JPH0715260Y2 - スピーカ取付構造 - Google Patents

スピーカ取付構造

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JPH0715260Y2
JPH0715260Y2 JP1988088241U JP8824188U JPH0715260Y2 JP H0715260 Y2 JPH0715260 Y2 JP H0715260Y2 JP 1988088241 U JP1988088241 U JP 1988088241U JP 8824188 U JP8824188 U JP 8824188U JP H0715260 Y2 JPH0715260 Y2 JP H0715260Y2
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JP
Japan
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rubber ring
ring
fitting recess
decorative
speaker
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JP1988088241U
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JPH0210688U (ja
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研一 大木
健一郎 豊福
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Onkyo Corp
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Onkyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案はスピーカに関し、特にスピーカ取付部におけ
るダイキャストリングとゴムリングの結合構造の改良に
関する。
［従来の技術］ 従来のスピーカ取り付け構造を第４図について説明する
と、図において01はスピーカフレーム、02は振動板であ
り、スピーカフレームの外周縁011はビス又はボルト等
によりスピーカボックスのバッフル板03に固定される。
05は前記振動板のフレームへ貼着部とバッフル板にわた
って配置した、たとえばアルミニュウムダイキャスト製
の飾りリング、04は当該飾りリングの内周部に配置した
ゴムリングである。
当該ゴムリングは振動板02の外周部及び飾りリングと当
接する部分において接着剤06により結合されている。
又、07は飾りリングをバッフル板03に固定するための飾
りビスである。
［考案が解決しようとする問題点］ 従来のこの様なスピーカにおいてゴムリング04は飾りリ
ングに接着剤により結合されていたので前記接着剤がゴ
ムリング04及び飾りリング05の上面にはみだし商品的外
観を著しく損うという問題点を有していた。又、ゴムリ
ング04は径方向の弾力により飾りリングに接しているた
め、飾りリング05及びゴムリング04の寸法精度、ゴムリ
ング04の物性のバラツキ等により、両者04、05間に隙間
が発生しやすい問題点をも有していた。
［問題を解決するための手段］ この考案は、バッフル板に外周縁を固定したスピーカフ
レームと、当該外周縁の上面に配置され、略中心部に嵌
入凹部が形成されたゴムリングと、当該嵌入凹部に嵌入
して嵌入凹部底面を押圧する垂下部を有し、前記バッフ
ル板に固定された飾りリングを具備するスピーカ取付構
造である。
［作用］ 上記構成によりゴムリングに形成された嵌入凹部に嵌入
した飾りリングの垂下部にて支持するとともに、ゴムリ
ングの変形を利用してゴムリングと飾りリングを密着せ
しめる。
［実施例］ 以下、この考案を実施例について説明すると、第２図に
おいて、１はスピーカフレーム、２は振動板であり、ス
ピーカフレームの外周縁11はビス又はボルト等によりス
ピーカボックスのバッフル板３に固定される。
５は前記振動板２のフレーム１への貼着部とバッフル板
３にわたって配置した、たとえばアルミニュウムダイキ
ャスト製の飾りリング、４は当該飾りリング５の内周部
に配置したゴムリングである。当該ゴムリング４は前記
振動板２のフレーム１への貼着部上面に当接し、略中央
部に前記飾りリングの垂下部51が嵌入する嵌入凹部41が
形成され、且つ、当該嵌入凹部41の底面下方に一定の肉
厚部42を介して下方に開口を有する凹部43が形成されて
いる。又、７は飾りリングをバッフル板３に固定するた
めの飾りビスである。
当該構成において、飾りビス７でバッフル板３に固定さ
れた飾りリングの垂下部51をゴムリングの嵌入凹部41に
嵌入してゴムリング４をフレーム方向に押圧して保持す
る。
しかるとき、第２図に示すように、嵌入凹部41の底面を
押圧する垂下部51により肉厚部42が下方に押圧され、当
該に肉厚部42を境界としてゴムリング４の左右部分にそ
れぞれ内方への応力が作用して変形し、嵌入凹部41の側
面がそれぞれ垂下部51面方向に押圧されて隙間なく密着
する。
第３図は他の実施例であり、垂下部51の前面と当接する
嵌入凹部44部分を底部から開口方向に向かって外方に膨
出せしめたゴムリングである。
［考案の効果］ 以上に説明したこの考案によれば、ゴムリング４は嵌入
凹部41に嵌入した垂下部51を有する飾りリング５で支持
され、肉厚部42に対する垂下部51の押圧により、肉厚部
42を境界としたゴムリング４左右部分がそれぞれ内方へ
向かって変形し、嵌入凹部41側面がそれぞれ垂下部51面
方向に押圧されるのでゴムリング４及び飾りリング５間
に隙間を生じることなく係合せしめることができ、商品
的外観の優れたスピーカシステムを提供することができ
た。
又第３図の実施例では嵌入凹部が上方で狭く形成してあ
るので前記効果に加えて形状による弾力によりゴムリン
グと飾りリング垂下部前面との圧接力が大であり両者の
隙間の発生を防止する効果がより大となる。
なお、実施例においては、スピーカ、ゴムリング、飾り
リング間に接着剤を使用せず結合した構成について述べ
たが、必要に応じて接着剤の併用も可能であることはい
うまでもない。又、凹部43はゴムリングの内方への変形
を助長する事を目的とするものであり、ゴムリング４の
物性、形状等に応じて適宜設ければよい。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案実施例の断面図、第２図はゴムリング
の変形を説明する切断面図、第３図は他の実施例におけ
るゴムリングの切断面図、第４図は従来例の断面図であ
る。 3:バッフル板、11:外周縁 1:スピーカフレーム、41:嵌入凹部 4:ゴムリング、51:垂下部、5:飾りリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】バッフル板（３）に外周縁（11）を固定し
    たスピーカフレーム（１）と、当該外周縁（11）の上面
    に配置され、嵌入凹部（41）が形成されると共に当該嵌
    入凹部（41）の底面下方に肉厚部（42）を介して下方に
    開口する凹部（43）が形成されたゴムリング（４）と、
    当該嵌入凹部（41）に嵌入して嵌入凹部（41）底面を押
    圧する垂下部（51）を有し、前記バッフル板（３）に固
    定された飾りリング（５）を具備することを特徴とする
    スピーカ取付構造。
  2. 【請求項２】嵌入凹部（44）の垂下部（51）前面と当接
    する面が底部から開口に向かって外方に膨出したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲の欄第１項記載のス
    ピーカ取付構造。
JP1988088241U 1988-07-01 1988-07-01 スピーカ取付構造 Expired - Lifetime JPH0715260Y2 (ja)

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JPH0210688U JPH0210688U (ja) 1990-01-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619991U (ja) * 1979-07-24 1981-02-21

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JPH0210688U (ja) 1990-01-23

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