JPH0715438U - 車両用可動式後部ミラー装置 - Google Patents

車両用可動式後部ミラー装置

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JPH0715438U
JPH0715438U JP4624993U JP4624993U JPH0715438U JP H0715438 U JPH0715438 U JP H0715438U JP 4624993 U JP4624993 U JP 4624993U JP 4624993 U JP4624993 U JP 4624993U JP H0715438 U JPH0715438 U JP H0715438U
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JP
Japan
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arm
vehicle body
mirror device
roof
mirror
Prior art date
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Application number
JP4624993U
Other languages
English (en)
Inventor
真 丹羽
守 山下
幸次 岩佐
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Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】予備タイヤを車体の背面に支持する車両用の可
動式後部ミラー装置を提供する。 【構成】ミラー装置10は車体の屋根の後部にて回転可
能に支持されて前後方向に延びるウオームシャフト1
2、ウオームシャフト12上に進退可能に螺合されたウ
ォームナット13、ウォームナット13に設けられてウ
ォームシャフト12より後方へ延びる第1アーム14、
先端部にミラー16を有するとともに中間部に脚部15
bを有し基端部にて第1アーム14の先端部に上下方向
へ所定量回動可能に組付けられて後方へ延びる第2アー
ム15、第2アーム15を下方へ付勢して脚部15bを
車体の屋根に弾撥的に当接させる圧縮スプリング19、
ウォームシャフト12を回転駆動させる駆動用モータ1
1を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用可動式後部ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワンボックスカー、レジャービークル等の車両においては、車体の屋根の後部 に同車体の後側の下方視界を確保するための後部ミラー装置が配設される。当該 後部ミラー装置は図6に示すように、支持アーム1aの先端部にミラー2aが設 けられているとともに、支持アーム1aの基端部が車体3aの屋根の後部に固定 されているもので、支持アーム1aの長さに相当する分だけ車体3aの後方へ突 出していて、車両のバック走行時等の乗員特に運転者に対する車体の後側の下方 視界が確保されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、車両の一形式として図6の2点鎖線で示すように、車体3bの背面 に予備タイヤ4を支持している形式の車両があるが、かかる形式の車両において は後部ミラー装置を構成する支持アーム1bの先端部のミラー2bを予備タイヤ 4の後方上部に位置させなければならず、このため支持アーム1bをそれだけ長 くしなければならない。このため、支持アーム1bは車両の走行時等に衝撃を受 けるが、かかる衝撃が大きい場合には支持アーム1bの振動が大きいとともに、 ミラー2bが変動するおそれがある。また、支持アーム1bが後方へ大きく突出 するため、車両の外観を損なうことにもなる。
【0004】 従って、本考案に目的は後部ミラー装置を、その非使用時にはミラーおよびこ れを支持する部材を車体の屋根の上部に格納して支持することができるように構 成して、上記した各問題を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、車体の屋根の後部に配設されて同車体の後側の下方視界を確保する ための後部ミラー装置であり、当該ミラー装置は前記車体の屋根の後部にて回転 可能に支持されて前後方向に延びるネジ部材と、同ネジ部材上に進退可能に螺合 された移動部材と、同移動部材に設けられて前記ネジ部材より後方へ延びる第1 の腕部材と、先端部にミラーを有するとともに中間部に脚部を有し基端部にて前 記第1の腕部材の先端部に上下方向へ所定量回動可能に組付けられて後方へ延び る第2の腕部材と、同第2の腕部材を下方へ付勢して同第2の腕部材の前記脚部 を前記車体の屋根に弾撥的に当接させるバネ部材と、前記ネジ部材を回転駆動さ せる駆動手段を備えていることを特徴とするものである。
【0006】
【考案の作用・効果】
このように構成した可動式後部ミラー装置においては、車両の通常走行時等そ の非使用時には、移動部材がネジ部材の基端部側に位置して第1および第2の両 腕部材の後方への突出位置を最少に保持しているとともに、第2の腕部材の脚部 を屋根上に弾撥的に当接させている。このため、当該後部ミラー装置は屋根上に 格納された状態にあり、かかる状態の後部ミラー装置を使用したい場合には駆動 手段を駆動させてネジ部材を所定量回転させる。これにより、移動部材が前進し て第1および第2の腕部材を後方へ移動させてミラー位置を車体の後方の所定の 位置まで移行して、乗員に対して当該位置の下方視界を確保する。また、かかる 状態の後部ミラー装置を格納したい場合には、駆動手段を駆動させてネジ部材を 上記とは逆方向に所定量回転させる。これにより、移動部材は後退して第1およ び第2の腕部材を前方へ移動させてミラー位置を後退させる。この場合、第2の 腕部材の脚部は屋根上に弾撥的に当接した状態で前方へ移動して、当該後部ミラ ー装置は屋根上に格納される。
【0007】 従って、当該後部ミラー装置においては、車体の背面に予備タイヤを支持して いる形式の車両等車体の後部にてミラーの大きな突出量を必要とする車両におい ても、ミラーを必要な位置に移動させて当該位置の下方の視界を確保することが できるとともに、非使用時においては車体の屋根上に格納して車両の走行時等に おける衝撃を抑制することができ、大きな衝撃に起因する大きな振動の発生およ びミラー位置の変動を防止することができる。また、当該後部ミラー装置におい ては、非使用時には車体の後方へ大きく突出する部材が存在しないため、車両の 外観が損なわれることはない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明するに、図1には本考案に係る可 動式後部ミラー装置が示されている。当該後部ミラー装置10は駆動用モータ1 1、ウォームシャフト12、ウオームナット13、第1アーム14、第2アーム 15、ミラー16および減速機17を備えている。。モータ11はブラケット1 8a,18bにより車体20の屋根21上に固定されていて、減速機17を介し てウォームシャフト12に連結されている。ウォームシャフト12は屋根21上 に突設したブラケット18cに回転可能に支持されて前後方向へ延びている。ウ ォームナット13はウォームシャフト12上に進退可能に螺合していて、ガイド レール18dに係合してガイドされるようになっている。
【0009】 ウォームナット13の上面には第1アーム14が設けられている。第1アーム 14はブラケット18c上に摺動可能に嵌合して後方へ延びていて、先端部には 図1〜図3に示すように、第2アーム15が上下方向へ回動可能に連結されてい る。第2アーム15におけるアーム本体15aの中間部には脚部15bが設けら れているとともに、脚部15bの下端部にローラ15cが設けられている。また 、アーム本体15aの先端にはミラー16が固定されており、ミラー16は後方 へ突出している。第1アーム14と第2アーム15の連結部においては、第1ア ーム14のアーム本体14aにおける先端部が後方へ突出するストッパ14bに 形成されているとともに、第2アーム15側に圧縮スプリング19の一端が掛止 されている。第1アーム14のストッパ14bは第2アーム15のアーム本体1 5a内に突出していて、アーム本体15aに対する係合により第2アーム15の 所定量以下の下方への回動を規制する。また、圧縮スプリング19はその他端が 第1アーム14のアーム本体14aに掛止されていて、第2アーム15を下方へ 付勢している。当該後部ミラー装置10は図4および図5に示すように、車体2 0の屋根21上に設けたカバー22にて覆蓋されていてる。
【0010】 このように構成した可動式後部ミラー装置10においては、車両の通常走行時 等その非使用時には、ウォームナット13がウォームシャフト12の基端部側に 位置して第1アーム14および第2アーム15が後退位置にあり、ミラー16の 後方への突出位置が最少に保持されているとともに、第2アーム15の脚部15 bに設けたローラ15cが圧縮スプリング19の付勢力により屋根21上に弾撥 的に当接されている。このため、当該後部ミラー装置10は屋根21上のカバー 22内に格納された状態にある。かかる状態の後部ミラー装置10を使用したい 場合には、駆動モータ11を駆動させてウォームシャフト12を所定量回転させ る。これにより、ウォームナット13が前進して第1アーム14および第2アー ム15を後方へ移動させて、ミラー16を車体20の背面に支持されている予備 タイヤ23の後部上方の位置まで移行させて、乗員特にバック走行時における運 転者に対して当該位置の下方視界を確保する。この場合、第2アーム15の脚部 15bのローラ15cは屋根21から浮き上った状態にある。
【0011】 また、かかる状態の後部ミラー装置10を格納したい場合には、駆動モータ1 1を駆動させてウオームシャフト12を上記とは逆方向に所定量回転させる。こ れにより、ウォームシャフト12は後退して第1アーム14および第2アーム1 5を前方へ移動させてミラー16を後退させる。この場合、第2アーム15の脚 部15bのローラ15cは屋根21上に弾撥的に当接した状態で前方へ移動して 、当該後部ミラー装置10は屋根上に格納される。この場合、第2アーム15が 所定量後退した時点でその脚部15bのローラ15cが屋根21上に弾撥的に当 接して、その後第2アーム15はローラ15cを屋根21上に摺動させた状態で 後退する。
【0012】 従って、当該後部ミラー装置10においては、車体20の背面に予備タイヤ2 3を支持している形式の車両等車体の後部にてミラー16の大きな突出量を必要 とする車両において、ミラー16を予備タイヤ23の後部上方の位置に移動させ て当該位置の下方の視界を確保することができるとともに、非使用時においては 車体20の屋根21に設けたカバー22内に格納して車両の走行時等における衝 撃を抑制することができ、大きな衝撃に起因する大きな振動の発生およびミラー 16の位置の変動を防止することができる。また、当該後部ミラー装置10にお いては、非使用時には車体20の後方へ大きく突出する部材が存在しないため、 車両の外観が損なわれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る可動式後部ミラー装置
の斜視図である。
【図2】同ミラー装置における第1,第2両アームの連
結部を示す部分斜視図である。
【図3】同連結部の部分縦断側面図である。
【図4】同ミラー装置の非使用状態における車体の背面
図である。
【図5】同車体の後部側面図である。
【図6】従来のミラー装置を装備した車体の後部側面図
である。
【符号の説明】
10…可動式後部ミラー装置、11…駆動用モータ、1
2…ウォームシャフト、13…ウォームナット、14…
第1アーム、15…第2アーム、15b…脚部、16…
ミラー、19…圧縮スプリング、20…車体、21…屋
根、22…カバー、23…予備タイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の屋根の後部に配設されて同車体の後
    側の下方視界を確保するための後部ミラー装置であり、
    当該ミラー装置は前記車体の屋根の後部にて回転可能に
    支持されて前後方向に延びるネジ部材と、同ネジ部材上
    に進退可能に螺合された移動部材と、同移動部材に設け
    られて前記ネジ部材より後方へ延びる第1の腕部材と、
    先端部にミラーを有するとともに中間部に脚部を有し基
    端部にて前記第1の腕部材の先端部に上下方向へ所定量
    回動可能に組付けられて後方へ延びる第2の腕部材と、
    同第2の腕部材を下方へ付勢して同第2の腕部材の前記
    脚部を前記車体の屋根に弾撥的に当接させるバネ部材
    と、前記ネジ部材を回転駆動させる駆動手段を備えてい
    ることを特徴とする車両用可動式後部ミラー装置。
JP4624993U 1993-08-25 1993-08-25 車両用可動式後部ミラー装置 Pending JPH0715438U (ja)

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