JPH07156301A - エアースポイラーの成形法 - Google Patents

エアースポイラーの成形法

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JPH07156301A
JPH07156301A JP5310305A JP31030593A JPH07156301A JP H07156301 A JPH07156301 A JP H07156301A JP 5310305 A JP5310305 A JP 5310305A JP 31030593 A JP31030593 A JP 31030593A JP H07156301 A JPH07156301 A JP H07156301A
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JP
Japan
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molding
heat
mold
thickness
heat insulating
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JP5310305A
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Hiroshi Kataoka
紘 片岡
Isao Umei
勇雄 梅井
Hiroshi Yamaki
宏 山木
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48Moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のエアースポイラーを経済的に成形す
る方法。 【構成】 熱可塑性樹脂の押出ブロー成形に於て、金属
から成る主金型の金型キャビティを形成する型壁面を、
耐熱性重合体からなる断熱層で被覆した金型を用いて、
エアースポイラーをブロー成形する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂を用いて
自動車の後尾に設置されるエアースポイラーを経済的に
成形する方法に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車の高速走行時の安定性を良くする
ため自動車の後尾に設置されるエアースポイラーは、こ
れまで種々の方法で成形されてきた。例えば、ガラス繊
維強化熱硬化性樹脂で成形されたり、熱可塑性樹脂の押
出ブロー成形で成形されてきたが、近年、熱可塑性樹脂
の押出ブロー成形が経済的に優れているため多用される
様になってきた。
【0003】エアースポイラーは自動車の鏡面状外板の
上に設置されるため、鏡面状外観が要求される。しか
し、押出ブロー成形の成形品は一般に外観が悪い。これ
まで成形条件等を種々変化させることが行われてきた。
これらの要因の中で最も大きな影響のあるのは金型温度
であり、金型温度を高くする程好ましい。しかし、金型
温度を高くすると、可塑化された樹脂の冷却固化に必要
な冷却時間が長くなり成形能率が下がる。このため、金
型温度を高くすることなく型表面の再現性を良くし、
又、金型温度を高くしても必要な冷却時間が長くならな
い方法が要求されている。金型に加熱用、冷却用の孔を
それぞれとりつけておき交互に熱媒、冷媒を流して金型
の加熱、冷却を繰り返す方法も行われているが、この方
法は熱の消費量も多く、冷却時間が長くなる。
【0004】金型キャビティを形成する型壁面を熱伝導
率の小さい物質で被覆することにより金型表面再現性を
良くする方法は米国特許第3544518号明細書で射
出成形について開示されている。押出ブロー成形につい
ても、同様に型壁面を熱伝導率の小さい物質で被覆する
方法が米国特許第5041247号明細書に開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】成形サイクルタイムを
長くすることなく、鏡面状外観に近いエアースポイラー
を押出ブロー成形することが要求されており、本発明は
それに答えたものである。
【0006】
【発明を解決するための手段及び作用】すなわち、本発
明は、熱可塑性樹脂の押出ブロー成形法に於て、金属か
らなる主金型の金型キャビティを形成する型壁面を、熱
伝導率が0.002cal/cm・sec・℃以下の耐
熱性重合体からなる断熱層で0.1〜2mm厚に被覆し
た金型を用い、押出ブロー成形を行うエアースポイラー
の成形法である。以下に本発明について詳しく説明す
る。
【0007】本発明の押出ブロー成形に使用できる合成
樹脂は一般の押出ブロー成形に使用できる熱可塑性樹脂
である。例えば、スチレン重合体、ABS樹脂、あるい
はその共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン等オレ
フィン重合体、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、塩化
ビニール重合体又はその共重合体、ポリカーボネート、
ポリアミド等の一般に押出ブロー成形に使用される熱可
塑性樹脂が使用できる。 これ等の樹脂に、各種強化材
や各種充填物を配合した場合、あるいはポリマーアロイ
等とした場合は特に大きい効果が得られる。例えば、上
記の樹脂に、ゴム、ガラス繊維、アスベスト、炭酸カル
シウム、タルク、硫酸カルシウム、木粉等の1種又は2
種以上を配合することができる。
【0008】本発明に述べる主金型材質とは、鉄又は鉄
を主成分とする鋼材、アルミニウム又はアルミニウムを
主成分とする合金、亜鉛合金、ベリリウム−銅合金等の
一般に合成樹脂の成形に使用されている金属金型を包含
する。特に鋼材が良好に使用できる。尚、一般の主金型
材質の熱伝導率は0.05cal/cm・sec・℃以
上である。
【0009】発明で断熱層に用いる耐熱性重合体とはガ
ラス転移温度が150℃以上、好ましくは190℃以
上、及び/又は融点が250℃以上、好ましくは280
℃以上の耐熱性重合体である。耐熱性重合体の熱伝導率
は0.002cal/cm・sec・℃以下であり、一
般の重合体はこの熱伝導率以下である。又、該耐熱性重
合体の破断伸度は10%以上の強靭な重合体が好まし
い。破断伸度の測定法はASTMD638に準じて行
い、測定時の引っ張り速度は5mm/分である。
【0010】本発明で断熱層として良好に使用できる重
合体は、主鎖に芳香環を有する耐熱性重合体であり、有
機溶剤に溶解する各種非結晶性耐熱重合体、各種ポリイ
ミド等が良好に使用できる。非結晶性耐熱重合体として
は、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリル
スルホン、ポリアリレート、ポリフェニレンエーテル、
ポリベンツイミダゾール等である。これ等の代表的な耐
熱性重合体の繰り返し単位を次に示す。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】ポリイミドは各種あるが、直鎖型高分子量
ポリイミドが良好に使用できる。一般に直鎖型高分子量
ポリイミドは破断伸度が大きく、耐久性に優れている。
本発明に良好に使用できる直鎖型の高分子量ポリイミド
の例を表1に示した。なお、Tgはガラス転移温度、
又、nはくりかえし単位の数を表わす。
【0017】
【表1】
【0018】直鎖型ポリイミドのTgは構成成分によっ
て異り、その例を表2および表3に示した。Tgが15
0℃以上の重合体が使用され、好ましくは190℃以
上、更に好ましくは230℃以上である。
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】本発明に良好に使用できる、溶剤に溶解で
きる各種可溶性ポリイミドを表4に示す。
【0022】
【表4】
【0023】射出成形は複雑な形状の成形品を一度の成
形で得られるところに経済的価値がある。この複雑な金
型表面を耐熱性重合体で被覆し、且つ強固に密着させる
には、耐熱性重合体溶液、あるいは/及び耐熱性重合体
前駆体溶液を塗布し、次いで加熱して耐熱性重合体を形
成させることが最も好ましい。従って、本発明の耐熱性
重合体、あるいは耐熱性重合体前駆体は溶剤に溶解でき
ることが好ましい。
【0024】前記の非結晶性耐熱性重合体、可溶性ポリ
イミド、あるいはポリイミド前駆体はテトラヒドロフラ
ン、ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミド、
N−メチルピロリドン等の各種溶剤に溶解し、本発明に
使用される。直鎖型ポリイミド前駆体は、例えば芳香族
ジアミンと芳香族テトラカルボン酸二無水物を開環重付
加反応させることにより合成される。
【0025】
【化6】
【0026】これ等ポリイミド前駆体は加熱して脱水環
化反応させることによりポリイミドを形成する。最も好
ましい直鎖型ポリイミド前駆体はポリアミド酸でありそ
の代表例の繰り返し単位と、それをイミド化したポリイ
ミドの繰り返し単位を次に示す。
【0027】
【化7】
【0028】
【化8】
【0029】
【化9】
【0030】
【化10】
【0031】上記のポリイミド前駆体のポリマーはN−
メチルピロリドン等の溶媒に溶かし、金型壁面に塗布さ
れる。これら耐熱性重合体溶液、あるいは耐熱性重合体
前駆体溶液には、コーティング時の粘度を調整したり、
溶液の表面張力を調整、チキソトロピー性を調整するた
めの添加物を加えたり、及び/又は金型との密着性を上
げるための微少の添加物を加えることができる。
【0032】断熱層に使用する耐熱性重合体について、
非結晶性耐熱性重合体、ポリイミドで説明したが、本発
明は基本的にこれ等に限定されるものではない。可とう
性が付与されたエポキシ樹脂、シリコーン系樹脂等は成
形条件等によっては使用できる。本発明の耐熱性重合体
皮膜と主金型との密着力が大きいことが必要であり、室
温で0.5kg/10mm巾以上、好ましくは0.8k
g/10mm巾以上、更に好ましくは1kg/10mm
巾以上である。これは密着した断熱層を10mm巾に切
り、接着面と直角方向に20mm/分の速度で引張った
時の剥離力である。この剥離力は測定場所、測定回数に
よりかなりバラツキが見られるが、最小値が大きいこと
が重要であり、安定して大きい剥離力であることが好ま
しい。本発明に述べる密着力は金型の主要部の密着力の
最小値である。
【0033】ポリイミド等の断熱材の薄層の表面の平滑
性等を更に向上させるため、あるいは表面の耐擦傷性を
更に向上させるため、あるいは離型性を良くするため、
ポリイミド層等の厚みの1/10付近より薄い別材質を
ポリイミド表面等に塗布することも必要に応じてでき、
本発明に含まれる。合成樹脂のシートや型物の表面に、
耐擦傷性向上のために使用されている、一般にハードコ
ートと言われている塗料を塗布することもできる。例え
ば、熱硬化型のシリコーン系ハードコート剤、特に、シ
リコーン系ハードコート剤にエポキシ系物質を配合した
密着性に優れたハードコート剤は良好に使用でき、本発
明にとって好ましいものである。又、離型性を良くする
ためにフッ素樹脂やシリコーン系重合体を塗布すること
も良好にできる。
【0034】断熱性の厚みは、0.1〜2mmの範囲で
適度に選択される。0.1mm未満の厚みでは成形品表
面改良の効果が少なく、2mmを越えると金型の冷却効
果が低下し、成形効率が低下する。金型温度が高い程、
断熱層の厚みを薄くし、金型温度が低い程、断熱層の厚
みを厚くする必要があり、0.1〜2mm、好ましく
は、0.2〜0.6mmの範囲で適度に選択される。
【0035】非円形ブロー成形品であるエアースポイラ
ーのブロー成形では、金型を閉じてからパリソンがブロ
ー用高圧ガスにより型壁面に押し付けられるまでに、3
〜10秒程度かかる。大型ブロー成形品程その時間は長
くなる。従って、金型を閉じた時に型壁面に接触するパ
リソンの一部分は、ブロー用高圧ガスにより型壁面に押
し付けられるまでの時間は3〜10秒程度かかることに
なる。パリソンの該部分の表面は3〜10秒の間に金型
から冷却を受け、冷却された状態で型壁面に押し付けら
れるため、その部分の型表面再現性が悪くなる。
【0036】この部分の型表面再現性を良くし、鏡面状
の成形品を得るには、パリソンがブロー用高圧ガスによ
り型壁面に押しつけられた時点の型表面温度が、成形さ
れる熱可塑性樹脂の軟化温以上であることが好ましく、
その温度になるだけの断熱層厚みとする必要がある。そ
の厚みは主金型の温度、樹脂の温度等により適度に選択
される。
【0037】主金型の温度は成形される樹脂の軟化温度
から10℃減じた温度より低く、室温より高い温度が好
ましく、更に好ましくは、樹脂の軟化温度から20℃減
じた温度以下で50℃以上の範囲が使用される。ここに
述べる樹脂の軟化温度とは合成樹脂が容易に変形し得る
温度であり、非結晶性樹脂ではビカット軟化温度(AS
TM D1525)、硬質結晶性樹脂では熱変形温度
(ASTM D648荷重18.6kg/c )、軟質
結晶性樹脂では熱変形温度(ASTM D648 荷重
4.6kg/c )でそれぞれ示す温度とする。硬質結
晶性樹脂とは、ポリオキシメチレン、ナイロン6、ナイ
ロン66等であり、軟質結晶性樹脂とは、各種ポリエチ
レン、ポリプロピレン等である。
【0038】ブロー成形時、樹脂層と断熱層の間に空気
が残留して空気のたまり(以後エアートラップと称す
る)が発生することがあるが、これはパリソンの形状、
ブローガスの吹き込み方法等を調整したり、真空キャビ
ティを使用したりすることによりエアートラップを低減
することが可能であり、本発明ではこれらの方法を必要
に応じて使用する。円形パリソンを押出し、型締時にパ
リソンの円形の頂部から順次型壁面に接触させて、空気
がパリソンにとりこまれない様にしたり、及び/又は、
順次型壁面に接触してゆく時間を調節して空気が逃げや
すい速度で型締めすること等により、単純な形状の金型
ではエアートラップ発生をふせぐことができる。
【0039】本発明を図を用いて説明する。図1はエア
ースポイラーをブロー成形する本発明の金型の断面であ
り、金属から成る主金型1で形成される金型キャビティ
2を形成する型壁面を、熱伝導率が0.002cal/
cm・sec・℃以下の耐熱性重合体からなる断熱層3
で、0.1〜2mm厚に被覆されている。
【0040】
【実施例】次の金型、材料を用いて押出ブロー成形を行
った。 主金型:鋼材(S55C)でつくられ、エアースポイラ
ーの形状を有する型キャビティの型表面は硬質クロムメ
ッキされた鏡面状である。鋼材の熱伝導率は0.2ca
l/cm・sec・℃。 断熱層:主金型表面にはポリイミドが被覆されている。
ポリイミドは直鎖型PMDA系ポリイミド前駆体溶液
「トレニース#3000」(東レ(株)商品名)を塗布
し、次いで加熱硬化してポリイミドを形成し、次いで該
表面を研磨して鏡面状ポリイミド層を形成し、次いで該
表面を研磨して鏡面状ポリイミド層を形成する。主金型
のポリイミドは0.3mm厚である。該ポリイミドのT
gは300℃、熱伝導率は0.0007cal/cm・
sec・℃である。
【0041】熱可塑性樹脂:ABS樹脂、スタイラック
ABS A4593(旭化成工業(株)商品名)。ビカ
ット軟化温度105℃。 ブロー成形条件:・主金型温度 80℃ ・ABS樹
脂押出温度 220℃・ブロー成形ガス圧 6kg/c
G ・円形パリソンを押出し、型締はエアートラッ
プが発生しない様に、円形の頂部から順次型壁面に接触
させる。・金型が締められてから、金型内ブローガス圧
が5kg/c 以上に達する時間は4秒。
【0042】成形されたブロー成形品は良好な外観を有
し、光沢度は90%(JISK7105、反射角度60
度)である。該ブロー成形品のバリ取り、若干の表面仕
上げを行い、更に塗装を行い、良好なエアースポイラー
が得られる。従来の、通常ブロー成形品に比べ表面仕上
げ工程が大巾簡略化でき、仕上げ時間は半分以下にで
き、その経済的効果は大きい。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法により、型表面再現性に優
れたエアースポイラー成形品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するエアースポイラー成形
用金型の断面図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 22:00 31:30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂の押出ブロー成形法に於
    て、金属からなる主金型の金型キャビティを形成する型
    壁面を、熱伝導率が0.002cal/cm・sec・
    ℃以下の耐熱性重合体からなる断熱層で0.1〜2mm
    厚に被覆した金型を用い、押出ブロー成形を行うことを
    特徴とするエアースポイラーの成形法。
JP5310305A 1993-12-10 1993-12-10 エアースポイラーの成形法 Withdrawn JPH07156301A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012126126A (ja) * 2010-11-23 2012-07-05 Techno Polymer Co Ltd 光照射成形用のゴム型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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