JPH0573999A - 音響機器のリピート再生回路 - Google Patents

音響機器のリピート再生回路

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JPH0573999A
JPH0573999A JP3231779A JP23177991A JPH0573999A JP H0573999 A JPH0573999 A JP H0573999A JP 3231779 A JP3231779 A JP 3231779A JP 23177991 A JP23177991 A JP 23177991A JP H0573999 A JPH0573999 A JP H0573999A
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signal
circuit
memory circuit
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JP3231779A
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English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Kawachi
恒佳 河内
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体より再生される信号を繰返し再生す
るリピート再生回路を提供する。 【構成】 記録媒体より再生される信号をメモリー回路
11に記憶させた後該メモリー回路11に記憶されてい
る信号を繰返し読出して再生するリピート再生回路にお
いて、該記録媒体より再生される信号の有・無を検出す
る音声検出回路18を設け、該音声検出回路18の検出
動作によって前記メモリー回路への信号の書込み動作を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダー等の
音響機器に関し、特にリピート再生回路に係る。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダーによって講演会等の内
容を磁気テープに録音するとともに後日該磁気テープに
録音されている信号を再生して聴取するという動作が一
般に行われている。テープレコーダーによって再生動作
を行っているときに再生される内容が聞き取れない場合
があり、斯かる場合には磁気テープの巻戻し動作を行っ
た後に再生動作を行うという動作を繰返し行う必要があ
るため操作性が悪かった。斯かる点を改良した技術とし
て磁気テープより再生された信号をメモリー回路にディ
ジタル信号として記憶させるとともに該メモリー回路に
記憶されている信号を繰返し読出して再生させるように
したものがあり、斯かる技術としては、例えば特開昭5
9−19202号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した公報に開示さ
れている技術によればメモリー回路に記憶されている信
号が繰返し読出されて再生されるため、磁気テープの再
生動作時聞き取れなかった部分を正確に聞き取ることが
できるもののメモリー回路には、1つの文章以外の信号
も記憶されているため聞き取りにくいという問題があ
る。本発明は、斯かる点を改良したリピート再生回路を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリピート再生回
路は、記録媒体より再生される信号が記憶されるメモリ
ー回路と、該記録媒体より再生される信号の有・無を検
出する音声検出回路とを設け、該音声検出回路の音声検
出動作によって前記メモリー回路への信号の記憶動作を
制御するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明は、記録媒体より再生される信号の有・
無を検出することによって1つの文章等の必要な部分の
信号をメモリー回路に記憶するようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1に示した回路は、本発明のリピート再生
回路をテープレコーダーに実施した場合の一実施例であ
る。同図において、1は再生動作時磁気テープに録音さ
れている信号を再生する磁気ヘッド、2は該磁気ヘッド
1により再生された信号を増幅する前置増幅回路、3は
制御端子4にH(高い)レベルの信号が印加された状態
にあるとき閉成される第1スイッチ、5は前記第1スイ
ッチ3が閉成状態にあるとき前記前置増幅回路2によっ
て増幅された再生信号が印加されるとともに該信号のレ
ベルを調整する可変抵抗器、6は該可変抵抗器5によっ
てレベル調整された信号が入力されるとともに該信号を
増幅する主増幅回路であり、スピーカー7が負荷として
接続されている。8は前記前置増幅回路2によって増幅
された再生信号であるアナログ信号が入力される入力端
子9を有するとともに該入力端子9に入力される信号を
ディジタル信号に変換する第1信号変換回路であり、デ
ィジタル信号を出力する出力端子10を備えている。1
1は前記第1信号変換回路8によってディジタル信号に
変換された磁気ヘッド1からの再生信号が書込まれるメ
モリー回路であり、前記第1信号変換回路8の出力端子
10に接続されている書込み端子12及び読出し端子1
3を備えている。14は前記メモリー回路11の読出し
端子13より読出されたディジタル信号が入力されると
ともに該信号をアナログ信号に変換する第2信号変換回
路であり、アナログ信号の出力端子15を有している。
16は制御端子17にHレベルの信号が印加された状態
にあるとき閉成される第2スイッチであり、前記第2信
号変換回路14の出力端子15と可変抵抗器5との間に
接続されている。18は前記前置増幅回路2によって増
幅された再生信号が入力されるとともに信号の有・無を
検出する音声検出回路であり、信号があると判断される
ときHレベルの信号を出力するとともに信号がないと判
断されるときL(低い)レベルの信号を出力する出力端
子19を備えている。20はリピート再生操作時及びリ
ピート再生解除操作時押圧閉成されるリピート再生用操
作スイッチ、21は前記メモリー回路11への信号の書
込み動作を行うか否かを選択するメモリー制御スイッチ
であり、閉成状態にあるとき該メモリー回路11への信
号の書込み動作を行うように構成されている。22は前
記音声検出回路18による制御動作を行うか否かを選択
する選択スイッチであり、閉成状態にあるとき該音声検
出回路18による制御動作を行うように構成されてい
る。23は前記第1信号変換回路8及び第2信号変換回
路14の信号変換動作、メモリー回路11への信号の書
込み動作及び読出し動作を制御する信号制御回路、24
は前記リピート再生用操作スイッチ20、メモリー制御
スイッチ21及び選択スイッチ22の切換えに対応して
前記信号制御回路23による制御動作及びテープレコー
ダーの各動作を制御する動作制御回路である。25は前
記動作制御回路24に設けられているとともにリピート
再生動作時Hレベルの信号が出力される切換信号出力端
子であり、前記第2スイッチ16の制御端子17に接続
されているとともにインバーター26を介して前記第1
スイッチ3の制御端子4に接続されている。27は前記
動作制御回路24に設けられている電動機制御用出力端
子であり、再生動作状態にあるときHレベルの信号が出
力されるとともにリピート再生動作が開始されるとLレ
ベルの信号が出力されるように構成されている。28は
電動機29の回転動作を制御する電動機制御回路であ
り、前記電動機制御用出力端子27にHレベルの信号が
出力されているとき該電動機29を回転駆動するように
構成されている。
【0007】斯かる回路構成において、前記メモリー回
路11への書込み動作及び読出し動作は次のように行わ
れるように構成されている。前記音声検出回路18によ
る制御動作を行わない場合には、メモリー回路11の書
込み端子12に入力される信号は、次々と該メモリー回
路11内に書込まれるとともに該メモリー回路11のメ
モリー容量を越えると次々と書込まれる信号によって消
去される。そして、斯かる使用状態において、リピート
再生操作を行うと前記メモリー回路11への書込み動作
が行われなくなるとともに読出し動作が開始され、該メ
モリー回路11に記憶されている信号が繰返して読出さ
れるように構成されている。
【0008】次に音声検出回路18による制御動作を利
用したメモリー回路11への書込み動作及び読出し動作
について説明する。音声検出回路18によって無信号部
が検出された後次の音声信号が検出されるとメモリー回
路11に書込まれていた信号の消去動作が行われた後該
無信号部に続いて再生される音声信号のメモリー回路1
1への書込み動作が行われる。そして、斯かるメモリー
回路11に記憶されている信号の消去動作及び書込み動
作は、前記音声検出回路18によって信号間にある無信
号部の検出動作が行われる毎に行われるため、該メモリ
ー回路11には無信号間にある信号即ち、連続して再生
される1つの文章が記憶されることになる。
【0009】このように音声検出回路18を使用したメ
モリー回路11への信号の書込み動作は行われるが、次
にメモリー回路11からの読出し動作について説明す
る。メモリー再生操作を音声信号がある場合にすると次
の無信号部が検出されるまでその状態を維持し、無信号
部が検出されるとメモリー回路11に記憶されている信
号の読出し動作が開始されるようにされている。また、
メモリー再生操作を音声信号がない場合に行った場合に
は、メモリー回路11に記憶されている信号の読出し動
作が直ちに開始されるように構成されている。以上の如
く本発明は構成されており、次に斯かる回路の動作につ
いて説明する。
【0010】図示した状態において、テープレコーダー
の再生操作を行うと各回路に電源が供給されるとともに
駆動機構が再生動作を行う状態になる。動作制御回路2
4に電源が供給されると電動機制御用出力端子27にH
レベルの信号が出力されるとともに切換信号出力端子2
5にLレベルの信号が出力される。前記電動機制御用出
力端子27にHレベルの信号が出力されると電動機制御
回路28が動作状態になり、電動機29を回転駆動せし
めるのでテープレコーダーの再生動作状態が構成され
る。また、前記切換信号出力端子25にLレベルの信号
が出力されると第2スイッチ16の制御端子17にLレ
ベルの信号が印加されるとともに第1スイッチ3の制御
端子4にインバーター26にて反転されたHレベルの信
号が印加された状態になる。従って、斯かる再生動作状
態にあるときには、第1スイッチ3が閉成状態にあると
ともに第2スイッチ16が開放状態にある。斯かる再生
動作状態において、磁気ヘッド1によって再生された再
生信号は、前置増幅回路2に入力されて増幅された後第
1スイッチ3を通して可変抵抗器5に印加される。前記
可変抵抗器5に印加された再生信号は、そのレベルを調
整された後主増幅回路6に入力されて増幅される。前記
主増幅回路6によって増幅された再生信号は、負荷とし
て接続されているスピーカー7に印加されて放音される
ため使用者は磁気テープより再生される信号を聴取する
ことができる。そして、斯かる再生動作状態にあるとき
には、メモリー制御スイッチ21が開放状態にあるた
め、信号制御回路23の制御動作によるメモリー回路1
1への信号の書込み動作等は行われることはない。
【0011】以上の如くテープレコーダーの再生動作は
行われるが、次にリピート再生動作を行う場合について
説明する。まず、選択スイッチ22が開放状態にあると
き即ち、音声検出回路18による制御動作を行わない場
合について説明する。テープレコーダーが再生動作状態
にあるときにメモリー制御スイッチ21を閉成状態に切
換えると信号制御回路23の働きによって第1信号変換
回路8及びメモリー回路11が動作状態になり、該第1
信号変換回路8によるアナログ信号のディジタル信号へ
の変換動作及びメモリー回路11への信号の書込み動作
が行われる。即ち、斯かる状態にあるとき前置増幅回路
2によって増幅された再生信号は、第1信号変換回路8
の入力端子13に入力されてディジタル信号に変換され
た後出力端子10に出力される。該出力端子10に出力
されたディジタル信号は、メモリー回路11に設けられ
ている書込み端子12に入力され、該メモリー回路11
に記憶される。前記メモリー回路11に記憶された再生
信号は、所定時間即ちメモリー回路11に記憶すること
ができる時間を例えば30秒とすると30秒間記憶され
るが、30秒間経過すると次々と新しい再生信号が記憶
されるため消去されることになる。
【0012】再生動作状態にあるときにメモリー制御ス
イッチ21を閉成状態に切換えるとメモリー回路11へ
の再生信号の書込み動作が以上の如く連続して行われる
が、次にリピート再生動作について説明する。斯かるリ
ピート再生動作は、前述した状態即ちメモリー回路11
への書込み動作が行われているときにリピート再生用操
作スイッチ20を押圧閉成せしめることによって行われ
る。前記リピート再生用操作スイッチ20が押圧閉成せ
しめられると動作制御回路24及び信号制御回路23が
リピート再生動作を行う状態になる。前記動作制御回路
24がリピート再生動作を行う状態になると切換信号出
力端子25の出力信号がLレベルよりHレベルに反転す
るとともに電動機制御用出力端子27の出力信号がHレ
ベルよりLレベルに反転する。前記切換信号出力端子2
5の出力信号がHレベルになると第2スイッチ16の制
御端子17にHレベルの信号が印加されるとともに第1
スイッチ3の制御端子4にインバーター26にて反転さ
れたLレベルの信号が印加された状態になる。従って、
斯かるリピート再生操作が行われた状態では、第1スイ
ッチ3が開放状態にあるとともに第2スイッチ16は閉
成状態にある。一方前記信号制御回路23がリピート再
生動作の制御を行う状態になるとメモリー回路11への
再生信号の書込み動作が停止するとともに該メモリー回
路11に記憶されている信号の読出し動作が繰返し行わ
れることになる。また、前記電動機制御用出力端子27
の出力信号がLレベルになると電動機制御回路28が不
動作状態になって電動機29が回転を停止するためテー
プレコーダーは再生動作状態における一時停止状態にな
る。前記メモリー回路11の読出し端子13に読出され
るディジタル信号は、第2信号変換回路14に入力され
た後アナログ信号に変換されて出力端子15に出力され
る。該出力端子15に出力された信号は、第2スイッチ
16を通して可変抵抗器5に印加されてそのレベルを調
整される。前記可変抵抗器5によってレベル調整された
信号は、主増幅回路6に入力されて増幅された後スピー
カー7に印加されて放音される。従って、リピート再生
操作が行われるとメモリー回路11に記憶されている磁
気テープより再生された再生信号がスピーカー7によっ
て繰返して放音されることになり、使用者は同一の信号
を何度も繰返して聴取することができる。斯かるリピー
ト再生動作状態にあるときにリピート再生用操作スイッ
チ20を押圧閉成せしめるとリピート再生動作状態が解
除される。リピート再生動作状態が解除されると電動機
制御回路28が動作状態になって電動機29を回転駆動
せしめるとともに第1スイッチ3及び第2スイッチ16
の切換動作が行われるためテープレコーダーは再生動作
を行う状態に復帰せしめられる。また、信号制御回路2
3の働きによって磁気テープより再生される信号のメモ
リー回路11への書込み動作が行われる状態になる。以
後リピート再生用操作スイッチ20の押圧閉成操作を行
えば前述した動作が行われることになるので磁気テープ
より再生された信号の中で聞き取れなかった部分等を何
度も繰返して再生することができる。
【0013】音声検出回路18を使用しないリピート再
生動作は以上の如く行われるが、次に該音声検出回路1
8の制御動作を利用したリピート再生動作について説明
する。斯かるリピート再生動作は、メモリー制御スイッ
チ21及び選択スイッチ22を共に閉成状態に切換える
ことによって行われる。
【0014】再生動作状態にあるときに前記メモリー制
御スイッチ21が閉成されると前述したように信号制御
回路23の働きによって第1信号変換回路8によるアナ
ログ信号のディジタル信号への変換動作及びメモリー回
路11への信号の書込み動作が開始されるが、音声検出
回路18の制御動作による該メモリー回路11への書込
み動作は次のように行われる。磁気ヘッド1によって再
生される信号がある間は音声検出回路18の出力端子1
9にHレベルの信号が出力された状態にあり、該信号の
メモリー回路11への書込み動作が行われる。斯かる状
態において、音声検出回路18が無信号部を検出すると
その出力端子19にLレベルの信号が出力される。斯か
る信号が動作制御回路24に入力されると信号制御回路
23の制御動作によってメモリー回路11への書込み動
作が停止する。無信号部に続いて音声信号が音声検出回
路18に入力されると該音声検出回路18による検出動
作が行われてその出力端子19にHレベルの信号が出力
される。斯かる信号が動作制御回路24に入力されると
信号制御回路23の制御動作によってメモリー回路11
に記憶されていた信号の消去動作が行われるとともに前
述した無信号部に続いて再生される音声信号が前記メモ
リー回路11に書込まれる。そして、斯かるメモリー回
路11への書込み動作は、次の無信号部が検出されるま
で行われ、以後前述した動作が繰返して行われることに
なる。従って、前記メモリー回路11には、無信号間に
ある信号即ち、連続して再生される1つの文章が記憶さ
れることになる。
【0015】以上の如く音声検出回路18の制御動作を
利用したメモリー回路11への音声信号の書込み動作は
行われるが、次に斯かる状態におけるリピート再生動作
について説明する。斯かる動作は、前述したメモリー回
路11への書込み動作が行われているときにリピート再
生用操作スイッチ20を押圧閉成せしめることによって
行われるが、まず音声信号があるとき即ち、メモリー回
路11への信号の書込み動作が行われているときにリピ
ート再生用操作スイッチ20を押圧閉成せしめた場合の
動作について説明する。磁気ヘッド1によって再生され
る信号がある場合にリピート再生用操作スイッチ20を
押圧閉成せしめると動作制御回路24に切換信号が入力
されるが、音声信号がある間リピート再生状態に切換え
られることはなく、該音声信号のメモリー回路11への
書込み動作は続けて行われる。
【0016】斯かる状態において、音声検出回路18に
よって無信号部が検出されるとその出力端子19にLレ
ベルの信号が出力される。斯かる信号が動作制御回路2
4に入力されると該動作制御回路24及び信号制御回路
23がリピート再生動作を行う状態になる。前記動作制
御回路24がリピート再生動作を行う状態になると切換
信号出力端子25の出力信号がLレベルよりHレベルに
反転するとともに電動機制御用出力端子27の出力信号
がHレベルよりLレベルに反転する。その結果、第1ス
イッチ3が開放されるとともに第2スイッチ16が閉成
され、且つ電動機29が回転を停止してテープレコーダ
ーは再生動作状態における一時停止状態になる。また、
前記信号制御回路23によるリピート再生のための動作
が行われる結果、メモリー回路11への信号の書込み動
作が停止するとともに該メモリー回路11に記憶されて
いる信号の読出し動作が開始される。前記メモリー回路
11の読出し端子13に読出されるディジタル信号は、
第2信号変換回路14に入力された後アナログ信号に変
換されて出力端子15に出力される。該出力端子15に
出力された信号は、閉成状態にある第2スイッチ16を
介して可変抵抗器5に印加されてそのレベルを調整され
る。前記可変抵抗器5によってレベル調整された信号
は、主増幅回路6に入力されて増幅された後スピーカー
7に印加されて放音される。従って、リピート再生動作
が開始されるとメモリー回路11に記憶されている磁気
テープより再生された再生信号がスピーカー7によって
繰返して放音されることになり、使用者は同一の信号を
何度も繰返して聴取することができる。そして、斯かる
リピート再生動作状態では、メモリー回路11に記憶さ
れている信号は、1つの文章であるため必要な文章のみ
のリピート再生動作を行うことができる。斯かるリピー
ト再生動作状態にあるときにリピート再生用操作スイッ
チ20を押圧閉成せしめるとリピート再生動作状態が解
除される。リピート再生動作状態が解除されると電動機
制御回路28が動作状態になって電動機29を回転駆動
せしめるとともに第1スイッチ3及び第2スイッチ16
の切換動作が行われるためテープレコーダーは、再生動
作を行う状態に復帰せしめられる。また、信号制御回路
23の働きによって磁気テープより再生される信号のメ
モリー回路11への書込み動作が行われるが、斯かる信
号の書込み動作は、前述したように音声検出回路18の
検出動作に基づいて行われる。以後リピート再生用操作
スイッチ20の押圧閉成操作を行えば前述した動作が行
われることになるので磁気テープより再生された信号の
中で聞き取れなかった部分等を何度も繰返して再生する
ことができる。
【0017】音声信号があるとき即ち、メモリー回路1
1への信号の書込み動作が行われているときにリピート
再生用操作スイッチ20を押圧閉成せしめた場合の動作
は、以上の如く行われるが、次に無信号状態にあるとき
にリピート再生用操作スイッチ20を押圧閉成せしめた
場合の動作について説明する。磁気ヘッド1より再生さ
れる信号がない状態にあるときにリピート再生用操作ス
イッチ20を押圧閉成せしめると動作制御回路24及び
信号制御回路23が直ちにリピート再生動作を行う状態
になる。その結果、テープレコーダーが一時停止状態に
なるとともにメモリー回路11に記憶されている信号の
読出し動作が繰返し行われて、その再生信号がスピーカ
ー7より放音される。そして、斯かるリピート再生動作
時メモリー回路11に記憶されている信号は、1つの文
章であるため必要な文章のみのリピート再生動作を行う
ことができる。このように無信号状態にあるときにリピ
ート再生用操作スイッチ20を押圧閉成せしめた場合の
動作は行われるが、リピート解除動作は前述したように
行われるためその説明は省略する。
【0018】尚、本実施例では、メモリー回路11に記
憶される時間を30秒にしたが、該メモリー回路11に
使用されるメモリーの容量やサンプリング周波数等を変
更すればその記憶動作時間を種々変更することができ
る。また、リピート再生される信号に合わせて前記メモ
リー回路11に記憶される時間を選択的に切換えるよう
にすることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明のリピート再生回路は、記録媒体
より再生される信号の有・無を検出することによってメ
モリー回路に記憶される信号の制御動作を行うようにし
たので、1つの文章等の必要な部分のみのリピート再生
動作を行うことができ、即ち不用な信号の再生動作は行
われないのでリピート再生される信号が聞き取りやすく
なるという効果を本発明は有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリピート再生回路の一実施例である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 前置増幅回路 3 第1スイッチ 6 主増幅回路 7 スピーカー 8 第1信号変換回路 11 メモリー回路 14 第2信号変換回路 16 第2スイッチ 18 音声検出回路 20 リピート再生用操作スイッチ 21 メモリー制御スイッチ 22 選択スイッチ 23 信号制御回路 24 動作制御回路 28 電動機制御回路 29 電動機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体より再生される信号が記憶され
    るメモリー回路を備えているとともにリピート再生動作
    時該メモリー回路に記憶されている信号を繰返し読出し
    て再生動作を行うように構成された音響機器において、
    記録媒体より再生される信号の有・無を検出する音声検
    出回路を設け、該音声検出回路によって音声信号間にあ
    る無信号部が検出された後音声信号が検出されたとき前
    記メモリー回路に該音声信号を記憶するようにしたこと
    を特徴とする音響機器のリピート再生回路。
  2. 【請求項2】 記録媒体より再生される信号が記憶され
    るメモリー回路を備えているとともにリピート再生動作
    時該メモリー回路に記憶されている信号を繰返し読出し
    て再生動作を行うように構成された音響機器において、
    記録媒体より再生される信号の有・無を検出する音声検
    出回路と、リピート再生動作時切換えられるリピート再
    生用操作スイッチとより成り、前記音声検出回路により
    音声信号が検出されているときリピート再生操作が行わ
    れると記録媒体より再生される音声信号がある間前記メ
    モリー回路に該音声信号を記憶させるとともに音声信号
    間にある無信号部が検出されたとき該メモリー回路に記
    憶されている信号の再生動作を開始させるようにしたこ
    とを特徴とする音響機器のリピート再生回路。
  3. 【請求項3】 記録媒体より再生される信号が記憶され
    るメモリー回路を備えているとともにリピート再生動作
    時該メモリー回路に記憶されている信号を繰返し読出し
    て再生動作を行うように構成された音響機器において、
    記録媒体より再生される信号の有・無を検出するととも
    に前記メモリー回路に記憶される信号の記憶動作を制御
    する音声検出回路と、該音声検出回路による制御動作の
    動作・不動作を選択する選択スイッチとより成り、前記
    音声検出回路の制御動作による記憶動作時には無信号部
    間の音声信号を前記メモリー回路に記憶し、前記音声検
    出回路の不動作による記憶動作時には前記メモリー回路
    に連続して音声信号を記憶するようにしたことを特徴と
    する音響機器のリピート再生回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9709253B2 (en) 2007-09-21 2017-07-18 Cooper Lighting, Llc Light emitting diode recessed light fixture
US9810407B2 (en) 2009-07-21 2017-11-07 Cooper Technologies Company Interfacing a light emitting diode (LED) module to a heat sink

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