JPH07157067A - ローラコンベヤにおける搬送物転向装置 - Google Patents
ローラコンベヤにおける搬送物転向装置Info
- Publication number
- JPH07157067A JPH07157067A JP31185693A JP31185693A JPH07157067A JP H07157067 A JPH07157067 A JP H07157067A JP 31185693 A JP31185693 A JP 31185693A JP 31185693 A JP31185693 A JP 31185693A JP H07157067 A JPH07157067 A JP H07157067A
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- roller
- rollers
- turntable
- conveyor
- conveyed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易かつ軽量の構造で、しかも配置替え、移
動も簡単に行え、その上９０度、１８０度、２７０度の
任意の角度でローラコンベヤにおける搬送物の転向が行
えるようにする。 【構成】 ローラコンベヤの一部に配設した複数本のロ
ーラ１の周胴部に形成した窪み２、2a内に没入する下降
位置に位置している十字形のターンテーブル４を、昇降
手段により上昇位置まで上昇させることにより、ローラ
コンベヤ上を進入してきた搬送物をローラ１より上方に
持ち上げ、次いで、回転手段によりターンテーブル４を
所要角度だけ回転させ、その後昇降手段によりターンテ
ーブル４を下降位置まで下降させることにより、搬送物
の向きを簡単に変更させることができる。
動も簡単に行え、その上９０度、１８０度、２７０度の
任意の角度でローラコンベヤにおける搬送物の転向が行
えるようにする。 【構成】 ローラコンベヤの一部に配設した複数本のロ
ーラ１の周胴部に形成した窪み２、2a内に没入する下降
位置に位置している十字形のターンテーブル４を、昇降
手段により上昇位置まで上昇させることにより、ローラ
コンベヤ上を進入してきた搬送物をローラ１より上方に
持ち上げ、次いで、回転手段によりターンテーブル４を
所要角度だけ回転させ、その後昇降手段によりターンテ
ーブル４を下降位置まで下降させることにより、搬送物
の向きを簡単に変更させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラコンベヤにおい
て搬送物の向きを搬送の途中で変える搬送物転向装置に
関する。
て搬送物の向きを搬送の途中で変える搬送物転向装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ローラコンベヤにおいて搬送物の
向きを搬送の途中で変えるには、ローラコンベヤの一部
を搬送方向に所要距離だけ分断し、この分断部に配置し
たローラコンベヤをその支持枠ごと水平回転自在とする
とともに、常時は２本のローラの間に没入して停止して
いる複数のチェーンコンベヤを設け、搬送物が分断部の
ローラコンベヤ上に到達した時にこのローラコンベヤの
駆動を停止させ、かつ所要角度だけ水平回転させ、次い
でチェーンコンベヤを上昇させて搬送物を支承するとと
もにこのチェーンコンベヤを作動させることで搬送物の
向きを変えて搬送させ、搬送物が通過すると再びチェー
ンコンベヤを停止かつ没入させ、さらに分断部のローラ
コンベヤを復帰回転させて再起動させるようにしてい
た。
向きを搬送の途中で変えるには、ローラコンベヤの一部
を搬送方向に所要距離だけ分断し、この分断部に配置し
たローラコンベヤをその支持枠ごと水平回転自在とする
とともに、常時は２本のローラの間に没入して停止して
いる複数のチェーンコンベヤを設け、搬送物が分断部の
ローラコンベヤ上に到達した時にこのローラコンベヤの
駆動を停止させ、かつ所要角度だけ水平回転させ、次い
でチェーンコンベヤを上昇させて搬送物を支承するとと
もにこのチェーンコンベヤを作動させることで搬送物の
向きを変えて搬送させ、搬送物が通過すると再びチェー
ンコンベヤを停止かつ没入させ、さらに分断部のローラ
コンベヤを復帰回転させて再起動させるようにしてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の装置で
は、分断部のローラコンベヤを支持枠ごと水平回転させ
たり、チェーンコンベヤを昇降させるのに大きな駆動力
を有する駆動手段を必要とし、かつチェーンコンベヤを
作動する駆動源を要するなど、装置全体が大型となっ
た。また、レイアウトや搬送物に対する作業手順の変更
などのローラコンベヤの配置替えによる分断部の組み替
えや移動が困難であった。
は、分断部のローラコンベヤを支持枠ごと水平回転させ
たり、チェーンコンベヤを昇降させるのに大きな駆動力
を有する駆動手段を必要とし、かつチェーンコンベヤを
作動する駆動源を要するなど、装置全体が大型となっ
た。また、レイアウトや搬送物に対する作業手順の変更
などのローラコンベヤの配置替えによる分断部の組み替
えや移動が困難であった。
【０００４】さらに、分断部のローラコンベヤを水平回
転させる時に、このローラコンベヤだけを、他の連続す
るローラコンベヤとは別に、ローラ駆動の一時停止を行
わさせる必要があることから、分断部の駆動源を別に設
けるか、あるいは特殊な連結手段により分断部の駆動を
一時的に切り離して停止させている。このため、装置全
体が複雑になり、故障が生じやすかった。
転させる時に、このローラコンベヤだけを、他の連続す
るローラコンベヤとは別に、ローラ駆動の一時停止を行
わさせる必要があることから、分断部の駆動源を別に設
けるか、あるいは特殊な連結手段により分断部の駆動を
一時的に切り離して停止させている。このため、装置全
体が複雑になり、故障が生じやすかった。
【０００５】また、搬送物を持ち上げて支承しているチ
ェーンコンベヤからローラコンベヤへ移載する時に、搬
送物が傾いて落下するおそれがある。分断部のローラコ
ンベヤを水平回転させるために必要となる他のローラコ
ンベヤ間の大きな間隙に、水平回転の邪魔となることな
く搬送物の受け渡しを行う小型の無駆動のローラを配設
したものもあるが、これでも搬送物の円滑な受け渡しが
なされにくかった。
ェーンコンベヤからローラコンベヤへ移載する時に、搬
送物が傾いて落下するおそれがある。分断部のローラコ
ンベヤを水平回転させるために必要となる他のローラコ
ンベヤ間の大きな間隙に、水平回転の邪魔となることな
く搬送物の受け渡しを行う小型の無駆動のローラを配設
したものもあるが、これでも搬送物の円滑な受け渡しが
なされにくかった。
【０００６】本発明の目的は、簡易で軽量の構造で、し
かも配置替え、移動も簡単に行え、その上９０度、１８
０度、２７０度の任意の角度でローラコンベヤにおける
搬送物の転向が行える装置を提供することにある。
かも配置替え、移動も簡単に行え、その上９０度、１８
０度、２７０度の任意の角度でローラコンベヤにおける
搬送物の転向が行える装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローラコンベ
ヤの一部に配設した複数本のローラの周胴部を軸心回り
に窪ませて、これら周胴部に窪みを有するローラ群の搬
送方向中央に位置する２本のローラの前記窪みの間に、
上下方向を向く昇降杆を配設し、この昇降杆の上端に、
水平の十字形をなすターンテーブルの交叉部下面を固着
し、この十字形のターンテーブルの一方の交叉杆が前記
ローラ群の前記窪み内に、他方の交叉杆が前記２本のロ
ーラの間に、それぞれ没入する下降位置から、ローラの
上方に上昇し、かつ搬送物を支持する上昇位置まで、前
記ターンテーブルを昇降させる昇降手段と、前記ターン
テーブルをその上昇位置で水平回転させる回転手段とを
前記ローラ群の下方に配設したことを特徴とするローラ
コンベヤにおける搬送物転向装置にある。
ヤの一部に配設した複数本のローラの周胴部を軸心回り
に窪ませて、これら周胴部に窪みを有するローラ群の搬
送方向中央に位置する２本のローラの前記窪みの間に、
上下方向を向く昇降杆を配設し、この昇降杆の上端に、
水平の十字形をなすターンテーブルの交叉部下面を固着
し、この十字形のターンテーブルの一方の交叉杆が前記
ローラ群の前記窪み内に、他方の交叉杆が前記２本のロ
ーラの間に、それぞれ没入する下降位置から、ローラの
上方に上昇し、かつ搬送物を支持する上昇位置まで、前
記ターンテーブルを昇降させる昇降手段と、前記ターン
テーブルをその上昇位置で水平回転させる回転手段とを
前記ローラ群の下方に配設したことを特徴とするローラ
コンベヤにおける搬送物転向装置にある。
【０００８】
【作用】本発明装置によれば、ローラコンベヤ上を進入
してきた搬送物を、昇降杆の持ち上げによりターンテー
ブル上に載置し、このターンテーブルの水平回転により
搬送物の向きを変え、ターンテーブルを下降させて、再
びローラコンベヤ上に戻すことにより、搬送物の向きを
簡単に変えることができる。
してきた搬送物を、昇降杆の持ち上げによりターンテー
ブル上に載置し、このターンテーブルの水平回転により
搬送物の向きを変え、ターンテーブルを下降させて、再
びローラコンベヤ上に戻すことにより、搬送物の向きを
簡単に変えることができる。
【０００９】
【実施例】図１は、ローラコンベヤの搬送物転向部を、
そのローラと転向機構に注目して示す略図的な平面図で
ある。ローラ(1a)、(1a)は搬送物転向部にかかる直前及
び直後の通常のローラである。これらローラ(1a)および
搬送物転向部のローラ(１)には駆動溝(12)が形成されて
おり、これらの駆動溝(12)には、図２に示す駆動軸のプ
ーリ(14)との間に無端ベルト(13)がそれぞれ掛け渡され
ており、これらの無端ベルト(13)によってローラ(1a)、
(１)が回転駆動される。搬送物は、たとえばこの図の上
方から下方に向けて搬送される。
そのローラと転向機構に注目して示す略図的な平面図で
ある。ローラ(1a)、(1a)は搬送物転向部にかかる直前及
び直後の通常のローラである。これらローラ(1a)および
搬送物転向部のローラ(１)には駆動溝(12)が形成されて
おり、これらの駆動溝(12)には、図２に示す駆動軸のプ
ーリ(14)との間に無端ベルト(13)がそれぞれ掛け渡され
ており、これらの無端ベルト(13)によってローラ(1a)、
(１)が回転駆動される。搬送物は、たとえばこの図の上
方から下方に向けて搬送される。
【００１０】本発明によれば、搬送物転向部のローラ
(１)の周胴部にはその中央の軸心回りに窪み(２)(2a)が
形成されている。６本のローラ(１)のうち外方の２本ず
つのローラの窪み(２)は比較的幅の狭いもので、内方の
２本のローラの窪み(2a)は比較的幅の広いものとされて
いる。
(１)の周胴部にはその中央の軸心回りに窪み(２)(2a)が
形成されている。６本のローラ(１)のうち外方の２本ず
つのローラの窪み(２)は比較的幅の狭いもので、内方の
２本のローラの窪み(2a)は比較的幅の広いものとされて
いる。
【００１１】内方の２本のローラ(１)、(１)の窪み(2
a)、(2a)の間には、その中央に上下方向を向く昇降杆
(３)が配設されている。この窪み(2a)、(2a)の間の隙間
は可成りのものとなるので、ここには比較的太い径の昇
降杆(３)が配設できる。昇降杆(３)はその下部、すなわ
ちローラの下方にたとえばモータによる回転手段(10)が
あり、この水平回転手段(10)の下には油圧シリンダより
なる昇降手段(９)が設けられている。昇降杆(３)は、こ
の昇降手段(９)により図２に実線で示す下降位置(Ａ)と
同じく想像線で示す上昇位置(Ｂ)との間を昇降させら
れ、図２に示すこの上昇位置(Ｂ)において回転手段(10)
により水平に回転させられる。
a)、(2a)の間には、その中央に上下方向を向く昇降杆
(３)が配設されている。この窪み(2a)、(2a)の間の隙間
は可成りのものとなるので、ここには比較的太い径の昇
降杆(３)が配設できる。昇降杆(３)はその下部、すなわ
ちローラの下方にたとえばモータによる回転手段(10)が
あり、この水平回転手段(10)の下には油圧シリンダより
なる昇降手段(９)が設けられている。昇降杆(３)は、こ
の昇降手段(９)により図２に実線で示す下降位置(Ａ)と
同じく想像線で示す上昇位置(Ｂ)との間を昇降させら
れ、図２に示すこの上昇位置(Ｂ)において回転手段(10)
により水平に回転させられる。
【００１２】昇降杆(３)の上端には、水平の十字形をな
すターンテーブル(４)が４本のボルトでしっかりと固定
されている。ターンテーブル(４)は、中央に交叉部(５)
と、この交叉部(５)から十字形に延びる交叉杆(６)、
(７)とを有する。下降位置(Ａ)のときは、一方の交叉杆
(６)は前述のローラ(１)の窪み(２)の中に、また他方の
交叉杆(７)は内方のローラ(１)、(１)の間に、それぞれ
没入しており、ローラ上を搬送される搬送物に接触する
ことがない。この状態は図２の下降位置(Ａ)によく示さ
れている。前述のように、昇降杆(３)が上昇すると、タ
ーンテーブル(４)は上昇位置(Ｂ)に達し、搬送物をロー
ラ(１)の上方に持ち上げ、この位置で水平回転させるこ
とができる。
すターンテーブル(４)が４本のボルトでしっかりと固定
されている。ターンテーブル(４)は、中央に交叉部(５)
と、この交叉部(５)から十字形に延びる交叉杆(６)、
(７)とを有する。下降位置(Ａ)のときは、一方の交叉杆
(６)は前述のローラ(１)の窪み(２)の中に、また他方の
交叉杆(７)は内方のローラ(１)、(１)の間に、それぞれ
没入しており、ローラ上を搬送される搬送物に接触する
ことがない。この状態は図２の下降位置(Ａ)によく示さ
れている。前述のように、昇降杆(３)が上昇すると、タ
ーンテーブル(４)は上昇位置(Ｂ)に達し、搬送物をロー
ラ(１)の上方に持ち上げ、この位置で水平回転させるこ
とができる。
【００１３】これを図３の略図によってさらに説明す
る。図３の(Ａ)に示すように、ローラコンベヤ上を搬送
物(８)が矢印の方向に搬送物転向部へと搬送されて来
る。この時バーコードリーダ(16)で搬送物に貼付されて
いるバーコードによる転向に関する情報を読み取る。
(Ｂ)では、バーコードの情報が転向を指示している場
合、この搬送物(８)が光電検出手段(15a)、(15b)の間を
過ぎると、信号を発生してストッパ(11)をローラ(１)の
間から持ち上げ、搬送物(８)はこのストッパ(11)に当接
して停止する。すると、ターンテーブル(４)が上昇して
搬送物(８)をローラ(１)の上方に持ち上げ、それからス
トッパ(11)を下げる。次いで、(Ｃ)に示すように、バー
コードの情報で指定された角度だけターンテーブル(４)
を回転させる。この角度は一般に９０度、１８０度、２
７０度である。このように転向された搬送物(８)が(Ｄ)
に示されている。この状態で、ターンテーブル(４)を降
下させて、搬送物(８)をローラ(１)上に戻し、矢印で示
すように下流側に進行させるのである。この間、ローラ
(１)(1a)は回転駆動し続けたままとすることができる。
る。図３の(Ａ)に示すように、ローラコンベヤ上を搬送
物(８)が矢印の方向に搬送物転向部へと搬送されて来
る。この時バーコードリーダ(16)で搬送物に貼付されて
いるバーコードによる転向に関する情報を読み取る。
(Ｂ)では、バーコードの情報が転向を指示している場
合、この搬送物(８)が光電検出手段(15a)、(15b)の間を
過ぎると、信号を発生してストッパ(11)をローラ(１)の
間から持ち上げ、搬送物(８)はこのストッパ(11)に当接
して停止する。すると、ターンテーブル(４)が上昇して
搬送物(８)をローラ(１)の上方に持ち上げ、それからス
トッパ(11)を下げる。次いで、(Ｃ)に示すように、バー
コードの情報で指定された角度だけターンテーブル(４)
を回転させる。この角度は一般に９０度、１８０度、２
７０度である。このように転向された搬送物(８)が(Ｄ)
に示されている。この状態で、ターンテーブル(４)を降
下させて、搬送物(８)をローラ(１)上に戻し、矢印で示
すように下流側に進行させるのである。この間、ローラ
(１)(1a)は回転駆動し続けたままとすることができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、転向を要する搬送物
は、周胴部に窪みを有するローラ群に支持されて搬送物
転向部に至り、上昇させたターンテーブルで持ち上げら
れ、９０度、１８０度、２７０度の角度で水平回転させ
ることにより、搬送物の向きを搬送途中で前記回転角度
に容易にかつ正確に変えることができる。また、ターン
テーブルを下降させてローラ群に移載する時に、搬送物
が傾くことがなく、搬送物への衝撃も少なく、安全であ
る。
は、周胴部に窪みを有するローラ群に支持されて搬送物
転向部に至り、上昇させたターンテーブルで持ち上げら
れ、９０度、１８０度、２７０度の角度で水平回転させ
ることにより、搬送物の向きを搬送途中で前記回転角度
に容易にかつ正確に変えることができる。また、ターン
テーブルを下降させてローラ群に移載する時に、搬送物
が傾くことがなく、搬送物への衝撃も少なく、安全であ
る。
【００１５】ローラコンベヤは、一部に配設した所要の
数のローラの周胴部を軸心回りに窪ませるだけであるか
ら、ローラコンベヤを分断させてこれらのローラの駆動
源を別に設けたり、駆動源と特殊な連結手段で連結して
一時的に停止させたりする必要がなく、レイアウト変更
等の際に、ローラを取り替えることで配置替えや移動も
簡単に行うことができる。
数のローラの周胴部を軸心回りに窪ませるだけであるか
ら、ローラコンベヤを分断させてこれらのローラの駆動
源を別に設けたり、駆動源と特殊な連結手段で連結して
一時的に停止させたりする必要がなく、レイアウト変更
等の際に、ローラを取り替えることで配置替えや移動も
簡単に行うことができる。
【００１６】ターンテーブルは十字形をなして軽量であ
るから、これらを昇降、回転させる駆動手段の駆動力を
最小限として、装置全体の小型化を図り、ローラコンベ
ヤの下方に邪魔になることなく設置することができる。
るから、これらを昇降、回転させる駆動手段の駆動力を
最小限として、装置全体の小型化を図り、ローラコンベ
ヤの下方に邪魔になることなく設置することができる。
【００１７】搬送物を円滑に搬送するためには、ローラ
間の間隔やローラ群の窪み幅は狭小であることが望まし
いが、昇降杆をローラ間の窪みに嵌挿するから、昇降杆
を太いものとして重量の大きい搬送物でも十分支承で
き、さらにはこの昇降杆を嵌挿するローラ間の窪み幅だ
けを広く設定すれば、ターンテーブルの交叉部を幅広く
してターンテーブルの強度を高め、昇降杆をより太く、
堅牢なものとすることができる(請求項２の発明)。
間の間隔やローラ群の窪み幅は狭小であることが望まし
いが、昇降杆をローラ間の窪みに嵌挿するから、昇降杆
を太いものとして重量の大きい搬送物でも十分支承で
き、さらにはこの昇降杆を嵌挿するローラ間の窪み幅だ
けを広く設定すれば、ターンテーブルの交叉部を幅広く
してターンテーブルの強度を高め、昇降杆をより太く、
堅牢なものとすることができる(請求項２の発明)。
【図１】本発明の一実施例の要部の平面図である。
【図２】図１のＩＩーＩＩ線に沿う断面図である。
【図３】本発明の装置の作動態様を示す概略説明図であ
る。
る。
(１)ローラ (1a)通常のローラ (２)(2a)周胴部の窪み (３)昇降杆 (４)ターンテーブル (５)交叉部 (６)(７)交叉杆 (８)搬送物 (９)昇降手段 (10)回転手段 (11)ストッパ (12)駆動溝 (13)無端ベルト (14)駆動軸のプーリ (15a)(15b)光電検出手段 (16)バーコードリーダ (Ａ)下降位置 (Ｂ)上昇位置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 47/52 Ｃ // Ｂ６５Ｇ 47/49
Claims (4)
- 【請求項１】 ローラコンベヤの一部に配設した複数本
のローラの周胴部を軸心回りに窪ませて、これら周胴部
に窪みを有するローラ群の搬送方向中央に位置する２本
のローラの前記窪みの間に、上下方向を向く昇降杆を配
設し、この昇降杆の上端に、水平の十字形をなすターン
テーブルの交叉部下面を固着し、この十字形のターンテ
ーブルの一方の交叉杆が前記ローラ群の前記窪み内に、
他方の交叉杆が前記２本のローラの間に、それぞれ没入
する下降位置から、ローラの上方に上昇し、かつ搬送物
を支持する上昇位置まで、前記ターンテーブルを昇降さ
せる昇降手段と、前記ターンテーブルをその上昇位置で
水平回転させる回転手段とを前記ローラ群の下方に配設
したことを特徴とするローラコンベヤにおける搬送物転
向装置。 - 【請求項２】 間に昇降杆を配設する２本のローラの窪
みの幅を、他のローラ群の窪みの幅よりも広く設定し、
この広い窪み内に没入されるターンテーブルの交叉部を
幅広くかつ昇降杆を太くした請求項１記載のローラコン
ベヤにおける搬送物転向装置。 - 【請求項３】 常時は２本のローラの間に没入し、搬送
物がターンテーブル上に到達した時に進路に突出して前
記搬送物を停止させるストッパを設けた請求項１または
２に記載のローラコンベヤにおける搬送物転向装置。 - 【請求項４】 ローラコンベヤの一側に配設され搬送物
に貼付されているバーコードを読み取って該搬送物の転
向を決定するバーコードリーダを備えた請求項１〜３の
いずれかに記載のローラコンベヤにおける搬送物転向装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31185693A JPH07157067A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | ローラコンベヤにおける搬送物転向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31185693A JPH07157067A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | ローラコンベヤにおける搬送物転向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157067A true JPH07157067A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18022246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31185693A Pending JPH07157067A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | ローラコンベヤにおける搬送物転向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07157067A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100422827C (zh) * | 2005-09-09 | 2008-10-01 | 塔工程有限公司 | 液体分配系统 |
| CN101857146A (zh) * | 2010-06-04 | 2010-10-13 | 红云红河烟草(集团)有限责任公司 | 烟箱入库码垛前姿态调整装置 |
| CN104058245A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-09-24 | 福建省万达汽车玻璃工业有限公司 | 一种带有自动摆正功能的升降操作台 |
| KR20160001420A (ko) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 주식회사 에스에프에이 | 자동 포장시스템 및 이를 이용한 자동 포장방법 |
| CN106044135A (zh) * | 2015-04-01 | 2016-10-26 | 平田机工株式会社 | 翻转装置、翻转方法、搬送装置以及搬送方法 |
| CN106315157A (zh) * | 2016-10-14 | 2017-01-11 | 四川纽赛特工业机器人制造有限公司 | 一种上下料输送机构 |
| CN110980218A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-10 | 合肥海明科技股份有限公司 | 一种用于电商的五口直线分拣装置 |
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-
1993
- 1993-12-13 JP JP31185693A patent/JPH07157067A/ja active Pending
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