JPH0715449A - 信号源選択装置 - Google Patents
信号源選択装置Info
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- JPH0715449A JPH0715449A JP4178792A JP17879292A JPH0715449A JP H0715449 A JPH0715449 A JP H0715449A JP 4178792 A JP4178792 A JP 4178792A JP 17879292 A JP17879292 A JP 17879292A JP H0715449 A JPH0715449 A JP H0715449A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Small-Scale Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 信号源Aと信号源Bは、それぞれインターフ
ェース回路10および15を介して共用通信ライン50
に結合される。インターフェース回路10および15
は、共用通信ライン50を介して行き先20に結合され
るのが、信号源Aからの信号であるかあるいは信号源B
からの信号であるかを決定する。信号源A、信号源Bか
らの信号路のインピーダンスと行き先20の入力インピ
ーダンス間の相互作用により、信号源A、信号源Bに対
して優先順位付けが行われる。 【効果】 複数の信号源からの信号が共用通信ライン上
で衝突するのを少ない構成要素で回避することができ
る。
ェース回路10および15を介して共用通信ライン50
に結合される。インターフェース回路10および15
は、共用通信ライン50を介して行き先20に結合され
るのが、信号源Aからの信号であるかあるいは信号源B
からの信号であるかを決定する。信号源A、信号源Bか
らの信号路のインピーダンスと行き先20の入力インピ
ーダンス間の相互作用により、信号源A、信号源Bに対
して優先順位付けが行われる。 【効果】 複数の信号源からの信号が共用通信ライン上
で衝突するのを少ない構成要素で回避することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共用通信ラインに結合
された複数の電子構成要素間の通信を制御するインター
フェース回路に関する。
された複数の電子構成要素間の通信を制御するインター
フェース回路に関する。
【0002】
【発明の背景】共用通信ライン、例えば、ディジタル母
線には、典型的には、通信ラインへの信号源のアクセス
を制御する機能が組み込まれている。アクセスを割り当
てるのに十分な手段が設けられていないと、共用通信ラ
インを通して同時に伝送しようとしている種々の信号源
からの信号が不本意に衝突することがある。予期しない
衝突が起こると、通信の完全な状態が失われ、通信ライ
ンに接続されているハードウェアの損傷を生じることも
ある。
線には、典型的には、通信ラインへの信号源のアクセス
を制御する機能が組み込まれている。アクセスを割り当
てるのに十分な手段が設けられていないと、共用通信ラ
インを通して同時に伝送しようとしている種々の信号源
からの信号が不本意に衝突することがある。予期しない
衝突が起こると、通信の完全な状態が失われ、通信ライ
ンに接続されているハードウェアの損傷を生じることも
ある。
【0003】アクセスを通信ラインに割り当てる種々の
方法(アクセスアービトレーション/優先割り当てを含
む)が知られている。一例として、1990年1月16
日にマーカルド氏に付与された、“非同期ディジタル・
アービター”という名称の米国特許第4,894,56
5号には、2つの非同期ディジタル“チップ選択”信号
のうちどちらが共用RAMとの通信を制御するかを決定
するアービター回路が開示されている。アービトレーシ
ョン処理では、優先順位が割り当てられ、通信チャネル
が使用されているとき“通信チャネル使用中”信号を発
生して信号源に知らせる。
方法(アクセスアービトレーション/優先割り当てを含
む)が知られている。一例として、1990年1月16
日にマーカルド氏に付与された、“非同期ディジタル・
アービター”という名称の米国特許第4,894,56
5号には、2つの非同期ディジタル“チップ選択”信号
のうちどちらが共用RAMとの通信を制御するかを決定
するアービター回路が開示されている。アービトレーシ
ョン処理では、優先順位が割り当てられ、通信チャネル
が使用されているとき“通信チャネル使用中”信号を発
生して信号源に知らせる。
【0004】マーカルド氏が開示した実施例におけるよ
うに、共用通信ラインにアクセスを割り当てる従来の方
法は、高価な回路構成要素を多数必要とし且つ極めて特
殊な信号形成(例えば、チップ選択パルス)を必要とす
る。このような要求により、従来の回路の利用性は望ま
しくないほど制限される。
うに、共用通信ラインにアクセスを割り当てる従来の方
法は、高価な回路構成要素を多数必要とし且つ極めて特
殊な信号形成(例えば、チップ選択パルス)を必要とす
る。このような要求により、従来の回路の利用性は望ま
しくないほど制限される。
【0005】
【発明の概要】本発明の特徴に従い、複数の信号源はイ
ンターフェース回路を介して共用通信ラインに接続さ
れ、少なくとも1つの信号行き先と通信する。通信ライ
ンへのアクセスは、例えば、信号源からの信号のうちの
1つの信号の変移に応答してインターフェース回路を動
作可能にすることにより制御される。更に、信号路の相
対インピーダンスに基づく優先順位方式も含まれる。こ
こに開示されるインターフェース法は非常に少ない構成
要素で実施され、別個のクロック信号源やイネーブル信
号源を必要としない。
ンターフェース回路を介して共用通信ラインに接続さ
れ、少なくとも1つの信号行き先と通信する。通信ライ
ンへのアクセスは、例えば、信号源からの信号のうちの
1つの信号の変移に応答してインターフェース回路を動
作可能にすることにより制御される。更に、信号路の相
対インピーダンスに基づく優先順位方式も含まれる。こ
こに開示されるインターフェース法は非常に少ない構成
要素で実施され、別個のクロック信号源やイネーブル信
号源を必要としない。
【0006】本発明のもう1つの特徴に従い、ここに開
示されるインターフェース方式は、アナログまたはディ
ジタル信号を含む種々の信号形式を呈する非同期信号源
に用いられる。
示されるインターフェース方式は、アナログまたはディ
ジタル信号を含む種々の信号形式を呈する非同期信号源
に用いられる。
【0007】
【実施例】図1において、信号源Aと信号源Bは、それ
ぞれインターフェース回路10および15を介して共用
通信ライン50に結合される。インターフェース回路1
0および15は、共用通信ランイ50を介して行き先2
0に結合されるのは信号源Aからの信号であるかそれと
も信号源Bからの信号であるかを決定するように動作す
る。以下に更に詳細に述べるように、インターフェース
回路10および15の動作には、信号源Bからの信号活
動に応答する切り換えすなわち選択機能が含まれる。ま
た切り換え動作では、より高い優先順位が信号源Bから
の信号に割り当てられる。この優先順位付けは、信号源
Aと信号源Bからの信号路のインピーダンスと行き先2
0の入力インピーダンスRLとの間の相互作用より生じ
る。
ぞれインターフェース回路10および15を介して共用
通信ライン50に結合される。インターフェース回路1
0および15は、共用通信ランイ50を介して行き先2
0に結合されるのは信号源Aからの信号であるかそれと
も信号源Bからの信号であるかを決定するように動作す
る。以下に更に詳細に述べるように、インターフェース
回路10および15の動作には、信号源Bからの信号活
動に応答する切り換えすなわち選択機能が含まれる。ま
た切り換え動作では、より高い優先順位が信号源Bから
の信号に割り当てられる。この優先順位付けは、信号源
Aと信号源Bからの信号路のインピーダンスと行き先2
0の入力インピーダンスRLとの間の相互作用より生じ
る。
【0008】図1に示すように、信号源Aおよび信号源
Bはそれぞれのソース・インピーダンスRAおよびRB
を呈する。インターフェース回路10は、信号源Aと通
信ライン50との間に結合される電流路(例えば、抵抗
R10)を含んでいる。図1に示すインターフェース回
路15の実施例においては、入力が、信号源Bとスイッ
チング・トランジスタQ1のエミッタおよびダイオード
D1とD2のアノードに接続される。ダイオードD1の
カソードとトランジスタQ1のコレクタは通信ライン5
0に接続される。図1に示すように、トランジスタQ1
は、信号源Bと通信ライン50間でスイッチ制御される
接続を与える。トランジスタQ1のスイッチング動作
は、コンデンサC1に発生され、抵抗R1を介してトラ
ンジスタQ1のベース端子に供給される制御電圧により
制御される。
Bはそれぞれのソース・インピーダンスRAおよびRB
を呈する。インターフェース回路10は、信号源Aと通
信ライン50との間に結合される電流路(例えば、抵抗
R10)を含んでいる。図1に示すインターフェース回
路15の実施例においては、入力が、信号源Bとスイッ
チング・トランジスタQ1のエミッタおよびダイオード
D1とD2のアノードに接続される。ダイオードD1の
カソードとトランジスタQ1のコレクタは通信ライン5
0に接続される。図1に示すように、トランジスタQ1
は、信号源Bと通信ライン50間でスイッチ制御される
接続を与える。トランジスタQ1のスイッチング動作
は、コンデンサC1に発生され、抵抗R1を介してトラ
ンジスタQ1のベース端子に供給される制御電圧により
制御される。
【0009】コンデンサC1に発生する制御電圧は、ダ
イオードD2とコンデンサC1から成るピーク検出器お
よびコンデンサC1と抵抗R1から成る再トリガ可能な
タイミング回路との組み合わせにより発生される。ピー
ク検出器はダイオードD2により一部設定される閾値レ
ベルを超える信号源Bからの信号レベルを検出する。ダ
イオードD2のカソードはコンデンサC1と抵抗R1の
接続点に接続され、信号源Bの信号のピークに応答して
コンデンサC1の充電を可能にする。コンデンサC1の
放電路は、抵抗R1とトランジスタQ1のベース/エミ
ッタ接合部を通る。以下に説明するように、コンデンサ
C1の充放電周期により、信号源Bからの信号のピーク
に応答してトランジスタQ1の導通状態の最少持続時間
を決定する期間が設定される。追加的な信号のピークが
発生すると、タイミング回路が再びトリガされ、トラン
ジスタQ1の導通状態を延長しあるいは反復する。
イオードD2とコンデンサC1から成るピーク検出器お
よびコンデンサC1と抵抗R1から成る再トリガ可能な
タイミング回路との組み合わせにより発生される。ピー
ク検出器はダイオードD2により一部設定される閾値レ
ベルを超える信号源Bからの信号レベルを検出する。ダ
イオードD2のカソードはコンデンサC1と抵抗R1の
接続点に接続され、信号源Bの信号のピークに応答して
コンデンサC1の充電を可能にする。コンデンサC1の
放電路は、抵抗R1とトランジスタQ1のベース/エミ
ッタ接合部を通る。以下に説明するように、コンデンサ
C1の充放電周期により、信号源Bからの信号のピーク
に応答してトランジスタQ1の導通状態の最少持続時間
を決定する期間が設定される。追加的な信号のピークが
発生すると、タイミング回路が再びトリガされ、トラン
ジスタQ1の導通状態を延長しあるいは反復する。
【0010】図1に示す実施例は、消費者用電子構成要
素間の通信システムに使用できる。更に詳しく言うと、
信号源Aおよび信号源Bは、通信ライン50に接続され
る種々の電子構成要素の動作を制御することを目的とす
る、ユーザにより作動される制御信号源(例えば、リモ
ートコントロール信号受信機あるいは特殊な電子構成要
素の制御パネル)を含んでいる。消費者用エレクトロニ
クスの場合、図1における行き先20は、ビデオ、オー
ディオまたはコンピュータ関連の装置を含んでいる。
素間の通信システムに使用できる。更に詳しく言うと、
信号源Aおよび信号源Bは、通信ライン50に接続され
る種々の電子構成要素の動作を制御することを目的とす
る、ユーザにより作動される制御信号源(例えば、リモ
ートコントロール信号受信機あるいは特殊な電子構成要
素の制御パネル)を含んでいる。消費者用エレクトロニ
クスの場合、図1における行き先20は、ビデオ、オー
ディオまたはコンピュータ関連の装置を含んでいる。
【0011】図1に示す実施例の動作は、図2に示す説
明的波形を使用するディジタルシステムに関連して説明
する。以下の説明のために、信号源Aと信号源Bは、図
2に示すように、論理“1”(高いあるいは正の電圧、
例えば、+5V)および論理“0”(低いあるいは大地
の電圧)レベルを呈する、ディジタルパルス波形源であ
ると仮定する。また最初に、信号源Bは長い間動作して
おらず(論理“0”である)、コンデンサC1は放電し
ている(VC1は約0V)ものと仮定する。
明的波形を使用するディジタルシステムに関連して説明
する。以下の説明のために、信号源Aと信号源Bは、図
2に示すように、論理“1”(高いあるいは正の電圧、
例えば、+5V)および論理“0”(低いあるいは大地
の電圧)レベルを呈する、ディジタルパルス波形源であ
ると仮定する。また最初に、信号源Bは長い間動作して
おらず(論理“0”である)、コンデンサC1は放電し
ている(VC1は約0V)ものと仮定する。
【0012】この初期状態において、トランジスタQ1
のベース/エミッタ電圧(VBEはゼロなので、トラン
ジスタQ1はカットオフになる。また、ダイオードD1
は逆バイアスされる。従って、信号源Bと通信ライン5
0との間に接続は存在しない。しかしながら、信号源A
は抵抗R10を介して通信ライン50に接続される。そ
の結果、信号源Aが通信ライン50を制御するので、信
号源Aからの信号は通信ライン50を介して行き先20
に供給される。この状態は図2に示されており、パルス
A1はパルスO1として通信ライン50に現れる。信号
源Aは、信号源Bが動作していない間、通信ライン50
を制御し続ける。
のベース/エミッタ電圧(VBEはゼロなので、トラン
ジスタQ1はカットオフになる。また、ダイオードD1
は逆バイアスされる。従って、信号源Bと通信ライン5
0との間に接続は存在しない。しかしながら、信号源A
は抵抗R10を介して通信ライン50に接続される。そ
の結果、信号源Aが通信ライン50を制御するので、信
号源Aからの信号は通信ライン50を介して行き先20
に供給される。この状態は図2に示されており、パルス
A1はパルスO1として通信ライン50に現れる。信号
源Aは、信号源Bが動作していない間、通信ライン50
を制御し続ける。
【0013】信号源Bが動作する(論理“1”のパルス
を発生する)と、信号源Bからの最初のパルスによりコ
ンデンサC1は充電され、信号源Bからのパルスの電圧
(論理“1”)より低いダイオード(D2)の降下電圧
に達する。抵抗RBとコンデンサC1の値は、充電作用
と関連する時定数が信号源からのパルスの幅と比較して
無視できるようなものである。従って、C1の充電期間
は、図2におけるC1の電圧波形の急速な上昇で描かれ
ているように、比較的急速である。コンデンサC1の電
圧は抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースに接続
される。従って信号源Bの出力が論理“0”に戻ると、
トランジスタQ1のベース/エミッタ電圧は、トランジ
スタQ1を飽和した導通状態に切り換えるのに十分な正
の値になる。
を発生する)と、信号源Bからの最初のパルスによりコ
ンデンサC1は充電され、信号源Bからのパルスの電圧
(論理“1”)より低いダイオード(D2)の降下電圧
に達する。抵抗RBとコンデンサC1の値は、充電作用
と関連する時定数が信号源からのパルスの幅と比較して
無視できるようなものである。従って、C1の充電期間
は、図2におけるC1の電圧波形の急速な上昇で描かれ
ているように、比較的急速である。コンデンサC1の電
圧は抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースに接続
される。従って信号源Bの出力が論理“0”に戻ると、
トランジスタQ1のベース/エミッタ電圧は、トランジ
スタQ1を飽和した導通状態に切り換えるのに十分な正
の値になる。
【0014】トランジスタQ1は、論理“0”レベルを
信号源Bから通信ライン50に伝える通路を与える。更
に詳しく言うと、上述のようにトランジスタQ1が導通
状態になると、電流は通信ライン50から信号源Bに流
れる。従って、トランジスタQ1により、通信ライン5
0は信号源Bからの論理“0”レベルに応答して論理
“0”に近い電圧値になる。その結果、通信ライン50
に生じる論理“0”の値は、トランジスタQ1の飽和電
圧だけ、信号源Bにおける論理“O”の値と異なる。
信号源Bから通信ライン50に伝える通路を与える。更
に詳しく言うと、上述のようにトランジスタQ1が導通
状態になると、電流は通信ライン50から信号源Bに流
れる。従って、トランジスタQ1により、通信ライン5
0は信号源Bからの論理“0”レベルに応答して論理
“0”に近い電圧値になる。その結果、通信ライン50
に生じる論理“0”の値は、トランジスタQ1の飽和電
圧だけ、信号源Bにおける論理“O”の値と異なる。
【0015】信号源Bからの論理“1”のレベルは、ダ
イオードD1を通る導通路を経て、通信ライン50に伝
達される。ダイオードD1を通る電流路はトランジスタ
Q1を通る電流路と並列である。しかしながら、ダイオ
ードD1の構成により、電流はトランジスタQ1を流れ
る電流と反対方向、すなわち信号源Bから通信ライン5
0に流れる。従って、通信ランイ50は、信号源Bから
の論理“1”レベルに応答して論理“1”に近い電圧値
になる。通信ライン50における論理“1”の電圧は、
ダイオードD1両端の電圧降下により、信号源Bにおけ
る論理“1”の電圧からオフセットされる。
イオードD1を通る導通路を経て、通信ライン50に伝
達される。ダイオードD1を通る電流路はトランジスタ
Q1を通る電流路と並列である。しかしながら、ダイオ
ードD1の構成により、電流はトランジスタQ1を流れ
る電流と反対方向、すなわち信号源Bから通信ライン5
0に流れる。従って、通信ランイ50は、信号源Bから
の論理“1”レベルに応答して論理“1”に近い電圧値
になる。通信ライン50における論理“1”の電圧は、
ダイオードD1両端の電圧降下により、信号源Bにおけ
る論理“1”の電圧からオフセットされる。
【0016】コンデンサC1が充電された後、C1に貯
えられた電圧は、信号源Bが論理“0”である時、トラ
ンジスタQ1を導通状態に切り換える。しかしながら、
信号源Bが低い時、コンデンサC1は、抵抗R1および
トランジスタQ1のベース/エミッタ接合部を通って、
信号源Bのソース・インピーダンスRBの中にゆっくり
放電する。コンデンサC1の放電時間は、コンデンサC
1と抵抗R1の値により決定され、信号源のパルス幅に
対して長くなるように選定される。コンデンサC1の比
較的ゆるやかな放電は、図2においてコンデンサC1の
電圧の波形で示されている。放電時間は信号源Bからの
メッセージの長さに基いて選定され、ひとたび信号源B
が動作状態になると、メッセージの伝達は信号源Aから
干渉されずに完了できるようにする。
えられた電圧は、信号源Bが論理“0”である時、トラ
ンジスタQ1を導通状態に切り換える。しかしながら、
信号源Bが低い時、コンデンサC1は、抵抗R1および
トランジスタQ1のベース/エミッタ接合部を通って、
信号源Bのソース・インピーダンスRBの中にゆっくり
放電する。コンデンサC1の放電時間は、コンデンサC
1と抵抗R1の値により決定され、信号源のパルス幅に
対して長くなるように選定される。コンデンサC1の比
較的ゆるやかな放電は、図2においてコンデンサC1の
電圧の波形で示されている。放電時間は信号源Bからの
メッセージの長さに基いて選定され、ひとたび信号源B
が動作状態になると、メッセージの伝達は信号源Aから
干渉されずに完了できるようにする。
【0017】先に述べたように、信号源Bからパルスが
発生すると、インターフェース回路15を動作可能に
し、信号源Bと通信ライン50との間を連結する。しか
しながら、信号源Bからの活動により、インターフェー
ス回路10が動作不能にされたりあるいは信号源Aが通
信ライン50から接続を切られたりすることはない。イ
ンターフェース回路10およびインターフェース回路1
5の両方が動作可能になると、信号源Aと信号源Bから
の信号は相互に作用し、破損したデータの電位を導入す
る。図1の実施例は、優先順位方式を組み入れることに
より、データ破損問題に対処する。この方式は、インピ
ーダンス{RA+R10}、RBおよびRLの相対値と
関連して動作する信号源Bの活動により開始される、上
述した動作可能化により実行される。抵抗{RA+R1
0}とRB、および抵抗{RA+R10}とRLとの大
きさの相違により、通信ライン50における信号源Bか
らの信号は信号源Aからの信号に対して優位を占めるこ
とが示される。
発生すると、インターフェース回路15を動作可能に
し、信号源Bと通信ライン50との間を連結する。しか
しながら、信号源Bからの活動により、インターフェー
ス回路10が動作不能にされたりあるいは信号源Aが通
信ライン50から接続を切られたりすることはない。イ
ンターフェース回路10およびインターフェース回路1
5の両方が動作可能になると、信号源Aと信号源Bから
の信号は相互に作用し、破損したデータの電位を導入す
る。図1の実施例は、優先順位方式を組み入れることに
より、データ破損問題に対処する。この方式は、インピ
ーダンス{RA+R10}、RBおよびRLの相対値と
関連して動作する信号源Bの活動により開始される、上
述した動作可能化により実行される。抵抗{RA+R1
0}とRB、および抵抗{RA+R10}とRLとの大
きさの相違により、通信ライン50における信号源Bか
らの信号は信号源Aからの信号に対して優位を占めるこ
とが示される。
【0018】相対インピーダンスにより与えられる優先
順位は図2に示されている。信号源Aが制御している
(信号源Bは長い間動作していない)間、信号源Aから
のパルス通信ライン50に現れる(パルスA1はパルス
O1に対応する)。同様に、信号源Aが動作していない
時、信号源Bからのパルスは通信ライン50に現れる
(例えば、パルスB1はパルスO2に対応する)。しか
しながら、信号源Bが支配しており(コンデンサC1は
放電していない)、信号源Aは信号源Bと反対の論理状
態のパルスを発生するならば、抵抗{RA+R10}と
RBとの大きさの相違により、信号源Bからの論理レベ
ルは信号源Aからの論理レベルに対し優位を占める。信
号源Bが信号源Aよりも優位にあることは図2で説明さ
れており、パルスA2とパルスB2の相互作用により、
段階状のパルス波形O3が通信ライン50に発生され
る。
順位は図2に示されている。信号源Aが制御している
(信号源Bは長い間動作していない)間、信号源Aから
のパルス通信ライン50に現れる(パルスA1はパルス
O1に対応する)。同様に、信号源Aが動作していない
時、信号源Bからのパルスは通信ライン50に現れる
(例えば、パルスB1はパルスO2に対応する)。しか
しながら、信号源Bが支配しており(コンデンサC1は
放電していない)、信号源Aは信号源Bと反対の論理状
態のパルスを発生するならば、抵抗{RA+R10}と
RBとの大きさの相違により、信号源Bからの論理レベ
ルは信号源Aからの論理レベルに対し優位を占める。信
号源Bが信号源Aよりも優位にあることは図2で説明さ
れており、パルスA2とパルスB2の相互作用により、
段階状のパルス波形O3が通信ライン50に発生され
る。
【0019】信号源Aよりも信号源Bからの信号活動の
方が優位を占めることを一層よく理解するため、まず最
初に、信号源Aが論理“1”であり、信号源Bが論理
“0”である状況を考えてみる。信号源Bが論理“0”
である時、抵抗RBと飽和トランジスタQ1の低インピ
ーダンスとの直列の組み合わせは、事実上、抵抗RLと
並列になっている。その結果生じる等価抵抗の大きさ
は、RAとR10の直列の組み合わせよりも小さい。上
述した等価抵抗と、抵抗の組み合わせ{RA+R10}
は分圧器を形成し、信号源Aからの信号レベルの約1/
10の信号レベルを通信ライン50に生じる。従って、
信号源Aの状態に関係なく、信号源Bからの論理“0”
に応答し、論理“0”レベルを設定するのに十分な電圧
が通信ライン50に発生する。
方が優位を占めることを一層よく理解するため、まず最
初に、信号源Aが論理“1”であり、信号源Bが論理
“0”である状況を考えてみる。信号源Bが論理“0”
である時、抵抗RBと飽和トランジスタQ1の低インピ
ーダンスとの直列の組み合わせは、事実上、抵抗RLと
並列になっている。その結果生じる等価抵抗の大きさ
は、RAとR10の直列の組み合わせよりも小さい。上
述した等価抵抗と、抵抗の組み合わせ{RA+R10}
は分圧器を形成し、信号源Aからの信号レベルの約1/
10の信号レベルを通信ライン50に生じる。従って、
信号源Aの状態に関係なく、信号源Bからの論理“0”
に応答し、論理“0”レベルを設定するのに十分な電圧
が通信ライン50に発生する。
【0020】信号源Bが論理“1”であり信号源Aが論
理“0”であるならば、抵抗RAとR10の直列の組み
合わせは、事実上、抵抗RLと並列になっている。その
結果生じる等価抵抗の大きさは、順方向バイアス・ダイ
オードD1と直列の抵抗RBの抵抗よりも大きい。信号
源Bからの論理“1”の信号レベルを、抵抗RBとダイ
オードD1と上述の等価抵抗(RLと並列の{RA+R
10})で分圧して通信ライン50に生じる信号レベル
は、信号源Bからの論理“1”のレベルの約9/10で
ある。従って、信号源Aの状態に関係なく、信号源Bか
らの論理“1”に応答して、論理“1”のレベルを設定
するのに十分な電圧が通信ライン50に発生する。
理“0”であるならば、抵抗RAとR10の直列の組み
合わせは、事実上、抵抗RLと並列になっている。その
結果生じる等価抵抗の大きさは、順方向バイアス・ダイ
オードD1と直列の抵抗RBの抵抗よりも大きい。信号
源Bからの論理“1”の信号レベルを、抵抗RBとダイ
オードD1と上述の等価抵抗(RLと並列の{RA+R
10})で分圧して通信ライン50に生じる信号レベル
は、信号源Bからの論理“1”のレベルの約9/10で
ある。従って、信号源Aの状態に関係なく、信号源Bか
らの論理“1”に応答して、論理“1”のレベルを設定
するのに十分な電圧が通信ライン50に発生する。
【0021】コンデンサC1を放電させるように信号源
Bが十分に長い期間動作しておらず(論理“0”であ
る)、コンデンサC1が放電し、トランジスタQ1をオ
ンにするのに不十分な電圧になると、信号源Aは通信ラ
イン50の制御を取り戻す。通信ライン50を制御して
いる信号源Aは図2のパルスA3とパルスO4で示され
ている。コンデンサC1の電圧がトランジスタQ1の切
り換え点以下に下ると、信号源Bの比較的低いインピー
ダンスRBは通信ライン50から接続を切られる(イン
ターフェース回路15は動作不能となる)。次いで、信
号源Aは、より高いインピーダンス{RA+R10}を
通して通信ライン50を制御する。その結果、パルスA
3の全振幅は通信ライン50においてパルスO4として
現れる。
Bが十分に長い期間動作しておらず(論理“0”であ
る)、コンデンサC1が放電し、トランジスタQ1をオ
ンにするのに不十分な電圧になると、信号源Aは通信ラ
イン50の制御を取り戻す。通信ライン50を制御して
いる信号源Aは図2のパルスA3とパルスO4で示され
ている。コンデンサC1の電圧がトランジスタQ1の切
り換え点以下に下ると、信号源Bの比較的低いインピー
ダンスRBは通信ライン50から接続を切られる(イン
ターフェース回路15は動作不能となる)。次いで、信
号源Aは、より高いインピーダンス{RA+R10}を
通して通信ライン50を制御する。その結果、パルスA
3の全振幅は通信ライン50においてパルスO4として
現れる。
【0022】上述のように、信号源Bが動作状態になる
と、共用通信ライン50の制御は信号源Bに切り替わ
る。信号源AとBが非同期ならば、信号源Aが行き先2
0と活発に通信している間、信号源Bは動作状態になり
制御を獲得する。信号源Aからのメッセージが中断し終
了すると、行き先20が予想外の行動を起こすことがあ
る。従って、非同期信号源を使用すると、通信システム
内に誤り検出および訂正機能を含める必要がある。例え
ば、信号源AおよびBからの信号は、必要とされる誤り
検出と訂正を行うために、行き先20における回路で解
釈することのできる情報を含むようにフォーマット化さ
れる。誤り検出と訂正を容易にする種々のメッセージ形
式が知られている。一例として、目的とするメッセージ
データとメッセージデータの論理的相補の両方を表わす
一定の数のパルスを含んでいるメッセージ形式が使用さ
れる。
と、共用通信ライン50の制御は信号源Bに切り替わ
る。信号源AとBが非同期ならば、信号源Aが行き先2
0と活発に通信している間、信号源Bは動作状態になり
制御を獲得する。信号源Aからのメッセージが中断し終
了すると、行き先20が予想外の行動を起こすことがあ
る。従って、非同期信号源を使用すると、通信システム
内に誤り検出および訂正機能を含める必要がある。例え
ば、信号源AおよびBからの信号は、必要とされる誤り
検出と訂正を行うために、行き先20における回路で解
釈することのできる情報を含むようにフォーマット化さ
れる。誤り検出と訂正を容易にする種々のメッセージ形
式が知られている。一例として、目的とするメッセージ
データとメッセージデータの論理的相補の両方を表わす
一定の数のパルスを含んでいるメッセージ形式が使用さ
れる。
【0023】誤りの検出と訂正に加えて、許容できる誤
り率を有する通信システムを形成するには、システムの
雑音余裕条件を満足する信号レベルを維持する必要があ
る。例えば、図1に示す実施例を使用するディジタル・
システムの場合、通信ライン50における信号源Aおよ
び信号源Bからの論理レベル信号は、行き先20の論理
レベル雑音余裕仕様に適合しなければならない。図1に
おいて、雑音余裕の問題は、インターフェース回路10
および15にわたる電圧降下を考慮する必要がある。特
に、ダイオードD1の順方向バイアス電圧降下およびト
ランジスタQ1の飽和電圧は、適正な構成要素を選択す
ることにより最少限にすべきである。
り率を有する通信システムを形成するには、システムの
雑音余裕条件を満足する信号レベルを維持する必要があ
る。例えば、図1に示す実施例を使用するディジタル・
システムの場合、通信ライン50における信号源Aおよ
び信号源Bからの論理レベル信号は、行き先20の論理
レベル雑音余裕仕様に適合しなければならない。図1に
おいて、雑音余裕の問題は、インターフェース回路10
および15にわたる電圧降下を考慮する必要がある。特
に、ダイオードD1の順方向バイアス電圧降下およびト
ランジスタQ1の飽和電圧は、適正な構成要素を選択す
ることにより最少限にすべきである。
【0024】また図1において、信号路のインピーダン
スの値は、雑音余裕を維持するのに重要である。必要と
される信号路のインピーダンスの値を決定するには、行
き先20の入力インピーダンスRL、およびインピーダ
ンス{RA+R10}とRBの値を考慮する必要があ
る。一般に、インピーダンスRLの値は、インピーダン
ス{RA+R10}の値よりも相当に大きく、インピー
ダンス{RA+R10}の値はインピーダンスRBの値
よりも相当に大きくすべきである。インピーダンスR
A,R10およびRBの望ましい値を決定するのに役立
つ、より明確な設計上の仕様として、インピーダンスR
Lと{RA+R10}との間、およびインピーダンス
{RA+R10}とRBとの間で大きさに差がなければ
ならない。図1に示す構成要素の値はこの指標に従う。
スの値は、雑音余裕を維持するのに重要である。必要と
される信号路のインピーダンスの値を決定するには、行
き先20の入力インピーダンスRL、およびインピーダ
ンス{RA+R10}とRBの値を考慮する必要があ
る。一般に、インピーダンスRLの値は、インピーダン
ス{RA+R10}の値よりも相当に大きく、インピー
ダンス{RA+R10}の値はインピーダンスRBの値
よりも相当に大きくすべきである。インピーダンスR
A,R10およびRBの望ましい値を決定するのに役立
つ、より明確な設計上の仕様として、インピーダンスR
Lと{RA+R10}との間、およびインピーダンス
{RA+R10}とRBとの間で大きさに差がなければ
ならない。図1に示す構成要素の値はこの指標に従う。
【0025】雑音余裕以外にシステムを抱束するもの
(例えば、信号レベル、データ速度、パルス幅、パルス
繰返し数およびメッセージ長)は図1で抵抗R1とコン
デンサC1により設定されるタイミング期間の適正な持
続時間の決定に影響を及ぼす。特定の用途では、抵抗R
1とコンデンサC1の値を選定する際に考慮しなければ
ならない要素が示される。例えば、信号源Bからの信号
レベルは、コンデンサC1の電圧およびC1の放電時間
を決定する。従って、信号源Bからの信号値の範囲を変
えると、タイミング期間が変化する。図1に示す構成要
素の値は、典型的な5Vのディジタル信号値を使用する
消費者用電子構成要素間の通信を伴なう用途に適する値
の一例である。
(例えば、信号レベル、データ速度、パルス幅、パルス
繰返し数およびメッセージ長)は図1で抵抗R1とコン
デンサC1により設定されるタイミング期間の適正な持
続時間の決定に影響を及ぼす。特定の用途では、抵抗R
1とコンデンサC1の値を選定する際に考慮しなければ
ならない要素が示される。例えば、信号源Bからの信号
レベルは、コンデンサC1の電圧およびC1の放電時間
を決定する。従って、信号源Bからの信号値の範囲を変
えると、タイミング期間が変化する。図1に示す構成要
素の値は、典型的な5Vのディジタル信号値を使用する
消費者用電子構成要素間の通信を伴なう用途に適する値
の一例である。
【0026】図1と図2は、2個の信号源と1個の行き
先を含んでいる実施例に関する。図3は、追加的信号源
を含む本発明の実施例を示す。図1に示すインターフェ
ース回路の複製回路を縦続接続することにより、入力を
追加することもできる。例えば、図3において、図1に
示すインターフェース回路10および15を複製し、イ
ンターフェース回路10′および15′をそれぞれ作り
出している。インターフェース回路10′と15′をイ
ンターフェース回路15の入力に接続することにより、
第3の優先順位の入力が得られる。インターフェース回
路10および15を更に複製して追加的入力に設けるた
めに図3に示す回路を拡張することもできる。信号源が
追加されると、必要とされる雑音余裕を維持するため
に、種々のインターフェース回路の相対インピーダンス
を調節する必要がある。例えば、信号路の各インピーダ
ンスの大きさの相違を維持することを提案する上述の雑
音余裕設計指標は図3の実施例に適用される。図3にお
いて、各信号源のインピーダンスは5KΩであり、行き
先20の入力インピーダンスRLは1MΩであると仮定
し、インターフェース回路10および10′の抵抗値と
してそれぞれ200KΩと50KΩを選択すると、上に
述べた指標が満足される。
先を含んでいる実施例に関する。図3は、追加的信号源
を含む本発明の実施例を示す。図1に示すインターフェ
ース回路の複製回路を縦続接続することにより、入力を
追加することもできる。例えば、図3において、図1に
示すインターフェース回路10および15を複製し、イ
ンターフェース回路10′および15′をそれぞれ作り
出している。インターフェース回路10′と15′をイ
ンターフェース回路15の入力に接続することにより、
第3の優先順位の入力が得られる。インターフェース回
路10および15を更に複製して追加的入力に設けるた
めに図3に示す回路を拡張することもできる。信号源が
追加されると、必要とされる雑音余裕を維持するため
に、種々のインターフェース回路の相対インピーダンス
を調節する必要がある。例えば、信号路の各インピーダ
ンスの大きさの相違を維持することを提案する上述の雑
音余裕設計指標は図3の実施例に適用される。図3にお
いて、各信号源のインピーダンスは5KΩであり、行き
先20の入力インピーダンスRLは1MΩであると仮定
し、インターフェース回路10および10′の抵抗値と
してそれぞれ200KΩと50KΩを選択すると、上に
述べた指標が満足される。
【0027】複数の行き先を通信ライン50に接続する
ことも可能である。複数の行き先の場合、すべての行き
先がすべての信号を受け取り解釈するか、あるいは一連
のアドレスビットがデータワードの接頭辞としてメッセ
ージの中に含められる。アドレスビットを使用する場
合、各行き先にアドレスが割り当てられ、正しいアドレ
スを含んでいるメッセージだけを認識する。アドレスビ
ットを信号形式の中に含めると、アドレスビットを発生
し解釈するために符号化回路と復号化回路を付加する必
要がある。また行き先が複数になると、共用通信ライン
のインピーダンス(図1のインピーダンスRL)が変化
する。共用通信ラインのインピーダンスが著しく変化す
ると、図1に示す他のインピーダンスの値を調節する必
要がある。
ことも可能である。複数の行き先の場合、すべての行き
先がすべての信号を受け取り解釈するか、あるいは一連
のアドレスビットがデータワードの接頭辞としてメッセ
ージの中に含められる。アドレスビットを使用する場
合、各行き先にアドレスが割り当てられ、正しいアドレ
スを含んでいるメッセージだけを認識する。アドレスビ
ットを信号形式の中に含めると、アドレスビットを発生
し解釈するために符号化回路と復号化回路を付加する必
要がある。また行き先が複数になると、共用通信ライン
のインピーダンス(図1のインピーダンスRL)が変化
する。共用通信ラインのインピーダンスが著しく変化す
ると、図1に示す他のインピーダンスの値を調節する必
要がある。
【0028】図1に示すインターフェース回路の特定の
実施例では、使用される信号形式は指示されていない。
例えば、図1に示す信号源Aおよび信号源Bはディジタ
ルまたはアナログ信号源である。上述のように、図1の
信号源Bからの信号は信号源Aからの信号よりも優位を
占める。例示的実施例では、信号源Aの接続は切られて
いない。従って、信号源Bが動作している時、信号源A
からの振幅の低下した信号は信号源Bからの信号の上に
重ねられる。アナログ信号を使用する場合、信号源Bが
動作している間に信号源Aからの信号が存在すると、雑
音が生じるであろう。信号源Aからの雑音の許容レベル
はアナログ信号を使用する個別の場合によって異なり、
抵抗R10の値を決定する際に考慮すべきである。更
に、上述のように、信号源からの信号レベルは、コンデ
ンサC1と抵抗R1の組み合わせにより与えられるタイ
ミング期間に影響を及ぼす。従って、アナログ信号源か
らの信号の振幅範囲は、抵抗R1とコンデンサC1の選
択される値に影響を与える。上述した変更および他の変
更は特許請求の範囲に含まれるものである。
実施例では、使用される信号形式は指示されていない。
例えば、図1に示す信号源Aおよび信号源Bはディジタ
ルまたはアナログ信号源である。上述のように、図1の
信号源Bからの信号は信号源Aからの信号よりも優位を
占める。例示的実施例では、信号源Aの接続は切られて
いない。従って、信号源Bが動作している時、信号源A
からの振幅の低下した信号は信号源Bからの信号の上に
重ねられる。アナログ信号を使用する場合、信号源Bが
動作している間に信号源Aからの信号が存在すると、雑
音が生じるであろう。信号源Aからの雑音の許容レベル
はアナログ信号を使用する個別の場合によって異なり、
抵抗R10の値を決定する際に考慮すべきである。更
に、上述のように、信号源からの信号レベルは、コンデ
ンサC1と抵抗R1の組み合わせにより与えられるタイ
ミング期間に影響を及ぼす。従って、アナログ信号源か
らの信号の振幅範囲は、抵抗R1とコンデンサC1の選
択される値に影響を与える。上述した変更および他の変
更は特許請求の範囲に含まれるものである。
【図1】本発明の実施例を、一部分はブロック図で示
し、一部分は回路図で示す。
し、一部分は回路図で示す。
【図2】本発明を理解するのに役立つ信号波形を示す。
【図3】本発明のもう1つの実施例を示す。
10 インターフェース回路A 15 インターフェース回路B 20 行き先 50 共用通信ライン
Claims (1)
- 【請求項1】 特性インピーダンスを呈する出力に結合
される第1のソース・インピーダンスを呈する第1の入
力信号源からの第1の入力信号と、 第2のソース・インピーダンスを呈する第2の入力信号
源からの第2の入力信号を、該第2の入力信号の信号レ
ベルに応答して、前記出力に選択的に結合させるスイッ
チ手段と、 閾値レベルを設定する閾値手段と、 タイミング期間を設定する再トリガ可能なタイミング手
段とを含む、信号源選択装置であって、 前記スイッチ手段は第1の状態を呈し、この第1の状態
の間に前記第2の入力信号源は前記出力から減結合さ
れ、その結果、前記出力における出力信号は前記第1の
入力信号を表わし、 前記スイッチ手段は第2の状態を呈し、この第2の状態
の間に前記第2の入力信号は前記出力に結合され、その
結果、前記出力信号は前記第2の入力信号を表わし、 前記スイッチ手段は、前記閾値レベルを超える前記第2
の入力信号の前記信号レベルに応答して、前記第1の状
態から出て前記第2の状態に入り、 前記再トリガ可能なタイミング手段は、前記第1の状態
の間に発生する前記第2の信号源の信号に応答して前記
タイミング期間のタイミングを開始し、前記第2の状態
の間に発生する前記第2の信号源の信号に応答して前記
タイミング期間を延長し、 前記スイッチ手段は、前記第2の入力信号の前記信号レ
ベルが前記タイミング期間の間に前記閾値レベル以下に
なった時、前記第2の状態から出て前記第1の状態に入
り、 前記第1の信号源の前記第1のソース・インピーダンス
は、前記出力の前記特性インピーダンスよりも相当に小
さく且つ前記第2の信号源の前記第2のソース・インピ
ーダンスよりも相当に大きい、前記信号源選択装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/705,613 US5180934A (en) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | Self-enabling data-collision avoidance arrangement using a peak detector |
US705613 | 1996-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715449A true JPH0715449A (ja) | 1995-01-17 |
JP2691958B2 JP2691958B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=24834229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4178792A Expired - Fee Related JP2691958B2 (ja) | 1991-05-28 | 1992-05-27 | 信号源選択装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5180934A (ja) |
JP (1) | JP2691958B2 (ja) |
KR (1) | KR100243632B1 (ja) |
CN (1) | CN1073250C (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3952212A (en) * | 1974-06-05 | 1976-04-20 | Rockwell International Corporation | Driver circuit |
JPS54156529A (en) * | 1978-05-31 | 1979-12-10 | Nippon Chemical Ind | Camera power supply circuit |
US4503513A (en) * | 1980-08-04 | 1985-03-05 | General Motors Corporation | Radio receiver system including a control unit and a remote unit |
US4390988A (en) * | 1981-07-14 | 1983-06-28 | Rockwell International Corporation | Efficient means for implementing many-to-one multiplexing logic in CMOS/SOS |
JPS5848144U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | アルプス電気株式会社 | 高周波スイツチ回路装置 |
JPS6030215A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | Toshiba Corp | Cmos論理回路 |
US4617473A (en) * | 1984-01-03 | 1986-10-14 | Intersil, Inc. | CMOS backup power switching circuit |
FR2589654B1 (fr) * | 1985-10-30 | 1993-09-10 | Bendix Electronics Sa | Procede et dispositif de transmission simultanee de deux informations sur une meme ligne electrique suivant des sens opposes |
US4712026A (en) * | 1986-11-04 | 1987-12-08 | Motorola, Inc. | Delay circuit |
JPH0179141U (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-26 | ||
US4894565A (en) * | 1988-08-11 | 1990-01-16 | American Microsystems, Inc. | Asynchronous digital arbiter |
-
1991
- 1991-05-28 US US07/705,613 patent/US5180934A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-25 KR KR1019920008828A patent/KR100243632B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-05-25 CN CN92103940A patent/CN1073250C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-27 JP JP4178792A patent/JP2691958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
US5180934A (en) | 1993-01-19 |
CN1067345A (zh) | 1992-12-23 |
KR100243632B1 (ko) | 2000-02-01 |
CN1073250C (zh) | 2001-10-17 |
JP2691958B2 (ja) | 1997-12-17 |
KR920022715A (ko) | 1992-12-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |