JPH07155335A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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Publication number
JPH07155335A
JPH07155335A JP5339900A JP33990093A JPH07155335A JP H07155335 A JPH07155335 A JP H07155335A JP 5339900 A JP5339900 A JP 5339900A JP 33990093 A JP33990093 A JP 33990093A JP H07155335 A JPH07155335 A JP H07155335A
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JP
Japan
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laser
laser beam
optical fiber
irradiation
chip
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Pending
Application number
JP5339900A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiro Nakajima
貞洋 中島
Akihiro Kawahara
明宏 河原
Hisashi Endo
尚志 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
Hoya Corp
J Morita Manufaturing Corp
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Publication date
Application filed by Hoya Corp, J Morita Manufaturing Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP5339900A priority Critical patent/JPH07155335A/ja
Publication of JPH07155335A publication Critical patent/JPH07155335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/0046Dental lasers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 導光用光ファイバの冷却効果を高め、熱歪等
の発生を防止すると共に、噴射された水が患部に溜まっ
てしまうことがなく、水の層が厚くなることによる治療
能力の低下を防ぎ、また、一定したレーザ光を照射用レ
ーザチップに導き、安全に口腔内の隅々まで好適に治療
する。 【構成】 導光用光ファイバ25の出射側端部の周囲に
環状の溝91,93を形成し、これらの溝に水wと噴射
空気a2 をぞれぞれ流通させる。照射用レーザチップ2
3のファイバ型チップ75からレーザ光16を患部に向
けて照射し、治療する。同時にチップ75の周面に沿っ
て前記水wと噴射空気a2 を患部に向けて噴射し、噴射
空気a2 で水wを吹き飛ばす。したがって、患部に水w
が溜まらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を患部に照射
して治療を行うレーザ治療装置に関し、特に口腔内の蒸
散および歯肉の切開などの歯科治療を行う際に用いて好
適なレーザ治療装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科治療に用いられるこの種のレ
ーザ治療装置としては、例えば特開平5−220171
号公報に示された「レーザ治療装置」が知られている。
このレーザ治療装置は、歯肉の切開、止血、凝固などの
生体軟組織の治療だけでなく、歯牙等の硬組織の治療を
可能にしたもので、レーザ光照射部位の治療目的とし
て、レーザ光照射部位の蒸散効果を向上させるために噴
射流体として水を前記レーザ光照射部位に向けて噴射す
るように構成したものである。そして、このレーザ治療
装置は、ハンドピースの先端に設けた伝送用チップを歯
牙等の硬組織表面に接触させてレーザ光を照射すると同
時に水を噴射して患部を冷却するようにしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のレーザ治療装置においては、例えば歯牙
等の硬組織表面にレーザ光を照射してか洞を形成すると
き、このか洞に前述の噴射された水が溜まってしまうた
め、レーザ光照射部位を術者が容易にかつ確実に視認す
ることができず、治療に時間がかかるという問題があっ
た。また、か洞に溜まる水の層が厚くなると、水による
レーザ光の吸収量が増大するため、か洞形成能力が低下
するという問題もあった。
【0004】さらにまた、上記した従来装置は伝送用チ
ップ自体を屈曲させることにより、ストレート型では治
療できない口腔内部位まで治療できるようにしている
が、高い洞形成能力を得るためには、例えば径600μ
m程度の太い光ファイバをチップとして使用し十分なエ
ネルギを伝送する必要がある。この場合、チップの機械
的強度を保つためには40mm以上の曲げ半径が必要と
なってしまい、このため狭い口腔内の治療が行い難いと
いう問題があった。
【0005】一方、狭い口腔内にレーザ光を導光する方
法として、例えば実願昭59−46508号に示されて
いるように、導光用光ファイバの出射側端部を保持して
いるハンドピース本体部に前記導光用光ファイバ先端部
から出射されたレーザ光を屈曲させ、さらにレンズによ
り収束あるいは拡大し、水あるいは空気を患部に向けて
噴射させながらレーザ光を非接触で患部に照射させるよ
うにしたものが知られている。しかし、このような構造
にあっては非接触でレーザ光を照射しての治療であるた
め、一定したエネルギ密度での患部へのレーザ照射が困
難であり、しかも照射部位で発生した飛散物がレンズ表
面に付着するため、照射のたびに付着物を取り除かねば
ならないという問題が発生する。
【0006】このため、本発明者らは屈曲させたレーザ
光を照射用レーザチップに導光し、この照射用レーザチ
ップを患部に接触させ、照射治療する方法を提案した。
しかし、この方法ではレーザ光の光軸を屈曲させるため
多数の光学素子が使用されるため同光学素子からの導光
用光ファイバへの戻り光が多くなり、導光用光ファイバ
先端部付近での吸収により熱が発生し、この結果、導光
用光ファイバおよび光学素子に熱歪等が生じ、このため
一定したレーザ光を照射用レーザチップに導光すること
が困難であるという問題が発生した。また、導光用光フ
ァイバの素材としてフッ化物ガラスを使用したものにお
いては、フッ化物ガラスの融点が低いので、反射手段自
体の発熱または反射手段から導光用光ファイバへ戻る光
の過多により、光ファイバが溶解してしまう虞れがあっ
た。これはEr:YAG(エルビウム・ヤグ)レーザを
唯一導光するフッ化物ガラスファイバにとって大きな問
題であった。
【0007】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、導光用ファイバの冷却効果を高め、熱歪等の発生
を防止すると共に、噴射された水が患部に溜まってしま
うことがなく、水の層が厚くなることによる治療能力の
低下を防ぎ、また、一定したレーザ光を照射用レーザチ
ップに導き、安全に口腔内の隅々まで好適に治療するこ
とができるレーザ治療装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1の発明に係るレーザ治療装置は、医療作用をもたら
すレーザ光を出射するレーザ光発生装置と、このレーザ
光発生装置から出射したレーザ光を患部に照射する照射
用レーザチップと、前記レーザ光発生装置から出射した
レーザ光を前記照射用レーザチップに導く導光用光ファ
イバと、この導光用光ファイバから出光したレーザ光を
反射し前記照射用レーザチップに導く反射手段とを備
え、前記照射用レーザチップに沿って冷媒を患部に供給
するようにしたレーザ治療装置において、前記導光用光
ファイバの出射側端部の周囲に患部に供給する冷媒が流
通する環状流路を形成したものである。
【0009】第2の発明に係るレーザ治療装置は、医療
作用をもたらすレーザ光を出射するレーザ光発生装置
と、このレーザ光発生装置から出射したレーザ光を患部
に照射する照射用レーザチップと、前記レーザ光発生装
置から出射したレーザ光を前記照射用レーザチップに導
く導光用光ファイバと、この導光用光ファイバから出光
したレーザ光を反射し前記照射用レーザチップに導く反
射手段とを備え、前記照射用レーザチップに沿って冷媒
を患部に供給するようにしたレーザ治療装置において、
前記導光用光ファイバの出射側端部を保持する保持部材
に前記出射側端部を取り囲み患部に供給する冷却液体と
冷却気体がそれぞれ流通する2つの環状流路を形成した
ものである。
【0010】第3の発明に係るレーザ治療装置は、医療
作用をもたらすレーザ光を出射するレーザ光発生装置
と、このレーザ光発生装置から出射したレーザ光を患部
に照射する照射用レーザチップを含むレーザハンドピー
スと、前記レーザ光発生装置から出射したレーザ光を前
記レーザハンドピースに導く導光用光ファイバと、この
導光用光ファイバから出光したレーザ光を反射し前記照
射用レーザチップに導く反射手段とを備え、前記導光用
光ファイバの出射側端部を保持する保持部材に前記出射
側端部を取り囲み患部に供給する冷却液体と冷却気体が
それぞれ流通する2つの環状流路を形成し、前記レーザ
ハンドピースの内部に前記導光用光ファイバの出射側端
部および反射手段を収納するファイバ室を形成し、この
ファイバ室に空気を供給し、前記照射用レーザチップの
周囲に前記冷却液体と冷却気体を患部に向けて噴射させ
る2つの噴射用環状流路を照射用レーザチップに沿って
同軸に形成したものである。
【0011】
【作用】本発明において、冷媒は導光用光ファイバの出
射側端部を取り囲む環状流路を流通することで、出射側
端部を冷却する。冷却液体と冷却気体は照射用レーザチ
ップの周囲に形成された噴射用環状流路から患部に向け
て噴射されることで、レーザチップおよび患部を冷却す
る。この時、空気は水を吹き飛ばす。したがって、水は
患部に溜まらず、水の層が厚くなることによるレーザ照
射エネルギの低下を防ぐ。ファイバ室に供給される空気
は、導光用光ファイバの湿潤を防止すると共に、ファイ
バを冷却する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係るレーザ治療装置の
外観斜視図、図2は本装置を使用して歯の治療を行って
いる状態を示す図である。先ず、これらの図に基づいて
レーザ治療装置の概略構成を説明する。全体を符号1で
示すレーザ治療装置は、底面にキャスタ3を備えた可搬
型の装置筐体2を備え、この装置筐体2内にレーザ光発
生装置4,乾燥用空気供給手段5,噴射用水供給手段
6,噴射用空気供給手段7(図4参照)等が収納配置さ
れている。また、筐体2の上面にはアダプタ8が設けら
れており、このアダプタ8には外装チューブ10の一端
が接続されており、この外装チューブ10の他端にはレ
ーザハンドピース11がソケット12を介して接続され
ている。また、前記アダプタ8には乾燥用空気供給手段
5より噴射用空気a1 をレーザハンドピース11内に導
くための給気管13,噴射用水供給手段6より水wをレ
ーザハンドピース11内に導くための給水管14および
噴射用空気供給手段7より噴射用空気a2 をレーザハン
ドピース11内に導くための吸気管15の一端がそれぞ
れ接続されている。さらにまた、装置筐体2の上面には
レーザ光発生装置4から出射されたレーザ光16の照射
エネルギを測定するレーザ照射エネルギ測定装置17が
配設されている。
【0013】前記レーザ光発生装置4としては、波長
2.94μmで発振するEr:YAG(エルビウム・ヤ
グ)レーザ発振器が用いられ、例えば虫歯等の治療をす
る場合、発振幅50〜1000μsec、繰り返し発振
数1〜30PPSで発振し、最大1J/発振の範囲での
照射エネルギの調整が可能なEr:YAGレーザ発振器
が使用される。レーザ光発生装置4から出射されたレー
ザ光16は、反射鏡18によって反射し、集光レンズ1
9によって集光された後、アダプタ8を経て外装ケーブ
ル10内の導光用光ファイバ25により前記レーザハン
ドピース11に導かれる。導かれたレーザ光16は、照
射用レーザチップ23によって歯20の患部を照射す
る。
【0014】次に、レーザハンドピースの構成等を図3
〜図9に基づいて詳述する。図3(a),(b)はレー
ザハンドピースの正面図およびレーザハンドピース本体
とハンドピースヘッドの接続を示す分解斜視図、図4は
レーザハンドピースの図5IV−IV線断面図、図5は
同ピースのレーザハンドピース本体とハンドピースヘッ
ドの接続関係を示す図4のV−V線断面図、図6は同じ
くレーザ光ハンドピース本体とハンドピースヘッドの接
続関係を示す図4のVI−VI線断面図、図7は図4の
VII −VII 拡大線断面図、図8は照射用レーザチップ付
近の拡大断面図、図9はレーザ照射エネルギ測定時の状
態を示す断面図である。これらの図において、レーザハ
ンドピース11は、一端が前記外装ケーブル10にソケ
ット12(図1)を介して接続された筒状のレーザハン
ドピース本体21と、このレーザハンドピース本体21
の他端側に着脱自在に取り付けられたハンドピースヘッ
ド22と、ハンドピースヘッド22に取り付けられた照
射用レーザチップ23と、レーザ光発生装置4からのレ
ーザ光16をレーザハンドピース11に導前記く導光用
光ファイバ25と、導光用光ファイバ25の出光側端面
25a(図5)から出光したレーザ光16を照射用レー
ザチップ23に導く反射鏡26および集光レンズ27、
反射鏡26および集光レンズ27を収納保持する保持部
材28等を備えている。
【0015】前記外装ケーブル10の内部には前記導光
用光ファイバ25に加えて、前記乾燥用空気供給手段5
からの乾燥用空気a1 、噴射用水供給手段6からの水w
および噴射用空気供給手段7からの噴射用空気a2 をレ
ーザハンドピース11に導くためのパイプ29a〜29
cが収納されており、その一端がそれぞれ図1に示した
アダプタ8に接続され、他端側が前記レーザハンドピー
ス11内に導入されている。
【0016】前記ハンドピースヘッド22は、一端が前
記レーザハンドピース本体21の他端にOリング30を
介して嵌合され、かつ止めねじ31によって固定された
内筒32と、内筒32の先端部に着脱自在に外嵌されナ
ット34によって固定された外筒33とで構成され、内
筒32の先端部に前記反射鏡26および集光レンズ27
を収納保持する前記保持部材28の一端部が嵌合固定さ
れ、この保持部材28の突出端部を前記外筒33によっ
て覆っている。
【0017】前記ナット34は、内筒32の外周面に回
転自在にかつ軸方向移動自在に嵌装されており、先端部
外周面に設けられた雄ねじ部34aが外筒33の開口端
部内周面に形成された雌ねじ部33aに螺合している。
外筒33を内筒32に取り付けた状態において、保持部
材28の外端面に外筒33の内底面が当接している。に
密接している。内筒32の外周面にはナット34の図4
右方への移動を規制防止する環状の突状体35が一体に
突設されている。
【0018】前記導光用光ファイバ25は、前記外装ケ
ーブル10によって保護されており、その出射側端部が
前記レーザハンドピース本体21を貫通してハンドピー
スヘッド22内に挿入され、フェルル36によって保持
されている。フェルル36は、前記保持部材28内に形
成された貫通孔37の一端開口部側に嵌合固定されてい
る。また、貫通孔37の他端開口部側には前記反射鏡2
6がフェルル36と対向して嵌挿配置されており、この
フェルル36との間の空間がファイバ室38を形成して
いる。
【0019】前記導光用光ファイバ25としては、前記
Er:YAGレーザ発振器の波長帯での透過性が高く、
レーザダメージに強いものとして、フッ化物ファイバが
使用される。フッ化物ファイバとしては、例えばコア径
450μmのホーヤ株式会社製AZF(アルミニウム・
ジルコニウム・フッ物ガラス)フッ化物ファイバを使用
することができる。
【0020】一方、フッ化物ファイバは、耐湿性が低い
ため、前記乾燥用空気供給源5から供給される乾燥用空
気a1 を使い、以下の構成により防湿される。また、導
光用光ファイバ25の出射側端部、照射用レーザチップ
23、反射鏡26および集光レンズ27は、レーザ光1
6の照射時にレーザ光自体およびその戻り光の吸収等に
より加熱されるため、前記噴射用水供給手段6と乾燥用
空気供給源7とから噴射される水wおよび噴射用空気a
2 を使い以下の構成によりこれらを冷却し、その熱歪等
を防止している。
【0021】前記保持部材28の肉厚内には一端が内筒
32側開口端面に開口し、他端が前記ファイバ室38に
連通する乾燥空気用通路44(図6)が形成されてお
り、この通路44の一端開口部には、一端が前記乾燥用
空気供給手段5に接続された前記パイプ19aの他端が
接続されている。
【0022】前記フェルル36の外周面と前記保持部材
28の貫通孔37の内周面との間には前記ファイバ室3
8と内筒32の内部空間46を連通する溝47(図7)
が形成されている。内筒32の内部空間46は、気密状
態に保持されている。さらに、前記保持部材28の内部
には前記内部空間46内に導かれた乾燥空気a1 をハン
ドピースヘッド22の外部に逃がす逆止弁48が組み込
まれている。
【0023】前記逆止弁48は、前記保持部材28の内
端面に凹設された弁収納凹部49内に組み込まれた弁本
体50と、弁本体50を突出する方向に付勢する圧縮コ
イルばね51と、筒状体からなり内筒32の内部空間4
6と弁収納凹部49とを連結する中心孔52が通常弁本
体50によって閉鎖される止め金具52と、Oリング5
3とで構成されている。前記弁収納凹部49の内部は、
前記保持部材28の周面に形成された小孔54および溝
55によって保持部材28の外部に連通している。溝5
5は保持部材28の外周面に環状に形成されている。前
記内筒32の周面には同じく小孔56と溝57が前記保
持部材28の環状溝55に対応して形成されている。溝
57は、内筒32の外周面に環状に形成されている。さ
らに、前記外筒33の周面には排気孔58が前記内筒3
2の環状溝57に対応して貫通形成されている。前記環
状溝55,57の両側には気密性を保つためOリング5
9がそれぞれ配設されている。治療時において、図6に
示すように前記パイプ29aによって供給される乾燥空
気a1 は、通路44を通ってファイバ室38内に入るこ
とにより、導光用光ファイバ25の出射側端部の湿潤を
防止する。そして、この乾燥用空気a1 は、フェルル3
6の周面に形成された溝47を通って内筒32の内部空
間46に入り、その空気圧が上昇して逆止弁48のばね
51に打ち勝つと、逆止弁48が開き、小孔54−環状
溝55−小孔56−環状溝57および排気孔58を通っ
てハンドピースヘッド22の外部に排出されるようにな
っている。
【0024】前記保持部材28の貫通孔37に挿入配置
され前記フェルル36と共にファイバ室38を形成する
前記反射鏡26は、円筒状に形成されてフェルル36と
対向する面が凹曲面からなる反射面26Aを形成してい
る。反射鏡26の軸線と前記光ファイバ25の軸線とは
略一致している。導光用光ファイバ25の出射側端面2
5aから出光したレーザ光16は前記反射面26Aによ
って反射鏡26の軸線と略直交する方向に反射し、集光
レンズ27によって集光され、前記照射用レーザチップ
23に導かれる。
【0025】前記集光レンズ27は、石英ガラスまたは
サファイアによって球状に形成され、前記保持部材28
内に設けられた隔壁部60に形成された開口61を閉鎖
している。前記隔壁部60は、前記ファイバ室38と、
これに隣接して保持部材28の内筒32から突出する突
出端側周面に凹設された凹部62とを仕切っている。
【0026】前記保持部材28の肉厚内にはさらに一端
が内筒32側端面に開口し、他端が前記凹部62に連通
する噴射空気用通路63(図5)が形成されており、こ
の通路63には噴射用空気a2 が前記噴射用空気供給源
7より前記パイプ29cを介して供給されるよう構成さ
れている。
【0027】図8おいて、前記照射用レーザチップ23
は、前記外筒33の周面に設けられたチップ取付孔70
にOリング71を介して螺合、固定されたチップ固定用
アダプタ72を備えている。アダプタ72は両端開放の
筒状体に形成されて、内端部が前記保持部材28の凹部
62内に嵌合され、前記隔壁部60に近接対向してい
る。このアダプタ72の内端部と凹部62との嵌合によ
って前記集光レンズ27とアダプタ72の軸線が一致さ
れる。アダプタ72の内部にはチップ止め金具73がO
リング74を介して螺合されており、この止め金具73
の内部にファイバ型チップ75が組み込まれている。さ
らに、導光用光ファイバ25を固定しているフェルル3
6を保持部材28の軸心より偏心させて配設することに
より、保持部材28の上部28a(図7)とファイバ型
チップ75の先端25aとの距離を短くすることができ
る。この結果、レーザハンドピース11の先端部を屈曲
させているにも拘らず先端部をコンパクトにすることが
できるので、治療する際口腔中の微小空間に位置する患
部にも容易に治療を施すことができる。
【0028】前記ファイバ型チップ75は、レーザ光1
6を患部に導くためのもので、か洞成形用として、例え
ば600μm程度の無水石英ガラスファイアが使用され
る。そして、このファイバ型チップ75は、前記集光レ
ンズ27と同軸に配置され、先端部が前記チップ止め具
73の外部に突出されており、この外端部に径の異なる
大小2つのパイプ78,79が同軸に嵌装されている。
【0029】ファイバ型チップ75の径は治療対象によ
って設定され、例えば根管等の狭域治療が必要な場合に
は50μm〜400μmの細径光ファイバが使用され、
またか洞形成等の治療においては高い照射エネルギが必
要なため、400μm〜1000μmの太径の光ファイ
バが使用される。さらに、ファイバ型チップ75の先端
部と出射面75aの長さも治療対象により設定され、根
管治療から初期ウ触治療に対し0.5〜30mmの範囲
で設定される。また、ファイバ型チップ75の材料とし
ては、無水石英ガラスの他にフッ化物ガラス、カルコゲ
ナイトなどのガラス、またはサファイア、ジンクセレン
などの結晶材料等、Er:YAGレーザの発振波長2.
94μmに対し、透光性材料であれば使用できる。
【0030】前記パイプ78,79は、前記止め具73
の中心に形成された異径中心孔の外端側開口部に嵌挿配
置されており、内側のパイプ78とファイバ型チップ7
5との間に水wを噴射するための環状流路を形成する隙
間81が形成され、内側パイプ78と外側パイプ79と
の間には噴射空気a2 を噴射するための環状流路を形成
する隙間82が形成されている。そして、前記ファイバ
型チップ75は、その先端の出射面75aを患部に接触
可能とするため、前記内,外側パイプ78,79の外部
に3mm程度突出している。
【0031】前記チップ固定用アダプタ72の肉厚内に
は一端が前記凹部62に連通する空気通路84が形成さ
れており、この空気通路84の他端は、前記チップ止め
具73に半径方向に形成された通路孔85を介して前記
内側パイプ78と外側パイプ79との間に形成された隙
間、すなわち環状流路82に連通している。したがっ
て、治療時において前記パイプ29cによって凹部62
に供給された噴射用空気a2 は、前記空気通路84−通
路孔85−環状流路82を通り、ファイバ型チップ75
の先端部周面に沿って患部に噴射される。
【0032】前記アダプタ72の周面にはアダプタ72
の内外を連通させる連通孔88が形成されており、この
連通孔88の外側開口部には環状溝89が連通して形成
されている。環状溝89は、前記外筒33の肉厚内に形
成された水用通路90の一端接続され、この通路90の
他端は前記内筒32の外周面に形成された環状溝(流
路)91に連通している。環状溝91は、内筒32に形
成された小孔92(図5)を介して保持部材28の外周
面に形成された環状溝(流路)93に連通している。ま
たこの環状溝93は、保持部材28の内部に形成された
通路94(図4,図7)に連通している。
【0033】再び図8において、前記連通孔88の内端
は、前記アダプタ72とチップ止め具73との間に形成
された環状隙間98に連通しており、この環状隙間98
は、前記チップ止め具73の周面に貫通形成された通路
孔99を経て前記ファイバ型チップ75と内側のパイプ
78との間に形成された隙間、すなわち水w用の環状流
路81に連通している。したがって、治療時において前
記パイプ29b(図5)によってハンドピースヘッド2
2に供給された水wは、前記通路94−環状溝93−小
孔92−環状溝91−通路90−環状溝89−連通孔8
8−環状隙間98−通路孔99−環状流路81を通り、
ファイバ型チップ75の先端部周面に沿って患部に噴射
される。
【0034】上記構成において、治療に際しては、乾燥
用空気供給手段5、噴射用水供給手段6および噴射用空
気供給手段7より、乾燥空気a1 ,噴射水w,噴射用空
気a2 をレーザハンドピース11に供給しながらファイ
バ型チップ75の先端面75aを患部に接触させてレー
ザ光16を照射し、治療を行う。この時、噴射水wおよ
び噴射用空気a2 は、チップ75の周面に沿って環状流
路81,82よりそれぞれ患部に向けて噴射される。
【0035】図9において、101は前記装置筐体2の
上面に配置されたレーザ照射エネルギ測定装置16の代
わりに用いられるレーザ照射エネルギ測定装置である。
レーザ光の照射エネルギ測定に際しては、測定時に前述
の照射用レーザチップ23が外筒33と共に取り外され
たハンドピースヘッド22の先端部をレーザ照射エネル
ギ測定装置101のハンドピース挿入ポート102に挿
入し、集光レンズ27を透過したレーザ光16のエネル
ギを検出器103により検出することで行われる。な
お、ハンドピース挿入ポート102に照射用レーザチッ
プ23の代わりに挿入される挿入固定アダプタ104
は、保持部材28の空間62に嵌合されることで、集光
レンズ27を透過したレーザ光16を検出器103に正
しく向かわせる。
【0036】かくしてこのような構成からなるレーザ治
療装置1によれば、導光用光ファイバ25のフェルル3
6によって保持されている出射側端部の周りに水wおよ
び噴射用空気a2 が流通する環状の溝(流路)91,9
3を設けているので、出射側端部の冷却効果が大きく、
熱歪等を防止することができ、また低融点であるフッ化
物ガラス製の光ファイバを使用することが可能である。
また、本発明においては、照射用レーザチップ75に沿
って噴射用環状流路81,82を設け、これらの環状流
路から水wと噴射空気a2 を患部に向けて噴射している
ので、水wが患部に溜まることがなく、またファイバ型
チップ75を患部に接触させて治療が行えるため、水の
層が厚くなることによる治療能力の低下をきたすことが
なく、一定した照射エネルギで治療を行うことができ
る。特に、これらの噴射用環状流路81,82から噴射
される水wと噴射用空気a2 は、集光レンズ27および
その近傍部とファイバ型チップ75を冷却しているの
で、これらの熱歪等を防止し、しかもこれらの環状流路
81,82は照射用レーザチップ75に沿って長く形成
することができるので、レーザチップ75の冷却効果大
である。さらにまた、本発明はファイバ室38に乾燥用
空気a1 を供給しているので、伝送用光ファイバ25の
出射側端部を防湿すると共に、同光ファイバ25および
反射鏡26を冷却し、その熱歪等を防止することができ
る。
【0037】また、照射用レーザチップ23を備えたハ
ンドピースヘッド22は、治療の際、口腔内に挿入され
る部分であるが、レーザハンドピース本体21に対して
着脱自在に取り付けられるものであり、また同ハンドピ
ースヘッド22を、オートクレープ等の減菌可能な材
料、例えばSUS304で構成すると、高価な伝送装置
を何本も購入することなく、安価で減菌可能なハンドピ
ースヘッドを購入するだけで、衛生的な治療を行うこと
ができる。
【0038】照射用レーザチップ23に供給される噴射
空気a2 の流量としては5リットル/分程度である。但
し、噴射水w,乾燥空気a1 および噴射空気a2 の流量
は、上記設定に拘ることなく、それぞれ0.1cc/
分、0.1リットル/分、0.5リットル/分以上であ
れば、防湿、防熱が達成され、導光用光ファイバ25が
破壊されることはなく、一定したレーザ光16を照射用
レーザチップ23に導くことができることを確認してお
り、これらの下限以上の流量が設定される。
【0039】図10は本発明の他の実施例を示す要部断
面図である。この実施例は反射鏡26の反射面26Aを
反射鏡26の軸線に対して略45度傾斜した斜面で構成
すると共に、導光用光ファイバ25と反射鏡26との間
に調光レンズ110を配置したものである。その他の構
成は上記実施例と同様であるため、同一部材のものに対
しては同一符号をもって示し、その説明を省略する。こ
のような構成においても上記実施例と同様な効果が得ら
れるものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレーザ
治療装置は、導光用光ファイバの出射側端部の周囲に環
状流路を形成し、この流路に水,空気等の冷媒を流通さ
せるように構成したので、導光用光ファイバの出射側端
部を良好に冷却することができ、熱歪等の発生を防止す
ることができる。また、本発明は照射用レーザチップの
周囲に2つの環状流路を同軸に形成し、これらの流路か
ら前記水,空気等の冷媒をそれぞれ噴射するように構成
したので、照射用レーザチップを良好に冷却することが
でき、その熱歪等の発生を防止することができる。噴射
された水が患部に溜まってしまうことがなく、また水の
層が厚くなって治療能力を低下させるといったおそれも
なく、したがって、一定したレーザ光を照射用レーザチ
ップに導き、口腔内の隅々まで安全に治療することがで
きる。さらにまた、本発明は導光用光ファイバの出射側
端部に乾燥用空気を供給するように構成したので、同光
ファイバを防湿すると共に、同光ファイバおよび反射手
段を冷却し、その熱歪等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ治療装置の外観斜視図であ
る。
【図2】本装置を使用して歯の治療を行っている状態を
示す図である。
【図3】(a),(b)はレーザハンドピースの正面図
およびレーザハンドピース本体とハンドピースヘッドの
接続を示す分解斜視図である。
【図4】レーザハンドピースの図5IV−IV線断面図
である。
【図5】同ピースのレーザハンドピース本体とハンドピ
ースヘッドの接続関係を示す図4のV−V線断面図であ
る。
【図6】同じくレーザ光ハンドピース本体とハンドピー
スヘッドの接続関係を示す図4のVI−VI線断面図で
ある。
【図7】図4のVII −VII 線拡大断面図である。
【図8】照射用レーザチップ付近の拡大断面図である。
【図9】レーザ照射エネルギ測定時の状態を示す断面図
である。
【図10】本発明の他の実施例を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
4 レーザ光発生装置 11 レーザハンドピース 22 ハンドピースヘッド 23 照射用レーザチップ 25 導光用光ファイバ 26 反射鏡 27 集光レンズ 28 保持部材 32 内筒 33 外筒 38 ファイバ室 81 環状流路 82 環状流路 91 溝(環状流路) 93 溝(環状流路) w 水 a1 乾燥用空気 a2 噴射用空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 尚志 東京都新宿区中落合二丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療作用をもたらすレーザ光を出射する
    レーザ光発生装置と、このレーザ光発生装置から出射し
    たレーザ光を患部に照射する照射用レーザチップと、前
    記レーザ光発生装置から出射したレーザ光を前記照射用
    レーザチップに導く導光用光ファイバと、この導光用光
    ファイバから出光したレーザ光を反射し前記照射用レー
    ザチップに導く反射手段とを備え、前記照射用レーザチ
    ップに沿って冷媒を患部に供給するようにしたレーザ治
    療装置において、 前記導光用光ファイバの出射側端部の周囲に患部に供給
    する冷媒が流通する環状流路を形成したことを特徴とす
    るレーザ治療装置。
  2. 【請求項2】 医療作用をもたらすレーザ光を出射する
    レーザ光発生装置と、このレーザ光発生装置から出射し
    たレーザ光を患部に照射する照射用レーザチップと、前
    記レーザ光発生装置から出射したレーザ光を前記照射用
    レーザチップに導く導光用光ファイバと、この導光用光
    ファイバから出光したレーザ光を反射し前記照射用レー
    ザチップに導く反射手段とを備え、前記照射用レーザチ
    ップに沿って冷媒を患部に供給するようにしたレーザ治
    療装置において、 前記導光用光ファイバの出射側端部を保持する保持部材
    に前記出射側端部を取り囲み患部に供給する冷却液体と
    冷却気体がそれぞれ流通する2つの環状流路を形成した
    ことを特徴とするレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 医療作用をもたらすレーザ光を出射する
    レーザ光発生装置と、このレーザ光発生装置から出射し
    たレーザ光を患部に照射する照射用レーザチップを含む
    レーザハンドピースと、前記レーザ光発生装置から出射
    したレーザ光を前記レーザハンドピースに導く導光用光
    ファイバと、この導光用光ファイバから出光したレーザ
    光を反射し前記照射用レーザチップに導く反射手段とを
    備え、 前記導光用光ファイバの出射側端部を保持する保持部材
    に前記出射側端部を取り囲み患部に供給する冷却液体と
    冷却気体がそれぞれ流通する2つの環状流路を形成し、
    前記レーザハンドピースの内部に前記導光用光ファイバ
    の出射側端部および反射手段を収納するファイバ室を形
    成し、このファイバ室に空気を供給し、前記照射用レー
    ザチップの周囲に前記冷却液体と冷却気体を患部に向け
    て噴射させる2つの噴射用環状流路を照射用レーザチッ
    プに沿って同軸に形成したことを特徴とするレーザ治療
    装置。
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