JPH0715409A - 交差偏波補償装置 - Google Patents
交差偏波補償装置Info
- Publication number
- JPH0715409A JPH0715409A JP14917193A JP14917193A JPH0715409A JP H0715409 A JPH0715409 A JP H0715409A JP 14917193 A JP14917193 A JP 14917193A JP 14917193 A JP14917193 A JP 14917193A JP H0715409 A JPH0715409 A JP H0715409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarized wave
- polarization
- cross polarization
- cross
- polariser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振幅位相同期検波出力としてビーコン波の交
差偏波識別度と楕円偏波長軸の傾き角とを検出してアッ
プリンクの交差偏波補償用制御信号として用いることに
よりダウンリンクの交差偏波補償部を割受し構成を簡素
にする。 【構成】 放射給電部、分波給電部、検出部及び偏波制
御部４から構成される。降雨によるビーコン波の楕円の
偏波率劣化状態を固定の９０°ポーラフイザ２５、校正
用カップラー２３及び偏分波器２７にて主偏波成分と交
差偏波成分とに分離したあと、２つの振幅位相同期検波
器３３にて、交差偏波識別度と楕円偏波の傾き角に相当
する２つの誤差信号信号成分を検出する。上記２つの信
号が送信波のそれらに匹敵するように相関係数を乗じて
送信用９０°／１８０°ポーラフイザ駆動の入力信号と
して用いる。また楕円偏波の傾きを求める座標を校正用
カップラーからの校正信号により定義する。
差偏波識別度と楕円偏波長軸の傾き角とを検出してアッ
プリンクの交差偏波補償用制御信号として用いることに
よりダウンリンクの交差偏波補償部を割受し構成を簡素
にする。 【構成】 放射給電部、分波給電部、検出部及び偏波制
御部４から構成される。降雨によるビーコン波の楕円の
偏波率劣化状態を固定の９０°ポーラフイザ２５、校正
用カップラー２３及び偏分波器２７にて主偏波成分と交
差偏波成分とに分離したあと、２つの振幅位相同期検波
器３３にて、交差偏波識別度と楕円偏波の傾き角に相当
する２つの誤差信号信号成分を検出する。上記２つの信
号が送信波のそれらに匹敵するように相関係数を乗じて
送信用９０°／１８０°ポーラフイザ駆動の入力信号と
して用いる。また楕円偏波の傾きを求める座標を校正用
カップラーからの校正信号により定義する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波及びミリ波帯
における直交偏波を共用する開口面アンテナ、即ち、直
交偏波共用アンテナ装置に関し、特に交差偏波補償装置
に関する。
における直交偏波を共用する開口面アンテナ、即ち、直
交偏波共用アンテナ装置に関し、特に交差偏波補償装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】直交偏波を共用する通信システムにおい
ては、降雨領域を電波が通過する場合、偏平状の雨滴に
より直交偏波間に相対位相差と相対減衰差が生じ、交差
偏波識別度が劣化する。結果として、直交偏波間での干
渉が生じ通信の質の低下をもたらす。この問題を解決す
る手段として、降雨による偏波特性の劣化に相当する楕
円偏波を予めアンテナ内でつくって互いに相殺する方法
がある。
ては、降雨領域を電波が通過する場合、偏平状の雨滴に
より直交偏波間に相対位相差と相対減衰差が生じ、交差
偏波識別度が劣化する。結果として、直交偏波間での干
渉が生じ通信の質の低下をもたらす。この問題を解決す
る手段として、降雨による偏波特性の劣化に相当する楕
円偏波を予めアンテナ内でつくって互いに相殺する方法
がある。
【０００３】衛星通信においては、この偏波補償を降雨
の影響を受ける地球局側で行い、自局での干渉軽減はも
とより相手局その他の局に干渉を与えないように配慮す
る必要がある。具体的手段としては、受信楕円偏波の主
軸の傾き角と楕円偏波をつくる交差偏波成分の振幅とを
検出し、この２つの情報について送受信周波数間の相関
を演算により求め、送信波が降雨域で受ける偏波特性劣
化を相殺するような傾き角をもった楕円偏波をアンテナ
給電装置を構成する９０°ポーラフイザと１８０°ポー
ラフイザの制御によって予めつくり、それを放射するこ
とにより降雨域を通過した偏波特性を改善することがで
きる。
の影響を受ける地球局側で行い、自局での干渉軽減はも
とより相手局その他の局に干渉を与えないように配慮す
る必要がある。具体的手段としては、受信楕円偏波の主
軸の傾き角と楕円偏波をつくる交差偏波成分の振幅とを
検出し、この２つの情報について送受信周波数間の相関
を演算により求め、送信波が降雨域で受ける偏波特性劣
化を相殺するような傾き角をもった楕円偏波をアンテナ
給電装置を構成する９０°ポーラフイザと１８０°ポー
ラフイザの制御によって予めつくり、それを放射するこ
とにより降雨域を通過した偏波特性を改善することがで
きる。
【０００４】従来、入射する受信楕円偏波の傾き角は１
８０°ポーラフイザの基準位置からの変移角として、ま
た交差偏波発生量は９０°ポーラフイザ基準位置からの
変移角として各々検出する方法がとられていた（参考資
料、特許公報平２−１９６５８、国際通信の研究Ｎｏ．
１２６ｐｐ５７１−５７９）。これは、受信楕円偏波を
９０°／１８０°ポーラフイザと直交偏波分波器を通し
て主偏波成分と交差偏波成分とに分離した後、振幅位相
同期検波してその出力が最小になるように９０°／１８
０°ポーラフイザを各々独立に駆動するものである。
８０°ポーラフイザの基準位置からの変移角として、ま
た交差偏波発生量は９０°ポーラフイザ基準位置からの
変移角として各々検出する方法がとられていた（参考資
料、特許公報平２−１９６５８、国際通信の研究Ｎｏ．
１２６ｐｐ５７１−５７９）。これは、受信楕円偏波を
９０°／１８０°ポーラフイザと直交偏波分波器を通し
て主偏波成分と交差偏波成分とに分離した後、振幅位相
同期検波してその出力が最小になるように９０°／１８
０°ポーラフイザを各々独立に駆動するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式によれば、
受信波に対する交差偏波補償が結果として可能になり、
送受両周波数帯の交差偏波補償を行うことができる。
受信波に対する交差偏波補償が結果として可能になり、
送受両周波数帯の交差偏波補償を行うことができる。
【０００６】しかしながら、４ＧＨｚ帯を受信周波数帯
として６ＧＨｚ帯を送信周波数帯とする衛星通信では、
４ＧＨｚ帯における降雨偏波劣化は６ＧＨｚ帯における
それに比して少ないため、降雨量がそれ程多くない（例
えば１００ｍｍ／Ｈ年時間率０．０１％以下）地域にお
いては受信偏波劣化による自局の回線品質が問題となる
場合は少ない。従って６ＧＨｚ帯の交差偏波補償だけで
十分な場合が多い。従来の方式では、ポーラフイザの変
移角として検出信号を得ていたために受信系に駆動及び
角度検出可能な２つのポーラフイザと駆動制御回路等が
必要になり構造が複雑になる。
として６ＧＨｚ帯を送信周波数帯とする衛星通信では、
４ＧＨｚ帯における降雨偏波劣化は６ＧＨｚ帯における
それに比して少ないため、降雨量がそれ程多くない（例
えば１００ｍｍ／Ｈ年時間率０．０１％以下）地域にお
いては受信偏波劣化による自局の回線品質が問題となる
場合は少ない。従って６ＧＨｚ帯の交差偏波補償だけで
十分な場合が多い。従来の方式では、ポーラフイザの変
移角として検出信号を得ていたために受信系に駆動及び
角度検出可能な２つのポーラフイザと駆動制御回路等が
必要になり構造が複雑になる。
【０００７】それ故に本発明の課題は、送信波の交差偏
波補償に必要な受信楕円偏波の傾き角と交差偏波発生量
を検出する手段として、ポーラフイザの角度情報によら
ない簡易な構成をもつ送信波交差偏波補償装置を提供す
ることにある。
波補償に必要な受信楕円偏波の傾き角と交差偏波発生量
を検出する手段として、ポーラフイザの角度情報によら
ない簡易な構成をもつ送信波交差偏波補償装置を提供す
ることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の交差偏波補償装
置は、伝播路に介在する非対称媒質により発生する交差
偏波をアップリンク系の９０°ポーラフイザと１８０°
ポーラフイザとを用いてアップリンクを補償する交差偏
波補償装置において、ダウンリンク系の主偏波成分と交
差偏波成分とを分離するためのダウンリンク系の角度固
定の９０°ポーラフイザ及び偏分波器を有する分波給電
部と、交差偏波識別度に相当する誤差信号と楕円偏波の
主軸の傾き角に相当する誤差信号とを出力する２つの振
幅位相同期検波回路と、これらの誤差信号を基に前記ア
ップリンク系の９０°ポーラフイザ及び１８０°ポーラ
フイザの角度を設定する相関演算回路と、該相関演算回
路の出力に応じて前記アップリンク系の９０°ポーラフ
イザ及び１８０°ポーラフイザを回転させる駆動回路と
を備えたことを特徴とする。
置は、伝播路に介在する非対称媒質により発生する交差
偏波をアップリンク系の９０°ポーラフイザと１８０°
ポーラフイザとを用いてアップリンクを補償する交差偏
波補償装置において、ダウンリンク系の主偏波成分と交
差偏波成分とを分離するためのダウンリンク系の角度固
定の９０°ポーラフイザ及び偏分波器を有する分波給電
部と、交差偏波識別度に相当する誤差信号と楕円偏波の
主軸の傾き角に相当する誤差信号とを出力する２つの振
幅位相同期検波回路と、これらの誤差信号を基に前記ア
ップリンク系の９０°ポーラフイザ及び１８０°ポーラ
フイザの角度を設定する相関演算回路と、該相関演算回
路の出力に応じて前記アップリンク系の９０°ポーラフ
イザ及び１８０°ポーラフイザを回転させる駆動回路と
を備えたことを特徴とする。
【０００９】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の実施例としてアンテナを含む送信交
差偏波補償装置をブロック図で示している。図２は図１
の送信交差偏波補償装置における校正信号の入射方向と
検出端子の位置関係及び各端子における検出信号を示
す。図３は入射楕円偏波の傾き角、主偏波と交差偏波の
関係を示す。
る。図１は本発明の実施例としてアンテナを含む送信交
差偏波補償装置をブロック図で示している。図２は図１
の送信交差偏波補償装置における校正信号の入射方向と
検出端子の位置関係及び各端子における検出信号を示
す。図３は入射楕円偏波の傾き角、主偏波と交差偏波の
関係を示す。
【００１０】円偏波で衛星通信する場合について図１を
用いて本交差偏波補償装置の動作原理を説明する。主反
射鏡１１、副反射鏡１２及び一次放射器１３からなる放
射給電部１から入射した右旋楕円偏波のビーコン波Ｓ
は、分波給電部２内で、送受信周波数帯を分波する周波
数分波器２１にて送信周波数帯から分離した後に角度固
定の４ＧＨｚ９０°ポーラフイザ２２を通過し、偏分波
器２４にて主偏波成分（右旋円偏波）と交差偏波成分
（左旋円偏波）とに分離され、４ＧＨｚ偏分波器２４の
直交する２つの端子に各々出力される。これらの２つの
信号成分ＥC ，ＥXは検出部３内で低雑音増幅器（ＬＮ
Ａ）３１で増幅され周波数変換器（ダウンコンバータ）
３２にて中間周波数に変換された後、復調器３３に各々
入力される。一方、周波数分波器２１で分離された送信
周波数帯の信号は、６ＧＨｚ１８０°ポーラフイザ２５
及び２６を通過し、６ＧＨｚ偏分波器２７にて２つの信
号成分＃３及び＃４に分離される。
用いて本交差偏波補償装置の動作原理を説明する。主反
射鏡１１、副反射鏡１２及び一次放射器１３からなる放
射給電部１から入射した右旋楕円偏波のビーコン波Ｓ
は、分波給電部２内で、送受信周波数帯を分波する周波
数分波器２１にて送信周波数帯から分離した後に角度固
定の４ＧＨｚ９０°ポーラフイザ２２を通過し、偏分波
器２４にて主偏波成分（右旋円偏波）と交差偏波成分
（左旋円偏波）とに分離され、４ＧＨｚ偏分波器２４の
直交する２つの端子に各々出力される。これらの２つの
信号成分ＥC ，ＥXは検出部３内で低雑音増幅器（ＬＮ
Ａ）３１で増幅され周波数変換器（ダウンコンバータ）
３２にて中間周波数に変換された後、復調器３３に各々
入力される。一方、周波数分波器２１で分離された送信
周波数帯の信号は、６ＧＨｚ１８０°ポーラフイザ２５
及び２６を通過し、６ＧＨｚ偏分波器２７にて２つの信
号成分＃３及び＃４に分離される。
【００１１】図２に復調器３３の動作原理を表わす基本
構成を示す。主偏波成分ＥC は可変位相器３３ｃを通し
て２分岐され、一方はそのまま、また他方は９０°位相
器３３ｂを介して、各々振幅位相同期検波器３３ａに基
準信号として入力される。一方、交差偏波成分ＥX は２
分岐された後に同相で同期検波器３３ａに入力され、前
記基準信号で振幅位相同期検波して２つの直交関係にあ
る誤差信号を検出される。
構成を示す。主偏波成分ＥC は可変位相器３３ｃを通し
て２分岐され、一方はそのまま、また他方は９０°位相
器３３ｂを介して、各々振幅位相同期検波器３３ａに基
準信号として入力される。一方、交差偏波成分ＥX は２
分岐された後に同相で同期検波器３３ａに入力され、前
記基準信号で振幅位相同期検波して２つの直交関係にあ
る誤差信号を検出される。
【００１２】ここで分波給電部２の９０°ポーラフイザ
２２と偏分波器２４との間に接続された偏波校正用カッ
プラー２３からビーコン波と同一周波数の校正信号を印
加して誤差出力ｅπ/2が零となるように可変位相器３３
ｃを校正すれば、誤差出力ｅπは主偏波ＥC と同相の交
差偏波成分となり、ｅπ/2は主偏波ＥC と９０°の位相
差をもった交差偏波成分となる。このように校正された
回路において衛星ビーコン波Ｓを受信したとき主偏波Ｅ
C と交差偏波ＥX の位相差をθとすると誤差出力は各々
次の数１式及び数２式にて表される。
２２と偏分波器２４との間に接続された偏波校正用カッ
プラー２３からビーコン波と同一周波数の校正信号を印
加して誤差出力ｅπ/2が零となるように可変位相器３３
ｃを校正すれば、誤差出力ｅπは主偏波ＥC と同相の交
差偏波成分となり、ｅπ/2は主偏波ＥC と９０°の位相
差をもった交差偏波成分となる。このように校正された
回路において衛星ビーコン波Ｓを受信したとき主偏波Ｅ
C と交差偏波ＥX の位相差をθとすると誤差出力は各々
次の数１式及び数２式にて表される。
【数１】ｅπ＝（ＥX ／ＥC ）ｃｏｓθ
【数２】ｅπ/2＝（ＥX ／ＥC ）ｓｉｎθ 一方楕円偏波の性質としてその長軸方向と短軸方向の位
相差は９０°であるから、９０°ポーラフイザの位相面
を長軸又は短軸方向に一致させれば楕円に外接する長方
形の対角線方向の直線偏波に変換できる。
相差は９０°であるから、９０°ポーラフイザの位相面
を長軸又は短軸方向に一致させれば楕円に外接する長方
形の対角線方向の直線偏波に変換できる。
【００１３】従って、本発明の交差偏波補償装置に於い
ては、数２式に示す誤差出力を送信用９０°ポーラフイ
ザ２６の駆動信号として、また数１式に示す誤差出力を
送信用１８０°ポーラフイザ２５の駆動信号として用い
る。ここで降雨による交差偏波識別度と楕円偏波の傾き
角には送受信周波数間で一定の相関が推定されるので、
数１式及び数２式に示される誤差出力ｅ（π）、ｅ
（π/2) はＡ／Ｄコンバータ４１にてディジタル信号に
変換された後ポーラフイザ２５，２６の各角度検出器２
９による位置角度情報を基にＣＰＵ４２にて相関演算さ
れ、Ｄ／Ａコンバータ４３にてアナログ信号に変換し駆
動回路４４により１８０°ポーラフイザ２５及び９０°
ポーラフイザ２６を独立して駆動する。
ては、数２式に示す誤差出力を送信用９０°ポーラフイ
ザ２６の駆動信号として、また数１式に示す誤差出力を
送信用１８０°ポーラフイザ２５の駆動信号として用い
る。ここで降雨による交差偏波識別度と楕円偏波の傾き
角には送受信周波数間で一定の相関が推定されるので、
数１式及び数２式に示される誤差出力ｅ（π）、ｅ
（π/2) はＡ／Ｄコンバータ４１にてディジタル信号に
変換された後ポーラフイザ２５，２６の各角度検出器２
９による位置角度情報を基にＣＰＵ４２にて相関演算さ
れ、Ｄ／Ａコンバータ４３にてアナログ信号に変換し駆
動回路４４により１８０°ポーラフイザ２５及び９０°
ポーラフイザ２６を独立して駆動する。
【００１４】即ち、降雨によるダウンリンク交差偏波識
別度劣化量と楕円偏波傾き角の情報を検出部３にて検出
し、その出力により送信用９０°ポーラフイザ及び１８
０°ポーラフイザを駆動して降雨による送信帯の交差偏
波発生で作られる楕円偏波に等しく重ね合せることが出
来る楕円偏波を事前に作り、これを放射すれば、送信帯
の降雨による交差偏波劣化を改善することが出来る。
別度劣化量と楕円偏波傾き角の情報を検出部３にて検出
し、その出力により送信用９０°ポーラフイザ及び１８
０°ポーラフイザを駆動して降雨による送信帯の交差偏
波発生で作られる楕円偏波に等しく重ね合せることが出
来る楕円偏波を事前に作り、これを放射すれば、送信帯
の降雨による交差偏波劣化を改善することが出来る。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信波での交差偏波識別度と楕円偏波の傾き角を検出部
３の２つの振幅位相同期検波器の出力信号として検出で
きるため受信用１８０°ポーラフイザは不要となる。ま
た、９０°ポーラフイザも固定された円偏波発生器とし
て用いられるので駆動制御回路も不要となる。従って構
成及び構造が簡素化された交差偏波補償装置を提供でき
る。
受信波での交差偏波識別度と楕円偏波の傾き角を検出部
３の２つの振幅位相同期検波器の出力信号として検出で
きるため受信用１８０°ポーラフイザは不要となる。ま
た、９０°ポーラフイザも固定された円偏波発生器とし
て用いられるので駆動制御回路も不要となる。従って構
成及び構造が簡素化された交差偏波補償装置を提供でき
る。
【図１】本発明の一実施例による交差偏波補償装置を示
すブロック図。
すブロック図。
【図２】図１の交差偏波補償装置に含まれた振幅位相同
期検波器の基本構成を示す図。
期検波器の基本構成を示す図。
【図３】入射受信波の楕円偏波の性質を示す図。
【図４】入射楕円偏波の傾き角及び検出部の残留位相校
正用カップラーからの入射偏波と各出力成分を示す図。
正用カップラーからの入射偏波と各出力成分を示す図。
１１ 主反射鏡 １２ 副反射鏡 １３ 一次放射器 ２１ 周波数分波器 ２２ ９０°ポーラフイザ ２３ 校正用カップラー ２４ 偏分波器 ２５ １８０°ポーラフイザ ２６ ９０°ポーラフイザ ２７ 偏分波器 ２８ 駆動モータ ２９ 角度検出器 ３１ ＬＮＡ ３２ ダウンコンバータ ３３ 復調器 ３３ａ 振幅位相同期検波器 ３３ｂ ９０°位相器 ３３ｃ 可変位相器 ４１ Ａ／Ｄコンバータ ４２ ＣＰＵ ４３ Ｄ／Ａコンバータ ４４ 駆動回路
Claims (3)
- 【請求項１】 伝播路に介在する非対称媒質により発生
する交差偏波をアップリンク系の９０°ポーラフイザと
１８０°ポーラフイザとを用いてアップリンクを補償す
る交差偏波補償装置において、ダウンリンク系の主偏波
成分と交差偏波成分とを分離するためのダウンリンク系
の角度固定の９０°ポーラフイザ及び偏分波器を有する
分波給電部と、交差偏波識別度に相当する誤差信号と楕
円偏波の主軸の傾き角に相当する誤差信号とを出力する
２つの振幅位相同期検波回路と、これらの誤差信号を基
に前記アップリンク系の９０°ポーラフイザ及び１８０
°ポーラフイザの角度を設定する相関演算回路と、該相
関演算回路の出力に応じて前記アップリンク系の９０°
ポーラフイザ及び１８０°ポーラフイザを回転させる駆
動回路とを備えたことを特徴とする交差偏波補償装置。 - 【請求項２】 上記交差偏波補償装置において、ダウン
リンク楕円偏波の傾き角を校正する校正用カップラーを
ダウンリンク系の９０°ポーラフイザと偏分波器との間
に具備することを特徴とする交差偏波補償装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の交差偏波補償装置
と、前記分波給電部に接続された放射給電部とを含むこ
とを特徴とする直交偏波共用アンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149171A JP2833961B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 交差偏波補償装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149171A JP2833961B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 交差偏波補償装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715409A true JPH0715409A (ja) | 1995-01-17 |
| JP2833961B2 JP2833961B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15469355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5149171A Expired - Fee Related JP2833961B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 交差偏波補償装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2833961B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61200730A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 交差偏波補償装置 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5149171A patent/JP2833961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61200730A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 交差偏波補償装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2833961B2 (ja) | 1998-12-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6006070A (en) | Multi-function interactive communications system with circularly/elliptically polarized signal transmission and reception | |
| JP5197589B2 (ja) | 衛星干渉除去 | |
| JPH01212035A (ja) | 電磁界ダイバ−シチ受信方式 | |
| US6233435B1 (en) | Multi-function interactive communications system with circularly/elliptically polarized signal transmission and reception | |
| JPH0211032A (ja) | アップリンク交差偏波補償装置 | |
| WO2023019649A1 (zh) | 一种单脉冲天线跟踪校相方法 | |
| JPS5945309B2 (ja) | 交さ偏波補償方式 | |
| JPH0715409A (ja) | 交差偏波補償装置 | |
| KR930008836B1 (ko) | 변환수단을 갖는 편파변환기 | |
| Adams | Beam tagging for control of adaptive transmitting arrays | |
| JPS5828675A (ja) | マイクロ波角度センサ | |
| JP2809658B2 (ja) | 衛星回線偏波設定装置 | |
| JP3275959B2 (ja) | アンテナシステム | |
| JPH0496524A (ja) | マイクロ波ダイバーシティシステム | |
| JP2987077B2 (ja) | Ｆｍ放送の同期中継方法および装置 | |
| JPS6349921B2 (ja) | ||
| JPH11298358A (ja) | 衛星放送受信アンテナ | |
| KR101720459B1 (ko) | 이원 반사각 안테나 장치 및 이의 제어 방법 | |
| JP2540979B2 (ja) | パラボラアンテナシステム | |
| JPS6322103B2 (ja) | ||
| JP2838569B2 (ja) | 静止衛星からの電波の受信方法 | |
| RU2216855C2 (ru) | Способ повторного использования частот в системах спутниковой связи корреляцией параметров поляризационных эллипсов | |
| JPS62131608A (ja) | 妨害波除去受信方法 | |
| JPS6124339A (ja) | 交差偏波補償方式 | |
| JPS5945310B2 (ja) | 変差偏波自動補償装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960116 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071002 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |