JPH0715717Y2 - 飲食用ナイフの刃溝研削装置 - Google Patents

飲食用ナイフの刃溝研削装置

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Publication number
JPH0715717Y2
JPH0715717Y2 JP1990025959U JP2595990U JPH0715717Y2 JP H0715717 Y2 JPH0715717 Y2 JP H0715717Y2 JP 1990025959 U JP1990025959 U JP 1990025959U JP 2595990 U JP2595990 U JP 2595990U JP H0715717 Y2 JPH0715717 Y2 JP H0715717Y2
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JP
Japan
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knife
eating
drinking
rotary grindstone
blade groove
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990025959U
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English (en)
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JPH03117554U (ja
Inventor
作榮 柴山
Original Assignee
有限会社柴山機械製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社柴山機械製作所 filed Critical 有限会社柴山機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は飲食用ナイフの刃部に刃溝を研削加工する飲食
用ナイフ刃溝研削装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に第7図の如く飲食用ナイフWの刃部には切味向上
のため複数個の刃溝gが形成される。
従来は、この刃溝gを熟練作業者が一本宛飲食用ナイフ
Wを手で把持し、研削盤の回転砥石に圧接して研削して
なされていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら手作業のため非常な労力と時間が掛かり、
かつ危険な作業であることから自動化が強く望まれてお
り、しかも作業者により刃溝形状が不揃いとなって商品
価値を低下させているという不都合を有している。
[課題を解決するための手段] 本考案は、これらの不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、飲食用ナイフの刃部に回転砥石に
より複数個の刃溝を研削するものであり、上記飲食用ナ
イフを位置決め可能な受板及び飲食用ナイフを固定する
挟持用シリンダを含んで飲食用ナイフを保持解放可能な
保持部と、該保持部を上記回転砥石の外周面方向に前後
動させる切込機構と、該保持部を該回転砥石の外周面に
対して所定角度に傾動させる傾動機構とを備えて構成し
たことを特徴とする飲食用ナイフの刃溝研削装置にあ
る。
[作用] 飲食用ナイフは保持部の受板及び挟持用シリンダにより
位置決めされて保持され、切込機構により回転砥石の外
周面方向に前後動し、かつ傾動機構により回転砥石の外
周面に対して所定角度に傾動して刃溝の研削加工がなさ
れる。
[実施例] 第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、1は機台で
あって、機台1の一方側に砥石台2を配設し、砥石台2
に主軸3を軸受し、主軸3に回転砥石4を取付け、主軸
3をモータ5によりベルトを介して回転して回転砥石4
を回転するように構成している。
この場合回転砥石4は飲食用ナイフWの刃部の輪郭曲線
に合わせて、外径の異なる複数個の砥石板4aを積層状態
に一体に組付けて構成されている。
6は切込機構であって、前記機台1の上面に回転砥石4
の外周面方向に前後動可能なスライド台7を配設し、ス
ライド台7を前後動させる前後動用シリンダ8を機台1
に取付けて構成したものである。
9は傾動機構であって、前記スライド台7上に取付ブラ
ケット10及び軸受台11を取付け、軸受台11に回動軸12を
回動可能に軸受し、取付ブラケット10に傾動用シリンダ
13をピン14により取付け、回動軸12にアーム15を突設
し、アーム15の先端部に上記傾動用シリンダ13のロッド
13aを連結し、回動軸12を傾動用シリンダ13により往復
回動させるように構成したものである。
16は保持部であって、前記回動軸12に取付部材17をボル
ト18により取付け、取付部材17に支持部材19を取付け、
支持部材19の下面に挿入間隙20をおいて他の支持部材21
を取付け、支持部材19に挟持用シリンダ22を二個取付
け、取付部材17の下面に取付ブロック23を介して取付板
24を突設し、取付板24の先端部に位置規正用シリンダ25
を取付け、位置規制用シリンダ25のロッド25aに受板26
を取付け、受板26にバネ27により弾引された押圧板28を
取付けて構成している。
29は供給アームであって、図示省略の供給機構により飲
食用ナイフWを一本宛前記挿入間隙20に供給して後退動
作するものである。
この実施例は上記構成であるから、順次供給アーム29に
より飲食用ナイフWは第1図乃至第3図の如く、一本宛
保持部16の支持部材19・21間の挿入間隙20に挿入され、
飲食用ナイフWの握柄部は押圧板28により受板26に押圧
されて位置規正され、飲食用ナイフWは保持部16の挟持
用シリンダ22の作動によりロッド22aと支持部材21とで
挟着保持され、切込機構6の前後動用シリンダ8の作動
によりスライド台7が回転砥石4の外周面方向に前進
し、かつ傾動機構9の傾動用シリンダ13の作動により回
動軸12が回動し、保持部16に保持された飲食用ナイフW
は回転砥石4の外周面に対して所定角度に傾動し、第4
図乃至第6図の如く飲食用ナイフWは回転砥石4の外周
面に圧接されて複数個の刃溝gの同時研削加工がなさ
れ、加工後切込機構6によりスライド台7が後退し、後
退途中で挟持用シリンダ22のロッド22aが後退作動して
飲食用ナイフWは解放され、かつ位置規正用シリンダ25
により受板26が第2図の状態から下降し、図示省略の取
出シュート上に飲食用ナイフWは落下し、かつ傾動機構
9により保持部16は復帰回動することになり、このため
飲食用ナイフWの刃溝gを自動的に研削加工することが
でき、作業能率を向上することができる。
尚、上記保持部16、切込機構6及び傾動機構9は上記実
施例のものに限られず、適宜変更して設計される。
[考案の効果] 本考案は上述の如く、飲食用ナイフを保持部の受板及び
挟持用シリンダにより位置決めして保持でき、切込機構
により回転砥石の外周面方向に前後動し、かつ傾動機構
により回転砥石の外周面に対して所定角度に傾動して刃
溝の研削加工がなされことになり、このため飲食用ナイ
フの刃溝を自動的に研削加工することができ、作業能率
を向上することができると共に加工精度を高めることが
できる。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体平
面図、第2図はその側面図、第3図は部分横面図、第4
図はその部分側面図、第5図はその拡大平面図、第6図
はその拡大側断面図、第7図は製品平面図である。 4……回転砥石、6……切込機構、9……傾動機構、16
……保持部、22……挟持用シリンダ、26……受板、W…
…飲食用ナイフ、g……刃溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲食用ナイフの刃部に回転砥石により複数
    個の刃溝を研削するものであり、上記飲食用ナイフを位
    置決め可能な受板及び飲食用ナイフを固定する挟持用シ
    リンダを含んで飲食用ナイフを保持解放可能な保持部
    と、該保持部を上記回転砥石の外周面方向に前後動させ
    る切込機構と、該保持部を該回転砥石の外周面に対して
    所定角度に傾動させる傾動機構とを備えて構成したこと
    を特徴とする飲食用ナイフの刃溝研削装置。
JP1990025959U 1990-03-14 1990-03-14 飲食用ナイフの刃溝研削装置 Expired - Lifetime JPH0715717Y2 (ja)

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JPH03117554U JPH03117554U (ja) 1991-12-04
JPH0715717Y2 true JPH0715717Y2 (ja) 1995-04-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186125A (ja) * 1984-10-04 1986-05-01 Kohinata Kogyosho:Kk 鋸歯状歯形の研削形成方法及びその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186125A (ja) * 1984-10-04 1986-05-01 Kohinata Kogyosho:Kk 鋸歯状歯形の研削形成方法及びその装置

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JPH03117554U (ja) 1991-12-04

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