JPH10191137A - テレビジョンカメラおよびパーソナルコンピュータ - Google Patents

テレビジョンカメラおよびパーソナルコンピュータ

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JPH10191137A
JPH10191137A JP8349784A JP34978496A JPH10191137A JP H10191137 A JPH10191137 A JP H10191137A JP 8349784 A JP8349784 A JP 8349784A JP 34978496 A JP34978496 A JP 34978496A JP H10191137 A JPH10191137 A JP H10191137A
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JP
Japan
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television camera
opening
personal computer
closing
section
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JP8349784A
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English (en)
Inventor
Keiji Konashi
啓司 小無
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FUKUDAI JITSUGYO KK
Original Assignee
FUKUDAI JITSUGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型のパーソナルコンピュータは、開閉部
の上部端面が狭く、テレビジョンカメラを載置すること
ができない。このため、テレビジョンカメラは机上面な
どに載置され、操作者の顔を正面から写しにくい。 【解決手段】 テレビジョンカメラ1を開閉部11に取
り付けられるように、テレビジョンカメラ1に装着部4
を設けるようにしている。この装着部4が開閉部11の
周縁部13に装着されることにより、テレビジョンカメ
ラ1が開閉部11に取り付けられる。よって、テレビジ
ョンカメラ1は、パーソナルコンピュータ10が載置さ
れる載置面よりもある程度高い位置に設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、パー
ソナルコンピュータに接続されてこのパーソナルコンピ
ュータに画像を送出するテレビジョンカメラ、および、
このようなテレビジョンカメラが接続されるパーソナル
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】CCDカメラなどのテレビジョンカメラ
が、携帯型のパーソナルコンピュータに接続されて使用
されることがある。一例としては、パーソナルコンピュ
ータを使ったビデオ会議システムの端末装置がある。
【0003】図14は、テレビジョンカメラ101およ
びパーソナルコンピュータ110からなる装置の従来例
を示す図である。例えば、ビデオ会議システムの端末装
置はこのように構成される。ここでは、携帯型のパーソ
ナルコンピュータ110が机上面150に載置されてい
る。携帯型のパーソナルコンピュータ110は、ディス
プレイ112を開閉部111に設けたものが多い。そし
て、この開閉部111を開いた状態にして使用される。
【0004】机上面150にはテレビジョンカメラ10
1も載置されており、パーソナルコンピュータ110と
並んでいる。そして、テレビジョンカメラ101からパ
ーソナルコンピュータ110に画像信号を送出できるよ
うに、テレビジョンカメラ101とパーソナルコンピュ
ータ110とはケーブル108で接続されている。この
ような端末装置が、他の端末装置と通信回線を介して接
続され、例えば、ビデオ会議などを行う。パーソナルコ
ンピュータ110の操作者の顔などがテレビジョンカメ
ラ101で撮られ、通信回線を介して他の端末装置のパ
ーソナルコンピュータのディスプレイに映し出されるの
で、臨場感のある会議を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなビデオ会議
システムでは、操作者の顔をなるべく正面から写すこと
ができる位置にテレビジョンカメラ101を設置するの
が好ましい。
【0006】デスクトップ型のパーソナルコンピュータ
を使った場合は、通常、このようなテレビジョンカメラ
101はディスプレイの上面に載置される。この高さ位
置がパーソナルコンピュータの操作者の顔を正面から写
すのに適しているからである。しかし、携帯型のパーソ
ナルコンピュータ110の開閉部111の上部端面11
3は、通常、帯状の細長い面であり、また、水平面であ
るとは限らない。したがって、この上部端面113に安
定した状態でテレビジョンカメラ101を載置すること
はできない。
【0007】また、携帯型のパーソナルコンピュータ1
10は、携帯用途に適しているので、例えば、車両内に
持ち込まれて使用されることもある。車両内のテーブル
等に携帯型のパーソナルコンピュータ110を載置し、
パーソナルコンピュータ110の拡張スロットに挿入さ
れたモデムカードを携帯電話などの無線電話端末機に接
続し、これにより無線通信によるビデオ会議システムの
端末装置等を構成する場合は、テレビジョンカメラ10
1も車両内のテーブル等に載置することになるが、重量
の軽いテレビジョンカメラ101は車両の振動により、
転倒したり、テーブルから転がり落ちたりしやすい。
【0008】さらに、携帯型のパーソナルコンピュータ
110は、操作者の周囲に適当なテーブル等がないよう
な場合には、操作者の膝の上に載置されて使用されるこ
ともあるが、このような場合は、テレビジョンカメラ1
01を載置する場所がない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
カメラを開閉部に取り付けられるように、テレビジョン
カメラが装着部を備えるようにしている。この装着部は
開閉部の周縁部に装着されるように形成されている。そ
して、この装着部が開閉部の周縁部に装着されることに
より、テレビジョンカメラが開閉部に取り付けられる。
よって、テレビジョンカメラは、パーソナルコンピュー
タが載置される載置面よりもある程度高いところに設置
される。また、パーソナルコンピュータが載置される載
置面が多少振動してもテレビジョンカメラの取り付け状
態は安定している。さらに、パーソナルコンピュータを
載置する載置面さえ確保できれば、テレビジョンカメラ
用の載置面は特に設ける必要がなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョンカメラは、
ディスプレイを設けた開閉部を備えたパーソナルコンピ
ュータに接続されて、パーソナルコンピュータに画像信
号を送出するテレビジョンカメラであって、開閉部の周
縁部に装着される装着部を備えている。装着部が開閉部
の周縁部に装着されることにより、テレビジョンカメラ
が開閉部に取り付けられる。よって、テレビジョンカメ
ラの設置高さをある程度確保できるし、テレビジョンカ
メラの取り付け状態も安定する。
【0011】装着部の構造としては、例えば、装着部
が、開閉部の周縁部近傍を挟持する挟持片を備えるよう
にすることができる。この場合、挟持片が、開閉部の周
縁部又はその近傍に係着する係着突部を備えるようにす
ると、テレビジョンカメラの取り付け状態をより安定さ
せることができる。
【0012】また、装着部の他の構造としては、例え
ば、装着部が、開閉部の周縁部又はその近傍に形成され
た孔部に差し込まれる差込部を備えるようにすることが
できる。
【0013】また、後述する理由により、本体部が装着
部に対して回動自在に支持されるようにするとより効果
的である。
【0014】また本発明のパーソナルコンピュータは、
ディスプレイを設けた開閉部を備え、開閉部の周縁部又
はその近傍に、開閉部の周縁部に沿って、装着部の挟持
片に係着突部を備えた前記のテレビジョンカメラの係着
突部が係着する係着溝が形成されている。従って、装着
部の挟持片に係着突部を備えたテレビジョンカメラを開
閉部に取り付けるのに適している。
【0015】また本発明の他のパーソナルコンピュータ
は、ディスプレイを設けた開閉部を備え、開閉部の周縁
部又はその近傍に、装着部に差込部を備えた前記のテレ
ビジョンカメラの差込部を差し込む孔部が形成されてい
る。従って、装着部に差込部を備えたテレビジョンカメ
ラを開閉部に取り付けるのに適している。
【0016】
【実施例】この出願発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0017】図1、図2は、本願発明に係るテレビジョ
ンカメラおよびパーソナルコンピュータの実施例を示す
図である。図1はテレビジョンカメラ1をパーソナルコ
ンピュータ10の開閉部11に取り付けた状態を、ま
た、図2はテレビジョンカメラ1を開閉部11に取り付
ける前の状態を示す。
【0018】パーソナルコンピュータ10は、ビデオ会
議システムなど、通信システムの端末装置として使用さ
れる場合は、モデムを介して公衆電話回線に接続された
り、パーソナルコンピュータ10の拡張スロットに挿入
されたモデムカードから携帯電話などの無線電話端末機
に接続されたりするのが一般的である。
【0019】テレビジョンカメラとは、光学系より入力
される画像を画像信号に変換するための装置であり、一
般には、その内部に撮像管やCCD(電荷結合素子)イ
メージセンサーを備えている。特にCCDイメージセン
サーを備えたものをCCDカメラと呼ぶこともある。
【0020】テレビジョンカメラ1は本体部2と装着部
4とにより構成されている。本体部2の内部には、CC
Dイメージセンサーなどが設けられており、前面にはレ
ンズ3が設けられている。また、後面にはケーブル8の
一端が接続されている。このケーブル8の図示しない他
端はパーソナルコンピュータ10の後面の端子に接続さ
れ、このケーブル8を介してテレビジョンカメラ1で撮
った画像の信号がパーソナルコンピュータ10に送出さ
れる。本体部2は装着部4上に固定されている。装着部
4は、一対の挟持片5、6を備えており、挟持片5の下
端には内側に向かって係着突部7が設けられている。装
着部4の材質は合成樹脂であり、ある程度の弾性を有し
ている。このため、一対の挟持片5、6は、外部から力
が作用することにより、ある程度は外に開く。
【0021】11はパーソナルコンピュータ10の開閉
部である。開閉部11にはディスプレイ12が設けられ
ており、このパーソナルコンピュータ10を使用すると
きは、通常、この開閉部11は開いた状態に、つまり、
図1のような状態にされる。このような、ディスプレイ
12の設けられた開閉部11を備えるパーソナルコンピ
ュータ10の形態は、特に、携帯型のパーソナルコンピ
ュータに多く採用されている。
【0022】開閉部11の上方の周縁部13の近傍には
係着溝14が形成されている。この係着溝14は、開閉
部11の上方の周縁部13に沿って、略水平方向に形成
されている。そして、挟持片5、6によって周縁部13
の近傍を挟持することによって、装着部4が開閉部11
の周縁部13に装着され、これにより、テレビジョンカ
メラ1は開閉部11に取り付けられる。このとき、係着
突部7と係着溝14とが係着することになるので、装着
部4の装着状態はより安定し、従って、テレビジョンカ
メラ1の開閉部11に対する取り付け状態もより安定す
る。
【0023】図3は、装着部4を周縁部13に装着する
ことによって、テレビジョンカメラ1を開閉部11に取
り付けた状態を示す側面図である。挟持片5、6が周縁
部13の近傍を挟持し、また、係着突部7が係着溝14
に係着しているのがわかる。
【0024】テレビジョンカメラ1は図1のような取り
付け状態となるので、パーソナルコンピュータ10が机
上面50に載置されると、テレビジョンカメラ1は机上
面50よりもある程度上方に位置することになる。従っ
て、ビデオ会議システムの端末装置を構成するような場
合や、遠隔の2人の操作者が互いに相手の顔を見ながら
通信するための端末装置を構成する場合や、さらには、
操作者自信の顔をディスプレイに映し出すようなシステ
ムを構成する場合には、パーソナルコンピュータ10を
机上面50に載置することにより、テレビジョンカメラ
1の位置は、パーソナルコンピュータ10の操作者の顔
を正面から写すのに適した高さになる。なお、開閉部1
1の開き角θを大きくすれば、レンズ3は上方を向き、
開き角θを小さくすればレンズ3は下方を向くので、操
作者の顔が最も写りやすくするように、開閉部11の開
き角θを調整すればよい。
【0025】また、この実施例では、開閉部11に対し
て装着部4を、係着溝14に沿って左右にスライドさせ
ることができる。従って、操作者の顔を写すのに最も適
した左右方向位置に、テレビジョンカメラ1を位置させ
ることができる。
【0026】一般に、パーソナルコンピュータはテレビ
ジョンカメラよりも重量が大きいので、載置面に単独で
載置されたテレビジョンカメラよりも、振動に対しての
載置状態の安定度は高い。このテレビジョンカメラ1
は、装着部4を開閉部11の周縁部13に装着すること
によって開閉部11に取り付けられるので、パーソナル
コンピュータ10と一体化される。従って、パーソナル
コンピュータ10を載置する机上面50などの載置面が
ある程度振動しても、パーソナルコンピュータ10が転
倒しないかぎりテレビジョンカメラ1だけが転倒した
り、この載置面から転がり落ちるようなことは少ない。
従って、車両内のテーブルなど、振動しやすいところで
パーソナルコンピュータ10を使用する場合に適してい
る。
【0027】この実施例では挟持片5、6が開閉部11
の周縁部13の近傍を挟持している上に、さらに、係着
突部7が係着溝14に係着しているので、テレビジョン
カメラ1の開閉部11に対する取り付け状態はより安定
したものとなり、強い振動にも耐えることができる。
【0028】また、このパーソナルコンピュータ10が
机上面50ではなく、椅子などに座った操作者の膝上に
載置される場合もあるが、テレビジョンカメラ1はパー
ソナルコンピュータ10の開閉部11に取り付けられる
ので、このような場合にもテレビジョンカメラ1の置き
場所を特別に用意する必要はない。
【0029】なお、図1〜3では、本体部2が装着部4
に固定されたテレビジョンカメラ1を示したが、本体部
が装着部に対して取り外し自在に構成されていてもよい
し、また、図4のテレビジョンカメラ1Bのように、本
体部2Bの外装部が装着部4Bと一体に成形されたよう
なものであってもよい。
【0030】図5は、本願発明に係るテレビジョンカメ
ラおよびパーソナルコンピュータの他の実施例を示す図
であり、テレビジョンカメラ1を開閉部11Cに取り付
けた状態の、パーソナルコンピュータ10Cの外観図で
ある。テレビジョンカメラ1の構造は図1、図2に示す
ものと同様である。しかし、係着溝14Cは図1、図2
と異なり、開閉部11Cの側方の周縁部13Cに沿っ
て、略垂直方向に形成されている。
【0031】この実施例によっても、テレビジョンカメ
ラ1を、パーソナルコンピュータ10Cの載置面よりも
ある程度上方に位置させることができる。また、開閉部
11Cの開き角θを調整することによって、さらに、開
閉部11Cに対して装着部4を係着溝14Cに沿って上
下にスライドさせることによって、操作者の顔が最も写
りやすくするように調整できる。
【0032】図6はパーソナルコンピュータの開閉部の
周縁部の近傍の形状の別の例を示す図である。パーソナ
ルコンピュータの開閉部の周縁部の近傍は、意匠上の理
由や、開閉部を閉じたときのキーボード部分へのゴミの
侵入を防止する理由などから、図6(a)のような突条
15が形成されていたり、図6(b)のように断面略L
字状に形成されていることがある。
【0033】図7は、図6のような開閉部に図1のテレ
ビジョンカメラ1が取り付けられた状態を示す側面図で
ある。図7(a)は図6(a)の開閉部11Dの周縁部
13Dに図1のテレビジョンカメラ1の装着部4が装着
された状態を、また、図7((b)は図6(b)の開閉
部11Eの周縁部13Eに図1のテレビジョンカメラ1
の装着部4が装着された状態を示す。このように、係着
溝が形成された開閉部のみならず、種々の開閉部に対し
ても係着突部7が係着し、開閉部に対するテレビジョン
カメラ1の取り付け状態を安定したものにすることがで
きる。
【0034】図8は、本願発明に係るテレビジョンカメ
ラのさらに別の実施例を示す側面図である。このテレビ
ジョンカメラ1Fには図1のテレビジョンカメラ1と同
様に装着部4Fには挟持片5、6が設けられており、ま
た挟持片5には係着突部7が設けられているが、図1の
テレビジョンカメラ1とは異なり、本体部2Fは本体支
持部20を介して装着部4Fに支持されている。本体部
2Fは水平軸21により本体支持部20に取り付けられ
ており、従って、本体部2Fは本体支持部20に対し
て、垂直面内において回動自在である。
【0035】図9は、図8のテレビジョンカメラ1Fに
おける、装着部4Fに対する本体支持部20の具設状態
を示す図である。本体支持部20は垂直軸22により装
着部4Fに取り付けられており、従って、本体支持部2
0は装着部4Fに対して、水平面内において回動自在で
ある。従って、本体部2Fは、装着部4Fに対して、水
平面内においても、垂直面内においても回動自在に支持
されている。このようなテレビジョンカメラ1Fをパー
ソナルコンピュータの開閉部に取り付けると、レンズの
向きの調整がより容易になる。
【0036】なお、ここでは、本体部2Fが装着部4F
に対して、水平面内においても、垂直面内においても、
回動自在に支持されたテレビジョンカメラ1Fを示した
が、水平面内においてのみ回動自在に支持するようにし
てもよいし、また、垂直面内においてのみ回動自在に支
持するようにしてもよい。
【0037】図10は、本願発明に係るテレビジョンカ
メラのさらに別の実施例を示す斜観図である。図1のテ
レビジョンカメラ1と同様にテレビジョンカメラ1Gは
本体部2と装着部4Gとにより構成されており、装着部
4Gには一対の挟持片5G、6Gが設けられている。2
つの挟持片5G、6Gの間隔dは、開閉部11Gの厚さ
tよりも小さい。従って、装着部4Gを開閉部11Gの
周縁部13Gに装着する際には、挟持片5G、6Gに外
力を作用させて挟持片5G、6Gの間隔dを広げつつ開
閉部11Gを挟持させる。挟持片5G、6Gは合成樹脂
で成形されており、ある程度の弾性を有する。この弾性
により挟持片5G、6Gは元の形状に復元しようとし、
この弾性力によって開閉部11Gを挟持する。従って、
挟持片5G、6Gが塑性変形しない範囲で、ある程度任
意の厚さtの開閉部11Gに適用できる。なお、図1、
図2のテレビジョンカメラ1も挟持片5、6を有してお
り、これと同様の効果が得られる。
【0038】図11は、図10のテレビジョンカメラ1
Gが、パーソナルコンピュータの開閉部11Gに取り付
けられた状態を示す側面図である。このように係着突部
を備えていなくとも、装着部4Gは開閉部11Gの周縁
部13Gに装着される。
【0039】図12は、本願発明に係るテレビジョンカ
メラおよびパーソナルコンピュータのさらに別の実施例
を示す斜観図である。このテレビジョンカメラ1Hも本
体部2と装着部4Hとにより構成されており、本体部2
は装着部4Hに固定されている。装着部4Hの下方に
は、円柱状の差込部9が形成されている。そして、この
差込部9をパーソナルコンピュータの開閉部11Hの周
縁部13Hに設けられた、円形断面の孔部16に差し込
むことによって、装着部4Hを周縁部13Hに装着す
る。これによりテレビジョンカメラ1Hが開閉部11H
に取り付けられる。差込部9を孔部16に差し込む際に
は、差し込む力を加減することによって、テレビジョン
カメラ1Hの開閉部11Hに対する取付状態の安定度を
調整できる。つまり、強い力で深く差し込むと、抜けに
くく、より安定した取り付け状態となる。また、弱い力
で浅く差し込むと、抜けやすく、テレビジョンカメラ1
Hの取り外しが容易になる。差込部9もしくは孔部1
6、又は、差込部9と孔部16との双方に、テーパーを
付けておくと、取付状態の安定度をより容易に調整でき
る。
【0040】なお、この実施例では円柱状の差込孔9と
円形断面の孔部16を示したが、差込部の形状や、孔部
の形状はこれに限る必要はない。
【0041】また、この実施例では、周縁部13Hに孔
部16を形成しているが、孔部16を周縁部13の近傍
に形成し、この孔部16に適した形態に差込部を形成す
るようにしてもよい。
【0042】図13は、本願発明に係るテレビジョンカ
メラのさらに別の実施例を示す斜観図である。このテレ
ビジョンカメラ1Iも図1、図2のテレビジョンカメラ
1と同様に本体部2Iが装着部4上に固定されている
が、図1、図2のテレビジョンカメラ1と異なり、本体
部2Iの側面に、ズーム機能調整用操作部31、32
と、広角機能調整用操作部33、34とが配設されてい
る。すなわち、このテレビジョンカメラ1Iは、ズーム
機能や広角機能を備えており、ズーム撮影や広角撮影が
できるようになっている。このように、ズーム機能を有
するテレビジョンカメラや、広角機能を有するテレビジ
ョンカメラ、さらには、その両方の機能を備えたテレビ
ジョンカメラも、請求項にいうテレビジョンカメラに含
まれる。
【0043】さらに、このテレビジョンカメラ1Iは、
圧縮コンバータを内蔵している。この圧縮コンバータ
は、画像信号を圧縮するためのものであり、テレビジョ
ンカメラ1Iからは圧縮された画像信号がパーソナルコ
ンピュータに送出される。このように、画像信号を圧縮
する機能を備えたテレビジョンカメラも、請求項にいう
テレビジョンカメラに含まれる。
【0044】なお、テレビジョンカメラから画像信号を
圧縮しないままでパーソナルコンピュータに送出し、パ
ーソナルコンピュータの内部でこの画像信号を圧縮する
ようにしてもよい。
【0045】また、テレビジョンカメラ内またはパーソ
ナルコンピュータ内で圧縮された画像信号のデータを、
パーソナルコンピュータ内の記憶装置に保存するように
してもよい。
【0046】ここでいう、テレビジョンカメラからパー
ソナルコンピュータに送出される画像信号とは、上記実
施例の全てに渡るテレビジョンカメラから送出されるも
のをいい、該画像信号はアナログ信号であってもデジタ
ル信号であってもよい。すなわち、テレビジョンカメラ
には、アナログの画像信号を送出するものと、デジタル
の画像信号を送出するものとがあるが、いずれのテレビ
ジョンカメラも、請求項にいうテレビジョンカメラに含
まれる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】本発明のテレビジョンカメラでは、装着部
が開閉部の周縁部に装着されることにより、テレビジョ
ンカメラが開閉部に取り付けられる。よって、テレビジ
ョンカメラの設置高さをある程度確保できる。従って、
パーソナルコンピュータの操作者の顔を写すのに適して
いる。また、テレビジョンカメラの取り付け状態が安定
し、パーソナルコンピュータが載置される載置面が振動
しても転倒しにくい。さらに、パーソナルコンピュータ
を載置する場所以外に、テレビジョンカメラを載置する
場所を特別に用意する必要がなくなる。
【0049】そして、装着部を、開閉部の周縁部近傍を
挟持する挟持片を備えたものとすると、ある程度任意の
厚さの開閉部に取り付けることができる。
【0050】さらに、挟持片が開閉部の周縁部又はその
近傍に係着する係着突部を備えたものとすると、テレビ
ジョンカメラの開閉部に対する取り付け状態をより安定
したものとできる。
【0051】また、装着部を、開閉部の周縁部又はその
近傍に形成された孔部に差し込まれる差込部を備えたも
のとすると、差込部を孔部に差し込む際の力を加減する
ことによって、テレビジョンカメラの開閉部に対する取
付状態の安定度を調整できる。
【0052】また、本体部を装着部に対して回動自在に
支持されるようにすると、レンズの向きの調整を容易に
行うことができる。
【0053】また本発明のパーソナルコンピュータのう
ち、開閉部の周縁部又はその近傍に、周縁部に沿った係
着溝が形成されているものにあっては、装着部の挟持片
に係着突部を備えたテレビジョンカメラを開閉部に取り
付けるのに適しており、このようなテレビジョンカメラ
の取り付け状態を安定させることができ、さらに、テレ
ビジョンカメラを係着溝に沿ってスライドさせることが
できるので、テレビジョンカメラの設置位置の調整が容
易になる。
【0054】また本発明のパーソナルコンピュータのう
ち、開閉部の周縁部又はその近傍に孔部が形成されてい
るものにあっては、装着部に差込部を備えたテレビジョ
ンカメラを開閉部に取り付けるのに適しており、このよ
うなテレビジョンカメラの取り付け状態を安定させるこ
とができ、さらに、差込部を孔部へ差し込む力を加減す
ることにより、テレビジョンカメラの取り付け状態の強
さを調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るテレビジョンカメラおよびパー
ソナルコンピュータの実施例を示す図であり、テレビジ
ョンカメラをパーソナルコンピュータの開閉部に取り付
けた状態を示す図である。
【図2】本願発明に係るテレビジョンカメラおよびパー
ソナルコンピュータの実施例を示す図であり、テレビジ
ョンカメラを開閉部に取り付ける前の状態を示す図であ
る。
【図3】テレビジョンカメラをパーソナルコンピュータ
の開閉部に取り付けた状態を示す側面図である。
【図4】本体部の外装部が装着部と一体に成形されたテ
レビジョンカメラを示す図である。
【図5】本願発明に係るテレビジョンカメラおよびパー
ソナルコンピュータの実施例を示す図であり、テレビジ
ョンカメラをパーソナルコンピュータの開閉部に取り付
けた状態を示す図である。
【図6】パーソナルコンピュータの開閉部の周縁部近傍
の形状の例を示す図である。図6(a)は周縁部近傍に
突条が形成された例を示す図であり、図6(b)は断面
略L字状に形成された例を示す図である。
【図7】パーソナルコンピュータの開閉部にテレビジョ
ンカメラが取り付けられた状態を示す側面図である。図
7(a)は図6(a)の周縁部にテレビジョンカメラの
装着部が装着された状態を示す図であり、図7(b)は
図6(b)の周縁部にテレビジョンカメラの装着部が装
着された状態を示す図である。
【図8】本願発明に係るテレビジョンカメラの実施例を
示す側面図である。
【図9】図8のテレビジョンカメラにおける、装着部に
対する本体支持部の具設状態を示す図である。
【図10】本願発明に係るテレビジョンカメラの実施例
を示す図である。
【図11】図10のテレビジョンカメラが、パーソナル
コンピュータの開閉部に取り付けられた状態を示す側面
図である。
【図12】本願発明に係るテレビジョンカメラおよびパ
ーソナルコンピュータの実施例を示す図であり、テレビ
ジョンカメラを開閉部に取り付ける前の状態を示す図で
ある。
【図13】本願発明に係るテレビジョンカメラの実施例
を示す図である。
【図14】テレビジョンカメラ及びパーソナルコンピュ
ータからなる装置の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…テレビジョンカメラ 2…本体部 3…レンズ 4…装着部 5、6…挟持片 7…係着突部 8…ケーブル 9…差込部 10…パーソナルコンピュータ 11…開閉部 12…ディスプレイ 13…周縁部 14…係着溝 15…突条 16…孔部 20…本体支持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを設けた開閉部を備えたパ
    ーソナルコンピュータに接続されて、パーソナルコンピ
    ュータに画像信号を送出するテレビジョンカメラであっ
    て、前記開閉部の周縁部に装着される装着部を備えたテ
    レビジョンカメラ。
  2. 【請求項2】 前記装着部が、前記開閉部の周縁部近傍
    を挟持する挟持片を備えた、請求項1記載のテレビジョ
    ンカメラ。
  3. 【請求項3】 前記挟持片が、前記開閉部の周縁部又は
    その近傍に係着する係着突部を備えた、請求項2記載の
    テレビジョンカメラ。
  4. 【請求項4】 前記装着部が、前記開閉部の周縁部又は
    その近傍に形成された孔部に差し込まれる差込部を備え
    た、請求項1記載のテレビジョンカメラ。
  5. 【請求項5】 本体部が前記装着部に対して回動自在に
    支持された請求項1〜4のいずれか1項に記載のテレビ
    ジョンカメラ。
  6. 【請求項6】 ディスプレイを設けた開閉部を備え、こ
    の開閉部の周縁部又はその近傍に、この開閉部の周縁部
    に沿って、請求項3記載のテレビジョンカメラの前記係
    着突部が係着する係着溝が形成されたパーソナルコンピ
    ュータ。
  7. 【請求項7】 ディスプレイを設けた開閉部を備え、こ
    の開閉部の周縁部又はその近傍に、請求項4記載のテレ
    ビジョンカメラの前記差込部を差し込む孔部が形成され
    たパーソナルコンピュータ。
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