JPH06277227A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JPH06277227A
JPH06277227A JP5068701A JP6870193A JPH06277227A JP H06277227 A JPH06277227 A JP H06277227A JP 5068701 A JP5068701 A JP 5068701A JP 6870193 A JP6870193 A JP 6870193A JP H06277227 A JPH06277227 A JP H06277227A
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laser
handpiece
laser beam
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Susumu Shimizu
進 清水
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ジャイアントパルスのレーザビームの伝搬路に
おけるビーム集光点でのレーザ放電を防止又は抑制し、
予定したレベルで且つ安定した治療エネルギーを得る。 【構成】ジャイアントパルスのレーザビームを出力する
ルビレーザ10と、このルビーレーザ10が出力したレ
ーザビームを導光するミラージョイント12と、このミ
ラージョイント12の先端に取り付けられ且つ治療部位
にレーザビームを照射するハンドピース13とを備え
る。ミラージョイント12及びハンドピース13の内、
少なくとも一方のレーザビーム伝搬路内にはビーム集光
点が形成される。レーザビーム伝搬路の少なくともビー
ム集光点を含む所定域は、真空状態の形成、ガス封入、
及び空気を常時流通させる構成の内の一つによって、そ
こでの空気滞留の状態が排除される。これにより、放電
しきい値が上がり、レーザ放電が防止又は抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、母斑などを治療する
レーザ治療装置に係り、とくに、Qスイッチ法などの手
法を用いて、深在性母斑治療に最も有効なジャイアント
パルスを出力可能レーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザによる母斑の治療は、母斑を形成
する皮膚内のメラニン色素などの異常組織をレーザ光で
破壊するものである。この治療は、正常組織にはあまり
吸収されず、異常組織に多く吸収される波長のレーザ光
を照射することで、正常組織の損傷を最小限に抑えなが
ら異常組織を破壊することができることを基本原理にし
ている。
【0003】この母斑治療に使われるレーザ治療装置の
ハンドピースの従来例を図9、10に示す。図9に示す
ハンドピースは、レーザ発振器から例えばミラージョイ
ントを介して送られてきたレーザビームLBを第1のレ
ンズ100で絞った後、軸方向に所定径の中空部を有す
る均一光照射部材(商品名で「カライドスコープ」とも
いう)101に入射させている。この均一光照射部材1
01により、円形のガウス分布状のレーザ光が角形の均
一な出力分布に変換される。この均一な出力ビームは更
に第2のレンズ102を介して治療面に照射される。ま
た、図10に示すハンドピースは、上述した均一光照射
よりも簡素化した構成を重視したもので、単にレンズ1
03を用いてレーザビームLBを絞り、レンズ103か
らの距離を調整して照射面積を変えるものである。これ
らのハンドピースは、いずれも、レーザ光の集光点Fよ
りも後方のビーム拡がりを利用し、均一光照射部材を置
いたり、治療位置を調整する構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のハンドピースを、Qスイッチ法などの手法によ
りジャイアントパルスを出力するレーザ治療装置に適用
した場合、レーザのピークパワーが例えば数十MW以上
の非常に高い値に達することから、レーザ光の集光位置
(焦点)F及びその近傍でエアブレークダウン、いわゆ
るレーザ放電が発生し、レーザエネルギーが吸収されて
しまうため、治療面でのエネルギーが著しく低下してし
まうという問題があった。つまり、予定していた治療に
必要なエネルギーが得られないため、レーザビームが皮
膚深部に到達できず、深在性母斑の治療は困難であっ
た。
【0005】これに対して、レンズ方式(図10記載の
構造)のハンドピースでは、長い焦点のレンズ103を
用いて、ビーム集光点Fよりもレンズ側に治療面を設定
し、レーザ放電を回避させる構造も想定される。しか
し、レーザが空間に誤照射された場合、規定治療面から
離れるにつれ、レーザビームが集光され(ビーム集光点
Fまでの間において)、エネルギー密度が大きくなるた
め、保護メガネを着用しても、安全性の点で心配が残
る。
【0006】この発明は、上述した従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、治療面へのビーム経路の途中にお
いてレーザビームを集光させる構成であっても、その集
光点でのレーザ放電を回避又は抑制でき、治療に必要な
レーザエネルギーを確保できるレーザ治療装置を提供す
ることを目的とする。ジャイアントパルスを出力可能な
レーザ治療装置におけるレーザ放電を回避又は抑制で
き、深在性母斑を有効に治療可能な装置を提供すること
を別の目的とする。また、レーザ放電を回避せんとし
て、レンズと集光点との間に治療面を無理に設定する必
要が無い装置を提供することを別の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、この発明に係るレーザ治療装置は、ジャイアントパ
ルスのレーザビームを出力するレーザ光発生手段と、こ
のレーザ光発生手段が出力したレーザビームを導光する
導光手段と、この導光手段の先端に取り付けられ且つ治
療部位に上記レーザビームを照射するハンドピースとを
備え、上記導光手段及びハンドピースの内、少なくとも
一方のレーザビーム伝搬路内にビーム集光点を有する。
上記レーザビーム伝搬路の少なくとも上記ビーム集光点
を含む所定域における空気の滞留を排除したことを特徴
とする。
【0008】上記構成は、種々の態様を採ることができ
る。
【0009】例えば、前記所定域は、真空の空間、ガス
を封入した空間、及び空気を常時流通させた空間の内の
一つである。また、前記所定域に連通し且つこの所定域
を真空にする手段、前記所定域に連通し且つこの所定域
にガスを封入する手段、及び前記所定域に連通し且つこ
の所定域の空気流通を行う手段の内の一つを備える。こ
の内、空気流通手段は、外部の空気をフィルタを介して
前記所定域に流入させ、その空気を再度外部に流出させ
る手段である。前記所定域は前記ハンドピースや導光手
段の内部に位置している。
【0010】また、前記ハンドピースは、前記導光手段
により導光されてきたレーザビームを絞って前記ビーム
集光点を形成する導光レンズと、上記ビーム集光点より
も治療部位側に配置され且つ上記導光レンズの透過ビー
ムを入射して均一化したレーザビームを出力する均一光
照射部材とを有する。前記均一光照射部材は中空状の部
材であり、この均一光照射部材の出力側には、均一出力
のレーザビームを前記治療部位に照射する投影レンズを
備える。前記導光手段はミラージョイントである。
【0011】さらに、前記ハンドピースは、前記導光手
段により導光されてきたレーザビームを絞って前記ビー
ム集光点を形成するレンズと、上記ビーム集光点よりも
治療部位側の位置に配置された光透過部材とを有する。
【0012】さらに、前記真空形成手段、前記ガス封入
手段及び前記空気流通手段の内の一つは、前記ハンドピ
ースや導光手段に接続されている。前記導光手段及び前
記ハンドピースを連結する連結部に、両方の空間を相互
に流通させる連通部を形成する。
【0013】
【作用】この発明に係るレーザ治療装置では、ルビーレ
ーザなどのレーザ光発生手段が出力したジャイアントパ
ルスのレーザビームは、ミラージョイントなどの導光手
段に導光されてハンドピースに至り、ハンドピースから
治療面に照射される。このレーザビームの伝搬の、例え
ばハンドピース内部において、ビーム照射出力の均一化
を図るために、レーザビームが集光され、ビーム集光点
が形成される。しかし、そのビーム集光点を含む所定域
の空間は、例えば真空状態、Ne、H等のガス封入状
態、さらには空気の常時流通状態になっているため、レ
ーザ放電のしきい値が単なる空気滞留の場合よりも著し
く上がっている。このため、ビーム集光点でのレーザ放
電が防止又は抑制され、ビームエネルギーが消失してし
まうということも殆ど解消される。これにより、治療面
では予定していた十分なビームエネルギーが得られ、深
在性母斑の治療に好適なものとなる。
【0014】とくに、ビーム集光点がハンドピースでは
なく、ミラージョイント内部に形成される場合も同様の
作用が得られる。また、ハンドピースが単一の投影レン
ズのみを搭載したレンズ方式であっても、ビーム集光点
でのレーザ放電は確実に防止・抑制される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図3を参
照して説明する。
【0016】図1に、母斑などの治療に供するレーザ治
療装置を示す。このレーザ治療装置は、レーザ光発生手
段としてルビーレーザ10を内蔵した装置本体11と、
ルビーレーザ10に光学的に連結した導光手段としてミ
ラージョイント12と、このミラージョイント12の先
端にジョイント12aを介して連結されたハンドピース
13とを備えている。なお、ミラージョイント12の立
上がり部分の一部は、装置本体11内に配設されてい
る。
【0017】ルビーレーザ10は、レーザ媒質として固
体のルビーを使ったもので、図示しない電源装置により
励起されたエネルギーをQスイッチによりパルス時間幅
の狭い、ピークパワーの大きなレーザ出力(ジャイアン
トパルス)に変換して出力可能になっている。このジャ
イアントパルスのレーザビームは、皮膚表面から深く侵
入可能であるので、深在性母斑などを治療する場合に好
適である。ルビーレーザ10の出力部(出力ミラー)か
ら出力されたレーザビームは次段のミラージョイント1
2の入力面に照射される。
【0018】ミラージョイント12は、複数個のアーム
用の細長い筒体20,…,20を複数個のジョイント2
1,…,21で図示の如く結合した複数関節(例えば7
関節)方式の筒体部を有する。ジョイント21,…,2
1の各々は図示のようにL字状に形成されており、各ジ
ョイント21の両端部には筒体20,20がジョイント
21に対して回動自在(図中の矢印参照)に連結されて
いる。また、ジョイント21,…,21の内部には、ビ
ーム光路を直角に曲げるためのミラー22,…,22が
個別に配設されている。このミラージョイント12の入
力面には光透過部材23が配設されている。この光透過
部材23と最初の立上がり用反射ミラー22との間に
は、ビーム伝搬路の設計仕様に応じて、レーザビームの
集光点(ビーム集光点:焦点)を形成することもある。
ミラージョンイント12の内部は、各連結部に0リング
などを用いて気密に形成されている。
【0019】ハンドピース13は図2に示すように、オ
ペレータが握持する筒体30を有し、その筒体30の内
部に、ミラージョイント12側から順に、導光レンズ3
1、角柱中空状の均一光照射部材32、及び投影レンズ
33が夫々所定距離を置いて配設されている。また、筒
体30の導光レンズ31よりもミラージョイント12側
に位置には、吸引用ポート20aが形成されており、こ
の吸引用ポート20aがホース40を介して真空ポンプ
41に接続されている。ホース40はミラージョイント
12の外表面に這わせた処理がなされている。
【0020】上記導光レンズ31は図3に示す如く、リ
ング状の支持体31aにより筒体30の内部においてミ
ラージョイント側とハンドピース側を隔室するように支
持されているが、この支持体31aには、その隔絶した
両室を連通する空気孔49,…,49が穿設されてい
る。これに対して、上記投影レンズ33は図2記載の如
くOリングなどを用いて、均一光照射部材側と照射面
(治療面)側とを気密にした状態で取り付けられてい
る。以上により、ミラージョイント12からハンドピー
ス30の投影レンズ33までの内部空間(ビーム伝搬
路)が連通するとともに、外界からは気密に保持可能に
形成してある。
【0021】続いて、この実施例の動作を説明する。
【0022】この実施例のレーザ治療装置にあっては、
少なくとも治療前に真空ポンプ41を作動させる。これ
により、ミラージョイント12からハンドピース13の
投影レンズ33までのビーム伝搬路の空気が徐々に排出
され、真空度が上がる。真空度が設定値に達した後、治
療を開始するが、治療中は、吸引用ポート31aのコッ
ク(図示せず)を閉じて上記ビーム伝搬路を真空状態の
まま封じ切ってもよいし、一方、コックを開けたまま真
空ポンプ41を作動させておいてもよい。いずれにして
も、レーザ治療の開始に際し、ミラージョイント12か
らハンドピース13に至るレーザ伝搬路の空間では設定
値以上の真空状態が確保される。
【0023】この真空状態において、ルビーレーザ10
から出力されたジャンアントパルスのレーザビームLB
はミラージョイント12に導光されて、オペレータが握
っているハンドピース13に至る。ハンドピース13
は、ミラージョイント12の各関節の回動を利用して治
療位置まで適宜延ばされ、その先端のビーム出力面が治
療面に押し当てられている。
【0024】ハンドピース13では、入力したレーザビ
ームLBが導光レンズ31により絞られ、この導光レン
ズ31と均一光照射部材32との間のビーム伝搬路の所
定位置にビーム集光点Fが形成される。この実施例で
は、上述したように、ビーム集光点Fを含む伝搬路全体
が設定値以上の真空になっているので、放電しきい値が
空気を媒質とする場合より著しく上昇している。このた
め、ジャイアントパルスを使ったときに従来生じてい
た、ビーム集光点Fでのレーザ放電が防止又は抑制され
る。
【0025】そして、均一光照射部材32の中空部には
予め定めた所定ビーム径のレーザビームLBが入射す
る。均一光照射部材32に入射したレーザビームLB
は、全反射を数回繰返すことにより、円形のガウス分布
状のビームから角形で均一な出力分布のビームに変換さ
れる。均一光照射部材32は中空部でビーム均一化を実
施するため、ジャイアントパルスであっても、レーザに
よる損傷を起こさないで出力均一化の機能を果たす。均
一光照射部材32の出力ビームは、投影レンズ33を透
過して所定サイズの角形断面のビームとなり、治療面に
投影される。これにより、深在性母斑などのレーザ治療
が行われる。
【0026】この実施例ではビーム集光点Fでのレーザ
放電は極めて起こり難くなっているから、治療面に到達
するビームエネルギーは殆ど減少せず、予め定めた治療
に必要なエネルギーが確保され且つ治療エネルギーも安
定している。この結果、エネルギー不足により治療が不
十分となる従来の不都合を排除でき、ジャイアントパル
スによって深在性母斑などを良好に治療できる。
【0027】なお、ミラージョイント12の入射側であ
る、光透過部材23と最初の立上がり用反射ミラー22
との間にビーム集光点Fが形成される設計の場合には、
この集光点Fによるレーザ放電も合わせて的確に防止・
抑制されるから、上述した治療エネルギーの減少防止の
効果は一層顕著になる。
【0028】また、この実施例では、均一光照射部材3
2の中空部も真空になることから、その中空部の反射面
の光学特性が一層向上するという利点もある。さらに、
ジャイアントパルスを光ファイバにより導光すること
は、レーザによる損傷により殆ど困難であるが、この実
施例ではミラージョイント12により好適に導光でき
る。その際、ミラージョイント12の内部も同時に真空
に保持されるため、ミラー面の光学特性が安定するとい
う利点もある。
【0029】なお、真空用の吸引ポートは上述したもの
に限定されることなく、例えば、図1中の仮想線20b
で示す如く、ミラージョイント12の光透過部材23と
最初の立上がり用反射ミラー22との間に形成してもよ
い。これにより、真空ポンプに至るホースを装置本体に
組み込むことができ、ホースを外部で引き回さなくても
済む。さらに、レーザ発振装置(ルビーレーザ)10、
ミラージョイント12及びハンドピース13に係るビー
ム伝搬路全体を一体に気密に保持する構成の場合、上記
吸引ポートはレーザ発振装置10に形成してもよい。こ
れにより、上述したホースの引き回し処理の容易化はも
とより、ビーム光路上の光学材料の特性がより安定する
という利点がある。
【0030】次に、本発明に係るその他の実施例を図面
を用いて説明する。なお、上述し実施例の構成要素と同
一又は同等の部材には同一符号を用い、その説明を省略
又は簡略化する。
【0031】図4には、その他の実施例の第1の例に係
るハンドピース13の構成を示す。このハンドピース1
3は、そのハンドピース内部のみを真空に保持する構成
である。すなわち、導光レンズ31及び投影レンズ33
は、筒体30に対して共に気密に保持されている。そし
て、筒体30の導光レンズ31及び均一光照射部材32
の間に吸引用ポート30aが形成されており、このポー
ト30aを介して真空ポンプ41により内部空気を吸引
可能になっている。
【0032】これにより、導光レンズ31と均一光照射
部材32との間のビーム集光点Fでのレーザ放電を確実
に防止又は抑制でき、上述した実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0033】なお、この第1の例では、真空部分がハン
ドピース13の内部のみとなるから、ハンドピース13
をミラージョイント12に対して着脱自在に取り付け可
能に設計しておけば、別の場所で真空にして封じ切った
ハンドピース13を治療位置まで持って来てミラージョ
イント12に取り付け、使用できる。このように着脱式
のハンドピース13とすることで、治療中のミラージョ
イント12にホースがぶら下がることも無く、治療のた
めの操作性が格段に良くなる。
【0034】第2の例に係るハンドピース12の構成を
図5に示す。図5に示すハンドピース13は図4に係る
ハンドピースと同一構成であるが、ポート30aにはホ
ース40を介して、He,Nなどのガス発生装置42が
接続されている。
【0035】これにより、治療前にガス発生装置42を
接続させることで、ハンドピース13の内部に所定圧の
ガスを充填できる。ガス充填後は、前述した真空封じ切
りと同様に、ガス封じ切りにしてもよい。ハンドピース
13の内部はガスの雰囲気となるため、ビーム集光点F
付近の放電しきい値が、空気を雰囲気とする場合よりも
上がり、前述したと同様にビーム集光点Fでレーザ放電
を抑制又は防止でき、設定量の治療エネルギーを得るこ
とができる。
【0036】なお、このガスの充填はハンドピースのみ
に限定されず、図2に示したと同位置のポートからガス
を供給し、ミラージョイント及びハンドピース全体の内
部空間にガスを充填するとしてもよい。これにより、ミ
ラージョイント内にビーム集光点が存在する場合でも、
その点のレーザ放電も合わせて抑制・防止できる。
【0037】またなお、このガス充填のためのポートの
取付け位置は、前述した真空の場合と同様に、ミラージ
ョイント12の所定位置又はレーザ発振装置(ルビーレ
ーザ)10の所定位置であってもよい。
【0038】第3の例に係るハンドピース13の構成を
図6に示す。このハンドピース13の内部は、常時フレ
ッシュな空気が流通するようになっている。具体的に
は、筒体30の導光レンズ31及び均一光照射部材32
間に形成したポート30aにはホース43を介してエア
排出用のポンプ44を連結する。また、筒体30の均一
光照射部材32及び投影レンズ33間には空気の吸入口
45が形成され、この吸入口45にフィルタ46が被せ
られている。
【0039】そこで、ポンプ44を作動させると、吸入
口45を通って外部の空気がハンドピース13内に流入
し、その空気がポンプ44から排出される。このため、
ハンドピース13のビーム集光点Fを含む内部空間には
常にフレッシュな空気(フィルタにより清浄された空
気)が、図中矢印で示す如く流通する。この結果、ビー
ム集光点の位置には絶えず、電離されていない新鮮な空
気が入り込むから、単に空気を滞留させた場合よりも、
ビーム集光点Fを含む内部空間の放電しきい値が高くな
り、レーザ放電が起こり難くなる。つまり、前述した真
空、ガス封入の場合と同様の作用効果が得られる。
【0040】第4の例に係るハンドピース13の構成を
図7に示す。このハンドピース13の内部には常時フレ
ッシュな空気を流通させるが、図6の構成の比べて、空
気の排出先が異なる。具体的には、筒体30の導光レン
ズ31及び均一光照射部材32間に形成したポート30
aにはホース43を介して、フレッシュなエアを供給可
能なポンプ44を連結する。また、筒体30内で投影レ
ンズ33を支持しているリング状の支持体47には、空
気排出孔48,…,48を形成して、投影レンズ33が
隔てる両室を連通させている。
【0041】そこで、ポンプ44を作動させると、フレ
ッシュな空気がハンドピース13の内部に供給され、そ
の空気は投影レンズ33周辺の排出孔48,…,48を
通って治療面側に抜ける。これにより、ハンドピース1
3の内部には、大略、前述と反対向きの空気流通が起こ
り、また投影レンズ33の表面にはフレッシュな空気が
積極的に吹き付けられる。この結果、レーザ放電の抑制
・防止がなされるほか、投影レンズ33表面のごみなど
も吹き飛ばされて、レンズの汚れ防止に寄与することか
ら、安定した治療エネルギーが得られる。
【0042】第5の例に係るハンドピース13の構成を
図8に示す。このハンドピース13は、従来例を示す図
10記載のものに対応する。つまり、レンズ方式のハン
ドピースである。具体的には、筒体51のミラージョイ
ント側に、投影用のレンズ52を筒体51に対して気密
に配置し、このレンズ52から所定距離離した治療面側
の位置に、石英板などの光透過板53を筒体51に対し
て気密に配置してある。筒体51のレンズ52及び光透
過板53の間にはポート51aを設けてある。このポー
ト51aには前述した真空ポンプやガス発生装置が接続
される。さらに光透過板53を設けたことにより、投影
レンズ52の汚れ防止にも寄与する。
【0043】光透過板53を交換可能とすることによ
り、安定した治療エネルギーが得られる(レンズ交換よ
りも安価)。
【0044】これにより、レンズ方式のハンドピース1
3であっても、その内部を真空にしたり、ガスを充填さ
せることができる(真空封じ切りや、ガス封じ切りの処
理もできる)。この結果、上記各実施例と同様に、ビー
ム集光点Fでのレーザ放電を抑制又は防止して、十分且
つ安定した治療エネルギーを得ることができる。
【0045】また、このレンズ方式のハンドピースにあ
っては、レーザ放電を防止しようとして、長焦点レンズ
を使い、集光位置よりもレンズ側に治療面を設定する必
要がない。このため、空間に誤照射した場合でも、その
ような長焦点レンズ使用時に比べて、照射面におけるレ
ーザ光のエネルギー密度は小さいから、患者や医師は保
護メガネだけで十分な保護対策となる。
【0046】なお、前述した図6及び図7記載のガス流
通により放電しきい値を高める方式をレンズ方式のハン
ドピースに適用することも勿論可能である。
【0047】なおまた、上記各実施例におけるレーザ光
発生手段としてのレーザ発振装置は、ルビーレーザに限
定されることなく、治療部位の特性に合わせた波長の、
他のレーザであってもよい。さらに、導光手段として
は、上述したミラージョイントに限定されることなく、
ジャイアントパルスのレーザビームを導光できればよ
く、例えばガラス製の中空ファイバや中空金属導光路な
どであってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明ではジャ
イアントパルスのレーザビームを出力するレーザ光発生
手段と、このレーザ光発生手段が出力したレーザビーム
を導光する導光手段と、この導光手段の先端に取り付け
られ且つ治療部位に上記レーザビームを照射するハンド
ピースとを備え、上記導光手段及びハンドピースの内、
少なくとも一方のレーザビーム伝搬路内にビーム集光点
を有するレーザ治療装置において、上記レーザビーム伝
搬路の少なくとも上記ビーム集光点を含む所定域を、真
空状態、ガス封入状態、及び空気を常時流通させた状態
の一つにすることにより、その所定域に空気が滞留する
という状態を排除した。このため、その所定域の放電し
きい値が空気滞留の場合よりも格段に上昇し、ビーム集
光点でのレーザ放電が確実に防止又は抑制されることか
ら、レーザビームのエネルギーが消失してしまうことも
殆どなく、これにより、予定したレベルで且つ安定した
治療エネルギーが得られ、深在性母斑などを良好に治療
できる。また、レンズ方式のハンドピースを採用したと
き、レーザ放電を回避せんとして、レンズと集光点との
間に治療面を無理に設定する必要が無いので、誤照射に
伴う安全対策としては、保護メガネで十分となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るレーザ治療装置の一
例を示すビーム伝搬路を中心とした構成図。
【図2】実施例におけるハンドピースの軸方向断面図。
【図3】実施例におけるハンドピースとミラージョイン
トの間の空気孔を説明する部分断面図。
【図4】その他の実施例(第1の例)に係るハンドピー
スの軸方向断面図。
【図5】その他の実施例(第2の例)に係るハンドピー
スの軸方向断面図。
【図6】その他の実施例(第3の例)に係るハンドピー
スの軸方向断面図。
【図7】その他の実施例(第4の例)に係るハンドピー
スの軸方向断面図。
【図8】その他の実施例(第5の例)に係るハンドピー
スの軸方向断面図。
【図9】従来例に係るハンドピースの光学的構造図。
【図10】その他の従来例に係るハンドピース(レンズ
方式)の光学的構造図。
【符号の説明】
10 ルビーレーザ(レーザ光発生手段) 12 ミラージョイント(導光手段) 13 ハンドピース 20a ポート 30 筒体 30a ポート 31 導光レンズ 32 均一光照射部材 33 投影レンズ 41 ポンプ 42 ガス発生装置 44 ポンプ 45 吸入口 46 フィルタ 48 空気排出孔 49 空気孔 51 筒体 52 レンズ 53 光透過板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャイアントパルスのレーザビームを出
    力するレーザ光発生手段と、このレーザ光発生手段が出
    力したレーザビームを導光する導光手段と、この導光手
    段の先端に取り付けられ且つ治療部位に上記レーザビー
    ムを照射するハンドピースとを備え、上記導光手段及び
    ハンドピースの内、少なくとも一方のレーザビーム伝搬
    路内にビーム集光点を有するレーザ治療装置において、
    上記レーザビーム伝搬路の少なくとも上記ビーム集光点
    を含む所定域における空気の滞留を排除したことを特徴
    とするレーザ治療装置。
  2. 【請求項2】 前記所定域は、真空の空間、ガスを封入
    した空間、及び空気を常時流通させた空間の内の一つで
    ある請求項1記載のレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 前記所定域に連通し且つこの所定域を真
    空にする手段、前記所定域に連通し且つこの所定域にガ
    スを封入する手段、及び前記所定域に連通し且つこの所
    定域の空気流通を行う手段の内の一つを備えた請求項1
    記載のレーザ治療装置。
  4. 【請求項4】 前記空気流通手段は、外部の空気をフィ
    ルタを介して前記所定域に流入させ、その空気を再度外
    部に流出させる手段である請求項3記載のレーザ治療装
    置。
  5. 【請求項5】 前記所定域は前記ハンドピースの内部に
    位置している請求項1、2、3又は4記載のレーザ治療
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ハンドピースは、前記導光手段によ
    り導光されてきたレーザビームを絞って前記ビーム集光
    点を形成する導光レンズと、上記ビーム集光点よりも治
    療部位側に配置され且つ上記導光レンズの透過ビームを
    入射して均一化したレーザビームを出力する均一光照射
    部材とを有した請求項5記載のレーザ治療装置。
  7. 【請求項7】 前記均一光照射部材は中空状の部材であ
    り、この均一光照射部材の出力側には、均一出力のレー
    ザビームを前記治療部位に照射する投影レンズを備えた
    請求項6記載のレーザ治療装置。
  8. 【請求項8】 前記導光手段はミラージョイントである
    請求項6記載のレーザ治療装置。
  9. 【請求項9】 前記ハンドピースは、前記導光手段によ
    り導光されてきたレーザビームを絞って前記ビーム集光
    点を形成するレンズと、上記ビーム集光点よりも治療部
    位側の位置に配置された光透過部材とを有した請求項5
    記載のレーザ治療装置。
  10. 【請求項10】 前記所定域は、前記導光手段の内部に
    位置している請求項1、2、3又は4記載のレーザ治療
    装置。
  11. 【請求項11】 前記真空形成手段、前記ガス封入手段
    及び前記空気流通手段の内の一つは、前記ハンドピース
    に接続されている請求項3記載のレーザ治療装置。
  12. 【請求項12】 前記真空形成手段、前記ガス封入手段
    及び前記空気流通手段の内の一つは、前記導光手段に接
    続されている請求項3記載のレーザ治療装置。
  13. 【請求項13】 前記導光手段及び前記ハンドピースを
    連結する連結部に、両方の空間を相互に流通させる連通
    部を形成した請求項11又は12記載のレーザ治療装
    置。
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