JPH0715498A - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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- JPH0715498A JPH0715498A JP15334593A JP15334593A JPH0715498A JP H0715498 A JPH0715498 A JP H0715498A JP 15334593 A JP15334593 A JP 15334593A JP 15334593 A JP15334593 A JP 15334593A JP H0715498 A JPH0715498 A JP H0715498A
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- JP
- Japan
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- key
- cover body
- telephone
- numeric keypad
- dialing
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短縮ダイヤルを利用した発呼操作を行うとき
に短縮番号入力以外の特定のキー操作を行う必要を無く
し、短縮ダイヤルによる発呼操作とこれとは異なる通常
のダイヤル発呼操作とを簡易に且つ明確に区別させて、
ダイヤル発呼の過誤操作を減少させる。 【構成】 ダイヤル発呼用のテンキーTが設けられたテ
ンキー操作面2を開閉自在とするカバー体3と、このカ
バー体3が閉じられてテンキー操作面2の上面側に配置
されたときにそのテンキー操作面2の各テンキーTをカ
バー体3の上面側から操作可能とすべくカバー体3に設
けられた操作手段Sと、前記カバー体3の開閉動作を検
知するための検知手段6と、この検知手段6でカバー体
3の閉動作が検知されているときに前記テンキーTを短
縮ダイヤル用の操作キーとして機能させるように信号処
理制御を実行する制御手段とを備えている。
に短縮番号入力以外の特定のキー操作を行う必要を無く
し、短縮ダイヤルによる発呼操作とこれとは異なる通常
のダイヤル発呼操作とを簡易に且つ明確に区別させて、
ダイヤル発呼の過誤操作を減少させる。 【構成】 ダイヤル発呼用のテンキーTが設けられたテ
ンキー操作面2を開閉自在とするカバー体3と、このカ
バー体3が閉じられてテンキー操作面2の上面側に配置
されたときにそのテンキー操作面2の各テンキーTをカ
バー体3の上面側から操作可能とすべくカバー体3に設
けられた操作手段Sと、前記カバー体3の開閉動作を検
知するための検知手段6と、この検知手段6でカバー体
3の閉動作が検知されているときに前記テンキーTを短
縮ダイヤル用の操作キーとして機能させるように信号処
理制御を実行する制御手段とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機、更に詳しくは所
謂短縮ダイヤル機能を備えた電話機に関する。
謂短縮ダイヤル機能を備えた電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、短縮ダイヤル機能を備えた
電話機では、相手方の正確な電話番号をそのまま忠実に
テンキー操作する必要がなく、1桁又は2桁程度の少数
桁の番号として予め登録した短縮番号をテンキー操作す
ることにより、オートダイヤルを実行できるので、所望
の相手への発呼が容易に行え便利である。ところが、こ
のような電話機では、短縮番号の入力をテンキーを用い
て実行させるように構成されているのが通例であるた
め、短縮ダイヤルでの発呼を実行する場合と、短縮番号
を用いない通常のテンキー操作による発呼を行う場合と
を明確に区別する必要がある。そこで、従来では、短縮
ダイヤル操作を実行するときには、テンキーで短縮番号
を入力する以前に、特定のキー(例えばテンキーの
『♯』キー)、或いはテンキーとは別に設けられた短縮
ダイヤル選択キーを操作してから短縮番号をテンキー入
力させるようにしていた。
電話機では、相手方の正確な電話番号をそのまま忠実に
テンキー操作する必要がなく、1桁又は2桁程度の少数
桁の番号として予め登録した短縮番号をテンキー操作す
ることにより、オートダイヤルを実行できるので、所望
の相手への発呼が容易に行え便利である。ところが、こ
のような電話機では、短縮番号の入力をテンキーを用い
て実行させるように構成されているのが通例であるた
め、短縮ダイヤルでの発呼を実行する場合と、短縮番号
を用いない通常のテンキー操作による発呼を行う場合と
を明確に区別する必要がある。そこで、従来では、短縮
ダイヤル操作を実行するときには、テンキーで短縮番号
を入力する以前に、特定のキー(例えばテンキーの
『♯』キー)、或いはテンキーとは別に設けられた短縮
ダイヤル選択キーを操作してから短縮番号をテンキー入
力させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、短縮ダイヤル操作時に特定のキー操作
(例えば『♯』キーの操作)を忘れてしまい、いきなり
短縮番号をキー入力したり、或いは『♯』キーとは別の
『*』キーを混同して過誤操作してしまう等といった失
敗を生じ易く、これが難点となっていた。特に、このよ
うな難点は、多機能化された電話機の複雑な操作に不慣
れな高齢者等にとっては一層顕著となっていた。
来のものでは、短縮ダイヤル操作時に特定のキー操作
(例えば『♯』キーの操作)を忘れてしまい、いきなり
短縮番号をキー入力したり、或いは『♯』キーとは別の
『*』キーを混同して過誤操作してしまう等といった失
敗を生じ易く、これが難点となっていた。特に、このよ
うな難点は、多機能化された電話機の複雑な操作に不慣
れな高齢者等にとっては一層顕著となっていた。
【0004】また、テンキーとは別に短縮ダイヤル選択
キーを設けたものでは、このキーに「短縮ダイヤル」の
旨を表示しておくことにより、過誤のキー操作を多少は
減少させることが可能である。ところが、このようにテ
ンキーとは別の操作キーを電話機の操作面に設けること
は、操作キーを減少させて電話機の操作面をシンプルに
することによって操作の容易化を図る観点からすれば妥
当ではなく、やはりキー操作の簡略化等を図る上で、未
だ改善すべき余地があった。
キーを設けたものでは、このキーに「短縮ダイヤル」の
旨を表示しておくことにより、過誤のキー操作を多少は
減少させることが可能である。ところが、このようにテ
ンキーとは別の操作キーを電話機の操作面に設けること
は、操作キーを減少させて電話機の操作面をシンプルに
することによって操作の容易化を図る観点からすれば妥
当ではなく、やはりキー操作の簡略化等を図る上で、未
だ改善すべき余地があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、短縮ダイヤルを利用した発呼操作を行うときに短縮
番号入力以外の特定のキー操作を行う必要を無くし、短
縮ダイヤルによる発呼操作とこれとは異なる通常のダイ
ヤル発呼操作とを簡易に且つ明確に区別させて、ダイヤ
ル発呼の過誤操作を減少させることを、その目的として
いる。
で、短縮ダイヤルを利用した発呼操作を行うときに短縮
番号入力以外の特定のキー操作を行う必要を無くし、短
縮ダイヤルによる発呼操作とこれとは異なる通常のダイ
ヤル発呼操作とを簡易に且つ明確に区別させて、ダイヤ
ル発呼の過誤操作を減少させることを、その目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係る電話機は、
ダイヤル発呼用のテンキーが設けられたテンキー操作面
を開閉自在とするカバー体と、このカバー体が閉じられ
てテンキー操作面の上面側に配置されたときにそのテン
キー操作面の各テンキーをカバー体の上面側から操作可
能とすべくカバー体に設けられた操作手段と、前記カバ
ー体の開閉動作を検知するための検知手段と、この検知
手段でカバー体の閉状態が検知されているときに前記テ
ンキーを短縮ダイヤル用の操作キーとして機能させるよ
うに信号処理制御を実行する制御手段とを備えている。
に提案された請求項1に記載の本発明に係る電話機は、
ダイヤル発呼用のテンキーが設けられたテンキー操作面
を開閉自在とするカバー体と、このカバー体が閉じられ
てテンキー操作面の上面側に配置されたときにそのテン
キー操作面の各テンキーをカバー体の上面側から操作可
能とすべくカバー体に設けられた操作手段と、前記カバ
ー体の開閉動作を検知するための検知手段と、この検知
手段でカバー体の閉状態が検知されているときに前記テ
ンキーを短縮ダイヤル用の操作キーとして機能させるよ
うに信号処理制御を実行する制御手段とを備えている。
【0007】上記請求項1におけるカバー体に設けられ
る操作手段としては、請求項2に記載の通り、キートッ
プが押圧されたときにテンキー操作面のテンキーを押圧
すべく下降動作を行う押圧部を備えた操作スイッチ、又
はカバー体が閉じられたときにテンキー操作面の各テン
キーの上面に位置すべくカバー体に開設されたテンキー
操作用の開口孔が適用される。
る操作手段としては、請求項2に記載の通り、キートッ
プが押圧されたときにテンキー操作面のテンキーを押圧
すべく下降動作を行う押圧部を備えた操作スイッチ、又
はカバー体が閉じられたときにテンキー操作面の各テン
キーの上面に位置すべくカバー体に開設されたテンキー
操作用の開口孔が適用される。
【0008】請求項3に記載の本発明に係る電話機は、
上記請求項1又は2に記載の構成において、上記制御手
段は、検知手段でカバー体の閉状態が検知されていると
きに代えて、この検知手段でカバー体の開状態が検知さ
れているときにテンキーを短縮ダイヤル用の操作キーと
して機能させるように信号処理制御を実行すべく構成さ
れている。
上記請求項1又は2に記載の構成において、上記制御手
段は、検知手段でカバー体の閉状態が検知されていると
きに代えて、この検知手段でカバー体の開状態が検知さ
れているときにテンキーを短縮ダイヤル用の操作キーと
して機能させるように信号処理制御を実行すべく構成さ
れている。
【0009】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係る電話機においては、カバー体を開けた状態にすれ
ば、そのままテンキーを操作することができるが、この
場合には通常のテンキー操作によるダイヤル発呼を行う
ことができる。一方、カバー体を閉じてこのカバー体を
テンキー操作面の上面側に配置させた状態において、こ
のカバー体に設けられた操作手段を利用してカバー体の
上面側からテンキー操作面の各テンキーを押圧操作する
ときには、このカバー体の閉状態が所定の検知手段で検
知されていることにより、前記テンキーが短縮ダイヤル
用の操作キーとして機能することとなる。即ち、カバー
体を閉じた状態にすれば、短縮ダイヤルでの発呼操作を
行うときに、例えば『♯』キーを操作したり、或いはテ
ンキーとは別の短縮ダイヤルキーを余分に操作する必要
がなくなり、短縮番号をそのまま入力するだけで所望の
相手方へのオートダイヤル発呼を実行することができる
こととなる。従って、かかる短縮ダイヤル発呼を行うと
きのキー操作が簡略化され、誤操作の防止が図られる。
また、カバー体を開閉させることにより一組のテンキー
を通常のダイヤル発呼用と短縮ダイヤル用に切り替える
構成であるから、テンキー以外の操作キーを別途追加し
て設ける必要もなく、テンキー以外の操作キーの個数が
増大するようなことも適切に回避することができる。
に係る電話機においては、カバー体を開けた状態にすれ
ば、そのままテンキーを操作することができるが、この
場合には通常のテンキー操作によるダイヤル発呼を行う
ことができる。一方、カバー体を閉じてこのカバー体を
テンキー操作面の上面側に配置させた状態において、こ
のカバー体に設けられた操作手段を利用してカバー体の
上面側からテンキー操作面の各テンキーを押圧操作する
ときには、このカバー体の閉状態が所定の検知手段で検
知されていることにより、前記テンキーが短縮ダイヤル
用の操作キーとして機能することとなる。即ち、カバー
体を閉じた状態にすれば、短縮ダイヤルでの発呼操作を
行うときに、例えば『♯』キーを操作したり、或いはテ
ンキーとは別の短縮ダイヤルキーを余分に操作する必要
がなくなり、短縮番号をそのまま入力するだけで所望の
相手方へのオートダイヤル発呼を実行することができる
こととなる。従って、かかる短縮ダイヤル発呼を行うと
きのキー操作が簡略化され、誤操作の防止が図られる。
また、カバー体を開閉させることにより一組のテンキー
を通常のダイヤル発呼用と短縮ダイヤル用に切り替える
構成であるから、テンキー以外の操作キーを別途追加し
て設ける必要もなく、テンキー以外の操作キーの個数が
増大するようなことも適切に回避することができる。
【0010】請求項3に記載の本発明に係る電話機にお
いては、上記請求項1の場合とは逆に、カバー体を開け
た状態でテンキーを操作するときには、このテンキーが
短縮ダイヤル用の操作キーとして機能する。そして、カ
バー体を閉じた状態では、かかるテンキーが通常のダイ
ヤル発呼用のテンキーとして利用することができる。従
って、請求項1の場合と同様に、やはり短縮ダイヤルで
の発呼操作を行うときには、カバー体を開けた状態でテ
ンキーを操作して所望の短縮番号を入力するだけでよい
から、キー操作が容易で、誤操作防止が図られると共
に、テンキー以外の余分なキーを設ける必要もない。
いては、上記請求項1の場合とは逆に、カバー体を開け
た状態でテンキーを操作するときには、このテンキーが
短縮ダイヤル用の操作キーとして機能する。そして、カ
バー体を閉じた状態では、かかるテンキーが通常のダイ
ヤル発呼用のテンキーとして利用することができる。従
って、請求項1の場合と同様に、やはり短縮ダイヤルで
の発呼操作を行うときには、カバー体を開けた状態でテ
ンキーを操作して所望の短縮番号を入力するだけでよい
から、キー操作が容易で、誤操作防止が図られると共
に、テンキー以外の余分なキーを設ける必要もない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る電話機Dのカバー体を
開けた状態の一例を示す斜視図、図2は図1に示す電話
機Dのカバー体を閉めた状態の斜視図、図3は電話機D
のハード構成の一例を示すブロック図である。この電話
機Dは、ハンドセットHを備えた電話機本体部1の上面
側にテンキーTを設けたテンキー操作面2が形成され、
また電話機本体部1の一端側には、テンキー操作面2を
開閉するためのカバー体3が支持部4を回転支点として
回転自在に設けられた構成である。
て説明する。図1は本発明に係る電話機Dのカバー体を
開けた状態の一例を示す斜視図、図2は図1に示す電話
機Dのカバー体を閉めた状態の斜視図、図3は電話機D
のハード構成の一例を示すブロック図である。この電話
機Dは、ハンドセットHを備えた電話機本体部1の上面
側にテンキーTを設けたテンキー操作面2が形成され、
また電話機本体部1の一端側には、テンキー操作面2を
開閉するためのカバー体3が支持部4を回転支点として
回転自在に設けられた構成である。
【0012】ここで、カバー体3は、電話機本体部1の
上面側全体を隠蔽できるサイズに形成されているが、こ
のカバー体3はテンキーTが設けられたテンキー操作面
2のみを部分的に開閉できる小サイズに形成してもよ
い。また、このカバー体3には、テンキーTの各キーに
対応する複数の操作スイッチS・・が設けられている。
これらの各操作スイッチSは、カバー体3の表面側に配
置されるキートップSaの下部に、カバー体3の裏面側
から下向き状に突出する押圧部Sbを連設したものであ
る。そして、これらの各操作スイッチSは、図2に示す
ようにカバー体3が閉じられたときには、電話機本体部
1の各テンキーTの上方に配置され、この状態でキート
ップSaが押圧されると、押圧部Sbが下降してその下
方に位置するテンキーTの1つのキーが押圧されるよう
に構成されている。尚、操作スイッチS・・のキートッ
プSaの表面には、テンキーTの個々に対応する数字
『0』〜『9』が適宜表示されている。
上面側全体を隠蔽できるサイズに形成されているが、こ
のカバー体3はテンキーTが設けられたテンキー操作面
2のみを部分的に開閉できる小サイズに形成してもよ
い。また、このカバー体3には、テンキーTの各キーに
対応する複数の操作スイッチS・・が設けられている。
これらの各操作スイッチSは、カバー体3の表面側に配
置されるキートップSaの下部に、カバー体3の裏面側
から下向き状に突出する押圧部Sbを連設したものであ
る。そして、これらの各操作スイッチSは、図2に示す
ようにカバー体3が閉じられたときには、電話機本体部
1の各テンキーTの上方に配置され、この状態でキート
ップSaが押圧されると、押圧部Sbが下降してその下
方に位置するテンキーTの1つのキーが押圧されるよう
に構成されている。尚、操作スイッチS・・のキートッ
プSaの表面には、テンキーTの個々に対応する数字
『0』〜『9』が適宜表示されている。
【0013】電話機本体部1の上面側にはカバー体開閉
検知スイッチ6が設けられている。このカバー体開閉検
知スイッチ6は、カバー体3が閉じられたときにこのカ
バー体3によって押圧されることによりスイッチ接点が
閉動作又は開動作するもので、このスイッチ接点の開閉
により、カバー体3が開状態と閉状態の何れであるかが
検知される。但し、本発明ではこのような接触スイッチ
型の検知手段に限らず、これ以外の様々な検知手段、例
えば光学的又は電磁的な検知手段を適用可能である。
検知スイッチ6が設けられている。このカバー体開閉検
知スイッチ6は、カバー体3が閉じられたときにこのカ
バー体3によって押圧されることによりスイッチ接点が
閉動作又は開動作するもので、このスイッチ接点の開閉
により、カバー体3が開状態と閉状態の何れであるかが
検知される。但し、本発明ではこのような接触スイッチ
型の検知手段に限らず、これ以外の様々な検知手段、例
えば光学的又は電磁的な検知手段を適用可能である。
【0014】図3において、この電話機Dは、既述した
テンキーTやカバー体開閉検知スイッチ6等からの信号
入力がなされるCPU等で構成された信号処理部11、
及びこの電話機Dのシステムメモリとして機能するRO
MやRAMを備えた記憶部12を具備している。また、
これら以外として、マイクMCやスピーカSPを備えた
ハンドセットHを用いての通話を実行可能とする通話回
路13、フックスイッチ14、ダイヤラー15、及び着
信検出回路16等も具備している。尚、同図中、符号L
は電話回線である。
テンキーTやカバー体開閉検知スイッチ6等からの信号
入力がなされるCPU等で構成された信号処理部11、
及びこの電話機Dのシステムメモリとして機能するRO
MやRAMを備えた記憶部12を具備している。また、
これら以外として、マイクMCやスピーカSPを備えた
ハンドセットHを用いての通話を実行可能とする通話回
路13、フックスイッチ14、ダイヤラー15、及び着
信検出回路16等も具備している。尚、同図中、符号L
は電話回線である。
【0015】上記のうち、信号処理部11は、本発明の
制御手段に相当するもので、次のような制御を行うよう
に構成されている。即ち、この信号処理部11は、カバ
ー体開閉検知スイッチ6でカバー体3の開状態が検知さ
れているときには、テンキーTを通常のダイヤル発呼用
の操作キーとして機能させるもので、オフフック状態
(フックスイッチが開状態)でテンキーTのキー操作が
なされると、その操作の都度ダイヤラー15からそのテ
ンキー入力された数値の対応するダイヤルパルスを発生
させるべく制御するように構成されている。また、かか
るカバー体3の開状態時には、テンキーTを操作して短
縮ダイヤル登録も実行できるように制御すべく構成され
ている。具体的には、例えばテンキーTのうち、『開
始』と表示されたテンキーTaが操作された後に、テン
キーTのうち例えば『1』のキーが操作され、その後一
連の電話番号(例えば『064352290』の電話番
号)がテンキー入力されてから、『設定』と表示された
テンキーTbが操作されると、これら一連に入力された
データがRAMに記憶され、短縮番号『1』に対応する
正式の電話番号として『064352290』のデータ
が登録される。
制御手段に相当するもので、次のような制御を行うよう
に構成されている。即ち、この信号処理部11は、カバ
ー体開閉検知スイッチ6でカバー体3の開状態が検知さ
れているときには、テンキーTを通常のダイヤル発呼用
の操作キーとして機能させるもので、オフフック状態
(フックスイッチが開状態)でテンキーTのキー操作が
なされると、その操作の都度ダイヤラー15からそのテ
ンキー入力された数値の対応するダイヤルパルスを発生
させるべく制御するように構成されている。また、かか
るカバー体3の開状態時には、テンキーTを操作して短
縮ダイヤル登録も実行できるように制御すべく構成され
ている。具体的には、例えばテンキーTのうち、『開
始』と表示されたテンキーTaが操作された後に、テン
キーTのうち例えば『1』のキーが操作され、その後一
連の電話番号(例えば『064352290』の電話番
号)がテンキー入力されてから、『設定』と表示された
テンキーTbが操作されると、これら一連に入力された
データがRAMに記憶され、短縮番号『1』に対応する
正式の電話番号として『064352290』のデータ
が登録される。
【0016】一方、信号処理部11は、カバー体開閉検
知スイッチ6でカバー体3の閉状態が検知されていると
きには、テンキーTを短縮ダイヤル用の操作キーとして
機能させるように制御する。具体的には、例えば図2に
示す操作スイッチSの『1』のキーS1が操作されるこ
とによりテンキーTの『1』のキーが押圧操作される
と、この短縮番号『1』に対応して予め登録されていた
正式のダイヤル番号『064352290』をRAMか
ら読み出してから、この番号に対応するダイヤルパルス
を発生させるべくダイヤラー15を動作させるように制
御すべく構成されている。尚、図3に示す通話回路13
には、ハンドセットHがコードLaを介して接続されて
いるが、本発明に係る電話機Dはこれとは異なり、コー
ドレス電話機として構成してもよい。
知スイッチ6でカバー体3の閉状態が検知されていると
きには、テンキーTを短縮ダイヤル用の操作キーとして
機能させるように制御する。具体的には、例えば図2に
示す操作スイッチSの『1』のキーS1が操作されるこ
とによりテンキーTの『1』のキーが押圧操作される
と、この短縮番号『1』に対応して予め登録されていた
正式のダイヤル番号『064352290』をRAMか
ら読み出してから、この番号に対応するダイヤルパルス
を発生させるべくダイヤラー15を動作させるように制
御すべく構成されている。尚、図3に示す通話回路13
には、ハンドセットHがコードLaを介して接続されて
いるが、本発明に係る電話機Dはこれとは異なり、コー
ドレス電話機として構成してもよい。
【0017】上記構成の電話機Dにおいては、図2に示
すように、カバー体3を閉じた状態では、テンキーTが
短縮ダイヤル用の操作キーとして機能するから、カバー
体3の表面に配置された操作スイッチSを操作して短縮
番号を入力するだけで、その短縮番号に対応した正式な
ダイヤル番号をオートダイヤルし、所望の相手方への発
呼を行うことができる。かかる短縮ダイヤル操作時に
は、短縮番号以外の特別なキー操作を行う必要がないか
ら、誤操作を少なくすることができる。
すように、カバー体3を閉じた状態では、テンキーTが
短縮ダイヤル用の操作キーとして機能するから、カバー
体3の表面に配置された操作スイッチSを操作して短縮
番号を入力するだけで、その短縮番号に対応した正式な
ダイヤル番号をオートダイヤルし、所望の相手方への発
呼を行うことができる。かかる短縮ダイヤル操作時に
は、短縮番号以外の特別なキー操作を行う必要がないか
ら、誤操作を少なくすることができる。
【0018】次いで、上記とは異なり、図1に示すよう
にカバー体3を開けた状態では、もはやテンキーTが短
縮ダイヤル用の操作キーとしては機能せず、通常のダイ
ヤル発呼用のテンキーとして機能する。従って、短縮番
号を用いない通常のダイヤル発呼操作をも適切に行うこ
とができる。このように、通常のダイヤル発呼と短縮番
号を用いる発呼とは、カバー体3が開・閉何れの状態に
あるかによって明確に区別されから、キー操作等に不慣
れな高齢者等であっても、容易にそのキー操作を行うこ
とが可能である。
にカバー体3を開けた状態では、もはやテンキーTが短
縮ダイヤル用の操作キーとしては機能せず、通常のダイ
ヤル発呼用のテンキーとして機能する。従って、短縮番
号を用いない通常のダイヤル発呼操作をも適切に行うこ
とができる。このように、通常のダイヤル発呼と短縮番
号を用いる発呼とは、カバー体3が開・閉何れの状態に
あるかによって明確に区別されから、キー操作等に不慣
れな高齢者等であっても、容易にそのキー操作を行うこ
とが可能である。
【0019】尚、上記実施例では、カバー体3を閉じた
ときにテンキーTが短縮ダイヤル用の操作キーとして機
能させる場合について説明したが(請求項1に対応)、
本発明はこれに限定されない。即ち、本発明では、上記
とは逆に、カバー体3を開けたときにテンキーTが短縮
ダイヤル用の操作キーとして機能し、カバー体3を閉じ
たときには通常のダイヤル操作用のキーとして機能する
ようにしてもよい(請求項3に対応)。
ときにテンキーTが短縮ダイヤル用の操作キーとして機
能させる場合について説明したが(請求項1に対応)、
本発明はこれに限定されない。即ち、本発明では、上記
とは逆に、カバー体3を開けたときにテンキーTが短縮
ダイヤル用の操作キーとして機能し、カバー体3を閉じ
たときには通常のダイヤル操作用のキーとして機能する
ようにしてもよい(請求項3に対応)。
【0020】また、上記実施例の電話機Dは、カバー体
3にテンキーTを間接的に押圧操作するための操作スイ
ッチSを設けた構成であるが、本発明はやはりこれに限
定されない。例えば、図4に示す電話機Daのように、
上記操作スイッチSに代えて、カバー体3に開口孔SA
を開設した構成としてもよい。かかる構成では、カバー
体3を閉じときに、これら各開口孔SAがテンキーTの
各キーの上方に配置され、この開口孔SAを介してテン
キーTの個々を指で直接操作することが可能である。
尚、開口孔SAは、テンキーTの合計12個のキーの全
てに対応させて設ける必要はなく、例えば合成9個の
『0』〜『9』のキーに対応する箇所にのみ設けるよう
にしてもよい。
3にテンキーTを間接的に押圧操作するための操作スイ
ッチSを設けた構成であるが、本発明はやはりこれに限
定されない。例えば、図4に示す電話機Daのように、
上記操作スイッチSに代えて、カバー体3に開口孔SA
を開設した構成としてもよい。かかる構成では、カバー
体3を閉じときに、これら各開口孔SAがテンキーTの
各キーの上方に配置され、この開口孔SAを介してテン
キーTの個々を指で直接操作することが可能である。
尚、開口孔SAは、テンキーTの合計12個のキーの全
てに対応させて設ける必要はなく、例えば合成9個の
『0』〜『9』のキーに対応する箇所にのみ設けるよう
にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至3に記載の本発明に係る電話機によれば、カバ
ー体を開閉させることにより一組のテンキーを通常のダ
イヤル発呼用と短縮ダイヤル用に切り替えことができる
から、短縮ダイヤルでの発呼操作を行うときに、従来の
ように短縮番号のキー入力操作以外に、特定のキー操作
を余分に行う必要がなく、短縮ダイヤル発呼を行うとき
のキー操作が簡略化されて誤操作の防止が図れるという
効果が得られる。しかも、従来の短縮ダイヤルキーのよ
うにテンキー以外の操作キーを別途追加して設ける必要
もないから、操作面に設けられる操作キーの個数が増大
することも防止でき、テンキー操作面を簡素にして、一
層使い勝手の良好なものにできるという効果が得られ
る。
項1乃至3に記載の本発明に係る電話機によれば、カバ
ー体を開閉させることにより一組のテンキーを通常のダ
イヤル発呼用と短縮ダイヤル用に切り替えことができる
から、短縮ダイヤルでの発呼操作を行うときに、従来の
ように短縮番号のキー入力操作以外に、特定のキー操作
を余分に行う必要がなく、短縮ダイヤル発呼を行うとき
のキー操作が簡略化されて誤操作の防止が図れるという
効果が得られる。しかも、従来の短縮ダイヤルキーのよ
うにテンキー以外の操作キーを別途追加して設ける必要
もないから、操作面に設けられる操作キーの個数が増大
することも防止でき、テンキー操作面を簡素にして、一
層使い勝手の良好なものにできるという効果が得られ
る。
【図1】本発明に係る電話機のカバー体を開けた状態の
一例を示す斜視図。
一例を示す斜視図。
【図2】本発明に係る電話機のカバー体を閉じた状態の
一例を示す斜視図。
一例を示す斜視図。
【図3】本発明に係る電話機のハード構成の一例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】本発明に係る電話機のカバー体を開けた状態の
他の例を示す斜視図。
他の例を示す斜視図。
1 電話機本体部 2 テンキー操作面 3 カバー体 6 カバー体開閉検知スイッチ 11 信号処理部 12 記憶部 13 通話回路 15 ダイヤラー T テンキー S 操作スイッチ SA 開口孔 H ハンドセット D 電話機
Claims (3)
- 【請求項1】ダイヤル発呼用のテンキーが設けられたテ
ンキー操作面を開閉自在とするカバー体と、このカバー
体が閉じられてテンキー操作面の上面側に配置されたと
きにそのテンキー操作面の各テンキーをカバー体の上面
側から操作可能とすべくカバー体に設けられた操作手段
と、前記カバー体の開閉動作を検知するための検知手段
と、この検知手段でカバー体の閉状態が検知されている
ときに前記テンキーを短縮ダイヤル用の操作キーとして
機能させるように信号処理制御を実行する制御手段とを
備えていることを特徴とする電話機。 - 【請求項2】請求項1において、上記カバー体に設けら
れた操作手段が、キートップが押圧されたときにテンキ
ー操作面のテンキーを押圧すべく下降動作を行う押圧部
を備えた操作スイッチ、又はカバー体が閉じられたとき
にテンキー操作面の各テンキーの上面に位置すべくカバ
ー体に開設されたテンキー操作用の開口孔である電話
機。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2において、上記制御
手段は、検知手段でカバー体の閉状態が検知されている
ときに代えて、この検知手段でカバー体の開状態が検知
されているときにテンキーを短縮ダイヤル用の操作キー
として機能させるように信号処理制御を実行すべく構成
されていることを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15334593A JPH0715498A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15334593A JPH0715498A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715498A true JPH0715498A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15560446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15334593A Withdrawn JPH0715498A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7209772B2 (en) | 1996-02-26 | 2007-04-24 | Nokia Corporation | Radio telephone |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15334593A patent/JPH0715498A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7209772B2 (en) | 1996-02-26 | 2007-04-24 | Nokia Corporation | Radio telephone |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |