JPH0715234Y2 - 可搬型フアクシミリ装置 - Google Patents

可搬型フアクシミリ装置

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JPH0715234Y2
JPH0715234Y2 JP1986131174U JP13117486U JPH0715234Y2 JP H0715234 Y2 JPH0715234 Y2 JP H0715234Y2 JP 1986131174 U JP1986131174 U JP 1986131174U JP 13117486 U JP13117486 U JP 13117486U JP H0715234 Y2 JPH0715234 Y2 JP H0715234Y2
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JP
Japan
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stacker
recording paper
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air
main body
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JP1986131174U
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JPS6338456U (ja
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健志 鎌田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、可搬型ファクシミリ装置に関する。
[従来技術] 近年、ファクシミリ装置の小型軽量化が進み、かかる小
形軽量なファクシミリ装置を用いた可搬型ファクシミリ
装置の提案がなされている。
このような可搬型ファクシミリ装置としては、伝送手段
として無線装置を利用したいわゆる無線ファクシミリ装
置等があり、荷物を配送する車輌などに搭載されて、目
的地を通知するために使用されている。
ところが、無線ファクシミリ装置を車輌に搭載して使用
した場合、車窓が開放されている状態で画像を受信した
とき、従来では、車窓から吹き込んだ風によって受信画
像を記録した記録紙が飛散するという不都合を生じてい
た。とくに、車輌の走行中に画像を受信したときには、
その影響が大きい。
また、一般に、可搬型のファクシミリ装置は屋外で使用
されることが考えられ、かかる場合にも風によって受信
紙が飛散することがある。
[目的] 本考案は、かかる従来技術の不都合を解消するためにな
されたものであり、風による受信紙の飛散を防止できる
可搬型ファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
[構成] 本考案は、この目的を達成するために、受信画像が記録
された記録紙を載置するスタッカーを被うためのスタッ
カーカバーを設けるようにしたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本考案の一実施例にかかる可搬型のファクシ
ミリ装置を示している。この実施例においては、送信原
稿の画像を読み取るための読取ヘッドとして密着センサ
を用い、画像読取部を小型に実現している。
同図において、原稿台1に載置された送信原稿は、給紙
ローラー2および分離コロ3によって1枚ずつに分離さ
れるとともに密着センサ4と送りローラー5の間隙に送
り出される。
送信原稿の画像は、密着センサ4によって所定の解像度
で等倍に読み取られ、読み取りを終了すると送信原稿は
機外に排出される。
ロール状の感熱記録紙6は、その先端部がサーマルヘッ
ド7とプラテンローラー8に挟持され、所定速度で搬送
されながらサーマルヘッド7によって受信画像が記録さ
れ、固定刃9と回転刃10の間隙を通過して、感熱記録紙
6の搬送方向下流側で1段下る段状に形成されたスタッ
カー11へと送り出される。また、1枚分の画像記録を終
了すると、回転刃10が1回転し、固定刃9と回転刃10の
作用によってその位置で感熱記録紙6が切断される。
スタッカー11の1段下った部分には、常時は、その上方
にスタッカーカバー12の上面が位置していて、感熱記録
紙6はスタッカー11とスタッカーカバー12の上面によっ
て形成される面に排紙される。
スタッカーカバー12の両側面には、その上面から上方に
立ち上がるように立上り部13が付設され、下方に立ち下
がるように側板14が付設されている。スタッカーカバー
12の感熱記録紙6の搬送方向下流側には、感熱記録紙6
の幅方向に伸びる板15が配設されており、この板15の両
側部に形成されている立上り部の一端部15aは、スタッ
カーカバー12の立上り部13の前方部に回動自在に取り付
けられており、この板15の立上り部の他端部15bは、フ
ァクシミリ装置の筐体の下端部に回動自在に取り付けら
れている。
このようにして、スタッカーカバー12は、板15を介して
ファクシミリ装置の筐体に連結されており、図に実線で
示した態様から一点鎖線で示した態様まで移動すること
ができる。
その一点鎖線で示した態様においては、スタッカー11へ
の開口部の上方に設けられているストッパー16に、立上
り部13の他端部に形成されている切欠17が係合し、それ
によって、かかる位置が保持される。
したがって、スタッカーカバー12を図の実線の態様に移
動したときには、感熱記録紙6はスタッカー11スタッカ
ーカバー12の上面からなる載置面に排紙される。また、
このときには、立上り部13が排紙された感熱記録紙6の
左右のガイド板をなしている。
次に、スタッカーカバー12を図の一点鎖線の態様に移動
したときには、感熱記録紙6はスタッカー11の載置面に
排紙される。また、この状態では、スタッカー11から所
定の距離上方にスタッカーカバー12の上面が位置すると
ともに、スタッカーカバー12の側板14が感熱記録紙6の
左右に位置し、さらに、板15が感熱記録紙6の搬送方向
を閉止しており、それによって、スタッカー11が概略包
囲される。したがって、この態様では、風が吹き込んで
きてもスタッカー11に排紙された感熱記録紙6が飛散す
ることはない。
そこで、このファクシミリ装置を車輌に搭載したとき、
受信時に窓が開放していてこの窓から風が吹き込んでく
るときには図の一点鎖線の態様にスタッカーカバー12を
移動すればよい。
また、この実施例では、送信原稿の搬送方向と感熱記録
紙6の搬送方向が概略同じなので、スタッカーカバー12
を図の実線の態様に移動したときは送信原稿はスタッカ
ー11とスタッカーカバー12の上面がなす載置面に排紙さ
れ、スタッカーカバー12を図の一点鎖線の態様に移動し
たときは送信原稿はスタッカーカバー12の上面に排紙さ
れる。
ところで、この実施例のようにロール状の感熱記録紙6
を記録紙として用いたとき、切断された記録紙の長さは
そのときに受信した受信画像のライン数によって任意に
決まる。
したがって、第1図の一点鎖線の態様にスタッカーカバ
ー12を移動したときに、記録紙の長さがスタッカー11の
長さよりも大きくなってその先端が板15に当接すること
も考えられる。かかる場合には、記録紙が紙詰まりを起
こす畏れがある。
このような不都合を防止するには、第1図の一点鎖線の
態様にスタッカーカバー12が移動してスタッカー11が包
囲されていることを検出するセンサ20を設け、このセン
サ20が検出動作した場合、スタッカー11の長さよりも長
い画像を受信したときには、その画像を2枚の記録紙に
分割して記録すればよい。また、その画像の継目部分
は、おのおのの記録紙に若干重複して記録させておく。
また、スタッカカバー12が第1図の実線の態様と、一点
鎖線の態様の2つの位置以上に移動したときには、記録
紙が紙詰まりを起こす畏れがあるが、かかる不都合を防
止するには、板15とファクシミリ装置の筐体との間にト
グル機構を設けて、スタッカーカバー12がその2つの位
置に確実に保持されるようにすればよい。
さらに、車輌の窓の開閉状態とスタッカーカバー12の位
置の切り換えを連動させる必要があり、これは、車輌の
運転手が行なえばよいが、緊急に受信状態に移行したと
きなどはその操作を行なえないことがある。かかる事態
に対処するためには、車輌の窓の開閉を制御する制御手
段とこのファクシミリ装置の制御手段で制御情報をやり
とりさせて、車輌の窓の開閉とスタッカーカバー12の位
置の切り換えの制御を連動させればよい。
またさらに、ストッカーカバー12がスタッカー11を包囲
しているときに記録紙を視認できるように、スタッカー
カバー12を透明な材質などで形成することもできる。た
だし、その場合、感熱記録紙6の変色を防止するため
に、直射日光に注意する必要がある。
第2図は、スタッカーカバー12の他の例を示している。
このスタッカーカバー21は、蛇腹状の上面の左右に移動
方向を案内するための足22を配設してなり、矢印A−
A′方向に前後することで、スタッカー(図示略)を開
閉する。また、スタッカーを閉塞する先端側には、記録
紙を閉止するための板23が付設されている。
したがって、このスタッカーカバー21でスタッカーを包
囲(閉塞)したとき、スタッカーの上面はスタッカカバ
ー21で、左右は足22で、および、排出方向の端部は板23
でそれぞれ閉止される。
第3図は、スタッカーカバーおよびスタッカーのさらに
他の例を示している。このスタッカー31は、先端部の断
面形状が円周になるように形成されており、スタッカー
カバー32は、スタッカー31の外形形状に相似した大きい
寸法に形成されている。そして、スタッカー31に形成さ
れた凹部31aに、スタッカーカバー32に形成された凸部3
2aが嵌合することで、スタッカーカバー32がスタッカー
31に取り付けられる。
この実施例では、スタッカー31の部分を小型に形成でき
るので、ファクシミリ装置を小型に実現できる。
なお、上述した実施例では、記録紙が排紙されるスタッ
カーにスタッカーカバーを取り付けているが、原稿読取
部にも同様のカバーを付設することができる。
さて、ファクシミリ装置を車輌に搭載するとき、従来で
は、車輌の運転パネルに埋め込んだり、座席に台を固定
してその台に固定するようにしていたが、これらの方法
では車輌に生じる振動がファクシミリ装置に加えられて
好ましくなかった。
そこで、このような不都合を解消するために、車輌に生
じる振動をできる限りファクシミリ装置に伝えないため
の振動吸収機構の一例を第4図に示す。なお、この場
合、ファクシミリ装置は助手席等の座席に直接乗せられ
た状態で固定される。
同図において、ファクシミリ装置の本体40の4つの角部
に、それぞれ内部に空気が封入された円柱状のエアーク
ッション41,42,43,44が配設されている。このエアーク
ッション41〜44の材質としては、可撓性で充分な強度を
もつ合成ゴムあるいはプラスチック膜等を使用できる。
エアークッション41およびエアークッション43の側面に
は、座席の背に回されるベルト51,52が付設されてい
る。これらのベルト51,52の先端部には、一対の固定金
具53,54が付設されており、これらの固定金具53,54の係
合によってファクシミリ装置が座席の背に固定される。
同様に、エアークッション41およびエアークッション43
の上面には、座席の下に回されるベルト55,56が固設さ
れている。これらのベルト55,56の先端部には、座席に
付設されている固定金具に係合する固定金具、あるい
は、一対の固定金具が付設されており、それらの固定金
具の係合によってファクシミリ装置が座席のクッション
に対して固定される。
また、ベルト51には、このファクシミリ装置を移動する
ときに肩に掛けられるように、肩パッド57が付設されて
いる。なお、運搬時に邪魔にならないように、ベルト5
5,56を収納できる収納部を本体40に設けてもよい。
これらのエアークッション41〜44は、第5図(a)に示
すように、運搬時には、封入されている空気が排除され
た状態でファクシミリ装置の本体40の角部に形成されて
いる凹部に収納され、使用時には、同図(b)に示すよ
うに、空気が満たされて、ふくらむ。
このように、エアークッション41〜44に空気を満たした
り、エアークッション41〜44から空気を抜くときには、
手作業で行なってもよいが、そのためのポンプをファク
シミリ装置に内蔵するのがよい。そして使用時にはその
ポンプによってエアークッション41〜44に空気を満た
し、運搬するときにはそのポンプによってエアークッシ
ョン41〜44から空気を抜く。
また、1つの空気孔から全てのエアークッション41〜44
に空気を満たすことができるとともに空気を抜くことが
できるように、エアークッション41〜44は、相互に連絡
していることが好ましい。
エアークッション41〜44に空気を満たしているときに
は、第6図(a),(b)に示すように、本体40の上下
から力が加えられたときに、それぞれエアークッション
41〜44が適宜に変形して、その外力を吸収し、それによ
って、車体から伝えられる振動を減衰することができ
る。
このエアークッションの他の例を第7図に示す。このエ
アークッション61は、球状のものであり、上述した実施
例のものと同様に本体40の角部に収納され、必要に応じ
て膨脹されるものである。このエアークッション61は、
ファクシミリ装置の本体40が座席に当接する部分に配置
すればよい。
また、この場合、本体40を座席に固定するためのベルト
は、本体40に直接取り付ける。
第8図は、エアークッションのさらに他の例を示してい
る。このエアークッション71は、円盤状のものであり、
ファクシミリ装置の本体40が座席に当接する部分に配置
する。
また、この場合、本体40を座席に固定するためのベルト
は、エアークッション71の上面に適宜に取り付ける。
なお、本体を座席に固定するためのベルトは、本体に直
接取り付けずに、エアークッションに取り付けたほう
が、座席からの振動が直接本体に伝わらないので好まし
い。
このようにして、エアークッションをファクシミリ装置
あぅの本体に取り付けることで、ファクシミリ装置に加
わる振動を減衰できる。また、エアークッションを使用
するので、ファクシミリ装置の重量が増加することがな
い。
[効果] 以上説明したように、本考案によれば、受信画像が記録
された受信紙を載置するスタッカーを被うためのスタッ
カーカバーを設けたので、風により記録紙が飛散するよ
うな事態を防止することができる。また、スタッカーカ
バーを読取終了後の原稿を載置する手段に兼用している
ので、装置を小型に構成することができる。風による受
信紙の飛散を防止できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるファクシミリ装置の一実施例を
示した概略構成図、第2図はスタッカーカバーの他の例
を示した斜視図、第3図はスタッカーとスタッカーカバ
ーのさらに他の例を示した部分側面図、第4図は振動吸
収機構の一例を示した斜視図、第5図(a)は運搬時の
エアークッションを例示した部分断面図、同図(b)は
使用時のエアークッションを例示した部粉断面図、第6
図(a)は非圧縮時のエアークッションの断面形状を示
した部分断面図、同図(b)は圧縮時のエアークッショ
ンの断面形状を示した部分断面図、第7図はエアークッ
ションの他の例を示した斜視図、第8図はエアークッシ
ョンのさらに他の例を示した斜視図である。 11,31……スタッカー、12,21,32……スタッカーカバ
ー、13……立上り部、14……側板、15,23……板、16…
…ストッパー、17……切欠、22……足。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体筐体に形成されて原稿を排出するため
    の原稿排出口と、 上記本体筐体の上記原稿排出口の下位置に形成されて記
    録紙を排紙する記録紙排出口と、 この記録紙排出口から排紙される記録紙を載置するスタ
    ッカーと、 所定の第1の位置に変位させた状態では、上記原稿排出
    口から排出される原稿を載置するとともに上記スタッカ
    ーに排出された記録紙をカバーする一方、所定の第2の
    位置に変位された状態では、上記スタッカーのカバーを
    解除するスタッカーカバー手段を備えたことを特徴とす
    る可搬型ファクシミリ装置。
JP1986131174U 1986-08-29 1986-08-29 可搬型フアクシミリ装置 Expired - Lifetime JPH0715234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986131174U JPH0715234Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 可搬型フアクシミリ装置

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JP1986131174U JPH0715234Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 可搬型フアクシミリ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6338456U JPS6338456U (ja) 1988-03-12
JPH0715234Y2 true JPH0715234Y2 (ja) 1995-04-10

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ID=31029371

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JP1986131174U Expired - Lifetime JPH0715234Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 可搬型フアクシミリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715227Y2 (ja) * 1986-06-24 1995-04-10 シャープ株式会社 フアクシミリ装置の用紙トレ−

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JPS6338456U (ja) 1988-03-12

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