JPH07154453A - 無線通信機能付き電話機 - Google Patents

無線通信機能付き電話機

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Publication number
JPH07154453A
JPH07154453A JP29874393A JP29874393A JPH07154453A JP H07154453 A JPH07154453 A JP H07154453A JP 29874393 A JP29874393 A JP 29874393A JP 29874393 A JP29874393 A JP 29874393A JP H07154453 A JPH07154453 A JP H07154453A
Authority
JP
Japan
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cordless
mobile station
telephone
data
function
Prior art date
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Pending
Application number
JP29874393A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kobayashi
浩一 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29874393A priority Critical patent/JPH07154453A/ja
Publication of JPH07154453A publication Critical patent/JPH07154453A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、移動局(コードレス子機)が充電中
にある状態であっても、基地局(コードレス親機)に対
して発信することを可能にする。 【構成】公衆回線に接続されたコードレス親機10及び
コードレス子機12によって構成される無線通信機能付
き電話機において、コードレス子機12は、外部のパソ
コン18とパソコン18によって制御されるデータ通信
用モデム16を介して接続可能なマイク・イヤホンジャ
ック38と、パソコン18が接続されていることを検出
する検出部46と、コードレス子機12が子機載置台5
0に載置されている際に外部から供給される電力を充電
する電源制御部40と、電源制御部40によって電力が
充電されている際に、検出部46によってパソコン18
が接続されていることが検出された場合に、コードレス
親機10に対する電話機能を実行可能とするマイコン3
2とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線を利用した移動体
通信機器、例えばコードレス電話機、自動車電話機、携
帯電話機等の無線通信機能付き電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線を利用した移動体通信機
器、例えばコードレス電話機の移動局(コードレス子
機)は、使用しない場合には、内蔵された二次電池(バ
ッテリ)を充電するために載置台に置かれている。
【0003】コードレス親機(基地局)から呼出しを行
なう場合、コードレス子機は、載置台に置かれた充電中
の状態であっても、また載置台になく単体で置かれてい
る状態であっても、呼出し音の発生や呼出しを示すLE
D等を表示するなどの受信動作を行なう。
【0004】一方、コードレス子機からコードレス親機
の呼出しを行なう場合、コードレス子機は、載置台から
外された状態でダイヤルボタンの操作が行なわれる。す
なわち、コードレス子機は、一旦、充電動作が中断され
て操作される。
【0005】ところで、近年では、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置とデータ通信用モデムを用いて、
公衆回線を介してデータ通信を行なう、例えばパソコン
通信等が盛んに行なわれている。この場合、パーソナル
コンピュータは、データ通信用モデム、電話機を介して
公衆回線と接続される。
【0006】また、移動体通信を使ったデータ通信も行
なわれている。この場合、パーソナルコンピュータは、
データ通信用モデム、コードレス子機、コードレス親機
を介して公衆回線と接続される。この構成では、例えば
コードレス子機に設けられたマイク・イヤホンジャック
とデータ通信用モデムのモジュラージャックとが専用ケ
ーブルで接続される。データ通信用モデムからの出力信
号は、コードレス子機に入力され、親子機間で確立され
る通信チャンネルを介して親機に送信される。
【0007】コードレス電話機では、コードレス子機か
ら公衆回線に接続された相手先と回線を接続する場合、
まずコードレス子機の「外線ボタン」が押される。「外
線ボタン」が押されると、コードレス親子機間の通信チ
ャンネルが確立され、さらに公衆回線と接続されてダイ
ヤルトーンが発せられる。ここで、コードレス子機は、
ダイヤルボタンが押されると、親子機間で定められた特
別なプロトコル(ローカルコマンド)に従って、入力さ
れた電話番号をコードレス親機に送信する。コードレス
親機は、コードレス子機から伝達された電話番号に応じ
て、公衆回線にダイヤル信号を送出し、データ通信の相
手先と回線を接続した状態にする。ここで、パーソナル
コンピュータと相手先との間でデータ通信が可能とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の無線
通信機能付き電話機では、コードレス子機を介してデー
タ通信を行なう場合には、コードレス子機に対するボタ
ン操作が必要となる。すなわち、コードレス子機を載置
台から一旦外してから操作しなければならない。
【0009】データ通信を行なう際には、コードレス子
機に設けられた通話に用いるスピーカ及びマイクを使用
しないため、コードレス子機を載置台から外す必要が必
ずしもなく、コードレス子機を載置台に置いたままで利
用することが好ましい。しかしながら、従来のコードレ
ス子機(移動局)は、載置台から外して充電状態を中断
させた後、ダイヤル操作するように構成されているの
で、データ通信を行なう場合であっても同様に操作する
必要があり、非常に繁雑な操作となっていた。
【0010】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、移動局(コードレス子機)が充電中にある
状態であっても、基地局(コードレス親機)に対して発
信することが可能な無線通信機能付き電話機を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆回線に接
続された基地局、及び前記基地局と無線によって通信を
行なう移動局によって構成される無線通信機能付き電話
機において、前記移動局は、外部の情報処理機器と同情
報処理機器によって制御されるデータ通信用モデムを介
して接続可能なインタフェースと、前記インタフェース
に前記情報処理機器が接続されていることを検出する検
出手段と、移動局が載置されている際に外部から供給さ
れる電力を、移動局が動作するために充電する電源制御
手段と、前記電源制御手段によって電力が充電されてい
る際に、前記検出手段によって前記情報処理機器が前記
インタフェースに接続されていることが検出された場合
に、前記基地局に対する電話機能を実行可能とする移動
局制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】また本発明は、公衆回線に接続された基地
局、及び前記基地局と無線によって通信を行なう移動局
によって構成される無線通信機能付き電話機において、
前記移動局は、外部の情報処理機器と同情報処理機器に
よって制御されるデータ通信用モデムを介して接続可能
なインタフェースと、前記インタフェースに前記情報処
理機器が接続されていることを検出する検出手段と、移
動局が載置されている際に外部から供給される電力を移
動局が動作するために充電すると共に、充電された電力
が電話機能を実行するために必要な容量が不足であるか
を検査する電源制御手段と、前記電源制御手段によって
電力が充電されている際に、前記検出手段によって前記
情報処理機器が前記インタフェースに接続されているこ
とが検出された場合に、前記基地局に対する電話機能を
実行可能とし、前記電源制御手段によって容量が不足で
あると判別された際に電話機能を停止させる移動局制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】また本発明は、公衆回線に接続された基地
局、及び前記基地局と無線によって通信を行なう移動局
によって構成される無線通信機能付き電話機において、
前記移動局は、外部の情報処理機器と、データ通信の実
行を指示するデータを含む制御データの送受が可能とな
るように接続可能なインタフェースと、前記インタフェ
ースを介して得られる前記制御データを所定のデータに
変換するデータ変換手段と、移動局が載置されている際
に外部から供給される電力を、移動局が動作するために
充電する電源制御手段と、前記電源制御手段によって電
力が充電されている際に、前記データ変換手段によって
得られたデータがデータ通信の実行を指示する場合に、
前記基地局に対する電話機能を実行可能とする移動局制
御手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】さらに、前記データ変換手段は、前記情報
処理機器が前記公衆回線を介してデータ通信を行なうた
めに用いるデータ通信用モデムの機能をさらに具備した
ことを特徴とする。
【0015】
【作用】このような構成によれば、移動局(コードレス
子機)を動作させるための電力を充電中の場合、すなわ
ち移動局が電力を供給するための載置台(充電器)に載
置された場合でも、データ通信を行なう際には、基地局
に対する電話機能の実行が可能となる。従って、載置台
から移動局を取り上げる必要がないデータ通信を行なう
場合では、操作性が向上される。
【0016】データ通信を行なうことは、データ通信用
モデムを介して情報処理機器が接続されたか否かを検出
する、あるいは情報処理機器からデータ通信の実行を指
示する制御データを送出させ、移動局で処理可能なデー
タに変換してこの旨を検出することで実現される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例に係わる無線通信機能
付き電話機の構成を示すブロック図、図2は本発明によ
る通信システムの外観構成を示す図である。図1に示す
ように第1実施例の無線通信機能付き電話機は、コード
レス親機10、コードレス子機12によって構成され
る。コードレス親機10が公衆回線14に接続され、コ
ードレス子機12は、コードレス親機10を介して公衆
回線14に接続された相手先(ホスト局等)と通信(通
話)が可能となる。また、コードレス子機12は、デー
タ通信用モデム16を介してパーソナルコンピュータ1
8(以下、パソコンと称する)に接続されている。
【0018】コードレス親機10は、コードレス子機1
2に設けられた無線ユニット30との間で、所定のプロ
トコルによってデータの送受信を行なう。第1実施例で
は、MCA(Multi channel access)方式によって通信
を行なうものとする。すなわち、制御チャンネルを通し
て送られる発呼信号に応じて、複数の通話チャンネルか
ら通話に使用すべき通話チャンネルを指定することによ
り、通信チャンネルが確立される。
【0019】コードレス親機10は、無線ユニット2
0、スピーチネットワーク21、親子機間用モデム2
2、マイクロコンピュータ23(以下、マイコンと称す
る)、ダイヤルボタン24、マイク25、スピーカ2
6、及びアンテナ27が設けられている。
【0020】無線ユニット20は、コードレス子機12
に設けられた無線ユニット30との間で、所定のプロト
コルによってデータの送受信を行なう。第1実施例で
は、MCA(Multi channel access)方式によって通信
を行なうものとする。すなわち、制御チャンネルを通し
て送られる発呼信号に応じて、複数の通話チャンネルか
ら通話に使用すべき通話チャンネル指定することによ
り、通信チャンネルが確立される。
【0021】スピーチネットワーク21は、電話機能を
実現するための基本的な機能が設けられた公衆回線14
とのインタフェースであり、無線ユニット20を介した
コードレス子機12による通話(データ通信)や(従っ
て、NCU(network control unit)の機能を有す
る)、マイク25及びスピーカ26を用いたコードレス
親機10による通話を介するものである。スピーチネッ
トワーク21は、マイコン23によって制御されてお
り、所定のコマンドに応じて公衆回線14に対してダイ
ヤルパルス信号またはトーン信号を公衆回線14に送出
することができる。
【0022】親子機間用モデム22は、コードレス子機
12との間で信号の送受を行なうためのもので、無線ユ
ニット20を介して得られたコードレス子機12からの
データの復調や、マイコン23から出力されるコードレ
ス子機12に送出すべきデータの変調を行なう。
【0023】マイコン23は、親子機間用モデム22に
よる復調によって得られたコードレス子機12からの制
御信号(後述する)の解読、ダイヤルボタン24のボタ
ンが押されることによって発生する信号の検出、スピー
チネットワーク21との各種情報の授受(各種コマンド
の送出、呼び出しの通知等)等を行なう。
【0024】制御信号は、コードレス電話機に設けられ
た機能を実現するための、コードレス親機10とコード
レス子機12との間で送受される信号であり、それぞれ
で扱われるコマンドやデータが親子機間用モデムによっ
て変調されて生成される。
【0025】ダイヤルボタン24は、コードレス親機1
0からダイヤルする際に用いられるもので、0〜9まで
の数字ボタン、「*」「#」ボタンの他に、外線(公衆
回線14)か内線(コードレス子機12)の何れにダイ
ヤルするかなどの各種機能ボタンを含んでいる。ダイヤ
ルボタン24は、マイコン23から各ボタンを走査する
ようにして供給される信号に応じて返される信号によっ
て、何れのボタンが押されているかマイコン23に通知
する。
【0026】マイク25は、スピーチネットワーク21
に接続されており、通話相手に送出する音声を入力する
ものである。スピーカ26は、スピーチネットワーク2
1に接続されており、通話相手からの音声を出力するも
のである。
【0027】コードレス子機12は、無線ユニット3
0、親子機間用モデム31、マイコン32、ダイヤルボ
タン33、マイク36、スピーカ37、マイク・イヤホ
ンジャック38、アンテナ39、電源制御部40、バッ
テリ42、充電端子部44、検出部46によって構成さ
れている。
【0028】無線ユニット30は、コードレス親機10
に設けられた無線ユニット20との間で、所定のプロト
コルによってデータの送受信を行なう。親子機間用モデ
ム31は、コードレス親機10との間で信号の送受を行
なうためのもので、無線ユニット30を介して得られた
コードレス親機10からのデータの復調や、マイコン3
2から出力されるコードレス親機10に送出すべきデー
タの変調を行なう。
【0029】マイコン32は、親子機間用モデム31に
よる復調によって得られたコードレス親機10からの制
御信号の解読、ダイヤルボタン33のボタンが押される
ことによって発生する信号の検出、マイク・イヤホンジ
ャック38からの専用ケーブル39の接続状態を示す信
号に基づくダイヤルボタン33に対する制御、電源制御
部40からの通知に基づく制御等を行なう。
【0030】ダイヤルボタン33は、コードレス子機1
2からダイヤルする際に用いられるもので、0〜9まで
の数字ボタン、「*」「#」ボタンの他に、外線(公衆
回線14)か内線(コードレス子機12)の何れにダイ
ヤルするかなどの各種機能ボタンを含んでいる。ダイヤ
ルボタン33は、マイコン32から各ボタンを走査する
ようにして供給される信号に応じて返される信号によっ
て、何れのボタンが押されているかマイコン32に通知
する。
【0031】マイク36は、無線ユニット30に接続さ
れており、通話相手(コードレス親機10または公衆回
線14を介して)に送出する音声を入力するものであ
る。スピーカ37は、無線ユニット30に接続されてお
り、通話相手からの音声を出力するものである。
【0032】マイク・イヤホンジャック38は、マイク
またはイヤホンジャックを接続するため、さらにデータ
通信用のデータ通信用モデム16(後述する)を専用ケ
ーブルを介して接続するためのものであり、検出部46
(後述する)を介して無線ユニット30、及び親子機間
用モデム31と接続されている。
【0033】データ通信用モデム16は、パソコン18
によるデータ通信用のもので、マイク・イヤホンジャッ
ク38との間が専用ケーブルによって接続されている。
データ通信用モデム16は、例えばICカード型に構成
され(モデムカード)、パソコン18に設けられたIC
カードスロットに装着される。
【0034】パソコン18は、データ通信用モデム16
と接続されており、コードレス子機12、コードレス親
機10、及び公衆回線14を介して相手先とデータ通信
等を行なう。
【0035】電源制御部40は、コードレス子機12全
体の電源制御を行なうもので、バッテリ42に対する充
電を行なう。バッテリ42は、コードレス子機12を動
作させるための電力を蓄積するためのもので、電源制御
部40によって制御される。
【0036】充電端子部44は、子機載置台50にコー
ドレス子機12が載置された際に、この状態を検出する
と共に、電源制御部40と接続され子機載置台50を介
して電力の供給を受けるものである。
【0037】検出部46は、マイク・イヤホンジャック
38に専用ケーブルの端部に設けられたプラグ(図示せ
ず)が挿入されているか検出する機能を持ち、その検出
内容をマイコン32に通知する。
【0038】子機載置台50は、ACアダプタ(図示せ
ず)によって商用電源である交流100Vの電源が所定
の直流電圧に変換された電源に接続されており、コード
レス子機12に対して電力を供給するために用いられ
る。
【0039】データ通信用モデム16は、パソコン18
によるデータ通信用のもので、マイク・イヤホンジャッ
ク38との間が専用ケーブル(コードレス子機12に接
続される側の端部にはマイク・イヤホンジャック38に
接続可能なプラグが設けられている)によって接続され
ている。データ通信用モデム16は、例えばパソコン1
6に内蔵可能な構成であったり、モデムカード(ICカ
ード)として構成され、パソコン16のICカードスロ
ットに装着される構成であっても良い。
【0040】パソコン18は、データ通信用モデム16
を用いて、コードレス子機12、コードレス親機10、
及び公衆回線14を介して相手先とデータ通信等を行な
う。次に、第1実施例の動作について、図3に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。通常、コードレス
子機12のマイコン32は、コードレス子機12が子機
載置台50に設置されている場合(データ通信を行わな
い構成である場合)、コードレス親機10に対する発信
操作を行なわない(ステップA1〜A3)。
【0041】電源制御部40は、充電端子部44を介し
て電力が供給されているかを判別し、マイコン32に通
知している。マイコン32は、電源制御部40から充電
状態を示す信号が入力されていれば(検出部46からジ
ャックが挿入されていないことが通知されている場
合)、電話機能のうち発信機能を禁止状態としている
(ステップA1,A2)。
【0042】一方、検出部46は、マイク・イヤホンジ
ャック38にプラグが挿入されたことを検出した場合、
すなわちデータ通信を行なうための構成に設定された場
合、マイコン32に通知する(ステップA3)。マイコ
ン32は、検出部46からの通知に応じて、充電状態で
あっても、電話機能のうち発信機能を可能にする(ステ
ップA4)。
【0043】ここで、電話機能の発信操作(ダイヤル操
作が行なわれた場合)が行なわれると(ステップA
5)、マイコン32は、操作に応じてコードレス子機1
2を制御し、コードレス親機10に対する電話機能(発
信)を実行する(ステップA6,A7)。また、終了が
指示されると電話機能を終了する(ステップA6)。
【0044】このように、通常の電話機能を用いる場合
には、従来と同様に充電状態にある時にはコードレス親
機10に対する発信を禁止し、データ通信を行なうため
の構成に設定された時(マイク・イヤホンジャック38
にデータ通信モデム16を接続するためのジャックが挿
入されたことにより判別)には、充電状態にあるか否か
に関係なく発信可能とする。従って、パソコン16によ
るデータ通信を行なう際、コードレス子機12を子機載
置台50から取り上げて操作する必要がなくなる。
【0045】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例の無線通信機能付き電話機は、図1に示す第1実
施例とマイコン32を除いて同一の構成である。第2実
施例のマイコン32は、発信機能を実行中も充電状態を
継続するように制御する。第2実施例の動作について、
図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0046】通常、コードレス子機12のマイコン32
は、コードレス子機12が子機載置台50に設置されて
いる場合(データ通信を行わない構成である場合)、コ
ードレス親機10に対する発信操作を行なわない。
【0047】電源制御部40は、充電端子部44を介し
て電力が供給されているかを判別し、マイコン32に通
知している。マイコン32は、電源制御部40から充電
状態を示す信号が入力されていれば(検出部46からジ
ャックが挿入されていないことが通知されている場
合)、電話機能のうち発信機能を禁止状態とする(ステ
ップB1,B2)。電源制御部40は、充電端子部44
を介して供給される電力をバッテリ42に充電する(ス
テップB3)。電源制御部40は、充電可能な状態にあ
る場合には、この状態を継続している。
【0048】一方、検出部46は、マイク・イヤホンジ
ャック38にプラグが挿入されたことを検出した場合、
すなわちデータ通信を行なうための構成に設定された場
合、マイコン32に通知する(ステップB4)。マイコ
ン32は、検出部46からの通知に応じて、充電状態で
あっても、禁止状態であった発信機能の実行を許可する
(ステップB5)。
【0049】ここで、電話機能の発信操作(ダイヤル操
作が行なわれた場合)が行なわれると(ステップB
6)、マイコン32は、操作に応じてコードレス子機1
2を制御し、コードレス親機10に対する電話機能(発
信)を実行する(ステップB7,B8)。
【0050】電源制御部40は、電話機能の実行中にあ
って、バッテリ42の充電された容量を監視しており、
その状況をマイコン32に通知している。充電容量が電
話機能を実行するのに十分な間は、マイコン32は、電
話機能を通常どおりに実行させる。
【0051】ところが、コードレス子機12が子機載置
台50から外されて使用されており、バッテリ42の容
量が不足してきた場合、電源制御部40は、容量が不足
していることをマイコン32に通知する(ステップB
9)。
【0052】マイコン32は、電源制御部40からの通
知に応じて、電話機能のうち発信機能を禁止状態にする
(ステップB10)。また、マイコン32は、バッテリ
42が容量不足となっていることを、例えばコードレス
子機12に設けられたLED(図示せず)を表示させる
などして警告する(ステップB11,B12)。
【0053】この警告に対して充電状態にされない間
(子機載置台50に置かれない場合)には、警告を通知
する状態が継続される。充電状態に設置されると、電源
制御部40は、充電端子部44を介して供給される電力
をバッテリ42に充電する(ステップB13)。以下、
ステップB5の処理に戻り、発信機能の実行を許可す
る。
【0054】次に、第3実施例について説明する。図5
は本発明の第3実施例に係わる無線通信機能付き電話機
の構成を示すブロック図である。図5において、図1に
示す第1実施例の無線通信機能付き電話機と同一の構成
部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、第3実施例の無線通信機能付き電話
機は、コードレス親機10、コードレス子機13によっ
て構成される。コードレス子機13は、I/Oインタフ
ェース17を介してパソコン18に接続されている。
【0055】コードレス子機13は、無線ユニット3
0、親子機間用モデム31、ダイヤルボタン33、マイ
ク36、スピーカ37、マイク・イヤホンジャック3
8、アンテナ39、電源制御部40、バッテリ42、充
電端子部44、データ変換部47、マイコン48、パソ
コンインタフェース49によって構成されている。
【0056】データ変換部47は、パソコンインタフェ
ース49を介して入力されたデータをマイコン49用の
データに変換し、またマイコン49からのデータをパソ
コン18用のデータに変換する、マイコン49とパソコ
ン18との間でデータ伝送するためのインタフェースで
ある。
【0057】マイコン48は、親子機間用モデム31に
よる復調によって得られたコードレス親機10からの制
御信号の解読、ダイヤルボタン33のボタンが押される
ことによって発生する信号の検出、データ変換部47を
介したパソコン18とのデータの授受、電源制御部40
からの通知に基づく制御等を行なう。
【0058】パソコンインタフェース49は、データ変
換部47と接続され、外部のパソコン18とI/Oイン
タフェース17、ケーブルを介して接続するためのイン
タフェースである。
【0059】I/Oインタフェース17は、例えばIC
カード型に構成され、パソコン18に設けられたICカ
ードスロットに装着される。次に、第3実施例について
説明する。第3実施例の無線通信機能付き電話機は、図
1に示す第1実施例とマイコン32を除いて同一の構成
である。第3実施例のマイコン32は、データ変換部4
7を介して得られるパソコン18からの制御データに基
づいて各部を制御する。第3実施例の動作について、図
6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0060】通常、コードレス子機12のマイコン48
は、コードレス子機12が子機載置台50に設置されて
いる場合(データ通信を行わない構成である場合)、コ
ードレス親機10に対する発信操作を行なわない(ステ
ップC1〜C3)。
【0061】電源制御部40は、充電端子部44を介し
て電力が供給されているかを判別し、マイコン48に通
知している。マイコン48は、電源制御部40から充電
状態を示す信号が入力されていれば、電話機能のうち発
信機能を禁止状態としている(ステップC1,C2)。
【0062】一方、パソコン18よりコードレス子機1
3に対して、データ通信を実行することを示す制御デー
タが出力されると、パソコンインタフェース49を介し
てデータ変換部47に受信される(ステップC3)。デ
ータ変換部47は、制御データをマイコン48用のデー
タに変換してマイコン48に出力する(ステップC
4)。
【0063】マイコン32は、データ変換部47を介し
て得られた制御データに応じて、充電状態であっても、
電話機能のうち発信機能を可能にする(ステップC
5)。ここで、電話機能の発信操作(ダイヤル操作が行
なわれた場合)が行なわれると(ステップC6)、マイ
コン48は、操作に応じてコードレス子機13を制御
し、コードレス親機10に対する電話機能(発信)を実
行する(ステップC7,C8)。また、終了が指示され
ると電話機能を終了する(ステップC7)。
【0064】このように、通常の電話機能を用いる場合
には、従来と同様に充電状態にある時にはコードレス親
機10に対する発信を禁止し、データ通信を行なうこと
がパソコン18から通知された場合には、充電状態にあ
るか否かに関係なく発信可能とする。従って、パソコン
16によるデータ通信を行なう際、コードレス子機13
を子機載置台50から取り上げて操作する必要がなくな
る。
【0065】第3実施例では、パソコン18とコードレ
ス子機13との間で制御データの送受を行なうために、
パソコン18側にI/Oインタフェース17を設け、コ
ードレス子機13側にパソコンインタフェース49及び
データ変換部47を設ている。
【0066】データ変換部47が制御データの送受のた
めだけに用いられるとすると、パソコン18は、データ
通信用モデム(図示せず)を介してマイク・イヤホンジ
ャック38に接続される。例えば、パソコン18に設け
られたRS−232C端子に接続されたケーブルがデー
タ通信用モデムと接続される。データ通信用モデムは、
パソコン18により、例えばATコマンドを用いて制御
される。
【0067】また、データ変換部47にデータ通信用モ
デムの機能を持たせる構成とすることができる。この構
成の場合、I/Oインタフェース17は、シリアルデー
タ用のインタフェースとし、データ通信用モデムの機能
を制御するための例えばATコマンド、及びマイコン4
8に対する制御データを送出する。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動局
(コードレス子機)が充電中にある状態であっても、基
地局(コードレス親機)に対して発信することが可能な
ので、移動局を介してデータ通信を行なう場合に載置台
から外して充電状態を中断させた後、ダイヤル操作する
必要がなく、操作性を非常に向上することが可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる無線通信機能付き
電話機の構成を示すブロック図。
【図2】本発明による通信システムの外観構成を示す
図。
【図3】第1実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図4】第2実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図5】本発明の第3実施例に係わる無線通信機能付き
電話機の構成を示すブロック図。
【図6】第3実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
10…コードレス親機、12,13…コードレス子機、
14…公衆回線、16…データ通信用モデム、17…I
/Oインタフェース、18…パーソナルコンピュータ、
20,30…無線ユニット、21…スピーチネットワー
ク、22,31…親子機間用モデム、23,32,48
…マイクロコンピュータ、24,33…ダイヤルボタ
ン、25,36…マイク、26,37…スピーカ、38
…マイク・イヤホンジャック、40…電源制御部、42
…バッテリ、44…充電端子部、46…検出部、47…
データ変換部、49…パソコンインタフェース、50…
子機載置台。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線に接続された基地局、及び前記
    基地局と無線によって通信を行なう移動局によって構成
    される無線通信機能付き電話機において、 前記移動局は、 外部の情報処理機器と同情報処理機器によって制御され
    るデータ通信用モデムを介して接続可能なインタフェー
    スと、 前記インタフェースに前記情報処理機器が接続されてい
    ることを検出する検出手段と、 移動局が載置されている際に外部から供給される電力
    を、移動局が動作するために充電する電源制御手段と、 前記電源制御手段によって電力が充電されている際に、
    前記検出手段によって前記情報処理機器が前記インタフ
    ェースに接続されていることが検出された場合に、前記
    基地局に対する電話機能を実行可能とする移動局制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能付き電話機。
  2. 【請求項2】 公衆回線に接続された基地局、及び前記
    基地局と無線によって通信を行なう移動局によって構成
    される無線通信機能付き電話機において、 前記移動局は、 外部の情報処理機器と同情報処理機器によって制御され
    るデータ通信用モデムを介して接続可能なインタフェー
    スと、 前記インタフェースに前記情報処理機器が接続されてい
    ることを検出する検出手段と、 移動局が載置されている際に外部から供給される電力を
    移動局が動作するために充電すると共に、充電された電
    力が電話機能を実行するために必要な容量が不足である
    かを検査する電源制御手段と、 前記電源制御手段によって電力が充電されている際に、
    前記検出手段によって前記情報処理機器が前記インタフ
    ェースに接続されていることが検出された場合に、前記
    基地局に対する電話機能を実行可能とし、前記電源制御
    手段によって容量が不足であると判別された際に電話機
    能を停止させる移動局制御手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能付き電話機。
  3. 【請求項3】 公衆回線に接続された基地局、及び前記
    基地局と無線によって通信を行なう移動局によって構成
    される無線通信機能付き電話機において、 前記移動局は、 外部の情報処理機器と、データ通信の実行を指示するデ
    ータを含む制御データの送受が可能となるように接続可
    能なインタフェースと、 前記インタフェースを介して得られる前記制御データを
    所定のデータに変換するデータ変換手段と、 移動局が載置されている際に外部から供給される電力
    を、移動局が動作するために充電する電源制御手段と、 前記電源制御手段によって電力が充電されている際に、
    前記データ変換手段によって得られたデータがデータ通
    信の実行を指示する場合に、前記基地局に対する電話機
    能を実行可能とする移動局制御手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能付き電話機。
  4. 【請求項4】 前記データ変換手段は、 前記情報処理機器が前記公衆回線を介してデータ通信を
    行なうために用いるデータ通信用モデムの機能をさらに
    具備したことを特徴とする請求項3記載の無線通信機能
    付き電話機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19610777A1 (de) * 1996-03-19 1997-09-25 Deutsche Telephonwerk Kabel Datenübertragung im Sprachkanal von DECT-Anlagen
KR20000036589A (ko) * 2000-03-22 2000-07-05 원문희 일반가정용 무선전화기(휴대이동장치)를 이용한 컴퓨터모뎀 접속 장치

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