JPH07153914A - 多値電圧源回路 - Google Patents
多値電圧源回路Info
- Publication number
- JPH07153914A JPH07153914A JP5297167A JP29716793A JPH07153914A JP H07153914 A JPH07153914 A JP H07153914A JP 5297167 A JP5297167 A JP 5297167A JP 29716793 A JP29716793 A JP 29716793A JP H07153914 A JPH07153914 A JP H07153914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- voltage
- mos transistor
- voltage source
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3696—Generation of voltages supplied to electrode drivers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
を持った、簡単な構成の電圧源回路を提供する。 【構成】ドレイン端子を共通接続した(n+1)個のM
OSトランジスタからなるMOSトランジスタ群2の共
通ドレイン端子3を電圧源30に接続し、直列接続した
n個の抵抗素子からなる分割抵抗素子群1の一方の第1
端子4を電圧源31に、他方の第2端子5を電圧源32
に接続して電圧V1 、V2 にバイアスし、分割抵抗素子
群1内の(n−1)個の分割点と第1端子4および第2
端子5を、(n+1)個のMOSトランジスタのそれぞ
れのゲート端子に接続し、MOSトランジスタ群2の
(n+1)個のソース端子から電圧を出力する。
Description
の電圧源から多値の電圧を出力する多値電圧源回路に関
する。
の機器の駆動・制御などに広く用いられている。特に近
年、液晶ディスプレイやエレクトロルミネッセントディ
スプレイ、プラズマディスプレイなどの表示素子を駆動
する集積回路への需要が高まっている。出力する電圧値
の数が少ない場合には、特開平4−204689号公報
(特願平2−335803号公報。以下、第1の公報と
記す)に開示されているように、異った出力電圧値の数
だけ、多数の電圧源を集積回路の外部から印加する方法
が用いられている。また、多くの異なった電圧値を出力
しなければならない場合には、特開平3−264922
号公報(特願平2−64568号公報。以下、第2の公
報と記す)に開示されているように、直列接続された抵
抗に電圧源を印加し、直列接続された抵抗の接続端子部
から、抵抗値によって分割された電圧値を出力する方法
が用いられてきた。しかし、単純に抵抗値によって分割
された電圧値を出力する方法では、出力インピーダンス
が一定ではなくなるため、特開平3−274089号公
報(特願平2−74126号公報。以下、第3の公報と
記す)や特開平3−274090号公報(特願平2−7
4127号公報。以下、第4の公報と記す)に開示され
ているように、抵抗値によって分割された電圧値をオペ
アンプによってインピーダンス変換を行って、出力イン
ピーダンスが一定な多数の電圧値を出力する方法などが
用いられている。
公平5−24670号公報(特願昭58−37937号
公報。以下、第5の公報と記す)や、特開昭61−11
6933号公報(特願昭59−235793号公報。以
下、第6の公報と記す)や、特公平4−82188号公
報(特願昭61−216710号公報。以下、第7の公
報と記す)、あるいは特開平4−129265号公報
(特願平2−250564号公報。以下、第8の公報と
記す)等に開示されているように、MOSトランジスタ
の閾値電圧を利用した降圧回路によって、半導体集積回
路に印加した外部電圧源の電圧値よりも低い電圧を作り
だす方法が知られている。
公報記載の発明をモノリシック集積回路で実現しようと
すると、多数の外部電圧源をモノリシック集積回路に印
加しなければならないという課題がある。また、第2の
公報記載の発明をモノリシック集積回路で実現しても、
出力インピーダンスが一定ではなくなるという課題は解
決できない。さらに、第3の公報や第4の公報記載の発
明をモノリシック集積回路で実現しようとすると、出力
する電圧値に対し必要となるオペアンプの数が多いの
で、消費電力や所要面積の点からモノリシックな集積化
が困難であるという課題が残る。
報あるいは第8の公報記載の発明では、所望の値を有し
た異なった多数の電圧値を出力できないという問題があ
る。
は、第1の端子と第2の端子との間の電圧を直列接続さ
れたn固の抵抗素子(正し、nは1以上の自然数)によ
り分割する抵抗素子群と、ドレイン端子を共通接続した
(n+1)個のMOSトランジスタからなるMOSトラ
ンジスタ群とを含んでなり、前記MOSトランジスタ群
内の(n+1)個のゲート端子のそれぞれと、前記第1
の端子,前記第2の端子および前記抵抗素子群内の(n
−1)個の分割点のそれぞれとを、一対一となるように
接続し、前記MOSトランジスタ群の共通ドレイン端
子、前記第1の端子および前記第2の端子のそれぞれに
外部から電圧を与え、前記MOSトランジスタ群内の各
ソース端子から出力電圧を取り出すように構成したこと
を特徴とする多値電圧源回路である。
である。同図を参照すると、本発明の多値電圧源回路5
0は、直列接続されたn個の抵抗素子R1 ,R2 ,…,
R(n-1) ,Rn からなる分割抵抗素子群1と、(n+
1)個のMOSトランジスタQ1 ,Q2 ,…,Qn ,Q
(n+1) からなるMOSトランジスタ群2とで構成される
ている。
端子4と他方の端子である第2端子5とにはそれぞれ、
外部に設けられた電圧源31,32から電圧V1 、V2
が与えられている。分割抵抗素子群1は、これら第1端
子4と第2端子5との間の電圧を分割している。第1端
子4,第2端子5および各分割点からの(n+1)種類
の電圧はそれぞれ、(n+1)個の各MOSトランジス
タのそれぞれに一つずつゲートバイアス電圧として分配
されている。
Oトランジスタの各ドレイン電極は全て共通ドレイン端
子3に接続されており、この共通ドレイン端子3には、
外部の電圧源30から電圧VVSが与えられている。(n
+1)個のMOSトラジスタQ1 ,Q2 ,…,Qn ,Q
(n+1) の各ソース電極からは、(n+1)種類の出力電
圧Vo1,Vo2, …, Von,Vo(n+1)が取り出される。図
1は、この多値電圧源回路50が各種の負荷を駆動して
いる状態を説明するために、(n+1)個の抵抗素子R
L1,RL2,…,RLn,RL(n+1)からなる負荷抵抗素子群
6が接続された状態の回路図を示している。上記の負荷
抵抗素子群6内の各抵抗素子は、それぞれの一端がMO
Sトランジスタ群2内の各MOSトランジスタのソース
電極にそれぞれ接続され、他端は共通に接地されてい
る。
素子群1はすべて同一の抵抗値を持った抵抗素子で構成
され、MOSトランジスタ群2はすべて同一の閾値電圧
Vthを持つnチャネル型MOSトランジスタ(以後、N
MOSトランジスタと記す)で構成されていると仮定す
る。さらにMOSトランジスタ群2を構成する各NMO
Sトランジスタの基板領域は、それぞれのMOSトラン
ジスタ群2を構成する各NMOSトランジスタの基板領
域は、それぞれのMOSトランジスタのソース電極と短
絡されている場合を考える。すなわち、MOSトラジス
タ群2を構成する各NMOSトランジスタには、バッグ
ゲート電圧印加に起因した閾値電圧の変化がない場合に
ついて説明する。又、電圧源31の供給電圧をV1 、電
圧源32の供給電圧をV2 、電圧源30の供給電圧をV
vs、分割抵抗素子群1内の各抵抗素子の抵抗値をrとす
る。更に、負荷抵抗素子群6内の各負荷抵抗素子の抵抗
値は、MOSトランジスタのオフ抵抗値より十分小さく
オン抵抗値よりは十分大きいとする。その場合には、抵
抗素子Ri と抵抗素子R(i+1) との接続接点の電位Vti
は、 Vti=V2 −{(V2 −V1 )−n}×i (但し、
i=0〜n)となる。 尚、上式において、抵抗素子R0 、R(n+1) はそれぞ
れ、第2端子5および第1端子4を表すものとし、電圧
Vt0およびVtnはそれぞれ、第2端子5の電圧V2およ
び第1端子4の電圧V1 を表すものと考える。
節点はMOSトランジスタQ(i+1)のゲート電極に接続
されている。MOSトランジスタQ(i+1) のゲート端子
電圧はVti、閾値電圧はVthであるから、Vvsが(V
ti−Vth) よりも高い場合には、いわゆる閾値電圧落ち
した電圧値(Vti−Vth)までソース端子(出力端子)
の電圧Vo(i+1)が上昇した後MOSトランジスタQ
(i+1) はオフする。すなわちMOSトランジスタQ
(i+1) のソース端子(出力端子)の電圧Vo(i+1)は、 Vo(i+1)=Vti−Vth=V2 −{(V2 −V1 )/n}
×i−Vth となる。
との出力電圧差(Vdif =Vo(k)−Vo(k+1)) は、 Vdif =Vo(k)−Vo(k+1)=(V2 −V1 )/n となる。
=3V、V2 =9V、n=15とすると、出力電圧はV
o1=8.0V、Vo2=7.6V、Vo3=7.2V、Vo4
=6.8V、Vo5=6.4V、Vo6=6.0V、Vo7=
5.6V、Vo8=5.2V、Vo9=4.8V、Vo10 =
4.4V、Vo11 =4.0V、Vo12 =3.6V、V
o13 =3.2V、Vo14 =2.8V、Vo15 =2.4
V、Vo16 =2.0Vとなり、Vdif =0.4Vとな
る。すなわち、単一の印加電源電圧12Vから、電圧値
が0.4Vずつ異なった16種類の電圧値を出力でき
る。出力電圧値はVvs、Vth、V1 、V2 、nを設計す
ることによって自由に設定できる。直列に接続している
抵抗素子群を流れる直流電流値は、抵抗素子Ri の抵抗
値で制御できるので、直列に接続している抵抗素子群で
消費される電力も必要に応じて所望の値に設定できる。
て同一の抵抗値を持った場合について説明したので、V
dif は一定となる。しかし、分割抵抗素子群1の抵抗値
の配分の仕方により、各出力端子に所望の電圧を出力で
きることは明らかである。
はすべて同一の抵抗値を持ち、MOSトランジスタ群2
はすべて同一の閾値電圧Vthを持ち、かつ、各MOSト
ランジスタにはバックゲート電圧印加に起因した閾値電
圧の変化がない場合について述べた。このような状態に
対応する半導体集積回路は、後に述べる実施例で示すよ
うに数多くあるが、さらにバックゲート電圧印加に起因
した閾値電圧の変化があるMOSトランジスタを用いた
場合についても以下に説明する。
MOSトランジスタは、同一の閾値電圧を持つ。しか
し、接合分離や誘電体分離技術によって各MOSトラン
ジスタが電気的に分離されていない、一般的な構造の半
導体集積回路の場合には、p型またはn型のMOSトラ
ンジスタのどちらか一方は、共通基板を基板領域(チャ
ネル領域)として用いる。そのため、共通基板をチャネ
ル領域として用いたMOSトランジスタのソース電位を
変化させると、所謂バックゲートバイアス効果を受け、
MOSトランジスタの閾値電圧が変化することが知られ
ている。このような場合を想定し、本発明の作用を説明
する。
通シリコン基板上のn型MOSトランジスタで構成さ
れ、その閾値電圧が図2に示されるようなバックゲート
バイアス依存性を持っており、Vvs=12Vで前述の説
明と同一の電圧値を出力する場合について説明する。V
o1に8.0Vを出力させることは、NMOSトランジス
タQ1 には8Vのバックゲートバイアス電圧を印加する
ことと同一であるから、図2を参照すると、8Vのバッ
クゲートバイアス電圧を印加した場合の閾値電圧V
th(bg=8V) は、2.83Vである。Vo1=Vto−V
th(bg=8V) =8Vであるから、NMOSトランジスタQ
1 のゲート電極の電位Vtoは、Vto=8+2.83=1
0.83Vに設定すればよい。Vo2に7.6Vを出力さ
せることは、NMOSトランジスタQ2 には7.6Vの
バックゲートバイアス電圧を印加することと同一であ
る。図2を参照すると、Vth(bg=7.6V) )は2.77V
であるから、NMOSトランジスタQ2 のゲート電極の
電位Vt1はVt1=7.6+2.77=10.37Vに設
定すればよい。同様に、各MOSトランジスタのゲート
電極の電位を、Vt2=9.91V、Vt3=9.45V、
Vt4=8.99V、Vt5=8.52V、Vt6=8.06
V、Vt7=7.59V、Vt8=7.12V、Vt9=6.
65V、Vt10 =6.17V、Vt11 =5.69V、V
t12 =5.20V、Vt13=4.72V、Vt14 =4.
22V、Vt15 =3.72Vと設定すれば、前述の説明
と同一の電圧値を出力できる。Vt0=V2 であるから、
電圧源32の電圧V2 5は10.83Vとする。また、
Vt15 =V1 であるから電圧源31の電圧V1 は3.7
2Vとする。
すると、i番目の抵抗素子Ri の抵抗値ri は、ri =
(Vt(i-1)−Vti)/Iと設定する。例えば、I=1m
Aとするとき、r1 =(Vt0−Vt1)/I=460Ω、
r2 =(Vt1−Vt2)/I=460Ωと設定する。同様
に、r3 =460Ω、r4 =460Ω、r5 =470
Ω、r6 =460Ω、r7 =470Ω、r8 =470
Ω、r9=470Ω、r10=480Ω、r11=480Ω、
r12=490Ω、r13=480Ω、r14=500Ω、r
15=500Ωと設定する。このように、ソース端子が基
板領域(チャネル領域)とは同電位にできないMOSト
ランジスタを用いても、Vvs、Vt 、V1 、V2 、n、
および、抵抗素子群1の抵抗値ri を適当に配分するこ
とによって、出力電圧Voiを自由に設定できる。
たMOSトランジスタと抵抗素子を用いて、図1に示し
た回路の端子Voiより設定した電圧値を出力できる。
を参照して説明する。図3は、請求項1および請求項2
に記載の多値電圧源回路の第1の実施例の回路図であ
る。図4および図5は、図3の多値電圧源回路を実施す
る際に用いた半導体集積回路の断面図を示している。図
4に示した半導体集積回路はシリコン・オン・サファイ
ア構造の半導体集積回路であって、サファイア基板7上
に島状に絶縁物分離された、NMOSトランジスタ8、
抵抗素子9およびPMOSトランジスタ10がある。図
4のNMOSトランジスタ8はn+ 領域(ソース・ドレ
イン領域)11、p型領域(チャネル)12、ゲート絶
縁膜13、ゲート電極14、層間絶縁膜15および金属
配線16などから構成されている。抵抗素子9は、抵抗
体層(半導体層、金属層など)17と層間絶縁膜15お
よび金属配線16などから構成されている。
シャル構造の半導体集積回路であってp型基板20上に
n型エピタキシャル層21を堆積させ、接合分離された
NMOSトランジスタ8、抵抗素子9およびPMOSト
ランジスタがある。図5のNMOSトランジスタ8は、
n+ 領域(ソース・ドレイン領域)11、p型領域(チ
ャネル)12、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14、層
間絶縁膜15および金属配線16などから構成されてい
る。抵抗素子9は、抵抗体層(半導体層、金属層など)
17と層間絶縁膜15および金属配線16などから形成
されている。
積回路のNMOSトランジスタと抵抗とを用いて、図3
の多値電圧源回路を実現した。ゲート長1μm、ゲート
幅100μm、ゲート酸化膜厚25nm、閾値電圧1
V、電子移動度600cm2 /V/sのNMOSトラン
ジスタを16個、100Ωの抵抗値を持った抵抗素子を
15個、12V出力の電圧源を1個用いて、図3の多値
電圧源回路は容易に実現できた。負荷抵抗には100M
Ωの抵抗を16個用いた。第1端子4に10V、第2端
子5に20Vを印加した。各出力端子からは、Vo1=
8.0V、Vo2=7.6V、Vo3=7.2V、Vo4=
6.8V、Vo5=6.4V、Vo6=6.0V、Vo7=
5.6V、Vo8=5.2V、Vo9=4.8V、Vo10 =
4.4V、Vo11=4.0V、Vo12 =3.6V、V
o13 =3.2V、Vo14 =2.8V、Vo15=2.4
V、Vo16 =2.0Vの電圧がそれぞれ出力され、請求
項1および請求項2に記載の多値電圧源回路は容易に実
施できた。
多値電圧源回路の第2の実施例の回路図を示したもので
ある。図4および図5は、図6の多値電圧源回路を実施
する際に用いた半導体集積回路の断面図を示している。
図4のPMOSトランジスタ10はp+ 領域(ソース・
ドレイン領域)18、n型領域(チャネル)19、ゲー
ト絶縁膜13、ゲート電極14、層間絶縁膜15および
金属配線16などから構成されている。
+ 領域18、n型エピタキシャル領域(チャネル)2
1、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14、層間絶縁膜1
5および金属配線16などから構成されている。
積回路のPMOSトランジスタと抵抗とを用いて、図6
の多値電圧源回路を実現した。ゲート長1μm、ゲート
幅100μm、ゲート酸化膜圧25nm、閾値電圧−1
V、正孔移動度300cm2/V/sのPMOSトラン
ジスタを16個、100Ωの抵抗値を持った抵抗素子を
15個、−12V出力の電圧源を1個用いて、図6の多
値電圧源回路は容易に実現できた。負荷抵抗には100
MΩの抵抗を16個用いた。第1端子4に−10V、第
2端子5に−20Vを印加した。出力端子からは、Vo1
=−8.0V、Vo2=−7.6V、Vo3=−7.2V、
Vo4=−6.8V、Vo5=−6.4V、Vo6=−6.0
V、Vo7=−5.6V、Vo8=−5.2V、Vo9=−
4.8V、Vo10 =−4.4V、Vo11 =−4.0V、
Vo12 =−3.6V、Vo13 =−3.2V、Vo14 =−
2.8V、Vo15 =−2.4V、Vo16 =−2.0Vの
電圧がそれぞれ出力され、請求項1および請求項2に記
載の多値電圧源回路は容易に実施できた。
べて同一の抵抗値を持った場合について説明したのでV
dif は一定となる。しかし、分割抵抗素子群1の抵抗値
を適当に配分すれば、各出力端子に所望の電圧を出力す
ることは、以上の説明によって明らかである。
値電圧源回路の一実施例の回路図を示したものである。
図8は、図7の多値電圧源回路を実施例する際に用いた
半導体集積回路の断面図を示している。図8に示した半
導体集積回路は、通常構造のCMOS半導体集積回路で
あって、p型基板にNMOSトランジスタ8、抵抗素子
9およびn型ウエル19によって接合分離されたPMO
Sトランジスタ10がある。図8のNMOSトランジス
タ8は、n+ 領域(ソース・ドレイン領域)11、p型
基板領域(チャネル)20、ゲート絶縁膜13、ゲート
電極14、層間絶縁膜15および金属配線16などがら
構成されている。図8の抵抗素子9は、抵抗体層(半導
体層、金属層など)17と層間絶縁膜15および金属配
線16などから構成されている。
MOSトランジスタと抵抗とを用いて、図7の多値電圧
源回路を実現した。ゲート長1μm、ゲート幅100μ
m、ゲート酸化膜圧25nm、閾値電圧1V、p型基板
の不純物濃度1016cm-3、電子移動度600cm2 /
V/sのNMOSトランジスタを16個、100Ωの抵
抗値を持った抵抗素子を15個、12V出力の電圧源を
1個用いて、図7の多値電圧源回路は容易に実現でき
た。負荷抵抗には100MΩの抵抗を16個用いた。使
用したNMOSトランジスタは、図2に示したバックゲ
ートバイアス依存性を持っていた。第2端子5には1
0.83V、第1端子4には3.72Vを印加した。i
番目の抵抗素子Ri の抵抗値ri は、r1 =460Ω、
r2 =460Ω、r3 =460Ω、r4 =460Ω、r
5 =470Ω、r6 =460Ω、r7=470Ωr8 =
470Ω、r9 =470Ω、r10=480Ω、r11=4
80Ω、r12=490Ω、r13=480Ω、r14=50
0Ω、r15=500Ωのものを使用した。出力端子から
は、Vo1=8.0V、Vo2=7.6V、Vo3=7.2
V、Vo4=6.8V、Vo5=6.4V、Vo6=6.0
V、Vo7=5.6V、Vo8=5.2V、Vo9=4.8
V、Vo10 =4.4V、Vo11 =4.0V、Vo12 =
3.6V、Vo13 =3.2V、Vo14 =2.8V、V
o15 =2.4V、Vo16 =2.0Vの電圧がそれぞれ出
力され、請求項1および請求項3に記載の多値電圧源回
路は容易に実施できた。
となる場合を例にとり説明した。しかし、分割抵抗素子
1の抵抗値を適当に配分すれば、Vdif が各出力端子に
より異なった、所望の電圧を出力できることは以上の説
明によって明らかである。
単な回路で多数の異なった値を持った電圧値を出力でき
るようになるので、各種の機器を駆動するための大規模
回路などをモノシリックに集積化できるようになり、各
種機器の高性能化・低コスト化ができるようになる。
の回路図である。
のバックゲートバイアス特性を示す図である。
いたシリコン・オン・サファイア構造の半導体集積回路
の断面図である。
いたエピタキシャル構造の半導体集積回路の断面図であ
る。
積回路の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の端子と第2の端子との間の電圧を
直列接続されたn固の抵抗素子(但し、nは1以上の自
然数)により分割する抵抗素子群と、ドレイン端子を共
通接続した(n+1)個のMOSトランジスタからなる
MOSトランジスタ群とを含んでなり、 前記MOSトランジスタ群内の(n+1)個のゲート端
子のそれぞれと、前記第1の端子,前記第2の端子およ
び前記抵抗素子群内の(n−1)個の分割点のそれぞれ
とを、一対一となるように接続し、 前記MOSトランジスタ群の共通ドレイン端子、前記第
1の端子および前記第2の端子のそれぞれに外部から電
圧を与え、前記MOSトランジスタ群内の各ソース端子
から出力電圧を取り出すように構成したことを特徴とす
る多値電圧源回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の多値電圧源回路におい
て、 前記抵抗素子群を構成するn個の抵抗素子の全てが同一
の抵抗値をもつように構成したことを特徴とする多値電
圧源回路。 - 【請求項3】 請求項1記載の多値電圧源回路におい
て、 バックゲートバイアス効果に起因する各MOSトランジ
スタの閾値電圧値の上昇が前記抵抗素子群から前記各M
OSトランジスタのゲートバイアス電圧として与えられ
る各電圧によってそれぞれ補償されて、各MOSトラン
ジスタからの出力電圧が各MOSトランジスタが出力す
べき所定の電圧値となるように、前記第1の端子と前記
第2の端子との間の抵抗値を前記抵抗素子群を構成する
n個の抵抗素子に配分したことを特徴とする多値電圧源
回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297167A JP2701710B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 多値電圧源回路 |
US08/753,425 US5739593A (en) | 1993-11-29 | 1996-11-25 | Voltage source circuit for generating a plurality of values of voltages |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297167A JP2701710B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 多値電圧源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07153914A true JPH07153914A (ja) | 1995-06-16 |
JP2701710B2 JP2701710B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17843060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5297167A Expired - Fee Related JP2701710B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 多値電圧源回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5739593A (ja) |
JP (1) | JP2701710B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5814981A (en) * | 1996-02-15 | 1998-09-29 | Nec Corporation | Voltage circuit for generating multiple stable voltages |
US5818406A (en) * | 1994-12-02 | 1998-10-06 | Nec Corporation | Driver circuit for liquid crystal display device |
CN111477194A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-07-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 公共电压输出电路、显示装置及公共电压补偿方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19732283C1 (de) * | 1997-07-26 | 1999-03-25 | Kostal Leopold Gmbh & Co Kg | Elektrische Schaltungsanordnung |
FR2834805B1 (fr) * | 2002-01-17 | 2004-07-16 | St Microelectronics Sa | Generateur de courant ou de tension ayant un point de fonctionnement stable en temperature |
KR100475736B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2005-03-10 | 삼성전자주식회사 | 고속 테스트에 적합한 편이온도 검출회로를 갖는온도감지기 및 편이온도 검출방법 |
KR100541824B1 (ko) * | 2003-10-06 | 2006-01-10 | 삼성전자주식회사 | 반도체 집적회로에 채용하기 적합한 온도감지 회로 |
KR100699826B1 (ko) * | 2004-06-14 | 2007-03-27 | 삼성전자주식회사 | 하나의 브랜치를 이용하여 다수개의 검출 온도 포인트를제공하는 온도 감지기 및 편이 온도 검출 방법 |
JP2021034584A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | キオクシア株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02228714A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-11 | Fuji Electric Co Ltd | 多電圧出力の電源装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61116933A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | ロ−ム株式会社 | 電源回路 |
US4924169A (en) * | 1987-12-17 | 1990-05-08 | Dana Corporation | Current regulator for a battery re-charging circuit |
US4864162A (en) * | 1988-05-10 | 1989-09-05 | Grumman Aerospace Corporation | Voltage variable FET resistor with chosen resistance-voltage relationship |
JP2736128B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1998-04-02 | 株式会社東芝 | 無線通信装置 |
JP2953589B2 (ja) * | 1990-03-15 | 1999-09-27 | 株式会社日立製作所 | 液晶の多階調表示における視角補正方式とそれを用いた多階調液晶表示装置 |
JPH03274090A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
JPH03274089A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
JPH0482188A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発熱体布 |
JPH04129265A (ja) * | 1990-09-20 | 1992-04-30 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
JPH04204689A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-27 | Hitachi Ltd | 多階調用ドライバーとそれを用いた液晶表示装置 |
JP3139779B2 (ja) * | 1991-06-29 | 2001-03-05 | ミノルタ株式会社 | カバー巻取り装置 |
US5362988A (en) * | 1992-05-01 | 1994-11-08 | Texas Instruments Incorporated | Local mid-rail generator circuit |
JP2560542B2 (ja) * | 1993-03-30 | 1996-12-04 | 日本電気株式会社 | 電圧電流変換回路 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5297167A patent/JP2701710B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-11-25 US US08/753,425 patent/US5739593A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02228714A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-11 | Fuji Electric Co Ltd | 多電圧出力の電源装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5818406A (en) * | 1994-12-02 | 1998-10-06 | Nec Corporation | Driver circuit for liquid crystal display device |
US5814981A (en) * | 1996-02-15 | 1998-09-29 | Nec Corporation | Voltage circuit for generating multiple stable voltages |
CN111477194A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-07-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 公共电压输出电路、显示装置及公共电压补偿方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5739593A (en) | 1998-04-14 |
JP2701710B2 (ja) | 1998-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5838047A (en) | CMOS substrate biasing for threshold voltage control | |
US6348835B1 (en) | Semiconductor device with constant current source circuit not influenced by noise | |
US5811857A (en) | Silicon-on-insulator body-coupled gated diode for electrostatic discharge (ESD) and analog applications | |
US8004340B2 (en) | System and method for a semiconductor switch | |
KR100288818B1 (ko) | 반도체 집적회로 | |
US7145370B2 (en) | High-voltage switches in single-well CMOS processes | |
JPH06204838A (ja) | 基準電圧発生器及び基準電圧の発生方法 | |
US4152716A (en) | Voltage dividing circuit in IC structure | |
JPH0578211B2 (ja) | ||
US20090134930A1 (en) | Level shift circuit | |
JP2701710B2 (ja) | 多値電圧源回路 | |
JP6493933B2 (ja) | レベルシフタ | |
JP3022815B2 (ja) | 中間電位生成回路 | |
GB2395065A (en) | Floating gate transistors | |
US6967378B2 (en) | Semiconductor integrated circuit device configured to prevent the generation of a reverse current in a MOS transistor | |
KR100418642B1 (ko) | Soi 반도체장치 및 그 제조방법 | |
US8836027B2 (en) | Switch circuit using LDMOS element | |
JPH0152906B2 (ja) | ||
JPH1168534A (ja) | 高電圧駆動回路 | |
US20150137874A1 (en) | Current source array | |
EP0786810B1 (en) | Substrate potential detecting circuit | |
JP7099640B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP4371645B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2679450B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH08306870A (ja) | 半導体集積昇圧回路装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970902 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071003 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101003 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 14 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 14 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003 Year of fee payment: 16 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |