JPH07156975A - 蓋付の断熱容体の製造方法 - Google Patents

蓋付の断熱容体の製造方法

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JPH07156975A
JPH07156975A JP30312793A JP30312793A JPH07156975A JP H07156975 A JPH07156975 A JP H07156975A JP 30312793 A JP30312793 A JP 30312793A JP 30312793 A JP30312793 A JP 30312793A JP H07156975 A JPH07156975 A JP H07156975A
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JP
Japan
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lid
container body
outer container
upper edge
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP30312793A
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English (en)
Inventor
Okimune Kanazawa
興宗 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAZAWA JUSHI KOGYO KK
Original Assignee
KANAZAWA JUSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製造効率が良好な蓋付断熱容体の製造方法を
提供する。 【構成】 外容体3の一側上縁と内容体4の一側上縁と
に適宜な止部を突設する。蓋2の一側と外容体3の他側
上縁と内容体4の他側上縁とに軸挿入可能に構成した適
宜な止部を突設する。止部を蓋2と外容体3と内容体4
とを組み付けた際直線状になるように設定する。軸杆6
aを架設し且つ蓋2に係止される係止部6bを設けた係止
部材6を設ける。外容体3の内側に断熱層5を介して内
容体4を配設する。止部同志を重合して重合部を設け
る。この重合部に係止部材6の軸杆6aを嵌入し且つ外
容体3と内容体4と蓋2との止部に適宜な軸を挿入して
外容体3と内容体4とを一体化せしめるとともに外容体
3と内容体4とで構成される本体1に対して蓋2を擺動
自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚類、缶ジュース等を
収納する蓋付の断熱容体の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
魚類、缶ジュースなどを収納する合成樹脂製の蓋付の断
熱容体39は、断熱効果を上げるために外容体31と内容体
32との間に適宜な断熱層33を介存せしめた構造となって
いる。
【0003】この蓋付の断熱容体39の製造は、例えば図
10に図示したように外容体31と内容体32とを底部及び
側部上方でビス34により重合止着したり若しくは接着剤
により重合貼着したりしている。
【0004】その他の製造方法としては、図11に図示
したように底部において外容体31と内容体32とを内容体
32に形成した雌螺子孔35'を有するビス受け部35及びビ
ス37により重合止着し、図12に図示したように側部上
方において外容体31と内容体32とを内容体32に垂設した
ビス受け板38及びビス37により重合止着している。この
場合には、外容体31の側壁に蓋を付設する蝶板36を一緒
に重合止着している。従って、この従来の蓋付の断熱容
体39は、前記製造工程から明らかなようにビス止め工程
は不可欠であり、またビス受け部35,ビス受け板38等の
形成も不可欠である。ビス止め工程が不可欠であるとい
うことは、ビスが不可欠であり、また、ビス止めという
作業は当然ビスの穴あけ作業が必要で、非常に厄介であ
り、それだけ製造効率は低下し、更に、外容体31と内容
体32とを一体化する為にのみビス受け部35,ビス受け板3
8等を形成しなければならず、この点においても製造コ
ストがかかるという問題があった。
【0005】本発明は、前記ビス止め工程を省き、且つ
単にビス止め工程を省いて別の手段を別個に採用する訳
ではなく、製品上不可欠の蓋と本体とを係止する係止手
段をうまく利用し、且つ蓋と本体とを枢着する為の、例
えば蝶板等が不要となり、製造工程の簡略化、製造原価
の減少、製造時間の短縮等の秀れた特徴を発揮せしめる
蓋付の断熱容体の製造方法を提供することが技術的課題
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】外容体3と内容体4との間に断熱層5を介
存せしめた本体1に蓋2を擺動自在に設け、本体1と蓋
2とを係止固定する適宜な係止部材6を設けて成る蓋2
付の断熱容体の製造方法であって、外容体3の一側上縁
と内容体4の一側上縁とに適宜な止部3a,4aを突設
し、蓋2の一側と外容体3の他側上縁と内容体4の他側
上縁とに軸挿入可能に構成した適宜な止部2b,3b,4b
を突設し、この止部2b,3b,4bを蓋2と外容体3と内
容体4とを組み付けた際直線状になるように設定し、軸
杆6aを架設し且つ蓋2に係止される係止部6bを設けた
係止部材6を設け、外容体3の内側に断熱層5を介して
内容体4を配設した後、前記止部同志3a,4aを重合し
て重合部を設け、この重合部に係止部材6の軸杆6aを
嵌入し且つ前記外容体3と内容体4と蓋2との前記止部
2b,3b,4bに適宜な軸8を挿入して外容体3と内容体
4とを一体化せしめるとともに外容体3と内容体4とで
構成される本体1に対して蓋2を擺動自在に設けたこと
を特徴とする蓋付の断熱容体の製造方法に係るものであ
る。
【0008】
【作用】蓋2の止部2b、外容体3の止部3b、内容体4
の止部4bに軸8を挿入し、且つ外容体3の止部3aと内
容体4の止部4aとの重合部に係止部材6の軸杆6aを嵌
入することで外容体3と内容体4とが一体化され且つ蓋
2が本体1に対して擺動自在に構成される。
【0009】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したもので、
以下に説明する。
【0010】本実施例は、魚類等を収納する合成樹脂製
の蓋2付の断熱容体であって、その製造方法を以下に説
明する。
【0011】上縁に鍔部3eを繞設し、一側に湾曲チャ
ンネル状の止部3bを4ヶ所一体成形により突設し、該
止部3bと対向する側縁の2ヶ所に鍔部3eの一部を除去
した凹部3fを設け、この凹部3f内に両側に切欠溝3d
を形成したチャンネル状の止部3aを突設した合成樹脂
製の外容体3を成形する。止部3bの内側には嵌入溝3c
が繞設されている。
【0012】また、上縁に鍔部4eを繞設し、一側に湾
曲チャンネル状の止部4bを2ヶ所一体成形により突設
し、該止部4bと対向する側縁の前記止部3aと合致する
位置に鍔部4eの一部を除去した凹部4f (前記凹部3f
と合致する位置に凹部4fはある。) を設け、この凹部
4f内に前記止部3aに被嵌されるチャンネル状の止部4
aを突設した合成樹脂製の内容体4を成形する。該止部
4aを該止部3aに被嵌した際止部4aの側壁は前記切欠
溝3dに嵌入される。この止部4aの両側壁前方寄りには
切欠溝4gが形成され、この切欠溝4gは下端程巾細に形
成される。符号4hは後記の蓋2の本体1が被嵌される
突起である。また、止部4bの内側には前記嵌入溝3cに
嵌入される突片4cが繞設されている。
【0013】尚、該止部4bは前記止部3b間に位置する
ように設計され、また、止部2bは止部4bと止部3bと
の間に位置するように設計され、また、内容体4を外容
体3内に配設し、内容体4と外容体3とを一体にした
際、止部2b,3b,4bは一直線状に位置するように設計
されている。
【0014】また、外周に鍔部2aを繞設し、この鍔部
2aの一側に筒状の止部2bを4ヶ所一体成形により垂設
し、該止部2bと対向する側縁の2ヶ所にして前記止部
3a,4aと対応する位置に、鍔部2aの一部を除去した凹
部2cを設け、この凹部2c内に鉤状の係部2eを突設
し、この係部2eの上面に凹溝2fを形成し、該係部2e
の下面に前記突起4hと嵌合する凹部2gを形成した断熱
層5を有する合成樹脂製の蓋2を成形する。
【0015】また、上縁に係止部6bを形成した合成樹
脂製の基板6cを成形し、この基板6cの下端寄りに枠体
6dを枢着し、この枠体6dの前端の架設棒体を前記切欠
溝4gに嵌入される軸杆6aに設定する。
【0016】符号7はパッキン、9は取手、10は引き出
し、11は引き出し10の止具、12,13は小物入れ、14はカ
ゴ、15は脱着自在の底板、16は蓋2を組み立てるビスで
ある。
【0017】本実施例は上記構成であるから、外容体3
内に断熱層5を介して内容体4を配設し、この外容体3
と内容体4で形成される本体1の上に蓋2を載置し、止
部2b,3b,4bに2本の軸8を挿入するととも、係止部
材6の軸杆6aを左右の止部4aの夫々の切欠溝gに下側
から圧入すると、外容体3と内容体4とが一体化される
とともに蓋2が本体1に擺動自在に取り付けられること
になる。尚、蓋2の開閉は係止部材6の係止部6bと凹
溝2fとの係合若しくは係合解除により行う。
【0018】従って、本実施例によれば、外容体3と内
容体4とを従来技術の項で述べたようにビスにより一体
にする必要はなく、それだけ製造効率が良好となり、ま
た、断熱容体にとって必須の構成である本体1と蓋2と
を係止する係止手段を利用して外容体3と内容体4とを
一体化するから、全く無駄な作業が不要となり、更に、
本体1と蓋2とを枢着する為の蝶板等も不要となり、こ
れらの点においても製造効率が良好となる。
【0019】以上、本実施例によれば、本体1のビス止
め用の穴をあける作業及びビス止めする作業が無くな
り、且つビスも当然不要となり (部品点数の減少) 、こ
れまでにない安価な製品を量産し得ることになる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のようにビス止め工程を不
要とし、且つ断熱容器にとって必須の構成である蓋と本
体とを係止する係止手段を利用して外容体と内容体とを
一体化し、且つ蓋と本体とを枢着するに際し蝶板等も不
要となるから、従来にはない安価な製造原価の蓋付の断
熱容体を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】本実施例の要部の分解斜視図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上の背面図である。
【図6】同上の断面図である。
【図7】本実施例の要部の断面図である。
【図8】同上の分解斜視図である。
【図9】同上の斜視図である。
【図10】従来例の説明断面図である。
【図11】別従来例の説明断面図である。
【図12】同上の説明断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋 2b 止部 3 外容体 3a・3b 止部 4 内容体 4a・4b 止部 5 断熱層 6 係止部材 6a 軸杆 6b 係止部 8 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外容体と内容体との間に断熱層を介存せ
    しめた本体に蓋を擺動自在に設け、本体と蓋とを係止固
    定する適宜な係止部材を設けて成る蓋付の断熱容体の製
    造方法であって、外容体の一側上縁と内容体の一側上縁
    とに適宜な止部を突設し、蓋の一側と外容体の他側上縁
    と内容体の他側上縁とに軸挿入可能に構成した適宜な止
    部を突設し、この止部を蓋と外容体と内容体とを組み付
    けた際直線状になるように設定し、軸杆を架設し且つ蓋
    に係止される係止部を設けた係止部材を設け、外容体の
    内側に断熱層を介して内容体を配設した後、前記止部同
    志を重合して重合部を設け、この重合部に係止部材の軸
    杆を嵌入し且つ前記外容体と内容体と蓋との前記止部に
    適宜な軸を挿入して外容体と内容体とを一体化せしめる
    とともに外容体と内容体とで構成される本体に対して蓋
    を擺動自在に設けたことを特徴とする蓋付の断熱容体の
    製造方法。
JP30312793A 1993-12-02 1993-12-02 蓋付の断熱容体の製造方法 Pending JPH07156975A (ja)

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JP (1) JPH07156975A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016074469A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社サンカ 牽引走行式収納ボックス

Cited By (1)

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