JPH07152960A - 金融処理システム - Google Patents

金融処理システム

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JPH07152960A
JPH07152960A JP22174694A JP22174694A JPH07152960A JP H07152960 A JPH07152960 A JP H07152960A JP 22174694 A JP22174694 A JP 22174694A JP 22174694 A JP22174694 A JP 22174694A JP H07152960 A JPH07152960 A JP H07152960A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は金融処理システムに関し、バッチ処
理及びオンライン処理による更新を矛盾なく行い、かつ
顧客の問合せに対し予想残高や各種情報を遅滯なく提供
することを目的とする。 【構成】 顧客の口座毎に日付及び金額情報を有する残
高情報手段4と、顧客の口座の入出金処理依頼につい
て、入出金処理依頼の日付情報に基づいて、残高情報手
段の該当する金額情報を更新する入出金処理手段1と、
さらに、顧客の口座毎に現在日付以降の入出金依頼の明
細を格納した入出金依頼情報手段14,15と、入出金
依頼情報手段に基づいて、端末機に対し現在日付以降の
入出金依頼の明細を出力する明細処理手段63とで構成
された金融処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金融処理システムに関
し、特に金融機関オンラインシステムにおける残高情報
処理において、1つの態様は、オンラインデータベース
システムの24時間無停止稼働に際して、元帳データベ
ース内の顧客若しくは口座毎の残高情報に対するオンラ
イン処理及びバッチ処理を行う際に、顧客による出金日
に矛盾ないように更新することができる残高データベー
ス更新に関し、他の態様は、未来の残高予測情報を顧客
に還元するような付加サービスを実施することができる
残高予測サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】残高データベース更新において、従来の
元帳データベースを利用するオンラインシステムでは、
顧客若しくは口座毎にオンライン処理による元帳データ
ベース内の残高の加減算と、バッチ処理による残高の加
減算とが行われる。この場合、予め顧客との間で交わさ
れた契約により決められた期日又はその前日にバッチ処
理を起動し、オンライン処理とバッチ処理とで同じ残高
データを参照、更新するのが通例であった。以下に例を
あげて説明する。
【0003】図18は従来のオンライン及びセンタカッ
ト処理の一例説明図である。横軸は時間的な経過であ
る。従来のオンライン及びセンタカット処理では、図示
のように、オンライン可能な時間帯とセンタカット可能
な時間帯とが分かれている。例えば、期日が7月6日に
設定されているセンタカットが可能な時間帯は、前日
(7月5日)のオンライン処理終了(t1)後から当日
(7月6日)のオンライン開始の直前(t2)までの短
い時間である。但し、図示のようにセンタカット出金に
関しては、当日(7月6日)のオンライン時間帯に一部
並行して実施することもある。これは、センタカット出
金が遅くなっても顧客から苦情が来ないという現実があ
るためである。
【0004】次に、残高予測サービスにおいて、オンラ
インで使用する残高は元帳データベースに格納されてい
る。通常、元帳データベースはオンラインによる入金/
出金で更新される他に、契約の内容に基づいて夜間にバ
ッチ業務により更新される。この場合、従来の金融機関
オンラインサービスでは、顧客によりATM(現金自動
預け払い機)等からの残高照会又は入金/出金の要求が
あると、元帳データベースの内容が参照/更新される。
即ち、照会ならば、該当口座の現時点の残高の金額を表
示又は印字し、入金/出金ならば、該口座の現時点の残
高に対して加減算した結果の金額を表示又は印字してい
る。
【0005】一方、顧客と金融機関との間には予め交わ
された自動振替取引が多く存在している。例えば、銀行
オンラインサービスでは、電気、ガス、水道等の公共料
金を、個人顧客の口座から引き落とすが、銀行側ではこ
れらを自動振替サービスとして、毎月の何日に引き落と
すか、どの口座から引き落とすか、等の契約を顧客との
間で取り交わしている。さらに、引き落とし日の数日前
には引き落とし金額が決定している。これらの契約情報
は通常、元帳データベースとは別のファイルに保存さ
れ、引き落とし期日あるいは振り込み期日が来ると、こ
の別ファイルを入力としてバッチ処理を行って、元帳デ
ータベースの残高部を加減算する、という方法で対応し
ている。
【0006】ところで、通常、顧客が銀行キャッシュコ
ーナーへ来店し、ATMやCDを使用してこれら自動振
替の予定を確認することはできない。金融機関と顧客と
の間で自動振替契約が交わされると、その内容は元帳デ
ータベースに登録されることもあるが、高々「契約の有
無」が分かる程度の情報だけであり、例えば、水道料金
を、何月何日にいくら引き落とすか、という情報は登録
されていない。このために、顧客が端末を使用して確認
できるのは、既に決済された結果である。
【0007】この理由は決済期日が到来するまで、自動
振替の結果が元帳データベースへ登録されないことと、
登録したとしても一部の情報のみであるためである。金
融機関としてはより詳細な情報を既に入手済であって
も、その詳細な情報を元帳データベースとして保有して
いないために、このような詳細な情報を容易に顧客に還
元できないのが実情である。即ち、従来のサービスでは
現時点の決済済みの残高に基づいた情報提供サービスが
通例であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】残高データベース更新
について、上記の従来の方式では、オンライン処理が顧
客に応じてランダムな時間に発生するのに対して、バッ
チ処理は顧客との間の契約で定められた期日に従って処
理されることから、元帳データベース内の残高の加減算
に関して、例えば、出金日等、業務上の矛盾が生じる危
険性がある。
【0009】例えば、銀行オンラインシステムでは、給
料日にバッチ処理により口座に入金されるが、そのバッ
チ処理が完了する前に、預金者(顧客)が銀行に来店し
てオンラインで出金しようとした場合、給料日にも係わ
らず給料が入金されていない、ということになり、銀行
は預金者から苦情を受けることになる。一方、この問題
を解決するために給料日の前日にバッチ処理を行う方法
も考えられるが、この方法を実施すると、バッチ処理が
完了した直後に預金者が来店してオンラインにて出金し
ようとした場合、指定の給料日以前にも係わらず顧客に
より給料の引き出しができてしまうという不都合があ
る。
【0010】このように従来の残高データベース更新の
問題は、オンライン処理による加減算とバッチ処理によ
る加減算が、元帳データベース内の同じ残高情報に対し
て行われることに起因している。次に、残高予測サービ
スにおいて、水道料金ならば水道局から、クレジットカ
ード利用代金ならばクレジット会社から、予め引き落と
し金額の通知が顧客へ送付されるが、顧客から見れば他
にも様々な自動振替契約があり、自分の口座から総額で
いくら引き落とされるのかを計算するのは面倒である。
できるだけ銀行のATM等を使って照会可能であること
が望ましい。
【0011】しかしながら、前述のように、契約情報は
バッチ処理の入力ファイルとして専用の別ファイルに保
有しているのみであり、元帳データベースには保有して
いないことが通例であるため、数日後の残高がどのよう
に変わるかという照会には回答できない、という不都合
があった。このような従来の残高予測サービスでは、金
融機関及び顧客にとって、投資/貯蓄の機会損失、セー
ルス機会の損失、残高不足による回収延滞リスク、等の
損失をもたらすことになる。
【0012】本発明の1つの目的は、残高データベース
更新において、24時間連続運転が行われるオンライン
システムにおいて、バッチ処理による元帳データベース
更新とオンライン処理による元帳データベース更新との
間で出金日に矛盾なく行われ、さらにはオンライン処理
を停止させずにシステム運転することにある。本発明の
他の目的は、残高予測サービスにおいて、顧客によるオ
ンライン端末からの問合せを受けて、将来の予想残高
や、警告情報、セールス情報、を遅滯なく顧客に提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の金融処理システ
ムも1つの態様は、顧客の口座毎に日付及び金額情報を
有する残高情報部4と、顧客の口座の入出金処理依頼に
ついて、該入出金処理依頼の日付情報に基づいて、該当
する前記残高情報部の金額情報を更新する入出金処理手
段1とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の他の態様は、顧客の口座情報を有
する該ホストと、該ホストに対して照会又は入出金を行
う端末機とで構成される金融処理システムにおいて、顧
客の口座毎に現在日付以降の入出金依頼の明細を格納し
た入出金依頼情報部14,15と、前記入出金依頼情報
部に基づいて、前記端末機に対し現在日付以降の入出金
依頼の明細を出力する明細処理手段63とを備えたこと
を特徴とする。
【0015】上記の他の態様では、振替契約の情報を格
納する契約情報部14と、決算済みの振替明細を格納す
る取引明細部16と、前記契約情報部と取引明細部に基
づいて、当日以降に発生する入出金の金額を算出する金
額予測手段12とを備えている。本発明のさらに他の態
様では、顧客の口座情報を有するホストと、該ホストに
対して照会又は入出金を行う端末機で構成される金融処
理システムにおいて、現在日付以降の残高金額に対応し
て出力メッセージを格納するメッセージ格納部11と、
現在日付以降の顧客の口座の残高を算出する残高算出手
段13と、前記残高算出手段により算出した残高と前記
メッセージ格納部により、前記端末機に対応するメッセ
ージを出力するメッセージ処理手段62とを備えたこと
を特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の1つの態様である残高データベース更
新では、24時間連続運転が行われるオンラインシステ
ムにおいて、顧客からの要求に基づくバッチ処理による
元帳データベース更新と、オンライン処理による元帳デ
ータベース更新との間で、例えば顧客による出金を矛盾
なく遂行し、さらにはオンライン処理を停止させずにシ
ステム運転する。
【0017】また、本発明の他の態様である残高予測サ
ービスでは、顧客によるオンライン端末からの問合せを
受けて、将来の予想残高や、警告情報、セールス情報、
を遅滯なく顧客に提供する。
【0018】
【実施例】本発明による金融処理システムの構成及び動
作を、図面に沿って以下に説明する。図1は本発明の基
本ブロック図である。図中、1は入出金処理手段、2は
元帳データベース、3は元帳データベース2に格納され
た顧客口座ブロック、4は元帳データベース2に格納さ
れた残高情報部である。
【0019】このような構成において、業務処理中に元
帳データベース2内にある顧客口座ブロック3に対して
オンライン処理要求若しくはバッチ処理要求があると、
オンラインプログラム6のオンライン入出金処理手段6
1(図5参照)又はセンタカットプログラム8のバッチ
入出金処理手段81(図5参照)は、入力された情報に
よりアクセスすべき元帳データベース2内のブロックを
把握し、ファイルアクセス制御部51(図12参照)に
より顧客口座ブロック3及び残高情報部4からの読込み
を依頼する。
【0020】残高情報部4は予め作成されたものではな
く、オンライン処理要求又はバッチ処理要求に応じて作
成されるものである。即ち、残高情報部4が既に存在し
ていれば、ファイルアクセス制御部51から残高情報部
4の内容が通知され、オンラインプログラム6又はセン
タカットプログラム8はその内容を加減算して、ファイ
ルアクセス制御部51に更新を依頼する。一方、残高情
報部4が未作成であれば、オンラインプログラム6又は
センタカットプログラム8はファイルアクセス制御部5
1に作成を依頼する。
【0021】即ち、ある日付に発生する最初の処理要求
の際に残高情報部4が作成され、同じ日付の2回目以降
の処理要求の際には、残高情報部4が更新される。ここ
で、オンラインプログラム6が使用する残高情報部4
は、オンライン処理要求がされた日付に属する部分、即
ち、本日の残高情報部4であるが、これに対してセンタ
カットプログラム8が使用する残高情報部4は、顧客と
の契約で定められた日付に属する部分である。契約に定
められた期日よりも以前にセンタカットプログラム8を
起動することにより、センタカットプログラム8が使用
する残高情報部4は必ず未来の残高情報部4となる。
【0022】この結果、オンラインで加減算しようとす
る残高データと、センタカットプログラム8が加減算し
ようとする残高データとは、元帳データベース2内の別
々の領域となる。本発明の1つの態様である残高データ
ベース更新によれば、ある期日に残高を加減算するよう
なバッチ処理を行う必要があれば、その期日以前にセン
タカットプログラム8を起動しておくことが可能であ
る。即ち、ある期日(例えば給料日)に残高を加減算す
る契約がある場合には、期日以前にセンタカットプログ
ラム8によって残高を加減算(例えば、給料の入金)し
ておくにより、この残高は予想残高と見なすことができ
る。
【0023】一方、オンライン処理要求、例えばATM
からの引き出し要求では、オンラインプログラム6は残
高が不足しないかどうかをチェックするが、チェックす
る残高は未来の予想残高ではなく、あくまでも本日の残
高である。本日の残高で引き出し可能であれば本日の残
高を減算し、未来の残高も応分の減算を行う。同様に、
オンライン入金があれば本日の残高を加算し、未来の残
高も応分の加算を行う。この結果、前述したような、給
料日以前に給料を引き出してしまうような不都合を回避
することができる。
【0024】このように本発明の1つの態様である残高
データベース更新では、ある顧客口座ブロック3の残高
を元帳データベース2内の一個所に保有するのではな
く、時系列に分割して保有、即ち、ヒストリカルに保有
することを特徴とする。図2は本発明のオンライン処理
及びセンタカット処理の一例説明図である。本発明の1
つの態様によるオンライン処理及びセンタカット処理で
は、図示のようにオンライン処理が24時間連続して稼
働しており、オンライン処理と並行してセンタカット処
理を行う。例えば、期日が7月6日であるセンタカット
処理は、7月5日以前のいつでも処理可能である。さら
に、出金に関しては図18と同じ理由から7月6日以前
のいつでも処理可能である。
【0025】図3は本発明の1つの態様におけるオンラ
インプログラム6の動作フローチャートであり、図4は
本発明の1つの態様のセンタカットプログラムの動作フ
ローチャートである。図3において、オンライン処理要
求を受ける(S1)と、処理要求に該当する顧客口座ブ
ロック3及び残高情報部4を読み込む(S2)。次に本
日の領域があるか否か判定し(S3)、残高情報部4の
内、要求を受け付けた日付、即ち「本日」に該当する領
域の内容を更新するが(S5)、本日領域が存在してい
なければ本日領域の作成を行う(S4)。
【0026】次に本日残高が「0」以上か否か判定する
(S6)。この場合、本日の残高は最も近い過去の残高
と等しい金額である。この結果、残高が0未満、即ち、
残高不足であれば「取引不成立」と判断し(S7)、更
新内容をキャンセルして端末宛に残高不足の旨を出力す
る(S14)。一方、本日残高が0以上であれば取引は
成立であるが、さらに本発明の1つの態様では未来の領
域があるか否か判定し(S8)、未来の残高も更新する
(S9)。なぜなら、未来の残高は過去の残高をベース
に加減算された結果でもあり、過去のデータが増減すれ
ば、必然的に未来の残高も応分の増減がなされなければ
ならないからである。
【0027】さらに未来の残高が「0」以上か否か判定
し(S10)、未来の残高が0未満ならば、残高不足と
なる可能性が高いと判断し、端末宛に警告情報を出力す
る(S11)。未来の残高が「0」以上ならば、残高推
移予定の編集(S12)及びセールス上方の編集(S1
3)を行い、処理結果を出力する(S14)。図4は本
発明の1つの態様におけるセンタカットプログラムの動
作フローチャートである。図4において、入力データを
読み込むと(S1)、読み込まれた内容に該当する顧客
口座ブロック3及び残高情報部4を読み込む(S2)。
契約期日の領域があるか否か判定し(S3)、残高情報
部4の内、処理すべき日付、即ち「契約期日」に該当す
る領域の内容を更新するが(S5)、領域が存在してい
なければ作成を行う(4)。
【0028】次に契約期日の残高が「0」以上か否か判
定する(S6)。この場合、契約日付の残高は、最も近
い過去の残高と等しい金額である。この結果、残高が0
未満、即ち残高不足であれば、「取引不成立」と判断し
(S11)、更新内容をキャンセルして再処理すべきで
ある旨を出力SI、再処理情報の編集を行い(S1
2)、その結果を出力する。
【0029】一方、契約期日の残高が0以上であれば、
さらに契約期日以降の領域があるか否か判定し(S
7)、契約期日以降の残高を調査する。その結果、契約
期日以降の残高が0未満ならば、残高不足となる可能性
が高いと判断する。ここで、処理内容が入金、即ち加算
ならば(S10)、オンラインの場合と同様に処理を成
立させるが(S13)、出金、即ち減算ならば処理をキ
ャンセルする(S11)。なぜなら、将来残高が不足す
ることがわかっているにも係わらず、さらに出金して残
高を減らしてしますことは、銀行業務の遂行上好ましく
ないからである。但し、銀行によっては処理をキャンセ
ルとせず、取引成立扱いとすることも可能である。最終
的に取引を成立させるか不成立させるかを、本発明は規
定するものではなく、判断材料を与えるものである。
【0030】次に、本発明の他の態様である残高予測サ
ービスについて、図面に沿って説明する。図5は本発明
の他の態様の一例構成図である。前述と同様に、5は制
御プログラム、6はオンライン入出金処理手段(6
1)、メッセージ処理手段(62)及び明細処理手段
(63)で構成されるオンラインプログラム、7は登録
手段、8はバッチ入出金処理手段(81)で構成される
センタカットプログラム、9は端末機、10は入出金依
頼データファイル、11は付加メッセージテーブル、1
4は契約情報部、15は自振(自動振替)予定明細部、
である。
【0031】このような構成において、金融機関が顧客
から自動振替の契約要請を受けると、金融機関の担当者
は端末機9から契約情報を入力する。ここで契約情報と
は、主に次の情報である(図8参照)。即ち、・顧客
(引き落とし元)の口座番号、・相手先(振り込み先)
の口座番号、氏名、連絡先、・振替の種類、・振替金
額、である。
【0032】ホスト(CPU)の登録手段7の登録プロ
グラムは、受け取った契約情報を元帳データベース2の
契約情報部14に書き込む。即ち、入力された情報によ
りアクセスすべき元帳データベース2の該当契約情報部
14を把握して書込みを行う。ここで、定額振替ならば
振替すべき金額が確定しているので、確定していない場
合は振替金額として実際に振り替えるべき金額を書き込
むことはできない。顧客との契約時点で振替金額が決ま
らない場合とは、例えば、電気料金や、給料などの場合
であり、これらは毎月の料金が変化する。従って、定額
の場合と不定額の場合とに分けて、以下の説明を行う。
【0033】(1) 不定額の場合 このような契約は、振替期日が到来するまでの間に、相
手先からの請求により金額が確定される。金額の通知方
法は端末からの入力の他にフロッピーディスクや磁気テ
ープが持ち込まれるようなこともあるが、入力方法の違
いは本発明に直接関係しないために、端末機からの入力
に限定して説明する。入力された振替金額は登録手段7
の登録プログラムにより受け取られる。登録プログラム
は振替サイクルを調べ、振替を行う日付(振替期日)が
何年何月何日かを決定する。このようにして確定した振
替期日、振替金額と、契約情報部14の内容を合わせ
て、自動振替予定明細部15に書き込む。
【0034】このようにして、契約を交わした時点で契
約情報部14が作成され、金額が決定する都度、自動振
替予定明細部15が順次追加作成される。 (2) 定額の場合 定額の振替契約は、金融機関と顧客とが契約を取り交わ
した時点で、既に振替金額、振替期日とも決定してい
る。そのため、契約時点で即座に自動振替予定明細部1
5を書き込むことが可能である。従って、金融機関と顧
客とが契約を取り交わした時点で、直ちに、上記(1) と
同様の契約情報部14と自動振替予定明細部15とを作
成する。上記(1) と異なる点は、最初から振替金額が確
定している点である。従って、契約情報部14にも金額
を登録しておくことができる。
【0035】このようにして、契約を交わした時点で契
約情報部14が1件作成され、自動振替予定明細部15
が即座に作成される。ここで、作成された契約情報部1
4だけをみれば、全ての情報(何時、誰に、幾ら、振り
替えるか)は把握できるのだから、自動振替予定明細部
15を作成する必要がないという考え方もあるが、定額
の場合と不定額の場合とでプログラム機能を極力共通化
するために自動振替予定明細部15を作成する。
【0036】上記(1) 及び(2) の方法により、自動振替
契約の情報がCPU内に書き込まれたならば、残高情報
部4の内容に加味することにより、未来の残高を予想す
ることが可能となる。即ち、オンラインプログラム6は
残高情報部4の情報だけでなく、契約情報部14及び自
動振替予定明細部15の内容を調べて、予想残高を算出
することができる。
【0037】オンラインプログラム6は未来の予想残高
を算出した後、付加メッセージテーブル11を読み込
む。図7は本発明の他の態様における付加メッセージテ
ーブルの内容の一例である。図示のように、各予想残高
毎にメッセージを付加する。オンラインプログラム6
は、算出した予想残高と付加メッセージテーブル11の
対応する付加メッセージとを照らし合わせて、予想残高
に該当するメッセージがあれば、そのメッセージを端末
機9に出力する。
【0038】図6は本発明の他の態様の他の例構成図で
ある。図示のように、図5構成にさらに金額予測手段1
2と、残高算出手段13、取引明細書16が追加されて
いる。上述した図5構成では、不定額の場合には、相手
先から金額が通知されるまでは、振替金額が確定しな
い。そのため、予想残高を調べようとすると、定額の振
替分及び、確定済みの不定額の振替分だけで予想するこ
とになる。これでは金額が未確定の振替情報をも加味し
た総合的な未来の残高を大掴みに把握したいという顧客
ニーズには応えられないという点で不充分である。
【0039】そこで、過去何回かの振替実績から、その
平均値を計算しておき、金額が確定するまでの間、平均
値を仮の振替金額と見なして自動振替予定明細部15に
登録しておく。このために、金額予測手段12と、取引
明細部16とを設けて図5構成の不都合を解決してい
る。この場合、以下に説明する2通りの方法のいずれか
が考えられる。
【0040】(1) 登録手段7の登録プログラムの指示で
金額予測手段14の予測計算プログラムを起動する方
法。相手先から金額が通知されると、登録プログラムが
その情報を自動振替予定明細部15に登録する。ここ
で、さらに、登録プログラムは、予測計算プログラムに
予測計算の指示を出す。ここで予測計算とは、過去の振
替実績を記録した取引明細部16の内容を調べて、それ
らの振替金額の平均値を算出することである。登録プロ
グラムは、算出された金額を未確定の金額の代わりとし
て次回分の自動振替予定明細部15に追加登録する。
【0041】(2) オンラインプログラム6の指示で予測
計算プログラムを起動する方法。端末機9からの要求に
より、オンラインプログラム6が未来の予想残高を還元
する際に、登録済みの自動振替予定明細部15の内容を
出力するだけでなく、オンラインプログラム6が予測計
算プログラムに予測計算の指示を出す。オンラインプロ
グラム6は算出された金額を確定済みの自動振替予定明
細部15の内容に加味して端末機9に出力する。
【0042】本発明の他の態様では上記(2) の方法に基
づいて以下に手順を説明する(図13参照)。先ず図5
構成の手順を以下に説明する(図15及び図16参
照)。 (1) 金融機関が顧客と自動振替契約を取り交わすと、端
末機9から契約情報を入力する。処理手段6のオンライ
ンプログラム6は登録プログラムを呼び出し、入力され
た契約情報を契約情報部14へ書き込む。
【0043】(2) 自動振替の期日が近づくと、相手先か
らの振替金額の通知が来るので、金融機関は端末機9か
らの振替金額を入力する。登録プログラムは、入力され
た振替金額を自動振替予定明細部15に書き込む。 (3) 顧客又は金融機関の担当員が、端末機9からの照
会、入金、出金等の要求を入力すると、オンラインプロ
グラム6は要求を受け取り残高を調べる。さらに契約情
報部14及び自動振替予定明細部15の内容を見て、未
来に残高が変化する可能性があるか否か調べる。その結
果による未来の残高が付加情報を出力するべきか否かを
付加メッセージテーブル11と照らし合わせる。対象の
付加メッセージがあれば端末機9にそのメッセージを出
力する。
【0044】次に、図6構成の手順を以下に説明する
(図17参照)。最初の2つの段階は図5構成の手順
(1) 及び(2) と同じである。 (3) 自動振替の決済期日が到来すると、残高情報部4を
決済済みの状態として確定すると共に、自動振替を決済
した旨を書き込んだ取引明細部16が作成される。この
手順(3) の手順は従来の技術で実施済みであり、具体的
な方法は詳細に説明しないが、一般的にはバッチプログ
ラムを設けて残高情報を更新し、取引明細部16を作成
することが通例である。取引明細部16には、自動振替
を行った期日と、振替金額が書き込まれる。
【0045】(4) 顧客又は金融機関の担当員が、端末機
9からの照会、入金、出金等の要求を入力すると、残高
算出手段13は要求を受け取り一定期間(例えば、一ヵ
月)の残高を調べる。さらに契約情報部14及び自動振
替予定明細部15の内容を見て、振替金額が未定の契約
情報があるか否かを調べる。金額が未定のものがある場
合には、金額予測手段12を呼び出す。
【0046】金額予測手段12の予測計算プログラムは
取引明細部16の内容を見て過去の振替金額を調べ、振
替金額の平均値を算出する。その結果、金額が確定済み
の自動振替予定額と、金額が未確定の自動振替予想額と
を知ることになる。両方の金額を合計した結果で未来の
残高を算出し、付加メッセージテーブル11と照らし合
わせる。対象の付加メッセージがあれば、端末機9にそ
のメッセージを出力する。
【0047】図8は本発明の他の態様における顧客との
契約情報の入力画面の一例である。金融機関が顧客から
自動振替の契約要請を受けると、金融機関の担当員は端
末機9から契約情報を入力する。入力手段はフロッピー
ディスクや磁気テープ等のいずれでもよい。前述のよう
に、以下の内容が顧客との契約時に表示される。 ・顧客(引き落とし元)の口座番号 ・相手先(振り込み先)の口座番号、氏名、連絡先 ・振替の種類─公共料金、定額振替(家賃、保険料
等)、クレジット代金、給料、定期預金満期、税金等 ・振替サイクル─毎月末、毎月20日、年1回、等の期
日情報 ・振替金額─定額振替の場合の振替金額 図9は本発明の他の態様における残高照会の入力画面の
一例である。顧客や金融機関の担当員が端末機9から照
会(又は入金/出金)の操作を行った際に、オンライン
プログラムは未来の残高推移を予想することが可能であ
る。残高照会の内容は、図示のように、顧客の口座番
号、付加サービス情報を利用するか否かの問合せ、等で
ある。付加サービスとして未来残高には内訳明細や、予
測を付加することができる。
【0048】図10は図9の付加サービスを利用しない
場合の残高照会の出力画面の例である。オンラインプロ
グラム6は端末機9からの処理要求を受け取り、顧客口
座ブロック3及び残高情報部4を読み込んで残高情報部
4の本日の残高を端末機9に出力編集する。そして、入
力手段から、付加サービス情報が不要と選択された場合
は、従来のサービスと同様である。即ち、編集した本日
の残高を端末機9に主力し、図示のように表示して処理
を終了する。
【0049】図11は図9の付加サービスを利用する場
合の残高照会の出力画面の例である。入力手段から、付
加サービス情報が必要と選択された場合は、オンライン
プログラム6は次のように処理する。まず、残高情報部
4に未来の領域があるか否か調査する。無ければ付加サ
ービス情報の出力は行わず処理を終了する。未来の領域
があれば未来の残高を調べ、残高が−になっている日付
が見つかった場合、付加メッセージテーブル11を読み
込み、図示のように、残高不足の警告メッセージ(顧客
に注意を促すためのメッセージ)の文言を得る。このメ
ッセージ及び残高がマイナスとなる日付とを繋げて編集
する。
【0050】以降の処理は、入力手段から「予測あり
(図9参照)」を選択したか否かで相違する。予測の要
求がある場合には、金額予測手段12の予測計算プログ
ラムを呼び出す。オンラインプログラム6は予測計算プ
ログラムを呼び出すことにより、自動振替予定明細部1
5が未作成であっても未来の振替予定を得ることができ
る。
【0051】金額予測手段12の予測計算プログラム
は、該口座に係わる契約情報から、自動振替予定明細部
15が未完成のものを抽出する。抽出した契約情報の振
替サイクルから振替期日を決定する。さらに該口座の取
引明細から過去の取引金額の平均値を算出する。この平
均値と振替期日とをオンラインプログラム6に返却す
る。
【0052】次に、オンラインプログラム6は残高推移
予定の編集を行う。即ち、残高情報部4の内容に自動振
替予定明細部15の内容を加味して出力編集を行う。さ
らに、「予測あり」が要求された場合には、予測計算プ
ログラムの結果も加味する。次に、入力手段から「内訳
明細」つきの要求であるか否か調べる「内訳明細あり」
の要求であれば、自動振替予定明細部15の内容を出力
編集する。さらに予測計算を行っていれば、その結果を
出力する。最後にセールス情報の編集を行う。これは上
記の残高推移予定の編集で得た未来の残高と、付加メッ
セージテーブル11の内容を照らし合わせ、残高が付加
メッセージテーブル11の対象範囲に含まれるようなメ
ッセージ文言を選んで出力する。
【0053】図12は本発明の金融処理システムにおけ
る残高情報処理を適用する構成図である。図1構成と図
5構成をまとめた構成図であり、図1構成による残高デ
ータベース更新方式と、図5構成による残高予測サービ
ス方式とを実施することができる。図示のように、登録
プログラムと予測計算プログラムは共にオンラインプロ
グラム6と関連して動作する。元帳データベース2は顧
客毎に、顧客口座ブロック3、残高情報4、契約情報部
14、自動振替予定明細部15、取引明細部16、を格
納している。
【0054】図13は図12構成の登録の処理フローチ
ャートである。前述したように、顧客からの処理要求を
受け(S21)、登録プログラムを呼び出す(S23)
は、オンラインプログラム6で行われ、ステップS23
〜S27は登録プログラムで行われる。詳細なステップ
は既に説明したので省略する。図14は図12構成の元
帳データベースの内容説明図である。契約情報部14に
は顧客との自動振替契約事項が記録される。自動振替予
定明細部15には今後振替が行われる予定で、残高情報
部4に未だ反映されていない金額が記録される。取引明
細部16には既に振替がおこなれ、残高情報部4に反映
された金額が記録される。
【0055】図15及び図16は図12構成の照会の処
理フローチャートである。図15のステップS31〜S
34(初めの点線内)はオンラインプログラム6の従来
処理であり、図15乃至図16のステップS35〜S5
0はオンラインプログラム6の本発明による追加処理で
ある。また、ステップS37及びS38は警告情報の編
集ステップであり、図3の警告情報の編集(S11)に
対応し、この手順を詳細に示したものである。さらに、
図16において、ステップS39〜S47は残高推移予
定の編集ステップであり、図3の残高推移予定の編集
(S12)に対応し、この手順を詳細に説明したもので
ある。さらに、ステップS48〜S50はセールス情報
の編集ステップであり、図3のセールス情報の編集(S
13)に対応し、この手順を詳細に説明したものであ
る。
【0056】図17は図12構成の予測計算の処理フロ
ーチャートである。金融機関の担当員が顧客からの処理
要求を受け取る(ステップS61)から開始し、最後の
ステップS71まで、前述したので、詳細説明を省略す
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による金融
処理システムにおける残高情報処理方式における残高デ
ータベース更新によれば、24時間連続運転が行われる
オンラインシステムにおいて、バッチ処理による元帳デ
ータベース更新と、オンライン処理による元帳データベ
ース更新との間で出金日の矛盾を生じることなく遂行
し、さらにオンライン処理を停止させずにシステム運転
することができる。
【0058】また、本発明による金融機関オンラインシ
ステムにおける残高予測サービスによれば、未来の残高
が容易に予想できるので、警告情報の提供等、顧客サー
ビスの向上や業務の省力化を図ることが出来る。また、
未来の残高を保有していることから、端末宛に残高の推
移予想を出力することも可能である。さらに、未来の残
高予想により、セールス支援情報として金利の有利な金
融商品をタイムリーに照会することができ、また融資の
斡旋情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金融処理システムの基本ブロック図で
ある。
【図2】本発明の1つの態様におけるオンライン処理及
びセンタカット処理の一例説明図である。
【図3】本発明の1つの態様におけるオンラインプログ
ラムの動作フローチャートである。
【図4】本発明の1つの態様におけるセンタカットプロ
グラムの動作フローチャートである。
【図5】本発明の他の態様の一例構成図である。
【図6】本発明の他の態様の他の例構成図である。
【図7】本発明の他の態様の付加メッセージテーブルの
内容の一例である。
【図8】本発明の他の態様の顧客との契約情報の入力画
面の一例である。
【図9】本発明の他の態様の残高照会の入力画面の一例
である。
【図10】図9の付加サービスを利用しない場合の残高
照会の出力画面の例である。
【図11】図9の付加サービスを利用する場合の残高照
会の出力画面の例である。
【図12】図12は図1構成と図5構成をまとめた構成
図であり、本発明の残高情報処理方式を適用する構成図
である。
【図13】図13は図12構成の登録の処理フローチャ
ートである。
【図14】図14は図12構成のデータベースの内容説
明図である。
【図15】図12構成の照会の処理フローチャート(そ
の1)である。
【図16】図12構成の照会の処理フローチャート(そ
の2)である。
【図17】図12構成の予測計算の処理フローチャート
である。
【図18】従来のオンライン及びセンタカット処理の一
例説明図である。
【符号の説明】
1…入出金処理手段 2…元帳データベース 3…顧客口座ブロック 4…残高情報部 5…制御プログラム 6…オンラインプログラム 7…登録手段 8…センタカットプログラム 9…端末機 10…入出金依頼データファイル 11…付加メッセージテーブル 12…金額予測手段 13…残高算出手段 14…契約情報部 15…自振予定明細部 16…取引明細部 51…ファイルアクセス制御部 61…オンライン入出金処理手段 62…メッセージ処理手段 63…明細処理手段 81…バッチ入出金処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 千里生 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山本 健一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の口座毎に日付及び金額情報を有す
    る残高情報手段(4)と、 顧客の口座の入出金処理依頼について、該入出金処理依
    頼の日付情報に基づいて、前記残高情報手段の該当する
    金額情報を更新する入出金処理手段(1)と、 を備えたことを特徴とする金融処理システム。
  2. 【請求項2】 顧客の口座情報を有する該ホストと、該
    ホストに対して照会又は入出金を行う端末機(9)とで
    構成される金融処理システムにおいて、 顧客の口座毎に現在日付以降の入出金依頼の明細を格納
    した入出金依頼情報手段(14,15)と、 前記入出金依頼情報手段に基づいて、前記端末機に対し
    現在日付以降の入出金依頼の明細を出力する明細処理手
    段(63)と、 を備えたことを特徴とする金融処理システム。
  3. 【請求項3】 振替契約の情報を格納する契約情報手段
    (14)と、決算済みの振替明細を格納する取引明細手
    段(16)と、前記契約情報手段と取引明細手段に基づ
    いて、当日以降に発生する入出金の金額を算出する金額
    予測手段(12)とを備えた請求項2に記載の金融処理
    システム。
  4. 【請求項4】 顧客の口座情報を有するホストと、該ホ
    ストに対して照会又は入出金を行う端末機で構成される
    金融処理システムにおいて、 現在日付以降の残高金額に対応して出力メッセージを格
    納するメッセージ格納手段(11)と、 現在日付以降の顧客の口座の残高を算出する残高算出手
    段(13)と、 前記残高算出手段により算出した残高と前記メッセージ
    格納手段により、前記端末機に対応するメッセージを出
    力するメッセージ処理手段(62)と、 を備えたことを特徴とする金融処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003141224A (ja) * 2001-11-02 2003-05-16 Ki Fresh Access Inc 物流分配システム
US9111278B1 (en) 2010-07-02 2015-08-18 Jpmorgan Chase Bank, N.A. Method and system for determining point of sale authorization

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003141224A (ja) * 2001-11-02 2003-05-16 Ki Fresh Access Inc 物流分配システム
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