JPH0715678B2 - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH0715678B2
JPH0715678B2 JP62194494A JP19449487A JPH0715678B2 JP H0715678 B2 JPH0715678 B2 JP H0715678B2 JP 62194494 A JP62194494 A JP 62194494A JP 19449487 A JP19449487 A JP 19449487A JP H0715678 B2 JPH0715678 B2 JP H0715678B2
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正紀 川瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文章を構成する全ての頁の並びをパターンによ
り表示する文書作成装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、ワードプロセッサなどの文書作成装置において
は、テキスト(文字)、図形、グラフといったさまざま
なデータより構成された文書を頁毎移動、複写したり、
また、頁毎に用紙の大きさなどの書式を変更したりとい
ったように多種多様な文書を作成できるようになってき
ている。従来、このような文書に対する文書全体の頁の
構成を知る手段としては、特開昭61−65395号公報に記
載のように、文書の頁を表示画面上に図絵的に表示し、
文書中における頁の構成を示す手段があった。また、そ
の他、関連する手段としては、日立日本語ワードプロセ
ッサワードパル260操作説明書に記載のレイアウト表示
により、1つの頁のレイアウトを表示する手段があっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来技術においては、次のような
問題点がある。すなわち、上記第1の従来技術において
は、各頁の情報が図絵的にしか表示されないため、文書
を構成する頁数が増えた場合や、用紙の書式が頁単位に
変わっているような場合などにおいては、編集したい頁
がどの絵に対応するのか把握しずらいという問題があっ
た。また、上記第2の従来技術のレイアウト表示におい
ては、頁内の詳細な情報は知ることはできても、文書全
体となると、いちいち頁を切り替える必要があるため操
作が煩わしいという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解決し、よ
り簡単な操作で、文書全体の構成を章単位として表示す
ることができる文書作成装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、文書中に記載する
文字、図形などの記載要素を入力する入力部と、入力さ
れた記載要素と用紙のサイズや方向などの各種書式に対
応する頁パターンデータを記憶する記憶部と、前記記憶
部に記憶された各種記載要素を表示する表示部とを備え
た文書作成装置において、文書を構成する頁の情報を文
書の先頭頁から順に各頁に対応する前記頁パターンデー
タをある所定の個数毎に区切って表示部に表示する文書
レイアウト表示手段と、文書中において1つもしくは連
続する複数の頁を1つの章を単位として管理する章管理
手段を備え、該章管理手段により作成された1つもしく
は複数の章より構成される文書を章毎に区切ってレイア
ウト表示することを特徴とする。
〔作用〕
この文書作成装置は、記憶部に各種書式、例えばA4,B5
といった用紙のサイズと縦長、横長といった用紙の方向
に対応する頁パターンデータを有し、文書を構成する頁
の情報を文書の先頭頁から順に各頁に対応する前記頁パ
ターンデータをある所定の個数毎に区切って表示部に表
示するので、頁毎に書式が変わっているような場合、ま
た、頁数が増えたような場合において、文書全体におけ
る頁の構成を容易に把握することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を日本語ワードプロセッサに実施した例に
ついて図面により説明する。
第1図は本発明を適用した日本語ワードプロセッサの構
成を示すブロック図で、1は文字、コマンド等の入力を
行うキーボードなどによる入力部、2は文字、図形等を
表示するCRTディスプレイなどによる表示部、3は半導
体メモリや磁気記憶装置等による記憶部で、作成した文
書データや後述する各種テーブルや文字、頁パターンデ
ータ、ならびに、補助画面の表示用データ等が記憶され
る。4はワイヤドットプリンタなどによる印刷部、5は
前記各部の制御を行うためのマイクロプロセッサなどに
よる制御部で、編集制御部51、頁レイアウト編集部52、
文書レイアウト編集部53、領域編集部54、頁編集部55、
章編集部56、文書編集部57により構成される。
以下、制御部5を構成する各部分について説明する。編
集制御部51は、次に述べる2つの編集モード、すなわ
ち、頁レイアウト編集部52と文書レイアウト編集部53の
切り替え制御を行う。頁レイアウト編集部52は、画面上
に作成文書の1頁全体のレイアウトを表示してオペレー
タの指示に従い各種編集の制御を行う。一方文書レイア
ウト編集部53は、頁レイアウト編集部52とは異なり、画
面上に文書全体のレイアウトを頁パターンや章の名称な
どにより表示し、各種編集の制御を行う。さて、本実施
例における各種編集は以下に述べる編集部54〜57により
行う。すなわち領域編集部54は頁内に文字、図形等の情
報を記載するための領域を作成したり、また、該領域内
に実際に情報を記入したり、また、該領域の更新を行っ
たり、サイズの変更や、複写、移動等の操作を行う。頁
編集部55は、文書を構成している各頁毎の編集、例えば
複写、移動、削除等の編集を行う。章編集部56は、文書
を構成している各章毎の編集、例えば複写、移動、削除
等の編集を行う。ここで章とは1つ、もしくは複数の連
続する頁からなる集まりであり、これらあらかじめまと
まった単位での頁を章という単位で取り扱う。文書編集
部57は、文書全体を単位とする編集を行い、例えば、印
刷、登録等の編集を行う。
さて本実施例の日本語ワードプロセッサにおける文書の
作成、編集は以下の如く行う。
まず、初期状態において、オペレータが文書の新規作
成、もしくは既作成文書の更新を指示すると、まず編集
制御部51が起動されるが、この時の処理を第6a図を用い
て説明する。
編集制御部51は、まずオペレータの指示が新規作成か文
書更新かを判定し、新規作成の場合、文書データの初期
化を行い、文書更新の場合、更新対象となるデータを記
憶部3から呼び出す(ステップ1001)。新規作成の場
合、1章1頁の文書を初期データとして作成する。な
お、文書データの構成については後述する。さらに編集
制御部51は、初期処理として表示管理テーブル300にお
ける編集モード301、及び最初にレイアウト表示すべき
章、頁番号302、303をセットする。ここで初期編集モー
ドとしては‘1'をセットし、すなわち、後述する頁レイ
アウト編集モードから、文書の編集を開始することと
し、また、表示開始頁は、文書先頭頁、すなわち、1章
1頁から表示することとする。以上の初期処理後、続い
て編集モード301を判定し(ステップ1002)、該当する
編集モードに従った文書の作成を行う。例えば文書の作
成を指示された直後の場合には、編集モードはステップ
1001において‘1'にセットされているため、頁レイアウ
ト編集を行うことになる。なお、後述する各種編集モー
ドにおいて、編集モードの切り替えが指示され終了した
場合には、再度ステップ1002の判定により他方の編集モ
ードに切り替わることになり(頁レイアウトの編集を行
っていた場合は、次にステップ1004により今後は文書レ
イアウト編集に切り替わる)、また、編集の終了が指示
された場合には、同様の判定処理に従って文書の作成を
終了することになる。
ここで文書データの構成について第2図を用いて説明す
る。
文書データは第2図に示すように、章管理テーブル21
0、頁管理テーブル220、頁書式テーブル230、領域管理
テーブル240、さらに領域内データ260から構成され、ま
た、各テーブルはそれぞれ複数のブロックから構成され
る。以下、各テーブルについて説明する。
・章管理テーブル210 文書全体がいくつの章から構成されているかを管理す
る。ここで章とは連続した複数(1〜)の頁からなる集
まりのことを言う。章管理テーブルでは各章毎に先頭/
末尾の頁を示す頁ポインタ211,212を有する。また、章
管理テーブルは各章毎にヘッダ、フッタ等を表示、印刷
するための印刷情報213を保持するほか、また、各章毎
に対し付与された名称214を保持する。
・頁管理テーブル220 文書を構成する頁がどのような並び順になっているか、
また、どういった書式からなるか、さらに、頁内に作成
されている領域を管理する。頁管理テーブルでは頁内に
設定されている領域の内、先頭/末尾の領域を示す領域
ポインタ223,224、及び、各頁でどの書式データを使用
しているかを示す頁書式ポインタ225とを有す。また、
各ブロックは、後方ポインタ221と前方ポインタ222によ
り頁昇順にリンクし、この内先頭/末尾の頁に関しては
前述の章管理テーブルよりポイントされる。
・頁書式テーブル230 作成している文書のフォーマットとして、用紙の型(A
3、A4等)、用紙方向(縦長・横長)、文字方向(横書
き、縦書き)、段組み数、段間隔、及び、上下左右余白
等を管理する。
・領域管理テーブル240 領域管理テーブルは、文書内(頁内)に格納するデー
タ、例えば、テキストデータ、図形データ、グラフデー
タといった各種データを頁内のどの位置にどのような大
きさで格納するかを管理する。そのため、領域管理テー
ブルは、頁内での領域設定位置として、頁から余白の部
分を除いた左上を原点とする領域左上x座標243、同y
座標244、右下x座標245、同y座標246を持ち、さらに
領域内のデータの種別を示すデータ種別247、領域自身
の持つ属性を示す領域属性248、領域内データ260をポイ
ントするデータポインタ250を有する。なお、領域自身
の持つ属性としては透明であるか不透明であるか(不透
明の場合、該領域にて覆われた下の領域は見えなくな
る) また、領域枠の線種等がある。また、本テーブルにおい
ては、同一頁内の領域がどのような順番で重なっている
かを管理できるようにするため、後方ポインタ241と前
方ポインタ242により相互にリンクする。この領域のリ
ンクは、優先度の低い領域から高い領域へ、すなわち、
頁内において最も下にある領域から最も上にある領域へ
とリンクさせる。また、この内、先頭/末尾の領域に関
してはそれぞれ前述の頁管理テーブルからポイントされ
る。さらに、領域管理テーブルでは当該領域が編集中で
あるか否かを示すステータス情報249を有する。
・領域内データ260 領域内に格納されるデータで、テキスト、図形、グラ
フ、イメージデータ等を格納する。
さて、ステップ1003において頁レイアウト編集を行うこ
とが指示されると頁レイアウト編集部52は、第6b図に示
すフローに従って処理を行う。
まず、頁レイアウト用指定対象テーブルの領域数311を
0クリアし(ステップ1101)、次に表示章番号302、表
示頁番号303に従って、第7a図に示すような頁のレイア
ウト420、ならびに補助情報410を画面上に表示し、(ス
テップ1102)入力部1に対し入力を要求する(ステップ
1103)。なおここで補助情報とは、レイアウト表示して
いる頁が存在する章の章番号401、章名称404、章内にお
ける頁数403、章内における通し頁番号402、並びに作成
文書全体の頁数406、文書内における通し頁番号405をい
う。そして、オペレータからの入力結果を判定し(ステ
ップ1104)、操作したい領域の指示であった場合には、
現在表示中の章、頁番号302、303、頁内指示位置と領域
の設定位置243〜246からどの領域が指示されたかを判定
し、その領域番号を頁レイアウト用指定対象テーブルに
登録する(ステップ1105)。頁レイアウト用指定対象テ
ーブルは第4a図に示すように領域数311と領域番号312に
より構成され、操作対象領域がオペレータにより指示さ
れると該当する領域の番号が領域番号312に登録され、
領域数311が+1される。
さて一方、オペレータからの指示が、領域新規作成の指
示であった場合、既作成領域の更新指示であった場合、
また、その他の編集操作、例えば領域のサイズ変更、属
性変更、複写、移動、削除といった領域単位の操作が指
示された場合には領域編集部54にて領域の編集を行い
(ステップ1106)、さらに頁の書式変更、挿入、追加、
複写、移動、削除といった頁単位の操作が指示された場
合には、頁編集部55にて頁の編集を行い(ステップ110
7)、さらに章の名称変更、挿入、追加、複写、移動、
削除といった章単位の操作が指示された場合には、章編
集部56にて章の編集を行い(ステップ1108)、さらに印
刷、登録といった文書単位の操作が指示された場合に
は、文書編集部57にて文書の編集を行う(ステップ110
9)。以上の編集の内、頁編集は頁レイアウト画面上に
表示されている頁、章を操作の対象として処理を行う。
(頁、章編集の詳細については後述する) さて、オペレータからの指示が、表示頁切り換えの指
示、例えば前頁、次頁といった指示であった場合には前
述の表示管理テーブル300における表示章番号302、表示
頁番号303を更新し(ステップ1110)、該当する頁のレ
イアウト再表示する(ステプ1102)。
一方、オペレータからの指示が、上記以外の場合、すな
わち編集モード切り替えの指示の場合は前述の表示管理
テーブル300における編集モード301に、‘2'をセットし
て処理を終了し(ステップ1111)、編集終了の指示の場
合は編集モード301に‘0'をセットして処理を終了する
(ステップ1112)。
さて、ステップ1111において編集モードの切り替えが指
示されると編集モード301は‘2'にセットされ、この結
果、再度ステップ1002による編集モードの判定により、
次に文書レイアウトの編集(ステップ1004)に切り替わ
る。
次に第6c図に示すフローに従って文書レイアウト編集部
53の処理について説明する。
まず最初にカーソルテーブル330の初期設定を行うが、
ここでカーソルテーブルについて説明する。カーソルテ
ーブル330は、第5図に示すように以下の3つの情報か
ら構成される。
・種別331 カーソルが文書レイアウト画面上、章情報、頁パターン
いずれの位置に設定されているかを示す。
・章番号332 カーソルが設定されている章の番号を示す。
・頁番号333 カーソルが設定されている章内の頁の番号を示す。
さて、ステップ1201では、元々頁レイアウト編集モード
において文書上のどの頁を表示していたかをカーソルの
初期設定位置により示すために、カーソルテーブル330
の章番号332、及び、頁番号333を表示管理テーブル300
の表示章番号302、表示頁番号303に従ってセットする。
続いて、文書レイアウト用指定対象テーブル320の指定
対象数322を0クリアし(ステップ1202)、次に第8a図
に示すような文書のレイアウト520、及び補助情報510を
画面上に表示し、(ステップ1203)入力部1に対し入力
を要求する(ステップ1203)。
ここで文書のレイアウトの表示について第6d図を用いて
さらに詳細に説明する。
まず初めに以後の処理にて使用する章カウンタCC、表示
行カウンタに1をセットし、(ステップ1301)、次に章
カウンタCCが文書全体の作成章を超えていないかどうか
を判定する(ステップ1302)。すなわち、以後の表示処
理を作成されている章数分繰返し行う。そして、まだ、
超えていなければ、次に章情報として章番号501、章名
称502、当該章の文書全体における開始頁番号503、終了
頁番号504を表示行カウンタにより示される行に表示す
る(ステップ1303)。続いて、頁カウンタPCを0クリア
し(ステップ1304)、次に頁カウンタPCが当該章内にお
ける頁数を超えていないかどうかを判定する(ステプ13
05)。すなわち、以後の表示処理を作成されている頁数
分繰返し行う。そして、まだ、超えていなければ、次に
当該章における残りの表示頁数が10頁以下かどうかを判
定する(ステップ1306)。すなわち、以後の頁パターン
の表示を10頁分ずつ区切って表示する。そして10頁より
多く残っている時には、該当する10頁分の書式(用紙サ
イズ、用紙方向)を頁書式情報テーブル230より取得
し、対応する頁パターンデータを記憶部3から取り出し
表示部2に表示し(ステップ1307)、表示した頁数10を
頁カウンタPCに加える(ステップ1308)。一方、10頁以
下の場合には、残っている頁数分の頁パターンを同様に
表示部2に表示し(ステップ1309)、表示した頁数を頁
カウンタPCに加える(ステップ1310)。なお、ステップ
1309の表示においては当該位置が当該章の終わりである
ことを示すためにさらに章終了マーク506を表示する。
以上の表示後、表示行カウンタを+1し(ステップ131
1)、再度ステップ1305より頁情報の表示を行う。一
方、ステップ1305において頁カウンタPCが当該章内にお
ける頁数を超えている場合には、次の章を表示するため
に章カウンタCCに1を加え(ステップ1312)、再度ステ
ップ1302より章の表示を行う。そして、最後にステップ
1302の判定により全ての章の表示が終了したら文書終了
マーク507を表示して(ステップ1313)、文書レイアウ
トの表示処理を終了する。なお、以上の文書レイアウト
の表示において使用する頁のパターンデータは、第11図
に示すように各種書式に対応したデータをあらかじめ用
意し表示に応じて記憶部3から取り出す。
さて、オペレータから入力があった場合、その入力結果
を判定し(ステップ1206)、操作したい対象、すなわ
ち、頁もしくは章の指示、もしくは既に指定された対象
の解除(取消指示)がなされた場合には、その指示に従
い操作対象の指定/解除処理を行う(ステップ1207)。
ここで対象指定/解除処理について第6e図を用いてさら
に詳細に説明する。
文書レイアウト用指定対象テーブル320は第4図に示す
ように以下の情報から構成される。
・指定対象種別321 操作対象として章/頁のいずれが指定されているかを示
す。
・指定対象数322 操作の対象が指定されているかどうかを示す。
すなわち、0の場合、操作の対象が何も指定されていな
い状態を示し、1の場合、開始章番号323、開始頁番号3
24により示される頁もしくは章が1つ指定されている状
態を示し、さらに2の場合、開始章番号323、開始頁番
号324、及び、終了章番号325、終了頁番号326により示
される範囲の頁もしくは章が指定されている状態を示
す。
さて、操作対象の指定/解除は以下の如く行う。まず、
カーソルの位置をカーソルテーブル330より取得し(ス
テップ1401)、次に処理のモードが対象の指定か解除か
を判定し(ステップ1402)、指定の場合は次にカーソル
位置が正しいかどうかを判定する(ステップ1403)。そ
して位置が不当の場合、例えば対象として何も表示され
ていない位置で指定された場合には異常音を鳴らして処
理を終了する(ステップ1414)。一方、位置が正しい場
合、既に何か指定されているか判定し(ステップ140
4)、何も指定されていなければ(指定対象数322が0の
場合)、すなわち、未登録の場合は指定された対象、す
なわち、カーソルのある位置における章、もしくは、頁
が指定されたものとみなし、その種別331、章番号332、
頁番号333を指定対象テーブル320の対応する321、323、
324に登録し、さらに指定対象数322を+1し(ステップ
1410)、指定された対象をピック表示する(ステップ14
11)。一方ステップ1404において何か指定されていれ
ば、次に指定対象の種別が同じかどうか、すなわち、カ
ーソルテーブル330における種別331と指定対象種別321
とが同じかどうかを判定する(ステップ1405)。同じ場
合には次に既に指定されている対象数がいくつかを判定
し(ステップ1406)、1つ指定されていた場合には、一
旦ピック表示を解除した後(ステップ1407)、テーブル
への登録、及び、ピック表示を行い、さらに既に2つ登
録されていた場合(範囲指定されていた場合)は同様に
一旦ピック表示を解除した後(ステップ1408)、さらに
テーブルをクリアし(ステップ1409)、再度指定内容を
テーブルに登録する。すなわち、対象が1つ指定されて
いた場合には、新たな指定を範囲指定の第2点目の指定
とみなし、また、すでに2つ指定されていた場合(範囲
指定となっていた場合)、ならびに種別が異なる場合に
は、指定を一旦キャンセルし、新たな指定を1つ目の指
定としてテーブルに登録する。また、ステップ1402にお
いて、解除モードと判定された場合には、ピック表示を
解除し(ステップ1412)、さらにテーブルをクリア(ス
テップ1413)して処理を終了する。
さて、以上の処理においてピック表示とは、指定された
対象が何であるかをオペレータに知らせるために表示す
るものであり、指定された対象を第8b〜8e図に示すよう
に白黒反転して表示する。ここでピック表示についてさ
らに第6f図を用いて説明する。
まず、指定対象数322が0より大きいかどうか判定し
(ステップ1501)、0より大きい場合、すなわち、対象
として何か指定されている場合は、次に指定されている
対象の種別321を判定し(ステップ1502)、頁が指定さ
れている場合は指定対象数322が1かどうかを判定し
(ステップ1503)、1の場合は第8b図に示すように、ま
た、2の場合は第8c図に示すようにそれぞれ表示する
(ステップ1504、1505)。また、章が指定されている場
合も同様に指定対象数322を判定し(ステップ1506)、
それぞれに応じた反転表示を行う(ステップ1507、150
8。第8d,e図参照)。
さて一方、オペレータからの指示が、頁の書式変更、挿
入、追加、複写、移動、削除といった頁単位の操作が指
示された場合には、頁編集部にて頁の編集を行い(ステ
ップ1208)、さらに章の名称変更、挿入、追加、複写、
移動、削除といった章単位の操作が指示された場合に
は、章編集部にて章の編集を行い(ステップ1209)、さ
らに印刷、登録といった文書単位の操作が指示された場
合には、文書編集部にて文書の編集を行う(ステップ12
10)。以上の編集の内、頁編集、及び、章編集は文書レ
イアウト画面上において指定されている頁、もしくは、
章を操作の対象として編集を行う。(詳細については後
述する。) さて、オペレータからの指示が、カーソル移動指示の場
合は、指定された方向に従ってカーソルテーブル330の
章番号332、頁番号333を更新する。また、カーソルの左
右移動によりカーソルが章情報から頁パターンへ、逆に
頁パターンから章情報へ移動する場合には、種別331も
合わせて更新する。
一方、オペレータからの指示が、上記以外の場合、すな
わち編集モード切り替えの指示の場合は前述の表示管理
テーブル300における編集モード301に‘1'をセットして
処理を終了する(ステップ1212)。この際、操作対象が
指定されていれば、ステップ1202における初期処理とは
逆に表示管理テーブル300の表示章番号302、表示頁番号
303に文書レイアウト用指定対象テーブル320の開始章番
号323、開始頁番号324をセットする。これにより文書レ
イアウト画面上において、オペレータの所望する頁を指
定した後、編集モードの切り替えを指示すると該当頁の
レイアウトを見ることができる。なお、編集終了の指示
の場合は編集モード301に‘0'をセットして処理を終了
する(ステップ1213)。
次に頁編集部の処理について第6g図のフローに従って説
明する。まず、編集モード301が頁レイアウトか文書レ
イアウトかを判定し(ステップ1601)、頁レイアウト編
集モードの場合には、表示管理テーブル300より現在表
示中の頁を操作の対象として取得し(ステップ1602)、
一方文書レイアウト編集モードの場合には、文書レイア
ウト用指定対象テーブルに登録されている情報に従って
操作の対象となる頁を取得する(ステップ1603)。次に
オペレータにより指定された機能を判定し(ステップ16
04)、それぞれ該当する機能を実行する(ステップ1605
〜1610)。ここで頁書式変更(ステップ1605)を例にと
って説明する。まず、第8c図に示すように文書レイアウ
ト編集モードにおいて複数の頁が指定されている状態で
頁書式変更を指示したとすると、次に第10図に示すよう
に書式変更用の補助画面を表示する。ここでオペレータ
がA4横長を指定して実行を指示すると、文書レイアウト
用指定対象テーブル320に格納されている開始章番号32
3、開始頁番号324、終了章番号325、終了頁番号326によ
り示される範囲の頁の全ての書式情報230をA4横長に更
新して処理を終了する。この結果、前述のステップ1203
により文書のレイアウトが再表示され、画面は第8f図に
示すように変更される。
次に章編集部の処理について第6h図のフローに従って説
明する。まず、前述の頁編集の場合と同様に、編集モー
ド301が頁レイアウトか文書レイアウトかを判定し(ス
テップ1701)、頁レイアウト編集モードの場合には、表
示管理テーブル300より現在表示中の章を操作の対象と
して取得し(ステップ1702)、一方文書レイアウト編集
モードの場合には、文書レイアウト用指定対象テーブル
320に登録されている情報に従って操作の対象となる章
を取得する(ステップ1703)。次にオペレータにより指
定された機能を判定し(ステップ1704)、それぞれ該当
する機能を実行する(ステップ1705〜1710)。ここで章
名称変更(ステップ1705)、ならびに章移動(ステップ
1709)を例にとって説明する。まず、第7a図に示すよう
に頁レイアウト編集モードにおいて第1章が表示されて
いる状態で章名称変更を指示したとすると、次に第9図
に示すように名称変更用の補助画面を表示する。ここで
オペレータが「開発の目的」と入力して実行を指示する
と、ステップ1702により取得された章番号に従い、文書
データにおける第1章の章名称214を変更して処理を終
了する。この結果、前述のステップ1102により画面が再
表示され、画面上における章名称404は第7b図に示すよ
うに変更される。また、第8d図に示すように文書レイア
ウト編集モードにおいて第1章が指定されている状態で
章移動を指示し、ここで利用者が移動先として文書終了
マーク507(文書の末尾)を指示すると、文書レイアウ
ト用指定対象テーブル320に格納されている開始章番号3
23により示される章が文書の最終章となるように章管理
テーブル210の順番を並べ替えて処理を終了する。この
結果、前述のステップ1203により文書のレイアウトが再
表示され、画面は第8g図に示すように変更される。
以上述べてきたように本実施例によれば、文書を構成す
る全ての頁が該頁に対応したパターンにより表示され、
また、頁数が増加していったような場合には、所定の個
数ごとに区切って表示されるので、文書中の頁の構成を
容易に確認することができる。さらに、文書全体が複数
の章より構成される場合には、上記文書レイアウトは章
ごとに区切って表示され、さらに各章に対する章の通し
数、先頭頁番号、終了頁番号が合わせて表示されるの
で、頁、章が増えていったような場合、文書がどの様
な、また、幾つの頁、章から構成されているのか簡単に
理解できる。
また、頁全体のレイアウトと文書全体のレイアウトを相
互に切り替えることができ、文書レイアウトから頁レイ
アウトに切り替える際、あらかじめ文書レイアウト上で
頁を指定していれば、該当する頁の内容を頁レイアウト
上で即座に確認することができる。また、頁レイアウト
から文書レイアウトに切り替える場合、頁レイアウト上
で表示されていた頁が文書レイアウト上でどの頁に相当
するか示されるので、文書レイアウト上で頁、章単位の
操作を行う場合、誤りなく操作の対象とする頁、章を指
定することができる。さらに頁、章単位の編集は、頁レ
イアウト上、文書レイアウト上どちらにおいても可能な
ので、頁、章単位の編集を行う場合、利用者の所望する
レイアルト上で、より確実かつ簡単に頁、章の編集を行
うことができる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように本発明の文書作成装置では、文書
全体の構成を章単位毎に区切って表示されるので、文書
中の章の構成を容易に確認することができ、従って章単
位の編集を行う場合の操作性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる日本語ワードプロセッサの構成を
示すブロック図、第2図は文書データの構成図、第3図
は表示管理テーブルの構成図、第4a図は頁レイアウト用
指定対象テーブルの構成図、第4b図は文書レイアウト用
指定対象テーブルの構成図、第5図はカーソルテーブル
の構成図、第6a図は編集制御部の処理を示す図、第6b図
は頁レイアウト編集部の処理を示す図、第6c図は文書レ
イアウト編集部の処理を示す図、第6d図は文書レイアウ
ト表示処理を示す図、第6e図は対象指定/解除の処理を
示す図、第6f図はピック表示処理を示す図、第6g図は頁
編集部の処理を示す図、第6h図は章編集部の処理を示す
図、第7a図は頁レイアウト編集モードにおける画面の例
を示す図、第7b図は頁レイアウト編集モードにおいて章
名称を変更した後の画面の例を示す図、第8a図は文書レ
イアウト編集モードにおける画面の例を示す図、第8b図
は文書レイアウト編集モードにおいて頁を1つ指定した
場合の例を示す図、第8c図は文書レイアウト編集モード
において範囲指定により頁を指定した場合の例を示す
図、第8d図は文書レイアウト編集モードにおいて章を1
つ指定した場合の例を示す図、第8e図は文書レイアウト
編集モードにおいて範囲指定により章を指定した場合の
例を示す図、第8f図は文書レイアウト編集モードにおい
て頁書式を変更した後の画面の例を示す図、第8g図は文
書レイアウト編集モードにおいて章を移動した後の画面
の例を示す図、第9図は章名称変更用の補助画面の例を
示す図、第10図は頁書式変更用の補助画面の例を示す
図、第11図は頁パターンデータを示す図である。 1……入力部、2……表示部、3……記憶部、4……印
刷部、5……制御部、51……編集制御部、52……頁レイ
アウト編集部、53……文書レイアウト編集部、54……領
域編集部、55……頁編集部、56……章編集部、57……文
書編集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 茂樹 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭61−173373(JP,A) 特開 昭59−186028(JP,A) 特開 昭61−65359(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書中に記載する文字,図形などの記載要
    素を入力する入力部と、入力された記載要素と用紙のサ
    イズや方向などの各種書式に対応する頁パターンデータ
    を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された各種記載
    要素を表示する表示部とを備えた文書作成装置におい
    て、 文書を構成する頁の情報を文書の先頭頁から順に各頁に
    対応する前記頁パターンデータをある所定の個数毎に区
    切って表示部に表示する文書レイアウト表示手段と、文
    書中において1つもしくは連続する複数の頁を1つの章
    を単位として管理する章管理手段を備え、該章管理手段
    により作成された1つもしくは複数の章より構成される
    文書を章毎に区切ってレイアウト表示することを特徴と
    する文書作成装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の文書作成装置
    において、 文書レイアウトの表示に際し、各章毎に章の通し数、当
    該章の文書全体における先頭頁番号及び、終了頁番号な
    どの章情報を表示する章情報表示手段を前記文書レイア
    ウト表示手段に具備せしめたことを特徴とする文書作成
    装置。
JP62194494A 1987-08-05 1987-08-05 文書作成装置 Expired - Lifetime JPH0715678B2 (ja)

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JP2774699B2 (ja) * 1991-02-06 1998-07-09 株式会社東芝 販売機
JPH0785022A (ja) * 1993-09-13 1995-03-31 Nec Corp 複数書式併用文書作成装置

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