JPS5945310B2 - 変差偏波自動補償装置 - Google Patents

変差偏波自動補償装置

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JPS5945310B2
JPS5945310B2 JP12291878A JP12291878A JPS5945310B2 JP S5945310 B2 JPS5945310 B2 JP S5945310B2 JP 12291878 A JP12291878 A JP 12291878A JP 12291878 A JP12291878 A JP 12291878A JP S5945310 B2 JPS5945310 B2 JP S5945310B2
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JP
Japan
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polarization
retardation plate
phase
phase difference
setting angle
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Expired
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JP12291878A
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JPS5549052A (en
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義彦 吉川
知博 藤原
富美夫 伊藤
康一 石井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/002Reducing depolarization effects

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は円偏波あるいは直線偏波で伝ばんする高周波
信号が降雨などの非対称な媒体によつて生じる交差偏波
を自動的に補償する装置に関するものである。
無線通信の分野において、周波数の有効利用の観点から
、空間の伝ばん路において同一周波数の直交する2偏波
に別々の信号をのせ、実質的に伝送容量を2倍に増加す
る方式がある。
この方式では、伝ばん路中の降雨などによる交差偏波の
発生を補償する必要がある。
これらは自然現象のため時間的に変動するものであり、
アンテナ装置の給電系に設置した交差偏波補償回路が何
んらかの方法により自動的に制御する方式なくしてはこ
の方式の実現が困難である。この発明は、直交する2偏
波のいずれか一方の偏波に制御用のパイロット信号をの
せ、このパイロット信号を用いてアンテナ装置の給電系
に設置した交差偏波補償回路を自動的に最適状態に制御
する方式を提供するものである。
以下第1図に示すこの発明の一実施例について説明する
第1図において、通信を行つている対局から円偏波ある
いは直線偏波の信号12が送信されている場合、伝ばん
路の降雨等により交差偏波が発生するため第2図に示す
ような楕円偏波13でアンテナ1に入射する。第2図の
ような入射楕円を90°位相差板2と180°位相差板
3でもつて直線偏波に変換し、偏分波器6の互に直交な
偏波成分をそれぞれ分波する第1および第2の端子7、
8のうら第1の端子Tにのみ分波し第2の端子8には分
波しないようにするには、例えば908位相差板2およ
び1800位相差板3を入射楕円の長軸と偏分波器6に
対して第3図の如き関係に設定すれば達成可能である。
入射楕円13の長軸のX軸からの傾き角度をβとすれば
、まず第3図aの如く90傾位相差板2の誘電体板の角
度θをβに等しく設定すれば、90の位相差板2を通過
後の偏波は第3図bに示すような直線偏波40となる。
ここでδはδ=β+Tan−1γ (1)
γは入射楕円13の軸比 γ〉1.0である。
このため180 位相差板3を第3図cに示すようにψ
=δ/2の角度に設定すれば180に位相差板3の通過
後の偏波はX軸に一致した直線偏波に変換される。この
ため偏分波器6を第1の端子7が第3図cに示した成分
の偏波41のみ分波するような角度に固定しておけば第
2の端子8となる。Eλ/2とEλ/4が共に零のとき
900位相差板2と1800位相差板3は最適位置に設
定されていることになる。Eλ/2=0、Eλ/4=0
となる条件はとなる。
θとψの安定位置付近における、θとψの微少変化量d
θとdψに対するEλ/2とEλ/4の感度DEλ/2
とDEλ/4は次式となる。
DEλ/2=−dθ+dψ (9)2RLd
Eλ/4二?DO(11 R2+L2 ※には信号12が分波されることがない。
さて入射楕円13のβとγは例えば降雨の強度や雨滴(
楕円体に等価な形状である)の傾き角度によつて時間的
に変動する。
このため9『位相差板2と1800位相差板3をこのγ
とγの変動に追随して制御する必要がある。この制御は
手動で行うのは非能率的であり、精度も悪い。入射楕円
13を仮に右旋とすれば、入射楕円13は振幅がRの右
旋成分とLの左旋成分の合成と考えられる。
ここでRI::.LはR=Lr2e−J2β (2
) γ−1 なる関係となる。
この入力が900位相差板2および1800位相差板3
によつて偏波変換された後、第1の端子7にでてくる振
幅Exと第2の端子8にでてくる振幅Eyは、となる。
上記EyをExで正規化し、これをExに対して同相な
成分Eλ/2と直交な成分(90位相が異なる成分)E
λ/4に分解すれば相検波器22およびAGC増幅器2
3による自動利得制御ループ(以下AGCループと称す
)、および位相検波器24、ループフイルタ25、電圧
制御発振器26および混合器20による位相同期ループ
(以下PLLループと称す)により基準信号の基準位相
と基準振幅を作る。
誤差信号は、ミクサ16,17により中間周波に変換後
、中間周波増幅器19および混合器21をAGCループ
とPLLループ信号により動作させ、基準信号で正規化
した正規化誤差信号を得る。
この正規化誤差信号は位相検波器28によつて基準信号
と同相成分を端子33に、また900位相器42を通し
たのち位相検波器28によつて基準信号と直交成分を端
子34に発生する。この同相成分をサーポ増幅器29に
より増幅しモータ5に供給すれば1800位相差板3を
、直交成分をサーポ増幅器30により増幅しモータ4に
供給すれば90幅位相差板2をそれぞれ制御する。
上記説明中において位相検波器22,24,27,28
はそれぞれ共通の基準信号発振出力が端子43に供給さ
れている。本発明に係る装置の実際の運用に於ては、信
号12の使用周波数帯域の中に制御用パイロツト信号を
組込むことで、上記制御系の制御信号を得ることが可能
となる。
なお、以上は第1図に示すような180号位相差板3が
偏分波器6側に配置されている場合について説明したが
、90に位相差板2が偏分波器6側に、1800位相差
板3がアンテナ1側に配置されている補償回路11に適
用しても同様の原理にて自動制御が可能である。
以上のように、この発明に係る交差偏波自動補償装置で
は、伝ぱん路中の降雨などによつて時間の経過につれて
変動する交差偏波の発生量を補償する回路の制御誤差を
自動的に検出し、この制御誤差が常に零になるように補
償回路を制御するため、降雨のような自然現象に対処す
る装置の自動制御化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す構成図、第2図は
到来する楕円偏波の座標を示す説明図、第3図aは第1
図の900位相差板2の設定角度を示す説明図、第3図
bは第1図の900位相差板2を通過後の偏波を示す説
明図、第3図cは第1図の180後位相差板3の設定角
度とこれを通過後の偏波をそれぞれ示す説明図である。 図中、1はアンテナ、2は90。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも90°位相差板と180°位相差板およ
    び互に直交な偏波成分をそれぞれ分波する2つの端子を
    有する偏分波器から構成される補償回路と、少なくとも
    上記偏分波器の2端子の出力の一方を基準信号、他方を
    誤差信号とする2つの入力端子と前記90°位相差板の
    設定角度誤差に比例した電圧を出す出力端子および前記
    180°位相差板の設定角度誤差に比例した電圧を出す
    出力端子を備えた受信機、および上記90°位相差板と
    180°位相差板を駆動するサーボ機構などから構成さ
    れる交差偏波補償装置において、上記受信機が少なくと
    も上記誤差信号を上記基準信号と同相な成分と90°位
    相が異なる成分に分解検出する回路を備え、上記同相な
    成分を上記180°位相差板の設定角度誤差に比例した
    電圧とし、上記90°位相が異なる成分を上記90°位
    相差板の設定角度誤差に比例した電圧とし、これら2つ
    の電圧がともに最少になるように上記補償回路、受信機
    およびサーボ機構を構成したことを特徴とする交差偏波
    自動補償装置。
JP12291878A 1978-10-04 1978-10-04 変差偏波自動補償装置 Expired JPS5945310B2 (ja)

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JPS5549052A JPS5549052A (en) 1980-04-08
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IT1181958B (it) * 1985-03-27 1987-09-30 Selenia Spazio Spa Dispositivo per la combinazione senza perdite della potenza rf di due o piu' trasmettitori a microonde funzionanti in parallelo e con qualsiasi rapporto di potenza

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JPS5549052A (en) 1980-04-08

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