JPH0715482A - 自動周波数制御装置 - Google Patents

自動周波数制御装置

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JPH0715482A
JPH0715482A JP14460393A JP14460393A JPH0715482A JP H0715482 A JPH0715482 A JP H0715482A JP 14460393 A JP14460393 A JP 14460393A JP 14460393 A JP14460393 A JP 14460393A JP H0715482 A JPH0715482 A JP H0715482A
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JP
Japan
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frequency
signal
error rate
phase
quasi
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Application number
JP14460393A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saka
博 阪
Hiroaki Ozeki
浩明 尾関
Kazunao Urata
和直 浦田
Hisaya Kato
久也 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 準同期検波型復調器の固定発振器をAFC制
御の基準周波数とするとともに、C/N比の低下による
AFC精度の低下を防止し、低C/N時での動作を安定
化する。 【構成】 中間周波信号をベースバンド信号に変換した
後、ディジタル復調する準同期検波型復調器13と、中
間周波信号の周波数をM逓倍するM逓倍器15と、この
出力信号を分周する分周器16と、固定発振器14の周
波数を分周する分周器116と、分周器16の出力と分
周器116の出力との周波数差を検出する位相検波器1
7と、位相検波器17からの出力電圧に基づいて発振周
波数が制御される電圧制御発振器19と、誤り検出器1
00で検出された誤り率情報を基準値Aと比較する比較
器101と、該比較結果に基づき電圧制御発振器19へ
の印加電圧を制御するマイクロプロセッサ102とで構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多値QAM変調信号や
多相位相変調信号などのディジタル変調信号を復調する
ディジタル復調回路に入力されるディジタル変調された
中間周波信号の搬送波周波数を安定化するための自動周
波数制御装置に関し、特に、ディジタル変調された中間
周波信号のC/N比が低いときの周波数制御の改善方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビ放送の変調方式にはAM変
調方式やFM変調方式が一般的に用いられている。しか
し、最近では多値QAM変調方式や多相位相変調方式に
よる地上ディジタル放送や衛星ディジタル放送も考えら
れている。
【0003】一般にディジタル変調されたRF信号を受
信し、ディジタル復調器でデータを復調するには、ディ
ジタル復調器に入力されるディジタル変調信号の搬送波
周波数を安定化することが必要とされる。
【0004】例えば、衛星放送受信機ではBSコンバー
タの局発周波数は±数MHz程度ドリフトする可能性が
あるので、ディジタル変調信号を中間周波信号に周波数
変換してディジタル復調器に入力する時に、このドリフ
トを吸収して中間周波信号の搬送波周波数を安定化する
ためには自動周波数制御装置(以下、AFC装置と記
す)が必要である。図4に従来のAFC装置を示す。
【0005】図4において、ディジタル変調された高周
波信号は周波数変換器41により中間周波信号に変換さ
れ、中間周波帯域通過フィルタ42を介して、ディジタ
ル復調器43に入力される。ディジタル復調器43では
搬送波再生回路44により中間周波信号の搬送波が再生
され、データが復調される。一方、搬送波抽出回路45
では中間周波帯域通過フィルタ42から出力された中間
周波信号の搬送波が抽出された後、分周器46により搬
送波周波数がN分周され、位相検波器47に入力され
る。位相検波器47では発振周波数が中間周波信号の搬
送波の公称周波数のN分の一に等しい基準発振器48の
出力信号と、分周器46の出力信号との周波数差が検出
される。そして、位相検波器47の出力信号により周波
数変換器41に入力される電圧制御発振器49の発振周
波数が制御される。しかも、中間周波信号の搬送波周波
数が、基準発振器48の周波数のN倍の周波数、つまり
中間周波信号の搬送波の公称周波数と一致するように制
御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の構成で
は、ディジタル復調器43の搬送波再生回路44で中間
周波信号の搬送波が再生されるためには、ディジタル復
調器43に入力される中間周波信号の搬送波周波数と搬
送波再生回路44の動作周波数との周波数差を少なく抑
える必要がある。そのためには基準発振器48の温度安
定度と共に、搬送波再生回路44の動作周波数の安定度
を高める必要があり、基準発振器48とともに搬送波再
生回路44にも安定度の高い発振器が必要になる。しか
も、中間周波信号の搬送波周波数を高くすると、それだ
け基準発振器48には厳しい周波数精度が要求され、搬
送波再生回路44には温度安定度と共に、厳しい周波数
精度が要求されるという問題点を有していた。更に、デ
ィジタル復調器43内にある搬送波再生回路44の発振
器以外にも、基準発振器48を用いているので、発振器
が2個必要である。
【0007】更に、ディジタル復調器43で正常にデー
タを復調しているときに、中間周波信号のC/N比が急
激に低下すると、増大した雑音により搬送波抽出回路4
5で抽出された搬送波の位相雑音も増大し、位相雑音の
大きな搬送波を分周器46で分周すると、分周器46の
出力信号の周波数はC/N比が良い時に比べて増加する
ようになる。従って、中間周波信号のC/N比が低下す
ると、自動周波数制御(以下、AFCと記す)で周波数
が安定化されていたとしても、安定化された中間周波信
号の搬送波周波数は基準周波数のN倍の周波数からずれ
たところで安定化される。しかも、このずれは中間周波
信号のC/N比が低下するとともに大きくなる。このよ
うに中間周波信号のC/N比の低下はディジタル復調器
43の復調動作を不安定にする要因となる。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、上記従来例のもつ欠点を除去し、中間周波信号のC
/N比の変動に対しても、ディジタル復調器に必要な中
間周波信号の周波数安定度の問題を解決するとともに、
基準発振器を不要にするAFC装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のAFC装置では、M相位相変調された高周波
信号を中間周波信号に変換する周波数変換器と、前記中
間周波信号を直交位相検波器と該直交位相検波器に入力
される固定発振器とでベースバンド信号に変換した後、
ディジタル復調する準同期検波型復調器と、前記中間周
波信号の周波数をM逓倍するM逓倍器と、前記M逓倍器
の出力信号を(M×N)分周する第1の分周器と、前記
固定発振器の周波数をN分周する第2の分周器と、前記
第1の分周器の出力信号と、前記第2の分周器の出力信
号との周波数差を検出する位相検波器と、前記周波数変
換器に入力され、前記位相検波器からの出力電圧に基づ
いて発振周波数が制御される電圧制御発振器と、前記準
同期検波型復調器で復調されたデータの誤り率を検出す
る誤り率検出器と、前記誤り率検出器で得られた誤り率
を所定の基準値と比較する比較器と、前記誤り率が所定
の基準値を越えないときには、前記位相検波器からの出
力電圧のみに基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数
を制御し、前記誤り率が所定の基準値を越えたときに
は、前記誤り率がを所定の基準値を越えないときに前記
電圧制御発振器に出力されていた出力電圧に基づいて前
記電圧制御発振器の発振周波数を制御する手段とで構成
される。
【0010】
【作用】本発明によるAFC装置では、中間周波信号の
C/N比が大きい状態では、まずM逓倍器、第1の分周
器、第2の分周器および位相検波器により中間周波信号
の搬送波周波数のN分の1周波数と固定発振器の発振周
波数のN分の1周波数が比較され、両周波数が一致する
ように電圧制御発振器の発振周波数が制御される。従っ
て、中間周波信号の搬送波周波数と準同期検波型復調器
の固定発振器の周波数との周波数差が零となり、準同期
検波型復調器の復調動作は極めて安定に行なわれる。
【0011】中間周波信号のC/N比が低い状態では、
雑音により中間周波信号の搬送波周波数は固定発振器の
発振周波数からずれるようになり、このずれは中間周波
信号のC/N比が低くなる程大きくなる。誤り率検出器
ではC/N比の低下は誤り率の増加として検出される
が、この検出された誤り率を所定の基準値(例えば、C
/N比の低下により中間周波信号の搬送波周波数が固定
発振器の発振周波数からずれて、このずれが準同期検波
型復調器の復調動作に影響するようになる中間周波信号
のC/N比に対応する誤り率と定義する)と比較し、誤
り率が所定の基準値を越えると次のような制御手段がと
られる。
【0012】検出される誤り率が所定の基準値を越えな
いときには、位相検波器からの出力電圧のみに基づいて
電圧制御発振器の発振周波数を制御するとともに、電圧
制御発振器に印加されている位相検波器からの出力電圧
データを定期的に更新しながら保存しておく。そして、
誤り率が所定の基準値を越えたときには、保存してある
出力電圧データに基づいて前記電圧制御発振器の発振周
波数を制御する。
【0013】このように電圧制御発振器を制御すること
により、中間周波信号のC/N比の急激な低下により、
中間周波信号の搬送波周波数が固定発振器の発振周波数
から大きくずれて準同期検波型復調器の復調動作が不安
定にならないようにしている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面をもとに説明す
る。
【0015】図1は本発明の第1の実施例に係る自動周
波数制御装置(以下、AFC装置と記す)のブロック構
成図である。11はM相位相変調された高周波信号を中
間周波信号に変換する周波数変換器、12は中間周波帯
域通過フィルタ、13は準同期検波型復調器、14は発
振周波数が中間周波信号の公称周波数にほぼ等しい固定
発振器、10は準同期検波型復調器13の直交位相検波
器、15は中間周波信号の周波数をM逓倍するM逓倍
器、16はM逓倍器15の出力信号の周波数を(M×
N)分周する分周器、116は固定発振器14の周波数
をN分周する分周器、17は分周器16の出力信号と分
周器116の出力信号との周波数差を検出する位相検波
器、18は位相検波器17からの出力信号を平均化する
ループフィルタ、19は周波数変換器11に入力され、
ループフィルタ18の出力電圧により発振周波数が制御
される電圧制御発振器、100は準同期検波型復調器1
3で復調されたデータの誤り率を検出する誤り率検出
器、101は誤り率検出器100で検出された誤り率情
報を所定の基準値Aと比較する比較器、102はマイク
ロプロセッサ、103はD/A変換器、104はループ
フィルタ18の出力電圧とD/A変換器103の出力電
圧を加算し、電圧制御発振器19に入力する加算器であ
る。
【0016】以上のように構成されたAFC装置につい
て、その動作を説明する。まず、M相位相変調された高
周波信号は周波数変換器11により中間周波信号に変換
され、中間周波帯域通過フィルタ12では中間周波信号
以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、準同期検波
型復調器13に入力される。準同期検波型復調器13で
は、入力された中間周波信号を直交位相検波器10と該
直交位相検波器10に入力される固定発振器14とでベ
ースバンド信号に変換した後、データが復調される。
【0017】しかし、中間周波信号の搬送波周波数が固
定発振器14の周波数と大きくずれていると、準同期検
波型復調器13では搬送波に対する位相同期がとれなく
なり、正しくデータが復調されない。
【0018】一方、中間周波帯域通過フィルタ12を通
過した中間周波信号は、M逓倍器15に入力され、中間
周波信号の周波数をM逓倍することにより、周波数が中
間周波信号の搬送波周波数のM倍で、M相位相変調成分
が除去された無変調信号が得られる。更に、この無変調
信号を分周器16で(M×N)分周することにより中間
周波信号の搬送波周波数のN分の1の周波数を有する無
変調信号が得られる。
【0019】一方、準同期検波型復調器13の固定発振
器14の周波数を分周器116に入力することにより、
周波数が固定発振器14のN分の1の信号が得られる。
そして、位相検波器17では、中間周波信号の搬送波周
波数のN分の1の周波数と、固定発振器14の発振周波
数のN分の1の周波数との周波数差が検出される。ルー
プフィルタ18では位相検波器17の出力信号が平均化
され、加算器104を介して電圧制御発振器19に入力
されて電圧制御発振器19の発振周波数が制御される。
【0020】ここで、分周器16の出力信号の周波数と
分周器116の出力信号の周波数とが等しくなるよう
に、すなわち、中間周波信号の搬送波周波数と固定発振
器14の発振周波数とが等しくなるように電圧制御発振
器19の発振周波数はループフィルタ18を介して制御
されるので、中間周波信号の搬送波周波数がAFC制御
ループの周波数引き込み範囲内では、準同期検波型復調
器13に入力される中間周波信号の搬送波周波数と固定
発振器14の発振周波数とは一致する。
【0021】但し、準同期検波型復調器13に入力され
る中間周波信号の搬送波周波数と固定発振器14の発振
周波数とが一致するのはC/N比が比較的高い場合であ
り、C/N比がある所定C/N値より低下すると、中間
周波信号に含まれる雑音により分周器16による周波数
の分周精度が劣化し、一般的には分周器16による出力
信号の周波数はC/N比が低下するに従い分周比(M×
N)から単純計算される推定周波数より高い周波数を有
する出力信号が得られる。従って、C/N比がある所定
C/N値より低下するに従い中間周波信号の搬送波周波
数と固定発振器14の発振周波数のずれは大きくなる。
【0022】準同期検波型復調器13に入力された中間
周波信号は直交位相検波器10と固定発振器14とによ
りベースバンド信号に変換された後、データ復調され
る。復調データの誤りが誤り訂正復号器(図示せず)で
訂正される過程で、復調データの誤り率が誤り率検出器
100で検出され、この検出された誤り率は誤り率情報
として比較器101に送られる。比較器101では誤り
率情報を所定の基準値Aと比較する。そして、例えばこ
の基準値Aを、AFC制御されているにもかかわらず中
間周波信号の搬送波周波数と固定発振器14の発振周波
数のずれが大きくなり、準同期検波型復調器13の復調
動作に問題が生じるような中間周波信号のC/N比に対
応する誤り率とする。この基準値Aを越える誤り率が比
較器101で検出されればC/N比がある所定C/N値
より低下したものと判断し、比較器101からマイクロ
プロセッサ102に制御信号Aが送出される。
【0023】マイクロプロセッサ102では、C/N比
が比較的高く比較器101から制御信号Aが送出されて
いない間は、ループフィルタ18の出力電圧値を定期的
に更新しながら保存しておく。そして、C/N比が低下
し制御信号Aが観測されると、C/N比が比較的高いと
きに保存してあったループフィルタ18の出力電圧値V
1とC/N比が低下し制御信号Aが観測されているとき
のループフィルタ18の出力電圧値V2との差電圧値V
3(=V1−V2)を計算し、その差電圧値V3をD/
A変換器103を介して加算器104に出力する。加算
器104ではループフィルタ18の出力電圧値V2に加
えて差電圧値V3が加算され、電圧制御発振器19には
電圧値V1が印加される。従って、電圧制御発振器19
には、中間周波信号のC/N比が低下しても常にC/N
比の高いときのループフィルタ18の出力電圧が印加さ
れることとなり、中間周波信号のC/N比の低下に伴う
中間周波信号の搬送波周波数と固定発振器14の発振周
波数のずれが大きくなるのを防止する。
【0024】以上のように、第1の実施例によれば、M
相位相変調された高周波信号の搬送波周波数が公称周波
数からドリフトしているとしても準同期検波型復調器1
3の固定発振器14の発振周波数を基準にしてM相位相
変調された中間周波信号の搬送波周波数が安定化される
ため、準同期検波型復調器13に入力される中間周波信
号の搬送波周波数と固定発振器14の発振周波数とは一
致し、準同期検波型復調器13の復調動作は極めて安定
化される。
【0025】しかも、中間周波信号のC/N比が低下
し、分周器16の分周精度が劣化しても、中間周波信号
の搬送波周波数と固定発振器14の発振周波数とはほぼ
一致するように制御されるので、準同期検波型復調器1
3の復調動作の安定性が低C/N時においても維持され
る。
【0026】また、中間周波信号のC/N比の急激で極
端な低下により、準同期検波型復調器13の正常な復調
動作が一時停止した、その後中間周波信号のC/N比が
快復するような状態が発生するような場合でも、電圧制
御発振器19の低C/N時の発振周波数はC/N比が高
いときの発振周波数にほぼ近い状態に保持されているた
め、準同期検波型復調器13の復調動作の快復時間を早
くできる。
【0027】更に、準同期検波型復調器13に入力され
る中間周波信号の搬送波周波数は、常に固定発振器14
の発振周波数と一致するようにAFC制御されるので、
固定発振器14の発振周波数の精度および安定度を厳し
くする必要がなくなると同時に、中間周波信号の搬送波
周波数を高くしたとしても、それに比例して固定発振器
14の発振周波数の精度および安定度を厳しくする必要
がない。
【0028】しかも、一つの固定発振器14でAFC制
御の基準周波数としての機能と直交位相検波器10に入
力される局部発振器としての機能を兼ねているので、従
来例のような基準発振器を省略できる効果がある。
【0029】図2は本発明の第2の実施例に係るAFC
装置のブロック構成図である。21はM相位相変調され
た高周波信号を中間周波信号に変換する周波数変換器、
22は中間周波帯域通過フィルタ、23は準同期検波型
復調器、24は発振周波数が中間周波信号の公称周波数
にほぼ等しい固定発振器、20は準同期検波型復調器2
3の直交位相検波器、25は中間周波信号の周波数をM
逓倍するM逓倍器、26はM逓倍器25の出力信号の周
波数を(M×N)分周する分周器、226は固定発振器
24の周波数をN分周する分周器、27は分周器26の
出力信号と分周器226の出力信号との周波数差を検出
する位相検波器、28は位相検波器27からの出力信号
を平均化するループフィルタ、29は周波数変換器21
に入力され、ループフィルタ28の出力電圧により発振
周波数が制御される電圧制御発振器、200は準同期検
波型復調器23で復調されたデータの誤り率を検出する
誤り率検出器、201は誤り率検出器200で検出され
た誤り率情報を所定の基準値A、Bと比較する比較器、
205は電圧制御発振器29の発振周波数を強制スイー
プさせる掃引信号発生器、202はマイクロプロセッ
サ、203はD/A変換器、206は掃引信号発生器2
05の出力電圧とD/A変換器203の出力電圧を加算
する加算器、204はループフィルタ28の出力電圧と
加算器206の出力電圧を加算し、電圧制御発振器29
に入力する加算器である。
【0030】以上のように構成されたAFC装置につい
て、その動作を説明する。まず、M相位相変調された高
周波信号は周波数変換器21により中間周波信号に変換
され、中間周波帯域通過フィルタ22では中間周波信号
以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、準同期検波
型復調器23に入力される。準同期検波型復調器23で
は、入力された中間周波信号を直交位相検波器20と該
直交位相検波器20に入力される固定発振器24とでベ
ースバンド信号に変換した後、データが復調される。し
かし、中間周波信号の搬送波周波数が固定発振器24の
周波数と大きくずれていると、準同期検波型復調器23
では搬送波に対する位相同期がとれなくなり、正しくデ
ータが復調されない。
【0031】一方、中間周波帯域通過フィルタ22を通
過した中間周波信号は、M逓倍器25に入力される。中
間周波信号の周波数をM逓倍することにより、周波数が
中間周波信号の搬送波周波数のM倍で、M相位相変調成
分が除去された無変調信号が得られる。更に、この無変
調信号を分周器26で(M×N)分周することにより中
間周波信号の搬送波周波数のN分の1の周波数を有する
無変調信号が得られる。
【0032】一方、準同期検波型復調器23の固定発振
器24の周波数を分周器226に入力することにより、
周波数が固定発振器24のN分の1の信号が得られる。
そして、位相検波器27では、中間周波信号の搬送波周
波数のN分の1の周波数と、固定発振器24の発振周波
数のN分の1の周波数との周波数差が検出される。ルー
プフィルタ28では位相検波器27の出力信号が平均化
され、電圧制御発振器29に入力されて電圧制御発振器
29の発振周波数が制御される。
【0033】ここで、分周器26の出力信号の周波数と
分周器226の出力信号の周波数とが等しくなるよう
に、すなわち、中間周波信号の搬送波周波数と固定発振
器24の発振周波数とが等しくなるように電圧制御発振
器29の発振周波数はループフィルタ28を介して制御
されるので、中間周波信号の搬送波周波数がAFC制御
ループの周波数引き込み範囲内では、準同期検波型復調
器23に入力される中間周波信号の搬送波周波数と固定
発振器24の発振周波数とは一致する。
【0034】但し、準同期検波型復調器23に入力され
る中間周波信号の搬送波周波数と固定発振器24の発振
周波数とが一致するのはC/N比が比較的高い場合であ
り、C/N比がある所定C/N値より低下すると、中間
周波信号に含まれる雑音により分周器26による周波数
の分周精度が劣化し、一般的には分周器26による出力
信号の周波数はC/N比が低下するに従い分周比(M×
N)から単純計算される推定周波数より高い周波数を有
する出力信号が得られる。従って、C/N比がある所定
C/N値より低下するに従い中間周波信号の搬送波周波
数と固定発振器24の発振周波数のずれは大きくなる。
【0035】準同期検波型復調器23に入力された中間
周波信号は直交位相検波器20と固定発振器24とによ
りベースバンド信号に変換された後、データ復調され
る。復調データの誤りが誤り訂正復号器(図示せず)で
訂正される過程で、復調データの誤り率が誤り率検出器
200で検出され、この検出された誤り率は誤り率情報
として比較器201に送られる。比較器201では誤り
率情報を所定の基準値Aおよび基準値Bと比較する。そ
して、例えばこの基準値Aを、AFC制御されているに
もかかわらず中間周波信号の搬送波周波数と固定発振器
24の発振周波数のずれが大きくなり、準同期検波型復
調器23の復調動作に問題が生じるような中間周波信号
のC/N比に対応する誤り率とする。この基準値Aを越
える誤り率が比較器201で検出されればC/N比があ
る所定C/N値より低下したものと判断し、マイクロプ
ロセッサ202に制御信号Aが送出される。
【0036】基準値Bは準同期検波型復調器23が正し
くデータを復調していないときに誤り率検出器200で
検出される誤り率とし、この基準値Bに相当する誤り率
が比較器201で検出されれば、掃引制御信号を掃引信
号発生器205に送出し、掃引信号発生器205では上
記掃引制御信号に基づいて掃引信号を発生し、加算器2
06および加算器204を介して電圧制御発振器29の
発振周波数を強制スイープさせる。もしも、初期状態
で、中間周波信号の搬送波周波数がAFC制御ループの
周波数引き込み範囲外にあり、かつ、中間周波信号の搬
送波周波数が固定発振器24の発振周波数と大きくずれ
ていると、準同期検波型復調器23では搬送波に対する
位相同期がとれなくなり、正しくデータが復調されな
い。この時には比較器201から掃引制御信号が掃引信
号発生器205に送出され、掃引信号発生器205では
上記掃引制御信号に基づいて掃引信号を発生し、加算器
206、204を介して電圧制御発振器29の発振周波
数を強制スイ−プさせ、準同期検波型復調器23内で中
間周波信号の搬送波に対する位相同期がとれて、正しく
データが復調されるまで電圧制御発振器29の発振周波
数を強制スイープさせる。
【0037】マイクロプロセッサ202では、C/N比
が比較的高く比較器201から制御信号Aが送出されて
いない間は、ループフィルタ28の出力電圧値を定期的
に更新しながら保存しておく。そして、C/N比が低下
し制御信号Aが観測されると、C/N比が比較的高いと
きに保存してあったループフィルタ28の出力電圧値V
1とC/N比が低下し制御信号Aが観測されているとき
のループフィルタ28の出力電圧値V2との差電圧値V
3(=V1−V2)を計算し、その差電圧値V3をD/
A変換器203を介して加算器204に入力する。加算
器204ではループフィルタ28の出力電圧値V2に加
えて差電圧値V3(=V1−V2)が加算され、電圧制
御発振器29には電圧値V1が印加される。従って、電
圧制御発振器29には、中間周波信号のC/N比が低下
しても常にC/N比の高いときのループフィルタ28の
出力電圧が印加されることとなり、中間周波信号のC/
N比の低下に伴う中間周波信号の搬送波周波数と固定発
振器24の発振周波数のずれが大きくなるのを防止す
る。
【0038】以上のように、第2の実施例によれば、M
相位相変調された高周波信号の搬送波周波数が公称周波
数からドリフトしているとしても準同期検波型復調器2
3の固定発振器24の発振周波数を基準にしてM相位相
変調された中間周波信号の搬送波周波数が安定化される
ため、準同期検波型復調器23に入力される中間周波信
号の搬送波周波数と固定発振器24の発振周波数とは一
致し、準同期検波型復調器23の復調動作は極めて安定
化される。
【0039】しかも、中間周波信号のC/N比が低下
し、分周器26の分周精度が劣化しても、中間周波信号
の搬送波周波数と固定発振器24の発振周波数とはほぼ
一致するように制御されるので、準同期検波型復調器2
3の復調動作の安定性が低C/N時においても維持され
る。
【0040】また、中間周波信号のC/N比の急激で極
端な低下により、準同期検波型復調器23の正常な復調
動作が一時停止し、その後中間周波信号のC/N比が快
復するような状態が発生するような場合でも、電圧制御
発振器29の低C/N時での発振周波数はC/N比が高
いときの発振周波数にほぼ近い状態に保持されているた
め、準同期検波型復調器23の復調動作の快復時間を早
くできる。
【0041】更に、準同期検波型復調器23に入力され
る中間周波信号の搬送波周波数は、常に固定発振器24
の発振周波数と一致するようにAFC制御されるので、
固定発振器24の発振周波数の精度および安定度を厳し
くする必要がなくなると同時に、中間周波信号の搬送波
周波数を高くしたとしても、それに比例して固定発振器
24の発振周波数の精度および安定度を厳しくする必要
がない。
【0042】しかも、一つの固定発振器24でAFC制
御の基準周波数としての機能と直交位相検波器20に入
力される局部発振器としての機能を兼ねているので、従
来例のような基準発振器を省略できる効果がある。ま
た、比較器201により誤り率を基準値Bと比較し、掃
印信号を出力する掃引信号発生器205を設けることに
より、AFCの引き込み範囲を拡大することができる。
【0043】図3は本発明の第3の実施例に係るAFC
装置のブロック構成図であり、特に、図2の実施例にお
ける準同期検波型復調器23での掃引制御信号の送出方
法に関する図である。33は準同期検波型復調器、34
は固定発振器、30は直交位相検波器、300は準同期
検波型復調器33で復調されたデータの誤り率を検出す
る誤り率検出器、301は誤り率検出器300で検出さ
れた誤り率情報を所定の基準値Aと比較する比較器、3
10は準同期検波型復調器33の位相同期ループ回路、
311は位相同期ループ回路310から出力される位相
誤差信号に基づいて、準同期検波型復調器33が正しく
データを復調しているか否かを判定する同期判定器であ
る。
【0044】以上のように構成されたAFC装置の動作
について説明する。準同期検波型復調器33に入力され
た中間周波信号は直交位相検波器30と固定発振器34
とでI軸とQ軸のベースバンド信号に変換される。この
ベースバンド信号には、中間周波信号の搬送波の周波数
・位相と固定発振器34の周波数・位相との誤差(周波
数誤差および位相誤差)が含まれており、これらの誤差
をベースバンド信号から除去する回路が準同期検波型復
調器33には一般的に含まれている。そして、位相誤差
を除去する回路が位相同期ループ回路310である。
【0045】従って、位相同期ループ回路310には位
相検波器(図示せず)が含まれており、この位相検波器
で位相誤差が検出され、この位相誤差はループフィルタ
(図示せず)で平均化されて位相誤差信号として同期判
定器311に提供される。同期判定器311では、提供
された位相誤差信号に基づいて、位相同期ループ回路3
10でベースバンド信号から位相誤差が除去されている
かどうか、すなわち位相同期ループ回路310が同期し
ているか否かを判定し、位相誤差信号がある基準レベル
を越えている場合には位相同期ループ回路310が同期
していないものと判断されるので、準同期検波型復調器
33も正しくデータを復調していないものと判定し、掃
引信号発生器205に掃引制御信号を送出する。
【0046】一方、位相同期ループ回路310が同期し
ている場合、誤り率検出器300で復調データの誤り率
を検出し、この誤り率情報を基準値Aと比較する。この
基準値Aを越える誤り率が比較器301で検出されれば
C/N比がある所定C/N値より低下したものと判断
し、マイクロプロセッサ202に制御信号Aを送出する
動作は図2の実施例と同じである。
【0047】以上のように、第3の実施例によれば、第
2の実施例の効果に加えて、位相同期ループ回路310
による同期検出は検出時間が早いので、準同期検波型復
調器33の同期確立時間が短縮化される。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
が発揮される。
【0049】(1)準同期検波型復調器の固定発振器の
発振周波数を基準として、M相位相変調された中間周波
信号の搬送波周波数が安定化されるので、準同期検波型
復調器の復調動作が極めて安定化される。
【0050】(2)中間周波信号の搬送波周波数と準同
期検波型復調器の固定発振器の発振周波数とが一致する
ようにAFC制御されるので、固定発振器に要求される
周波数精度や周波数安定度は厳しくなくてもよい。
【0051】(3)中間周波信号のC/N比が低下し、
分周器の分周精度が劣化しても、中間周波信号の搬送波
周波数と固定発振器の発振周波数とはほぼ一致するよう
に制御されるので、準同期検波型復調器の復調動作の安
定性が低C/N時においても維持される。
【0052】(4)中間周波信号のC/N比の急激で極
端な低下により、準同期検波型復調器の正常な復調動作
が一時停止し、その後中間周波信号のC/N比が快復す
るような状態が発生するような場合でも、電圧制御発振
器の低C/N時の発振周波数はC/N比が高いときの発
振周波数にほぼ近い状態に保持されているため、準同期
検波型復調器の復調動作の快復時間を早くできる。
【0053】(5)準同期検波型復調器の固定発振器が
基準となっているので基準発振器を省略することができ
る。
【0054】(6)比較器や同期判定器から掃引制御信
号を送出し、電圧制御発振器の中心周波数を掃引する掃
引信号発生器を設けることにより、AFCの引き込み範
囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるAFC装置のブ
ロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるAFC装置のブ
ロック図
【図3】本発明の第3の実施例におけるAFC装置を示
し、特に図2の実施例での掃引制御信号の送出方法を示
す図
【図4】従来例におけるAFC装置のブロック図
【符号の説明】
10、20、30 直交位相検波器 11、21 周波数変換器 12、22 中間周波帯域通過フィルタ 13、23、33 準同期検波型復調器 14、24、34 固定発振器 15、25 M逓倍器 16、26、116、226 分周器 17、27 位相検波器 18、28 ループフィルタ 19、29 電圧制御発振器 100、200、300 誤り率検出器 101、201、301 比較器 102、202 マイクロプロセッサ 103、203 D/A変換器 104、204、206 加算器 205 掃引信号発生器 310 位相同期ループ回路 311 同期判定器
フロントページの続き (72)発明者 加藤 久也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M相位相変調された高周波信号を中間周波
    信号に変換する周波数変換器と、前記中間周波信号を、
    直交位相検波器と該直交位相検波器に入力される固定発
    振器とでベースバンド信号に変換した後、ディジタル復
    調する準同期検波型復調器と、前記中間周波信号の周波
    数をM逓倍するM逓倍器と、前記M逓倍器の出力信号を
    (M×N)分周する第1の分周器と、前記固定発振器の
    周波数をN分周する第2の分周器と、前記第1の分周器
    の出力信号と前記第2の分周器の出力信号との周波数差
    を検出する位相検波器と、前記周波数変換器に入力さ
    れ、前記位相検波器からの出力電圧に基づいて発振周波
    数が制御される電圧制御発振器と、前記準同期検波型復
    調器で復調されたデータの誤り率を検出する誤り率検出
    器と、前記誤り率検出器で得られた誤り率を所定の基準
    値と比較する比較器と、前記誤り率が所定の基準値を越
    えないときには、前記位相検波器からの出力電圧のみに
    基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数を制御し、前
    記誤り率が所定の基準値を越えたときには、前記誤り率
    が所定の基準値を越えないときに前記電圧制御発振器に
    出力されていた出力電圧に基づいて前記電圧制御発振器
    の発振周波数を制御する手段とを備えたことを特徴とす
    る自動周波数制御装置。
  2. 【請求項2】M相位相変調された高周波信号を中間周波
    信号に変換する周波数変換器と、前記中間周波信号を、
    直交位相検波器と該直交位相検波器に入力される固定発
    振器とでベースバンド信号に変換した後、ディジタル復
    調する準同期検波型復調器と、前記中間周波信号の周波
    数をM逓倍するM逓倍器と、前記M逓倍器の出力信号を
    (M×N)分周する第1の分周器と、前記固定発振器の
    周波数をN分周する第2の分周器と、前記第1の分周器
    の出力信号と前記第2の分周器の出力信号との周波数差
    を検出する位相検波器と、前記周波数変換器に入力さ
    れ、前記位相検波器からの出力電圧に基づいて発振周波
    数が制御される電圧制御発振器と、前記準同期検波型復
    調器が正しくデータを復調しているか否かを判定し、こ
    の判定結果に対応して掃引制御信号を送出する同期判定
    器と、該掃引制御信号に基づいて前記電圧制御発振器の
    中心周波数を掃引させる掃引信号を前記電圧制御発振器
    へ出力する掃引信号発生器と、前記準同期検波型復調器
    で復調されたデータの誤り率を検出する誤り率検出器
    と、前記誤り率が所定の基準値を越えないときには、前
    記位相検波器からの出力電圧のみに基づいて前記電圧制
    御発振器の発振周波数を制御し、前記誤り率が所定の基
    準値を越えた時には、前記誤り率が所定の基準値を越え
    ないときに前記電圧制御発振器に出力されていた出力電
    圧に基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数を制御す
    る手段とを備えたことを特徴とする自動周波数制御装
    置。
  3. 【請求項3】同期判定器は、誤り率検出器で検出された
    誤り率情報に基づいて同期判定することを特徴とする請
    求項2記載の自動周波数制御装置。
  4. 【請求項4】同期判定器は、前記準同期検波型復調器を
    構成する位相同期ループ回路から出力される位相誤差信
    号に基づいて、前記位相同期ループ回路が位相同期して
    いるか否かを判定し同期判定することを特徴とする請求
    項2記載の自動周波数制御装置。
JP14460393A 1993-06-16 1993-06-16 自動周波数制御装置 Pending JPH0715482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018077A1 (fr) * 1998-09-18 2000-03-30 Kabushiki Kaisha Kenwood Recepteur de signaux numeriques radio
US8998587B2 (en) 2011-12-16 2015-04-07 Denso International America, Inc. Blower motor cooling tube noise suppressor for ticking/chirping

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018077A1 (fr) * 1998-09-18 2000-03-30 Kabushiki Kaisha Kenwood Recepteur de signaux numeriques radio
US7529321B1 (en) 1998-09-18 2009-05-05 Kabushiki Kaisha Kenwood Radio digital signal receiver
US8998587B2 (en) 2011-12-16 2015-04-07 Denso International America, Inc. Blower motor cooling tube noise suppressor for ticking/chirping

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