JPH07156526A - パターン形成方法及びその装置 - Google Patents
パターン形成方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH07156526A JPH07156526A JP30679993A JP30679993A JPH07156526A JP H07156526 A JPH07156526 A JP H07156526A JP 30679993 A JP30679993 A JP 30679993A JP 30679993 A JP30679993 A JP 30679993A JP H07156526 A JPH07156526 A JP H07156526A
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- Japan
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- pattern
- ink
- blanket
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度の良いパターン形成を効率よく短時間で
行い、歩留まり良く、低コストでカラーフィルタを製造
する。 【構成】 ブランケット5上に形成されたパターン状イ
ンキ6を支持体8に転写する前に、エキシマレーザ光7
を照射してパターン状インキ6の一部を加工することに
より、カラーフィルタ製造の際に発生する不良を修正
し、歩留まり良く、低コストでカラーフィルタを製造す
る。
行い、歩留まり良く、低コストでカラーフィルタを製造
する。 【構成】 ブランケット5上に形成されたパターン状イ
ンキ6を支持体8に転写する前に、エキシマレーザ光7
を照射してパターン状インキ6の一部を加工することに
より、カラーフィルタ製造の際に発生する不良を修正
し、歩留まり良く、低コストでカラーフィルタを製造す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイのカ
ラーフィルタにおける微細パターンの形成等に好適に利
用されるパターン形成方法及びその装置に関するもので
ある。
ラーフィルタにおける微細パターンの形成等に好適に利
用されるパターン形成方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイのカラーフィルタは、
ガラス基板上にクロム等の遮光性材料を成膜した後フォ
トリソグラフィでブラックマトリクスを作成し、この上
に染色法、顔料分散法、印刷法などの方法により赤、
緑、青の着色パターンを形成して作成される。
ガラス基板上にクロム等の遮光性材料を成膜した後フォ
トリソグラフィでブラックマトリクスを作成し、この上
に染色法、顔料分散法、印刷法などの方法により赤、
緑、青の着色パターンを形成して作成される。
【0003】染色法は、感光性を有するゼラチン等の水
溶性レジストをガラス基板に塗布した後、露光・現像に
よって所定のパターンを形成し、さらに染色・固着処理
を行うことによってそのパターンを着色し、この工程を
3回繰り返すことにより赤、緑、青の着色パターンを形
成している。
溶性レジストをガラス基板に塗布した後、露光・現像に
よって所定のパターンを形成し、さらに染色・固着処理
を行うことによってそのパターンを着色し、この工程を
3回繰り返すことにより赤、緑、青の着色パターンを形
成している。
【0004】顔料分散法は、フォトレジスト中に顔料を
分散して着色したフォトレジストをガラス基板に塗布
し、その後露光・現像によって所定のパターンを形成
し、この工程を3回繰り返して、赤、緑、青の着色パタ
ーンを形成している。
分散して着色したフォトレジストをガラス基板に塗布
し、その後露光・現像によって所定のパターンを形成
し、この工程を3回繰り返して、赤、緑、青の着色パタ
ーンを形成している。
【0005】印刷法は、平版オフセット印刷法、凹版オ
フセット印刷法等の方法が用いられる。平版オフセット
印刷は版パターン部のインキをゴム弾性体に転写した
後、基板に印刷する。凹版オフセット印刷は凹版のパタ
ーン部にインキを詰め込み、ドクターによって余分なイ
ンキをかきとり、インキをゴム弾性体に転写した後、基
板に印刷する。いずれの印刷法においても赤、緑、青そ
れぞれの着色インキを一色ずつ同一ガラス基板上に印刷
し、着色パターンを形成している。
フセット印刷法等の方法が用いられる。平版オフセット
印刷は版パターン部のインキをゴム弾性体に転写した
後、基板に印刷する。凹版オフセット印刷は凹版のパタ
ーン部にインキを詰め込み、ドクターによって余分なイ
ンキをかきとり、インキをゴム弾性体に転写した後、基
板に印刷する。いずれの印刷法においても赤、緑、青そ
れぞれの着色インキを一色ずつ同一ガラス基板上に印刷
し、着色パターンを形成している。
【0006】以上のような染色法、顔料分散法、印刷法
のいずれの方法で作成した場合においても、カラーフィ
ルタを完成するまでに多数の工程を経る必要があり、工
程の途中での異物の混入、ピンホールの発生、キズの発
生などにより不良が生じる確率が高い。工程の途中で混
入する異物としてはカラーフィルタの材料に起因するも
の、人体から発生するもの、装置から発生するものなど
がある。ピンホールはカラーフィルタインキの不良や基
板への異物の付着などにより発生し、またキズは基板搬
送の際に生じる。そして、このような不良が生じたカラ
ーフィルタは検査工程で排除している。
のいずれの方法で作成した場合においても、カラーフィ
ルタを完成するまでに多数の工程を経る必要があり、工
程の途中での異物の混入、ピンホールの発生、キズの発
生などにより不良が生じる確率が高い。工程の途中で混
入する異物としてはカラーフィルタの材料に起因するも
の、人体から発生するもの、装置から発生するものなど
がある。ピンホールはカラーフィルタインキの不良や基
板への異物の付着などにより発生し、またキズは基板搬
送の際に生じる。そして、このような不良が生じたカラ
ーフィルタは検査工程で排除している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は上記
のように不良が生じたカラーフィルタを排除しているた
めに歩留まり損が大きく、カラーフィルタの高コスト化
を招くという問題があった。
のように不良が生じたカラーフィルタを排除しているた
めに歩留まり損が大きく、カラーフィルタの高コスト化
を招くという問題があった。
【0008】一方、上記不良の発生を防ぐには、クリー
ンルームのクリーン度の改善、工程の無人化、装置設備
や搬送系の発塵防止、材料や使用する薬品とその処理方
法のクリーン化向上などを行わなければならないが、そ
のためには多大の労力と設備費用を要するためにカラー
フィルタの低コスト化を実現するのは困難であるという
問題があった。
ンルームのクリーン度の改善、工程の無人化、装置設備
や搬送系の発塵防止、材料や使用する薬品とその処理方
法のクリーン化向上などを行わなければならないが、そ
のためには多大の労力と設備費用を要するためにカラー
フィルタの低コスト化を実現するのは困難であるという
問題があった。
【0009】そこで、カラーフィルタ等の製造に際して
パターン形成工程で発生した不良を修正することによ
り、歩留りを良くし、低コストでカラーフィルタを製造
することが考えられるが、それを実現するためには精度
が良くかつ低コストのパターン形成方法の開発が必要と
なる。
パターン形成工程で発生した不良を修正することによ
り、歩留りを良くし、低コストでカラーフィルタを製造
することが考えられるが、それを実現するためには精度
が良くかつ低コストのパターン形成方法の開発が必要と
なる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑み、精度の良いパ
ターンを低コストで形成できるパターン形成方法及びそ
の装置を提供することを目的としている。
ターンを低コストで形成できるパターン形成方法及びそ
の装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン形成方
法は、ブランケット上にパターン状インキを形成する工
程と、ブランケット上のパターン状インキにエキシマレ
ーザ光を照射してパターン状インキの一部を加工する工
程と、ブランケット上のパターン状インキを支持体に転
写する工程とを含むことを特徴とする。
法は、ブランケット上にパターン状インキを形成する工
程と、ブランケット上のパターン状インキにエキシマレ
ーザ光を照射してパターン状インキの一部を加工する工
程と、ブランケット上のパターン状インキを支持体に転
写する工程とを含むことを特徴とする。
【0012】また、本発明のパターン形成装置は、ブラ
ンケット上にパターン状インキを形成する手段と、ブラ
ンケット上に形成されたパターン状インキにエキシマレ
ーザ光を照射してパターン状インキの一部を加工する手
段と、ブランケット上のパターン状インキを支持体に転
写する手段を設けたことを特徴とする。
ンケット上にパターン状インキを形成する手段と、ブラ
ンケット上に形成されたパターン状インキにエキシマレ
ーザ光を照射してパターン状インキの一部を加工する手
段と、ブランケット上のパターン状インキを支持体に転
写する手段を設けたことを特徴とする。
【0013】好適にはブランケットとしてシリコーンゴ
ムが用いられる。
ムが用いられる。
【0014】
【作用】本発明によれば、凹版印刷法、平版印刷法、孔
版印刷法などの手法でブランケット上にパターン状イン
キを形成する。このブランケット上に形成されたパター
ン状インキはエッジ部分の膜厚が薄くなっており、パタ
ーンの寸法精度も悪い。
版印刷法などの手法でブランケット上にパターン状イン
キを形成する。このブランケット上に形成されたパター
ン状インキはエッジ部分の膜厚が薄くなっており、パタ
ーンの寸法精度も悪い。
【0015】そこで、ブランケット上に形成されたパタ
ーン状インキを支持体に転写する前に、エキシマレーザ
光を照射してパターン状インキの一部を加工することに
より、ブランケット上のパターン状インキを精度良く加
工する。エキシマレーザで材料を加工してパターン形成
を行う場合には長時間を要するが、あらかじめブランケ
ット上にパターンを形成しておくことによってエキシマ
レーザで加工するのに要する時間が短くてすみ効率が良
い。さらに、加工後インキが完全に固化してしまう前に
支持体にパターン状インキを押圧してパターン状インキ
を支持体に転写することにより、精度の良いパターンを
低コストで形成できる。
ーン状インキを支持体に転写する前に、エキシマレーザ
光を照射してパターン状インキの一部を加工することに
より、ブランケット上のパターン状インキを精度良く加
工する。エキシマレーザで材料を加工してパターン形成
を行う場合には長時間を要するが、あらかじめブランケ
ット上にパターンを形成しておくことによってエキシマ
レーザで加工するのに要する時間が短くてすみ効率が良
い。さらに、加工後インキが完全に固化してしまう前に
支持体にパターン状インキを押圧してパターン状インキ
を支持体に転写することにより、精度の良いパターンを
低コストで形成できる。
【0016】また、シリコーンゴムのブランケットを用
いると、ブランケット上に形成されたパターン状インキ
中に含まれている溶剤分がブランケットに吸収され、パ
ターン状インキが高粘度状態へと変化し、その状態でエ
キシマレーザ光を照射してパターン状インキの周辺部を
加工することにより、インキの一部を除去した部分の形
状を崩すことなく、パターン状インキを精度良く加工す
ることができる。
いると、ブランケット上に形成されたパターン状インキ
中に含まれている溶剤分がブランケットに吸収され、パ
ターン状インキが高粘度状態へと変化し、その状態でエ
キシマレーザ光を照射してパターン状インキの周辺部を
加工することにより、インキの一部を除去した部分の形
状を崩すことなく、パターン状インキを精度良く加工す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0018】図1において、工程(a)〜工程(d)は
第1の実施例におけるパターン形成方法の各工程の概略
を示したものである。
第1の実施例におけるパターン形成方法の各工程の概略
を示したものである。
【0019】工程(a)は、凹版1にインキを供給し、
スクレーパー2で余分のインキ3をかきとることにより
インキ4を凹部に充填する工程である。凹版1はガラス
をエッチングして凹部を形成したものを用いた。インキ
は有機顔料と樹脂と溶剤を混合分散したものを用いた。
スクレーパー2で余分のインキ3をかきとることにより
インキ4を凹部に充填する工程である。凹版1はガラス
をエッチングして凹部を形成したものを用いた。インキ
は有機顔料と樹脂と溶剤を混合分散したものを用いた。
【0020】工程(b)は、ブランケット5を凹版1に
押圧した後、ブランケット5を凹版1から離してパター
ン状インキ6をブランケット5上に転写する工程であ
る。ブランケット5にはシリコーンゴムを用いた。ブラ
ンケット5上に転写されたパターン状インキ6はパター
ンのエッジ部分で膜厚が薄くなっていた。
押圧した後、ブランケット5を凹版1から離してパター
ン状インキ6をブランケット5上に転写する工程であ
る。ブランケット5にはシリコーンゴムを用いた。ブラ
ンケット5上に転写されたパターン状インキ6はパター
ンのエッジ部分で膜厚が薄くなっていた。
【0021】工程(c)は、ブランケット5上のパター
ン状インキ6のエッジ部分にエキシマレーザ光7を照射
して、パターン状インキ6の一部を加工する工程であ
る。エキシマレーザは、希ガスのXeとハロゲンガスの
Cl2 の混合ガスを用いた放電励起方式で、発振波長3
08nmのものを用いた。レーザ光の照射はマスクイメ
ージング法によって行った。1パルスあたり1.0J/
cm2 のエネルギー密度のXeClエキシマレーザ光7
をパターン状インキ6のエッジ部分に照射したところ4
パルスの照射でレーザ光照射部のインキを除去すること
ができた。ブランケット5のシリコーンゴムの損傷は認
められなかった。パターン状インキ6はブランケット5
上に転写されるとインキの溶剤分がブランケット5に吸
収されて高粘度化し、エキシマレーザ光7を照射してイ
ンキの一部を除去した加工部周辺のパターン形状は崩れ
ることなく精度の良い加工を行うことができた。
ン状インキ6のエッジ部分にエキシマレーザ光7を照射
して、パターン状インキ6の一部を加工する工程であ
る。エキシマレーザは、希ガスのXeとハロゲンガスの
Cl2 の混合ガスを用いた放電励起方式で、発振波長3
08nmのものを用いた。レーザ光の照射はマスクイメ
ージング法によって行った。1パルスあたり1.0J/
cm2 のエネルギー密度のXeClエキシマレーザ光7
をパターン状インキ6のエッジ部分に照射したところ4
パルスの照射でレーザ光照射部のインキを除去すること
ができた。ブランケット5のシリコーンゴムの損傷は認
められなかった。パターン状インキ6はブランケット5
上に転写されるとインキの溶剤分がブランケット5に吸
収されて高粘度化し、エキシマレーザ光7を照射してイ
ンキの一部を除去した加工部周辺のパターン形状は崩れ
ることなく精度の良い加工を行うことができた。
【0022】工程(d)は、ブランケット5上のエキシ
マレーザ光7で加工したパターン状インキ6を支持体8
に押圧した後、ブランケット5を支持体8から離し、パ
ターン状インキ6を支持体8上へ転写する工程である。
支持体8にはガラス基板を用いた。エキシマレーザ光7
による加工を速やかに行うことにより、パターン状イン
キ6は表面の粘着性を保持した状態にあり、ブランケッ
ト5を支持体8に押圧して容易にパターン状インキ6を
転写することができた。
マレーザ光7で加工したパターン状インキ6を支持体8
に押圧した後、ブランケット5を支持体8から離し、パ
ターン状インキ6を支持体8上へ転写する工程である。
支持体8にはガラス基板を用いた。エキシマレーザ光7
による加工を速やかに行うことにより、パターン状イン
キ6は表面の粘着性を保持した状態にあり、ブランケッ
ト5を支持体8に押圧して容易にパターン状インキ6を
転写することができた。
【0023】次に、本発明をカラーフィルタの不良箇所
を修正する方法に適用した第2の実施例について図2を
参照しながら説明する。
を修正する方法に適用した第2の実施例について図2を
参照しながら説明する。
【0024】図2において、工程(a)〜工程(d)は
第2の実施例における各工程を示したものである。
第2の実施例における各工程を示したものである。
【0025】工程(a)は、ガラス基板9上に形成した
カラーフィルタパターン10に異物11が混入して不良
となった箇所にエキシマレーザ光12を照射して不良を
除去する工程を示したものである。ブラックマトリクス
13はガラス基板9上にクロムを成膜した後、クロムを
エッチングして作成した。また、カラーフィルタパター
ン10は顔料分散法により、赤、緑、青のパターンをそ
れぞれ形成して作成した。エキシマレーザは希ガスのX
eとハロゲンガスのCl2 の混合ガスを用いた放電励起
方式で、発振波長308nmのものを用いた。レーザ光
の照射はマスクイメージング法によって行った。1パル
スあたり1.0J/cm2 のエネルギー密度のXeCl
エキシマレーザ光12を異物11に照射したところ、4
パルスの照射で異物11とその周囲のカラーフィルタパ
ターン10を除去することができた。クロムのブラック
マトリクス13およびガラス基板9の損傷は認められな
かった。
カラーフィルタパターン10に異物11が混入して不良
となった箇所にエキシマレーザ光12を照射して不良を
除去する工程を示したものである。ブラックマトリクス
13はガラス基板9上にクロムを成膜した後、クロムを
エッチングして作成した。また、カラーフィルタパター
ン10は顔料分散法により、赤、緑、青のパターンをそ
れぞれ形成して作成した。エキシマレーザは希ガスのX
eとハロゲンガスのCl2 の混合ガスを用いた放電励起
方式で、発振波長308nmのものを用いた。レーザ光
の照射はマスクイメージング法によって行った。1パル
スあたり1.0J/cm2 のエネルギー密度のXeCl
エキシマレーザ光12を異物11に照射したところ、4
パルスの照射で異物11とその周囲のカラーフィルタパ
ターン10を除去することができた。クロムのブラック
マトリクス13およびガラス基板9の損傷は認められな
かった。
【0026】工程(b)は、上記不良を除去した状態を
示したものである。
示したものである。
【0027】工程(c)は、第1の実施例と同様にブラ
ンケット5上にパターン状インキ6を形成し、エキシマ
レーザ光をパターン状インキ6のエッジ部に照射してイ
ンキの一部を加工した状態を示したものである。
ンケット5上にパターン状インキ6を形成し、エキシマ
レーザ光をパターン状インキ6のエッジ部に照射してイ
ンキの一部を加工した状態を示したものである。
【0028】工程(d)は、ブランケット5上のエキシ
マレーザ光で加工したパターン状インキ6を、不良の生
じたカラーフィルタにおけるカラーフィルタパターンを
除去した箇所に押圧した後、ブランケット5をガラス基
板9から離しパターン状インキ6をガラス基板9上に転
写する工程を示したものである。その際、エキシマレー
ザ光による加工を速やかに行うことにより、パターン状
インキ6は表面の粘着性を保持した状態にでき、ブラン
ケット5をガラス基板9に押圧することにより容易にパ
ターン状インキ6を転写することができた。
マレーザ光で加工したパターン状インキ6を、不良の生
じたカラーフィルタにおけるカラーフィルタパターンを
除去した箇所に押圧した後、ブランケット5をガラス基
板9から離しパターン状インキ6をガラス基板9上に転
写する工程を示したものである。その際、エキシマレー
ザ光による加工を速やかに行うことにより、パターン状
インキ6は表面の粘着性を保持した状態にでき、ブラン
ケット5をガラス基板9に押圧することにより容易にパ
ターン状インキ6を転写することができた。
【0029】上記パターン形成方法で作製した液晶用カ
ラーフィルタを用いて液晶ディスプレイを構成したとこ
ろ良好な表示品位が得られた。
ラーフィルタを用いて液晶ディスプレイを構成したとこ
ろ良好な表示品位が得られた。
【0030】上記実施例ではカラーフィルタ用の薄膜パ
ターンを形成する例について説明したが、本発明は他の
パターン形成においても応用することができる。
ターンを形成する例について説明したが、本発明は他の
パターン形成においても応用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のパターン形成方法及びその装置
によれば、以上の説明から明らかなように、ブランケッ
ト上に形成されたパターン状インキを支持体に転写する
前に、エキシマレーザ光を照射してパターン状インキの
一部を加工することにより、精度の良いパターン形成を
効率よく短時間で行うことができ、例えば液晶カラーフ
ィルタの不良の修正に適用することにより、歩留まり良
く、低コストでカラーフィルタを製造することができ
る。
によれば、以上の説明から明らかなように、ブランケッ
ト上に形成されたパターン状インキを支持体に転写する
前に、エキシマレーザ光を照射してパターン状インキの
一部を加工することにより、精度の良いパターン形成を
効率よく短時間で行うことができ、例えば液晶カラーフ
ィルタの不良の修正に適用することにより、歩留まり良
く、低コストでカラーフィルタを製造することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例における薄膜パターン形
成方法の工程図である。
成方法の工程図である。
【図2】本発明の第2の実施例における薄膜パターン形
成方法の工程図である。
成方法の工程図である。
1 凹版 5 ブランケット 6 パターン状インキ 7 エキシマレーザ光 8 支持体 9 ガラス基板 10 カラーフィルタパターン 11 異物 12 エキシマレーザ光
Claims (4)
- 【請求項1】 ブランケット上にパターン状インキを形
成する工程と、ブランケット上のパターン状インキにエ
キシマレーザ光を照射してパターン状インキの一部を加
工する工程と、ブランケット上のパターン状インキを支
持体に転写する工程とを含むことを特徴とするパターン
形成方法。 - 【請求項2】 ブランケットがシリコーンゴムであるこ
とを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。 - 【請求項3】 ブランケット上にパターン状インキを形
成する手段と、ブランケット上に形成されたパターン状
インキにエキシマレーザ光を照射してパターン状インキ
の一部を加工する手段と、ブランケット上のパターン状
インキを支持体に転写する手段を設けたことを特徴とす
るパターン形成装置。 - 【請求項4】 ブランケットがシリコーンゴムであるこ
とを特徴とする請求項3記載のパターン形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30679993A JPH07156526A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | パターン形成方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30679993A JPH07156526A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | パターン形成方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156526A true JPH07156526A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17961399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30679993A Pending JPH07156526A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | パターン形成方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07156526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075416A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Toppan Printing Co Ltd | パターン修正方法及びパターン修正装置 |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP30679993A patent/JPH07156526A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075416A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Toppan Printing Co Ltd | パターン修正方法及びパターン修正装置 |
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