JPH07105803B2 - 同時双方向トランシーバ - Google Patents

同時双方向トランシーバ

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JPH07105803B2
JPH07105803B2 JP4092738A JP9273892A JPH07105803B2 JP H07105803 B2 JPH07105803 B2 JP H07105803B2 JP 4092738 A JP4092738 A JP 4092738A JP 9273892 A JP9273892 A JP 9273892A JP H07105803 B2 JPH07105803 B2 JP H07105803B2
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transceiver
output
voltage
driver
resistor
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    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/01759Coupling arrangements; Interface arrangements with a bidirectional operation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
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    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にデジタル通信に関
し、更に詳しくは同時デジタル・データ通信のための双
方向バス構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル・データ通信システムで
は、1つ或いは複数のデータ・バスが種々のサブシステ
ム間において通信を司る。各データ・バスは一般に8、
16、32、64或いは更に多くの固有のデータ経路を
有し、これらは実質的にワイヤ配線或いは半導体配線に
より構成される。
【0003】更に、データ・バスは単方向或いは双方向
である。単方向構成では、データ・バスは情報を単方向
にだけ転送するように適合される。しばしばドライバが
データ・バスの一方の終端上に存在し、互換のレシーバ
が他の終端上に存在する。
【0004】従来の実施例では、ドライバは伝統的にレ
シーバよりも大きな電力を必要とする。その結果、設計
者は電力消費に配慮し、しばしばドライバの設計に焦点
を置く。電力消費を減少させ、性能を向上させるため
に、よく知られる" プッシュ・プル"ドライバが一般に
使用される。
【0005】様々なプッシュ・プル・ドライバが種々の
半導体製造メーカから販売されている。例えば、モデル
Am26LS31プッシュ・プル・ドライバが現在、Ad
vanced Micro Devices社、USAから提供されている。
また、モデルSN74S240プッシュ・プル・ドライ
バが Texas Instruments社、USAから提供されてい
る。
【0006】データ・バスの双方向構成においては、デ
ータは双方向に転送される。双方向構成はしばしば、デ
ータ・バスと入出力装置との間の相互接続数を減少させ
るために使用されている。本質的にデータ・バスは、共
用データ・バスを介し、入出力装置を含む種々のサブシ
ステム間における通信を提供する" パーティ・ライン"
として機能する。双方向データ・バスはドライバとレシ
ーバの両者、或いは一体的に"トランシーバ"をデータ・
バスの各終端に有する。Henze 等による米国特許第45
73168号は、モデルAm26L532ドライバ及び
モデルAm26L532レシーバを開示しており、これ
らは組み合わされて双方向データ・バスの終端にトラン
シーバとして使用される。更に、Lauffer等 による米国
特許第4713827号はデータ・バス上で使用される
双方向トランシーバを示している。
【0007】更に、従来のデータ・バスの各データ経路
は本質的に伝送ラインの特性を表す。従って、特性イン
ピーダンスZ0 がデータ・バスを特性化するために規定
される。特性インピーダンスZ0 は伝導性及び絶縁性の
材料の選択、伝導体のスペーシング、及びデータ・バス
の電気的特性に影響を与える他のファクタにより設計及
び製造の間に規定される。
【0008】2つのサブシステム間においてデータ・バ
ス上を情報が伝送される時、データ・バスの"リンギン
グ"を阻止することが非常に重要である。すなわち、ド
ライバ及びレシーバからの不要な電気的反射により生成
されるノイズを最小化することである。リンギングはノ
イズ・マージンを減少させ、純性能に影響を及ぼす。ド
ライバが動作中は、電気的終端或いは基準ノード(これ
は典型的にはグランドである)へのシンク(sink)が最
適にレシーバに設けられ、これらの反射を除去する。こ
の目的のために、データ・バス上の各伝送ラインの特性
インピーダンスZ0 は、典型的にはデータ・バス及び基
準ノードに接続される実質的に等価な負荷インピーダン
スと一致させられている。ほとんどのデータ・バスは5
0オームから200オームの範囲の特性インピーダンス
0を有する伝送ラインを有する。
【0009】この他には、Lauffer等による米国特許第
4713827号、及びWilson による米国特許第49
12724号がマッチング抵抗を使用する双方向バス構
成を開示している。この抵抗は伝送中における反射を防
止するためにラインを効果的に終端する。
【0010】従来の双方向データ・バス構成は入出力接
続及び他のコンピュータ・ハードウェアを減少させる
が、このバス構成はコンピュータ・サブシステム間にお
けるデータの対話速度を減少させる。特に、これらの構
成においては一般的にデジタル情報の同時交換は提供さ
れず、また提供するものについては、電力効率及び十分
なノイズ・マージンを考慮した方法により同時通信を行
うことができない。
【0011】IBM Technical Disclosure Bulletin、Vo
l.23、No.4、pp.1435-1437、September 1980に記載され
ているA.Y.Chang及びP.J.Pandya による記事" 同時双方
向トランシーバ回路(Simultaneous Bidirectional Tra
nsceiver Circuit)"では、単一ワイヤ上においてデジ
タル情報を同時転送及び受信可能な双方向トランシーバ
回路を表している。ここでは電流源を有する特殊なドラ
イバが使用されている。
【0012】しかしながら、これらの開示されたトラン
シーバは残念ながら(1)ノイズを生成し且つ他の近隣
のレシーバを乱すグランド電流を誘導し、(2)大きな
電力を消費し(平均電力消費は約105ミリワット)、
(3)スイッチング・ノイズに対して敏感である、すな
わちデータが論理ハイ("1")から論理ロウ("0")或
いはその逆にその状態をスイッチする際にノイズが生成
される。
【0013】Cavaliere 等による米国特許第46988
00号は前述の記事の中で開示されたトランシーバ回路
と非常に類似した同時双方向トランシーバ回路を開示し
ている。実際に、A.Y.Chang はこの特許の共同著者であ
り共同発明者である。この特許は前述の記事の中で開示
されたトランシーバ回路の改善形と思われる。更に詳し
くは、この特許は電力消費を低下させるトランシーバ回
路を開示する(約75ミリワット平均電力)。
【0014】しかしながら、電流源を有する特殊なドラ
イバが依然としてこれらの権利化されたトランシーバ回
路においては使用されている。更に、トランシーバ回路
の特殊なドライバは、従来のプッシュ・プル・ドライバ
よりも大きな電力を消費する。最終的にノイズ・マージ
ンは依然として理想的なものとはならない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は低電力及び十分なノイズ・マージンにより同時通信を
達成する双方向データ・バス・トランシーバ構成を提供
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は同時双方向バス
・トランシーバ及びその方法に関する。双方向バス・ト
ランシーバが、コンピュータ・システムにおけるデータ
或いは制御ラインなどの通信ラインの各終端に配置され
る。双方向バス・トランシーバはドライバ及びレシーバ
を有する。
【0017】通信ラインの一方の終端において、局所ト
ランシーバが関連するドライバを介し、通信ラインの他
端の遠隔トランシーバに論理信号を送信する。同時に局
所トランシーバは関連するレシーバを介し、遠隔トラン
シーバからの論理信号を受信する。
【0018】本発明によれば、差動電流スイッチが各ト
ランシーバのレシーバに設けられる。差動電流スイッチ
は、通信ラインと等価な抵抗値を有し、通信ラインの終
端に接続される抵抗の両端の信号を比較するように構成
される。抵抗の両端の信号を比較することにより、差動
電流スイッチは遠隔ドライバの論理状態に一致する出力
を抽出する。
【0019】
【実施例】図1は双方向バス・トランシーバ104と通
信する双方向バス・トランシーバ102のブロック図を
示す。本発明によれば、トランシーバ102及び104
は特性インピーダンスZ0 を有する同一のデータ経路1
06を通じて、同時にデータをドライブ及び受信でき
る。
【0020】トランシーバ102及び104は実質的に
同じである。従って、トランシーバ102の構成に関す
る直接的議論はトランシーバ104にも当てはまる。更
に図1で示されるように、同様の参照番号が構成要素の
識別に対して使用されている。
【0021】トランシーバ102は従来のドライバ10
8及び新規なレシーバ110とにより構成される。実施
例ではドライバ108はプッシュ・プル・ドライバであ
る。これはその効率的な電力特性を考慮したからであ
る。抵抗R0 はインピーダンスZ0 を有し、ドライバ1
08及びデータ経路106に直列に接続され、データ経
路106上における不要な反射(リンギング)を防止す
る。トランシーバ102の前述の要素は必要に応じて、
全体的或いは部分的に、集積回路(IC)上に配置され
る。
【0022】実施例では、プッシュ・プル・ドライバ1
08は論理ハイとして+0.5V、論理ロウとして−
0.5Vの出力電圧をライン112上に駆動できる。レ
シーバ110においては、出力電圧は抵抗R1及びR2
で構成される電圧分割器により半分に分圧される。これ
らの抵抗は等しい抵抗値を有し、ノード114に+0.
25V或いは−0.25Vを提供する。
【0023】差動電流機構116はノード114の電圧
とデータ経路106の終端電圧とを比較することによ
り、レシーバ110の出力を提供する。終端電圧は抵抗
3 を介し多少変更される。差動電流機構116の機能
について、次に簡単に述べる。ノード114(−IN)
の電圧がノード118の電圧よりも大きいと、差動電流
機構116は論理ロウ(−INに対応)をレシーバ11
0の出力として提供する。それに対し、ノード118
(+IN)の電圧がノード114の電圧よりも大きい
と、差動電流機構116は論理ハイ(+INに対応)を
レシーバ110の出力として提供する。
【0024】図1の回路の特定な実施例は、ドライバ1
08及び128により出力される定状状態論理の4つの
可能な組合せを考慮して説明される。図1の回路のそれ
ぞれ別のロケーションにおける論理状態及び定状状態信
号応答を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示すように、各トランシーバ102
及び104におけるレシーバ110及び120の出力
は、他方のトランシーバ内のプッシュ・プル・ドライバ
と同じ論理レベルを示す。換言すれば、データ経路10
6の一方の終端上のドライバは常に他端のレシーバと同
じ論理位相にある。従って、データ経路106上におい
て同時通信が発生する。
【0027】本発明の動作を更に理解するために、表1
の値の由来に関する回路分析について次に示す。
【0028】データ経路の抵抗値は相対的に無視できる
ため、考察しないことにする。トランシーバ102及び
104は実質的に同一なため、ノード118及び128
の定常状態電圧、すなわちそれぞれの差動電流機構11
6及び126の正入力(+IN)は実質的に等価であ
る。更に、ノード114及び124の電圧、すなわちそ
れぞれの差動電流機構116及び126の負入力(−I
N)は、対応するドライバ108或いは128の出力電
圧の半分である。
【0029】レシーバ110及び120の中心部は差動
電流機構116及び126内に存在する。差動電流機構
116及び126を構成する特定の回路には様々な形式
がある。本説明において述べられている機能を有する差
動電流機構であれば、どのような形式のものでも使用可
能である。次に示す説明は表1の行に直接対応するもの
である。
【0030】両ドライバ108及び128が+0.5V
すなわち論理ハイを出力すると、両レシーバ110及び
120は同時通信の発生により論理ハイを出力する。こ
の場合、+0.5Vがトランシーバ102のライン11
8(トランシーバ1の+IN)及びトランシーバ104
のライン128(トランシーバ2の+IN)に現れる。
更に、+0.25Vがトランシーバ102のノード11
4(トランシーバ1の−IN)及びトランシーバ104
のノード124(トランシーバ2の−IN)に現れる。
ここで両トランシーバ102及び104において、+I
Nにおける電圧は−INにおける電圧よりも大きい。こ
れらの電圧により誘導される差動電流により、差動電流
機構116及び126は+IN>−INに対応して論理
ハイを示す。
【0031】ドライバ108及び128が論理ロウとし
て−0.5Vを出力すると、両レシーバ110及び12
0は適切な同時通信の発生として論理ロウを出力する。
この場合、−0.5Vがトランシーバ102のライン1
18(トランシーバ1の+IN)及びトランシーバ10
4のライン128(トランシーバ2の+IN)に現れ
る。更に、−0.25Vがトランシーバ102のノード
114(トランシーバ1の−IN)及びトランシーバ1
04のノード124(トランシーバ2の−IN)に現れ
る。ここで両トランシーバ102及び104において、
−INにおける電圧は+INにおける電圧よりも大き
い。これらの電圧により誘導される差動電流により、差
動電流機構116及び126は−IN>+INに対応し
て論理ロウを示す。
【0032】ドライバ128が論理ロウである−0.5
Vを出力する一方で、ドライバ108が論理ハイである
+0.5Vを出力すると、レシーバ120は論理ハイ
を、またレシーバ110は論理ロウを出力しなければな
らない。この場合、0.0Vがトランシーバ102のラ
イン118(トランシーバ1の+IN)及びトランシー
バ104のライン128(トランシーバ2の+IN)に
現れる。更に、+0.25Vがトランシーバ102のノ
ード114(トランシーバ1の−IN)に、また−0.
25Vがトランシーバ104のノード124(トランシ
ーバ2の−IN)に現れる。これらの電圧により誘導さ
れる差動電流により、差動電流機構116及び126は
それぞれ、論理ロウ(−IN>+IN)及び論理ハイ
(+IN>−IN)を示す。
【0033】ドライバ128が論理ハイである+0.5
Vを出力する一方で、ドライバ108が論理ロウである
−0.5Vを出力すると、レシーバ120は論理ロウ
を、またレシーバ110は論理ハイを出力しなければな
らない。この場合、0.0Vがトランシーバ102のラ
イン118(トランシーバ1の+IN)及びトランシー
バ104のライン128(トランシーバ2の+IN)に
現れる。更に、−0.25Vがトランシーバ102のノ
ード114(トランシーバ1の−IN)に、また+0.
25Vがトランシーバ104のノード124(トランシ
ーバ2の−IN)に現れる。これらの電圧により誘導さ
れる差動電流により、差動電流機構116及び126は
それぞれ、論理ハイ(+IN>−IN)及び論理ロウ
(−IN>+IN)を示す。
【0034】図2は本発明による図1のトランシーバ内
のデータ・レシーバ110のブロック図を表す。レシー
バ110は差動電流スイッチ及びフィードバック回路を
有する差動電流機構116により構成される。
【0035】差動電流スイッチは差動電流機構116の
ノード114及び118における相補型入力(+IN、
−IN)の論理状態に基づき、レシーバ110の−OU
T及び+OUTに差動出力を提供する。差動電流スイッ
チはスイッチング素子S1−S5 及び抵抗R4−R8によ
り構成される。スイッチング素子S1−S5は数多くの形
式を取ることが可能であり、これらにはnpnトランジ
スタ、pnpトランジスタ、MOSFETなどが含まれ
る。
【0036】差動電流機構116の入力+IN及び−I
N間の差動電圧の振幅は、表1から分かるように0.2
5V(|+IN−(−IN)|)である。従来のプッシ
ュ・プル・ドライバでは、レシーバにおける差動電圧の
振幅は0.5Vである。こうした低電圧振幅はネットワ
ーク固有のノイズに非常に近い値である。従って、補償
回路がノイズ・マージンを上げるために最適に組み込ま
れる必要がある。
【0037】この目的のために、フィードバック回路が
設けられ、スイッチング素子S6−S10及び抵抗R9−R
11により構成される。スイッチング素子S1−S5と同様
に、スイッチング素子S6−S10 は多くの形式を取るこ
とが可能であり、これらにはnpnトランジスタ、pn
pトランジスタ、MOSFETなどが含まれる。フィー
ドバック回路は実質的に電流をレシーバ110の出力
(−OUT、+OUT)から差動電流スイッチの入力へ
帰還し、差動電流機構116への入力(−IN、+I
N)の差動電圧レベルを効果的に増幅する。パワー・フ
ィードバックはノード114及び118における差動電
圧レベルを持ち上げることにより、実質的により大き
な、より十分なノイズ・マージンを提供する。実施例で
は、フィードバック回路は差動電圧レベルを少なくとも
0.1V上昇させる。
【0038】図2を参照すると、差動電流スイッチは次
のように動作する。ドライバ108及び遠隔ドライバの
両方が論理ハイである+0.5Vを出力すると、レシー
バ110は論理ハイを出力する必要がある。
【0039】この状態において、+0.5Vがノード1
18(+IN)に現れる。更に、+0.25Vがノード
114(−IN)に現れる。その結果、スイッチング素
子S1はターン・オフされ、一方スイッチング素子S2
ターン・オンされる。スイッチング素子S3、抵抗R4
制御電圧VX、及びバイアス電圧VEE の組合せにより、
従来より知られている定電流源が構成され、スイッチン
グ素子S1 或いはS2を通じて流れる電流を維持する。
この状態においては、定電流源は電流路として作用する
スイッチング素子S2を通じて流れる電流値を一定に維
持する。
【0040】スイッチング素子S4及び抵抗R5の組合
せ、及びスイッチング素子S5 及び抵抗R6 の組合せ
は、よく知られるエミッタ・フォロアとして機能する。
エミッタ・フォロアは電圧変換を実施し、良好なドライ
ブ能力を提供する。
【0041】スイッチング素子S1はターン・オフされ
るので、抵抗R7を通じて流れる電流は生じない。ノー
ド202における電圧は、VCCに等しい。更に、スイッ
チング素子S2はターン・オンされるため、電流源から
の電流は抵抗R8を通じて流れる。これにより抵抗R8
において電圧降下が生じ、従ってノード204の電圧は
ノード202の電圧よりも低くなる。ノード202及び
204における電圧は、エミッタ・フォロアS4、R5
及びS5、R6を通じてシフト・ダウンされる。その結
果、高電圧信号がレシーバ110の+OUTに、また低
電圧信号が−OUTに現れる。
【0042】本構成においては、+OUTにおける電圧
出力は−OUTにおける電圧出力よりも大きいため、本
実施例におけるレシーバ110の出力は論理ハイと定義
される。換言すれば、実施例において、正出力及び負出
力は集合的に、レシーバ110の全体的な論理出力を特
定する差動を決定する。しかしながら、+OUT及び−
OUT出力は独立にレシーバ110の論理出力を決定す
るのである。
【0043】ドライバ108及び遠隔ドライバの両方が
論理ロウである−0.5Vを出力すると、レシーバ11
0は論理ロウを出力する必要がある。この状態におい
て、−0.5Vがライン118(+IN)に現れる。更
に、−0.25Vがノード114(−IN)に現れ、そ
の結果、スイッチング素子S1 はターン・オンされて電
流の流路を提供し、一方スイッチング素子S2 はターン
・オフされるのである。
【0044】この場合、電流は抵抗R7を通じて流れ、
8へは流れない。ノード202の電圧はノード204
の電圧よりも低くなる。エミッタ・フォロアによる電圧
変換の後、レシーバ110の−OUTにおける電圧より
も低い電圧信号が+OUTに現れ、論理ロウを示すので
ある。
【0045】ドライバ108が論理ハイである+0.5
Vを出力し、一方、遠隔ドライバが論理ロウである−
0.5Vを出力すると、レシーバ110は論理ロウを出
力する。この場合、0.0Vがライン118に生じる。
更に、+0.25Vがノード114に生じる。その結
果、スイッチング素子S1 はターン・オンされ、スイッ
チング素子S2はターン・オフされるのである。
【0046】従って、電流は抵抗R7を通じて流れ、R8
へは流れない。ノード202の電圧はノード204の電
圧よりも低くなる。エミッタ・フォロアによる電圧変換
の後、レシーバ110の−OUTにおける電圧よりも低
い電圧信号が+OUTに現れ、論理ロウを示すのであ
る。
【0047】ドライバ108が論理ロウである−0.5
Vを出力し、一方、遠隔ドライバが論理ハイである+
0.5Vを出力すると、レシーバ110は論理ハイを出
力する必要がある。この場合、0.0Vがライン118
に生じ、−0.25Vがノード114に生じる。その結
果、スイッチング素子S1 はターン・オフされ、スイッ
チング素子S2はターン・オンされる。
【0048】スイッチング素子S1がターン・オフされ
るため、抵抗R7を通じては電流は流れない。ノード2
02の電圧はVCC に等しくなる。更に、スイッチング
素子S2はターン・オンされ、電流は電流源から抵抗R8
を通じて流れる。これにより抵抗R8 において電圧降
下が生じ、従ってノード204の電圧はノード202の
電圧よりも低くなる。ノード202及び204における
電圧は、エミッタ・フォロアS4、R5及びS5、R6
を通じてシフト・ダウンされる。その結果、高電圧信号
がレシーバ110の+OUTに、また低電圧信号が−O
UTに現れる。
【0049】上述のように、フィードバック回路はスイ
ッチング素子S6−S10及び抵抗R9−R 11から成り、ノ
イズ・マージンを拡張する。フィードバック回路におい
て、定電流源がスイッチング素子S10、抵抗R11、制御
電圧VX、 及びバイアス電圧VEEにより構成される。更
に、スイッチング素子S6及び抵抗R9の組合せ、及びス
イッチ素子S7及び抵抗R10 の組合せは、それぞれエミ
ッタ・フォロアとして機能する。定電流源及びエミッタ
・フォロアの機能及び相互関係について次に説明する。
【0050】差動電流スイッチにより実際に論理ハイを
示す正電圧出力+OUT(或いは+OUT>−OUTの
場合)が生成されると、出力+OUT及び−OUTにお
ける出力電圧はエミッタ・フォロアによりノード206
及び208に変換され、ノード206の電圧はノード2
08よりも高く維持される。その結果、スイッチング素
子S8 がターン・オンされ、電流源S10、R11及びノー
ド114(−IN)の間に電流路が提供される。電流は
電流源から抵抗R1及びR2を通じて流れ、ノード114
において電圧降下が生じる。これは入力+IN及び−I
Nにおける元の差動入力電圧を更に助長させ、ノイズ・
マージンを改善する。
【0051】反対に、入力+IN及び−INの間の負の
差動信号(−IN>+IN)から、差動電流スイッチに
より実際に論理ロウを示す負電圧出力−OUT(ここで
−OUT>+OUT)が生成されると、フィードバック
回路において出力電圧はスイッチング素子S9をトリガ
する。その結果、スイッチング素子S9がターン・オン
し、電流が電流源とノード118との間を流れる。この
電流は電流源から抵抗R3 を通じて流れ、ノード118
に電圧降下が生じる。総括的観点から見ると、差動電流
スイッチは抵抗R0 に加わる差動電圧により最初にトリ
ガされ、次にフィードバック回路が入力+IN及び−I
Nにおける元の入力信号を増幅する。
【0052】表2は図2の実施例における特定の回路素
子の定数を示す。但し、本発明により、この他の数多く
の実施例が可能であり、また教示される。
【0053】
【表2】
【0054】表2の回路素子定数を使用すると、本発明
のトランシーバは従来知られる他のトランシーバに比較
して、低電力で動作する。本発明によるトランシーバは
平均消費電力約30ミリワットで動作する。
【0055】更に、本発明の新規レシーバにおけるフィ
ードバック回路の結果、ノイズ・マージンが増加され、
低電力レベルによる論理状態の通信を可能とする。フィ
ードバックの使用により、ノイズ・マージンは公称22
0ミリボルトである。
【0056】以上、本発明は特に実施例を参照しながら
示され、また述べられてきたが、当業者には理解される
ように、本発明の精神及び範中を逸脱することなく、そ
の形式には様々な変更が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一ワイヤなどの同一データ経路上において、デジタル
・データの転送及び同時受信を提供することができる。
言うまでもなく、この経路に沿って通信されるデジタル
信号は実際のデータである必要はなく、例えば制御信号
或いは他のデジタル信号であっても良い。
【0058】本発明は入出力相互接続数及び関連するハ
ードウェアを減少させ、従ってコストを低下させる。
【0059】また本発明は低電力による同時バス通信を
提供する。この目的のために、従来より使用可能なプッ
シュ・プル・ドライバが本発明により使用される。従来
のプッシュ・プル・ドライバは他のドライバに比較して
低電力レベルで動作する。
【0060】本発明の新規レシーバにおけるフィードバ
ック回路により、ノイズ・マージンが増加され、論理状
態を低電力レベルにより通信可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプッシュ・プル・ドライバを有す
る同時双方向バス・トランシーバのブロック図である。
【図2】本発明による図1のトランシーバ内の新規レシ
ーバのブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・ジグマント・マスジンスキ ー アメリカ合衆国ニューヨーク州、ウェス ト・ハレイ、プリザント・リッジ・ロード 7番地 (56)参考文献 欧州特許出願公開405743(EP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライバと、 前記ドライバと通信ラインの一方の端部との間に接続さ
    れ、前記通信ラインの特性インピーダンスに等しい抵抗
    値を有する抵抗と、 前記抵抗の両端部に接続された2つの入力を有し、前記
    抵抗の両端信号を比較し、前記通信ラインの他方の端部
    に接続された遠隔ドライバの論理状態と一致する出力を
    抽出する差動電流スイッチを有するレシーバと、を有る
    データ・バス・トランシーバにおいて、 前記差動電流スイッチは、前記抵抗の両端の信号差によ
    り選択的にスイッチされる第1の定電流源を含み、前記
    抵抗は非反転正出力を提供するように構成される第1の
    エミッタ・フォロアと、反転負出力を提供するように構
    成される第2のエミッタ・フォロアとの間に配置され、
    前記正出力及び負出力は共同で前記差動電流スイッチの
    出力を規定し、 前記レシーバが前記差動電流スイッチにフィードバック
    を提供するフィードバック回路を有し、前記フィードバ
    ック回路は、 前記差動電流スイッチの2つの入力に接続され、前記2
    つの入力間の信号差により選択的にスイッチされる第2
    の定電流源と、 前記第1のエミッタ・フォロアの出力および前記2つの
    入力の一方の入力に接続され、前記正出力が前記負出力
    よりも大きい場合に前記一方の入力への電流を増加させ
    る第3のエミッタ・フォロアと、 前記第2のエミッタ・フォロアの出力および前記2つの
    入力の他方の入力に接続され、前記負出力が前記正出力
    よりも大きい場合に前記他方の入力への電流を増加させ
    る第4のエミッタ・フォロアと、を含むことを特徴とす
    るトランシーバ。
JP4092738A 1991-05-24 1992-04-13 同時双方向トランシーバ Expired - Lifetime JPH07105803B2 (ja)

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