JPH0587883B2 - - Google Patents

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JPH0587883B2
JPH0587883B2 JP525087A JP525087A JPH0587883B2 JP H0587883 B2 JPH0587883 B2 JP H0587883B2 JP 525087 A JP525087 A JP 525087A JP 525087 A JP525087 A JP 525087A JP H0587883 B2 JPH0587883 B2 JP H0587883B2
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signal
recording
circuit
memory
playback
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JP525087A
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English (en)
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JPS63173203A (ja
Inventor
Shuji Inoe
Hideki Oosawa
Shinko Nakagawa
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019870015413A priority patent/KR930009531B1/ko
Priority to US07/140,687 priority patent/US4897741A/en
Priority to EP19880100061 priority patent/EP0274381A3/en
Priority to AU10097/88A priority patent/AU590467B2/en
Priority to CN88100150A priority patent/CN1006335B/zh
Publication of JPS63173203A publication Critical patent/JPS63173203A/ja
Publication of JPH0587883B2 publication Critical patent/JPH0587883B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダーの録音再生回路に
関し、特にメモリ代りに使用されるテープレコー
ダーに適した録音再生回路に係る。
(ロ) 従来の技術 メモ代りに使用されると共にタイプライターと
併用されるテープレコーダーが普及しているが、
斯かるテープレコーダーでは、聞き取りにくい場
合や聞きもらした場合には、磁気テープを巻戻し
た後再生するという動作を繰返して行なう必要が
あり、非常に不便なものである。斯かる点を改良
した技術として磁気テープより再生された信号を
メモリー回路にデイジタル信号として記憶させる
と共に該メモリー回路に記憶されている信号を繰
返し再生させるようにしたものがあり、斯かる技
術としては、例えば特開昭59−19202号公報に開
示されたものがある。またテープレコーダーは、
会議や講義の内容を録音する場合に多く使用され
るが、斯かる録音動作を行なう場合磁気テープの
長さが足りない場合が多くあり、斯かる原因とし
ては録音される音声信号が無いにもかかわらず磁
気テープが走行するということがある。斯かる点
を改良した技術としてマイクロフオンより得られ
る録音信号があるときのみ電動機を回転駆動して
磁気テープを走行駆動せしめるようにしたものが
あり、斯かる技術としては例えば実公昭56−433
号公報に開示されたものがある。また、メモリ代
りに使用されるテープレコーダーは、再生動作状
態より直接即ち停止操作をすることなく録音動作
状態に切換えることが出来るように構成されてい
る。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前述した実公昭56−433号公報に開示されてい
る技術によれば確かに磁気テープの無駄な走行が
無くなり、磁気テープを有効に使用することが出
来るものの次のような問題がある。即ち、斯かる
録音動作では、会議又は講義の内容が全て磁気テ
ープに録音されるため、該磁気テープに録音され
ている信号を再生聴取する場合録音動作に要した
時間だけ再生する必要がある。そして、斯様に録
音された信号の中で重要な部分は、一般に極く僅
かであり、斯かる部分は会議中又は講義中にメモ
されることが多い。このように録音された信号の
全てを再生することは時間的に無駄である。
また前述した特開昭59−19202号公報に記載され
ているメモリー回路は、再生動作時のも使用され
るため不経済である。本発明は、斯かる点を改良
した録音再生回路を提供しようとするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の録音再生回路は、録音動作時マイクロ
フオンより得られる録音信号を再生動作時リピー
ト再生用として使用されるメモリー回路に所定時
間記憶させると共に該メモリー回路より読出され
た信号を磁気テープに録音し、且つ再生状態より
メモリー録音状態に切換えたときメモリー回路の
記憶時間と同一の時間磁気テープの走行を停止せ
しめた後磁気テープを走行させるように構成され
ている。
(ホ) 作用 本発明は、再生動作時リピート再生用として使
用されるメモリー回路を録音動作時使用すること
によつて効率の良い録音動作を行なうようにした
ものである。
(ヘ) 実施例 図示した回路は、本発明の録音再生回路の一実
施例である。同図において、1,2,3,4及び
5は録音再生切換スイツチであり、各々再生側端
子1p,2p,3p,4p,5p、録音側端子1
r,2r,3r,4r,5r及び共通端子1c,
2c,3c,4c,5cを備えている。6は音響
信号を電気信号に変換するマイクロフオンであ
り、その出力端子は前記録音再生切換スイツチ1
の録音側端子1rに接続されている。7は録音再
生切換スイツチの切換動作によつて再生動作時に
は再生ヘツドとして動作すると共に録音動作時に
は録音ヘツドとして動作する録音再生兼用磁気ヘ
ツドであり、磁気ヘツドを構成するコイルの第1
端子は録音再生切換スイツチ1の再生側端子1p
及び共通端子2cが接地されている録音再生切換
スイツチ2の録音側端子2rに接続されていると
共に第2端子は録音再生切換スイツチ2の再生側
端子2pに接続されてい。8は再生動作時前記磁
気ヘツド7によつて再生された再生信号が入力さ
れると共に録音動作時前記マイクロフオン6より
得られる録音信号が入力される前置増幅回路9は
後述する制御回路の働きによつて切換動作が制御
される信号制御スイツチであり、前記前置増幅回
路8の出力端子に接続されている第1端子9a、
第2端子9b及び共通端子9cを備えている。1
0は前記信号制御スイツチ9を通して印加される
信号のレベルを調整する可変抵抗器、11は該可
変抵抗器10によつてレベル調整された信号が入
力されると共に該信号を増幅する主増幅回路、1
2は該主増幅回路11によつて増幅された信号が
印加されると共に該信号を放音するスピーカーで
あり、信号端子の一端は前記主増幅回路11の出
力端子に接続され、他端は再生側端子3pが接地
されている録音再生切換スイツチ3の共通端子3
cに接続されている。13及び14は再生動作時
にはリピート動作の動作・不動作及びリピード時
間の長短を切換えると共に録音動作時にはメモリ
ー録音動作の動作・不動作及びメモリー時間の長
短を切換える選択スであり、各々共通端子13
a,14a、リピート及びメモリー録音動作の不
動作時該共通端子13a,14aと接続される第
1端子13b,14b、短時間のリピート及びメ
モリー録音動作時該共通端子13a,14aと接
続される第2端子13c,14c及び長時間のリ
ピート及びメモリー録音動作時該共通端子13
a,14aと接続される第3端子13d,14d
を備えている。15は録音動作時電源が供給され
て動作状態になると共に前記前置増幅回路8によ
つて増幅されて録音信号が入力される録音用増幅
回路であり、その出力端子は共通端子13aが前
記磁気ヘツド7の第2端子に接続されている選択
スイツチ13の第1端子13bに接続されてい
る。16は電源である電池、17は磁気テープを
走行駆動せしめる電動機、18は録音及び再生等
の操作が行なわれると閉成される電源スイツチで
あり、前記電動機17への電源供給路内に挿入接
続されている。19は前記前置増幅回路8によつ
て増幅された信号が入力されると共に該信号をデ
イジタル信号に変換する第1音声変換回路であ
り、変換されたデイジタル信号を出力する出力端
子20を備えている。21は前記第1音声変換回
路19によつてデイジタル信号に変換された信号
が入力されると共に該信号を所定時間記憶するメ
モリー回路であり、前記第1音声変換回路19の
出力端子20に接続されている書込み端子22及
び読出し端子23を備えている。24は前記メモ
リー回路21の読出し端子23より読出されたデ
イジタル信号が入力されると共に該信を号アナロ
グ信号に変換する第2音声変換回路であり、その
アナログ信号の出力端子25は前記信号制御スイ
ツチ9の第2端子9b及び共通端子4cが前記選
択スイツチ13の第2端子13cと第3端子13
dに接続されている録音再生切換スイツチ4の録
音側端子4rに接続されている。26はリピート
動作の開始操作時、リピート動作の解除操作時、
メモリー録音動作の開始操作時及びメモリー録音
動作の解除操作時押圧されて閉成されるリピート
兼メモリー録音用操作スイツチ、27は再生側端
子5pが接地されている録音再生切換スイツチ
5、共通端子14aが接地されている選択スイツ
チ14及びリピート兼メモリー録音用操作スイツ
チ26の切換に対応して前記第1音声変換回路1
9、メモリー回路21、第2音声変換回路24及
び信号制御スイツチ9等の動作を制御する制御回
路であり、動作状態にあるとき前記リピート兼メ
モリー録音用操作スイツチ26の操作に応じてH
(高い)レベルの信号とL(低い)レベルの信号を
出力する制御信号出力端子28を備えている。選
択スイツチ13,14が図示した状態にあるとき
には第1音声変換回路19、メモリー回路21、
第2音声変換回路24は不動作状態にあると共に
信号制御スイツチ9は図示した状態にあり、また
制御信号出力端子28にはHレベルの信号が出力
された状態にあ。再生状態にあるときに選択スイ
ツチ14を第2端子14cの位置に切換えると第
1音声変換回路19及びメモリー回路21が動作
状態になり、アナログ信号のデイジタル信号への
変換動作及び記憶動作が行なわれる。そして前記
メモリー回路21に記憶された信号は、所定時間
記憶されるが、次々書込まれる信号によつて書き
替えられることになる。斯かる状態にあるときに
リピート兼メモリー録音用操作スイツチ26を押
圧閉成するとメモリー回路21への書込み動作が
停止し読出し動作のみが行なわれると共に第2音
声変換回路24が動作状態になる。また信号制御
スイツチ9が図示した状態の反対側に切換えられ
ると共に制御信号出力端子28に出力されていた
Hレベルの信号がLレベルに反転する。そして、
前記選択スイツチ14を第3端子14dの位置に
切換えるとメモリー回路21に記憶される時間が
長くなる。このように再生動作時における制御回
路27の制御動作は行なわれるが、次に録音時の
動作について説明する。録音状態にあるときに選
択スイツチ14を第2端子14cの位置に切換え
ると第1音声変換回路19、メモリー回路21及
び第2音声変換回路24が動作状態になり、各々
アナログ信号のデイジタル信号への変換動作、記
憶動作及びデイジタル信号のアナログ信号への変
換動作が行なわれる。また、信号制御スイツチ9
が図示した状態の反対側に切換えられると共に制
御信号出力端子28にLレベルの信号が出力され
る。斯かる状態にあるときにリピート兼メモリー
録音用操作スイツチ26を押圧閉成すると制御信
号出力端子28に出力されていたLレベルの信号
がHレベルに反転する。そして、前記選択スイツ
チ14を第3端子14dの位置に切換えるとメモ
リー回路21に記憶される時間が長くなる。この
ように録音動作時における制御回路27の制御動
作は行なわれるが、再生動作状態より直接メモリ
ー録音動作状態への切換を行なうとメモリー回路
21の記憶時間と同一の時間制御信号出力端子2
8にLレベルの信号を出力した後該端子28にH
レベルの信号を出力するようにされている。29
は電動機17への電源供給路内に挿入接続されて
いる制御スイツチ30の開閉動作を制御する電動
機制御回路であり、入力端子31にLレベルの信
号が印加されている間前記制御スイツチ30を開
放する作用を有している。32は一時停止動作時
図示した状態の反対側に切換えられる一時停止用
スイツチであり、前記制御回路27の制御信号出
力端子28に接続されている第1端子32a、接
地されている第2端子32b及び前記電動機制御
回路29の入力端子31に接続されている共通端
子32cを備えている。33は制御回路27に設
けられている表示用出力端子であり、リピート再
生動作状態にあるとき及びメモリー録音動作状態
にあるときHレベルの信号を出力するように構成
されていると共に発光ダイオード34が負荷とし
て接続されている。以上の如く、本発明の録音再
生回路は構成されており、次に斯かる回路の動作
について説明する。
図示した状態は停止状態であり、斯かる状態に
あるときに再生操作をすると磁気テープの駆動機
構が再生動作を行なう状態になると共に電源スイ
ツチ18が閉成される。該電源スイツチ18が閉
成されると各回路へ電源が供給されると共に制御
スイチ30を通して電動機17に電源が供給され
て磁気テープの再生動作のための駆動動作が行な
われて再生動作状態が構成される。録音再生兼用
磁気ヘツド7によつて再生された再生信号は、録
音再生切換スイツチ1を通して前置増幅回路8に
入力されて増幅される。前記前置増幅回路8によ
つて増幅された再生信号は、信号制御スイツチ9
を通して可変抵抗器10に印加されてそのレベル
が調整される。該可変抵抗器10によつてレベル
調整された再生信号は、主増幅回路11に入力さ
れて増幅された後スピーカー12に印加されて放
音される。斯かる動作が行なわれて磁気テープよ
り再生される信号を使用者は聴取することが出来
るが、斯かる状態にあるとき選択スイツチ14が
不動作位置にあるため第1音声変換回路19、メ
モリー回路21及び第2音声変換回路24は不動
作状態にある。
以上の如く再生動作は行なわれるが、次にリピ
ート動作について説明する。斯かるリピート動作
は、再生状態にあるときに選択スイツチ14を第
2端子14c又は第3端子14dの位置に切換え
た後リピート兼メモリー録音用操作スイツチ26
を押圧操作することによつて行なわれる。前記選
択スイツチ14を第2端子14cの位置に切換え
ると制御回路27の働きによつて第1音声変換回
路19及びメモリー回路21が動作状態になり、
第1音声変換回路19によるアナログ信号のデイ
ジタル信号への変換動作及びメモリー回路21に
よる記憶動作が行なわれる。即ち斯かる状態にあ
るとき前置増幅回路8によつて増幅された再生信
号は、第1音声変換回路19に入力されてデイジ
タル信号に変換された後出力端子20に出力され
る。該出力端子20に出力されたデイジタル信号
は、メモリー回路21に設けられている書込み端
子22に入力され、該メモリー回路21に記憶さ
れる。該メモリー回路21に記憶された信号は、
所定時間メモリー回路21内に記憶されるが書込
み端子22に入力される信号によつて該メモリー
回路21内の情報は次々と書き替えられることに
なる。斯かる状態にあるときにリピート兼メモリ
ー録音用操作スイツチ26を押圧閉成せしめると
前記制御回路27がリピート動作のための制御動
作を行なう状態になる。前記制御回路27がリピ
ート動作のための制御動作を行なう状態になると
信号制御スイツチ9が図示した状態の反対側に切
換えられると共に制御信号出力端子28に出力さ
れていたHレベルの信号がLレベルになる。前記
制御信号出力端子28の出力信号がLレベルにな
ると電動機制御回路29の働きによつて制御スイ
ツチ30が開放され電動機17への電源供給が断
たれる。また前記制御回路27がリピート動作の
ための制御動作を行なう状態になるとメモリー回
路21の書込み動作が停止し、該メモリー回路2
1は読出し動作を繰返して行なう状態になると共
に第2音声変換回路24がデイジタル信号をアナ
ログ信号に変換する動作状態になる。前記メモリ
ー回路21の読出し端子23には該メモリー回路
21に記憶されている所定時間の信号が繰返して
読出されることになる。前記メモリー回路21よ
り読出される信号は第2音声変換回路24によつ
てアナログ信号に変換されて出力端子25に出力
されるが、斯かる信号は信号制御スイツチ9及び
可変抵抗器10を通して主増幅回路11に入力さ
れる。従つて、リピート操作が行なわれるとメモ
リー回路21に記憶されていた信号がスピーカー
12によつて繰返して放音されることになり、使
用者は同一の信号を何度も繰返して聴取すること
が出来る。そして、斯かるリピート動作が行なわ
れているとき電動機17は回転を停止した状態に
あるため磁気テープは停止状態にあり、テープレ
コーダーは一時停止状態にある。また、斯かるリ
ピート動作が行なわれているとき表示用出力端子
33にHレベルの信号が出力され発光ダイオード
34が点灯するため使用者はリピート動作が行な
われていることを認知することが出来る。斯かる
リピート再生動作状態にあるときにリピート兼メ
モリー録音用操作スイツチ26を押圧閉成せしめ
るとリピート動作が解除され、信号制御スイツチ
9が図示した状態に復帰すると共に制御信号出力
端子28にHレベルの信号が出力される。該制御
信号出力端子28にHレベルの信号が出力される
と電動機制御回路29の働きによつて制御スイツ
チ30が閉成されて電動機17に電源が供給され
る。その結果、前記電動機17の回転により磁気
テープの走行駆動が行なわれテープレコーダーは
前述した再生動作状態に復帰せしめられる。この
ようにリピート動作は行なわれるが、選択スイツ
チ14を第3端子14dの位置に切換えてリピー
ト動作を行なうとメモリー回路21によつて記憶
される時間が長くなり、前述したリピート動作に
比較して長時間のリピート動作を行なうことが出
来る。
以上の如く再生動作及びリピート動作は行なわ
れるが、次に録音動作について説明する。まず選
択スイツチ13,14が図示した状態にある通常
の録音動作について説明する。図示した状態にあ
るときに録音操作をすると磁気テープの駆動機構
が録音動作を行なう状態になると共に電源スイツ
チ18が閉成されて電動機17に電源が供給さ
れ、磁気テープの録音動作のための駆動動作が行
なわれる。また、録音操作が行なわれると録音再
生切換スイツチ1,2,3,4及び5が図示した
状態の反対側である録音側に切換えられ各回路は
録音動作を行なう状態になる。斯かる録音動作状
態にあるときマイクロフオン6によつて電気信号
に変換された録音信号は、録音再生切換スイツチ
1を通して前置増幅回路8に入力されて増幅され
る。前記前置増幅回路8によつて増幅された録音
信号は、録音用増幅回路15に入力されて増幅さ
れた後選択スイツチ13を通して録音再生兼用磁
気ヘツド7に印加される。その結果、電動機17
によつて走行駆動されている磁気テープに前記磁
気ヘツド7の録音動作によりマイクロフオン6よ
り得られる録音信号が録音される。このように録
音動作は行なわれるが、斯かる録音動作状態にあ
るときスピーカー12の信号路が録音再生切換ス
イツチ3によつて遮断されているためスピーカー
12より録音信号が放音されることはなく、ハウ
リングの発生を抑えることが出来る。
以上の如く通常の録音動作は行なわれるが、次
にメモリー回路21を使用したメモリー録音動作
について説明する。斯かるメモリー録音動作は、
選択スイツチ13,14を第2端子13c,14
c又は第3端子13d,14dに切換えると共に
通常の録音操作を行なうことによつて行なわれ
る。斯かる切換操作及び録音操作をすると制御回
路27がメモリー録音動作の制御動作を行なう状
態になり、その制御動作によつて信号制御スイツ
チ9が図示した状態の反対側に切換えられると共
に制御信号出力端子28にLレベルの信号が出力
された状態になる。該制御信号出力端子28にL
レベルの信号が出力されると電動機制御回路29
の働きによつて制御スイツチ30が開放されるた
め磁気テープが走行駆動されることはない。ま
た、前記制御回路27の働きによつて第1音声変
換回路19、メモリー回路21及び第2音声変換
回路24が動作状態になり、第1音声変換回路1
9によるアナログ信号のデイジタル信号への変換
動作、メモリー回路21により記憶動作及び第2
音声変換回路24によるデイジタル信号のアナロ
グ信号への変換動作が行なわれる。斯かる状態に
あるときマイクロフオン6より得られる録音信号
は、前置増幅回路8に入力されて増幅された後第
1音声変換回路19に入力される。前記第1音声
変換回路19に入力されたアナログ信号である録
音信号は、デイジタル信号に変換されて出力端子
20に出力される。該出力端子20に出力された
デイジタル信号はメモリー回路21に設けられて
いる書込み端子22に入力され該メモリー回路2
1に記憶される。該メモリー回路21に記憶され
た信号は、所定時間後に読出し端子23に出力さ
れる。該読出し端子23に出力されたデイジタル
信号は、第2音声変換回路24に入力されて元の
信号であるアナログ信号に変換されて出力端子2
5に出力される。該出力端子25に出力された録
音信号は録音再生切換スイツチ4及び選択スイツ
チ13を通して録音再生兼用磁気ヘツド7に印加
されるが、斯かる録音信号は前記マイクロフオン
6に入力された時より所定時間遅れて該磁気ヘツ
ド7に印加されることになる。そして、斯かる状
態にあるとき制御スイツチ30が開放されて電動
機17への電源供給が断たれ磁気テープの走行駆
動が行なわれないため磁気ヘツド7による磁気テ
ープへの録音動作が行なわれることはない。斯か
る状態において、会議中メモしたい発言があつた
場合には、リピート兼メモリー録音用操作スイツ
チ26を押圧閉成せしめれば良い。前記リピート
兼メモリー録音用操作スイツチ26を押圧閉成す
ると制御回路27に設けられている制御信号出力
端子28及び表示用出力端子33にHレベルの信
号が出力される。該制御信号出力端子28にHレ
ベルの信号が出力されると電動機制御回路29の
働きによつて制御スイツチ30が閉成される。前
記制御スイツチ30が閉成されると電動機17に
電源が供給され、該電動機17の回転によつて磁
気テープが走行駆動されるので前記第2音声変換
回路24の出力端子25に出力されて磁気ヘツド
7に印加される信号が、該磁気ヘツド7によつて
磁気テープに録音される。そして、前記リピート
兼メモリー録音用操作スイツチ26の閉成に伴な
つて磁気テープに録音される録音信号は、該録音
用操作スイツチ26の閉成時にマイクロフオン6
に入力される信号ではなく、所定時間即ち前記メ
モリー回路21の記憶時間以前に入力された信号
となるため、使用者がリピート兼メモリー録音用
操作スイツチ26を閉成する直前に聞いたメモし
たいと思つた発言が磁気テープに録音されること
になる。そして、斯かるメモリー録音動作が行な
われているとき発光ダイオード34が点灯し、メ
モリー録音動作状態にあることを表示する。この
ようにしてメモリー回路21によつて遅延されて
信号が磁気ヘツド7により磁気テープに録音され
るが、発言の内容が録音しなくても良い内容にな
つたらリピート兼メモリー録音用操作スイツチ2
6を押圧閉成せしめれば良い。前記リピート兼メ
モリー録音用操作スイツチ26を押圧閉成すると
制御回路27に設けられている制御信号出力端子
28及び表示用出力端子33に出力されていたH
レベルの信号がLレベルになる。前記制御信号出
力端子28の出力信号がLレベルになると電動機
制御回路29の働きによつて制御スイツチ30が
開放される。該制御スイツチ30が開放されると
電動機17への電源供給が断たれるため磁気テー
プの走行が停止しテープレコーダーは録音待機状
態になる。そして、前記リピート兼メモリー録音
用操作スイツチ26のメモリー録音動作解除のた
めの押圧閉成操作は、磁気テープに録音したい信
号が無くなつてからメモリー回路21の記憶時間
程度経過してから行なうことになる。また、斯か
る録音待機状態にあるときには、磁気テープの走
行は停止するが第1音声変換回路19、メモリー
回路21及び第2音声変換回路24は、制御回路
27の制御動作によつて各々変換動作及び記憶動
作を行なう状態にあるため、前記リピート兼メモ
リー録音用操作スイツチ26の押圧閉成操作を繰
返して行なえば会議や講義の中で必要な情報のみ
を選択して磁気テープに録音することが出来る。
このようにメモリー録音動作は行なわれるが、選
択スイツチ14を第3端子14dの位置に切換え
てメモリー録音動作を行なうとメモリー回路21
によつて記憶される時間が長くなり、前述したメ
モリー録音動作に比較して遅延時間が長いメモリ
ー録音動作を行なうことが出来る。
以上の如く停止状態より録音操作を行なつた場
合の動作は行なわれるが、次に再生動作状態より
直接メモリー録音動作状態に切換えた場合の動作
について説明する。選択スイツチ14が第2端子
14c又は第3端子14dの位置にあり、且つテ
ープレコーダーの再生操作が行なわれた状態にあ
るときには、メモリー回路21の記憶動作が行な
われた状態にある。斯かる状態にあるときに前述
したメモリー録音操作をすると録音再生切換スイ
ツチ5及びリピート兼メモリー録音用操作スイツ
チ26の切換に伴なつて制御回路27がメモリー
録音動作のための制御動作を行なう状態になる
が、このとき制御信号出力端子28にはメモリー
回路21の記憶時間の間Lレベルの信号が出力さ
れ、その後Hレベルの信号が出力されることにな
る。従つて、所定時間磁気テープは走行駆動され
ることなく、再生動作状態にあるときメモリー回
路21に記憶されていた信号が磁気テープに録音
されることはない。そして所定時間経過すると磁
気テープの走行が開始されて前述したメモリー録
音動作が行なわれる。
以上の如く、再生動作及び録音動作は行なわれ
るが、何れの状態にあつても一時停止用スイツチ
32を図示した状態の反対側に切換えると電動機
制御回路29の働きによつて制御スイツチ30が
開放され電動機17への電源供給が断たれるので
テープレコーダーの一時停止動作を行なうことが
出来る。
尚、選択スイツチ14の切換によるメモリー回
路21の記憶時間の変更はメモリー回路21に使
用されるメモリーの内容やサンプリング周波数等
を変更することによつて容易に行なうことが出来
る。また、リピート兼メモリー録音用操作スイツ
チ26として自己復帰型のスイツチを使用した
が、閉成状態に保持されるスイツチを使用するこ
とも出来る。
(ト) 発明の効果 本発明の録音再生回路は、マイクロフオンより
得られる録音信号をデイジタル信号に変換してメ
モリー回路に所定時間記憶させると共に所定時間
後に該メモリー回路より読出された信号を磁気テ
ープに録音するようにしたので、即ち録音信号を
所定時間遅延させて磁気テープに録音するように
したので、磁気テープに録音される信号を録音動
作が行われる前に聴取することが出来る。従つ
て、必要な情報のみを選択して磁気テープに録音
することが出来ることになり、磁気テープを有効
に使用することが出来るという利点を本発明は有
している。
また、本発明は、メモリー録音動作時録音信号
を所定時間遅延させるメモリー回路として再生動
作時リピート再生用に使用されるメモリー回路を
利用するようにしたので、製造価格の上昇を抑え
ることが出来るという効果を有している。
更に、本発明は、再生動作状態より停止操作を
行うことなくメモリー録音動作状態に切換えたと
きメモリー回路の記憶時間と少なくとも同一時間
磁気テープの走行を停止せしめた後磁気テープの
走行を開始させるようしたので、再生動作状態に
あるときメモリー回路に記憶されていた信号が磁
気テープに録音されることはなく、再生動作状態
よりメモリー録音動作状態へ直接切換えてもマイ
クロフオンより得られる録音信号のみが磁気テー
プに録音されることになり、再生状態よりメモリ
ー録音動作状態への切換動作を支障なく行うこと
が出来るという効果を本発明は有している。
また、再生動作状態よりメモリー録音動作状態
へ直接切換えた場合磁気テープをメモリー回路の
記憶時間である所定時間停止状態にするようにし
たので、磁気テープの無駄な走行を防止すること
が出来るという利点を本発明は有している
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本発明の録音再生回路の一実
施例である。 主な図番の説明、6……マイクロフオン、7…
…録音再生兼用磁気ヘツド、8……前置増幅回
路、9……信号制御スイツチ、11……主増幅回
路、13,14……選択スイツチ、15……録音
用増幅回路、17……電動機、18……電源スイ
ツチ、19……第1音声変換回路、21……メモ
リー回路、24……第2音声変換回路、26……
リピート兼メモリー録音用操作スイツチ、27…
…制御回路、29……電動機制御回路、30……
制御スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マイクロフオン及び磁気ヘツドを備えている
    と共に再生状態より録音状態に停止操作をするこ
    となく直接切換えることが出来るテープレコーダ
    ーにおいて、再生動作時磁気ヘツドにより再生さ
    れる信号がデイジタル信号に変換されて所定時間
    記憶されると共にリピート動作時記憶されている
    信号が繰返し読出されるメモリー回路と、該メモ
    リー回路への信号の記憶動作及び該メモリー回路
    に記憶されている信号の読出し動作を制御すると
    共に磁気テープ走行動作を制御する制御回路とよ
    り成り、録音動作時前記マイクロフオンより得ら
    れる録音信号を前記メモリー回路に所定時間記憶
    し、メモリー録音動作時該メモリー回路より所定
    時間遅れて読出される信号を磁気ヘツドに印加せ
    しめて磁気テープに録音すると共に再生状態より
    メモリー録音状態への切換が行われたとき前記メ
    モリー回路の記憶時間と少なくとも同一の時間磁
    気テープの走行を停止せしめた後磁気テープの走
    行を開始させるようにしたことを特徴とするテー
    プレコーダーの録音再生回路。
JP62005250A 1987-01-07 1987-01-13 テ−プレコ−ダ−の録音再生回路 Granted JPS63173203A (ja)

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