JPH071568B2 - テープレコーダーのインデックス信号録音回路 - Google Patents

テープレコーダーのインデックス信号録音回路

Info

Publication number
JPH071568B2
JPH071568B2 JP2041648A JP4164890A JPH071568B2 JP H071568 B2 JPH071568 B2 JP H071568B2 JP 2041648 A JP2041648 A JP 2041648A JP 4164890 A JP4164890 A JP 4164890A JP H071568 B2 JPH071568 B2 JP H071568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
circuit
index
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2041648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03245343A (ja
Inventor
恒佳 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2041648A priority Critical patent/JPH071568B2/ja
Publication of JPH03245343A publication Critical patent/JPH03245343A/ja
Publication of JPH071568B2 publication Critical patent/JPH071568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダーに関し、特に磁気テープに
録音されている情報の位置を探し出すための信号即ちイ
ンデックスと呼ばれる信号の録音回路に関する。
(ロ)従来の技術 カセットと呼ばれる容器内に磁気テープが収納されてい
るカセットテープを使用するカセット式テープレコーダ
ーが普及している。斯かるカラット式テープレコーダー
は、小型化することができるとともに操作性が優れてい
るため会議等の内容をメモ代りに録音する手段として一
般に使用されている。テープレコーダーによって音声信
号を車の中等で録音する場合音声とともに走行音等の雑
音信号が磁気テープに録音されるため、斯かる信号を再
生した場合に必要な音声信号が聴き取れないという問題
がある。斯かる問題を解決する方法として最近では録音
信号をディジタル信号に変換してディジタル処理するこ
とによって音声信号の明瞭化を行なうようにした技術が
開発されている。また、タイプライターと併用されるデ
ィクテイティングトランスクライバーマシンと呼ばれる
テープレコーダーは、磁気テープに録音されているイン
デックス信号を高速走行状態にて検出することによって
必要な情報が録音されている位置を探し出す機能を備え
ている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述したインデックス信号は、一般には15Hz程度の低い
周波数にて録音され、通常の走行速度による再生動作で
は聴き取りないようにされている。そして、必要な情報
が録音されている位置を探し出すために高速走行させる
と15Hzのインデックス信号が例えば20倍の300Hzの信号
として再生されることになり、この信号を検出すること
によって所望の情報を速やかに探し出して再生聴取する
ことができる。そして、斯かるインデックス信号を録音
するために斯かるテープレコーダーは、インデックス信
号を発生させるための発振回路を備えており、回路構成
が複雑になるという問題がある。また、マイクロフォン
より得られるアナログ信号である録音信号のディジタル
処理動作は、ディジタル信号処理回路と呼ばれるマイク
ロコンピュータによって行なわれる。本発明は、斯かる
ディジタル信号処理回路を利用したインデックス信号録
音回路を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明のインデックス信号録音回路は、マイクロフォン
より得られる録音信号が入力されるとともに該信号をデ
ィジタル信号に変換した後ディジタル処理し、且つディ
ジタル処理された信号をアナログ信号に変換して出力す
るディジタル信号処理回路と、該ディジタル信号処理回
路より出力される録音信号が入力されるとともに周波数
補正を行なう録音イコライザー回路と、該録音イコライ
ザー回路によって周波数補正された録音信号が印加され
るとともに該信号を磁気テープに録音する録音用磁気ヘ
ッドと、インデックス信号の録音動作時導通するととも
に前記ディジタル信号処理回路より出力される信号を前
記録音イコライザー回路を介することなく録音用磁気ヘ
ッドに導くバイパス用スイッチング素子とより構成され
ている。
(ホ)作用 本発明は、録音信号のディジタル処理を行なうべく設け
られているディジタル信号処理回路より低い周波数のイ
ンデックス信号を出力せしめるとともにバイパス用スイ
ッチング素子の働きによって該インデックス信号を録音
イコライザー回路を介することなく録音用磁気ヘッドに
導くことによりインデックス信号の録音レベルの低下を
防止するようにしたものである。
(ヘ)実施例 図示した回路は、本発明のインデックス信号録音回路の
一実施例である。同図において、(1)は音声等の音響
信号を電気信号である録音信号に変換するマイクロフォ
ン、(2)は該マイクロフォン(1)より得られる録音
信号が入力されるとともに該信号を増幅する録音用増幅
回路、(3)は前記録音用増幅回路(2)によって増幅
されたアナログ信号である録音信号が入力される入力端
子(4)を有するとともにディジタル処理された後のア
ナログ信号が出力される出力端子(5)を有するディジ
タル信号処理回路であり、前記入力端子(4)に入力さ
れるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換
回路(6)、該A/D変換回路(6)によってディジタル
信号に変換された信号が入力されるとともに諸信号の処
理動作を行なう信号処理回路(7)、該信号処理回路
(7)の動作を制御する制御回路(8)及び前記信号処
理回路(7)によって処理されたディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して前記出力端子(5)に出力するD/A
変換回路(9)とより構成されている。(10)はインデ
ックス信号の録音操作時押圧閉成されるインデックス用
操作スイッチであり、該インデックス用操作スイッチ
(10)が閉成されるとディジタル信号処理回路(3)に
組込まれている制御回路(8)の働きによって信号処理
回路(7)よりインデックス信号が生成されるとともに
該信号がD/A変換回路(9)によってアナログ信号に変
換されて出力端子(5)に例えば15Hzのインデックス信
号として所定時間出力されるように構成されている。ま
た、出力端子(5)に前述したインデックス信号が出力
されている間入力端子(4)に入力される録音信号が出
力端子(5)に出力されないように構成されている。
(11)は前記ディジタル信号処理回路(3)に設けられ
ている駆動信号出力端子であり、前記インデックス用操
作スイッチ(10)の閉成に伴なって出力端子(5)にイ
ンデックス信号が出力されている間H(高い)レベルの
信号を出力するように構成されている。(12)は前記デ
ィジタル信号処理回路(3)の出力端子(5)に出力さ
れる録音信号が入力される録音イコライザー回路であ
り、該録音信号の周波数補正を行なう作用を有してい
る。(13)は録音動作時動作状態になるバイアス発振回
路、(14)は録音動作時前記バイアス発振回路(13)か
らのバイアス信号とともに前記録音イコライザー回路
(12)によって周波数補正された録音信号が印加される
録音用磁気ヘッドであり、磁気テープに該信号を録音す
る作用を有している、(15)は前記録音イコライザー回
路(12)に並列にエミッタ・コレクタ間が接続されてい
る第1スイッチングトランジスター、(16)は前記第1
スイッチングトランジスター(15)の動作を制御するべ
くコレクタが抵抗(17)を介してそのベースに接続され
ているとともにエミッタが接地されている第2スイッチ
ングトランジスターであり、そのベースは抵抗(18)を
介して前記ディジタル信号処理回路(3)の駆動信号出
力端子(11)に接続されている。以上の如く本発明のイ
ンデックス信号録音回路は構成されており、次に斯かる
回路の動作について説明する。
使用者が録音操作をすると磁気テープの駆動機構等が録
音動作を行なう状態になるとともに各回路に電源が供給
されてテープレコーダーは録音動作を行なう状態にせし
められる。インデックス用操作スイッチ(10)を押圧閉
成せしめない状態では、駆動信号出力端子(11)の出力
信号はL(低い)レベルにあり、第2スイッチングトラ
ンジスター(16)及び第1スイッチングトランジスター
(15)は非導通状態にある。マイクロフォン(1)によ
って電気信号に変換された録音信号は、録音用増幅回路
(2)に入力されて増幅された後ディジタル信号処理回
路(3)の入力端子(4)に印加される。前記入力端子
(4)に印加されたマイクロフォン信号は、A/D変換回
路(6)によってディジタル信号に変換された後信号処
理回路(7)に入力される。前記信号処理回路(7)に
入力されたディジタル信号は、制御回路(8)の制御動
作に基づく信号処理回路(7)による信号処理動作が行
なわれた後D/A変換回路(9)に印加される。前記D/A変
換回路(9)に印加されたディジタル信号は、アナログ
信号に変換された後録音信号として出力端子(5)に出
力される。前記出力端子(5)に出力された録音信号
は、録音イコライザー回路(12)によって周波数補正さ
れた後バイアス発振回路(13)からのバイアス信号とと
もに録音用磁気ヘッド(14)に印加され、該録音用磁気
ヘッド(14)によって磁気テープに録音される。このよ
うにマイクロフォン(1)より得られる録音信号は、デ
ィジタル信号処理回路(3)によってディジタル処理さ
れた後録音用磁気ヘッド(14)によって磁気テープに録
音されるため明瞭度の高い録音動作を行なうことができ
る。また、録音イコライザー回路(12)によって周波数
補正を行なって磁気テープに録音するようにしたのでこ
のようにして録音された磁気テープを他のテープレコー
ダーによって再生しても不自然な聴取感を使用者に与え
ることはない。そして、マイクロフォン(1)より得ら
れる録音信号の録音動作が行なわれているとき第1スイ
ッチングトランジスター(15)は非導通状態にあるため
録音動作に対して何等影響を与えることはない。
以上の如くマイクロフォン(1)より得られる録音信号
の録音動作は行なわれるが、次にインデックス信号の録
音動作について説明する。斯かるインデックス信号の録
音動作は、前述した録音動作状態にあるときにインデッ
クス用操作スイッチ(10)を押圧閉成せしめることによ
って行なわれる。録音動作状態にあるときに前記インデ
ックス用操作スイッチ(10)を押圧閉成せしめると制御
回路(8)の働きによって信号処理回路(7)より15Hz
のインデックス信号を表わすディジタル信号が出力され
てD/A変換回路(9)に印加されるとともに入力端子
(4)に入力される録音信号の出力動作を阻止する状態
になる。前記D/A変換回路(9)に印加されたディジタ
ル信号は、15Hzのアナログ信号であるインデックス信号
に変換されて出力端子(5)に出力される。また、前記
インデックス用操作スイッチ(10)が閉成されると駆動
信号出力端子(11)にHレベルの駆動信号が出力されて
第2スイッチングトランジスター(16)のベースに印加
される。その結果、前記第2スイッチングトランジスタ
ー(16)が導通状態に反転し、該第2スイッチングトラ
ンジスター(16)によって動作が制御されるべく状態さ
れている第1スイッチングトランジスター(15)は、バ
イアスされて導通状態になる。従って、前記出力端子
(5)に出力されたインデックス信号は、前記第1スイ
ッチングトランジスター(15)のエミッタ・コレクタ間
を通してバイアス発振回路(13)からのバイアス信号と
ともに録音用磁気ヘッド(14)に印加され、該録音用磁
気ヘッド(14)によって磁気テープに録音される。この
ように出力端子(5)に出力されるインデックス信号
は、第1スイッチングトランジスター(15)のエミッタ
・コレクタ間を通して即ち録音イコライザー回路(12)
を介することなく録音用磁気ヘッド(14)に印加されて
磁気テープに録音されるため、信号レベルが低下せしめ
られることはなく、インデックス信号は一般のテープレ
コーダーにて録音されるレベルと同様のレベルにて磁気
テープに録音される。従って、このようにして録音され
た磁気テープを他のテープレコーダーによって再生する
場合に該磁気テープに録音されているインデッスク信号
の検出動作を確実に行なうことができる。このようにイ
ンデックス用操作スイッチ(10)を押圧閉成せしめると
インデックス信号の磁気テープへの録音動作が行なわれ
るが、所定時間経過すると信号処理回路(7)からイン
デックス信号が出力されなくなるとともに駆動信号出力
端子(11)の出力信号がLレベルになる。前記駆動信号
出力端子(11)の出力信号がLレベルになると第2スイ
ッチングトランジスター(16)が非導通状態に反転する
とともに第1スイッチングトランジスター(15)が非導
通状態に反転せしめられる。前記信号処理回路(7)か
らインデックス信号が出力されなくなると該信号処理回
路(7)は入力端子(4)に入力される録音信号の処理
動作を行なう状態になり、その結果マイクロフォン
(1)より得られる録音信号の磁気テープへの録音動作
が前述したように行なわれる。
尚本実施例では、インデックス信号の録音動作時録音イ
コライザー回路をバイパスさせるスイッチング素子とし
てトランジスターを使用したが、他のスイッチング素子
を使用することは勿論可能である。
(ト)発明の効果 本発明のインデックス信号録音回路は、録音信号のディ
ジタル処理を行なうべく設けられているディジタル信号
処理回路より低い周波数のインデックス信号を発生させ
るようにしたのでインデックス信号のための特別な発振
回路を設ける必要がなく回路構成が簡単になるという利
点を有している。また、前記ディジタル信号処理回路よ
り出力されるインデックス信号をバイパス用スイッチン
グ素子によって録音イコライザー回路をバイパスさせて
録音用磁気ヘッドに導くようにしたので低い周波数であ
るインデックス信号のレベルを低下させることなく磁気
テープに録音することができるという効果を本発明は有
している。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本発明のインデックス信号録音回路の
一実施例である。 主な図番の説明 (1)……マイクロフォン、(2)……録音用増幅回
路、(3)……ディジタル信号処理回路、(6)……A/D
変換回路、(7)……信号処理回路、(8)……制御回
路、(9)……D/A変換回路、(10)……インデックス
用操作スイッチ、(12)……録音イコライザー回路、
(14)……録音用磁気ヘッド、(15)……第1スイッチ
ングトランジスター、(16)……第2スイッチングトラ
ンジスター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロフォンより得られる録音信号が入
    力されるとともに該信号をディジタル信号に変換した後
    ディジタル処理し、且つディジタル処理された信号をア
    ナログ信号に変換して出力するディジタル信号処理回路
    と、該ディジタル信号処理回路より出力される録音信号
    が入力されるとともに周波数補正を行なう録音イコライ
    ザー回路と、該録音イコライザー回路によって周波数補
    正された録音信号が印加されるとともに該信号を磁気テ
    ープに録音する録音用磁気ヘッドと、インデックス信号
    の録音操作時切換えられるインデックス用操作スイッチ
    と、導通状態にあるとき前記ディジタル信号処理回路よ
    り出力される信号を前記録音イコライザー回路を介する
    ことなく録音用磁気ヘッドに導くバイパス用スイッチン
    グ素子とより成り、前記インデックス用操作スイッチの
    切換操作時前記ディジタル信号処理回路より低い周波数
    のインデックス信号を出力せしめるとともに前記バイパ
    ス用スイッチング素子を導通させる駆動信号を出力せし
    めるようにしたことを特徴とするテープレコーダーのイ
    ンデックス信号録音回路。
JP2041648A 1990-02-22 1990-02-22 テープレコーダーのインデックス信号録音回路 Expired - Lifetime JPH071568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2041648A JPH071568B2 (ja) 1990-02-22 1990-02-22 テープレコーダーのインデックス信号録音回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2041648A JPH071568B2 (ja) 1990-02-22 1990-02-22 テープレコーダーのインデックス信号録音回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03245343A JPH03245343A (ja) 1991-10-31
JPH071568B2 true JPH071568B2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=12614167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2041648A Expired - Lifetime JPH071568B2 (ja) 1990-02-22 1990-02-22 テープレコーダーのインデックス信号録音回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071568B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03245343A (ja) 1991-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5235575A (en) Apparatus and method for successive reproducing in an optical disc recording/reproducing system
JPH071568B2 (ja) テープレコーダーのインデックス信号録音回路
US4244009A (en) Cue recording system for magnetic recorder
KR920010343B1 (ko) 메모리를 이용한 음성기록 장치
JP2620645B2 (ja) テープレコーダーの動作制御回路
KR880003041Y1 (ko) 녹음과 재생의 공용회로
JPH0573999A (ja) 音響機器のリピート再生回路
US6198586B1 (en) Voice recording/playback apparatus for producing a noise level of a voice output unit in a voice recording mode
KR950003894Y1 (ko) 어학학습용 오디오 시스템
JP3170810B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR900007039B1 (ko) 기록/재생장치의 선택재생회로
KR900010449Y1 (ko) 테이프 무녹화부분 멜로디 송출회로
JPH0320934Y2 (ja)
JP2737383B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3015666B2 (ja) 音声信号再生装置
KR930008693Y1 (ko) 녹음재생기의 잡음저감회로
KR100209189B1 (ko) 디지탈 비디오 카메라의 오디오편집장치
JP2686154B2 (ja) 信号検出回路
JPH01273267A (ja) ビデオテープレコーダのオーディオ信号再生装置
JPH057777B2 (ja)
JPH04247302A (ja) 記録再生装置
JPS6161453B2 (ja)
JPH0612588B2 (ja) テ−プレコ−ダ−の録音再生回路
JPH05198041A (ja) オーディオシグナルを利用したサーチ方法及び回路
JPH06162424A (ja) ディジタル信号再生装置