JPH0589401A - 語学練習用回路 - Google Patents

語学練習用回路

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JPH0589401A
JPH0589401A JP25173791A JP25173791A JPH0589401A JP H0589401 A JPH0589401 A JP H0589401A JP 25173791 A JP25173791 A JP 25173791A JP 25173791 A JP25173791 A JP 25173791A JP H0589401 A JPH0589401 A JP H0589401A
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JP
Japan
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signal
circuit
voice
memory circuit
memory
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Application number
JP25173791A
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English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Kawachi
恒佳 河内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体より再生される先生の声と自分の声
との比較再生を簡単に行うことができる語学練習用回路
を提供する。 【構成】 記録媒体より再生される信号をメモリー回路
17に記憶させた後マイクロフォン10より得られる音
声信号を該メモリー回路17に記憶させるように構成さ
れた回路において、記録媒体より再生される信号の有・
無を検出する第1音声検出回路24とマイクロフォン1
0より得られる音声信号の有・無を検出する第2音声検
出回路26を設け、該第1音声検出回路24と第2音声
検出回路26の信号検出動作に基づいてメモリー回路1
7への書込み動作、読出し動作及び再生装置の制御動作
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ等の記録媒
体に記録されている先生の声を聴取した後生徒である自
分が発声して語学の練習を行う場合に使用される語学練
習用回路に関する。
【0002】
【従来の技術】語学を練習する場合磁気テープに録音さ
れている先生の声を繰返し再生して聴取することが一般
に行われるが、斯かる動作はテープレコーダーの巻戻し
動作を繰返し行う必要があるため操作性が悪かった。斯
かる点を改良した技術として磁気テープより再生された
信号をメモリー回路にディジタル信号として記憶させる
とともに該メモリー回路に記憶されている信号を繰返し
読出して再生させるようにしたものがあり、斯かる技術
としては、例えば特開昭59−19202号公報に開示
されたものがある。また、語学練習は先生の声を聴取す
るだけでなく、自分の声を磁気テープに録音して先生の
声と自分の声とを比較するという方法が行われており、
先生の声だけでなく自分の声もメモリー回路に記憶させ
るようにした技術が実開平2−39301号公報に記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した技術によれ
ば、メモリー回路に記憶されている先生の声と自分の声
とを繰返し再生させて聴取するため、簡単に先生の声と
自分の声との比較をすることができるもののメモリー回
路への信号の書込み動作が時間によって制御されるた
め、文章の区切りの良い所で録音比較ができないという
問題がある。本発明は、斯かる点を改良した語学練習用
回路を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の語学練習用回路
は、記録媒体より再生される信号及びマイクロフォンよ
り得られる信号が記憶されるとともにメモリー再生動作
時記憶されている信号が読出されるメモリー回路と、記
録媒体より再生される信号の有・無を検出する第1音声
検出回路と、前記マイクロフォンより得られる信号の有
・無を検出する第2音声検出回路と、前記メモリー回路
への信号の書込み動作及び該メモリー回路からの信号の
読出し動作を制御する信号制御回路と、前記第1音声検
出回路及び第2音声検出回路の検出動作に基づいて前記
信号制御回路の動作を制御する動作制御回路と、前記メ
モリー回路に記録媒体より再生される信号及びマイクロ
フォンより得られる信号の書込み動作を行うとき押圧閉
成される比較用操作スイッチとより構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、比較用操作スイッチの閉成によるメ
モリー回路への書込み動作状態にあるとき第1音声検出
回路により無信号部が検出されると該メモリー回路への
書込み動作を停止させるとともに記録媒体の再生装置を
一時停止状態にせしめ、斯かる状態においてマイクロフ
ォンより得られる信号が第2音声検出回路により検出さ
れると該マイクロフォンより得られる信号を前記メモリ
ー回路に書込むようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1に示した回路は、本発明の語学練習用回
路をテープレコーダーに組込んだ場合の実施例、図2は
磁気テープに録音されている信号の説明図、図3はメモ
リー回路に記憶される信号の説明図である。
【0007】図1に示した回路において、1は再生動作
時磁気テープTに録音されている信号を再生する磁気ヘ
ッド、2は該磁気ヘッド1により再生された信号を増幅
する前置増幅回路、3は制御端子4にH(高い)レベル
の信号が印加された状態にあるとき閉成される第1スイ
ッチ、5は制御端子6にHレベルの信号が印加された状
態にあるとき閉成される第2スイッチ、7は前記第1ス
イッチ3及び第2スイッチ5が閉成状態にあるとき前記
前置増幅回路2によって増幅された再生信号が印加され
るとともに該信号のレベルを調整する可変抵抗器、8は
該可変抵抗器7によってレベル調整された信号が入力さ
れるとともに該信号を増幅する主増幅回路であり、スピ
ーカー9が負荷として接続されている。
【0008】10は音響信号を電気信号に変換するマイ
クロフォン、11は該マイクロフォン10より得られる
マイクロフォン信号が入力されるとともに該信号を増幅
するマイクロフォン用増幅回路、12は制御端子13に
Hレベルの信号が印加された状態にあるとき閉成される
第3スイッチである。14は前記前置増幅回路2によっ
て増幅されたアナログ信号である再生信号又は前記マイ
クロフォン用増幅回路11によって増幅されたアナログ
信号であるマイクロフォン信号が入力される入力端子1
5を有するとともに該入力端子15に入力される信号を
ディジタル信号に変換する第1信号変換回路であり、デ
ィジタル信号を出力する出力端子16を備えている。1
7は前記第1信号変換回路14によってディジタル信号
に変換された再生信号又はマイクロフォン信号が書込ま
れるメモリー回路であり、前記第1信号変換回路14の
出力端子16に接続されている書込み端子18及び読出
し端子19を備えている。20は前記メモリー回路17
の読出し端子19より読出されたディジタル信号が入力
されるとともに該信号をアナログ信号に変換する第2信
号変換回路であり、アナログ信号の出力端子21を有し
ている。22は制御端子23にHレベルの信号が印加さ
れた状態にあるとき閉成される第4スイッチであり、前
記第2信号変換回路20の出力端子21と可変抵抗器7
との間に接続されている。
【0009】24は前記前置増幅回路2によって増幅さ
れた再生信号が入力されるとともに信号の有・無を検出
する第1音声検出回路であり、信号があると判断される
ときHレベルの信号を出力するとともに信号がないと判
断されるときL(低い)レベルの信号を出力する出力端
子25を備えている。26は前記マイクロフォン用増幅
回路11によって増幅されたマイクロフォン信号が入力
されるとともに信号の有・無を検出する第2音声検出回
路であり、信号があると判断されるときHレベルの信号
を出力するとともに信号がないと判断されるときLレベ
ルの信号を出力する出力端子27を備えている。
【0010】28は前記メモリー回路17への信号の書
込み動作を行うか否かを選択する選択スイッチであり、
閉成状態にあるとき該メモリー回路17への書込み動作
を行う状態になるように構成されている。29は前記メ
モリー回路17に磁気ヘッド1によって再生された再生
信号及びマイクロフォン10より得られる信号の書込み
動作を行う場合に押圧閉成される比較用操作スイッチ、
30は前記メモリー回路17に書込まれている信号の読
出し動作時及び読出し動作解除時押圧閉成されるメモリ
ー再生用操作スイッチである。31は前記第1信号変換
回路14及び第2信号変換回路20の信号変換動作、メ
モリー回路17への信号の書込み動作及び読出し動作を
制御する信号制御回路、32は前記選択スイッチ28、
比較用操作スイッチ29及びメモリー再生用操作スイッ
チ30の切換動作、前記第1音声検出回路24及び第2
音声検出回路26の検出動作に基づいて前記信号制御回
路31による制御動作及びテープレコーダーの各動作を
制御する動作制御回路である。33,34,35及び3
6は前記動作制御回路32に設けられている第1,第
2,第3及び第4切換信号出力端子であり、夫々第1ス
イッチ3の制御端子4、第2スイッチ5の制御端子6、
第3スイッチ12の制御端子13及び第4スイッチ22
の制御端子23に接続されている。37は前記動作制御
回路32に設けられている電動機制御用出力端子であ
り、テープレコーダーの再生動作が行われるときHレベ
ルの信号が出力されるように構成されている。38は電
動機39の回転動作を制御する電動機制御回路であり、
前記電動機制御用出力端子37にHレベルの信号が出力
されているとき該電動機39を回転駆動するように構成
されている。
【0011】斯かる回路構成において、メモリー回路1
7への信号の書込み動作及び読出し動作は、次のように
行われるように構成されている。選択スイッチ28が閉
成されると磁気ヘッド1により再生される信号のメモリ
ー回路17への書込み動作が開始される。再生信号のメ
モリー回路17への書込み動作が行われているときに第
1音声検出回路24によって無信号部が検出されると再
生信号のメモリー回路17への書込み動作が停止する。
斯かる状態において、磁気テープTに設けられている無
信号部の再生動作が行われた後信号部の再生動作が行わ
れると第1音声検出回路24による信号の検出動作が行
われる。斯かる信号の検出動作が行われると前記メモリ
ー回路17に記憶されていた信号の消去動作が行われた
後無信号部に続いて録音されていた信号の該メモリー回
路17への書込み動作が行われる。従って、斯かる状態
にあるときにはメモリー回路17には無信号部間にある
信号即ち、連続して再生される1つの文章が記憶される
ことになる。
【0012】前述したメモリー回路17への書込み動作
が行われているときに比較用操作スイッチ29を押圧閉
成させるとマイクロフォン10より得られる信号の該メ
モリー回路17への書込み動作が行われる状態になる
が、その動作は次のように行われる。磁気ヘッド1によ
り再生される信号のメモリー回路17への書込み動作が
行われているときに前記比較用操作スイッチ29を押圧
閉成せしめるとメモリー回路17への再生信号の書込み
動作は続けて行われる。斯かる状態において、第1音声
検出回路24によって無信号部が検出されるとメモリー
回路17への書込み動作が停止するとともに電動機制御
用出力端子37の出力信号がHレベルよりLレベルに反
転するようにされている。また、斯かる状態において、
マイクロフォン10より音声信号が入力されると該信号
が、メモリー回路17に記憶されている磁気テープTか
らの再生信号に続けて書込まれるように構成されてい
る。そして、斯かる状態において、第2音声検出回路2
6による無信号部の検出動作が行われると該メモリー回
路17への書込み動作が停止するように構成されてい
る。
【0013】また、前記メモリー回路17に磁気テープ
Tからの再生信号が記憶された状態にあるときにメモリ
ー再生用操作スイッチ30を押圧閉成せしめると電動機
39の回転が停止せしめられるとともに前記メモリー回
路17に記憶されている信号の読出し動作が繰返して行
われるように構成されている。そして、前記メモリー回
路17に磁気テープTからの再生信号及びマイクロフォ
ン10より得られる音声信号が記憶された状態にあると
きにメモリー再生用操作スイッチ30を押圧閉成せしめ
ると該メモリー回路17に記憶されている信号の読出し
動作が繰返して行われるように構成されている。以上の
如く本発明は構成されており、次に斯かる回路の動作に
ついて説明する。
【0014】使用者がテープレコーダーの再生操作を行
うと各回路に電源が供給されるとともに駆動機構及び磁
気ヘッド1が再生動作を行う状態になる。再生操作が行
われると動作制御回路32に設けられている電動機制御
用出力端子37にHレベルの信号が出力されるとともに
第1切換信号出力端子33及び第2切換信号出力端子3
4にHレベルの信号が出力される。前記電動機制御用出
力端子37にHレベルの信号が出力されると電動機制御
回路38が動作状態になり、電動機39を回転駆動せし
めるのでテープレコーダーの再生動作状態が構成され
る。また、前記第1切換信号出力端子33及び第2切換
信号出力端子34にHレベルの信号が出力されると該信
号が制御端子4及び6に印加される第1スイッチ3及び
第2スイッチ5が閉成された状態になる。
【0015】斯かる再生動作状態において、磁気ヘッド
1によって再生された再生信号は、前置増幅回路2に入
力されて増幅された後第1スイッチ3及び第2スイッチ
5を通して可変抵抗器7に印加される。前記可変抵抗器
7に印加された再生信号は、そのレベルを調整された後
主増幅回路8に入力されて増幅される。前記主増幅回路
8によって増幅された再生信号は、負荷として接続され
ているスピーカー9に印加されて放音されるため、使用
者は磁気テープTより再生される信号を聴取することが
できる。
【0016】図2は語学練習用の磁気テープを説明する
ものであり、先生の声がA,B及びCのように録音され
ているとともに各先生の声の後には各先生の声の長さと
同程度の長さの無信号部a,bが形成されている。従っ
て、使用者は前述した再生動作状態において、スピーカ
ー9より放音される先生の声を聴取した後発声すること
によって語学を練習することができる。
【0017】以上の如くテープレコーダーの再生動作は
行われるが、次に斯かる再生動作状態にあるときに選択
スイッチ28を閉成せしめた場合の動作について説明す
る。前記選択スイッチ28を閉成せしめると前記メモリ
ー回路17への信号の書込み動作が開始されるとともに
第1音声検出回路24による検出動作が行われる状態に
なる。
【0018】前記前置増幅回路2によって増幅された磁
気テープTからの再生信号は、第1スイッチ3を通して
第1信号変換回路14の入力端子15に印加される。該
入力端子15に入力された再生信号は、第1信号変換回
路14によってディジタル信号に変換された後出力端子
16に出力される。該出力端子16に出力されたディジ
タル信号は、メモリー回路17に設けられている書込み
端子18に入力され、信号制御回路31の働きによって
該メモリー回路17に書込まれる。例えば、磁気テープ
Tに録音されている先生の声Aが磁気ヘッド1によって
再生されると該信号がディジタル信号に変換された後メ
モリー回路17に書込まれる。先生の声Aの再生動作が
行われてメモリー回路17への書込み動作が行われてい
るときに先生の声Aの再生が終了すると無信号部aの再
生動作が行われる。前記無信号部aの再生動作が行われ
ると第1音声検出回路24による無信号部の検出動作が
行われるため、その出力端子25の出力信号がHレベル
よりLレベルに反転する。前記第1音声検出回路24に
よって無信号部aが検出されると信号制御回路31の制
御動作によりメモリー回路17への書込み動作が停止
し、該メモリー回路17には先生の声Aが記憶された状
態になる。
【0019】斯かる状態のままで再生動作が続けて行わ
れるが、無信号部aの再生動作が終了すると該無信号部
aに続いて録音されている先生の声Bの再生動作が行わ
れる。該先生の声Bの再生動作が行われると第1音声検
出回路24による検出動作が行われるため、その出力端
子25にHレベルの信号が出力される。斯かる検出動作
が行われるとメモリー回路17に記憶されていた信号、
即ち先生の声Aの消去動作が行われるとともに新しく再
生された再生信号、即ち先生の声Bの該メモリー回路1
7への書込み動作が行われる。このようにして先生の声
Bがメモリー回路17に書込まれるが、斯かる書込み動
作が行われている間該先生の声Bはスピーカー9によっ
て放音される。
【0020】テープレコーダーが再生動作状態にあると
きに選択スイッチ28を開成せしめると前述したように
磁気テープTに記録されている先生の声が次々とメモリ
ー回路17に書込まれるが、次に斯かる状態にあるとき
にメモリー再生用操作スイッチ30を押圧閉成せしめた
場合の動作について説明する。前述した状態にあるとき
にメモリー再生用操作スイッチ30を押圧閉成せしめる
とメモリー回路17に記憶されている信号の読出し動作
が行われる状態になるとともに電動機制御用出力端子3
7の出力信号がHレベルよりLレベルに反転する。ま
た、動作制御回路32に設けられている第2切換信号出
力端子34の出力信号がHレベルよりLレベルに反転す
るとともに第4切換信号出力端子36にHレベルの信号
が出力される。その結果、第2スイッチ5が開放される
とともに第4スイッチ22が閉成され、且つ電動機39
が回転を停止してテープレコーダーは再生動作状態にお
ける一時停止状態になる。前記メモリー回路17の読出
し端子19に読出されるディジタル信号は、第2信号変
換回路20に入力された後アナログ信号に変換されて出
力端子21に出力される。該出力端子21に出力された
信号は、閉成状態にある第4スイッチ22を介して可変
抵抗器7に印加されてそのレベルを調整される。前記可
変抵抗器7によってレベル調整された信号は、主増幅回
路8に入力されて増幅された後スピーカー9に印加され
て放音される。このようにメモリー再生用操作スイッチ
30を押圧閉成せしめるとメモリー回路17に記憶され
ている磁気テープTより再生された信号、即ち先生の声
がスピーカー9より放音されるが、斯かる放音動作は繰
返し行われるため、使用者は同一の信号を何度も繰返し
て聴取することができる。
【0021】斯かる信号の再生動作が行われているとき
にメモリー再生用操作スイッチ30を押圧閉成せしめる
と電動機制御用出力端子37の出力信号がLレベルより
Hレベルに反転するとともに第2切換信号出力端子34
及び第4切換信号出力端子36の出力信号が夫々Hレベ
ルとLレベルに反転する。また、メモリー回路17に記
憶されていた信号の読出し動作が停止し、該メモリー回
路17への書込み動作を行う状態になる。従って、メモ
リー再生動作が行われているときにメモリー再生用操作
スイッチ30を押圧閉成せしめるとテープレコーダーの
一時停止状態が解除されて再生動作状態になるとともに
磁気ヘッド1により再生される信号のメモリー回路17
への書込み動作が行われる状態に復帰せしめられる。
【0022】テープレコーダーが再生動作状態にあると
きに選択スイッチ28を閉成せしめた場合の動作は以上
の如く行われるが、次に斯かる状態にあるときに比較用
操作スイッチ29を押圧閉成させた場合の動作について
説明する。磁気ヘッド1により再生される信号のメモリ
ー回路17への書込み動作が行われているときに比較用
操作スイッチ29を押圧閉成せしめるとメモリー回路1
7への再生信号の書込み動作は続けて行われる。斯かる
状態において、第1音声検出回路24によって無信号部
が検出されると前記メモリー回路17への書込み動作が
停止するとともに電動機制御用出力端子37の出力信号
がHレベルよりLレベルに反転する。その結果、電動機
39が回転を停止するためテープレコーダーは一時停止
状態にせしめられる。
【0023】斯かる状態において、使用者がマイクロフ
ォン10に向って発声すると使用者の音声が該マイクロ
フォン10によって電気信号に変換される。前記マイク
ロフォン10より得られる音声信号は、マイクロフォン
用増幅回路11に入力されて増幅された後第2音声検出
回路26に入力される。その結果、第2音声検出回路2
6により音声信号が検出されるため、その出力端子27
にHレベルの信号が出力される。前記第2音声検出回路
26の出力端子27に出力されるHレベルの信号が動作
制御回路32に入力されると第1切換信号出力端子33
及び第2切換信号出力端子34の出力信号がHレベルよ
りLレベルに反転するとともに第3切換信号出力端子3
5の出力信号がLレベルよりHレベルに反転する。ま
た、信号制御回路31の働きによって第1信号変換回路
14による信号変換動作及びメモリー回路17への信号
の書込み動作を行う状態になる。
【0024】使用者が先生の声Aを聴取した後マイクロ
フォン10に向って発声すると前述した状態になるた
め、マイクロフォン10より入力される音声信号は、マ
イクロフォン用増幅回路11によって増幅された後第3
スイッチ12を通して第1信号変換回路14の入力端子
15に印加される。前記入力端子15に印加された音声
信号は、第1信号変換回路14によってディジタル信号
に変換された後メモリー回路17に入力されて該メモリ
ー回路17に書込まれる。斯かる状態において、使用者
より発生される音声信号が無くなると第2音声検出回路
26による検出動作が行われ、その出力端子27の出力
信号がHレベルよりLレベルに反転する。その結果、メ
モリー回路17への書込み動作が停止するとともに第3
切換信号出力端子35の出力信号がHレベルよりLレベ
ルに反転する。
【0025】使用者が先生の声Aを聴取した後マイクロ
フォン10に向って発声すると前述した動作が行われる
ため、メモリー回路17には図3に示すように先生の声
Aに続いて生徒の声である自分の声がAAのように書込
まれた状態になる。斯かる状態において、メモリー再生
用操作スイッチ30を押圧開成せしめると前述したよう
にメモリー回路17に記憶されている信号の読出し再生
動作が行われる状態になる。即ち、メモリー再生用操作
スイッチ30を押圧開成せしめるとメモリー回路17に
記憶されている先生の声Aと生徒の声AAが連続して読
出されてスピーカー9より放音されるので使用者は、先
生の声と自分の声との比較をすることができる。そし
て、前記メモリー回路17に記憶されている信号の読出
し再生動作は繰返して行われるため、比較聴取動作を容
易に行うことができる。
【0026】メモリー回路17より読出される信号の再
生動作が行われているときにメモリー再生用操作スイッ
チ30を押圧閉成せしめると前述したようにテープレコ
ーダーの再生動作が開始されるとともに第1スイッチ3
及び第2スイッチ5が閉成される。テープレコーダーの
再生動作が開始されると磁気テープTの先生の声Aの後
に設けられている無信号部aの再生動作が行われる。そ
して、前記無信号部aの後に録音されている先生の声B
の再生動作が行われると第1音声検出回路24による検
出動作が行われる。その結果、メモリー回路17に記憶
されている信号の消去動作が行われた後先生の声Bの該
メモリー回路17への書込み動作が行われ、以後前述し
た動作が行われることになる。
【0027】尚、本実施例では、メモリー回路17に記
憶されている信号の読出し動作をメモリー再生用操作ス
イッチ30を押圧閉成せしめることによって行うように
したが、マイクロフォン10より得られる音声信号のメ
モリー回路17への書込み動作が終了したとき自動的に
読出し再生動作が開始されるようにすることもできる。
また、本実施例では、先生の声が記録される媒体として
磁気テープを使用する装置、即ちテープレコーダーに実
施した場合について説明したが、ディスクを使用するデ
ィスクプレーヤーに実施することも可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明の語学練習用回路は、記録媒体よ
り再生される信号の有・無及びマイクロフォンより得ら
れる音声信号の有・無を検出することによってメモリー
回路に書込まれる信号の制御動作を行うようにしたので
メモリー回路に記憶される信号は、区切りのよい一つの
文章となり、先生の声と自分の声との比較を容易に行う
ことができるという効果を有している。また、比較再生
動作を行う状態にあるとき記録媒体より再生される先生
の声が無くなるとメモリー回路への書込み動作を停止さ
せるとともに再生装置を一時停止状態にするようにし、
且つマイクロフォンより音声信号が入力されると該信号
のメモリー回路への書込み動作を行うようにしたので生
徒である使用者は、先生の声を聴取した後落ち着いて発
声することができるという利点を本発明は有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の語学練習用回路をテープレコーダーに
組込んだ場合の実施例である。
【図2】磁気テープに録音されている信号の説明図であ
る。
【図3】メモリー回路に記憶されている信号の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 前置増幅回路 8 主増幅回路 9 スピーカー 10 マイクロフォン 11 マイクロフォン用増幅回路 14 第1信号変換回路 17 メモリー回路 20 第2信号変換回路 24 第1音声検出回路 26 第2音声検出回路 29 比較用操作スイッチ 30 メモリー再生用操作スイッチ 31 信号制御回路 32 動作制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体より再生される信号及びマイク
    ロフォンより得られる信号が記憶されるとともにメモリ
    ー再生動作時記憶されている信号が読出されるメモリー
    回路と、記録媒体より再生される信号の有・無を検出す
    る第1音声検出回路と、前記マイクロフォンより得られ
    る信号の有・無を検出する第2音声検出回路と、前記メ
    モリー回路への信号の書込み動作及び該メモリー回路か
    らの信号の読出し動作を制御する信号制御回路と、前記
    第1音声検出回路及び第2音声検出回路の検出動作に基
    づいて前記信号制御回路の動作を制御する動作制御回路
    と、前記メモリー回路に記録媒体より再生される信号及
    びマイクロフォンより得られる信号の書込み動作を行う
    とき押圧閉成される比較用操作スイッチとより成り、前
    記比較用操作スイッチの閉成による前記メモリー回路へ
    の書込み動作状態にあるとき前記第1音声検出回路によ
    り無信号部が検出されると該メモリー回路への書込み動
    作を停止させるとともに記録媒体の再生装置を一時停止
    状態にせしめ、斯かる状態において前記マイクロフォン
    より得られる信号が前記第2音声検出回路により検出さ
    れると該マイクロフォンより得られる信号を前記メモリ
    ー回路に書込むようにしたことを特徴とする語学練習用
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100456028B1 (ko) * 2001-06-21 2004-11-08 삼성전자주식회사 노래 및 발음 연습이 가능한 휴대용기기

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