JP3124643B2 - 歯科治療用レーザハンドピース - Google Patents

歯科治療用レーザハンドピース

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JP3124643B2
JP3124643B2 JP04335651A JP33565192A JP3124643B2 JP 3124643 B2 JP3124643 B2 JP 3124643B2 JP 04335651 A JP04335651 A JP 04335651A JP 33565192 A JP33565192 A JP 33565192A JP 3124643 B2 JP3124643 B2 JP 3124643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療用レーザ
ハンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、歯牙のう蝕除去、象牙質除去或い
はエナメル質切除など、歯牙硬質組織の処置を対象とし
た歯科用レーザ治療装置が提供されており、このレーザ
治療装置で用いるレーザ光として炭酸ガスレーザ、N
d:YAGレーザ及びEr:YAGレーザが検討されて
きた。
【0003】これらのレーザ光の特性を比較してみる
と、炭酸ガスレーザは歯牙組織表面に非常によく吸収さ
れるので、この歯牙組織表面の炭化を生じやすい。そこ
で、歯牙組織表面の炭化を防止するために冷却水を使用
すると、炭酸ガスレーザは表面の水の層に吸収されて患
部の歯牙組織まで到達せず、この患部を治療できない。
【0004】Nd:YAGレーザは、このNd:YAG
レーザを歯質硬組織に間欠的に照射するとこの歯質硬組
織の蒸散効果が認められるので、象牙質の除去に利用で
きる。しかし、Nd:YAGレーザは歯質への吸収率が
低いので蒸散効率が非常に悪く、そのために切削速度が
遅い。また、Nd:YAGレーザは歯質内部まで透過し
て歯牙部を必要以上に加熱する。さらに、Nd:YAG
レーザは薄層のエナメル質にほとんど作用しない。
【0005】しかし、炭酸ガスレーザやNd:YAGレ
ーザと違って、Er:YAGレーザは、波長2.94μ
mの赤外線であって、OH基を励起させると共にこのO
H基を含む生体組織への高い吸収率を有する。そこで、
歯科治療の分野では、Er:YAGレーザがOH基を含
む歯牙等の硬質組織を蒸散させる作用に着目し、このE
r:YAGレーザを歯科の治療装置に利用することが提
案されている(特開平2−504478号)。
【0006】このEr:YAGレーザをレーザ発生源か
ら被照射位置まで導く光ファイバについて検討すると、
単にEr:YAGレーザを導光するだけの目的からすれ
ば、フッ化物ファイバ、カルコゲナイドガラスファイ
バ、石英ガラスファイバ等のガラスファイバや、サファ
イアファイバ、ジンクセレンファイバ等の結晶ファイバ
を用いることができるが、レーザ光の伝送効率を考慮す
ると、フッ化物ファイバを用いるのが最も好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フッ化物ファ
イバは吸湿性を示し、湿気を吸収すると劣化して、レー
ザ光の透過により加熱されると破損するという問題があ
る。そこで、フッ化物ファイバの外周はジャケットが被
着されて防湿されているが、このフッ化物ファイバの入
射端面及び出射端面にレーザ光の透過を阻害しない適当
な防湿性被覆を設けることは困難である。
【0008】また、歯科用レーザ治療装置に用いられる
レーザハンドピースは、光ファイバから出射したレーザ
光を治療部位(被照射位置)に導く先端部分を備えてい
るが、この先端部分は歯牙の治療部位や治療態様に適合
した形状及び構造を有するのが望ましい。
【0009】さらに、レーザハンドピースは、レーザ光
の照射に伴ってその先端部や歯牙患部及びその周辺組織
が加熱されるのを防止すると共に、レーザ光の照射によ
り発生した歯牙蒸散物を患部からすばやく除去するため
に、先端部と治療部位に注水可能であることが望まれ
る。
【0010】そこで、本発明は、導光ファイバのレーザ
光出射端を水分から保護し、水分の影響を受け易い光フ
ァイバを歯科用レーザ治療装置に利用できるようにし
た、歯科用レーザハンドピースを提供することを第1の
目的とする。
【0011】本発明はまた、歯牙の挟隙部、細管部に挿
入して効率的に穿孔切削できるように、治療部位及び治
療態様に適した形状を先端部分に有するレーザハンドピ
ースを提供することを第2の目的とする。
【0012】本発明はさらに、先端部に注水可能なレー
ザハンドピースを提供することを第3の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明にかかるレーザハンドピースは、レーザ
発生装置から出射したレーザ光を導く導光ファイバと、
上記導光ファイバで導光された上記レーザ光を被照射位
置に導くプローブとを保持している。上記導光ファイバ
のレーザ光出射端と上記プローブのレーザ光入射端との
間には、上記導光ファイバのレーザ光出射端から出射し
た上記レーザ光を上記プローブのレーザ光入射端に集光
させる集光レンズが配置されている。上記レーザハンド
ピースはまた、上記集光レンズと協同して、上記集光レ
ンズの上記導光ファイバ側に上記導光ファイバのレーザ
光出射端を内包する出射端冷却室を形成する出射端冷却
室形成部材と、上記集光レンズと協同して、上記集光レ
ンズの上記プローブ側に上記プローブのレーザ光入射端
を内包する入射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部
材を有する。上記レーザハンドピースはさらに、上記出
射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥した第1
のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガスを上
記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、上記入
射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2のガスを
供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷却室か
ら排出する第2の給排気路と、上記プローブの外周を覆
い、上記プローブの外周との間に通水路を形成するプロ
ーブ保護管と、上記通水路に水を供給し、上記プローブ
保護管の先端から上記水を噴出させる給水路とを有し、
上記プローブの先端側はそのレーザ光出射端に向けて径
が次第に細くしてある。
【0014】第2の発明にかかるレーザハンドピース
は、上記第1の発明にかかるレーザハンドピースと上記
プローブの形状が異なり、上記プローブはその先端で径
が拡大されている。
【0015】第3の発明にかかるレーザハンドピース
は、上記第2の発明にかかるレーザハンドピースの上記
プローブの先端面がその軸に対して斜めにしてある。
【0016】第4から7の発明にかかるレーザハンドピ
ースは、上記第1の発明にかかるレーザハンドピースと
上記プローブ保護管の形状が異なり、第4の発明では、
上記プローブ保護管はその先端側に向けて径が次第に細
くしてあり、第5の発明では、上記プローブ保護管の先
端は上記プローブのレーザ光出射端を越えて延長され、
端面が上記プローブの軸に対して斜めにしてあり、第6
の発明では、上記プローブ保護管の先端に、上記プロー
ブのレーザ光出射端を越え、かつ先端に向かうに従って
上記プローブの軸に近づくように、上記プローブの軸側
に鏡面を有する突片が設けてあり、第7の発明では、上
記プローブ保護管の先端側は、上記プローブのレーザ光
出射端を越えて延長され、かつ断面が扁平に変形されて
いる。
【0017】第8の発明にかかるレーザハンドピース
は、上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周と
の間に通水路を形成し、上記通水路を介して上記プロー
ブの出射端近傍で水を噴射する注水管と、上記注水管の
外周を覆い、上記注水管との間に通気路を共軸状に形成
し、上記プローブの出射端近傍で空気噴射する給気管と
を備えている。
【0018】
【作用】以上のように構成された第1の発明のレーザハ
ンドピースでは、第1の給排気路により、出射端冷却室
に乾燥した第1のガスが供給された後、この乾燥した第
1のガスが出射端冷却室から排気され、出射端冷却室に
位置する導光ファイバのレーザ光出射端が乾燥状態に保
たれる。したがって、導光ファイバとして、レーザ伝送
効率に優れたフッ化物ファイバを利用できる。
【0019】また、第2の給排気路の存在により、入射
端冷却室に第2のガスが供給された後、この第2のガス
が入射端冷却室から排気される。そのため、プローブの
レーザ光入射端が冷却され、このレーザ光入射端の発熱
が防止できる。
【0020】さらに、給水路を介してプローブ外周とプ
ローブ保護管との間に形成されている通水路に水を流す
ことにより、プローブとレーザ照射患部の発熱が防止で
きると共に、蒸散残留物が患部から除去できる。
【0021】そして、プローブ保護管の先端側の径がプ
ローブのレーザ光出射端に向けて次第に小さくしてある
ので、レーザハンドピースの先端を歯牙の狭隙部や細管
部に挿入できる。
【0022】第2と第3の発明のレーザハンドピースで
は、プローブの先端が拡大されているので、このプロー
ブから出射したレーザ光が広がり、患部に広く均一に照
射される。したがって、これら第2と第3の発明のレー
ザハンドピースは、初期う蝕の治療、歯牙表面の耐酸性
付与及びエッチングに有効に利用できる。
【0023】第4の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管はその先端に向けて細くしてあるので、こ
の先端を歯牙の挟隙部、細管部に挿入して効率的に穿孔
切削できる。
【0024】第5の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管の先端がプローブのレーザ光出射端を越え
て延長されかつ端面がプローブの軸に対して斜めにして
あるので、レーザ光が照射される領域の中に照射量の多
い部分と少ない部分ができる。このようなプローブ保護
管を有するレーザハンドピースは、歯周部の縁下歯石の
除去に利用され、斜めに形成された端面の先端を歯牙側
に向けることにより、歯石セメント質、象牙質の損傷を
防止できる。また、斜めに形成された端面の基端側を歯
肉側に向けることにより、照射されるレーザ光の歯肉部
への影響を少なくできる。
【0025】第6の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管に突片を設けかつ突片のプローブ軸側は鏡
面としてあるので、プローブのレーザ光出射端から出射
したレーザ光は鏡面で反射して偏向される。そのため、
レーザハンドピースの軸に対して斜めの位置にある患部
に効果的にレーザ光を照射できる。
【0026】第7の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管の先端側はプローブのレーザ光出射端を越
えて延長されかつ断面が扁平に変形されているので、プ
ローブのレーザ光出射端から出射したレーザ光が扁平な
形で患部に照射される。そのため、歯牙のセメント質を
損傷することなく歯周部の歯石を除去できる。
【0027】第8の発明のレーザハンドピースでは、通
水路と通気路からそれぞれ水と空気が噴射され、それら
がプローブの出射端前方で均一にミスト状態となってレ
ーザ光照射部位に噴射される。したがって、レーザ光が
照射される患部を冷却し、蒸散物を除去できる。
【0028】
【実施例】添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1はレーザ治療装置の全体構成を示し、このレー
ザ治療装置はレーザ発生装置(90)を有する。レーザ
発生装置(90)は、Er:YAG固体レーザ発生器
(9)と、このレーザ発生器(9)のレーザ出力等を制
御するレーザ制御装置(91)とを含み、レーザ発生器
(9)には、Er:YAGレーザに対して吸収損失の極
めて少ないフッ化物の伝送用導光ファイバ(2)の一端
が接続されている。導光ファイバ(2)の他端は、本発
明にかかる歯科治療用レーザハンドピース(100)の
基端側に接続され、このレーザハンドピース(100)
は先端側にファイバプローブ(21)を備えている。
【0029】図2と図3はレーザハンドピース(10
0)の縦断面図(それぞれ図4の横断面図におけるII
−II線、III−III線断面図)、図4は図2のI
V−IV線断面図である。これら図2から図4に示すレ
ーザハンドピース(100)において、(1)は円筒状
のハンドピース本体で、レーザ発生装置(90)から出
射したレーザ光を導く導光ファイバ(2)、第1給気パ
イプ(3)、第2給気パイプ(4)及び給水パイプ
(5)のそれぞれの一端側を内蔵しており、導光ファイ
バ(2)には例えばコアとクラッドがフッ化物ガラスか
らなる光ファイバにUV樹脂等の保護ジャケットを被覆
したものが使用されている。
【0030】図2及び図3を参照すると、ハンドピース
本体(1)の先端側内部には、その内周面に形成した段
部(101)に当接するように導光ファイバホルダ
(6)が設けられ、また導光ファイバホルダ(6)の先
端側には集光レンズホルダ(出射端冷却室形成部材)
(82)が装着され、さらに集光レンズホルダ(82)
の先端側にはプローブホルダ(入射端冷却室形成部材)
(11)が装着され、ハンドピース本体(1)のねじ部
(102)に螺合したカバーナット(12)を締めるこ
とにより段部(101)とカバーナット(12)の段部
(122)との間に、導光ファイバホルダ(6)、集光
レンズホルダ(82)及びプローブホルダ(11)が固
定されている。
【0031】導光ファイバホルダ(6)の挿通孔(6
0)には、導光ファイバ(2)の保護ジャケットを除去
し、スリーブ(フェルール)(7)を接着剤等により被
着した導光ファイバ端末が挿通され、スリーブ(7)の
外周の円周方向の溝に嵌着されたリング(71)を導光
ファイバホルダ(6)の端面に当接して、導光ファイバ
(2)のレーザ光出射端(201)を位置決めしてい
る。スリーブ(7)は導光ファイバホルダ(6)に対し
て固定されておらず、すなわちスリーブ(7)は導光フ
ァイバホルダ(6)に対して相対的に回転可能としてあ
り、レーザハンドピース(100)の操作時にハンドピ
ース本体(1)と導光ファイバ(2)の間にねじれが生
じても、スリーブ(7)と導光ファイバホルダ(6)の
間の相対的回転により、導光ファイバ(2)の折損が防
止できるようにしてある。
【0032】集光レンズホルダ(82)は、集光レンズ
(8)と協同して、導光ファイバ(2)のレーザ光出射
端(201)を内包する凹状の出射端冷却室(81)を
形成している。集光レンズ(8)と集光レンズホルダ
(82)との間にはOリング(10)が介在され、それ
らの間を気密にシールしている。一方、ファイバプロー
ブ(21)を保持するプローブホルダ(11)は、集光
レンズ(8)と協同して、集光レンズ(8)を挟んで出
射端冷却室(81)の反対側に、ファイバプローブ(2
1)のレーザ光入射端(211)を内包する入射端冷却
室(14)を形成しており、この入射端冷却室(14)
は集光レンズ(8)とOリング(10)によって出射端
冷却室(81)から気密に隔離されている。プローブホ
ルダ(11)とハンドピース本体(1)との間もOリン
グ(20)により気密にシールされている。
【0033】プローブホルダ(11)は入射端冷却室
(14)に連通するように設けられた挿入孔(13)を
有する。挿入孔(13)は小径部(131)、大径部
(132)及びこれらの境界の段部(133)を有す
る。小径部(131)には保護ジャケットを除去したフ
ァイバプローブ(21)のレーザ光入射端(211)側
が挿入され、大径部(132)にはファイバプローブ
(21)がその外周に端末スリーブ(フェルール)(2
2)を被着した状態で挿入されている。そして、ファイ
バプローブ(21)は、その端末スリーブ(22)の端
部を段部(133)に当接し、入射端(211)が入射
端冷却室(14)内に適当な長さ突出するように位置決
めされている。
【0034】ファイバプローブ(21)は、上記した導
光ファイバ(2)によって導光されたレーザ光を被照射
体に導くもので、短尺の光ファイバによって形成されて
いる。そして、短尺であるために、ファイバプローブ
(21)に用いる光ファイバは、導光ファイバ(2)を
形成するフッ化物ファイバに較べて導光効率が劣っても
光量減少の問題はなく、フッ化物ファイバに較べて耐湿
性が高く、また耐折損性等の機械強度の優れた光ファイ
バであってもよい。
【0035】導光ファイバ(2)のレーザ光出射端(2
01)から出射したレーザ光が集光レンズ(8)を通じ
て集光されて効率よくファイバプローブ(21)のレー
ザ光入射端(211)に入射するように、レーザ光出射
端(201)とレーザ光入射端(211)とは設計され
て配置されているが、レーザ光出射端(201)から出
射したレーザ光の一部が拡散し、これらレーザ光出射端
(201)とレーザ光入射端(211)に熱を発生す
る。このため、後述するようにして第1の給気パイプ
(3)から出射端冷却室(81)に供給される乾燥した
第1のガスによりレーザ光出射端(201)が冷却さ
れ、同様に、後述するようにして第2の給気パイプ
(4)から入射端冷却室(14)に供給される第2のガ
スによりレーザ光入射端(211)が冷却される。これ
ら第1と第2のガスはまた、導光ファイバ(2)のレー
ザ光出射端(201)とファイバプローブ(21)のレ
ーザ光入射端(211)にそれぞれゴミが付くのを防止
している。
【0036】第1の給気パイプ(3)の開口端部(3
1)は導光ファイバホルダ(6)の透孔(61)に挿入
され、接着剤等により固定されている。第1給気パイプ
(3)から供給される乾燥した第1のガス(通常は脱水
器により水露点を極力低減した乾燥空気)は、透孔(6
1)から集光レンズホルダ(82)に設けた通路(8
3)を介して出射端冷却室(81)に流入し、導光ファ
イバ(2)のレーザ光出射端(201)を冷却する。出
射端冷却室(81)の第1のガスは、上記導光ファイバ
ホルダ(6)の給水管挿通孔(62)と給水パイプ
(5)との間に設けた間隙(621)等を通り、その
後、ハンドピース本体(1)、導光ファイバ(2)、第
1の給気パイプ(3)、第2の給気パイプ(4)および
給水パイプ(5)の間の空隙(103)に流入し、この
空隙(103)内を図面上左側に移動し、レーザ光出射
端(201)から充分に離れた場所に設けたガス放出口
(図示せず)から放出される。このように、第1給気パ
イプ(3)、透孔(61)、通路(83)、間隙(62
1)及び空隙(103)が連通して、出射冷却室(8
1)に第1のガスを供給すると共に、そこから第1のガ
スを排出するための、連続した給排気路を形成してい
る。なお、このガス放出口は一方向バルブを備え、外部
の空気が出射端冷却室(81)に侵入するのを防止して
いる。
【0037】上述のように、第1給気パイプ(3)から
供給された第1のガスは導光ファイバ(2)のレーザ光
出射端(201)を冷却したのち、給水管挿通孔(6
2)と給水パイプ(5)との間の間隙(621)と空隙
(103)を通り、レーザ光出射端(201)から充分
に離れた場所で放出されるので、第1のガスが導光ファ
イバ(2)を水分から遮断しかつ冷却する効果もある。
また、導光ファイバ(2)は、その素材がフッ化物ファ
イバである本実施例において、折損強度が比較的低いた
めに折損し、この折損箇所がレーザ光により焼損して、
焼損粉や煙を生じることがあるが、このような場合で
も、折損粉や煙は上述した第1のガスの流れによりレー
ザ光出射端(201)から充分に離れた場所で外部へ放
出されるので、集光レンズ(8)をゴミや煙で汚すこと
なく、また煙や折損粉が患部に付着したり或いは患者に
恐怖感を与えることがない。本発明においては第1給気
パイプ(3)から供給された第1のガスを外部に放出す
る場所は、上述の観点からレーザ光出射端(201)か
ら充分に離れた場所に選定することが望ましい。
【0038】ファイバプローブ(21)のレーザ光入射
端(211)を冷却するガスを供給する第2の給気パイ
プ(4)は、図3に示すように、導光ファイバホルダ
(6)および集光レンズホルダ(82)を貫通してプロ
ーブホルダ(11)のパイプ挿入孔(15A)に挿入さ
れ、接着剤等により固定されている。第2の給気パイプ
(4)から供給された第2のガス(通常は空気)は給気
路であるパイプ挿入孔(15A)から給気路(15B)
を介して入射端冷却室(14)に流入し、入射端(21
1)を冷却する。入射端冷却室(14)の第2のガスは
プローブホルダ(11)に設けたガス導路(15C)を
経て、カバーナット(12)のガス放出口(15D)か
ら外部に放出される。このように、第2の給気パイプ
(4)、パイプ挿入孔(15A)、給気路(15B)、
ガス導路(15C)及びガス放出口(15D)が連通し
て、入射冷却室(14)に第2のガスを供給すると共
に、そこから第2のガスを排出するための、連続した給
排気路を形成している。
【0039】プローブホルダ(11)は先端側に小径部
を有し、その外周の先端側にねじ(19)を有する。大
径部と小径部との境界の段部(18)は、カバーナット
(12)のねじを締めたときに、カバーナット(12)
の先端部の段部(122)に当接してプローブホルダ
(11)等をハンドピース本体(1)に固定することは
既に説明した通りである。
【0040】符号(24)で示した筒状のプローブ保持
具は、基端側の大径部(25)の内面に形成したねじ
(27)をプローブホルダ(11)のねじ(19)に螺
合して固定されている。プローブ保持具(24)は、そ
の内側に先端に向かって径が細くなるテーパ面(28)
を有する。プローブ保持具(24)の内側には弾性変形
可能な締付具(23)が設けてある。締付具(23)
は、基端側をプローブホルダ(11)の先端側の端面に
当接しており、先端側にはプローブ保持具(24)の内
側テーパ面(28)に適合したテーパ面を備えている。
したがって、プローブ保持具(24)のねじ(27)を
締めると、このプローブ保持具(24)が図面上左側に
移動して、テーパ面(28)が締付具(23)のテーパ
面(232)を押圧する。これにより、締付具(23)
が内側に変形してファイバプローブ(21)の端末スリ
ーブ(22)を把持する。逆に、プローブ保持具(2
4)のねじ(27)を緩めると、締付具(23)による
端末スリーブ(22)の締付けが解除される。したがっ
て、プローブ保持具(24)のねじ(27)を締めるこ
とにより、端末スリーブ(22)を被着したファイバプ
ローブ(21)を図示する位置に固定でき、逆に緩める
ことにより上記固定位置から取り外しできる。
【0041】プローブ保持具(24)の先端側の小径部
(26)はその中心軸に直交する断面が六角形等の多角
形に形成され、この小径部(26)にプローブ保護管
(29)の多角形の基端部(291)を被せてある。ま
た、プローブ保護管(29)はファイバプローブ(2
1)の外周を覆っており、これらプローブ保護管(2
9)内面とファイバプローブ(21)の外面との間に通
水路(16C)を形成している。
【0042】なお、本実施例では、ファイバプローブ
(21)の先端側はそのレーザ光出射端(210)に向
けて次第に径が細くしてある。また、ファイバプローブ
(21)の先端形状に対応して、プローブ保護管(2
9)も先端に向かって次第に径を細くしてある。したが
って、例えば歯牙の根管等の小径穴部の深底部まで出射
端(210)を到達させることができると共に、レーザ
光を収束して歯根管内治療等に良好に対応できる。
【0043】プローブ保護管(29)内面とファイバプ
ローブ(21)の外面との間に形成した通水路(16
C)に給水するために、給水パイプ(5)の先端側は、
図2に示すように、導光ファイバホルダ(6)、集光レ
ンズホルダ(82)及びプローブホルダ(11)を貫通
した給水パイプ挿入孔(16A)に挿入され、接着剤等
により固定されている。また、挿入孔(16A)の先端
はプローブホルダ(11)の先端面に開口する導水路
(16B)に連通している。
【0044】そして、給水パイプ(5)から供給された
水(食塩水、水スプレーであってもよい)は導水路(1
6B)、締付具(23)の内部空間(231)、端末ス
リーブ(22)の先端側に設けられている長手方向の切
欠き溝(221)を経て、プローブ保持具(24)の小
径部(26)とファイバプローブ(21)との間隙(2
61)に流入し、プローブ保護管(29)内面とファイ
バプローブ(21)の外面との間の通水路(16C)に
沿って流れ、保護管(29)の先端から噴出し、歯牙等
に噴射されて歯牙等の周りに付着した蒸散残留物を洗滌
除去する。同時にファイバプローブ(21)の先端も冷
却洗滌される。なお、水は上述の通りファイバプローブ
(21)の長手方向のほぼ中間点から先端の外面に沿っ
て流れるので、ファイバプローブ(21)を冷却する効
果もある。
【0045】ファイバプローブ(21)の形状は上記実
施例に限定されるものでなく、図5に示す種々の形状を
採り得る。図5(A)のファイバプローブ(21A)
は、クラッド層を有するファイバ(213)の外周に被
覆材(214)が形成されており、レーザ光出射端(2
10A)側は先細のテーパ部(215A)としてある。
図5(B)のファイバプローブ(21B)は可撓性のフ
ァイバで、テーパ部(215B)を曲げて使用する態様
を示す。図5(C)のファイバプローブ(21C)は、
テーパ部(215C)の先側をさらに極細の円柱(21
6)とした例である。図5(D)と(E)は、先端に拡
径部(217D)、(217E)を有するファイバプロ
ーブ(21D)、(21E)をそれぞれ示し、拡張され
たレーザ光出射端(210D)、(210E)を患部に
接触して、レーザ光を広く均一に照射するもので、初期
う蝕の治療、歯牙表面の耐酸性の付与及びエッチングに
有効に利用される。なお、図5(F)は、図5(D)、
(E)の拡径部(217D)、(217E)におけるX
−Y断面図である。
【0046】上記ファイバプローブ(21A〜21E)
のレーザ光出射端(210A〜210E)は、平面に限
られず、このレーザ光出射端(210A〜210E)か
ら出射されるレーザ光の拡がり角を広げたり縮めたりす
るために凸面又は凹面に形成してもよいし、レーザ光出
射端(210A〜210E)は必ずしも研磨された平滑
面である必要なく、適度の粗面、折開面、劈開面であっ
てもよい。
【0047】また、ファイバプローブ(21A〜21
E)はそのレーザ光出射端(210A〜210E)がレ
ーザ光出射時の熱により溶解したり、レーザ光を歯牙組
織に照射したときに生じる蒸散物がレーザ光出射端(2
10A〜210E)に付着して該付着部の融点が低下す
ることがあるために、比較的頻繁に交換される。したが
って、ファイバプローブ(21A〜21E)には、低コ
ストの石英ファイバを利用するのが望ましい。
【0048】さらに、ファイバプローブ(21A〜21
E)は、コア層の周囲にクラッド層を有するものが好ま
しい。
【0049】さらにまた、ファイバプローブ(21A〜
21E)に用いる光ファイバとしては、コアとクラッド
を石英ガラスで構成し、金属コート或いはポリイミド等
の耐熱性樹脂の保護ジャケット(214)で被覆した光
ファイバを用いるのが好ましい(図5(A)参照)。し
かし、ファイバプローブ(21A〜21E)にフッ化物
ファイバを用いることを排除するものではない。
【0050】図6には、プローブ保護管(29)の各種
形状と、このプローブ保護管(29)によって保護され
るファイバプローブ(21)を示してある。図6(A)
は、ファイバプローブ(21F)のレーザ光出射端(2
10)を越えて延長し、端面(295)を管軸とは斜交
する面で形成したプローブ保護管(29A)を示す。こ
のプローブ保護管(29A)によれば、ファイバプロー
ブ(21F)から出射したレーザ光は、斜めに開口した
端面(295)側へ強く照射され、端面(295)の突
端(295a)の方向には照射量を少なくする。したが
って、プローブ保護管(29A)は、歯周部の縁下歯石
の除去に使用され、先端の突端(295a)を歯牙側に
向ければ、歯牙セメント質、象牙質が損傷を受けること
が少ない。逆に、突端(295a)を歯肉側に向ければ
歯肉部への影響を少なくできる。
【0051】図6(B)は、先端部にファイバプローブ
(21F)のレーザ光出射端(210)を越えて延長し
た突片(293)を有するプローブ保護管(29B)を
示す。突片(293)の内側面は鏡面(294)として
ある。また、突片(293)はファイバプローブ(21
F)の軸に向けて斜めに曲げてある。このプローブ保護
管(29B)では、ファイバプローブ(21F)のレー
ザ光出射端(210)から出射したレーザ光は鏡面(2
94)に反射し、ファイバプローブ(21F)の軸方向
に対して斜めの方向にレーザ光を偏向する。なお、プロ
ーブ保護管(29B)は反射能の高いステンレス鋼管そ
の他金属管で形成する。鏡面(294)は金メッキ等の
反射コートを施して形成してもよい。
【0052】図6(C)のプローブ保護管(29C)
は、これをX−Y線方向から見た正面図である図6
(D)に示すように、先端部を狭幅状の扁平にして、フ
ァイバプローブ(21F)のレーザ光出射端(210)
を収容している。扁平部(296)の内面は、例えば金
メッキが施されて反射率が高めてある。このような反射
率を高めた扁平部(296)を有するプローブ保護管
(29C)は、端面(297)からレーザ光を出射する
ことにより歯周部の歯石を歯牙のセメント質を損傷する
ことなく幅広く除去するのに有効である。
【0053】図7は、ファイバプローブ(21G)の外
周に、2重のプローブ保護管、すなわち内側の注水管
(299A)と外側の給気管(299B)を共軸状に配
置した例を示し、注水管(299A)とファイバプロー
ブ(21G)との間に形成された通水路(16C)から
水が吐出され、注水管(299A)と給気管(299
B)との間に形成された給気路(16D)から空気が吐
出され、これら吐出された水と空気はレーザ光出射端
(210)の前方でファイバプローブ(21G)の周方
向に均一なミスト状態となり、照射部位の冷却と共に、
蒸散物の除去洗浄に効果を発揮する。
【0054】上記レーザハンドピース(100)は、請
求の範囲に記載した発明の範囲で種々変更可能である。
例えば、上記実施例では導光ファイバ(2)はフッ化物
ファイバで構成したが、導光ファイバ(2)はフッ化物
ファイバに限定されるものでなく、カルコゲナイドガラ
スファイバー、石英ガラスファイバー等のガラスファイ
バーおよびサファイアファイバー、ジンクセレンファイ
バー等の結晶ファイバーを用いることができ、これらの
光ファイバを水分から保護し、その長寿命化を図ること
ができる。
【0055】また、プローブはファイバプローブ(2
1)に限定されるものでない。さらに、ファイバプロー
ブ(21)は、その長さが短いことからフッ化物ファイ
バのような高い導光効率を要求せずに、むしろフッ化物
ファイバに比べて耐湿性の高い光ファイバを用いること
ができる。この場合、ファイバプローブ(21)の入射
端(211)を冷却する第2の給気路(4)から供給さ
れる第2のガスは乾燥ガスである必要はない。
【0056】図1を再び参照して、本発明のレーザハン
ドピース(100)を用いた具体的なレーザ照射条件に
ついて説明する。レーザ発生装置(90)のレーザ制御
部(91)は、レーザ光の出力を、パルス幅が150〜
300μs、パルス周期が1〜30pps及び1パルス
当りの照射エネルギが最大1Jとなるようにしてある。
上記範囲を越えて、パルス幅が上限値(300μs)を
越えるとエネルギーが過大になり、下限値(150μ
s)より小さいとフッ化物からなる導光ファイバが損傷
しやすくなる。また、パルス周期が上限値(30pp
s)を越えるとレーザ発生装置が大型化して高価格とな
り、下限値(1pps)以下では特に切開の速度が遅く
なり効率が低下する。さらに、1パルス当りの照射エネ
ルギが1Jを越えると、導光ファイバが損傷したり耐久
性が落ちる原因になる。
【0057】上述のレーザ治療装置は、図8に示すよう
に、歯質部のエナメル質(A)、う蝕部(B)、象牙質
(C)及び歯髄部(D)と、歯周の歯石(E)の歯科治
療に使用されるが、照射部位によってレーザ光照射条件
が異なる。
【0058】う蝕部の軟化象牙質(B)、う蝕エナメル
質(A)の蒸散除去及び窩洞形成のための健全象牙質
(C)の蒸散除去には、ファイバプローブ(21)にコ
ア径600μmの石英ファイバを使用し、ファイバプロ
ーブ(21)のレーザ光出射端(210)でのレーザ光
照射出力を100〜200mJ(1パルス当たり)、パ
ルス周期を5ppsとし、注水下でレーザ光を照射する
と、効率よく患部を切除できる。健全象牙質(C)を蒸
散除去する場合、1パルス当りの照射エネルギを200
mJ程度にすると、切削速度を一層上げることができ、
効果的である。
【0059】窩洞形成後のレジン充填の前処理として、
エナメル質(A)に対して5〜20mJ/cm2 程度の
低いエネルギ密度でレーザ光を照射をすることによりエ
ッチング処理ができ、従来の酸エッチング処理に代える
ことができる。
【0060】歯周病の原因となる歯肉縁(F)上及び縁
下の歯石(E)に対しては、コア径600μmのファイ
バプローブ(21)先端を歯石(E)に接触させて、照
射出力20〜30mJ(1パルス当たり)で5ppsの
周期のパルスレーザ光を注水下で照射を行う。そして、
例えば図5(B)に示す曲折したファイバプローブ(2
1B)からの照射されたレーザ光は歯石に対して正面か
らレーザ光を照射可能であるので、歯石直下のセメント
質に障害をあたえず、歯石(E)を完全に除去すること
ができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように構成された第1の発明のレ
ーザハンドピースでは、第1の給排気路を通じて、乾燥
した第1のガスが出射端冷却室に供給され、この出射端
冷却室に位置する導光ファイバのレーザ光出射端が乾燥
状態に保たれる。したがって、導光ファイバとして、水
分に対して劣化しやすいがレーザ伝送効率に優れたフッ
化物ファイバを利用できる。
【0062】また、第2の給排気路を通じて、第2のガ
スが入射端冷却室に第2のガスが供給され、レーザ光の
照射時間に発熱した、プローブのレーザ光入射端が冷却
される。
【0063】さらに、導光ファイバのレーザ光出射端や
プローブのレーザ光入射端に塵埃等が付着した場合、こ
の塵埃は出射端冷却室や入射端冷却室に供給されたガス
によって除去されるので、従来見られたレーザ光照射に
よる塵埃の発熱を防止する事ができる。
【0064】さらにまた、通水路に水を流すことによ
り、プローブとレーザ照射患部の発熱が防止できると共
に、蒸散残留物が患部から除去されることにより、蒸散
残留物により照射レーザ光が遮断されることがないの
で、治療患部に効率よくレーザ光を照射できる。
【0065】そして、プローブ保護管の先端側の径がプ
ローブのレーザ光出射端に向けて次第に小さくしてある
ので、レーザハンドピースの先端を歯牙の狭隙部や細管
部に挿入できる。
【0066】第2と第3の発明のレーザハンドピースで
は、プローブの先端が拡大されているので、このプロー
ブから出射したレーザ光が広がり、患部に広く均一に照
射される。したがって、これら第2と第3の発明のレー
ザハンドピースは、初期う蝕の治療、歯牙表面の耐酸性
付与及びエッチングに有効に利用できる。
【0067】第4の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管はその先端に向けて細くしてあるので、こ
の先端を歯牙の挟隙部、細管部に挿入して効率的に穿孔
切削できる。
【0068】第5の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管の先端がプローブのレーザ光出射端を越え
て延長されかつ端面がプローブの軸に対して斜めにして
あるので、レーザ光が照射される領域の中に照射量の多
い部分と少ない部分ができる。このようなプローブ保護
管を有するレーザハンドピースは、歯周部の縁下歯石の
除去に好適に利用され、斜めに形成された端面の先端を
歯牙側に向けることにより、歯石セメント質、象牙質の
損傷を防止できる。また、斜めに形成された端面の基端
側を歯肉側に向けることにより、照射されるレーザ光の
歯肉部への影響を少なくできる。さらに、臼歯部の舌側
や遠心側の治療に好適に用いることができる。
【0069】第6の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管に突片を設けかつ突片のプローブ軸側は鏡
面としてあるので、プローブのレーザ光出射端から出射
したレーザ光は鏡面で反射して偏向される。そのため、
レーザハンドピースの軸に対して斜めの位置にある患部
に効果的にレーザ光を照射できる。また、第5の発明と
同様に、このレーザハンドピースを臼歯部の舌側や遠心
側の治療に好適に用いることができる
【0070】第7の発明のレーザハンドピースでは、プ
ローブ保護管の先端側はプローブのレーザ光出射端を越
えて延長されかつ断面が扁平に変形されているので、プ
ローブのレーザ光出射端から出射したレーザ光が扁平な
形で患部に照射される。そのため、歯牙のセメント質を
損傷することなく歯周部の歯石を除去できる。また、扁
平なレーザ光出射端をその長軸方向に移動させる場合と
短軸方向に移動させた場合では、レーザ光の照射面積、
すなわちレーザ照射量が異なるので、ハンドピースを動
かす方向を適宜変えることによって、切削速度を変える
ことができる。
【0071】第8の発明のレーザハンドピースでは、通
水路と通気路からそれぞれ水と空気が噴射され、それら
がプローブの出射端前方で周方向に均一にミスト状態と
なってレーザ光照射部位に噴射され、これによりレーザ
光が照射される患部を冷却し、蒸散物を効率よく除去で
きる。また、空気と水を別々の管から噴射するもので
は、特定の方向だけにミストが噴射されるので、治療患
部の周囲を清掃する場合には、レーザハンドピースを持
ち替えたりしなければならないが、本発明のレーザハン
ドピースでは、プローブ保護管の周囲から半径方向に均
一にミストが噴射されるので、レーザハンドピースを持
ち替える必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる歯科治療用レーザハンドピー
スを有する歯科用レーザ治療装置の全体斜視図。
【図2】 図4のII−II線に沿ったレーザハンドピ
ースの拡大縦断面。
【図3】 図4のIII−III線に沿ったレーザハン
ドピースの拡大縦断面。
【図4】 図2のIV−IV線に沿ったレーザハンドピ
ースの拡大横断面図である。
【図5】 レーザハンドピースの先側に交換可能に装着
されるファイバプローブの各種形状を示す図(A〜
F)。
【図6】 ファイバプローブに外装されるプローブ保護
管の各種形状を示すレーザハンドピースの部分拡大断面
図(A〜D)。
【図7】 ファイバプローブの周囲に通水路と通気路を
設けたプローブ保護管の形状を示すレーザハンドピース
の部分拡大断面図。
【図8】 歯科用レーザ治療装置による歯牙部の治療対
象部位を示す図。
【符号の説明】
(3)…第1の給気パイプ、(4)…第2の給気パイ
プ、(8)…集光レンズ、(11)…プローブホルダ
(入射端冷却室形成部材)、(15A)…パイプ挿入
孔、(15B)…給気路、(15C)…ガス導路、(1
5D)…ガス放出口、(16C)…通水路、(16D)
…給気路、(21),(21A)〜(21F)…ファイ
バプローブ、(29),(29A)〜(29C)…プロ
ーブ保護管、(61)…透孔、(81)…出射端冷却
室、(82)…集光レンズホルダ(出射端冷却室形成部
材)、(83)…通路、(103)…空隙、(90)…
レーザ発生装置、(100)…レーザハンドピース、
(201)…導光ファイバのレーザ光出射端、(21
1)…ファイバプローブのレーザ光入射端、(293)
…プローブ保護管突片、(294)…プローブ保護管鏡
面、(295)…プローブ保護管端面、(299A)…
注水管、(299B)…給気管、(621)…間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡上 吉秀 京都市伏見区東浜南町680 株式会社モ リタ製作所内 (72)発明者 弓場 彰 京都市伏見区東浜南町680 株式会社モ リタ製作所内 (72)発明者 中島 貞洋 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホ ーヤ株式会社内 (72)発明者 遠藤 尚志 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホ ーヤ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−27554(JP,A) 実開 昭63−85214(JP,U) 実開 昭63−40906(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 3/00 - 3/02 A61B 18/00 - 18/20

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバで導光された上
    記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した歯
    科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成するプローブ保護管と、 上記通水路に水を供給し、上記プローブ保護管の先端か
    ら上記水を噴出させる給水路とを有し、 上記プローブの先端側はそのレーザ光出射端に向けて径
    が次第に細くしてあることを特徴とする歯科治療用レー
    ザハンドピース。
  2. 【請求項2】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバから導光された
    上記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した
    歯科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成するプローブ保護管と、 上記通水路に水を供給し、上記プローブ保護管の先端か
    ら上記水を噴出させる給水路とを有し、 上記プローブはその先端で径が拡大されていることを特
    徴とする歯科治療用レーザハンドピース。
  3. 【請求項3】 上記プローブの先端面がその軸に対して
    斜めに形成してあることを特徴とする請求項2の歯科治
    療用レーザハンドピース。
  4. 【請求項4】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバで導光された上
    記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した歯
    科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成するプローブ保護管と、 上記通水路に水を供給し、上記プローブ保護管の先端か
    ら上記水を噴出させる給水路とを有し、 上記プローブ保護管はその先端側に向けて径が次第に細
    くしてあることを特徴とする歯科治療用レーザハンドピ
    ース。
  5. 【請求項5】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバで導光された上
    記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した歯
    科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成するプローブ保護管と、 上記通水路に水を供給し、上記プローブ保護管の先端か
    ら上記水を噴出させる給水路とを有し、 上記プローブ保護管の先端は上記プローブのレーザ光出
    射端を越えて延長され、端面が上記プローブの軸に対し
    て斜めに形成してあることを特徴とする歯科治療用レー
    ザハンドピース。
  6. 【請求項6】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバで導光された上
    記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した歯
    科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成するプローブ保護管と、 上記通水路に水を供給し、上記プローブ保護管の先端か
    ら上記水を噴出させる給水路とを有し、 上記プローブ保護管の先端に、上記プローブのレーザ光
    出射端を越え、かつ先端に向かうに従って上記プローブ
    の軸に近づくように傾斜し、上記プローブの軸側に鏡面
    を有する突片を設けたことを特徴とする歯科治療用レー
    ザハンドピース。
  7. 【請求項7】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバで導光された上
    記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した歯
    科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成するプローブ保護管と、 上記通水路に水を供給し、上記プローブ保護管の先端か
    ら上記水を噴出させる給水路とを有し、 上記プローブ保護管の先端側は、上記プローブのレーザ
    光出射端を越えて延長され、かつ断面が扁平に変形され
    ていることを特徴とする歯科治療用レーザハンドピー
    ス。
  8. 【請求項8】 レーザ発生装置から出射したレーザ光を
    導く導光ファイバと、上記導光ファイバで導光された上
    記レーザ光を被照射位置に導くプローブとを保持した歯
    科治療用レーザハンドピースであって、 上記導光ファイバのレーザ光出射端と上記プローブのレ
    ーザ光入射端との間に配置され、上記導光ファイバのレ
    ーザ光出射端から出射した上記レーザ光を上記プローブ
    のレーザ光入射端に集光させる集光レンズと、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記導光
    ファイバ側に、上記導光ファイバのレーザ光出射端を内
    包する出射端冷却室を形成する出射端冷却室形成部材
    と、 上記集光レンズと協同して、上記集光レンズの上記プロ
    ーブ側に、上記プローブのレーザ光入射端を内包する入
    射端冷却室を形成する入射端冷却室形成部材と、 上記出射端冷却室に連通し、上記出射端冷却室に乾燥し
    た第1のガスを供給すると共に、上記乾燥した第1のガ
    スを上記出射端冷却室から排出する第1の給排気路と、 上記入射端冷却室に連通し、上記入射端冷却室に第2の
    ガスを供給すると共に、上記第2のガスを上記入射端冷
    却室から排出する第2の給排気路と、 上記プローブの外周を覆い、上記プローブの外周との間
    に通水路を形成し、上記通水路を介して上記プローブの
    出射端近傍で水を噴射する注水管と、 上記注水管の外周を覆い、上記注水管との間に通気路を
    共軸状に形成し、上記プローブの出射端近傍で空気を噴
    射する給気管とを備えたことを特徴とする歯科治療用レ
    ーザハンドピース。
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