JPH0715682A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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JPH0715682A
JPH0715682A JP5153273A JP15327393A JPH0715682A JP H0715682 A JPH0715682 A JP H0715682A JP 5153273 A JP5153273 A JP 5153273A JP 15327393 A JP15327393 A JP 15327393A JP H0715682 A JPH0715682 A JP H0715682A
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JP
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notification
video
signal
video signal
display
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Pending
Application number
JP5153273A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Nagata
辰雄 永田
Takumi Okamura
巧 岡村
Noboru Kojima
昇 小島
Yasutaka Tsuru
康隆 都留
Akito Matsumoto
昭人 松本
Shinya Aizawa
慎哉 藍沢
Yumiko Motojima
弓美子 本島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビ放送やビデオ、LD等の視聴中に外部情
報の有無や状態に応じた映像を表示させること。 【構成】外部情報を入力して報知映像信号を作成する報
知映像信号作成回路101,105,109,113を
設け、さらに、この報知映像信号作成回路の出力を順次
取り込み、ワイドディスプレイ130にPoutP形式で
表示中のテレビ映像に割込み表示させる割込み映像処理
回路128へ出力する報知映像信号入力処理回路121
と、この入力処理回路121を制御する割込み設定回路
122と、映像処理回路128を制御する割込み制御回
路129よりなる。 【効果】電話機やファックスの着信等の外部情報を取り
込み、これらの情報内容に応じた報知用映像パターンの
表示機能を付加できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電話機やファッ
クスの着信、玄関等での来客の有無、お風呂の水位や温
度などの状態、火災やガス漏れの有無等の報知情報を映
像パターンの画面表示により知らせるテレビジョン受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受信機は地上放送、
衛星放送、有線放送等のテレビ放送を受信したり、ビデ
オデッキやレーザーディスクプレーヤを接続して映像と
音声を視聴するのが一般的であった。
【0003】テレビジョン受信機の従来例として、例え
ば、特開平3−22680号公報に公開されている。
【0004】本従来例の構成を図2により簡単に説明す
る。
【0005】図2において123はチューナ、124は
映像検波回路、125,127は映像信号処理回路、1
26はビデオ入力端子、201は親子画面処理回路、2
02は親子画面切替え回路、130はワイドディスプレ
イである。
【0006】チューナ123では、入力されるカラーテ
レビジョン信号に対して必要なチャンネルの信号を選
択,増幅した後に周波数変換を行う。
【0007】映像検波回路124では、チューナ123
から送られた信号を例えばSAWフィルタを用いて選択
信号の抽出を行い、さらに高利得で安定な信号増幅を行
う。その後、カラーテレビジョン信号(輝度信号,搬送
色信号,同期信号の含まれた信号)の復調検波を行う。
【0008】映像信号処理回路125,127では、映
像検波回路124が出力するカラーテレビジョン信号、
あるいはビデオ入力端子126から入力されるビデオ信
号に対して、輝度信号(Y)の分離処理と、搬送色信号
の分離,色復調を経て色差信号(R−Y,B−Y)の作
成処理を行う。その後、マトリクス処理により輝度信号
(Y)と色差信号(R−Y,B−Y)を合成して原色信
号(R,G,B)をそれぞれ作成する。また、同期信号
を分離して水平および垂直同期信号を作成する。
【0009】親子画面処理回路201では、映像信号処
理回路125および127の出力する原色信号(R,
G,B)のどちらか一方を選択してそのまま映像出力信
号としたり、どちらかを親画面,他方を子画面とする親
子画面形式、PinP(Picture in Picture)あるいはPou
tP(Picture out Picture)映像を映像出力信号として出
力する。この時、水平および垂直同期信号は、親画面の
映像信号に対応して適切に処理されて出力される。
【0010】親子画面切替え回路202は、この親子画
面処理回路201における親画面と子画面の選択や、親
子画面形式の指定や子画面の表示位置の設定などを行
う。
【0011】ワイドディスプレイ130では、親子画面
処理回路201より出力される水平および垂直同期信号
に偏向装置を制御させて、親子画面処理回路201より
出力される映像出力信号を画面表示する。
【0012】ここで、図3を用いて親子画面処理回路2
01が出力する映像出力信号の表示例を説明する。
【0013】ワイドディスプレイ130での映像表示
は、大きく2通りの形式がある。
【0014】一つ目は、ワイドディスプレイの全画面領
域でテレビ映像表示を行う形式 二つ目は、ワイドディスプレイの全画面でなく、テレビ
映像表示以外に左右の両脇に枠(グレー映像)を持つ表
示形式, あるいは左右のどちらか一方に枠(グレー映像)を持つ
表示形式である。
【0015】さらに、ワイドディスプレイ中に子画面と
して他の映像ソースを同時表示させる場合もある。
【0016】図3に上記のワイドディスプレイによる画
面表示の具体的な例を示す。
【0017】図3において、図3(a)は、ワイドディ
スプレイの画面全領域301にテレビ映像が表示された
例である。
【0018】図3(b)は、ワイドディスプレイの画面
全領域にテレビ映像を表示せず、左右のどちらか一方に
枠(グレー映像)303を持つ表示形式の例である。
【0019】図3(c)は、ワイドディスプレイの画面
全領域にテレビ映像を表示せず、左右の両脇に枠(グレ
ー映像)305を持つ表示形式の例である。
【0020】図3(d)は、ワイドディスプレイの画面
全領域に親映像306と子映像307の2画面映像が表
示 PinP(Picture in Picture)された例である。
【0021】図3(e)は、図3(b)の枠(グレー領
域)に子映像309が表示PoutP(Picture out Pictur
e)された例である。
【0022】図3(f)は、図3(c)の左右の枠(グ
レー領域)に子映像311が表示PoutP(Picture out
Picture)された例である。
【0023】このように本公知例は、受信するテレビ放
送、ビデオやLDなどの映像信号を単一画面で、あるい
は複数画面で同時にディスプレイに表示するテレビジョ
ン受信機を実現している。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のテレビジ
ョン受信機は、テレビ放送を受信あるいはビデオ、LD
等を接続して映像表示するために考案されたものであ
り、テレビジョン受信機で現行のテレビ放送を視聴した
りビデオ鑑賞の際に、例えば電話機やファックスの着
信、玄関等での来客、お風呂の水位や温度などの状態、
火災やガス漏れの発生等の情報をテレビ画面を見ている
人に直接報知する手段を設けたものはない。
【0025】特に聴覚に障害を持つ人や高齢者にとって
は、従来のテレビジョン受信機の受信映像を鑑賞してい
る最中に、例えば電話機やファックスが着信して呼出し
音、あるいは、玄関等で来客が押す呼び鈴が鳴っても聞
き逃したり、お風呂の水の入れ過ぎ、沸かし過ぎをした
り、火災の発生やガス漏れ等の警報に気付くのが遅れる
等の危険性があった。
【0026】(1)本発明の第一の目的は、例えば電話
機やファックスの着信、玄関等での来客,お風呂の水位
や温度などの状態、火災やガス漏れの有無等を映像情報
として報知ができるテレビジョン受信機を提供すること
にある。
【0027】(2)本発明の第二の目的は、例えば電話
機やファックスの着信、玄関等での来客、お風呂の水位
や温度などの状態、火災やガス漏れの有無等の報知の対
象となる外部情報の種類や個数をユーザが容易に設定変
更できるテレビジョン受信機を提供することにある。
【0028】(3)本発明の第三の目的は、例えば電話
機やファックスの着信、玄関等での来客、お風呂の水位
や温度などの状態、火災やガス漏れの有無等の映像情報
による報知の優先順位をユーザが任意に設定できるテレ
ビジョン受信機を提供することにある。
【0029】(4)本発明の第四の目的は、例えば電話
機やファックスの着信、玄関等での来客があったり、お
風呂の水位や温度などが所定の設定値になった場合や、
火災やガス漏れが発生した場合などに、テレビジョン受
信機の表示電源がOFFであっても自動的にONさせて
映像表示できるテレビジョン受信機を提供することにあ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】(1)上記第一の目的
は、例えば、電話機やファックスの着信、玄関等での来
客、お風呂の水位や温度あるいは火災やガス漏れ等の外
部情報が導かれるセンサと、このセンサの検出信号から
外部情報の有無等を識別する識別手段と、報知映像信号
が記憶されている記憶手段とで構成される複数の報知信
号作成手段と、この報知信号作成手段から導かれる報知
映像信号の選定指定や報知の停止などを制御する報知設
定手段と、報知信号作成手段から導かれる報知映像信号
を記憶する記憶手段を具備して、この記憶手段に記憶し
た報知映像信号を報知設定手段の制御に応じて出力し、
この時、出力する報知映像信号の個数と種類に応じた割
込み信号を作成する報知映像信号入力処理手段と、この
報知映像信号入力処理手段から導かれる割込み信号に応
じて、報知映像信号や別途入力されるテレビ映像信号や
ビデオ、LDの映像信号の表示形式および表示位置を制
御する割込み制御手段と、この割込み制御手段が指示す
る表示形式および表示位置に応じて、報知映像信号を別
途入力されるテレビ映像信号やビデオ、LDの映像信号
に割込ませて表示させる割込み映像処理手段とによっ
て、テレビジョン受信機を構成することにより達成され
る。
【0031】(2)上記第二の目的は、上記(1)の報
知信号作成手段は、例えば、電話機やファックスの着
信、玄関等での来客、お風呂の水位や温度、火災やガス
漏れ等の外部情報が導かれると各外部情報に応じた検出
信号を出力するセンサと、この外部情報に対応する報知
映像信号が記憶された記憶手段と、このセンサから導か
れる検出信号を識別して、外部情報の有無やレベルに応
じて記憶手段に記憶された報知映像信号を出力する識別
手段とで構成する。
【0032】且つ、この報知信号作成手段を複数具備
し、この複数の報知信号作成手段から出力される報知映
像信号形式は同一形式にする。そして、この報知映像信
号を接続する複数の接続端子を設けてテレビジョン受信
機を構成することにより達成される。
【0033】(3)上記第三の目的は、上記(1)のテ
レビジョン受信機において、例えば、前記複数の報知信
号作成手段より前記報知映像信号入力処理手段に導かれ
る複数の報知映像信号の中から優先すべき信号を指定す
る報知設定手段と、記憶した複数の報知映像信号を前記
報知設定手段が指定した優先順位に応じて出力する記憶
手段と、この記憶手段から出力される報知映像信号の個
数と種類に応じた割込み信号を作成する割込み信号作成
手段とを具備する報知映像信号入力処理手段とを設けて
テレビジョン受信機を構成することにより達成される。
【0034】(4)上記第四の目的は、上記(1)のテ
レビジョン受信機において、例えば、前記複数の報知映
像信号が前記報知映像信号入力処理手段に導かれた場合
に、テレビジョン受信機の表示電源がOFFされていて
も表示電源を自動的にONさせる電源制御手段を具備す
る報知映像信号入力処理手段を設けて、テレビジョン受
信機を構成することにより達成される。
【0035】
【作用】(1)例えば、報知設定手段は、報知信号作成
手段を介して導かれる外部情報報知用の報知映像信号の
選定指定や報知の停止などを指定する報知設定信号を出
力する。
【0036】報知信号作成手段は、センサと識別手段と
記憶手段とで構成されており、例えば電話機やファック
スの着信、玄関等での来客、お風呂の水位や温度、室内
あるいは火災やガス漏れ等の外部情報が導かれるセンサ
の検出信号が、識別手段で「報知情報あり」と識別され
て、設けた記憶手段から報知映像信号が出力されると、
報知映像信号入力処理手段は、具備した記憶手段にこの
報知映像信号を記憶して、報知設定信号に応じて出力
し、この時、出力する報知映像信号の個数と種類に応じ
た割込み信号を作成する。
【0037】割込み制御手段は、割込み信号に応じて、
報知映像信号や別途入力されるテレビ映像信号やビデ
オ、LDの映像信号の表示形式および表示位置を制御す
る。
【0038】割込み映像処理手段は、割込み制御手段が
指示する表示形式および表示位置に応じて、報知映像信
号入力処理手段からの報知映像信号を別途入力されるテ
レビ映像信号やビデオ、LDの映像信号に割込ませて表
示させる。
【0039】これにより、例えば電話機やファックスの
着信、玄関等での来客の有無、お風呂の水位や温度など
の状態あるいは火災やガス漏れの有無等の報知情報を文
字あるいは図形パターンの画面表示で知らせることが可
能なテレビジョン受信機を実現できる。
【0040】(2)上記(1)のセンサ、識別手段、記
憶手段を夫々具備した複数の報知信号作成手段におい
て、センサでは、例えば電話機やファックスの着信、玄
関等での来客、お風呂の水位や温度、火災やガス漏れ等
の外部情報が導かれると各外部情報に応じた検出信号を
出力する。
【0041】記憶手段には、この外部情報に対応する報
知映像信号が記憶されている。
【0042】識別手段では、センサから導かれる検出信
号を識別して、外部情報の有無やレベルに応じて記憶手
段に記憶された報知映像信号を出力させる。
【0043】且つ、前記接続端子は、前記複数の報知信
号作成手段から同一形式で出力される報知映像信号を上
記(1)の報知映像信号入力処理手段へ接続する。
【0044】これにより、報知の対象となる例えば電話
機やファックスの着信、玄関等での来客の有無、お風呂
の水位や温度、火災やガス漏れの有無等の外部情報を変
更したい場合、別のセンサ、識別手段、記憶手段を具備
した報知信号作成手段への交換が任意に容易に行えるた
め、設置や交換に際してユーザの煩いを軽減できるテレ
ビジョン受信機を実現できる。
【0045】(3)上記(1)のテレビジョン受信機に
おいて、例えば、報知設定手段が、報知映像信号入力処
理手段に導かれる複数の報知映像信号の中から優先して
報知すべき信号を指定した場合、報知映像信号入力処理
手段が具備する記憶手段は、各報知信号作成手段より導
かれて記憶した各報知映像信号を報知設定手段で指定す
る優先順位に応じて出力する。
【0046】報知映像信号入力処理手段が具備する割込
み信号作成手段は、この記憶手段から出力される報知映
像信号の個数と種類に応じた割込み信号を出力する。
【0047】これにより、例えば電話機やファックスの
着信、玄関等での来客の有無、お風呂の水位や温度,火
災やガス漏れの有無等の外部情報を報知する際に、表示
順序や画面表示の形式あるいは表示位置などに対する優
先順位をユーザが任意に設定できるテレビジョン受信機
を実現できる。
【0048】(4)上記(1)のテレビジョン受信機に
おいて、例えば、報知設定手段が、報知映像信号入力処
理手段に導かれる複数の報知映像信号の中からテレビジ
ョン受信機の表示電源を制御して報知すべき信号を指定
した場合、報知映像信号入力処理手段が具備する電源制
御手段は、テレビジョン受信機の表示電源がOFFされ
ていても表示電源を自動的にONするように制御する。
【0049】これにより、テレビの表示電源がOFFの
状態にあっても外部情報の報知が必要であれば、表示電
源を自動的に立ち上げて報知映像の画面表示を可能とす
るテレビジョン受信機を実現できる。
【0050】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
【0051】図1において、101,105,109,
113は報知信号作成手段、121は報知映像信号入力
処理手段、122は報知設定手段、128は割込み映像
処理手段、129は割込み制御手段、131は電源回路
であり、その他は図2に示した従来例と同じである。
【0052】報知信号作成手段101,105,10
9,113は、例えば電話機やファックスの着信、玄関
等での来客の有無、お風呂の水位や温度、火災やガス漏
れ等を検出して、これらの外部情報に対応する報知映像
信号を報知映像信号入力端子117,118,119,
120に供給する。
【0053】報知設定手段122は、上記報知信号作成
手段101,105,109,113より出力された外
部情報の報知映像信号に対する優先順位の指定と、電源
手段131のON/OFF制御を指定する報知設定信号
を報知映像信号入力処理手段121へ導く。
【0054】報知映像信号入力処理手段121は、報知
映像信号入力端子117,118,119,120を経
て供給される上記報知映像信号を取り込み、内部構成要
素である記憶手段に記録した後、報知設定手段122か
らの報知設定信号により指定される優先順位に従って上
記記憶手段に記録した報知映像信号を割込み映像処理手
段128に出力する。また、この出力する報知映像信号
の個数と種類を知らせる割込み信号を報知映像信号入力
処理手段121の内部構成要素である割込み信号作成手
段で作成し、割込み制御手段129へ供給する。さら
に、上記報知設定手段122からの報知設定信号の指定
に応じて、ワイドディスプレイ130の表示電源ON/
OFFの制御信号を作成し、電源回路131へ供給す
る。
【0055】割込み制御手段129は、映像信号処理手
段125,127から導かれるテレビ映像信号やビデ
オ、LD等の映像信号に上記報知映像信号入力処理手段
から導かれる報知映像信号を割込み表示させる際の表示
形式と表示位置を制御する割込み制御信号を作成し、割
込み映像処理手段128を制御する。
【0056】割込み映像処理手段128は、テレビ映像
信号やビデオ、LD等の映像信号に上記報知映像信号を
割込ませた映像出力信号を作成してワイドディスプレイ
130へ出力する。
【0057】まず、割込み映像処理手段128と割込み
制御手段129の動作を簡単に説明する。
【0058】割込み映像処理手段128では、映像信号
処理手段125,127より入力するTV放送の映像信
号またはビデオ、LDなどの映像信号をアスペクト比1
6:9のワイドディスプレイ130に通常表示させるた
めの信号処理を行った後に、報知映像信号入力処理手段
121より入力する図形パターンあるいは文字等による
報知映像をPoutP(Picture out Picture)の子画面とし
て割込ませた映像信号を作成してワイドディスプレイ1
30に供給する。
【0059】割込み制御手段129は、報知映像信号入
力処理手段121より割込み信号が入力した場合、表示
中のTV放送またはビデオ、LDなどの映像信号をPou
tP(Picture out Picture)形式で表示させる割込み映像
処理手段128の制御を行い、且つ、報知映像を割込ま
せるの表示位置をも制御する。
【0060】次に、報知信号作成手段101,105,
109,113の構成と動作例を説明する。
【0061】報知信号作成手段101,105,10
9,113を構成する各情報センサ102,106,1
10,114は、外部情報を取り込み、検出信号として
外部情報を識別手段103,107,111,115に
出力する。
【0062】識別手段103,107,111,115
は、検出信号の識別結果に応じて例えば報知信号作成手
段101,105,109,113の構成要素である報
知映像記憶手段104,108,112,116に予め
記録されている図形パターンや文字などの報知映像信号
を読み出し、報知映像信号入力端子117,118,1
19,120に供給する。
【0063】この報知信号作成手段の具体的な動作例と
して「電話機着信」の情報を報知する場合について説明
する。
【0064】電話機着信報知用の報知信号作成手段10
1に内蔵された情報センサ102(例えば音声マイクあ
るいは電話機に直接接続された検出器など)からの検出
信号が、識別手段103(例えば音声認識手段あるいは
信号デコード装置など)において「電話機着信あり」と
識別された場合、報知映像記憶手段104から電話機の
着信を表わす図形パターンまたは文字などの報知映像信
号を読み出して報知映像信号入力端子117に出力す
る。
【0065】同様に、例えば玄関用の呼び鈴の音あるい
は物体センサなどの検出信号に応じて報知信号作成手段
105で作成された玄関・来客報知用の報知映像信号が
報知映像信号入力端子118に導かれる。また、例えば
お風呂センサなどを設けた報知信号作成手段109で作
成されるお風呂の水位や湯加減等を示すお風呂情報の報
知映像信号が報知映像信号入力端子119に導かれる。
また、例えば非常警報器を設けた報知信号作成手段11
3で作成される真っ赤な炎やガスマスク等をデザインし
たパターンなどの報知映像信号が火災やガス漏れを検出
した場合に報知映像信号入力端子120に導かれる。
【0066】以上述べたように、複数の報知信号作成手
段をそれぞれの情報センサ、識別手段、報知映像記憶手
段で構成し、それぞれ異なる報知映像信号を同一の信号
形式で出力することにより、報知映像信号入力処理手段
121へ入力する報知情報として多くの報知信号からユ
ーザが必要と思われるものを任意に選択することが可能
となる。
【0067】次に、報知映像信号入力処理手段121の
構成例を図4に示し、報知設定手段122と合わせて動
作例を説明する。
【0068】図4において、401,402,403,
404は報知映像記憶手段、405はメモリ・スキャナ
コントローラ、406は報知映像出力スキャナ、407
は割込み信号作成手段、408は電源制御手段である。
【0069】報知映像記憶装置401〜404は、それ
ぞれ報知映像信号入力端子117〜120より入力する
報知映像信号を同時に記録する。記録された各報知映像
信号の出力は、メモリ・スキャナコントローラ405が
出力するOE信号(アウトプット・イネーブル)により
制御されて報知映像出力スキャナ406に供給される。
なお、報知映像出力スキャナ406へ出力される報知映
像信号の読み出し順序は、報知設定手段122から出力
される報知設定信号に応じてメモリ・スキャナコントロ
ーラ405が制御する。
【0070】上記報知映像信号入力端子から報知映像信
号の出力が無い場合には、該当する報知映像記憶手段4
01〜404に記録された報知映像信号はクリアされ
て、報知映像出力スキャナ406への出力は停止され
る。
【0071】報知映像出力スキャナ406では、メモリ
・スキャナコントローラ405が出力するOE信号に連
動して切替わるスキャナにより報知映像記憶装置401
〜404の出力する報知映像信号を取り込む。
【0072】また、割込み信号作成手段407は、報知
設定手段122の出力する報知設定信号と報知映像出力
スキャナ406が出力するスキャン一周期分の報知映像
信号を取り込み、報知映像出力スキャナ406から出力
する報知映像信号の個数と種類を知らせる割込み信号を
作成して、割込み制御手段129へ出力する。
【0073】一方、電源制御手段408は、報知設定手
段122の出力する報知設定信号と報知映像出力スキャ
ナ406が出力するスキャン一周期分の報知映像信号を
取り込み、電源手段131の自動立ち上げ機能の制御信
号を作成して出力する。これにより、例えば深夜などT
Vの表示電源スイッチがOFFの場合にも、自動的に表
示電源をONして画面表示による報知を可能とする。
【0074】以上述べたように、記憶した複数の報知映
像信号の読み出しを任意に制御できる報知映像記憶手
段,割込み表示させる報知映像の個数や種類を出力する
割込み信号作成手段,電源回路の制御信号を出力する電
源制御手段を設けたことにより、報知設定手段122を
通じて外部情報の優先表示や表示形式,表示位置および
情報報知時の自動電源立ち上げなどの機能設定をユーザ
が任意に設定することができる。
【0075】更に本実施例によれば、各報知信号作成手
段101,105,109,113からの報知映像信号
が同時に入力された場合でも、個々に報知映像記憶手段
が設けられているために、報知映像信号を取り洩らす危
険はない。
【0076】次に本発明において、上記の報知設定手段
122を用いてユーザが指定する機能設定例を説明す
る。
【0077】例えば、 (1)火災・ガス漏れセンサ114を含む報知信号作成手
段113が接続された報知映像信号入力端子120から
入力される「火災・ガス漏れ」用の報知映像の表示を最
優先とする。
【0078】(2)「火災・ガス漏れ」の情報報知時には
自動電源立ち上げ機能を使用する。
【0079】(3)「火災・ガス漏れ」用の報知映像は、
ワイドディスプレイの全画面領域に表示する。
【0080】などである。
【0081】上記設定における(1)により、報知映像
信号入力処理手段121に報知映像信号入力端子120
から取り込まれた報知映像信号は、報知映像記憶装置4
04に記録され、この記録した報知映像信号は他の報知
映像信号入力端子117〜119から入力して記録した
報知映像信号に比べて優先的に読み出し、割込み映像処
理手段128に出力される。
【0082】また、上記設定の(2)により例えば深夜
などTVの表示電源がOFFしている場合でも、電源制
御手段408で作成した電源制御信号によりTV表示電
源が自動的にONされる。
【0083】また、上記設定の(3)により火災やガス
漏れなどの人命に危険がおよぶ場合には、割込み信号作
成手段407からの割込み信号により割込み制御手段1
29を制御し、割込み映像処理手段128は報知映像信
号入力処理手段121から出力される報知映像信号のみ
をPoutP(Picture out Picture)形式による画面表示で
はなく、ワイドディスプレイ130の画面いっぱいに表
示させ、TV視聴者に危険を明確に知らせる。
【0084】なお、報知設定手段122による設定は、
上記の例に限定されることはなく、例えば、 (4)電源手段131の自動立ち上げ機能に関して、入力
される全ての報知映像信号に反応したり、あるいは、ユ
ーザの希望や緊急度の高い報知映像信号のみに反応させ
る設定。
【0085】(5)報知映像信号の画面表示に関して、例
えば「火災・ガス漏れ」等の人命に関わる緊急情報の報
知に対しては、ディスプレイの全画面を使用して報知映
像を表示させ,緊急度の低い情報の報知には、PoutP
(Picture outPicture)形式の複数親子画面で報知映像を
表示させる設定。
【0086】などの指定も可能である。
【0087】次に、本発明において割込み映像処理手段
128を用いて報知映像を表示する例を説明する。
【0088】(1)ユーザが親子画面機能を使用してい
ない場合に報知映像が入力した時、 ・同時に3種類以内の報知映像を割り込ませる場合に
は、例えば図5(a)に示す502〜504に報知映像
を表示する。
【0089】・同時に4種類以上の報知映像を割り込ま
せる場合には、例えば図5(b)に示す506〜513
に報知映像を表示する。
【0090】この場合、図5に示す501あるいは50
5には通常のテレビ映像やビデオなどの映像を表示す
る。
【0091】但し、報知設定手段122による優先報知
が設定されている場合、子画面映像を使用した報知映像
を優先的に画面の見易い位置(例えば画面の中央寄り5
03,507,508,511,512)に表示する。
【0092】(2)ユーザが親子画面機能を使用してい
る場合に報知映像が入力した時、 ・例えばPinP形式の親子2画面でテレビやビデオ映像
を表示している際に、同時に2種類以内の報知映像を割
り込ませる場合、例えば図5(a)に示す画面形式で報
知映像を表示する。この時、例えば504にはテレビや
ビデオ映像の子画面映像を表示させ、報知映像は例えば
502,503に表示させる。
【0093】・さらに、3種類以上の報知映像を割り込
ませる場合、例えば図5(b)に示す画面形式で報知映
像を表示する。この時、例えば子画面513にテレビや
ビデオ映像の子画面映像を表示させ、報知映像は例えば
506〜512に表示させる。
【0094】・あるいはPoutP形式の親子複数画面で
テレビやビデオ映像を表示している場合、例えば図5
(b)に示す画面形式で報知映像を表示する。
【0095】この時、例えば511〜513にはテレビ
やビデオ映像を表示させ、報知映像は例えば506〜5
10に表示させる。
【0096】なお、報知映像の入力以前に表示されてい
た映像ソースと報知映像の表示位置は、上記の例に限定
されることはない。
【0097】(3)火災・ガス漏れ等の人命に関わる緊
急情報の報知に対しては、報知設定手段122による指
定で報知映像をPoutP(Picture outPicture)形式を用
いた子画面表示ではなく、例えば図5(c)に示す全画
面領域514に表示する。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、電話機やファックスの
着信、玄関等での来客の有無、お風呂の水位や温度、火
災やガス漏れの発生等の外部情報を取り込み、これらの
情報内容に応じた報知用映像パターンの表示機能を付加
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のテレビジョン受信機を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の従来例による画面表示の一例を示す図で
ある。
【図4】本発明の図1の実施例による報知映像信号入力
処理回路の一構成例を示す図である。
【図5】本発明の図1の実施例による報知映像割込み時
の画面表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
101,105,109,113…報知信号作成回路、 121…報知映像信号入力処理回路、 122…報知設定回路、 128…割込み映像処理回路、 129…割込み制御回路、 130…ワイドディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都留 康隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 松本 昭人 群馬県高崎市西横手町111番地株式会社日 立製作所半導体事業部内 (72)発明者 藍沢 慎哉 群馬県高崎市西横手町111番地株式会社日 立製作所半導体事業部内 (72)発明者 本島 弓美子 群馬県高崎市西横手町111番地株式会社日 立製作所半導体事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機やファックスの着信、玄関等での来
    客、お風呂の水位や温度、火災やガス漏れ発生等の外部
    情報が導かれるセンサからの検出信号に応じた情報報知
    用の報知映像信号を作成する報知信号作成手段と、 前記報知信号作成手段の出力する複数の報知映像信号に
    対して優先順位の指定と、電源装置の制御を設定する報
    知設定手段と、 前記報知信号作成手段からの報知映像信号を記録する記
    憶手段と、この記憶手段から前記報知設定手段が指定す
    る優先順位に応じて前記記憶手段から報知映像信号を読
    み出し出力する機能と前記報知設定手段の設定に応じて
    電源装置の制御信号を作成する機能を具備した報知映像
    信号入力処理手段と、 前記報知映像信号入力処理手段から導かれる報知映像信
    号を別途入力されるテレビ映像信号やビデオ、LDの映
    像信号とともにどのように表示するかを指定するために
    表示形式および表示位置などを制御する割込み制御手段
    と、 前記割込み制御手段が指示する表示形式および表示位置
    などに応じて前記報知映像信号を別途入力されるテレビ
    映像信号やビデオ,LDの映像信号に割込ませて表示さ
    せる割込み映像処理手段とを備えたことを特徴とするテ
    レビジョン受信機。
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