JPH07157068A - ローラコンベヤにおける搬送物転向装置 - Google Patents

ローラコンベヤにおける搬送物転向装置

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JPH07157068A
JPH07157068A JP31185793A JP31185793A JPH07157068A JP H07157068 A JPH07157068 A JP H07157068A JP 31185793 A JP31185793 A JP 31185793A JP 31185793 A JP31185793 A JP 31185793A JP H07157068 A JPH07157068 A JP H07157068A
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JP
Japan
Prior art keywords
turntable
roller
roller conveyor
raising
rollers
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31185793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shigeta
隆 重田
Tetsuya Morohoshi
徹也 諸星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
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Publication of JPH07157068A publication Critical patent/JPH07157068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易かつ軽量の構造で、しかも配置替え、移
動も簡単に行え、その上任意の角度でローラコンベヤに
おける搬送物の転向が行えるようにする。 【構成】 ローラコンベヤの一部の進路の両側に、短寸
としたローラ1からなる左右1対のローラ群を、通常の
ローラ群と一体的に駆動されるように配設し、この左右
両側の短寸のローラ群間に形成された空間に配設したタ
ーンテーブル4を、昇降手段により、ローラ1より下方
に没入した下降位置より上方に突出した上昇位置まで上
昇させることにより、ローラコンベヤ上を進入してきた
搬送物をローラ1より上方に持ち上げ、次いで、回転手
段によりターンテーブル4を所望角度回転させ、その後
昇降手段によりターンテーブル4を下降位置まで下降さ
せることにより、搬送物の向きを簡単に変更させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラコンベヤにおい
て搬送物の向きを搬送の途中で変える搬送物転向装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローラコンベヤにおいて搬送物の
向きを搬送の途中で変えるには、ローラコンベヤの一部
を搬送方向に所要距離だけ分断し、この分断部に配置し
たローラコンベヤをその支持枠ごと水平回転自在とする
とともに、常時は2本のローラの間に没入して停止して
いる複数のチェーンコンベヤを設け、搬送物が分断部の
ローラコンベヤ上に到達した時にこのローラコンベヤの
駆動を停止させ、かつ所要角度だけ水平回転させ、次い
でチェーンコンベヤを上昇させて搬送物を支承するとと
もにこのチェーンコンベヤを作動させることで搬送物の
向きを変えて搬送させ、搬送物が通過すると再びチェー
ンコンベヤを停止かつ没入させ、さらに分断部のローラ
コンベヤを復帰回転させて再起動させるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の装置で
は、分断部のローラコンベヤを支持枠ごと水平回転させ
たり、チェーンコンベヤを昇降させるのに大きな駆動力
を有する駆動手段を必要とし、かつチェーンコンベヤを
作動する駆動源を要するなど、装置全体が大型となっ
た。また、レイアウトや搬送物に対する作業手順の変更
などのローラコンベヤの配置替えによる分断部の組み替
えや移動が困難であった。
【0004】さらに、分断部のローラコンベヤを水平回
転させる時に、このローラコンベヤだけを、他の連続す
るローラコンベヤとは別に、ローラ駆動の一時停止を行
わさせる必要があることから、分断部の駆動源を別に設
けるか、あるいは特殊な連結手段により分断部の駆動を
一時的に切り離して停止させている。このため、装置全
体が複雑になり、故障が生じやすかった。
【0005】また、搬送物を持ち上げて支承しているチ
ェーンコンベヤからローラコンベヤへ移載する時に、搬
送物が傾いて落下するおそれがある。分断部のローラコ
ンベヤを水平回転させるために必要となる他のローラコ
ンベヤ間の大きな間隙に、水平回転の邪魔となることな
く搬送物の受け渡しを行う小型の無駆動のローラを配設
したものもあるが、これでも搬送物の円滑な受け渡しが
なされにくかった。
【0006】本発明の目的は、簡易で軽量の構造で、し
かも配置替え、移動も簡単に行え、その上任意の角度で
ローラコンベヤにおける搬送物の転向が行える装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローラコンベ
ヤの一部の進路の両側に、短寸としたローラからなる1
対のローラ群を、通常のローラ群と一体的に駆動される
ように配設し、この左右両側の短寸のローラ群間に形成
される空間の中心に上下方向を向く昇降杆を配設し、こ
の昇降杆の上端に、水平のターンテーブルを固着し、こ
のターンテーブルが前記短寸のローラ群間の前記空間内
に没入する下降位置から、ローラの上方に上昇し、かつ
搬送物を支持する上昇位置まで、前記ターンテーブルを
昇降させる昇降手段と、前記ターンテーブルをその上昇
位置で水平回転させる回転手段とをローラコンベヤの下
部に配設したことを特徴とするローラコンベヤにおける
搬送物転向装置にある。
【0008】
【作用】本発明装置によれば、ローラコンベヤ上を進入
してきた搬送物を、昇降杆の持ち上げによりターンテー
ブル上に載置し、このターンテーブルの水平回転により
搬送物の向きを変え、ターンテーブルを下降させて、再
びローラコンベヤ上に戻すことにより、搬送物の向きを
簡単に変えることができる。
【0009】
【実施例】図1はローラコンベヤの搬送物転向部を示す
平面図である。ローラ(1a)、(1a)は搬送物転向部にかか
る直前及び直後の通常のローラである。ローラ(1a)(1a)
の間の搬送物転向部には、ローラコンベヤの進路の両側
に、複数本の短寸のローラ(1)がそれぞれ配設されてい
る。図示の実施例の場合、これら短寸のローラ(1)は通
常のローラ(1a)のおおよそ6分の1の長さのもので、片
側6本のローラ群を構成している。これらローラ(1a)お
よび搬送物転向部のローラ(1)には駆動溝(12)が形成さ
れており、これらの駆動溝(12)には、図2に示す駆動軸
(15)のプーリ(14)との間に無端ベルト(13)がそれぞれ掛
け渡されており、これらの無端ベルト(13)によってロー
ラ(1a)、(1)が回転駆動される。図2の左側のローラ群
は右側のローラ群と同様に、駆動軸(15a)のプーリ(14a)
との間に掛け渡された無端ベルト(13a)により駆動され
る。駆動軸(15a)は駆動軸(15)と連結されているので、
左右の短寸のローラ群は一体的に駆動される。搬送物
は、このローラコンベヤ上をたとえばこの図の上方から
下方に向けて搬送される。
【0010】左右の短寸のローラ群の間には、広い空間
部が形成されている。この空間部の中央に上下方向を向
く昇降杆(3)が配設されている。昇降杆(3)は図2に示
すように転換部のハウジング(2)の底部に設けた昇降手
段(9)上の水平回転手段(10)に固定されている。この昇
降杆(3)の上端には、水平の円板形のテーンテーブル
(4)がボルト4本でしっかりと固定されている。
【0011】ターンテーブル(4)は、左右の短寸のロー
ラ群の上面より下方の下降位置(A)とこれらローラ群よ
り上方の上昇位置(B)との間を、油圧シリンダよりなる
昇降手段(9)を作動させることにより昇降させられる。
また、たとえばモータによる水平回転手段(10)により昇
降杆(3)を回転させることで、上昇位置(B)のターンテ
ーブル(4)を任意の角度に回転させることができる。
【0012】これを図3の略図によってさらに説明す
る。図3の(A)に示すように、ローラコンベヤ上を搬送
物(8)が矢印の方向に搬送物転向部へと搬送されて来
る。この時バーコードリーダ(16)で搬送物に貼付されて
いるバーコードによる転向に関する情報を読み取る。
(B)では、バーコードの情報が転向を指示している場
合、信号が発生してストッパ(11)をローラ(1a)の間から
持ち上げ、搬送物(8)はこのストッパ(11)に当接して停
止する。すると、ターンテーブル(4)が上昇して搬送物
(8)をローラ(1)(1a)の上方に持ち上げ、それからスト
ッパ(11)を下げる。次いで、(C)に示すように、バーコ
ードの情報で指定された角度だけターンテーブル(4)を
回転させる。この角度は一般に90度、180度、27
0度である。このように転向された搬送物(8)が(D)に
示されている。この状態で、ターンテーブル(4)を降下
させて、搬送物(8)をローラ(1)(1a)上に戻し、矢印で
示すように下流側に進行させるのである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、転向を要する搬送物
は、進路両側に分離させた短寸のローラ群に支持されて
搬送物転向部に至り、上昇させたターンテーブルで持ち
上げられ、たとえば90度、180度、270度のよう
な任意の角度で水平回転させることにより、搬送物の向
きを搬送途中で前記回転角度に容易にかつ正確に変える
ことができる。また、ターンテーブルを下降させてロー
ラ群に移載する時に、搬送物が傾くことがなく、搬送物
への衝撃も少なく、安全である。
【0014】左右に分離したローラ群は、ターンテーブ
ルが上昇し回転 している時も、他の通常のローラ群と
一体的に常時駆動されているから、従来装置のようにロ
ーラコンベヤを分断させてこれらのローラの駆動源を別
に設けたり、駆動源と特殊な連結手段で連結して一時的
に停止させたりする必要がなく、レイアウト変更等の際
に、ローラを取り替えるだけで配置替えや移動も簡単に
行うことができる。
【0015】昇降杆とターンテーブルを昇降、回転させ
る駆動手段の駆動力を最小限として、装置全体の小型化
を図り、ローラコンベヤの下方に邪魔になることなく設
置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の平面図である。
【図2】図1のIIーII線に沿う断面図である。
【図3】本発明の装置の作動態様を示す概略説明図であ
る。
【符号の説明】
(1)ローラ (1a)通常のローラ (2)ハウジング (3)昇降杆 (4)ターンテーブル (8)搬送物 (9)昇降手段 (10)回転手段 (11)ストッパ (12)駆動溝 (13)(13a)無端ベルト (14)(14a)駆動軸のプーリ (15)(15a)駆動軸 (16)バーコードリーダ (A)下降位置 (B)上昇位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベヤの一部の進路の両側に、
    短寸としたローラからなる1対のローラ群を、通常のロ
    ーラ群と一体的に駆動されるように配設し、この左右両
    側の短寸のローラ群間に形成される空間の中心に上下方
    向を向く昇降杆を配設し、この昇降杆の上端に、水平の
    ターンテーブルを固着し、このターンテーブルが前記短
    寸のローラ群間の前記空間内に没入する下降位置から、
    ローラの上方に上昇し、かつ搬送物を支持する上昇位置
    まで、前記ターンテーブルを昇降させる昇降手段と、前
    記ターンテーブルをその上昇位置で水平回転させる回転
    手段とをローラコンベヤの下部に配設したことを特徴と
    するローラコンベヤにおける搬送物転向装置。
  2. 【請求項2】 ターンテーブルが円板形であり、駆動手
    段により任意の回転角度に水平回転されるようにした請
    求項1記載のローラコベヤにおける搬送物転向装置。
  3. 【請求項3】 常時は1対の短寸のローラ群の前方で進
    路より下方に没入し、搬送物がターンテーブル上に到達
    した時に進路に突出して前記搬送物を停止させるストッ
    パを設けた請求項1または2に記載のローラコンベヤに
    おける搬送物転向装置。
  4. 【請求項4】 1対の短寸のローラ群の一方の側部に配
    設され搬送物に貼付されているバーコードを読み取って
    該搬送物の転向を決定するバーコードリーダを備えた請
    求項1〜3のいずれかに記載のローラコンベヤにおける
    搬送物転向装置。
JP31185793A 1993-12-13 1993-12-13 ローラコンベヤにおける搬送物転向装置 Withdrawn JPH07157068A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20010306