプルラン、シアノエチルセルロース、シアノエ
チルスターチ、シアノエチルポリビニルアルコール等の
水酸基を有する高分子をシアノエチル化したものが使用
されてきた。
【0005】しかし、これらを使用した従来の分散型E
Lランプは、発光寿命が短く、実用上満足のいくレベル
にないという問題点を有している。
【0006】従来使用している高誘電バインダーでは、
原料の高分子が有する水酸基の80〜97%程度がシア
ノエチル基により置換されており、残りの3〜20%の
水酸基が残存している。この遊離の残存水酸基および極
性基であるシアノエチル基により、25℃、相対湿度7
5%において、約4%程度の吸湿性を有している。
【0007】また、発光体である蛍光体は、耐湿性・耐
水性が低く、水分により劣化することが知られている。
すなわち、分散型ELランプの発光寿命が短いという問
題点は、高誘電有機バインダーの吸湿性により蛍光体層
内部に水分が吸着され、その水分によって蛍光体が経時
的に劣化することにより輝度の低下が促進されることに
起因する。このため、現状の分散型ELランプにおいて
も、フッ素樹脂による防湿封止に加え、ランプ素子内部
に吸湿層を設けているが、満足すべき効果は得られてい
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、従来使用されていたものよりも低い吸湿性をも
つ有機高誘電バインダーを用いることにより、長寿命の
分散型ELランプを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
の解決のために鋭意検討した結果、糖類、多糖類、ポリ
ビニルアルコールまたはこれらの誘導体の水酸基を、シ
アノエチル基および一般式
【化3】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
であり、シアノエチル基の置換率が60%以上で、かつ
芳香族アシル基の置換率が5〜40%である有機高誘電
体が、従来使用されていたものよりも低い吸湿性を有
し、これを有機バインダーとして用いた分散型ELラン
プが、従来品と比べて長寿命となることを見いだし、本
発明を完成させた。
【0010】請求項1の分散型ELランプの発明は、糖
類、多糖類、ポリビニルアルコールまたはこれらの誘導
体の水酸基を、シアノエチル基および一般式
【化4】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
であり、シアノエチル基の置換率が60%以上で、かつ
芳香族アシル基の置換率が5〜40%のものを、該分散
型ELランプの電極板間に設けられる発光層および絶縁
反射層のバインダー材料とすることを特徴とする。
【0011】請求項2の、ELランプの電極板間に設け
られる発光層および絶縁反射層のバインダー材料の発明
は、糖類、多糖類、ポリビニルアルコールまたはこれら
の誘導体の水酸基を、シアノエチル基および一般式
【化5】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
であり、シアノエチル基の置換率が60%以上で、かつ
芳香族アシル基の置換率が5〜40%であることを特徴
とする。以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明の分散型ELランプのバインダー材
料として用いられる高誘電体は、原料である糖類、多糖
類、ポリビニルアルコール、またはこれらの誘電体の水
酸基を、シアノエチル基および一般式
【化6】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
であり、シアノエチル基の置換率を60%以上、好まし
くは65%以上、より好ましくは70%以上とする必要
がある。60%未満であると、誘電率が著しく低下して
しまう。また、芳香族アシル基の置換率を5〜40%、
好ましくは10〜20%とする必要がある。5%未満で
あると、期待される吸湿性の低下が不十分となり、40
%を越えると、誘電率が著しく低下してしまい、本発明
の目的を達成することができない。
【0013】本発明に使用される芳香族アシル基は、一
般式
【化7】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
表す。)で示されるものであり、例えば、ベンゾイル
基、フルオロベンゾイル、クロロベンゾイル、ブロモベ
ンゾイル等のハロゲノベンゾイル基、メチルベンゾイ
ル、エチルベンゾイル、プロピルベンゾイル、ブチルベ
ンゾイル等のアルキルベンゾイル基、トリフルオロメチ
ルベンゾイル、パーフルオロエチルベンゾイル、トリク
ロロメチルベンゾイル等のハロゲン化アルキルベンゾイ
ル基等が挙げられる。この中でも、特にフルオロベンゾ
イル、トリフルオロメチルベンゾイル等のフッ素置換芳
香族アシル基を用いた場合、フッ素の持つ強い溌水作用
によってより大きな吸水性の低下の効果が発揮される。
【0014】本発明に示す高誘電体を得るには、まず所
望のシアノエチル基置換度を有するシアノエチル化物を
調製する。シアノエチル化物は、原料である糖類、多糖
類、ポリビニルアルコール、またはこれらの誘導体を水
酸化ナトリウム等のアルカリ触媒の存在下にアクリロニ
トリルと反応させることにより得られる。アシル化は、
所望の芳香族アシル基を有するアシル化剤を用いること
により行なわれる。例えば、得られたシアノエチル化物
を溶媒に分散または溶解した後、酸補足剤の存在下に塩
化ベンゾイル、塩化フルオロベンゾイル、塩化トリフル
オロメチルベンゾイル等の芳香族アシルクロライドをア
シル化剤として添加し反応させる方法がある。上記反応
に用いられる溶媒としては、例えば、アセトン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メチルエチル
ケトン、ジメチルアセトアミド、ピリジン等が挙げられ
る。
【0015】出発原料としての糖類、多糖類、ポリビニ
ルアルコールまたはこれらの誘導体としては、例えば、
サッカロース、ソルビトール、キシリトール等の糖類、
セルロース、デンプン、プルラン等の多糖類、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等
のヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシプロピル
デンプン等のヒドロキシアルキルデンプン、セルロー
ス、プルランまたはデンプンとグリシドールとの反応に
よって得られるジヒドロキシプロピルセルロース、ジヒ
ドロキシプロピルプルラン、ジヒドロキシプロピルデン
プン等のジヒドロキシアルキル多糖類等が挙げられる。
酸補足剤としては、ピリジン、トリエチルアミン等の有
機塩基性物質が用いられる。
【0016】本発明の高誘電体が、従来のシアノエチル
化物と比べて低い吸湿性をもち、かつ比較的高誘電を維
持しているのは、その構造中に電子吸引性基であるシア
ノエチル基と疎水性基である芳香族アシル基を合わせ持
つことに起因する。すなわち、シアノエチル基により高
い誘電率を得、かつ芳香族アシル基の疎水性により分子
内部への水の侵入を阻んでいるためと考えられる。芳香
族アシル基にフッ素含有のものを用いると、フッ素の持
つ溌水作用によって、より吸湿性を低下させることが可
能である。
【0017】このバインダーを用いて分散型ELランプ
の発光層を形成するときは、これに従来公知の蛍光体粉
末を混合すればよい。この蛍光体としては、硫化亜鉛を
母体材料とし、活性剤として銅、マンガン、アルミニウ
ム、臭素、塩素およびヨウ素等を添加して焼成したもの
が例示される。蛍光体は、分散型ELランプ中に用いた
ときの発光特性から平均粒径を50μm以下とすること
が好ましい。また、長寿命化のためには、既存の蛍光体
の表面を金属酸化物等により被覆防湿処理したものを使
用することが特に好ましい。
【0018】同様に、上記バインダー材料を用いて絶縁
反射層を形成するときは、これに従来公知の無機高誘電
率物質を加えればよい。この無機高誘電率物質には、例
えばチタン酸バリウム、チタン酸鉛、二酸化チタン等が
挙げられるが、これらの中ではチタン酸バリウムが最も
一般的であり、平均粒径として1〜5μmのものが好ま
しい。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によって
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例の記
載に限定されるものではない。
【0020】合成例1 無水グルコース単位当たり2.6モルのシアノエチル基
(置換率87%)を含有するシアノエチルプルラン(信
越化学工業製、シアノレジンCR−S)40gをアセト
ン200gに溶解した後、ピリジン50gを加え、70
℃にて攪拌しながら塩化ベンゾイル22.5gを約20
分間で滴下し、4時間反応させた。放冷後、10gのメ
タノールを加えて反応を停止させ、次いで反応液をメタ
ノール中に投入し、沈澱物を得た。得られた沈澱物をヘ
キサンにて洗浄し、真空下80℃にて12時間乾燥さ
せ、淡黄色の42.2gの精製生成物を得た。これを元
素分析したところ、窒素含量が10.82重量%であ
り、無水グルコース単位当たり0.37モル(置換率1
1%)の芳香族アシル基を含有するシアノエチルプルラ
ンベンゾエート(CyEPL/BZと示す。)が得られ
たことがわかった。
【0021】合成例2 塩化ベンゾイルに代えて塩化フルオロベンゾイル25.
4gとした他は、合成例1と同様にして反応を行ない、
後処理を行なったところ、淡黄色の精製生成物43.7
gを得た。これを元素分析したところ、窒素含量が1
0.52重量%であり、無水グルコース単位当たり0.
38モル(置換率12%)の芳香族アシル基を含有する
シアノエチルプルランフルオロベンゾエート(CyEP
L/FBと示す。)が得られたことがわかった。
【0022】合成例3 無水グルコース単位当たり2.3モルのシアノエチル基
(置換率77%)と1.45モルのヒドロキシエチル基
を含有するシアノエチルヒドロキシエチルセルロース
(信越化学工業製、シアノレジンCR−E)30gを用
い、塩化ベンゾイルに代えて塩化トリフルオロメチルベ
ンゾイル32.5gとした他は、合成例1と同様にして
反応を行ない、後処理を行なったところ、淡黄色の精製
生成物35.5gを得た。これを元素分析したところ、
窒素含量が7.14重量%であり、無水グルコース単位
当たり0.60モル(置換率20%)の芳香族アシル基
を含有するシアノエチルヒドロキシエチルセルロースト
リフルオロメチルベンゾエート(CyEHEC/TFと
示す。)が得られたことがわかった。
【0023】合成例4 シアノエチルプルランに代えて、ポリビニルアルコール
の水酸基の77%がシアノエチル基と置換されているシ
アノエチルポリビニルアルコール(信越化学工業製、シ
アノレジンCR−V)30gを用い、塩化ベンゾイルに
代えて塩化フルオロベンゾイル40gとした他は、合成
例1と同様にして反応を行ない、後処理を行なったとこ
ろ、淡黄色の精製生成物36.2gを得た。これを元素
分析したところ、窒素含量が10.1重量%であり、ポ
リビニルアルコールの水酸基の18%(置換率18%)
を芳香族アシル基で置換したシアノエチルポリビニルア
ルコールフルオロベンゾエート(CyPVA/FBと示
す。)が得られたことがわかった。
【0024】実施例1 合成例1で得たシアノエチルプルランベンゾエートを秤
量し、N,N′−ジメチルホルムアミドを加えて混合攪
拌して、均一なバインダー溶液を調製した。この溶液を
2分して、その一方に平均粒径が30μmの蛍光体粉末
(硫化亜鉛に銅を添加して焼成したもの)をバインダー
重量の3.2倍量加え、均一に分散して発光層用ペース
トとし、もう一方のバインダー溶液には平均粒径1.4
μmのチタン酸バリウム粉末をバインダー重量の4.7
倍量加え、均一に分散して絶縁反射層用ペーストを調製
した。次に、80μmの厚みのアルミシート基板上にス
クリーン印刷法によって上記の絶縁反射層用ペーストを
印刷し、その乾燥後、同層上に同じくスクリーン印刷法
によって発光層用ペーストを印刷し、乾燥して発光層を
形成した。得られた層の厚さは、絶縁反射層が約26μ
m,発光層が約58μmであった。
【0025】一方、透明導電性フィルム(エレクリスタ
300cc、日東電工社製)の導電面側に給電線として
銀ペーストを印刷乾燥し、リン青銅よりなるリード電極
を取り付けた後、この給電線印刷面に上記発光層を重ね
合わせ、ロールラミネーターにより加熱圧着した。背面
電極となるアルミシートにリード電極を取り付けた後、
一体化した積層素子全体にポリクロロトリフルオロエチ
レンよりなる防湿シート(ELシーラー4810N−
R、日東電工社製)をロールラミネーターにより圧着封
止し、分散型ELランプを得た。この素子は、表1に示
すように従来品と同等な輝度と優れた寿命を与えた。
【0026】実施例2〜4 それぞれ、合成例2〜4で得た樹脂を用いた他は、実施
例1と同様な方法で分散型ELランプを得た。これらの
素子は、表1に示すように従来品と同等な輝度と優れた
寿命を与えた。
【0027】比較例1 合成例1で用いたものと同一のシアノエチルプルラン
(CyEPLと示す。)を用いた他は、実施例1と同様
な方法で分散型ELランプを得た。
【0028】比較例2 合成例3で用いたものと同一のシアノエチルヒドロキシ
エチルセルロース(CyEHECと示す。)を用いた他
は、実施例1と同様な方法で分散型ELランプを得た。
【0029】比較例3 合成例4で用いたものと同一のシアノエチルポリビニル
アルコール(CyEPVAと示す。)を用いた他は、実
施例1と同様な方法で分散型ELランプを得た。
【0030】以上の結果をまとめて下の表−1に示す。
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、従来のシアノエチル化
物と比べて低い吸湿性をもつ高誘電体を、分散型ELラ
ンプの発光層および絶縁反射層のバインダーとして用い
ることにより、従来のバインダーを用いた場合と比べ
て、各層への水分の吸収が抑制され、水分による蛍光体
の劣化が妨げられる。したがって、長寿命の分散型EL
ランプを提供できることとなり、面状発光体として工業
的に広く応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分散型ELランプを模式的に説明する要部断面
図である。
【符号の説明】
1 背面電極 2 絶縁反射層 3 蛍光体層(発光層) 4 絶縁性フィルム 5 透明電極 6 透明導電性フィルム 7 透明防湿材料
フロントページの続き (72)発明者 名倉 茂広 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糖類、多糖類、ポリビニルアルコールま
    たはこれらの誘導体の水酸基を、シアノエチル基および
    一般式 【化1】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
    またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
    表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
    であり、シアノエチル基の置換率が60%以上で、かつ
    芳香族アシル基の置換率が5〜40%のものを、分散型
    ELランプの電極板間に設けられる発光層および絶縁反
    射層のバインダー材料とすることを特徴とする分散型E
    Lランプ。
  2. 【請求項2】 糖類、多糖類、ポリビニルアルコールま
    たはこれらの誘導体の水酸基を、シアノエチル基および
    一般式 【化2】 (式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
    またはハロゲン化アルキル基を表し、Arは、芳香核を
    表す。)で示される芳香族アシル基により置換したもの
    であり、シアノエチル基の置換率が60%以上で、かつ
    芳香族アシル基の置換率が5〜40%であることを特徴
    とする、分散型ELランプの電極板間に設けられる発光
    層および絶縁反射層のバインダー材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2357180A (en) * 1999-09-24 2001-06-13 Fuji Electric Co Ltd Fluorescent colour conversion filter

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US6506506B1 (en) 1999-09-24 2003-01-14 Fuji Electronic Co., Ltd. Fluorescent color conversion film, fluorescent color conversion filter using the same, and an organic light-emitting device equipped with this fluorescent color conversion filter
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