JPH0715235U - 部品の圧入装置 - Google Patents

部品の圧入装置

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JPH0715235U
JPH0715235U JP4727793U JP4727793U JPH0715235U JP H0715235 U JPH0715235 U JP H0715235U JP 4727793 U JP4727793 U JP 4727793U JP 4727793 U JP4727793 U JP 4727793U JP H0715235 U JPH0715235 U JP H0715235U
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公威 宇津山
多佳生 鈴木
厚 斉藤
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部材の狭い個所へ部品を圧入できるようにす
ること。 【構成】 取付け基台26のガイド孔27に軸心位置決
めロッド10を挿入し、かつ被圧入部材Wの前端部aに
位置決めピン2を当接した状態でシリンダロッド13を
伸長させ、はじめに、押圧子16の周面によりクランプ
レバー20を被圧入部材Wの後端面bに係合させ、つい
で、圧入部材6を押圧してその圧入ヘッド9に保持した
オイルガイドキャップPを被圧入部材Wに圧入させるよ
うにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一方の部材に他方の部品を圧入するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
部品の組付けライン上で一方の部材に他方の部品を圧入するような場合、圧入 部署に据置かれた治具に一方の部材を取付け、この治具に対向して据置かれた圧 入装置に他方の部品を取付けた上、この圧入装置を作動させて両者を圧入一体と するような装置が一般に使用されている。
【0003】 ところが、このような装置では、部材上の圧入個所が奥まったところとか、狭 いところにあるような場合には、特別な動きをするロボットを用いなければなら ず、このため、部材の形状が変更になったような場合に簡単に対応することがで きないばかりでなく、多品種の部材を流してゆくようなラインには適応し得ない といった問題を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 規格化された部品を作業者が部材の所要の個所に容易に圧入装着することのでき る新たな装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はこのような課題を達成するための部品の圧入装置として、 先端に軸心位置決め用のロッドと部品の圧入部を備え、かつ付勢部材により常時 後退方向に付勢された圧入部材を先端部に摺動自在に挿通する一方、先端に被圧 入部材の後端に係合する係合部を有し、かつ付勢部材により常時非クランプ位置 に回動付勢されたクランプ部材を側部に揺動自在に枢支した手動操作用の装置本 体の後端部に、圧入用のシリンダを取付けて、このシリンダのロッド端に、先端 部にクランプ部材をクランプ位置に回動させる案内斜面を有する圧入部材押圧用 の押圧子を取付けるようにしたものである。
【0006】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図1は本考案の一実施例を示したものである。
【0007】 図において符号1は、手で持って操作することができる大きさの部品圧入用装 置の本体で、この装置本体1の内部には、圧入部品としてのオイルガイドキャッ プPを被圧入部材Wに圧入するための圧入部材6と、この圧入部材6を圧入方向 に押圧する単動型の圧入用シリンダン12と、押圧操作の際に被圧入部材Wの後 端bに係合して被圧入部材Wと装置本体1とを軸方向に結合一体とするクランプ レバー20と、によって構成されている。
【0008】 つぎに、これらの詳細について説明すると、装置本体1は、被圧入部材Wの前 端面aを基準として軸方向の位置決めが行えるよう、その先端一部に、被圧入部 材Wの前端面aと当接する位置決めピン2が取付けられ、また、スリーブ状をな すこの装置本体1の先端内部には、圧入部材6が軸方向に摺動自在に取付けられ ていて、その後端のフランジ部7と装置本体1内部のバネ受け段部3との間に介 装したコイルスプリング4により常時後退方向に付勢されている。
【0009】 この圧入部材6には、その先端にフランジ部8が形成され、また、その前面に は、オイルガイドキャップPと嵌合してこれを保持する圧入ヘッド9が形成され 、さらにこの圧入ヘッド部9の前面には、被圧入部材Wの取付け用基台26に設 けたガイド孔27に挿入してこのガイド孔27を基準として装置本体1の軸心を 位置決めするための軸心位置決めロッド10が一体的に突出形成されている。
【0010】 一方、圧入用のシリンダ12は装置本体1の後端に一体的に取付けられていて 、そのシリンダロッド13の先端には、先端部をテーパー面14となした円筒状 の押圧子16が固定されていて、この押圧子16により圧入部材6を突出方向に 押圧する一方、非クランプ位置にあるクランプレバー20の後端をテーパー面1 4から円筒面15に沿わせることによってこれをクランプ位置へ揺動変位させる ように構成されている。なお、図中符号17、18は、圧入用シリンダ12の圧 入方向の操作を両手で行うための操作ボタンを示している。
【0011】 これに対して装置本体1の側面には、スプリング21に付勢されて常時非クラ ンプ方向に付勢されたクランプレバー20が支点ピン22を支点として回動する ように取付けられている。図示は省略してあるが、このクランプレバー20は少 なくとも装置本体1の側面に一対配設されていて、これらの後端には、シリンダ ロッド13先端の押圧子16に接触する接触子23がスプリング24により付勢 された状態で取付けられ、またこの先端には、被圧入部材Wの後端面bに係合し て圧入時の反力を受ける係止爪25が一体的に形成されている。
【0012】 つぎにこのように構成された装置によるオイルガイドキャップPの圧入操作を 図2をもとに説明する。
【0013】 部品の圧入前の状態においては、図2(a)に示したように、装置本体1は、 シリンダロッド13を後退させており、これに伴って、圧入部材6はスプリング 4の付勢力により後退し、またクランプレバー20の後端は、押圧子14のテー パー面15上にあって自己に作用するスプリング21により非クランプ位置に拡 開変位している。
【0014】 この状態のもとで、圧入部材6先端の圧入ヘッド9にオイルガイドキャップP を嵌合し、取付け基台26に被圧入部材Wを嵌め合わせた上、図2(b)に示し たように、ガイド孔27に軸心位置決めロッド10を挿通して、装置本体1と被 圧入部材Wとの軸心を一致させた状態にしながら、位置決めピン2が被圧入部材 Wの前端面aに当接するまで装置本体1を押込む。
【0015】 そしてつぎに、操作ボタン17、18を両手でそれぞれ押圧操作して圧入用シ リンダ12のロッド13を突出させると、その先端の押圧子16は、図2(c) に示したように、その移動の初期においてクランプレバー20の後端部をテーパ ー面14から円筒面15上に移して、これを図中反時計方向に回動させ、その先 端の係止爪25を被圧入部材Wの後端面bに落とし込む。
【0016】 もとよりこの時点では、係止爪25と被圧入部材Wの後端との間に間隙δが形 成されるように予めクランプレバー20の長さが設定されており、このため、ク ランプレバー20の係止爪25は被圧入部材Wの後端面bに円滑に入り込むから 、この状態のもとで引続きシリンダロッド13が圧入部材6を押圧しつつ圧入ヘ ッド9に取付けたオイルガイドキャップPを被圧入部材Wの凹部C内に押込んで ゆくと、この際の反力によりクランプレバー20先端の係止爪25と被圧入部材 Wの後端面bはきつく接合し合って、装置本体1と被圧入部材Wとを結合一体と して、オイルガイドキャップPを被圧入部材Wの凹部C内に確実に圧入させる。
【0017】 そして、以上の一連の圧入処理を終えたら、つぎに、操作ボタン17、18の 押圧を解いて単動型シリンダ12のロッド13を後退方向に復帰させる。
【0018】 これにより、圧入部材6は自己に作用するスプリング4によって被圧入部材W の凹部Cから離脱し、また、ロッド13の後退に伴って押圧子16のテーパー面 14がクランプレバー20の後端部に達すると、クランプレバー20は自己に作 用するスプリング21の付勢力により被圧入部材Wの後端面bから離脱するから 、これにより装置本体1は被圧入部材Wから離脱して、一連の圧入動作は終了す る。
【0019】 ところで、以上は軸孔を有しない被圧入部材WにオイルガイドキャップPを圧 入する例によって本考案を説明したもので、このために、装置本体1と被圧入部 材Wとの間の位置決めを図るための取付け基台26を用いるようにしたものであ るが、被圧入部材Wに軸孔があるような場合には、装置本体1の位置決めロッド 10を直接被圧入部材Wの軸孔に通すことによって両者の軸心位置決めを図るこ とができる。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、手動操作用の装置本体の後端に圧入用のシ リンダを取付け、このシリンダによって先端に軸心位置決めロッドと部品の圧入 部を有する圧入部材を押圧操作するようにしたので、狭いところに部品の圧入個 所があるような被圧入部材に対しても、あるいは機種毎に部品の圧入個所が異な るような被圧入部材に対しても、作業者の手によって、容易にかつ楽に部品を圧 入することができるとともに、このシリンダに駆動されて圧入部材を押圧する押 圧子の先端にクランプ部材をクランプ位置に変位させる案内斜面を形成したので 、被圧入部材への装置本体の結合と、これに続く部品の圧入操作を単一のシリン ダにより可能となして、この種の手動操作部材を可能な限り軽量に構成すること を可能となして、作業者の負担を大巾に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をなす装置を断面で示した側
面図である。
【図2】(a)乃至(d)は同上装置による部品の各圧
入動作を示した図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 位置決めピン 6 圧入部材 9 圧入ヘッド 10 軸心位置決めロッド 12 圧入用シリンダ 16 押圧子 20 クランプレバー 25 係止爪 26 取付け基台 W 被圧入部材 P オイルガイドキャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に軸心位置決め用のロッドと部品の
    圧入部を備え、かつ付勢部材により常時後退方向に付勢
    された圧入部材を先端部に摺動自在に挿通する一方、先
    端に被圧入部材の後端に係合する係合部を有し、かつ付
    勢部材により常時非クランプ位置に回動付勢されたクラ
    ンプ部材を側部に揺動自在に枢支した手動操作用の装置
    本体の後端部に、圧入用のシリンダを取付けて、該シリ
    ンダのロッド端に、先端部にクランプ部材をクランプ位
    置に回動させる案内斜面を有する圧入部材押圧用の押圧
    子を取付けたことを特徴とする部品の圧入装置。
  2. 【請求項2】 上記装置本体の先端部に、上記被圧入部
    材の前端部に当接する位置決め部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の部品の圧入装置。
JP1993047277U 1993-08-06 1993-08-06 部品の圧入装置 Expired - Lifetime JP2600888Y2 (ja)

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JPH0715235U true JPH0715235U (ja) 1995-03-14
JP2600888Y2 JP2600888Y2 (ja) 1999-10-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117226463A (zh) * 2023-08-30 2023-12-15 南京宇众自动化装备有限公司 用于机械制造的浮动组件、浮动装置及压装设备

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