JPH0715242Y2 - 映像音声入出力装置 - Google Patents

映像音声入出力装置

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JPH0715242Y2
JPH0715242Y2 JP40021890U JP40021890U JPH0715242Y2 JP H0715242 Y2 JPH0715242 Y2 JP H0715242Y2 JP 40021890 U JP40021890 U JP 40021890U JP 40021890 U JP40021890 U JP 40021890U JP H0715242 Y2 JPH0715242 Y2 JP H0715242Y2
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JP
Japan
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camera
speaker
support frame
output device
video
Prior art date
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Application number
JP40021890U
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English (en)
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JPH04123665U (ja
Inventor
直文 印牧
雄一 藤野
和典 島村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はワークステーションやパ
ソコン等を用いた在席型通信会議システムに用いて有用
な映像音声入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパソコン等を用い
た在席型通信会議システムの開発が行なわれている。
【0003】この在席しながら通信会議を実現するため
には、ワークステーションやパソコン等、従来用いられ
ているオフィスオートメーション(OA)機器類を活用で
きるシステム構成が効率的かつ経済的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した通信会議用機
器であるカメラやスピーカ等を付加して使用する場合、
カメラの三脚やスピーカ筐体の設置面積を考慮した上で
設置位置を決定したり、カメラの方向や音声の再生方向
等の設定を決めたりする。
【0005】このような場合の第1の問題点は、機器の
設置位置や設定に係る作業がユーザにとって労力の負担
となるということである。特に在席型通信会議システム
では、パーソナルな操作環境を良好にさせる必要があ
る。
【0006】このため、ワークステーションのディスプ
レイやキーボード,マウス等の操作卓の他に、ファクシ
ミリやイメージスキャナ等の周辺入出力機器が設置され
るOAシステム構成に対して、上記カメラやスピーカ等
の付加によって、該周辺入出力機器の配置を並べ変えた
り、積み重ねたりする作業が必要となる。
【0007】また、第2の問題点は、上述した作業に伴
ないOA機器と通信会議用機器とを併用するために周辺
入出力機器やカメラやスピーカの設置位置やそれらの接
続ケーブルが繁雑化し易いということである。
【0008】また、第3の問題点は、上記カメラの設置
に当っては、カメラ自体が振動しないように設置する必
要がある。もし、振動するとカメラから入力される映像
がぶれ、該映像の品質劣化によって通信会議サービスの
運用が困難になることがあるためである。
【0009】また、ときにはディスプレイや他のOA機
器上にカメラを装着または接触させて固定することがあ
るが、ディスプレイ等を制御するCPUのファン回転に
よる振動やキーボードのように操作者がキーを叩く振動
がOA機器類からカメラに伝達され、映像のぶれが生じ
る。
【0010】特にズームアップをした映像を入力する場
合、これが顕著となる。即ち、従来用いられているOA
機器上にカメラを装着または接触させて固定すると、映
像品質は劣化し易いということである。
【0011】また、第4の問題点は、スピーカの設置に
当っては、着席位置がディスプレイに近いことから、表
示画面を視る人間の視界角度が広角になり、音声を再生
する際には、音像定位(音声と映像の関係)が重要にな
る。この音像定位を生成する上でスピーカ間の距離設定
や聴取位置の設定が難しいということである。
【0012】本考案は上述したような各問題点を解決
し、OA機器からの振動の伝ぱんを防ぎ、映像品質の劣
化を防止するほか、カメラやスピーカの設置位置や設定
を容易に行なえる映像音声入出力装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
し目的を達成するためディスプレイの表示面寸法より大
きな寸法で映像が視られる中空状に形成されたカメラ支
柱枠と、該カメラ支柱枠の脚部と一体に形成され、かつ
スピーカを取付る基盤台とで構成された映像音声入出力
装置であって、該映像音声入出力装置は非接触で前記デ
ィスプレイと操作卓との間に設置してなることを特徴と
する。
【0014】
【作用】本考案によれば、ディスプレイや操作卓等のO
A機器に非接触で、かつ、カメラの支柱枠とスピーカの
取付け基盤台とが一体に形成された映像音声入出力装置
であるので、上記OA機器からの直接的な振動の伝ぱん
を防ぐとともに、支柱枠や基盤台及び止め金の調整によ
りカメラやスピーカの設置位置や設定を容易に行える。
【0015】また、上記構成によりカメラやスピーカや
OA機器を結ぶ接続ケーブルの配線が簡易化される。
【0016】
【実施例】図1は本考案による映像音声入出力装置の設
置概念図を示すものである。図において、1はディスプ
レイ、2は本考案の映像音声入出力装置、3は操作卓、
4は人、A〜Dは上記各機器の領域を示す。
【0017】ここで、従来のOA機器システムでは、通
常、ディスプレイ1を設置する領域A、キーボードや周
辺入出力機器等の操作卓3を設置する領域C、および人
4が在席する領域Dから構成される。
【0018】本考案による映像音声入出力装置2は上記
ディスプレイ設置領域Aと操作卓設置領域Cの間の領域
Bに設置され、ディスプレイ1や操作卓3とは非接触で
ある。従って、入出力装置2にはディスプレイ1や操作
卓3等からの振動が直接に伝ぱんされない配置構成とな
っている。
【0019】上記配置構成において、映像音声入出力装
置2の挿入、除去によるシステムの操作性は、、操作卓
領域Cより離れた位置にあるため低下しない。この場
合、人からみて映像音声入出力装置2の前方に位置する
ディスプレイ1の表示画面を人4が視る際にその視野を
妨げないような構造に映像音声入出力装置2を形成する
ことが必要である。
【0020】図2は本考案の一実施例の斜視外観図を示
す。本考案による映像音声入出力装置2はカメラ21とカ
メラ止め金22とからなるカメラ部と、スピーカ23とスピ
ーカ止め金24とからなるスピーカ部と、前記カメラ21を
位置固定するための支柱枠25の両脚を固定するための基
盤台26からなる支持部とから構成される。
【0021】また、図例では前記支柱枠25と基盤台26で
枠組された内側にディスプレイ1のチラツキを抑え、か
つ人4の目を保護するスクリーンフィルタ5が装着され
ている。
【0022】また、図例ではスピーカ23が左右2個あり
音像を定位させる。また、座席の位置を考慮してスピー
カ23はスピーカ止め金24を中心に回転および前後に倒す
ことが出来る構造としている。
【0023】また、図例ではカメラ21は支柱枠25に沿っ
て左右方向に移動させることが出来るとともに、カメラ
止め金22を中心に回転および前後に倒すことが出来る構
造としている。
【0024】また、カメラ21への振動の伝ぱんを防ぐた
め、カメラの支柱枠25の両脚は基盤台6と強固に一体に
接合され、かつ、基盤台26はその重量を大きくしてあ
る。
【0025】また、接続ケーブル6は支柱枠25および基
盤台26に沿って配線するが、この配線方法は上記支柱枠
25や基盤台26に外付け固定する方法と、その内部に埋め
込む方法があり、その何れでもよい。
【0026】上記入出力装置の構造において、支柱枠25
と基盤台26とで囲まれた枠内の寸法は、人からみて前方
にあるディスプレイ1の表示画面を視る際の妨げとなら
ない大きさとしてある。
【0027】このように映像音声入出力装置2はディス
プレイ1、操作卓3、その他のOA機器から非接触で配
置されているので、これらの機器からの振動が直接伝ぱ
んされない。したがって、カメラによる映像のぶれ等が
なく、スピーカによる音声も安定化される。
【0028】また、ディスプレイの表示画面の妨げとな
らない大きさになっており、操作者は操作卓等を操作す
るに支障なく従来と同様に行うことが出来る。
【0029】しかも、接続ケーブルは支柱枠、基盤台を
利用して配設されるので、容易であり、操作に支障を来
すことがない。
【0030】図3は前記図2のカメラの取付構造の一例
を示す斜視外観図である。即ち、同図(a)は図2の水平
部の支柱枠25にカメラ止め金22によってカメラ21を外付
けした場合であるが、基盤台26と固定される垂直部の支
柱枠のときも同様である。カメラ21はカメラ止め金22に
保持され、矢印A−Aで示す左右方向(垂直部の支持枠
のときは上,下方向)または矢印B−Bで示す前,後方
向へ支柱枠25をガイドとして摺動移動が可能である。
【0031】また、矢印C−Cで示す左,右回転方向へ
回転可能にカメラ21がその取付脚21aに保持されてい
る。したがってカメラは左,右、(上,下)、前,後
(内,外)および左,右回転が可能で、適切な位置で人4
を撮像できる。
【0032】また、同図(b)は図2の水平部の支柱枠25
や基盤台26の中にカメラ21を内蔵した場合であるが、垂
直部の支柱枠に内蔵したときも同様である。この場合
は、カメラが内蔵されている分だけ嵩張らずその分小型
化ができる。この内蔵されたカメラの撮像方向Dが、支
持枠内や基盤内で任意の方向へ調整可能に構成すること
で、前記図(b)と同様の作用を行うことが出来る。
【0033】図4は前記図2のスピーカの取付構造の一
例を示す斜視外観図である。即ち、同図(a)はスピーカ2
3をスピーカ止め金24にて基盤台26上に外付けで装着し
た場合である。これは、矢印B−Bで示す前,後方向お
よび矢印C−Cで示す左,右回転方向へスピーカの向き
が夫々変更可能である。
【0034】また、同図(b)は人に対接する側が傾斜面2
6-1となっている基盤台26の中にスピーカ23を内蔵した
場合である。これは、傾斜面の角度を適正ならしめて音
声出力を効果的とし、かつスピーカが内蔵されている分
だけ嵩張らずその分小型化ができる。
【0035】また、同図(c)はスピーカ設置の自由度を
高めるため基盤台26に代え、垂直部の支柱枠25aに継手2
5bで支持された水平部の支柱枠25cにスピーカ止め金24
でスピーカ23を取付けたものである。
【0036】このような構造にすれば、スピーカは水平
部の支柱枠25c上を矢印A−Aで示す左,右方向、矢印
B−Bで示す前,後方向、矢印C−Cで示す左,右回転
方向の任意位置に、また、継手25bを支柱枠25a上の任意
位置に、それぞれ移動させることで、スピーカから適切
な音声出力を効果的に放声することが出来る。
【0037】図5は前記図2に示す基盤台の各例を示す
斜視外観図である。即ち、同図(a)は基盤台26の横幅が
図2に示すディスプレイ1の横幅より大きくした台形の
基盤台であり、その両端部に垂直部の支柱枠25aの脚部
がディスプレイ1の横幅より大きい寸法位置に固定され
ている。
【0038】また、同図(b)は水平部の支柱枠25cを介し
て左右の基盤台26a,26bを接続固定し、その基盤台26
a,26bでなす横幅の寸法は、前記(a)図と同様にディス
プレイ1の横幅より大きくしてある。勿論、左,右の支
柱枠25aの間隔も同様である。
【0039】この分離型の基盤台を用いると入出力装置
の設置面積が少なくてすみ、他の機器等を配置するスペ
ースが確保できる。
【0040】図6は図2のカメラとスピーカの取付構造
の一例を示す斜視外観図である。これは、一方の基盤台
26b(他方の基盤台26aでも同様)に、垂直部の支柱枠25a
の脚部を固定する。そして、この支柱枠25aにカメラ21
を取付る水平部の上部支柱枠25c-1、スピーカ23を取付
る水平部の下部支柱枠25c-2を夫々の継手25b-1,25b-2
で片持ち梁形式で取付られる。
【0041】カメラ21、スピーカ23は夫々の止め金22,
24で上部,下部支柱枠25c-1,25c-2に取付けられ、既に
説明したように矢印A−A,B−B,C−Cで示す方向
に向き等を移動変更できかつ、上部,下部支柱枠も矢印
C−C方向へ回転できるので適切なカメラ位置やスピー
カ位置とすることができる。
【0042】この図6の構成では両側に垂直部の支柱枠
がある図2の場合に比べて、片側のスペースが省かれ他
の機器の配置に有効に使用できる。
【0043】
【考案の効果】本考案によれば、ディスプレイや操作卓
に非接触でカメラとスピーカとこれらの基盤台とを一体
化する構造としたので、カメラやスピーカの設置位置及
び設定作業の省力化がはかられるとともに、それらの設
置や接続ケーブルの配線が簡素化される。
【0044】また、各種OA機器に非接触であるので、
該OA機器からの振動が直接に伝ぱんされることが防止
され、カメラの振動を極力低減化できることから、ぶれ
による映像品質の劣化を防ぐ効果がある。
【0045】更に、音像定位を生成するためのスピーカ
やカメラの間隔、および方向等の設定が容易であり、取
扱いが便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による映像音声入出力装置の設置概念図
である。
【図2】本考案の一実施例の斜視外観図である。
【図3】図2のカメラの取付構造の一例を示す斜視外観
図である。
【図4】図2のスピーカの取付構造の一例を示す斜視外
観図である。
【図5】図2に示す基盤台の各例を示す斜視外観図であ
る。
【図6】図2のカメラとスピーカの取付構造の一例を示
す斜視外観図である。
【符号の説明】
1…ディスプレイ、 2…入出力装置、 3…操作卓、
4…人、 A,B,C,D…領域、 5…スクリーン
フィルタ、 6…接続ケーブル、 21…カメラ、21a…
取付脚、 22…カメラ止め金、 23…スピーカ、 24…
スピーカ止め金、25…支柱枠、 25a…垂直部の支柱
枠、 25b,25b-1,25b-2…継手、 25c…水平部の支柱
枠、 25c-1…上部支柱枠、 25c-2…下部支柱枠、 26
…基盤台、26-1…基盤台の傾斜面、 26a…左方の基盤
台、 26b…右方の基盤台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイの表示面寸法より大きな寸
    法で映像が視られる中空状に形成されたカメラ支柱枠
    と、該カメラ支柱枠の脚部と一体に形成され、かつスピ
    ーカを取付る基盤台とで構成された映像音声入出力装置
    であって、該映像音声入出力装置は非接触で前記ディス
    プレイと操作卓との間に設置してなることを特徴とする
    映像音声入出力装置。
JP40021890U 1990-12-07 1990-12-07 映像音声入出力装置 Expired - Lifetime JPH0715242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40021890U JPH0715242Y2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 映像音声入出力装置

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JP40021890U JPH0715242Y2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 映像音声入出力装置

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Publication Number Publication Date
JPH04123665U JPH04123665U (ja) 1992-11-10
JPH0715242Y2 true JPH0715242Y2 (ja) 1995-04-10

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ID=31931128

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JP40021890U Expired - Lifetime JPH0715242Y2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 映像音声入出力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2819241B2 (ja) * 1994-06-30 1998-10-30 日本コントロール工業株式会社 カメラスタンド
JP2808249B2 (ja) * 1994-11-10 1998-10-08 日本コントロール工業株式会社 カメラスタンド

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JPH04123665U (ja) 1992-11-10

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