JP2004326697A - パソコンの取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性が向上するとともに、設置場所や使用者の姿勢に拘わらず使用でき、かつ設置スペースが少なくて済むパソコンの取付け構造を提供すること。
【解決手段】接続ケーブル29を介してディスプレイ装置16に接続されたパソコン本体15を机11の下方に設置し、机11の上面部13に、屈曲可能なアームパイプ22a,22bを備えた取付部材20を介して位置変更可能な状態でディスプレイ装置16を取り付けた。また、ディスプレイ装置16に、電源スイッチ18b、フレキシブルディスク等のメディアに対してデータを入力または出力するためのデータ入出力ユニット17およびキーボード等の機器に接続するためのコネクタ18aを備えたアクセスユニット18を取り付けた。さらに、データ入出力ユニット17およびアクセスユニット18をディスプレイ装置16に対して着脱可能にした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の場所での使用に対応可能なパソコンの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、デスクトップ型パソコンを、職場で使用する場合には、机の上面に、パソコン本体、ディスプレイ装置、キーボードおよびマウスを並べて置いて使用している。また、病室のベッド等で横になったままの姿勢でパソコンを使用する場合もあり、このために、ベッドで寝た状態の使用者の視界に入る部分にディスプレイ装置を取り付けて使用できるようにしたシステムパソコンもある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このシステムパソコンでは、パソコン本体をベッドにおけるマットを支持する水平枠の下面に取り付け、ディスプレイ装置をアームを介して、マットの枕頭部に取り付けている。この場合、ディスプレイ装置の画面が、ベッドに寝た状態の使用者の頭部側に向くようにアームの調節が行われる。そして、使用者は寝たままの姿勢で、パソコン本体に接続ケーブルを介して接続された遠隔操作子を操作することにより、システムパソコンの使用ができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−167459号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のパソコンのうち、職場で使用するパソコンの場合には、机の上面が狭くなって他の書類等を置くスペースが無くなり、机が使用しづらくなるという問題がある。また、ベッドで寝た姿勢で使用するシステムパソコンの場合には、フレキシブルディスクやコンパクトディスク等を使用する場合には、その都度起き上がってベッドの下部に設置されたパソコン本体の操作をしなければならず操作が煩わしくなるという問題を有している。
【0006】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、操作性が向上するとともに、設置場所や使用者の姿勢に拘わらず使用でき、かつ設置スペースが少なくて済むパソコンの取付け構造を提供することである。
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明に係るパソコンの取付け構造の構成上の特徴は、パソコン本体と、パソコン本体に接続ケーブルを介して接続されたディスプレイ装置とを備えたデスクトップ型のパソコンの取付け構造であって、パソコン本体とパソコン操作のために必要な操作部材とを別体で構成し、パソコン本体を所定箇所に設置するとともに、ディスプレイ装置を屈曲可能なアームを介して位置変更可能な状態で基台に取り付け、操作部材をディスプレイ装置の近傍に取り付けたことにある。
【0008】
前記のように構成した本発明のパソコンの取付け構造では、使用者がパソコンを使用するために操作する操作部材が、パソコン本体と別体からなるユニットで構成され、ディスプレイ装置の近傍に取り付けられている。したがって、使用者は、パソコンを使用するための操作を、すべてディスプレイ装置の近傍で行うことができる。また、ディスプレイ装置はアームを介して位置を変更可能な状態で基台に取り付けられているため、ディスプレイ装置の近傍に取り付けられた操作部材をディスプレイ装置とともに使用者が操作し易い位置に設置することができ操作性が向上する。
【0009】
また、接続ケーブルを介してディスプレイ装置に接続されたパソコン本体は、所定箇所に設置される。この場合の所定箇所は、任意に選択できる場所であり、パソコン本体は邪魔にならない場所に設置することが好ましい。また、パソコン本体の設置場所は、ディスプレイ装置や操作部材から離れた場所にすることもでき、これによって、デッドスペース等の有効な利用が可能になる。
【0010】
また、本発明にかかるパソコンの取付け構造の他の構成上の特徴は、操作部材を、電源スイッチ、外部記録メディアに対してデータを入力または出力するためのデータ入出力ユニットおよび外部機器に接続するための接続部を備えたアクセスユニットのうちの少なくとも一つで構成したことにある。
【0011】
この場合のデータ入出力ユニットは、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、ICカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の記録メディアに対してデータを入出力するための駆動装置であり、ドライブユニットやカードリーダーで構成される。アクセスユニットは、キーボードやヘッドフォン等の外部周辺機器に接続するためのコネクタやワイヤレスポート等を備えた装置で構成される。
【0012】
電源スイッチ、データ入出力ユニットおよびアクセスユニットは適宜必要に応じて選択して設けられる。このため、電源スイッチ、データ入出力ユニットおよびアクセスユニットをディスプレイ装置の近傍に取り付けた場合、使用者は、パソコンのオンオフ操作、記録メディアのデータ入出力ユニットへの出し入れ、外部機器との接続等、パソコンを使用するための操作を、すべてディスプレイ装置の近傍で行うことができる。また、電源スイッチ、データ入出力ユニットおよびアクセスユニットの中から必要なものを選択してディスプレイ装置の近傍に取り付けることもできる。
【0013】
また、本発明にかかるパソコンの取付け構造のさらに他の構成上の特徴は、操作部材をディスプレイ装置に対して着脱可能にしたことにある。これによると、使用する記録メディアやキーボード、ヘッドフォン等の外部機器に応じてデータ入出力ユニットやアクセスユニットを取り替えることができ、使用の多様性が増すようになる。また、操作部材をディスプレイ装置に取り付けて使用したり、ディスプレイ装置から離して、机上等に置いて使用したりすることができる。操作部材を構成する電源スイッチ、データ入出力ユニットおよびアクセスユニットは、一体からなるユニットで構成してもよく、それぞれを別体で構成してもよい。また、電源スイッチだけをディスプレイ装置に取り付け、他の装置はディスプレイ装置から離して取り付けることもできる。
【0014】
また、本発明にかかるパソコンの取付け構造のさらに他の構成上の特徴は、基台を机で構成し、ディスプレイ装置を操作部材とともに、机の上面よりも上方に位置決め可能にしたことにある。
【0015】
このように構成したパソコンの取付け構造では、例えば、操作部材をディスプレイ装置に取り付けた場合、パソコン本体は、机の下部側における床面上の邪魔にならない部分に設置し、ディスプレイ装置は、操作部材とともに、机の上面から離れた上方に設置することができる。これによると、机上に置くものは、必要に応じて接続されるキーボードやマウスだけで済むため、机上面の大部分のスペースが書類等を置くために使用できる。
【0016】
また、ディスプレイ装置としてタッチパネルを備えたものを使用すると、キーボードやマウスも不要になって、パソコン設置のためのスペースが不要になり机の上面のさらに有効な利用が可能になる。また、操作部材をディスプレイ装置から外した場合には、データ入出力ユニットやアクセスユニット等の操作部材は机上等に置く。なお、この場合の机にはテーブルも含むものとする。
【0017】
また、本発明にかかるパソコンの取付け構造のさらに他の構成上の特徴は、基台をスタンドで構成したことにある。この場合のスタンドとしては、マイクを取り付けるためのスタンドやカメラを取り付けるための三脚などのような種々の形状のものが使用できる。また、このスタンドの下端部には車輪等が設けられて移動可能になっていることが好ましい。これによると、例えば、居間などで寝転びながらディスプレイ装置を任意の場所に移動させてパソコンを使用することが可能になる。この場合も、パソコン本体は、部屋の隅などの邪魔にならない場所に設置することが好ましい。
【0018】
また、本発明にかかるパソコンの取付け構造のさらに他の構成上の特徴は、基台をベッドで構成したことにある。これによると、就寝前にベッドで横になってパソコンを使用したり、病院での入院患者が寝たままの姿勢でパソコンを使用したりすることができる。
【0019】
このように、本発明にかかるパソコンの取付け構造によると、パソコンの操作性が向上するとともに、パソコンを使用する場所や使用者の姿勢に関係なく、パソコンの操作ができるようになる。また、パソコンの使用方法としては、仕事に使用する文書、図面、デザイン等の作成の他、映画鑑賞、読書、ゲーム等をしたり、インターネットを利用したりする等の種々の方法がある。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明によるパソコンの取付け構造10を示している。このパソコンの取付け構造10は、本発明の基台としての机11と、机11に設置されたパソコン本体15およびディスプレイ装置16と、ディスプレイ装置16の下端部に取り付けられたデータ入出力ユニット17およびアクセスユニット18とを備えている。机11は、4本の脚部12の上端部に四角板状の上面部13を取り付けて構成されており、上面部13の下方における脚部12の高さ方向の略中央部には平面視コ字状の棚部14が設けられている。この棚部14は、切り欠かれた部分を前側に位置させ、物を置くことのできる部分を後側に位置させて脚部12に取り付けられている。
【0021】
パソコン本体15は、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ等を備えた箱体で構成されており、棚部14上の一端側に設置されている。また、ディスプレイ装置16は、液晶等のフラットパネルディスプレイで構成されており、アーム式の取付部材20によって机11の上面部13に取り付けられている。取付部材20は、図2に示したように、上面部13上に設置された回転支持部21と、回転支持部21から上方に向かって平行に延びる2本のアームパイプ22a,22bと、アームパイプ22a,22bの上端部に取り付けられた上端支持部23とを備えている。
【0022】
アームパイプ22a,22bは、それぞれ下端部を中心として上下方向に回転可能な状態で回転支持部21に連結されており、上端支持部23は、アームパイプ22a,22bの回転による上端部の移動に従って、垂直面内で回転移動する。すなわち、アームパイプ22a,22bは常時平行状態を維持し、アームパイプ22a,22bの両下端部間を結ぶ線と、両上端部間を結ぶ線とは常時平行状態を維持し4つの辺で構成される四角形の形状を変化させながら上端支持部23は円弧を描くように移動する。
【0023】
回転支持部21は、縦断面形状が略コ字状に形成された固定台24によって上面部13に取り付けられており、固定台24の上面部24aに対して垂直軸回りに回転可能になっている。また、回転支持部21と固定部24との間には、締め付けねじ(図示せず)が設けられており、このねじを締めることにより回転支持部21を固定できるようになっている。固定部24は下面部24bに設けられたねじ穴(図示せず)にねじ24cを螺合させ、ねじ24cの上端に形成された平面状の頭部と上面部24aとで上面部13を挟むことにより上面部13に固定されている。
【0024】
上端支持部23の上端には、支持軸23aが形成されており、この支持軸23aに回転連結部25が組み付けられている。回転連結部25は、支持軸23aの外周面に回転可能に取り付けられたパイプ状の回転部25aと、回転部25aの側面から延びて、ディスプレイ装置16の裏面に設けられた取付片16aを両側から挟んで保持する一対の保持片25b(一方の保持片しか図示せず)とを備えている。そして、一対の保持片25bに設けられたねじ穴および取付片16aに設けられた挿通穴(図示せず)にねじ25c挿通させてねじ穴と螺合させることにより、ディスプレイ装置16を支持している。
【0025】
ディスプレイ装置16は、ねじ25cを緩めて上下に移動させることにより画面の向きを上下方向に調節でき、ねじ25cを締めることによりその状態に維持できる。また、ディスプレイ装置16は、左右方向に移動させることにより、アームパイプ22a,22b等とともに、固定部24に対して回転させたり、または、回転連結部25とともに、支持軸23aに対して回転させたりすることができる。大きく移動させる場合には、アームパイプ22a,22b等とともに回転させ、微調整を行う場合には、回転連結部25とともに回転させる。
【0026】
また、ディスプレイ装置16の裏面下端部には、図3に示した2個のL形の連結片26a,26bが取り付けられており、この連結片26a,26bの下端部に、それぞれデータ入出力ユニット17およびアクセスユニット18を固定するための固定枠27,28が取り付けられている。固定枠27,28は、ともに前後が開放されているとともに下面の中央部が開放された枠状体で構成され、側部に設けられたねじ穴(図示せず)にねじ27a,28aが取り付けられている。データ入出力ユニット17は、固定枠27内に挿入しねじ27aを締めることにより固定枠27に取り付けられ、アクセスユニット18は、固定枠28内に挿入しねじ28aを締めることにより固定枠28に取り付けられる。
【0027】
データ入出力ユニット17としては、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、デジタルバーサタイルディスク等に対応するドライブユニットやICカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等に対応するカードリーダー等の複数のものが備わっており、使用目的に応じて取替えが可能になっている。アクセスユニット18は、キーボードやヘッドフォン等の外部の機器(図示せず)に接続するための端子やUSBポート等からなる複数のコネクタ18aおよび電源スイッチ18bを備えている。そして、ディスプレイ装置16、データ入出力ユニット17およびアクセスユニット18は、接続ケーブル29を介してパソコン本体15に接続され、パソコン本体15を介して互いに交信できるようになっている。
【0028】
以上のように取り付けられたパソコンを使用する場合には、例えば、フレキシブルディスク用のデータ入出力ユニット17を固定枠27に取り付けるとともに、アクセスユニット18を固定枠28に取り付ける。そして、回転支持部21およびアームパイプ22a,22bを操作して、ディスプレイ装置16を使用し易い位置に移動させる。ついで、ディスプレイ装置16の左右方向および上下方向の向きを調節して、使用者の正面にディスプレイ装置16の画面が向くようにする。
【0029】
つぎに、アクセスユニット18のキーボードのコネクタ18aにキーボードの端子を差し込み、電源スイッチ18bをオン状態にして、各装置を作動可能な状態にする。そして、必要に応じてデータ入出力ユニット17にフレキシブルディスクを挿入して、記録されているデータをディスプレイ装置16の画面に映し出す。また、キー入力により文書等を作成する。作成した文書等は、フレキシブルディスクに記録してもよいし、パソコン本体15のハードディスクに記録してもよい。このパソコンの操作の際に、必要な書物や書類等があれば、机11の上面部13上に広げて使用する。
【0030】
また、コンパクトディスクを使用する場合には、データ入出力ユニット17をコンパクトディスク用のものに取り替えて、それに応じた操作を行う。そして、パソコンの使用が終わり、他のデスクワーク等をする場合には、キーボードをアクセスユニット18から外すとともに、取付部材20を操作することにより、ディスプレイ装置16等を回転させる等して上面部13上から離れた位置に移動させておく。これによって、机11の上面部13すべてをそのデスクワークのために使用することができる。
【0031】
このように、本実施形態によるパソコンの取付け構造10では、データ入出力ユニット17、アクセスユニット18および電源スイッチ18bが、ディスプレイ装置16またはその近傍に取り付けられているため、パソコンを使用するための操作を、すべてディスプレイ装置16の近傍で行うことができる。これによって、パソコン本体15を、机11の上面部13に置く必要がなくなり、机11の下などの邪魔にならず目立たない場所に置くことができる。この結果、上面部13のスペースを有効的に使用することができるようになる。
【0032】
また、ディスプレイ装置16はアーム式の取付部材20を介して位置変更が可能な状態で机11に取り付けられているため、使用者が操作し易い位置に設置することができ使い勝手がよくなる。また、パソコンを使用しない場合には、ディスプレイ装置16を回転させる等して邪魔にならない位置に移動させることができる。
【0033】
図4は、本発明の他の実施形態に係るパソコンの取付け構造30を示している。このパソコンの取付け構造30は、居間に設置されたものであり、基台が机11に代えてスタンド31で構成されている。そして、スタンド31の上端部とディスプレイ装置36の裏面との間をアームパイプ37で連結している。スタンド31は、四隅に車輪32が取り付けられた平面状の台部31aと、台部31aの中央部から上方に延びる垂直支持部31bとで構成されている。アームパイプ37は一端をスタンド31の上端部に回転可能な状態で連結し、他端をディスプレイ装置36の裏面に取り付けられた取付片(図示せず)に回転可能な状態で連結されている。
【0034】
また、アームパイプ37の両端部と、スタンド31およびディスプレイ装置36との連結部にはそれぞれ締め付けねじ(図示せず)が設けられて、ディスプレイ装置36を任意の向きにして固定できるようになっている。パソコン本体(図示せず)は、部屋の隅に設置されている。このパソコンの取付け構造30におけるそれ以外の部分の構成については、前述した実施形態によるパソコンの取付け構造10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記している。
【0035】
この構成において、例えば、デジタルバーサタイルディスクを用いて映画鑑賞をする場合には、デジタルバーサタイルディスク用のデータ入出力ユニット17を固定枠27に取り付けるとともに、アクセスユニット18のヘッドフォンのコネクタ18aにヘッドフォンの端子を差し込み、電源スイッチ18bをオン状態にする。つぎに、データ入出力ユニット17に所定の映画が記録されたデジタルバーサタイルディスクを挿入して、映画をディスプレイ装置36の画面に映し出す。そして、画面の映像を観賞するとともに、ヘッドフォンから流れる音声を聴く。この場合、使用者は、寝転ぶ等自由な姿勢で映画鑑賞を楽しむことができる。この場合、ディスプレイ装置36にスピーカを取り付けておくこともできる。これによると、ヘッドフォンなしでスピーカからの音声を直接聴くことができる。
【0036】
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係るパソコンの取付け構造40を示している。このパソコンの取付け構造40は、病院における病室に設置されたものであり、基台がベッド41で構成されている。そして、ベッド41の頭部側の上端部とディスプレイ装置46の裏面との間を2本のアームパイプ47,48で連結している。ベッド41は、前後に配置された門型の脚部42a,42bと水平枠43とで台部が形成され、水平枠43の上面にマット44を載せて構成されている。
【0037】
アームパイプ47は、長いパイプで構成され、その一端に、脚部42aの上端の水平部に固定される把持部47aが形成されている。そして、把持部47aを前記水平部に取り付けて締め付けねじで締め付けることにより、アームパイプ47は任意の角度を維持して固定される。また、アームパイプ48は、アームパイプ47の他端に一端が回転可能な状態で連結された短いパイプで構成され、他端がディスプレイ装置46の裏面に回転可能な状態で連結されている。
【0038】
また、アームパイプ47と、アームパイプ48の連結部およびアームパイプ48とディスプレイ装置46との連結部にはそれぞれ締め付けねじ(図示せず)が設けられて、ディスプレイ装置46を任意の位置に固定できるようになっている。パソコン本体45は、ベッド41の下方における床上に設置されている。このパソコンの取付け構造40におけるそれ以外の部分の構成については、前述した実施形態によるパソコンの取付け構造10,30と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記している。
【0039】
この構成において、例えば、コンパクトディスクに記録されたゲームをする場合には、コンパクトディスク用のデータ入出力ユニット17を固定枠27に取り付けるとともに、アクセスユニット18のマウスのコネクタ18aにマウスの端子を差し込み、電源スイッチ18bをオン状態にする。つぎに、データ入出力ユニット17に所定のゲームが記録されたコンパクトディスクを挿入して、ゲームの画像をディスプレイ装置46の画面に映し出す。
【0040】
そして、画面の映像を見ながらマウスを操作することによりゲームを行う。この場合、使用者(患者)は、仰向けになって寝たままの姿勢でゲームを楽しむことができる。なお、この場合、ディスプレイ装置46は、ベッド41でなく、ベッド41の横に配置されるサイドテーブル(図示せず)に取り付けてもよい。これによると、パソコンを使用しない場合には、ディスプレイ装置46をベッド41から離れた位置に移動させることができる。
【0041】
図6は、本発明のさらに他の実施形態に係るパソコンの取付け構造50を示している。このパソコンの取付け構造50は、図1に示したパソコンの取付け構造10と同様、机11に設置されている。そして、ディスプレイ装置56には、固定枠27,28が設けられてなく、電源スイッチ、データ入出力ユニットおよびアクセスユニットを一体からなる操作部材51に含ませている。
【0042】
操作部材51は、パソコン本体55およびディスプレイ装置56と別体からなるユニットで構成されている。そして、操作部材51の表面部に、電源スイッチ52、表示ランプ53、記録メディアを出し入れするための挿入口54、キーボードやマウス等を接続するためのコネクタ55およびヘッドフォンなどを接続するためのコネクタ56が設けられている。表示ランプ53は、LEDからなっており、電源スイッチ52がオン状態にあるときに点灯する。
【0043】
操作部材51は接続ケーブル57によってディスプレイ装置56に接続されており、ディスプレイ装置56を介してパソコン本体55と交信可能になっている。このパソコンの取付け構造50におけるそれ以外の部分の構成については、前述した実施形態によるパソコンの取付け構造10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記している。
【0044】
このように構成したため、机11の上面に置いた操作部材51を操作したり、操作部材51に他の装置を接続したりして、全ての操作を操作部材51またはその近傍で行うことができる。この場合、操作部材51が一体のユニットで構成されているため装置がコンパクトになる。また、ディスプレイ装置56を使用者から少し離れた位置に設置することもでき、この場合でもパソコンの操作性が低下することはない。このパソコンの取付け構造50のそれ以外の作用効果については、前述した各実施形態と同様である。
【0045】
また、パソコンの取付け構造50が備えるディスプレイ装置56に、操作部材51を固定するための固定枠を設けて、この固定枠によって、操作部材51をディスプレイ装置56に取り付けることもできる。この場合、操作部材51をディスプレイ装置56に取り付けたままの状態で使用してもよいし、使用の際には、操作部材51をディスプレイ装置56から取り外し、不使用の際に、ディスプレイ装置56に取り付けることもできる。これによるとパソコンの使用の態様に多様性が生じる。
【0046】
また、本発明に係るパソコンの取付け構造は、前述した実施形態に限定するものでなく技術的範囲で適宜変更実施が可能である。例えば、アクセスユニット18としては、必要なコネクタ18a等をすべて備えたもので構成し、ディスプレイ装置16,36,46に固定することもできる。また、ディスプレイ装置16,36,46,56にタッチパネルを装着し、指で操作できるようにすることもできる。この場合、キーボードやマウスが不要になる。また、電源スイッチはパソコン本体に取り付けることもできる。さらに、本発明のパソコンの取付け構造によればパソコンの種々の使用方法が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるパソコンの取付け構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示したパソコンの取付け構造の要部を示す側面図である。
【図3】図1に示したパソコンの取付け構造の要部を示す正面図である。
【図4】他の実施形態によるパソコンの取付け構造を示す側面図である。
【図5】さらに他の実施形態によるパソコンの取付け構造を示す正面図である。
【図6】さらに他の実施形態によるパソコンの取付け構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,30,40,50…パソコンの取付け構造、11…机、13…上面部、15,55…パソコン本体、16,36,46,56…ディスプレイ装置、18b,52…電源スイッチ、17…データ入出力ユニット、18…アクセスユニット、18a,55,56…コネクタ、20…取付部材、21…回転支持部、22a,22b,37,47,48…アームパイプ、23…上端支持部、24…固定台、25…回転連結部、27,28…固定枠、29…接続ケーブル、31…スタンド、41…ベッド、51…操作部材、54…挿入口。

Claims (6)

  1. パソコン本体と、前記パソコン本体に接続ケーブルを介して接続されたディスプレイ装置とを備えたデスクトップ型のパソコンの取付け構造であって、
    前記パソコン本体とパソコン操作のために必要な操作部材とを別体で構成し、前記パソコン本体を所定箇所に設置するとともに、前記ディスプレイ装置を屈曲可能なアームを介して位置変更可能な状態で基台に取り付け、前記操作部材をディスプレイ装置の近傍に取り付けたことを特徴とするパソコンの取付け構造。
  2. 前記操作部材を、電源スイッチ、外部記録メディアに対してデータを入力または出力するためのデータ入出力ユニットおよび外部機器に接続するための接続部を備えたアクセスユニットのうちの少なくとも一つで構成した請求項1に記載のパソコンの取付け構造。
  3. 前記操作部材を前記ディスプレイ装置に対して着脱可能にした請求項1または2に記載のパソコンの取付け構造。
  4. 前記基台を机で構成し、前記ディスプレイ装置を前記操作部材とともに、前記机の上面よりも上方に位置決め可能にした請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のパソコンの取付け構造。
  5. 前記基台をスタンドで構成した請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のパソコンの取付け構造。
  6. 前記基台をベッドで構成した請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のパソコンの取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007064997A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Mitsubishi Electric Corp 頭部搭載型画像表示装置
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