JPH06178226A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

Info

Publication number
JPH06178226A
JPH06178226A JP32656292A JP32656292A JPH06178226A JP H06178226 A JPH06178226 A JP H06178226A JP 32656292 A JP32656292 A JP 32656292A JP 32656292 A JP32656292 A JP 32656292A JP H06178226 A JPH06178226 A JP H06178226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
notification
video
video signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32656292A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nagata
辰雄 永田
Noboru Kojima
昇 小島
Takumi Okamura
巧 岡村
Kentaro Teranishi
謙太郎 寺西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP32656292A priority Critical patent/JPH06178226A/ja
Publication of JPH06178226A publication Critical patent/JPH06178226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話やファックスの着信,お風呂の水位や温
度などの状態,室内あるいは屋外の気温や湿度,郵便受
け内の品物の有無等を映像情報として報知する。 【構成】 外部情報検出回路116は各外部情報入力端
子111〜115からの被検出信号の有無と種類を検出
し、被検出信号に応じた報知信号を作成する。報知映像
信号作成回路122は報知信号に応じた報知映像信号と
割込みタイミング信号を作成する。割込み映像処理回路
106は報知映像信号作成回路122より供給される割
込みタイミング信号に応じて切換わる機能を有し、報知
映像信号作成回路122からの映像信号とマトリクス回
路105からのテレビ映像信号のうち一方を選択し、映
像出力回路107を経てディスプレイ110に画面表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電話やファック
スの着信,お風呂の水位や温度などの状態,室内あるい
は屋外の気温や湿度,郵便受け内の品物の有無等の報知
情報を映像パターンの画面表示により知らせるテレビジ
ョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機は地上放送,
衛星放送,有線放送等のテレビ放送を受信したり、ビデ
オデッキやレーザーディスクを接続して映像と音声を視
聴するのが一般的であった。
【0003】テレビジョン受像機の従来例として、例え
ば、「テレビ技術教科書(上),(下)」日本放送出版
協会刊に開示されている。
【0004】本従来例の構成を図2により簡単に説明す
る。図2において、201はチューナ、202は映像検
波回路、203は輝度信号処理回路、204は色信号処
理回路、205はマトリクス回路、206は映像出力回
路、207は同期信号処理回路、208は水平垂直ドラ
イブ回路、209はディスプレイである。
【0005】チューナ201では、入力されるカラーテ
レビジョン信号に対して必要なチャンネルの信号を選
択,増幅した後に周波数変換を行う。
【0006】映像検波回路202では、チューナ201
から送られた信号を例えばSAWフィルタを用いて選択
信号の抽出を行い、さらに高利得で安定な信号増幅を行
う。その後、カラーテレビジョン信号(輝度信号,搬送
色信号,同期信号の含まれた信号)の復調検波を行う。
【0007】輝度信号処理回路203では、映像検波回
路202が出力するカラーテレビジョン信号から輝度信
号(Y)を分離し、最適な信号処理を施す。
【0008】色信号処理回路204では、映像検波回路
202が出力するカラーテレビジョン信号から搬送色信
号を分離し、この搬送色信号の色復調を行い、色差信号
(R−Y,B−Y)を得る。
【0009】マトリクス回路205では、輝度信号処理
回路203より供給する輝度信号(Y)と色信号処理回
路204より供給する色差信号(R−Y,B−Y)を合
成して原色信号(R,G,B)を作成する。
【0010】この原色信号(R,G,B)は映像出力回
路206を経てディスプレイ209に表示される。
【0011】同期信号処理回路207では、映像検波回
路202が出力するカラーテレビジョン信号の中から水
平および垂直同期信号のみを取り出す。
【0012】水平垂直ドライブ回路208では、同期信
号処理回路207より供給される水平および垂直同期信
号に応じて、ディスプレイ209の水平および垂直偏向
を制御する。
【0013】このように本従来例は、テレビ放送受信し
て映像信号をディスプレイに表示するテレビジョン受信
機を実現している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のテレビジ
ョン受信機は、テレビ放送を受信して映像表示するため
に提案されたものである。最近では受信チャンネル,音
量,明るさやコントラストの設定状態などを画面表示す
る機種もあり、広く普及している。
【0015】しかし、テレビジョン受信機を電話やファ
ックスの着信,お風呂の水位や温度などの状態,室内あ
るいは屋外の気温や湿度,郵便受け内の品物の有無等の
情報を報知する手段として用いたものはない。
【0016】例えば、従来例のテレビジョン受像機の受
信映像を鑑賞している最中には、電話機やファックスが
着信して呼出し音が鳴っても聞き逃したり、お風呂の水
の入れ過ぎ,沸かし過ぎをしたり、天候の変化に気付か
ずに屋外に干した洗濯物や布団を雨に濡らしたりするこ
とがあった。
【0017】そこで、本発明の目的は、電話やファック
スの着信,お風呂の水位や温度などの状態,室内あるい
は屋外の気温や湿度,郵便受け内の品物の有無等を映像
情報として報知ができるテレビジョン受信機を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的は、例え
ば、電話やファックス等の着信を示す信号,お風呂の水
位や温度等に対応した信号,室内もしくは屋外の気温や
湿度等に対応した信号,または郵便受け内の品物の有無
を示す信号などの被検出信号を入力する入力端子と、こ
の入力端子からの被検出信号を検出し、報知信号を出力
する検出手段と、この検出手段からの報知信号に応じた
報知映像信号を作成して出力する報知映像信号作成手段
と、この報知映像信号を一般のテレビ映像信号に割込ま
せる報知映像割込み手段と、によって、テレビジョン受
信機を構成することにより達成される。
【0019】(2)また、上記(1)の報知映像信号作
成手段は、例えば、前記報知信号に応じて高精細な報知
映像信号を作成して出力する第一の報知映像信号作成手
段と、前記報知信号に応じて高精細でない通常の報知映
像信号を作成して出力する第二の報知映像信号作成手段
と、前記第一及び第二の報知映像信号作成手段から出力
された報知映像信号を入力し、前記テレビ映像信号によ
るテレビ映像がアスペクト比16:9である場合は、前
記第一の報知映像信号作成手段からの報知映像信号を選
択して出力すると共に、前記テレビ映像の中に報知映像
をピクチャー・イン・ピクチャー(PinP;Picture in
Picture)の子画面表示させるべく、所定の第一の割込
みタイミングを与える割込みタイミング信号を作成して
出力し、前記テレビ映像信号によるテレビ映像がアスペ
クト比4:3である場合は、前記第二の報知映像信号作
成手段からの報知映像信号を選択して出力すると共に、
前記テレビ映像の外に報知映像をピクチャー・アウト・
ピクチャー(PoutP;Picture out Picture)の子画面
表示させるべく、前記第一の割込みタイミングとは異な
る所定の第二の割込みタイミングを与える割込みタイミ
ング信号を作成して出力する子画面表示設定手段と、を
備えるようにする。
【0020】(3)上記(1),(2)の報知映像信号
作成手段は、例えば、報知映像を表わす映像信号及び該
報知映像における背景色(例えばPicture in Picture
(PinP)子画面またはPicture out P
icture(PoutP)子画面内の色)を指定する背
景色データ等から成る報知内容信号を記憶すると共に、
前記報知信号に応じて、記憶した前記報知内容信号を読
み出して出力し、併せて、前記割込みタイミング信号を
作成して出力する報知内容信号記憶手段と、該報知内容
信号記憶手段から出力された報知内容信号を入力し、該
報知内容信号における背景色データに応じて、色制御信
号を作成して出力する背景色制御手段と、前記報知内容
信号記憶手段から出力された報知内容信号と前記背景色
制御手段から出力された色制御信号とを入力し、前記報
知内容信号における映像信号によって表わされる報知映
像の背景色を、前記色制御信号に応じて変化させて、報
知映像信号として出力する背景色設定手段と、を備える
ようにする。
【0021】
【作用】(1)例えば、電話やファックス等の着信を示
す信号,お風呂の水位や温度等に対応した信号,室内も
しくは屋外の気温や湿度等に対応した信号,または郵便
受け内の品物の有無を示す信号などの被検出信号が入力
端子に入力すると、前記検出手段は、これらの被検出信
号の有無と種類に応じた報知信号を出力する。前記報知
映像信号作成手段は、この報知信号に応じた報知映像信
号と割込みタイミング信号を出力する。前記報知映像割
込み手段は、この割込みタイミング信号に合わせて報知
映像信号を現在表示中のテレビ映像信号に割込ませた映
像信号を作成して出力する。
【0022】これにより、例えば電話やファックスの着
信,お風呂の水位や温度などの状態,室内あるいは屋外
の気温や湿度,郵便受け内の品物の有無等の報知情報を
文字あるいは図形パターンの画面表示で知らせることが
可能なテレビジョン受信機を実現できる。
【0023】(2)前記第一の報知映像信号作成手段
は、前記報知信号に応じて高精細な報知映像信号を作成
して出力する。一方、前記第二の報知映像信号作成手段
は、前記報知信号に応じて高精細でない通常の報知映像
信号を作成して出力する。
【0024】また、前記子画面表示設定手段では、前記
第一及び第二の報知映像信号作成手段から出力された報
知映像信号を入力し、前記テレビ映像信号によるテレビ
映像がアスペクト比16:9である場合は、前記第一の
報知映像信号作成手段からの報知映像信号を選択して出
力すると共に、前記テレビ映像の中に報知映像をピクチ
ャー・イン・ピクチャー(PinP;Picture in Pictur
e)の子画面表示させるべく、所定の第一の割込みタイ
ミングを与える割込みタイミング信号を作成して出力
し、前記テレビ映像信号によるテレビ映像がアスペクト
比4:3である場合は、前記第二の報知映像信号作成手
段からの報知映像信号を選択して出力すると共に、前記
テレビ映像の外に報知映像をピクチャー・アウト・ピク
チャー(PoutP;Picture out Picture)の子画面表示
させるべく、前記第一の割込みタイミングとは異なる所
定の第二の割込みタイミングを与える割込みタイミング
信号を作成して出力する。
【0025】これにより、例えば電話やファックスの着
信,お風呂の水位や温度などの状態,室内あるいは屋外
の気温や湿度,郵便受け内の品物の有無等の報知情報を
映像パターンの画面表示で知らせる場合に、ワイドディ
スプレイ画面の使用状況に応じてPinPとPoutPを使
い分けることができ、画面の使用効率をさらに高めたテ
レビジョン受信機を実現できる。
【0026】(3)前記報知内容信号記憶手段は、報知
映像を表わす映像信号及び該報知映像における背景色を
指定する背景色データ等から成る報知内容信号を記憶す
ると共に、前記報知信号に応じて、記憶した前記報知内
容信号を出力する。また、前記背景色制御手段は、前記
報知内容信号記憶手段から出力された報知内容信号を入
力し、該報知内容信号における背景色データに応じて、
色制御信号を作成して出力する。また、前記背景色設定
手段は、前記報知内容信号記憶手段から出力された報知
内容信号と前記背景色制御手段から出力された色制御信
号とを入力し、前記報知内容信号における映像信号によ
って表わされる報知映像の背景色を、前記色制御信号に
応じて変化させて、報知映像信号として出力する。
【0027】これにより、例えば電話やファックスの着
信,お風呂の水位や温度などの状態,室内あるいは屋外
の気温や湿度,郵便受け内の品物の有無等の報知情報を
画面表示で知らせる場合に、例えば文字情報のみでな
く、この文字情報の背景色で報知内容をより判り易く知
らせることができる。
【0028】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を用いて説明す
る。図1において、101はチューナ、102は映像検
波回路、103は輝度信号処理回路、104は色信号処
理回路、105はマトリクス回路、106は割込み映像
処理回路、107は映像出力回路、108は同期信号処
理回路、109は水平垂直ドライブ回路、110はディ
スプレイ、111は電話情報入力端子、112はファッ
クス情報入力端子、113はお風呂センサ情報入力端
子、114は温度・湿度センサ情報入力端子、115は
郵便受け物体センサ情報入力端子である。
【0029】また、116は外部情報検出回路であり、
例えば電話機着信検出回路117、ファックス受信検出
回路118、お風呂センサ信号検出回路119、温度・
湿度センサ信号検出回路120、物体センサ信号検出回
路121などにより構成される。
【0030】また、122は、各検出回路117〜12
1が出力する報知信号により、各検出回路117〜12
1での検出内容を報知映像に変換する報知映像信号作成
回路である。
【0031】以下、本実施例の動作について説明する。
チューナ101,映像検波回路102,輝度信号処理回
路103,色信号処理回路104,マトリクス回路10
5,映像出力回路107,同期信号処理回路108,水
平垂直ドライブ回路109,ディスプレイ110の動作
は、図2に示した従来例の各動作と同じである。
【0032】外部情報検出回路116は、各外部情報入
力端子111〜115から入力される被検出信号の有無
と種類を検出する。そして、この被検出信号に応じた報
知信号を作成して、報知映像信号作成回路122に供給
する。
【0033】報知映像信号作成回路122は、この報知
信号に応じた報知映像信号を作成する。このとき、報知
映像信号作成回路122は割込みタイミング信号も同時
に作成する。その後、報知映像信号作成回路122で作
成される報知映像信号は割込みタイミング信号と共に、
割込み映像処理回路106へ出力される。
【0034】報知映像信号作成回路122は、例えばR
OMまたはマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)で構成され、複数種類の報知映像信号(R’,
G’,B’)をデータとして内蔵し、外部情報検出回路
116より供給される報知信号に応じて内蔵データから
必要なデータが選択されて割込み映像処理回路106に
出力される。
【0035】割込み映像処理回路106は、例えば報知
映像信号作成回路122より供給される割込みタイミン
グ信号に応じて切換わる機能を有し、報知映像信号作成
回路122から供給される映像信号(R’,G’,
B’)とマトリクス回路105から供給されるテレビ映
像信号(R,G,B)のどちらか一方を選択して、映像
出力回路107を経てディスプレイ110に画面表示さ
せる。
【0036】ここで、具体的な動作例として、電話情報
入力端子111を経て電話機の着信信号が、外部情報検
出回路116に設けられた電話機着信検出回路117に
入力した場合を説明する。
【0037】電話機着信検出回路117は、電話情報入
力端子111からの電話機の着信信号を検出し、電話機
の着信を意味する報知信号を報知映像信号作成回路12
2に出力する。この報知信号によって、報知映像信号作
成回路122から電話機の着信を表わす文字または図形
パターンからなる報知映像信号と割込みタイミング信号
を出力する。
【0038】割込み映像処理回路106では、この割込
みタイミング信号でマトリクス回路105から入力する
テレビ映像信号と報知映像信号とを切換える。その結
果、ディスプレイ110には受信中のテレビ映像に電話
機の着信を意味する文字または図形パターンが割込み表
示される。
【0039】本発明の第2の実施例を図3を用いて説明
する。本実施例が図1の実施例と異なる点は、表示モー
ド入力端子311を介して入力されるワイド画面の表示
モードを設定するワイドコントローラ306を具備し、
ワイド輝度信号処理回路301とワイド色信号処理回路
302とワイド同期信号処理回路303とを制御して、
例えばアスペクト比4:3の映像信号をアスペクト比1
6:9のワイド映像信号に変換し、ワイドディスプレイ
305に表示する点である。さらに異なる点は、報知映
像信号作成回路307が、第一の報知映像信号作成回路
308と第二の報知映像信号作成回路309と子画面表
示設定回路310とで構成され、この子画面表示設定回
路310がワイドコントローラ306の制御により報知
映像信号を切換えて出力する点である。その他の構成回
路の動作は図1の実施例と同様である。
【0040】第一の報知映像信号作成回路308は、外
部情報検出回路116より供給される報知信号に応じ
て、報知映像をPicture in Picture(PinP)の子画面
表示させるべく、高精細な報知映像信号を作成する。
【0041】第二の報知映像信号作成回路309は、外
部情報検出回路116より供給される報知信号に応じ
て、報知映像をPicture out Picture(PoutP)の子画
面表示させるべく、高精細でない通常の報知映像信号を
作成する。
【0042】子画面表示設定回路310は、ワイドコン
トローラ306より供給される子画面表示設定信号に応
じて、第一の報知映像信号作成回路308の出力と第二
の報知映像信号作成回路309の出力のうち、いずれか
一方を選択し、割込み映像処理回路106に出力すると
共に、親画面に対する子画面の位置を決定する割込みタ
イミング信号も同時に作成して出力する。
【0043】つまり、子画面表示設定回路310は、ワ
イドコントローラ306で制御されたアスペクト比1
6:9の映像がワイドディスプレイ305に表示される
場合には、第一の報知映像信号作成回路308の出力す
る高精細な報知映像信号を選択して出力し、報知映像を
Picture in Picture(PinP)の子画面表示させるべ
く、所定の割込みタイミングを与える割込みタイミング
信号を出力する。アスペクト比4:3の映像を表示して
いる場合には、第二の報知映像信号作成回路309の出
力する通常の報知映像信号を選択して出力し、報知映像
をPicture out Picture(PoutP)の子画面表示させる
べく、上記とは異なる割込みタイミングを与える割込み
タイミング信号を出力する。
【0044】次に、本実施例の具体的な表示動作例を図
4を用いて説明する。まずアスペクト比4:3のNTS
C信号で映画などの上下黒くしたレターボックス形式の
映像信号を受信している場合について説明する。
【0045】ワイドコントローラ306は、例えばユー
ザからのワイド選択信号を受け、ワイド輝度信号処理回
路301とワイド色信号処理回路302とワイド同期信
号処理回路303とを制御し、有効な映像部分を拡大さ
せ、図4(a)に示すようにアスペクト比16:9のワ
イドディスプレイ305の画面いっぱいに映像を表示す
るワイドテレビ映像401を作成する。同時にワイドコ
ントローラ306は、報知映像信号作成回路307に備
わった子画面表示設定回路310を制御する。この時、
子画面表示設定回路310では、第一の報知映像信号作
成回路308の出力する高精細な報知映像信号を選択
し、所定の割込みタイミングを与える割込みタイミング
信号と共に、割込み映像処理回路106に出力する。こ
れにより、図4(a)に示すようにワイドテレビ映像4
01の内に報知映像402がPinP表示される。
【0046】次に、従来のNTSC方式の映像信号であ
る有効な映像画面のアスペクト比が4:3の映像を表示
する場合について説明する。
【0047】この場合、ワイドコントローラ306は、
ワイド輝度信号処理回路301とワイド色信号処理回路
302とワイド同期信号処理回路303とを制御し、例
えば図4(b)に示すようにワイドディスプレイ305
の中央に表示するテレビ映像403を作成する。同時
に、ワイドコントローラ306は、報知映像信号作成回
路307に備わった子画面表示設定回路310を制御す
る。この時、子画面表示設定回路310では第二の報知
映像信号作成回路309の出力する通常の報知映像信号
を選択し、所定の割込みタイミングを与える割込みタイ
ミング信号と共に、割込み映像処理回路106に導く。
これにより、図4(b)に示すようにアスペクト比4:
3のテレビ映像403の外に報知映像404をPoutP
表示することができる。また、例えば、図4(c)に示
すように元のアスペクト比4:3のテレビ映像405を
左に寄せ、その外に報知映像406をPoutP表示する
こともできる。
【0048】以上のように本実施例によれば、アスペク
ト比16:9のワイドディスプレイを用いたテレビシス
テムにおいて、電話やファックスの着信情報等の報知情
報に関する報知映像の表示形式を、受信テレビ映像のア
スペクト比が16:9の場合と4:3の場合とで切換え
ることができる。すなわち、16:9のワイドディスプ
レイでアスペクト比4:3の受信テレビ映像を拡大せず
に表示している場合には、テレビ映像の外にPoutPと
して報知映像を表示し、アスペクト比16:9の画面全
体に受信テレビ映像を表示している場合には、報知映像
をPinP表示することで、受信テレビ映像に報知映像を
最適な形式で表示することができる。
【0049】さらに、本発明の第3の実施例を図5を用
いて説明する。本実施例が図1,図3の実施例と異なる
のは、報知情報に応じて、例えばPinPまたはPoutP
表示された子画面内の報知映像における背景色を自由に
変更できる点である。
【0050】図5において、501,701,704は
それぞれの検出媒体に対応した割込み映像信号を作成す
る報知映像信号作成回路の一部であり、502,70
2,705はそれぞれの検出媒体に対応した報知内容信
号(映像信号と背景色データ等から成る)を記憶する映
像記憶装置であり、503,703,706は報知映像
における背景色を切換える背景色設定回路であり、50
7はユーザが操作するリモコンであり、508は映像記
憶装置より得られる報知内容信号の背景色データに応じ
た色制御信号を出力する背景色制御回路である。
【0051】ここで、具体的な動作例として電話情報入
力端子111を経て電話機の着信信号が、外部情報検出
回路116に設けられた電話機着信検出回路117に入
力した場合を説明する。
【0052】図6は図5における報知映像信号作成回路
501の構成を示すブロック図である。
【0053】図6において、電話着信映像記憶装置50
2は、電話着信時に割り込ませる映像信号や背景色デー
タ等(報知内容信号)を予め記憶しており、電話機着信
検出回路117から報知信号が入力されると、割込みタ
イミング信号と報知内容信号を出力する。一方、背景色
制御回路508は、電話着信映像記憶装置502より得
られる報知内容信号の背景色データに応じて色制御信号
を出力する。こうして、背景色設定回路503を構成し
ているセレクタ504,505,506それぞれに対応
した色制御信号を与えることによって、報知映像におけ
る背景色を変えることができる。
【0054】また、背景色制御回路508は、ユーザが
操作するリモコン507の送信信号をデコードして、任
意の色制御信号を設定することもできる。
【0055】次に、図7を用いて背景色を決める方法を
説明する。例えば、電話着信映像記憶装置502に、図
7の601で示すような、近景と背景から成る報知映像
(601では近景が縦長の楕円を成している)を得るた
めの映像信号が記憶されているとき、図7の601の点
線で示した走査線上の映像信号(ER,EG,EB)は図
6の602に示す如くになる。
【0056】背景色設定回路503では、背景色制御回
路508からの3ビットの制御信号により、例えば、セ
レクタ504が○,セレクタ505が●,セレクタ50
6が●を選択すると、割り込み映像処理回路への報知映
像信号(R’,G’,B’)は図7の603で示すよう
にER(R’信号)だけがHレベルとなり、図7の60
4で示すような近景が白で背景が赤の報知映像を表示さ
せることができる。
【0057】また、このように、報知映像のうち、近景
部分を常に白一色だけで表現する場合には、映像信号
(ER,EG,EB)の近景部分のレベルは常にER=EG
=EBとなる。従って、電話着信映像記憶装置502の
記憶データはERのみで良くなり、この結果、電話着信
映像記憶装置502の記憶容量を1/3に削減すること
が出来る。
【0058】以上、電話機着信検出回路117の着信信
号検出時の報知映像パターンを表示する場合を例にあげ
て説明したが、本実施例では、図6に示した電話機の着
信以外にも、例えばファックスの受信等を知らせる報知
映像における背景色を変えることができる。
【0059】すなわち、図5において、映像記憶装置5
02,702,705は、前述したように、それぞれの
検出媒体に対応した報知内容信号を記憶しており、それ
ぞれに記憶されている背景色データは検出媒体によって
異なっている。従って、各映像記憶装置502,70
2,705から読み出された検出媒体ごとの背景色デー
タを背景色制御回路508に導き、それぞれの背景色設
定回路503,703,706のセレクタを制御するこ
とにより、被検出信号の種類に応じて簡単に報知映像に
おける背景色を変えることが可能となる。これにより、
被検出信号の種類に応じて表現していた複雑な図形や文
字による報知映像を単純に背景色の違いだけで識別させ
ることも可能となる。
【0060】また、初期設定されている背景色は、例え
ばユーザがリモコン507を操作して背景色制御回路7
05で作成される色制御信号を指定して、ER,EG,E
Bの中からHレベルにする信号を選択することにより、
ユーザが任意に背景色を設定することも可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、電話やファックスの着
信,お風呂の水位や温度,室内あるいは屋外の気温や湿
度,郵便受け内の品物の有無等の被検出信号を報知情報
として取り込み、これらの報知情報に応じた映像パター
ンの表示機能を付加できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のテレビジョン受信機を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の実施例における画面表示の一例を示す説
明図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の実施例における報知映像信号作成回路5
01の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の回路動作を説明するための画面表示と映
像信号の波形の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
116…外部情報検出回路、122…報知映像信号作成
回路、106…割込み映像処理回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺西 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話やファックス等の着信を示す信号,
    お風呂の水位や温度等に対応した信号,室内もしくは屋
    外の気温や湿度等に対応した信号,または郵便受け内の
    品物の有無を示す信号などの被検出信号を入力し、該被
    検出信号を検出して、該被検出信号に応じた報知信号を
    出力する外部情報検出手段と、該外部情報検出手段から
    出力された前記報知信号を入力し、該報知信号に応じた
    報知映像を表わす報知映像信号、及び割込みタイミング
    信号をそれぞれ作成して出力する報知映像信号作成手段
    と、該報知映像信号作成手段から出力された前記報知映
    像信号を前記割込みタイミング信号と共に入力し、別に
    入力されるテレビ映像信号に、前記割込みタイミング信
    号による割込みタイミングに応じて、前記報知映像信号
    を割込ませる割込み映像処理手段と、を備え、前記テレ
    ビ映像信号によるテレビ映像に前記報知映像信号による
    報知映像を割込み表示させ得るようにしたことを特徴と
    するテレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン受信機に
    おいて、前記報知映像信号作成手段は、前記外部情報検
    出手段から出力された前記報知信号を入力し、該報知信
    号に応じて高精細な報知映像信号を作成して出力する第
    一の報知映像信号作成手段と、前記外部情報検出手段か
    ら出力された前記報知信号を入力し、該報知信号に応じ
    て高精細でない通常の報知映像信号を作成して出力する
    第二の報知映像信号作成手段と、前記第一及び第二の報
    知映像信号作成手段から出力された報知映像信号を入力
    し、前記テレビ映像信号による前記テレビ映像がアスペ
    クト比16:9である場合は、前記第一の報知映像信号
    作成手段からの報知映像信号を選択して出力すると共
    に、前記テレビ映像の中に前記報知映像をピクチャー・
    イン・ピクチャー(PinP;Picture in Picture)の子
    画面表示させるべく、所定の第一の割込みタイミングを
    与える割込みタイミング信号を作成して出力し、前記テ
    レビ映像信号による前記テレビ映像がアスペクト比4:
    3である場合は、前記第二の報知映像信号作成手段から
    の報知映像信号を選択して出力すると共に、前記テレビ
    映像の外に前記報知映像をピクチャー・アウト・ピクチ
    ャー(PoutP;Picture out Picture)の子画面表示さ
    せるべく、前記第一の割込みタイミングとは異なる所定
    の第二の割込みタイミングを与える割込みタイミング信
    号を作成して出力する子画面表示設定手段と、を備えた
    ことを特徴とするテレビジョン受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のテレビジョン
    受信機において、前記報知映像信号作成手段は、報知映
    像を表わす映像信号及び該報知映像における背景色を指
    定する背景色データ等から成る報知内容信号を記憶する
    と共に、前記外部情報検出手段から出力された前記報知
    信号を入力し、該報知信号に応じて、記憶した前記報知
    内容信号を読み出して出力し、併せて、前記割込みタイ
    ミング信号を作成して出力する報知内容信号記憶手段
    と、該報知内容信号記憶手段から出力された報知内容信
    号を入力し、該報知内容信号における背景色データに応
    じて、色制御信号を作成して出力する背景色制御手段
    と、前記報知内容信号記憶手段から出力された報知内容
    信号と前記背景色制御手段から出力された色制御信号と
    を入力し、前記報知内容信号における映像信号によって
    表わされる報知映像の背景色を、前記色制御信号に応じ
    て変化させて、報知映像信号として出力する背景色設定
    手段と、を備えたことを特徴とするテレビジョン受信
    機。
JP32656292A 1992-12-07 1992-12-07 テレビジョン受信機 Pending JPH06178226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32656292A JPH06178226A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 テレビジョン受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32656292A JPH06178226A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 テレビジョン受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06178226A true JPH06178226A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18189216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32656292A Pending JPH06178226A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 テレビジョン受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06178226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19648003A1 (de) * 1996-11-20 1998-06-04 Sennheiser Electronic Signalanzeigesystem
EP1489845A1 (en) 1998-11-30 2004-12-22 Microsoft Corporation Method and system for presenting television programming and interactive entertainment

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19648003A1 (de) * 1996-11-20 1998-06-04 Sennheiser Electronic Signalanzeigesystem
DE19648003B4 (de) * 1996-11-20 2007-01-04 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg Signalanzeigesystem
EP1489845A1 (en) 1998-11-30 2004-12-22 Microsoft Corporation Method and system for presenting television programming and interactive entertainment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1264849A (en) Television receiver
US7292284B2 (en) Method and apparatus displaying double screen
US4746983A (en) Picture-in-picture television receiver with separate channel display
CA1257688A (en) Television receivers
KR0150505B1 (ko) 2 화면 영상 처리 회로
CA1271254A (en) Television receiver
US6011592A (en) Computer convergence device controller for managing various display characteristics
JPH04320174A (ja) 映像信号処理装置
JPH099171A (ja) 画像出力装置
JPH0918799A (ja) 字幕データ表示制御装置
US5173777A (en) Circuit configuration for inset-image keying in a television set having only one tuner
JP3526056B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH04167685A (ja) テレビジョン受信装置
JPH06205326A (ja) テレビジョン受像機
JPH06178226A (ja) テレビジョン受信機
KR100645163B1 (ko) 휴대용 통신 단말기의 티브이 영상 부분확대 표시장치 및방법
JPH0715682A (ja) テレビジョン受信機
JP3599920B2 (ja) インターネットテレビジョン
JP3013217B2 (ja) 子画面リニアリティ制御装置
KR100595162B1 (ko) 디지털 방송 수신기의 화면 종횡비 자동 제어장치
KR20000034479A (ko) 디지털 텔레비젼 수상기에서 온스크린디스플레이장치
KR100251060B1 (ko) 와이드 화면모드와 더블 화면모드시 osd 표시장치
KR970001498Y1 (ko) 티브이(tv) 자막의 확대 /축소 장치
JP3495526B2 (ja) インターネットテレビジョン
JP2000175116A (ja) テレビジョン受像機