JPH0715582A - キ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置 - Google Patents
キ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置Info
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- JPH0715582A JPH0715582A JP5156647A JP15664793A JPH0715582A JP H0715582 A JPH0715582 A JP H0715582A JP 5156647 A JP5156647 A JP 5156647A JP 15664793 A JP15664793 A JP 15664793A JP H0715582 A JPH0715582 A JP H0715582A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存のファクシミリ装置に対して、簡単な工
事で乱用防止機能を取り付けることができるようにす
る。 【構成】 オペパネル上の入力キ−あるいはLCDをキ
−ロックスイッチで有効または無効、点灯または消灯に
し、ファクシミリ操作の可不可を制御する。また、スキ
ャナ−上の原稿センサのセンスをキ−ロックスイッチで
有効または無効とし、操作の可不可を制御する。
事で乱用防止機能を取り付けることができるようにす
る。 【構成】 オペパネル上の入力キ−あるいはLCDをキ
−ロックスイッチで有効または無効、点灯または消灯に
し、ファクシミリ操作の可不可を制御する。また、スキ
ャナ−上の原稿センサのセンスをキ−ロックスイッチで
有効または無効とし、操作の可不可を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キ−ロックスイッチを
設けることにより、特定の利用者以外の使用を禁止する
ことができるキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置に
関するものである。
設けることにより、特定の利用者以外の使用を禁止する
ことができるキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】操作者を限定するファクシミリ装置にお
いては、何等かの方法により操作をできなくすることが
必要である。このために、通常はソフトウェアにより制
限をかけることになるが、この方法では改造費が高くな
ってしまうという問題がある。従来、例えば特開昭62
−167750号公報に記載の『車載ファクシミリ装
置』では、エンジンキ−がオン状態か否かを検出する回
路があり、オン状態のときのみ搭載されたファクシミリ
装置の作動を可能にしている。しかし、車に搭載されて
いないファクシミリ装置の使用制限を行う場合には、上
記の方法は適用できない。
いては、何等かの方法により操作をできなくすることが
必要である。このために、通常はソフトウェアにより制
限をかけることになるが、この方法では改造費が高くな
ってしまうという問題がある。従来、例えば特開昭62
−167750号公報に記載の『車載ファクシミリ装
置』では、エンジンキ−がオン状態か否かを検出する回
路があり、オン状態のときのみ搭載されたファクシミリ
装置の作動を可能にしている。しかし、車に搭載されて
いないファクシミリ装置の使用制限を行う場合には、上
記の方法は適用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のフ
ァクシミリ装置においては、操作者を制限するための方
法として、通常、ソフトウェアにより制限をかける方法
しかなかったので、プログラムを設計する手数とコスト
がかかっていた。本発明の目的は、このような従来の課
題を解決し、ファクシミリ操作を有効にするか、あるい
は無効にする制御機能を、簡単な方法で実現することが
可能なキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置を提供す
ることにある。
ァクシミリ装置においては、操作者を制限するための方
法として、通常、ソフトウェアにより制限をかける方法
しかなかったので、プログラムを設計する手数とコスト
がかかっていた。本発明の目的は、このような従来の課
題を解決し、ファクシミリ操作を有効にするか、あるい
は無効にする制御機能を、簡単な方法で実現することが
可能なキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装
置は、(イ)オペパネル(16)からの操作により、ス
キャナ−(11)で原稿を読み取り、光電変換した信号
を圧縮して送信するとともに、受信したデ−タを再生し
て出力するファクシミリ装置において、オペパネル(1
6)上にキ−ロックスイッチ(34)を設けるととも
に、オペパネル(16)上のキ−入力検出マトリクス
(61)に接続されたラインデコ−ダに、キ−ロックス
イッチ(34)のオン・オフで動作する第1の切換接点
(SW1)を設け、キ−ロックスイッチ(34)をオン
・オフすることにより、第1の切換接点を動作させてキ
−入力を正常動作ないしキ−入力センス不能に切り替え
ることを特徴としている。また、(ロ)オペパネル(1
6)上にキ−ロックスイッチ(34)を設けるととも
に、オペパネル(16)上のLCD揮度調整部にキ−ロ
ックスイッチ(34)のオン・オフで動作する第2の切
換接点(SW2)を設け、キ−ロックスイッチ(34)
の動作によりLCD(73)を点灯ないし消灯させるこ
とにより、ファクシミリ操作を可不可にすることも特徴
としている。さらに、(ハ)オペパネル(16)上にキ
−ロックスイッチ(34)を設けるとともに、スキャナ
−(11)上の原稿センサの出力部にキ−ロックスイッ
チ(34)のオン・オフで動作する第3の切換接点(S
W3)を設け、キ−ロックスイッチ(34)の動作によ
り原稿センサのセンスを有効ないし無効にして、ファク
シミリ操作を可不可にすることも特徴としている。
め、本発明によるキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装
置は、(イ)オペパネル(16)からの操作により、ス
キャナ−(11)で原稿を読み取り、光電変換した信号
を圧縮して送信するとともに、受信したデ−タを再生し
て出力するファクシミリ装置において、オペパネル(1
6)上にキ−ロックスイッチ(34)を設けるととも
に、オペパネル(16)上のキ−入力検出マトリクス
(61)に接続されたラインデコ−ダに、キ−ロックス
イッチ(34)のオン・オフで動作する第1の切換接点
(SW1)を設け、キ−ロックスイッチ(34)をオン
・オフすることにより、第1の切換接点を動作させてキ
−入力を正常動作ないしキ−入力センス不能に切り替え
ることを特徴としている。また、(ロ)オペパネル(1
6)上にキ−ロックスイッチ(34)を設けるととも
に、オペパネル(16)上のLCD揮度調整部にキ−ロ
ックスイッチ(34)のオン・オフで動作する第2の切
換接点(SW2)を設け、キ−ロックスイッチ(34)
の動作によりLCD(73)を点灯ないし消灯させるこ
とにより、ファクシミリ操作を可不可にすることも特徴
としている。さらに、(ハ)オペパネル(16)上にキ
−ロックスイッチ(34)を設けるとともに、スキャナ
−(11)上の原稿センサの出力部にキ−ロックスイッ
チ(34)のオン・オフで動作する第3の切換接点(S
W3)を設け、キ−ロックスイッチ(34)の動作によ
り原稿センサのセンスを有効ないし無効にして、ファク
シミリ操作を可不可にすることも特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、スキャナ−、プロッタ、圧
縮/再生器、変倍器、バッファ、オペパネル、SCU
(システムコントロ−ルユニット)、ハ−ドディスクお
よび通信ユニットを具備したファクシミリ装置におい
て、オペパネルの操作面上に利用者を限定するためのキ
−ロックスイッチを設けて、利用を許可されている利用
者は、使用が終了した時点でキ−ロックスイッチをオフ
にする。予め工事を行っておくことにより、オペパネル
の入力キ−に接続された回路中にキ−ロックスイッチの
オン・オフに連動して動作する切換接点(SW1)を取
り付け、キ−ロックスイッチがオンのときには正常動作
させ、キ−ロックスイッチがオフのときにはキ−入力セ
ンスが不可能となるようにする。また、他の方法とし
て、オペパネル内のLCDモジュ−ルのLCD揮度調整
部にキ−ロックスイッチのオン・オフに連動して動作す
る切換接点(SW2)を取り付け、キ−ロックスイッチ
がオンのときには正常動作させ、キ−ロックスイッチが
オフのときにはLCD揮度用電圧が加えられず、LCD
は消灯したままとなって使用不可能となるようにする。
また、他の方法として、スキャナ−内の原稿読取部の原
稿センサにキ−ロックスイッチと連動して動作する切換
接点(SW3)を取り付け、キ−ロックスイッチがオン
のときには正常動作させ、キ−ロックスイッチがオフの
ときには、原稿の有無をセンスできないようにして、使
用不可能となるようにする。これにより、既存のファク
シミリ装置に対して、簡単な方法で乱用防止機能を取り
付けることができる。
縮/再生器、変倍器、バッファ、オペパネル、SCU
(システムコントロ−ルユニット)、ハ−ドディスクお
よび通信ユニットを具備したファクシミリ装置におい
て、オペパネルの操作面上に利用者を限定するためのキ
−ロックスイッチを設けて、利用を許可されている利用
者は、使用が終了した時点でキ−ロックスイッチをオフ
にする。予め工事を行っておくことにより、オペパネル
の入力キ−に接続された回路中にキ−ロックスイッチの
オン・オフに連動して動作する切換接点(SW1)を取
り付け、キ−ロックスイッチがオンのときには正常動作
させ、キ−ロックスイッチがオフのときにはキ−入力セ
ンスが不可能となるようにする。また、他の方法とし
て、オペパネル内のLCDモジュ−ルのLCD揮度調整
部にキ−ロックスイッチのオン・オフに連動して動作す
る切換接点(SW2)を取り付け、キ−ロックスイッチ
がオンのときには正常動作させ、キ−ロックスイッチが
オフのときにはLCD揮度用電圧が加えられず、LCD
は消灯したままとなって使用不可能となるようにする。
また、他の方法として、スキャナ−内の原稿読取部の原
稿センサにキ−ロックスイッチと連動して動作する切換
接点(SW3)を取り付け、キ−ロックスイッチがオン
のときには正常動作させ、キ−ロックスイッチがオフの
ときには、原稿の有無をセンスできないようにして、使
用不可能となるようにする。これにより、既存のファク
シミリ装置に対して、簡単な方法で乱用防止機能を取り
付けることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すキ−ロック
スイッチ付ファクシミリ装置のブロック図である。図1
において、11は画像を入力するスキャナ、12は受信
画像を出力するプロッタ、13は送信デ−タを圧縮ない
し受信デ−タを再生する圧縮/再生装置(1)(2)
(3)、14は画像を拡大または縮小する変倍装置、1
5はバッファ(1)、16はオペレ−タ操作を行うオペ
パネル、17は全体を制御するシステムコントロ−ルユ
ニット(SCU)、18は網制御装置や通信制御装置等
を含む通信ユニット、19はバッファ(2)、20はハ
−ドディスク(HDD)、10はシステムバスである。
本発明のキ−ロックスイッチはオペパネル16に取り付
けられており、このキ−ロックスイッチをオンにした時
には、スイッチをクロ−ズにすることにより、正常動作
が可能となる。また、キ−ロックスイッチをオフにした
時には、スイッチをオ−プンにすることにより、原稿の
有無はセンスされず、常に原稿無を表示する(スキャナ
−に切換接点を設けた場合)。キ−ロックスイッチのオ
ン・オフに連動する切換接点(SW)は3箇所配置され
る。すなわち、入力キ−検出マトリクス内のラインデコ
−ダに第1の切換接点(SW1)を、オペパネル内のL
CDドライバ−に第2の切換接点(SW2)を、スキャ
ナ部内のポ−ト制御部と原稿読取部内に第3の切換接点
(SW3)を、1つないし3つ取り付ける。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すキ−ロック
スイッチ付ファクシミリ装置のブロック図である。図1
において、11は画像を入力するスキャナ、12は受信
画像を出力するプロッタ、13は送信デ−タを圧縮ない
し受信デ−タを再生する圧縮/再生装置(1)(2)
(3)、14は画像を拡大または縮小する変倍装置、1
5はバッファ(1)、16はオペレ−タ操作を行うオペ
パネル、17は全体を制御するシステムコントロ−ルユ
ニット(SCU)、18は網制御装置や通信制御装置等
を含む通信ユニット、19はバッファ(2)、20はハ
−ドディスク(HDD)、10はシステムバスである。
本発明のキ−ロックスイッチはオペパネル16に取り付
けられており、このキ−ロックスイッチをオンにした時
には、スイッチをクロ−ズにすることにより、正常動作
が可能となる。また、キ−ロックスイッチをオフにした
時には、スイッチをオ−プンにすることにより、原稿の
有無はセンスされず、常に原稿無を表示する(スキャナ
−に切換接点を設けた場合)。キ−ロックスイッチのオ
ン・オフに連動する切換接点(SW)は3箇所配置され
る。すなわち、入力キ−検出マトリクス内のラインデコ
−ダに第1の切換接点(SW1)を、オペパネル内のL
CDドライバ−に第2の切換接点(SW2)を、スキャ
ナ部内のポ−ト制御部と原稿読取部内に第3の切換接点
(SW3)を、1つないし3つ取り付ける。
【0007】図2は、図1におけるオペパネルの正面図
およびキ−ロックスイッチの側面図である。図2(a)
において、21は各種状態表示ランプ、22はLCDデ
ィスプレイ、23は電源ランプ、24は機能選択ランプ
(NO.1)、25は初期登録ボタン、26はYES,
NOボタン、27はカ−ソルボタン、28は機能選択ボ
タン(NO.2)、29はワンタッチボタン、30は機
能選択ボタン(NO.3)、31はテンキ−、32はス
トップキ−、33はスタ−トキ−、34はキ−ロックス
イッチである。このように、本発明のキ−ロックスイッ
チはオペパネルの前面に装着されている。キ−ロックス
イッチ34の形状は、図2(b)に示すように、通常の
スイッチを形成している。341はキ−の部分で、操作
者はこれを持って逆の角度に回すことにより、スイッチ
をオンまたはオフにする。342はスイッチの部分であ
り、343はオンまたはオフを他に導くリ−ド部分と差
し込み部分である。図3は、キ−ロックスイッチの動作
状態を示す図である。正面のキ−の状態が左上から右下
のときにはオフ状態()、正面のキ−状態が右上から
左下のときにはオン状態()である。キ−スイッチが
オフのときには、オペパネル上の入力キ−を無効とす
る。このとき、オペパネル上のLCDは消灯する。ま
た、キ−スイッチがオンのときには、オペパネル上の入
力キ−を有効とする。このとき、オペパネル上のLCD
は点灯する。
およびキ−ロックスイッチの側面図である。図2(a)
において、21は各種状態表示ランプ、22はLCDデ
ィスプレイ、23は電源ランプ、24は機能選択ランプ
(NO.1)、25は初期登録ボタン、26はYES,
NOボタン、27はカ−ソルボタン、28は機能選択ボ
タン(NO.2)、29はワンタッチボタン、30は機
能選択ボタン(NO.3)、31はテンキ−、32はス
トップキ−、33はスタ−トキ−、34はキ−ロックス
イッチである。このように、本発明のキ−ロックスイッ
チはオペパネルの前面に装着されている。キ−ロックス
イッチ34の形状は、図2(b)に示すように、通常の
スイッチを形成している。341はキ−の部分で、操作
者はこれを持って逆の角度に回すことにより、スイッチ
をオンまたはオフにする。342はスイッチの部分であ
り、343はオンまたはオフを他に導くリ−ド部分と差
し込み部分である。図3は、キ−ロックスイッチの動作
状態を示す図である。正面のキ−の状態が左上から右下
のときにはオフ状態()、正面のキ−状態が右上から
左下のときにはオン状態()である。キ−スイッチが
オフのときには、オペパネル上の入力キ−を無効とす
る。このとき、オペパネル上のLCDは消灯する。ま
た、キ−スイッチがオンのときには、オペパネル上の入
力キ−を有効とする。このとき、オペパネル上のLCD
は点灯する。
【0008】図4は、オペパネル上のキ−入力検出マト
リクスの配列図であり、図5は、図4の回路中で本発明
による改造を要するラインデコ−ダの拡大図である。入
力キ−検出回路は、キ−入力検出マトリクスとラインデ
コ−ダから構成されており、A列〜H列のマトリクスの
交点に各キ−が配置されている。次に、COPYキ−が
押下された時に、その位置をどのようにして認識するか
を説明する。先ず、IS0〜IS2の制御により、どの
列を検出するかを決定する。すなわち、図4、図5に示
すラインデコ−ダのA,B,C=オ−ル0のとき、Y0
=0となった場合には、それに接続されたA列の選択と
なる。同時に、IR0〜IR7に+5Vの電圧をかけて
おくと、この状態でIR7が+5V〜0Vに変化したな
らば、COPYキ−が押下されたのがわかる。図5によ
り、本発明を実施するための工事の概要を説明する。ラ
インデコ−ダのCS1端子にキ−ロックスイッチのオン
・オフで動作する第1の切換接点(SW1)を取り付け
る。第1の切換接点(SW1)の切替え側には、+5V
と共通ア−ス端子を接続する。 (a)キ−ロックスイッチがオンの時には、切換接点
(SW1)が+5V側に倒れることにより、CS1に+
5Vが加わるため正常動作となる。 (b)キ−ロックスイッチがオフの時には、切換接点
(SW1)が共通ア−ス端子側に倒れることにより、セ
ンス不可能となる。 すなわち、(b)では、ラインデコ−ダの出力がオ−ル
+5Vとなるため、列の選択が不可能となる。この状態
でいずれかのキ−を押下しても、IR0〜IR7は変化
せず、キ−入力センスは不可能である。
リクスの配列図であり、図5は、図4の回路中で本発明
による改造を要するラインデコ−ダの拡大図である。入
力キ−検出回路は、キ−入力検出マトリクスとラインデ
コ−ダから構成されており、A列〜H列のマトリクスの
交点に各キ−が配置されている。次に、COPYキ−が
押下された時に、その位置をどのようにして認識するか
を説明する。先ず、IS0〜IS2の制御により、どの
列を検出するかを決定する。すなわち、図4、図5に示
すラインデコ−ダのA,B,C=オ−ル0のとき、Y0
=0となった場合には、それに接続されたA列の選択と
なる。同時に、IR0〜IR7に+5Vの電圧をかけて
おくと、この状態でIR7が+5V〜0Vに変化したな
らば、COPYキ−が押下されたのがわかる。図5によ
り、本発明を実施するための工事の概要を説明する。ラ
インデコ−ダのCS1端子にキ−ロックスイッチのオン
・オフで動作する第1の切換接点(SW1)を取り付け
る。第1の切換接点(SW1)の切替え側には、+5V
と共通ア−ス端子を接続する。 (a)キ−ロックスイッチがオンの時には、切換接点
(SW1)が+5V側に倒れることにより、CS1に+
5Vが加わるため正常動作となる。 (b)キ−ロックスイッチがオフの時には、切換接点
(SW1)が共通ア−ス端子側に倒れることにより、セ
ンス不可能となる。 すなわち、(b)では、ラインデコ−ダの出力がオ−ル
+5Vとなるため、列の選択が不可能となる。この状態
でいずれかのキ−を押下しても、IR0〜IR7は変化
せず、キ−入力センスは不可能である。
【0009】図6は、オペパネル部とシステムコントロ
−ルユニットの接続図であり、図7は、図6におけるL
CDモジュ−ルの改造工事の説明図である。図6におい
て、オペパネル部16の61は図4に示すキ−マトリク
ス、62は表示LED(発光ダイオ−ド)、63はLC
D(液晶表示)モジュ−ル、64はオペパネル制御部で
ある。オペパネル制御部64とLCDモジュ−ル63と
システムコントロ−ルユニット(SCU)65とはバス
で接続されて、信号の授受が行われる。図7に示すよう
に、LCDモジュ−ル63は、LCDコントロ−ラ71
とLCDドライバ−72とLCD本体73とで構成され
ており、それぞれ信号バスで接続される。LCDドライ
バ−72のLCD揮度用電圧端子は、−12Vと共通ア
−ス間に形成されたLCD揮度調整用ボリュ−ムに接続
されており、これにより揮度が調整される。本発明にお
いては、これを矢印のように改造すればよい。すなわ
ち、LCDドライバ−72の揮度用電圧端子とボリュ−
ムの間にキ−ロックスイッチのオン・オフで動作する第
2の切換接点(SW2)を挿入するのである。キ−ロ
ックスイッチがオンの時、第2の切換接点(SW2)を
クロ−ズにする。これにより、正常動作を行う。また、
キ−ロックスイッチがオフの時、第2の切換接点(S
W2)をオ−プンにする。この時は、LCD揮度用電圧
が与えられないため、LCDは消灯したままとなる。
−ルユニットの接続図であり、図7は、図6におけるL
CDモジュ−ルの改造工事の説明図である。図6におい
て、オペパネル部16の61は図4に示すキ−マトリク
ス、62は表示LED(発光ダイオ−ド)、63はLC
D(液晶表示)モジュ−ル、64はオペパネル制御部で
ある。オペパネル制御部64とLCDモジュ−ル63と
システムコントロ−ルユニット(SCU)65とはバス
で接続されて、信号の授受が行われる。図7に示すよう
に、LCDモジュ−ル63は、LCDコントロ−ラ71
とLCDドライバ−72とLCD本体73とで構成され
ており、それぞれ信号バスで接続される。LCDドライ
バ−72のLCD揮度用電圧端子は、−12Vと共通ア
−ス間に形成されたLCD揮度調整用ボリュ−ムに接続
されており、これにより揮度が調整される。本発明にお
いては、これを矢印のように改造すればよい。すなわ
ち、LCDドライバ−72の揮度用電圧端子とボリュ−
ムの間にキ−ロックスイッチのオン・オフで動作する第
2の切換接点(SW2)を挿入するのである。キ−ロ
ックスイッチがオンの時、第2の切換接点(SW2)を
クロ−ズにする。これにより、正常動作を行う。また、
キ−ロックスイッチがオフの時、第2の切換接点(S
W2)をオ−プンにする。この時は、LCD揮度用電圧
が与えられないため、LCDは消灯したままとなる。
【0010】図8は、スキャナ部の内部構成図であり、
図9は、図8における原稿読取部の改造工事の説明図で
ある。図8において、81はスキャナ部11を制御する
CPU、82はCPU81が実施するプログラムを格納
するROM、83は固定デ−タを記憶するRAM、84
は他ユニット部とのハンドシェ−ク部、85はポ−ト制
御部、86は原稿読取部、87はバスである。原稿読取
部86で原稿を読み取り、読み取ったデ−タをポ−ト制
御部85を介してバス87を経由し、CPU81の制御
の下にRAM83の指定エリアに格納する。図9に示す
ように、原稿読取部86では、原稿センサとしてフォト
ダイオ−ドから光をフォトトランジスタで受けて光電変
換し、変換された電気信号をポ−ト制御部85に出力す
る。本発明では、原稿読取部86a内で原稿センサとポ
−ト制御部85aへの出力端子との間に第3の切換接点
(SW3)を挿入する。 キ−ロックスイッチがオンの時には、第3の切換接点
(SW3)をクロ−ズにする。これにより、正常動作が
可能となる。 キ−ロックスイッチがオフの時には、第3の切換接点
(SW3)をオ−プンにする。これにより、原稿の有無
はセンスされなくなり、常に原稿無となって、スキャナ
部は動作不能となる。
図9は、図8における原稿読取部の改造工事の説明図で
ある。図8において、81はスキャナ部11を制御する
CPU、82はCPU81が実施するプログラムを格納
するROM、83は固定デ−タを記憶するRAM、84
は他ユニット部とのハンドシェ−ク部、85はポ−ト制
御部、86は原稿読取部、87はバスである。原稿読取
部86で原稿を読み取り、読み取ったデ−タをポ−ト制
御部85を介してバス87を経由し、CPU81の制御
の下にRAM83の指定エリアに格納する。図9に示す
ように、原稿読取部86では、原稿センサとしてフォト
ダイオ−ドから光をフォトトランジスタで受けて光電変
換し、変換された電気信号をポ−ト制御部85に出力す
る。本発明では、原稿読取部86a内で原稿センサとポ
−ト制御部85aへの出力端子との間に第3の切換接点
(SW3)を挿入する。 キ−ロックスイッチがオンの時には、第3の切換接点
(SW3)をクロ−ズにする。これにより、正常動作が
可能となる。 キ−ロックスイッチがオフの時には、第3の切換接点
(SW3)をオ−プンにする。これにより、原稿の有無
はセンスされなくなり、常に原稿無となって、スキャナ
部は動作不能となる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ操作を有効に、あるいは無効にする制御機
能を、キ−ロックスイッチを用いた簡単な方法で実現す
ることができるので、既存のファクシミリ装置に対して
簡単な工事で乱用防止機能を取り付けることができる。
ファクシミリ操作を有効に、あるいは無効にする制御機
能を、キ−ロックスイッチを用いた簡単な方法で実現す
ることができるので、既存のファクシミリ装置に対して
簡単な工事で乱用防止機能を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すキ−ロックスイッチ付
ファクシミリ装置のブロック図である。
ファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】図1におけるオペパネルの表示/入力キ−の正
面構成図およびキ−ロックスイッチの形状図である。
面構成図およびキ−ロックスイッチの形状図である。
【図3】キ−ロックスイッチの動作説明図である。
【図4】入力キ−検出回路の配線図である。
【図5】図4におけるキ−ロックスイッチ取付け工事改
造の部分の説明図である。
造の部分の説明図である。
【図6】オペパネル部の内部構成およびシステムコント
ロ−ルユニットとの接続図である。
ロ−ルユニットとの接続図である。
【図7】図6におけるLCDモジュ−ルの内部構成とキ
−ロックスイッチ取付け工事改造の説明図である。
−ロックスイッチ取付け工事改造の説明図である。
【図8】スキャナ部の内部構成図である。
【図9】図8における原稿読取部内のキ−ロックスイッ
チ取付け工事改造の説明図である。
チ取付け工事改造の説明図である。
10 システムバス 11 スキャナ部 12 プロッタ部 13 圧縮/再生装置(1)(2)(3) 14 変倍装置 15 バッファ(1) 16 オペパネル部 17 システムコントロ−ルユニット(SCU) 18 通信ユニット 19 バッファ(2) 20 ハ−ドディスク(HDD) 21 各種状態表示ランプ 22 LCDディスプレイ 23 電源ランプ 24,28,30 機能選択ボタン 25 初期登録ボタン 26 YES,NOボタン 27 カ−ソルボタン 29 ワンタッチボタン 31 テンキ− 32 ストップキ− 33 スタ−トキ− 34 キ−ロックスイッチ 61 キ−マトリクス 62 表示LED 63 LCDモジュ−ル 64 オペパネル制御部 71 LCDコントロ−ラ 72 LCDドライバ− 73 LCD 81 スキャナ部のCPU 82 ROM 83 RAM 84 他ユニットとのハンドシェ−ク 85,85a ポ−ト制御部 86,86a 原稿読取部
Claims (3)
- 【請求項1】 オペパネルからの操作により、スキャナ
−で原稿を読み取り、光電変換した信号を圧縮して送信
するとともに、受信したデ−タを再生して出力するファ
クシミリ装置において、上記オペパネル上にキ−ロック
スイッチを設けるとともに、該オペパネル上のキ−入力
検出マトリクスに接続されたラインデコ−ダに、上記キ
−ロックスイッチのオン・オフで動作する第1の切換接
点を設け、該キ−ロックスイッチをオン・オフすること
により、該第1の切換接点を動作させてキ−入力を正常
動作ないしキ−入力センス不能に切り換えることを特徴
とするキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 オペパネルからの操作により、スキャナ
−で原稿を読み取り、光電変換した信号を圧縮して送信
するとともに、受信したデ−タを再生して出力するファ
クシミリ装置において、上記オペパネル上にキ−ロック
スイッチを設けるとともに、該オペパネル上のLCD揮
度調整部に上記キ−ロックスイッチのオン・オフで動作
する第2の切換接点を設け、上記キ−ロックスイッチの
動作によりLCDを点灯ないし消灯させることにより、
ファクシミリ操作を可不可にすることを特徴とするキ−
ロックスイッチ付ファクシミリ装置。 - 【請求項3】 オペパネルからの操作により、スキャナ
−で原稿を読み取り、光電変換した信号を圧縮して送信
するとともに、受信したデ−タを再生して出力するファ
クシミリ装置において、上記オペパネル上にキ−ロック
スイッチを設けるとともに、上記スキャナ−上の原稿セ
ンサの出力部に上記キ−ロックスイッチのオン・オフで
動作する第3の切換接点を設け、上記キ−ロックスイッ
チの動作により該原稿センサのセンスを有効ないし無効
にして、ファクシミリ操作を可不可にすることを特徴と
するキ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156647A JPH0715582A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | キ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156647A JPH0715582A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | キ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715582A true JPH0715582A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15632234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156647A Pending JPH0715582A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | キ−ロックスイッチ付ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000037683A (ko) * | 1998-12-01 | 2000-07-05 | 윤종용 | 키록 동작에 의해 절전기능을 갖는 컴퓨터 |
US7312885B2 (en) | 2001-01-29 | 2007-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication apparatus |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5156647A patent/JPH0715582A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000037683A (ko) * | 1998-12-01 | 2000-07-05 | 윤종용 | 키록 동작에 의해 절전기능을 갖는 컴퓨터 |
US7312885B2 (en) | 2001-01-29 | 2007-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication apparatus |
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